JP2000174799A - 電子メール集配システム - Google Patents

電子メール集配システム

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JP2000174799A JP34394198A JP34394198A JP2000174799A JP 2000174799 A JP2000174799 A JP 2000174799A JP 34394198 A JP34394198 A JP 34394198A JP 34394198 A JP34394198 A JP 34394198A JP 2000174799 A JP2000174799 A JP 2000174799A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの集配を計画的に行うことによ
り、呼の集中を回避し、経済的に電子メールの送受信を
行うことができる電子メール集配システムを提供する。 【解決手段】 アクセス回線18を挟んで電子メール端
末10側に受信メール記憶装置14と送信メール記憶装
置16を設けるとともに、電話網交換機20は電子メー
ル集配のための呼であることを示す識別信号を端末アダ
プタ12に発呼し、端末アダプタ12は該識別信号を受
信するとホストコンピュータ32並びに受信メール記憶
装置14及び送信メール記憶装置16との間で電子メー
ルの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線(アクセ
ス回線)を利用した電子メールの送受信(集配)を行う
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆回線(アクセス回線)を介し
てインターネットに接続するには、ダイヤルアップと呼
ばれる手続を用いて適当なアクセスポイントに接続して
いた。このダイヤルアップ接続は、ユーザの端末側から
接続を開始するものである。電子メールを利用するユー
ザは、このダイヤルアップ接続によりインターネットに
接続し、所定のホストコンピュータ(メールサーバ)に
アクセスして電子メールの送受信を行っていた。
【0003】ところで、インターネットを効率的に利用
するために、特開平10−126407に開示されたア
ダプタが開発されている。このISDNアダプタは、I
SDN回線を介してホストコンピュータへ電子メールを
送受信するような場合に用いられる。このISDNアダ
プタを利用すると、ダイヤルアップ接続を行うことな
く、電子メールの着信通知が得られる。これにより、電
子メールを利用するユーザは、着信通知がある場合又は
ユーザ側からメールを送信したい場合にのみダイヤルア
ップ接続をすればよい。すなわち、着信メールの有無を
確認するためだけの無駄な接続を無くすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイヤ
ルアップ接続は、前述したようにユーザの端末側からア
クセスポイントに接続するものである。このため、多く
のユーザが利用する時間帯には、接続のための呼が集中
し、アクセスポイントに接続しにくくなることがしばし
ば生じていた。このような接続しにくい事態の発生を防
ぐためには、大容量のアクセスポイントを設置する必要
がある。しかしながら、大容量アクセスポイントの設置
は、インターネットプロバイダ(以下、プロバイダとす
る)にとって経済的に大きな負担となる。
【0005】一方、特に頻繁に電子メールを送受信する
ユーザにとっては、送受信毎にダイヤルアップ接続する
必要があるため、ダイヤル通話料金や接続料金のコスト
がかかるという問題もある。また、着信をユーザに通知
する上記ISDNアダプタを利用しても、メールを受信
するには、アクセス回線を介してユーザ端末側からダイ
ヤルアップをすることに変わりはない。したがって、多
くのユーザが利用する時間帯には、アクセスポイントへ
の接続が困難になることを回避できるわけではない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、電子メールの集配を
計画的に行うことにより、呼の集中を回避し、経済的に
電子メールの送受信を行うことができる電子メール集配
システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、電子メール端末を、アクセス
回線を介して回線交換機と接続して、パケット網及びパ
ケット網交換機を介して回線交換機と接続するホストコ
ンピュータとの間で電子メールの送受信を行う電子メー
ル集配システムにおいて、電子メール端末は端末アダプ
