JP2000176017A - 高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構 - Google Patents

高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構

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JP2000176017A
JP2000176017A JP10356668A JP35666898A JP2000176017A JP 2000176017 A JP2000176017 A JP 2000176017A JP 10356668 A JP10356668 A JP 10356668A JP 35666898 A JP35666898 A JP 35666898A JP 2000176017 A JP2000176017 A JP 2000176017A
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air pressure
pressure generating
port
generating mechanism
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Tomohisa Otake
智久 大竹
Mikio Yasukawa
幹男 安川
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動空気圧発生機構の騒音低減及び空気圧発
生源の長寿命化を課題とする。 【解決手段】 陽圧及び陰圧の両方の空気圧を同時に発
生する空気圧発生源52と接続され、陽圧又は陰圧を交
互に選択して出力し振動空気圧を発生する振動空気圧発
生機構21に、大気の吸気を行う取り込み口216bと
余剰な陽圧空気の排気を行う排気口216aとを設け、
取り込み口216bに生じる騒音の周波数特性に応じた
吸気用サイレンサ80を取り込み口216bに装備する
と共に、排気口216aに生じる騒音の周波数特性に応
じた排気用サイレンサ70を排気口216aに装備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動空気圧発生機
構に係り、特に、人工呼吸器への装備に好適な振動空気
圧発生機構に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自発呼吸を行わない状態で、患者
に対して酸素吸入を行う高頻度人工呼吸器が開発されて
いる。この高頻度人工呼吸器は、陽圧及び陰圧の両方の
空気を同時に発生するブロワと、これに接続される振動
空気圧を発生する振動空気圧発生機構と、振動空気圧に
より振動を付勢されて供給用の酸素に当該振動空気圧を
伝達するダイヤフラムと、酸素供給源と、酸素供給及び
呼気排出を行う管路とを有している。
【0003】上記高頻度人工呼吸器に装備された振動空
気圧発生機構100を図12に示す。この振動空気圧発
生機構100は、ブロワから陽圧を付勢される陽圧入力
ポート101とブロワから陰圧を付勢される陰圧入力ポ
ート102と大気中に開放された大気開放ポート103
と振動空気圧を出力する出力ポート104とが形成され
た筐体105と、陽圧入力ポート101と出力ポート1
04とを接続し且つ陰圧入力ポート102と大気開放ポ
ート103とを接続する第1の接続状態と陽圧入力ポー
ト101と大気開放ポート103とを接続し且つ陰圧入
力ポート102と出力ポート104とを接続する第2の
接続状態とを選択的に切り替える切り替え部材106
と、この切り替え部材106の切り替え動作を連続的に
付勢する駆動機構(図示略)とを備えている。
【0004】上記切り替え部材106は、筐体105の
内部において回転自在に装備されたバルブであり、その
回転により、陽圧入力ポート101と出力ポート104
とを連結し且つ陰圧入力ポート102と大気開放ポート
103を連結した状態(図12(A))から、陰圧入力
ポート102と出力ポート104とを連結し且つ陽圧入
力ポート101と大気開放ポート103を連結した状態
(図12(B))に切り替えることが可能である。そし
て、これらの接続が繰り返し交互に行われることによ
り、駆動機構に付勢される回転数と等しい周期で出力ポ
ート103から振動空気圧が発生し、大気開放ポート1
04からは、同一周期で大気の吸排気が行われる。
【0005】さらに、上記振動空気圧発生機構100で
