JP2000173439A - 特別高圧用並びに高圧用放出形ヒューズ - Google Patents

特別高圧用並びに高圧用放出形ヒューズ

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JP2000173439A JP10351549A JP35154998A JP2000173439A JP 2000173439 A JP2000173439 A JP 2000173439A JP 10351549 A JP10351549 A JP 10351549A JP 35154998 A JP35154998 A JP 35154998A JP 2000173439 A JP2000173439 A JP 2000173439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電流遮断時において、放出されるアークの
伸長を抑制し、音響の発生を抑制し、ヒューズ筒の安全
性を一段と高める。 【解決手段】 ヒューズ端子7とリード線13間に接続
するヒューズエレメント14の外周を消弧チューブ2で
囲い而も同チューブの内周にはその略全長に渡って筒状
の消弧剤5、6を設ける。上記ヒューズエレメント14
を大電流遮断時にリード線13側からヒューズ端子7に
向かって順次加熱溶接溶融気化するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】、
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は放出形ヒューズ筒
に装着されて使用される特別高圧用並びに高圧用の放出
形ヒューズの改良に係り、特に通過電流のピーク(波高
値)を抑制して大電流遮断時にヒューズ筒から放出され
るアーク長、内圧上昇並びに音響等を極力制限しようと
する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放出形の特別高圧用並びに高圧用
ヒューズは、ヒューズエレメントに使用する該エレメン
トの線径が一様な太さからなるため、通過電流が極めて
大きな大電流遮断時にはエレメントは一挙に加熱溶融さ
れ全長に渡り発弧する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため同ヒューズを
装着する放出形のヒューズ筒の放出端(放出口)から放
出するアークはそのアーク長が極めて長く、また大きな
音響を伴いさらに急激な内圧上昇によってヒューズ筒の
破裂を招来することがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記、大電
流遮断時における通過電流を極力抑制してヒューズ筒の
放出端より放出されるアーク長を短くし、音響の発生を
抑制し、さらに過度の急激な内圧上昇を制限するように
した放出形ヒューズを提案するもので、第1の発明は、
ヒューズ端子7とリード線13間に接続するヒューズエ
レメント14の外周を消弧チューブ2で囲い而も同チュ
ーブの内周にはその略全長に渡って筒状の消弧剤5、6
を設けた放出形のヒューズ1であって、上記ヒューズエ
レメント14を大電流遮断時にリード線13側からヒュ
ーズ端子7に向かって順次溶融気化するようにしたこと
を特徴とする特別高圧用並びに高圧用放出形ヒューズを
提案するものである。
【0005】また、第2の発明は、ヒューズ端子7とリ
ード線13間に接続するヒューズエレメント14の外周
を消弧チューブ2で囲い而も同チューブの内周にはその
略全長に渡って筒状の消弧剤5、6を設けた放出形のヒ
ューズ1であって、上記ヒューズエレメント14は全長
に渡り大電流遮断領域Cを形成し、大電流遮断領域の内
のヒューズ端子7に近い方からリード線13側に向かっ
て中電流遮断領域Bさらには過負荷電流遮断領域Aを形
成すると共にさらに上記ヒューズエレメント14の線径
をヒーズ端子7側からリード線13に向かって順次細く
して、大電流遮断時に上記線径の細いエレメント側から
太い線径のエレメントに向かって順次溶融気化するよう
にしたことを特徴とする特別高圧用並びに高圧用放出形
ヒューズを提案するものである。