タを介してアクセス回線に接続し、回線交換機は、電子
メールの集配を行う際には、電子メール集配のための呼
であることを示す識別信号を端末アダプタに対して発呼
し、アクセス回線を挟んで電子メール端末側には、電子
メール端末への電子メールを蓄積する受信メール蓄積手
段と、電子メール端末からの電子メールを蓄積する送信
メール蓄積手段とを有し、端末アダプタは、受信メール
蓄積手段及び送信メール蓄積手段と接続するとともに、
回線交換機からの前記識別信号を受信すると、ホストコ
ンピュータ並びに受信メール蓄積手段及び送信メール蓄
積手段との間で電子メールの送受信を行うことを特徴と
するものを提案する。
【0008】本発明によれば、回線交換機から端末アダ
プタに識別信号を発呼すると、端末アダプタはホストコ
ンピュータ並びに受信メール蓄積手段及び送信メール蓄
積手段との間で電子メールの送受信を行う。したがっ
て、ユーザは、電子メール端末から端末アダプタに対し
て電子メールの送受信を行えばよい。つまり、ユーザ側
からの無駄な接続を減らすことができるので経済的なも
のとなる。また、回線交換機からの発呼を計画的に行う
ことにより呼の集中を防ぐことができる。
【0009】また、請求項2の発明では、前記回線交換
機は交換機網アダプタを介してパケット網交換機と接続
し、交換機網アダプタは電子メール端末宛の電子メール
を保管する電子メール保管手段を有し、前記回線交換機
は電子メールの集配時に電子メール保管手段に保管され
ている電子メールを送信することを特徴とするものを提
案する。
【0010】本発明によれば、回線交換機による前記電
子メールの集配時に、電子メール保管手段に保管されて
いる電子メールが端末アダプタに対して送信されるの
で、随時到着する電子メールを計画的にまとめて前記受
信メール蓄積手段に蓄積することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態にかかる電子メール集配システムについ
て図1及び図2を参照して説明する。図1は電子メール
集配システムのシステム構成図、図2は電子メール集配
システムにおける集配シーケンスを説明する図である。
【0012】図1に示すように、ユーザの電子メール端
末10は回線交換機である電話網交換機20に対してア
クセス回線18を介して接続している。また、電子メー
ル端末10は、インターネット等のパケット網30にお
いて電子メールを扱うホストコンピュータ32やパケッ
ト網交換機26に間接的に接続している。本発明では、
電子メール端末10とホストコンピュータ32との間で
電子メールの送受信を行う電子メール集配システムにつ
いて、新たに次のような装置を設置する。
【0013】すなわち、電子メール端末10は、端末ア
ダプタ12を介してアクセス回線18に接続している。
また、アクセス回線18を挟んで電子メール端末10側
には、受信メール記憶装置14と送信メール記憶装置1
6とを設置している。この受信メール記憶装置14及び
送信メール記憶装置16は端末アダプタ12と接続して
いる。受信メール記憶装置14は、電話網交換機20側
からの電子メールを蓄積するものである。また、送信メ
ール記憶装置16は、電子メール端末10側からの電子
メールを蓄積するものである。なお、この端末アダプタ
12には、例えばFAXや電話機等の通常端末40も接
続している。
【0014】ここで、端末アダプタ12、受信メール記
憶装置14及び送信メール記憶装置16は、例えば、I
SDN回線に接続する端末側のDSU(個々では、端末
アダプタに相当する)にディスクを装備して実現され
る。また、この場合には、ディスクの中に「受信箱ディ
レクトリ」と「送信箱ディレクトリ」とを作成すること
により、それぞれ受信メール記憶装置14と送信メール
記憶装置16とを実現することができる。したがって、
ユーザは送信したい電子メールを送信箱ディレクトリに
セーブしておくことになる。
【0015】電話網28と接続する電話網交換機20
は、アクセス回線18を介して端末アダプタ12と接続
している。また、電話網交換機20は、インターネット
等のパケット網30に接続するために、パケット網交換
機26と接続する交換機網アダプタ22と接続してい
る。さらに、電話網交換機20は、交換機網アダプタ2
2を介して着信メール一時保管装置24と接続してい
る。着信メール一時保管装置24は、後述する電子メー
ルの集配を行うまでの間に随時到着する電子メールを、
一時的に電話網交換機20側に保管するために設けられ
ている。
【0016】本発明の電子メール集配システムの特徴的
な点は、電話網交換機20が電子メール集配のための呼
であることを示す識別信号を発呼する機能を有してるこ
とである。端末アダプタ12は、電話網交換機20側か