は、出力ポート104は、ダイヤフラム機構に接続され
るため騒音はあまり生じないが、大気開放ポート103
は、大気に開放されているので騒音を生じる。このた
め、振動空気圧発生機構100の大気開放ポート103
には、サイレンサ110が装備されていた(図13)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、振動空気圧発生機構100の大気開放
ポート103が一つしかないため、余剰の陽圧空気の排
出と大気の取り込みとがかかる一つの大気開放ポート1
03により行われていた。従って、サイレンサ110も
一つしか装備されていなかった。
【0007】一方、ブロワからの余剰の陽圧空気による
騒音と、大気の取り込みによる騒音とは、周波数特性
(周波数ごとの音圧レベル)が異なっているため、単一
のサイレンサで、二種類の周波数特性に対応することが
できず、十分な騒音の低減が図れないという不都合があ
った。
【0008】また、通常、ブロワから供給される陽圧空
気は、圧縮されるために高温となっている。上述のよう
に、大気開放ポート103が共用されている場合には、
切り替え部材105の切り替え時に、大気開放ポート1
03付近及びサイレンサ110内部で滞留する余剰の陽
圧空気が陰圧入力ポート102を介してそのままブロワ
に戻り、当該ブロワの寿命低下を引き起こす可能性があ
った。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、空気圧発生源の長寿命
化及び十分な騒音の低減を図り得る高頻度人工呼吸器の
振動空気圧発生機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽圧及び陰圧
の両方の空気圧を同時に発生する空気圧発生源と接続さ
れ、陽圧又は陰圧を交互に選択して振動空気圧を出力す
る高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構に、大気の吸
気を行う取り込み口と余剰な陽圧空気の排気を行う排気
口とを設け、取り込み口から生じる騒音の周波数特性に
応じた吸気用サイレンサを取り込み口に装備すると共
に、排気口に生じる騒音の周波数特性に応じた排気用サ
イレンサを排気口に装備するという構成を採っている。
【0011】即ち、高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生
機構に、大気の吸気を行う取り込み口と余剰な陽圧空気
の排気を行う排気口とを別個独立で設け、一方に吸気用
サイレンサを、他方に排気用サイレンサを装備すること
により、余剰の陽圧空気の排気される場所と大気の取り
込みを行う場所とを分離することができ、余剰の陽圧空
気がそのまま高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構に
取り込まれることがない。
【0012】さらに、排気口と取り込み口とに生じる周
波数特性の異なる騒音に対して、排気用サイレンサと吸
気用サイレンサとで個別に消音を図るので、十分な騒音
の低減が図られる。
【0013】さらに、吸気用サイレンサとして、吸音材
にて囲まれた大気の通過する流路を形成する吸音流路
と、大気の通過領域に隣接する密閉空間を形成する仕切
りとこの密閉空間と通過領域とを連通する仕切りに設け
られた単一の連通口とを有する共鳴室とを備えるものを
使用しても良い。
【0014】また、吸気用サイレンサとして、大気が通
過する筒状に形成された防塵用の網目フィルタ部と、こ
れを覆う筒状のカバー部とを有するエアーフィルタを備
えるものを使用しても良い。
【0015】さらに、吸気用サイレンサとして、その幅
に比べてその長さが十分に長く設定された防音流路を備
えるものを使用しても良い。この場合、この防音流路
を、螺旋状に形成することがより望ましい。
【0016】また、排気用サイレンサとしては、吸音材
にて囲まれた陽圧空気の通過する流路を形成する吸音流
路と、密閉空間を形成する仕切りとこの仕切りに形成さ
れた陽圧空気の入口と出口とを有する膨張室とを備える
ものを使用しても良い。
【0017】そして、この排気用サイレンサには、陽圧
空気の通過領域に隣接する密閉空間を形成する仕切りと
この密閉空間と通過領域とを連通する仕切りに設けられ
た単一の連通口とを有する共鳴室を備えるものを使用し
ても良い。
【0018】上記螺旋流路部材は、気体がその流路を通
過することにより全周波数域に渡って騒音の音圧レベル
を低減しうるものである。
【0019】上記膨張室は、内部を気体が通過すること
