JP2000175743A - ブラシ - Google Patents

ブラシ

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JP2000175743A
JP2000175743A JP10354074A JP35407498A JP2000175743A JP 2000175743 A JP2000175743 A JP 2000175743A JP 10354074 A JP10354074 A JP 10354074A JP 35407498 A JP35407498 A JP 35407498A JP 2000175743 A JP2000175743 A JP 2000175743A
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JP
Japan
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fiber bundle
brush
fiber
fiber bundles
bundle group
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JP10354074A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Notomi
哲夫 納富
Ikko Notomi
一侯 納富
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のブラシでは、角になった部分の内側、
凹凸部の底、溝になった箇所などの挾隘部にはその繊維
束の先端が十分に届かず、これら箇所からの掃き出しは
十分に行うことができなかった。 【解決手段】 基板1の基準面2から多数の繊維束3が
植設されているブラシにおいて、側方から見て繊維束群
5が放射状になる様に、外側の繊維束3ほど外側に傾い
て植設し、繊維束群5の上端面6は水平になる様に切り
そろえ、繊維束群5の縁に鋭角部7を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はブラシ、詳しくは
挾隘箇所からの掃き出し機能にすぐれたブラシに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】基板の基準面から多数の弾力を有する繊
維束が植設されているブラシは、被対象物表面に付着あ
るいは堆積している付着物や汚れを取り除く機能を有し
ており、歯ブラシ、デッキブラシ等日常生活のあらゆる
場面で使用されている。従来のブラシは図1及び図2に
示す様に、基板1の基準面2からすべての繊維束3がほ
ぼ平行に植設されているのが普通であり、その水平に切
りそろえられた上端面6を対象物表面に接触させて往復
運動させることにより付着物などを掃き出していた。な
お、図2は、図1に示すブラシを図1において矢印A方
向から見たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のブラシは、
平坦な部分からの付着物の除去は何ら問題なく実施でき
るが、角や隅になった部分の内側など狭い部分には繊維
束先端が届きにくい為、この部分の付着物や汚れの掃き
出しは十分に行うことができなかった。歯ブラシに例を
とれば、歯牙中央部表面からの汚れや食物滓の除去は比
較的容易に行えるが、歯牙と歯牙との境目には繊維束先
端がなかなか届きにくく、この部分からの掃き出しは容
易ではなかった。同様にデッキブラシの場合も、凹凸部
や角部の奥の方には繊維束が届きにくく、この部分から
の掃き出しは十分に行うことができなかった。
【0004】本発明者はブラシに関する上記問題点を解
決すべく研究を行った結果、ブラシの繊維束の植設角度
に工夫を加えることにより、いままでのブラシでは不可
能であった角部の内側や凹凸部の底などからの掃き出し
も容易に行うことができる便利なブラシを開発すること
に成功し、本発明としてここに提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板1の基
準面2から多数の繊維束3が植設されているブラシにお
いて、側方から見て繊維束群5が放射状になる様に、外
側の繊維束3ほど外側に傾けて植設し、繊維束群5の上
端面6を水平になる様に切りそろえ、繊維束群5の縁に
鋭角部7を形成することにより、上記課題を解決せんと
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図3はこの発明に係るブラシの一
実施形態の正面図、図4はこのブラシを図3における矢
印B方向から見たその側面図である。図中、1はこのブ
ラシの基板であり、柄4の一端に設けられており、この
基板1の基準面2からは弾性に富む繊維束3が所定の間
隔で植設されている。この繊維束3は図2に示す様に側