らの識別信号を受信することにより、送受信された電子
メールの集配を電話網交換機20と端末アダプタ12と
の間で行うものである。
【0017】このような構成を有する電子メール集配シ
ステムにおける電子メールの配送手順を、図2の集配シ
ーケンスを参照して説明する。なお、図2においては、
電子メールの集配シーケンスを示すとともに、各装置の
位置を示す線を破線とした部分において平常時のシーケ
ンスを示している。
【0018】本発明の最大の特徴点として、電話網交換
機20は自動的に所定のスケジュールに従い端末アダプ
タ12に対して電子メール集配のための発呼を行う(ス
テップS1)。ここで、所定のスケジュールとしては、
例えば、一定の頻度(例えば一時間に数回)で当該発呼
を行うものである。また、当該発呼の際には、電子メー
ル集配のための呼であることを示す識別信号を送出す
る。
【0019】端末アダプタ12は、当該識別信号を受信
すると、電話機やFAXなどの通常端末40の呼び出し
ベルを鳴らさずに、まず電話網交換機20側との接続を
確立する(ステップS2)。図2の集配シーケンスで
は、端末アダプタ12から接続確認信号を、電話網交換
機20に向けて送出することにより接続を確立してい
る。そして、電話網交換機20側との接続を確立した後
に、電子メールの集配処理を開始する。
【0020】電子メールの集配処理が開始されると、す
なわち端末アダプタ12からの接続確立信号を電話網交
換機20が受け取ると、電話網交換機20は交換機網ア
ダプタ22を介して着信メール一時保管装置に格納され
ている当該端末10宛の電子メールを取り出す。図2の
集配シーケンスでは、まず電話網交換機20が着信メー
ル一時保管装置24に向け受信メール取出信号を出力す
る(ステップS3)。着信メール一時保管装置24は、
当該受信メール取出信号を受信すると、受信メールを電
話網交換機20に送出する(ステップS4)。この後
に、電話網交換機20は、取り出した電子メールを端末
アダプタ12に向けて送出する(ステップS5)。
【0021】電話網交換機20は、着信メール一時保管
装置22に格納されている全ての受信メールを端末アダ
プタ12へ転送し終わると、端末アダプタ12に向けて
集配終了の信号を送出する(ステップS6)。ここで、
集配終了の信号は、着信メール一時保管装置22にユー
ザ端末10宛の受信メールが格納されていない場合、つ
まり、前回の集配時以降の受信メールが1件もなかった
場合にも送出する。
【0022】一方、端末アダプタ12は、電話網交換機
20から送られてきたメールを受信すると、この受信し
たメールを受信メール記憶装置14に格納する(ステッ
プS7)。また、端末アダプタ12は、この格納処理を
行うとともに、送信メール記憶装置16に格納されてい
る電子メールを取り出し(ステップS8,S9)、電話
網交換機20に送出する(ステップS10)。図2のシ
ーケンスでは、電話網交換機20からの集配終了信号を
端末アダプタ12が受け取ると、端末アダプタ12は送
信メールの取り出し指示を送信メール記憶装置16に向
けて行う(ステップS8)。これにより、送信メール記
憶装置16から電子メールが取り出される(ステップS
9)。電話網交換機20は、端末アダプタ12から送出
された電子メールを、当該メールの宛先に応じて交換機
網アダプタ22を介して着信メール一時保管装置22又
はパケット網交換機26に転送する(ステップS11,
S12)。転送された電子メールはインターネット等の
パケット網30を通してホストコンピュータ32又は宛
先となる他の電子メール端末へ届けられる。
【0023】着信メール一時保管装置22に格納されて
いた当該電子メール端末10宛のメールの転送、及び、
送信メール記憶装置16に格納されていた送信メールの
転送が全て終了すると、電子メールの集配処理は終了す
る。この集配処理の終了後に電話網交換機20と端末ア
ダプタ12の間の接続は切断される。図2のシーケンス
では、端末アダプタ12から電話網交換機20へ集配終
了の信号を返信し(ステップS13)、該信号を受けた
電話網交換機20が端末アダプタ12へ向けアクセス回
線18の接続を切断をしている(ステップS14)。
【0024】一方、平常時においては、図2の右下部に
示すように、電子メール端末10が電子メールの送受信
を行うには、アクセス回線18を使用することがない。
すなわち、受信メール記憶装置14には前回の集配処理
で受信した電子メールが蓄積されているので、端末アダ
プタ12を介して当該メールを取り出し読むことができ
る(ステップS21,S22)。また、端末アダプタ1
2を介して送信したいメールを送信メール記憶装置16