【0006】また、第3の発明は、上記第1又は第2の
発明において、ヒューズ端子7とリード線13間に接続
するヒューズエレメント14の外周を消弧チューブ2で
囲う放出形のヒューズ1であって、上記消弧チューブ2
内に配置する消弧剤5、6は、クラフト紙からなる外筒
3とその内側に位置するテフロン等の耐熱性樹脂からな
る内筒4と、上記内筒4と外筒3との間隙に充填したホ
ウ酸粉末の消弧剤5を過負荷電流遮断領域を除くエレメ
ントの外周部分に適宜空間aを介して設けると共にさら
に過負荷電流遮断領域の外周にはホウ酸粉末を筒状に固
形化した消弧剤6を上記空間aよりさらに離間した状態
の空間bを存して配置したことを特徴とする特別高圧用
並びに高圧用放出形ヒューズを提案するものである。
【0007】また、第4の発明は、上記第1又は第2又
は第3の発明において、消弧チューブ2の内筒4と外筒
3とで形成する空隙gに充填した粉末の消弧剤5の該空
隙からの脱落を防止するべく空隙の末端に位置して無機
質の塞栓15を設けると共にさらに同栓の中央の貫通穴
15aにはヒューズエレメント14を貫通させるように
したことを特徴とする特別高圧用並びに高圧用放出形ヒ
ューズを提案するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6の実施例に基
づき本発明の実施の形態について説明する。1は特別高
圧用並びに高圧用の放出形ヒューズである。2は消弧チ
ューブであり、クラフト紙からなる外筒3と、外筒3内
に嵌挿したテフロン樹脂等の耐熱性、消弧性等を有する
内筒4と、外筒3と内筒4間の空隙gに例えば、バイブ
レーション注入によって充填されたホウ酸等の粉末から
なる消弧剤5とから構成されており、特に過負荷電流遮
断領域Aに位置する消弧チューブ2はクラフト紙からな
る外筒3に対しその内部に筒形に成形した固形のホウ酸
からなる消弧剤6が設けられている。この固形の消弧剤
6はメチルセルローズからなるバインダーとホウ酸粉末
を重量比で1:1に配合し、混合した後、筒形に成形し
たものである。
【0009】7は一端の円板状の端子部7aを外側にし
てその接続部7bを消弧チューブ2内に挿入して同チュ
ーブの一方の開口端2aを塞ぐように嵌装した銅等の導
電部材からなるヒューズ端子であり、同端子のチューブ
内の接続部7bに対しその接続部より若干細径の銅等か
らなるアーク引き延ばしエレメント9が接続され、この
アーク引き延ばしエレメント9に対しさらに細径のアー
ク引き延ばしエレメント10が接続され、さらに同エレ
メント10に対しそれよりさらに細径の主エレメント1
1が接続金具12を介して撚り線からなるリード線13
に対し接続されている。
【0010】つまり、ヒューズエレメント14は上記し
たようにアーク引き延ばしエレメント9、アーク引き延
ばしエレメント10、主エレメント11の直列接続から
なり、ヒューズ端子7から離れるにしたがってその線径
は段々に細くなっており、これにより大電流遮断時には
エレメントが主エレメント11側からアーク引き延ばし
部9側に向かって順次溶断気化するように時間制御さ
れ、その中でアーク抵抗が高められ、動作後の過電圧が
抑制される。ちなみに定格電流20Aのヒューズにおい
ては、ヒューズ端子7側から同端子7の接続部7bが直
径4mmであるのに対し、アーク引き延ばしエレメント
9には直径2mmの銅線を使用し、アーク引き延ばしエ
レメント10が直径1mmの銅線を使用し、さらにエレ
メント末端の主エレメント11には0.4mm〜0.6
mmの銅−ニッケル線、ステンレス線、黄銅線等を適宜
使用している。
【0011】上記において本実施例では主エレメントに
はシングル線(単線)を使用しているが、複合線の場合
でも実施可能である。なお、エレメント14は、アーク
引き延ばしエレメント9から主エレメント11までが大
電流遮断領域Cであり、またアーク引き延ばしエレメン
ト10から主エレメント11までが中電流遮断領域Bで
あり、さらに主エレメント11が過負荷電流遮断領域A
であり、また図5及び図6に示すようにエレメント14
は消弧剤5、6に対し、主に過負荷電流遮断領域に対応
する主エレメント11と消弧剤6の関係では両者の空間