により、ほぼ全域に渡る周波数の騒音の音圧レベルを低
減することを試験により確認している(参照図9
(A))。
【0020】上記共鳴室は、気体の通過領域に隣接する
密閉空間を形成する仕切りとこの密閉空間と通過領域と
を連通する仕切りに設けられた単一の連通口とを有して
いる。この共鳴室について、通過する気体が連通口を介
して共鳴室と隣接した状態にあっては、当該気体による
騒音の100[Hz]付近の周波数の低い音の音圧レベルを
低減することを試験により確認している(参照図9
(B))。
【0021】上記吸音流路は、吸音材にて大気の通過す
る流路を形成したものであり、かかる吸音流路を気体が
通過することにより、およそ500[Hz]以上の周波数の
高い音の音圧レベルを低減することを試験により確認し
ている(参照図9(C))。
【0022】これらのものを、騒音の周波数特性に応じ
て組み合わせて使用することによって、上記各サイレン
サは、効果的な騒音の低減を図っている。
【0023】本願発明は、以上のように作用し、これに
より、前述した目的を達成しようとするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
11に基づいて説明する。この実施形態では、患者Pに
対し酸素吸入と呼気排出を行う高頻度振動換気法(HF
O)の人工呼吸器12に振動空気圧発生機構20を装備
した例を示す。 人工呼吸器12は、図1に示すよう
に、酸素供給源としての吸気導入部62と、陽圧及び陰
圧の両方の空気圧を同時に発生するブロワ52(空気圧
発生源)と、ブロワ52で発生した陽圧又は陰圧を交互
に選択して所定の振動空気圧に変換する振動空気圧発生
機構20と、振動空気圧発生機構20からの振動空気圧
に付勢されて作動し,吸気導入部62から患者Pに供給
される酸素(厳密には空気と混合された酸素)に振動空
気圧を付勢するダイヤフラム機構56と、酸素を患者P
に供給すると共に呼気を排出する管路とを備えている。
【0025】上述の吸気導入部62は、外気と予め準備
された酸素とを吸入し混合するブレンダ621と、ブレ
ンダ621から送り出される空気を加湿する加湿器62
2とから構成されている。加湿器622には、加湿器6
22を経た吸気を患者Pへ供給する吸気管623が接続
されている。吸気管623には、ダイヤフラム機構56
の被加圧室563が連通されるとともに、その末端で三
方分岐管7を介して患者Pに至る末端吸気管605に接
続されている。この末端吸気管605の途中には、患者
Pの吸気状態を検出する圧力センサ624が取り付けら
れている。また、三方分岐管7には、下方に延設された
呼気の排出を行うための排気管604が装備されてい
る。
【0026】ダイヤフラム機構56は、加圧室562及
び被加圧室563と、加圧室562と被加圧室563と
の間を仕切るとともに伸縮自在の部材で形成されたダイ
ヤフラム561とを備えている。加圧室562は振動空
気圧管546を介して振動空気圧発生機構20が装備さ
れている。
【0027】さらに、この振動空気圧発生機構20は、
陽圧管521及び陰圧管522を介してブロワ52と接
続されている。このブロワ52は、陰圧管522から空
気を吸入し、その空気を陽圧管521から吐出する。
【0028】上記高頻度人工呼吸器12に装備された振
動空気圧発生機構20を略図的に図2に示す。この振動
空気圧発生機構20は、ブロワ52から陽圧を付勢され
る陽圧入力ポート214とブロワ52から陰圧を付勢さ
れる陰圧入力ポート215と大気中に開放された大気開
放ポート216a,216aと振動空気圧を出力する出
力ポート217とが形成された筐体21と、陽圧入力ポ
ート214と出力ポート217とを接続し且つ陰圧入力
ポート215と大気開放ポート216bとを接続する第
1の接続状態と陽圧入力ポート214と大気開放ポート
216aとを接続し且つ陰圧入力ポート215と出力ポ
ート217とを接続する第2の接続状態とを選択的に切
り替える切り替え部材22と、この切り替え部材22の
切り替え動作を連続的に付勢する駆動機構23とを備え
ている。
【0029】上記切り替え部材22は、筐体21の内部
において回転自在に装備されたバルブであり、その回転
により、陽圧入力ポート214と出力ポート217とを
連結し且つ陰圧入力ポート215と大気開放ポート21
6bを連結した状態(図2の切り替え部材22を実線で
示した状態であり、このときの大気及び陽圧空気の流れ
を実線矢印で示す)から、陰圧入力ポート215と出力
ポート217とを連結し且つ陽圧入力ポート214と大