に格納すれば、次回の集配処理時に当該メールが送信さ
れる(ステップS23,S24)。
【0025】他方、パケット網交換機26側について
は、図2の左下部に示すように、自動集配するように予
め登録されている端末宛の電子メールをパケット網3
0、つまりパケット網交換機26側から受けたときは、
アクセス回線18を使用することなく、着信メール一時
保管装置24に格納する(ステップS31)。
【0026】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態にかかる電子メール集配システムについて
図3及び図4を参照して説明する。図3は電子メール集
配システムのシステム構成図、図4は電子メール集配シ
ステムにおける集配シーケンスを説明する図である。な
お、図において第1の実施の形態と同じ構成のものは同
一の符号を付した。
【0027】本実施の形態の電子メール集配システムが
前記第1の実施の形態のものと相違する点は、図3に示
すように、交換機網アダプタと着信メール一時保管装置
を省いた構成になっていることである。他の構成につい
ては、第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
【0028】次に、本実施の形態の電子メール集配シス
テムにおける各装置の動作について図4を参照して説明
する。なお、図4においては、電子メールの集配シーケ
ンスを示すとともに、各装置の位置を示す線を破線とし
た部分においては平常時のシーケンスを示している。
【0029】まず、電話網交換機20と端末アダプタ1
2との接続の確立動作は、前述の電子メール集配システ
ムと同じであり、接続が確立すると電子メールの集配処
理を開始する(ステップS41,S42)。この集配処
理開始によって、電話網交換機20はパケット網交換機
26を介してインターネット等のパケット網30に接続
をする。このインターネット接続によって、ホストコン
ピュータ32に格納されている当該端末10宛の電子メ
ールを取り出す(ステップS43,S44)。なお、ホ
ストコンピュータ32は、通常は当該端末10が利用登
録されているプロバイダのものである。そこで、図4の
シーケンスでは、パケット網交換機26とホストコンピ
ュータ32を同じ位置に1本の線で示している。
【0030】次に、電話網交換機20はホストコンピュ
ータ32より取り出された電子メールを端末アダプタ1
2に向けて送出する(ステップS45)。図4のシーケ
ンスでは、ホストコンピュータ32で一時的に蓄積され
ていた全ての受信メールが端末アダプタ12へ転送され
ると、集配終了の信号が電話網交換機20より送出され
る(ステップS46)。
【0031】端末アダプタ12は、受信したメールを受
信メール記憶装置14に格納するとともに(ステップS
47)、送信メール記憶装置16に格納されている電子
メールを取り出し(ステップS48,S49)、電話網
交換機20に送出する(ステップS50)。図4のシー
ケンスでは、電話網交換機20からの集配終了の信号を
端末アダプタ12が受信したら(ステップS48)、送
信メール記憶装置16に格納されている電子メールを取
り出している(ステップS49)。この集配は前述した
第1の実施の形態にかかるシステムと同じであり、電話
網交換機20は端末アダプタ12から送出された電子メ
ールをパケット網交換機26に転送する(ステップS5
1)。転送された電子メールはインターネット等のパケ
ット網30を通してホストコンピュータ32へ届けられ
る。但し、前述したシステムとは、交換機網アダプタ2
2を介していない点で相違する。
【0032】ホストコンピュータ32に格納されていた
当該端末宛のメール、及び、送信メール記憶装置16に
格納されていた送信メールを全て取り出して、その転送
処理が終わると、電子メールの集配処理は終了する。図
4のシーケンスでは、端末アダプタ12が集配終了の信
号を電話網交換機20へ返信する(ステップS52)。
また、接続の切断についても前記システムと同様に、集
配処理の終了後に電話網交換機20と端末アダプタ12
の間の接続を切断する。図4のシーケンスでは、端末ア
ダプタ12により送信された集配終了の返信を電話網交
換機20が受信すると、電話網交換機20から端末アダ
プタ12に向けて接続を切断する(ステップS53)。
【0033】一方、平常時においては、電子メール端末
10は、前記システムと同様、アクセス回線18を使用
することなしに、端末アダプタ12を介することで、前
回の集配処理で受信したメールを受信メール記憶装置1
4から取り出し、読むことができる(ステップS61,
S62)。また、次回の集配処理で送信したいメールを
送信メール記憶装置16に格納する(ステップS63,