方から見て放射状になる様に、外側の繊維束3ほど外側
に傾いて植設されている。そして、これら繊維束3から
構成される繊維束群5の上端面6は水平になる様に切り
そろえられている。
【0007】従って、繊維束3の外側辺と上端面6との
間の角度は60°乃至45°程度の鋭角に形成されてお
り、繊維束群5の縁には鋭角部7が形成されている。こ
の実施の形態においては鋭角部7は一対の縁に形成され
ているが、図5及び図6に示す実施の形態の様に繊維束
群5の全周縁、即ち縦、横すべての縁に形成しても良
く、この場合には鋭角部7は合計4個となる。なお、図
5は、図6に示すブラシを図6において矢印C方向から
見たその側面図である。
【0008】又、上記実施の形態においては、基準面2
は平坦状になっているが、図7及び図8に示す実施の形
態の様に基準面2´を前後的あるいは左右的に円弧状に
しても良く、更に、基準面2´全体を半球面状としても
良い。基準面2´を円弧状あるいは半球面状とした場
合、繊維束3の放射状植設が容易かつ確実となると共
に、基板1の大きさをコンパクトにでき、ブラシ全体の
水洗いなどの清掃作業が容易となる。又、コンパクト化
により、スペースの小さい口腔内などでもブラッシング
が容易に行える特性を持つことになる。なお、図8は、
図7に示すブラシを図7において矢印D方向から見たそ
の側面断面図である。
【0009】次に、このブラシの使用法について説明す
ると、平坦部あるいは周囲の開けた場所の掃き出し作業
はその上端面6を用いて従来のブラシと同様に行うと共
に、角部の内側や凹んだ場所など挾隘箇所からの掃き出
し作業を行う場合には、このブラシの鋭角部7を用い、
図9に示す様に鋭角部7を挾隘箇所8に当接して往復運
動を行い、この挾隘箇所8に堆積あるいは付着している
汚れや付着物を掃き出す。この際、このブラシの鋭角部
7は縁がとがった状態となっているので、その先端は挾
隘箇所の底や隅の部分にまで十分に達することができ、
この部分の掃き出しを確実に実施できる。又、繊維束3
は放射状に植設されているので、このブラシをどの様な
角度で被対象物表面に当接させても、いずれかの繊維束
3は必ず垂直的に被対象物表面に当接することになり、
最も効率のよい状態でブラッシングを行うことができ
る。
【0010】従って、このブラシを歯ブラシに応用した
場合には、その鋭角部7を使用して歯牙と歯牙の間の挾
隘部や裏側の挾隘部など従来の歯ブラシでは掃き出しが
困難であった箇所の掃き出しを簡単に行うことができ
る。同様に、このブラシをデッキブラシに応用した場
合、角になった部分の内側や凹部の底等の掃き出し作業
や、タイルの目地部分あるいは溝状になった部分からの
掃き出し作業も容易に実施することができる。
【0011】
【発明の効果】この発明に係るブラシは上述の通りの構
成を有するものであり、従来のブラシにおいては対応が
困難であった箇所からの掃き出しを確実に行うことがで
き、歯ブラシ、デッキブラシ、その他各種掃き出し用ブ
ラシとして利用価値が高く、極めて実用的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブラシの側面図。
【図2】従来のブラシの正面図。
【図3】この実施に係るブラシの一実施の形態の正面
図。
【図4】その側面図。
【図5】他の実施の形態の側面図。
【図6】その側面図。
【図7】更に他の実施の形態の正面図。
【図8】更に他の実施の形態の側面図。
【図9】実施の形態の使用状況を説明する為の正面図。
【符号の説明】
1 基板 2 基準面 3 繊維束 4 柄 5 繊維束群 6 上端面 7 鋭角部 8 挾隘箇所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板1の基準面2から多数の繊維束3が
    植設されているブラシにおいて、側方から見て繊維束群
    5が放射状になる様に、外側の繊維束3ほど外側に傾い
    て植設されており、繊維束群5の上端面6は水平になる
    様に切りそろえられており、繊維束群5の縁に鋭角部7
    が形成されていることを特徴とするブラシ。
  2. 【請求項2】 鋭角部7が繊維束群5の一対の縁に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のブラシ。
  3. 【請求項3】 鋭角部7が繊維束群5の周縁すべてに形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のブラシ。
  4. 【請求項4】 基板1の基準面2´が円弧状あるいは半
    球面状となっていることを特徴とする請求項1記載のブ
    ラシ。
JP10354074A 1998-12-14 1998-12-14 ブラシ Pending JP2000175743A (ja)

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