気開放ポート216aを連結した状態(図2の切り替え
部材22を点線で示した状態であり、このときの大気及
び陽圧空気の流れを点線矢印で示す)に切り替えること
が可能である。そして、これらの接続が繰り返し交互に
行われることにより、駆動機構に付勢される回転数と等
しい周期で出力ポート217から振動空気圧が発生し、
各大気開放ポート216a,216bからは、同一周期
で大気の吸排気が行われる。
【0030】上述の大気開放ポート216aは、陽圧入
力ポート214と接続されることことにより余剰な陽圧
空気の排気を行う排気口として機能し、大気開放ポート
216bは陰圧入力ポート215と接続されることによ
り大気の吸気を行う取り込み口として機能する。
【0031】そして、図示の如く、大気開放ポート21
6aには、ここから生じる騒音の周波数特性に応じた排
気用サイレンサ70が装備され、大気開放ポート216
bには、ここから生じる騒音の周波数特性に応じた吸気
用サイレンサ80が装備される。
【0032】図3は排気用サイレンサ70の斜視図、図
4は排気用サイレンサ70の分解斜視図を示す。この排
気用サイレンサ70は、第1の膨張室71と第2の膨張
室72と吸音流路73と共鳴室74とを備えている。図
3では、この排気用サイレンサ70のおおよその寸法の
一例を表している。即ち、h1=510[mm]、w1=175[mm]であ
る。
【0033】第1及び第2の膨張室71,72は、それ
ぞれ、密閉空間を形成する仕切りとしての容器711,
721と、この容器711,721の壁面に形成された
貫通穴である陽圧空気の入口712,722と、同じく
貫通穴である出口713,723とを有している。
【0034】第1の膨張室71の入口712には、挿入
された状態で管状体714が装備されている。この管状
体714により、容器711の内部と外部との連通が図
られている。同様にして、出口713には、挿入された
状態で管状体715が装備されている。
【0035】管状体714の上流側端部は、大気開放ポ
ート216aに接続されている。また、管状体715に
おける容器711から外側となる端部は、第2の膨張室
72の容器721の壁面に設けられた貫通穴である入口
722に挿入されている。
【0036】従って、この第1の膨張室71には、陽圧
空気が入口712から容器711の内部に侵入し、出口
713から第2の膨張室72に排出される。
【0037】また、この第1の膨張室71は、共鳴室7
4と隣接している。この共鳴室74は、陽圧空気の通過
領域となる第1の膨張室71の容器711に隣接する密
閉空間を形成する仕切りとしての容器741と、この容
器741の内部を第1の膨張室71の容器711内部と
連通するための単一の連通口742とを備えている。
【0038】そして、第1の膨張室71の容器711に
は、連通口742に対応して貫通穴716が形成されて
いる。これら連通口742と貫通穴716に同時に挿入
された状態で管状体743が装備されている。従って、
この管状体743により、第1の膨張室71と共鳴室7
4とは、連通した状態となっている。但し、これらは、
単一の管状体743によって連通しているため、共鳴室
74の内部は、第1の膨張室71のように陽圧空気が通
過するのではなく、侵入した陽圧空気は、内部で滞留す
ることとなる。
【0039】一方、前述した第2の膨張室72は、その
出口723側で、吸音流路73と接続されている。従っ
て、第1の膨張室71から送られてきた陽圧空気は、容
器721内部を通過してこの吸音流路73に流れ込む。
この吸音流路73は、陽圧空気が通過する配管731
と、この配管731の周囲を包むように装備された吸音
材732と、吸音材732を収容する筐体733とを有
している。
【0040】吸音材732としては、発泡剤を混入した
樹脂から形成される発泡性の素材(例えば、ポリウレタ
ンのスポンジ,発泡スチロール等)や内部に空気を含み
やすい素材(例えば、綿,層状の布等)が好適である。
【0041】また、配管731は、筐体733の上面と
下面から突出しており、その上端部が第2の膨張室72
の出口723に挿入されている。そして、第2の膨張室
72を通過してきた陽圧空気がさらに配管731内を通
過して大気中に排出される。
【0042】ここで、図7と図8とに排気用サイレンサ
の他の例を示す。図7に示す排気用サイレンサ70A
は、第1の膨張室71Aと第2の膨張室72Aと吸音流
路73Aとを備え、共鳴室74がない点で前述の排気用
サイレンサ70と異なっている。この排気用サイレンサ