S64)
【0034】他方、インターネット等のパケット網30
については、インターネット側の他の端末から送り届け
られるメールは、アクセス回線18を使用することな
く、ホストコンピュータ32に受信されて、次回の配送
処理まで格納される(ステップS71)。また、該当端
末と同じサービスを受けている他の端末からの送り届け
られる電子メールは、その端末の配送の際にアクセス回
線18とパケット網30の両方を使い、当該端末宛の電
子メールがホストコンピュータ32に送信され格納され
る。
【0035】このように第1及び第2の実施の形態にか
かる電子メール集配システムでは、電話網交換機20か
ら端末アダプタ12に識別信号を発呼すると、端末アダ
プタ12はホストコンピュータ32並びに受信メール記
憶装置14及び送信メール記憶装置16との間で電子メ
ールの送受信を行う。したがって、ユーザは、電子メー
ル端末10から端末アダプタ12に対して電子メールの
送受信を行えばよい。つまり、ユーザ側からの無駄な接
続を減らすことができるので経済的なものとなる。ま
た、電話網交換機20からの発呼を計画的に行うことに
より呼の集中を防ぐことができる。
【0036】特に第1の実施の形態にかかる電子メール
集配システムでは、電話網交換機20による前記電子メ
ールの集配時に、着信メール一時保管装置24に保管さ
れている電子メールが端末アダプタ12に対して送信さ
れるので、随時到着する電子メールを計画的にまとめて
受信メール記憶装置14に蓄積することができる。
【0037】すなわち、本発明の電子メール集配システ
ムの経済的な観点における効果として、このシステムの
利用ユーザ側からみると、電子メール集配のためにダイ
ヤルアップ接続する必要がない。したがって、通話料や
接続料を削減できる。また、ダイヤルアップ接続しなく
ても最新のメールを入手できるので、電子メール送受信
については定額かけ放題サービスに入ったのと同じメリ
ットがある。
【0038】他方、このサービスを提供するプロバイダ
側やアクセス回線と電話網交換機などを運用する通信キ
ャリア側からみると、交換機側から定期的に接続するの
で、かけ放題サービスに比べて、網にかかる負担がはる
かに少なくて済む。特に、呼が集中しないように計画的
に接続できる。呼のトラヒックに応じた計画性(若しく
は保守運用)により、公衆通信を担っているキャリアに
とって利便性が高いものとなる。 なお、課金について
は、完全定額制にして送信メールの送料に上限を設ける
方法と、送信メールのデータ量に応じて課金する方法が
考えられる。
【0039】もっとも、ユーザがホームページを閲覧す
るようなリアルタイム性を要求される応用に対しては、
通常は、従来通りユーザに対してダイヤルアップ接続を
してもらうことになる。この場合には当然のことながら
通話料は必要となる。しかしながら、例えばニュース情
報を発信するホームページのように、ユーザが適当な頻
度で閲覧できればよいと考える特定のホームページにつ
いては、本発明を利用して定期的にその内容を届けるこ
とにより、ダイヤルアップ接続の必要性をさらに低減す
ることができる。
【0040】なお、このような電子メール集配システム
の適用については、ISDN回線でなくアナログ回線で
も、例えば、パソコンと電話回線を接続するモデム装置
に上記端末アダプタ機能を組み込むことによって、同様
のシステムを実現することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、回線交換機から端末アダプタに識別信号を発呼
すると、端末アダプタはホストコンピュータ並びに受信
メール蓄積手段及び送信メール蓄積手段との間で電子メ
ールの送受信を行う。したがって、ユーザは、電子メー
ル端末から端末アダプタに対して電子メールの送受信を
行えばよい。つまり、ユーザ側からの無駄な接続を減ら
すことができるので経済的なものとなる。また、回線交
換機からの発呼を計画的に行うことにより呼の集中を防
ぐことができる。
【0042】これにより、ユーザ側にとっては、ダイヤ
ルアップ接続をしなくても最新のメールが読めるので、
電子メールの送受信についてはアクセス回線の接続手続
やその接続の通信費を気にせずに利用できる。また、プ
ロバイダ側にとっても、回線交換機側から定期的に接続
するので、ユーザ側から接続する場合に比べて、ほぼ定
常的な容量のアクセスポイント設置でよい。これによ
り、網の設備整備にかかる負担がはるかに少なくて済
む。特に、呼が集中しないように、他のトラヒック状況
の応じても計画的な接続ができる。このように計画的に
通信できることで、課金方法に柔軟性を持たせられると