70Aの各部で上記排気用サイレンサ70と同一部分は
同符号を付して重複する説明は省略する。
【0043】細かい点では、第1の膨張室71Aの容器
711Aは、その上部が開放されており、第2の膨張室
72Aの容器721Aの底面部によって閉塞されてい
る。また、第1の膨張室71Aの容器711Aと第2の
膨張室72Aの容器721Aとは、筒状体715ではな
く、容器721Aに設けられた貫通穴である入口722
Aで連通している。
【0044】さらに、吸音流路73Aには、筐体733
がなく、第1の膨張室71Aの容器711Aの内部に直
接、配管731と吸音材732が装備されている。かか
る、排気用サイレンサ70Aは、共鳴室74を有しない
が、その他の構成では、排気用サイレンサ70とほぼ同
じである。共鳴室74は、後述するが、80〜200[Hz]程
度の周波数の低い音の音圧レベルを低減する効果を有し
ている。従って、排気の際に生じる騒音が上記周波数で
音圧レベルが高くない場合には、この排気用サイレンサ
70Aで十分に騒音の低減を図ることが可能である。
【0045】次に、図8に示す排気用サイレンサ70B
は、第1の膨張室71Bと第2の膨張室72Aと吸音流
路73Aと共鳴室74Bとから構成される。この排気用
サイレンサ70Bの各部で上記排気用サイレンサ70,
70Aと同一部分は同符号を付して重複する説明は省略
する。
【0046】細かい点では、第1の膨張室71Bの容器
711Bは、その上部が開放されており、第2の膨張室
72Aの容器721Aの底面部によって閉塞されてい
る。また、第1の膨張室71Bの容器711Bと第2の
膨張室72Aの容器721Aとは、筒状体715ではな
く、容器721Aに設けられた貫通穴である入口722
Aで連通している。
【0047】また、第1の膨張室71Bに隣接する共鳴
室74Bとは、容器711Bに設けられた貫通穴716
Bと容器741Bに設けられた連通口742Bとにより
連通している。
【0048】さらに、吸音流路73Aには、筐体733
がなく、第1の膨張室71Aの容器711Aの内部及び
共鳴室74Bの容器741Bを貫通して配管731と吸
音材732が装備されている。
【0049】かかる、排気用サイレンサ70Bは、排気
用サイレンサ70とほぼ同じ構成から成る。従って、排
気用サイレンサ70とほぼ同様の効果を有している。
【0050】図7は吸気用サイレンサ80の斜視図、図
8は吸気用サイレンサ80の分解斜視図を示す。この吸
気用サイレンサ80は、螺旋流路部材81と、吸音流路
82を備える逆L字状の配管83と、共鳴室84と、エ
アフィルタ85とを備えている。図7では、この吸気用
サイレンサ80のおおよその寸法の一例を表している。
即ち、h2=437[mm]、w2=275[mm]、l1=215[mm]、d1=200[m
m]である。
【0051】螺旋流路部材81は、図8に示すように、
円筒状の筐体811と、この筐体811の内部に設けら
れた断面螺旋状の壁面812とを備えている。筐体81
1の外周面上には大気取り込み口813が設けられ、ま
た、筐体811の中心部には排出口(図示略)が設けら
れている。この排出口は、配管83と連通している。従
って、大気取り込み口813から取り込まれた大気は、
螺旋状の壁面に沿って進行し、排出口に至って配管83
内に移動する。
【0052】この螺旋流路部材81は、内部の螺旋状の
壁面により、その幅に比べてその長さが十分に長く設定
された防音流路を構成する。かかる防音流路は、当該流
路の幅に対して大気の通過領域の長さが長ければ長いほ
ど防音効果を高めることが可能であるが、大気の取り込
みの際の流動損失を考慮して20〜40倍程度に設定するこ
とが望ましい。
【0053】配管83は、一端部から他端部まで連通し
ており、一端部には入口831が設けられ、他端部には
出口832が設けられている。入口831は、前述した
螺旋流路部材812の排出口と連通している。また、出
口832は、エアーフィルタ85と接続されている。
【0054】この配管83の内部であって入口831側
には、吸音流路82が装備されている。この吸音流路8
2は、吸音材により大気の通過する流路が形成されてい
る。この吸音材は、前述した吸音材732と同一の素材
が使用される。さらに、配管83の途中部分(屈曲部
分)には、外部に貫通した貫通口833が設けられてお
り、ここから後述する共鳴室84の連通口842と連通
している。
【0055】この共鳴室84は、大気の通過領域となる
配管83に隣接する密閉空間を形成する仕切りとしての
容器841と、この容器841の内部を配管83内部と
連通するための単一の連通口842とを備えている。
【0056】これら連通口842と前述した貫通口83
3により、配管83内部と共鳴室84とは、連通した状
態となっている。但し、これらは、単一の穴によって連
通しているため、大気は、共鳴室84の内部を通過する
というよりも容器841内部で滞留することとなる。
【0057】エアーフィルタ85は、下方が開口した筒
状のカバー部851と、このカバー部851に設けられ
た大気の入口852と、カバー部851の下部を閉塞す
る蓋部材855と、この蓋部材855に設けられた出口
854と、蓋部材855の上面に設けられた筒状の網目
フィルタ部853とを備えている。網目フィルタ部85
3は、メッシュ或いは繊維状のものであり、かかる出口
854を覆い塞ぐようにして蓋部材855上に装備され
ている。
【0058】入口852からカバー部851の内部に侵
入した大気は、フィルタ部853を介して出口854か
らカバー部851の外部に流出する。カバー部851の
内面とフィルタ部853との間には、若干の隙間が形成
されている。取り込まれた大気は、かかる隙間を通過し
且つフィルタ部853を通過することにより、含有する
塵芥が除去され且つその騒音が低減される。
【0059】また、出口854の後端部は、振動空気圧
発生機構20の大気開放ポート216bに接続されてい
る。このため、入口852から容器851内に侵入した
大気は、必ずフィルタ部853を通過して出口854に
至るため、通過する大気は、その中に含む塵芥が除去さ
れた状態で、振動空気圧発生機構20に吸引される。
【0060】上述した排気用サイレンサ70に装備され
た各膨張室71,72は、内部を気体が通過することに
より、ほぼ全域に渡る周波数(100〜4000[Hz]程度)の
騒音の音圧レベルを低減することが試験により観測され
ている(参照図9(A))。
【0061】排気用サイレンサ70又は吸気用サイレン
サ80に装備された各共鳴室74,84は、内部が気体
を通過することにより、当該気体による騒音の100[Hz]
付近(80〜200[Hz]程度)の周波数の低い音の音圧レベ
ルを低減することを試験により確認した(参照図9
(B))。
【0062】排気用サイレンサ70又は吸気用サイレン
サ80に装備された各吸音流路732,82は、内部を
気体が通過することにより、およそ500[Hz]以上(5000
[Hz]まで)の周波数の高い音の音圧レベルを低減するこ
とを試験により確認した(参照図9(C))。
【0063】吸気用サイレンサ80に装備された螺旋流
路部材811は、ほぼ全域に渡る周波数(100〜4000[H
z]程度)の騒音の音圧レベルを低減する 図10は、上述の排気用サイレンサ70を使用した場合
と使用しない場合との、周波数ごとの音圧レベルの特性
を示す線図である。かかる図に示されるように、排気用
サイレンサ70がない場合には、125[Hz]及び5000[Hz]
付近で特に音圧レベルが高くなっていたが、排気用サイ
レンサ70の装備により全体的に充分に音圧レベルが低
減され目標値もほぼ達成されているのが分かる。
【0064】図11は、上述の吸気用サイレンサ80を
使用した場合と使用しない場合との、周波数ごとの音圧
レベルの特性を示す線図である。かかる図に示されるよ
うに、吸気用サイレンサ80がない場合には、160[Hz]
及び2500[Hz]付近で特に音圧レベルが高くなっていた
が、吸気用サイレンサ80の装備により全体的に充分に
音圧レベルが低減され目標値もほぼ達成されているのが
分かる。
【0065】このように、振動空気圧発生機構20の大
気開放ポートを陽圧排気用と大気取り込み用とに分離
し、各大気開放ポート216a、216bに生じる騒音
に対応する排気用サイレンサ70と吸気用サイレンサ8
0とをそれぞれ装備したことことによって、二種類の周
波数特性の騒音に個別に対処することができ、振動空気
圧発生機構の騒音の低減をより効果的に図ることが可能
となる。
【0066】また、排気用サイレンサ70は、膨張室7
1,72,吸音流路73及び共鳴室74を組み合わせて
備えているため、それら各々の特性に応じた騒音の周波
数帯域での音圧レベルを低減し、大気開放ポート216
aから生じる騒音を効果的に低減することが可能となっ
ている。
【0067】また、吸気用サイレンサ80は、螺旋流路
部材81,吸音流路83及び共鳴室84を組み合わせて
備えているため、それら各々の特性に応じた騒音の周波
数帯域での音圧レベルを低減し、大気開放ポート216
bから生じる騒音を効果的に低減することが可能となっ