いう効果も得られる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、前記効果
に加えて、回線交換機による前記電子メールの集配時
に、電子メール保管手段に保管されている電子メールが
端末アダプタに対して送信されるので、随時到着する電
子メールを計画的にまとめて前記受信メール蓄積手段に
蓄積することができる。すなわち、随時到着するメール
を定期的にまとめて加入者に届けるために、回線交換機
(収容局)側にも、一時的に保管しておく着信メール保
管手段を設けたので、プロバイダが運用するホストコン
ピュータにユーザからのメールを蓄積する容量を少なく
抑えられて、その抑制した分の負荷を新たに設置した記
憶装置へ分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子メール集配システムのシステム構成図
【図2】電子メール集配システムにおける集配シーケン
スを説明する図
【図3】電子メール集配システムのシステム構成図
【図4】電子メール集配システムにおける集配シーケン
スを説明する図
【符号の説明】
10…電子メール端末、12…端末アダプタ、14…受
信メール記憶装置、16…送信メール記憶装置、18…
アクセス回線、20…電話網交換機、22…交換機網ア
ダプタ、24…着信メール一時保管装置、26…パケッ
ト網交換機、28…電話網、30…パケット網、32…
ホストコンピュータ、40…通常端末
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 9A001 11/00 302 Fターム(参考) 5B089 GA01 GA21 GA23 GA34 HA02 HA03 HA04 JA31 KA07 KA16 KG09 LA00 LB25 5K024 AA02 AA72 BB00 CC00 CC09 DD03 DD04 DD05 GG00 GG12 HH00 5K030 HA06 HC01 JA03 JT06 KA01 KA06 5K033 BA11 BA13 DB12 DB14 5K101 KK02 LL00 LL01 LL03 MM06 MM07 NN22 QQ07 RR05 RR17 RR22 RR28 SS07 TT02 TT03 9A001 BB01 BB03 BB05 CC03 DD10 JJ14 KK56

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール端末を、アクセス回線を介し
    て回線交換機と接続して、パケット網及びパケット網交
    換機を介して回線交換機と接続するホストコンピュータ
    との間で電子メールの送受信を行う電子メール集配シス
    テムにおいて、 電子メール端末は端末アダプタを介してアクセス回線に
    接続し、 回線交換機は、電子メールの集配を行う際には、電子メ
    ール集配のための呼であることを示す識別信号を端末ア
    ダプタに対して発呼し、 アクセス回線を挟んで電子メール端末側には、電子メー
    ル端末への電子メールを蓄積する受信メール蓄積手段
    と、電子メール端末からの電子メールを蓄積する送信メ
    ール蓄積手段とを有し、 端末アダプタは、受信メール蓄積手段及び送信メール蓄
    積手段と接続するとともに、回線交換機からの前記識別
    信号を受信すると、ホストコンピュータ並びに受信メー
    ル蓄積手段及び送信メール蓄積手段との間で電子メール
    の送受信を行うことを特徴とする電子メール集配システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記回線交換機は交換機網アダプタを介
    してパケット網交換機と接続し、交換機網アダプタは電
    子メール端末宛の電子メールを保管する電子メール保管
    手段を有し、前記回線交換機は電子メールの集配時に電
    子メール保管手段に保管されている電子メールを送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子メール集配シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001065824A1 (fr) * 2000-02-29 2001-09-07 Sharp Kabushiki Kaisha Systeme de transmission de donnees serveur utilise avec ce systeme et adaptateur de terminal

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