ている。
【0068】さらに、振動空気圧発生機構20の大気開
放ポートを陽圧排気用と大気取り込み用とに分離し、各
大気開放ポート216a、216bごとにサイレンサを
別個に装備したことにより、余剰の陽圧空気の排出位置
と大気の取り込み位置とが分離され、これによって、高
温の陽圧空気が取り込まれてブロワ52に送られる不都
合の発生を有効に回避し、ブロワ52の長寿命化を図る
ことが可能となる。
【0069】次に、人工呼吸器12の全体動作を説明す
る。吸気導入部62から吸気(酸素)の供給が開始さ
れ、ブロワ52が駆動を開始する。ブロワ52から発生
した陽圧と陰圧とは、振動空気圧発生機構20で振動空
気圧となり、ダイヤフラム機構56に伝達される。ダイ
ヤフラム機構56では、振動空気圧の周期によってダイ
ヤフラム561が振動し、ダイヤフラム561の振動が
吸気管623内の圧力を変化させる。
【0070】従って、吸気管623内を通過する吸気は
振動空気圧を受け、これによって、自発呼吸していない
状態にあっても、患者の肺の内部まで到達し、吸気中の
酸素が肺に浸透する。また、供給される吸気とは振動状
態で患者の肺に到達する。また、肺から生じる二酸化炭
素を含んだ呼気は、吸気とは逆方向に末端吸気管605
内を進行し、排気管604から排出される。このとき、
同一の末端吸気管内を吸気と呼気とが逆方向に進行する
のは、三方分岐管7が、末端吸気管605内を吸気の通
過する領域と呼気の通過する領域とに二分するガイドと
しての機能を備えているためである。
【0071】
【発明の効果】本発明は、高頻度人工呼吸器の振動空気
圧発生機構に余剰の陽圧空気の排気口と大気の取り込み
口とを設け、排気口に生じる騒音に対応する排気用サイ
レンサを装備すると共に取り込み口に生じる騒音に対応
する吸気用サイレンサを装備したことことによって、二
種類の周波数特性の騒音に個別に対処することができ、
高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構の騒音の低減を
より効果的に図ることを可能としている。
【0072】さらに、高頻度人工呼吸器の振動空気圧発
生機構に陽圧空気の排口と大気取り込み用の取り込み口
とを別個に設け、それぞれにサイレンサを別個に装備し
たことにより、余剰の陽圧空気の排出位置と大気の取り
込み位置とが分離され、これによって、高温の陽圧空気
が取り込まれて空気圧発生源に送られる不都合の発生を
有効に回避し、空気圧発生源の長寿命化を図ることが可
能となる。
【0073】また、吸気用サイレンサに、吸音流路と共
鳴室とを組み合わせて備える構成をした場合、騒音を全
域に渡って低減するとともに、騒音の周波数の内の低周
波部分について特に低減し、取り込み口で生じる騒音に
より効果的である。
【0074】さらに、吸気用サイレンサにエアーフィル
タを備えた場合には、フィルタ部により、取り込まれた
大気から塵芥を除去することができると共に、カバー部
とフィルタ部との隙間に大気を通過させることにより、
騒音の低減を図ることができる。
【0075】さらに、この吸気用サイレンサに所定の長
さの防音流路を装備した場合には、大気が長手の流路内
を通過することにより、騒音の周波数の全域に渡る低減
効果をさらに強化することが可能となる。この防音流路
を螺旋状に形成した場合には、当該防音流路を小さなス
ペースで長めに設定することができ、装置の小型化又は
より防音効果の増強を図ることが可能となる。
【0076】また、排気用サイレンサは、膨張室及び吸
音流路を組み合わせて備えている場合、騒音を全域に渡
って低減するとともに、騒音の周波数の内の高周波部分
について特に低減し、排気口で生じる騒音により効果的
である。
【0077】また、この排気用サイレンサに共鳴室を備
えた場合には、騒音の周波数の内の低周波部分について
もより低減することができ、さらなる騒音低減効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る人工呼吸器を示す構成図
である。
【図2】各サイレンサを備えた振動空気圧発生機構のブ
ロック図である。
【図3】図2に示した排気用サイレンサの斜視図であ
る。
【図4】排気用サイレンサの分解斜視図である。
【図5】他の排気用サイレンサの分解斜視図である。
【図6】さらに他の排気用サイレンサの分解斜視図であ
る。
【図7】図2に示した吸気用サイレンサの斜視図であ
る。
【図8】吸気用サイレンサの分解斜視図である。
【図9】図9(A)は膨張室の騒音低減の周波数特性を
示し、図9(B)は共鳴室の騒音低減の周波数特性を示
し、図9(C)は吸音部流路の騒音低減の周波数特性を
示す。
【図10】排気口に生じる騒音と排気用サイレンサによ
り低減された騒音の周波数特性を示す線図である。
【図11】吸気口に生じる騒音と吸気用サイレンサによ
り低減された騒音の周波数特性を示す線図である。
【図12】図12(A)は従来の高頻度人工呼吸器の振
動空気圧発生機構の第1の接続状態を示す模式図であ
り、図12(B)は従来の高頻度人工呼吸器の振動空気
圧発生機構の第2の接続状態を示す模式図である。
【図13】サイレンサを備えた高頻度人工呼吸器の振動
空気圧発生機構の従来の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 人工呼吸器 52 ブロワ(空気圧発生源) 20 高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構 216a 大気開放ポート(排気口) 216b 大気開放ポート(取り込み口) 70 排気用サイレンサ 71,72 膨張室 711,721 容器(仕切り) 712,722 入口 713,723 出口 73,83 吸音流路 732 吸音材 74,84 共鳴室 741,841 容器(仕切り) 742,842 連通口 80 吸気用サイレンサ 81 螺旋流路部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽圧及び陰圧の両方の空気圧を同時に発
    生する空気圧発生源と接続され、前記陽圧又は前記陰圧
    を交互に選択して振動空気圧を出力する振動空気圧発生
    機構に、大気の吸気を行う取り込み口と余剰な陽圧空気
    の排気を行う排気口とを設け、 前記取り込み口に生じる騒音の周波数特性に応じた吸気
    用サイレンサを前記取り込み口に装備すると共に、前記
    排気口に生じる騒音の周波数特性に応じた排気用サイレ
    ンサを前記排気口に装備することを特徴とする高頻度人
    工呼吸器の振動空気圧発生機構。
  2. 【請求項2】 前記吸気用サイレンサは、吸音材にて囲
    まれた前記大気の通過する流路を形成する吸音流路と、
    前記大気の通過領域に隣接する密閉空間を形成する仕切
    りとこの密閉空間と前記通過領域とを連通する前記仕切
    りに設けられた単一の連通口とを有する共鳴室と、を備
    えることを特徴とする請求項1記載の高頻度人工呼吸器
    の振動空気圧発生機構。
  3. 【請求項3】 前記吸気用サイレンサが、前記大気が通
    過する筒状に形成された防塵用の網目フィルタ部と、こ
    れを覆う筒状のカバー部とを有するエアーフィルタを備
    えることを特徴とする請求項2記載の高頻度人工呼吸器
    の振動空気圧発生機構。
  4. 【請求項4】 前記吸気用サイレンサが、その幅に比べ
    てその長さが十分に長く設定された防音流路を備えるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の高頻度人工呼吸器
    の振動空気圧発生機構。
  5. 【請求項5】 前記防音流路を、螺旋状に形成したこと
    を特徴とする請求項4記載の高頻度人工呼吸器の振動空
    気圧発生機構。
  6. 【請求項6】 前記排気用サイレンサが、吸音材にて囲
    まれた前記陽圧空気の通過する流路を形成する吸音流路
    と、密閉空間を形成する仕切りとこの仕切りに形成され
    た前記陽圧空気の入口と出口とを有する膨張室と、を備
    えることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載
    の高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構。
  7. 【請求項7】 前記排気用サイレンサが、前記陽圧空気
    の通過領域に隣接する密閉空間を形成する仕切りとこの
    密閉空間と前記通過領域とを連通する前記仕切りに設け
    られた単一の連通口とを有する共鳴室を、備えることを
    特徴とする請求項6記載の高頻度人工呼吸器の振動空気
    圧発生機構。
JP10356668A 1998-12-07 1998-12-15 高頻度人工呼吸器の振動空気圧発生機構 Pending JP2000176017A (ja)

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