bを比較的大きくして主エレメント11が消弧剤6に不
用意に接触しないようにしているのに対し、主に大電流
遮断領域に対処するためのアーク引き延ばしエレメント
9、アーク引き延ばしエレメント10と消弧剤5の関係
では両者の空間aを上記空間bに比べて接近した状態に
配置して、大電流遮断時のアークにより消弧剤5から消
弧性ガスが発生し易くしている。
【0012】15はアーク引き延ばしエレメント10と
主エレメント11の境界付近に位置するようにして外筒
3に内挿される共にその中央に設けた貫通孔15aに上
記エレメント10を貫通させるようにした無機質部材、
例えばセラミックスぺーパからなる塞栓であり、同栓1
5により上記外筒3と内筒4の空隙gに充填した消弧剤
5の脱落を防止すると共にさらにエレメント10をその
中央の貫通穴15aに貫通させることにより、エレメン
ト14の内筒の内壁(消弧剤)に対する不用意な接触を
防止するものである。
【0013】図3乃至図4は本願発明の放出形ヒューズ
1を特別高圧カットアウト用の放出形ヒューズ筒16に
装着した状態を示すもので、絶縁筒17の上端に固着す
る上部電極18の着脱自在な端子ネジ19を一旦外した
後、リード線13側を先にしてそのヒューズ端子7の端
子部7aを上部電極18の内段部18aに係止した状態
で上記端子ネジ19を締め付けて再ネジ着すると共にさ
らにリード線13を絶縁筒17の下端の放出端17aよ
り筒外に一旦導出し、この導出したリード線13を折り
返して絶縁筒17の下部外周に固着する下部電極24に
ビス20により締着接続する構成である。21はヒュー
ズ装着時においてヒューズエレメント14に対し引き離
し用の張力を補助的に付与すると同時に例えば赤色等に
着色したり或いは夜間反射テープを貼着した表示筒22
をヒューズ動作後に絶縁筒下端、つまり下部電極24の
ネジ部24aに固着する絶縁カバー23から後方へ突出
させて溶断状態を知らしめるためのコイルバネであり、
正常装着(平常通電)時は圧縮された状態にあり、拘束
された同バネ21により表示筒22はいつでも絶縁カバ
ー23外へ飛び出しできるように付勢されている。23
aは絶縁カバー23の係止部であり、表示筒22の係止
部22aが表示動作時これに係止して過度の突出が突出
を規制する。
【0014】次に遮断動作について説明する。 (大電流遮断時)短絡事故等により大電流がヒューズを
通過すると、通過電流によりエレメントがリード線13
側の細径の主エレメント11、アーク引き延ばしエレメ
ント10、アーク引き延ばしエレメント9と順次アーキ
ングしながら溶融気化し、アークを持続発生させなが
ら、アークを長く引き延ばし、アーク抵抗を増し、これ
により通過する電流のピーク値(波高値)を低く抑制す
る。
【0015】そしての限流(抑制)した状態で零値通過
時に遂に絶縁回復し、遮断するものである。この場合、
上記のごとくアーキングが持続しながら長く引き延ばさ
れるが、かかる場合にその全長に渡って設けた消弧剤か
ら多量の消弧性ガス(ホウ酸の場合は炭酸ガスや水蒸気
等)が発生してアークと乱流状態となり下端の放出端か
ら放出され、絶縁回復して消弧される。
【0016】また、この際、上記の如く各エレメントは
一挙に発弧することなく順次発弧するため、発生する音
響も抑制される。さらに順次発弧によりヒューズ筒の急
激な内圧上昇も抑制されて特にヒューズ筒の機械的な補
強を必要としない。
【0017】なお、20KV用カットアウトの放出形ヒ
ューズ筒に装着し、定格電圧20KV、定格電流20
A、遮断電流12.5KA、単相遮断の試験条件下にお
いて行った試験結果について参考までに述べれば、従来
型の放出形ヒューズに比較して、本願発明の放出形ヒュ
ーズは通過電流のピーク値(波高値)が約1/2に抑制
され、アーク長が2.5mのものが0.7mに、遮断音
が約1/5程度に小さくなると共に柔らかい音になった
ことが観測されている。
【0018】(過負荷遮断時)通過する電流が定格電流
の数倍程度の過負荷電流遮断の場合は、過負荷遮断領域
のエレメント14が溶融発弧し、この場合、過負荷電流
遮断Aが放出端17aに近接しているためアークは同ア
ークにより消弧剤6から発生するに消弧性ガスと共に直
ちに放出端より放出され、消弧される。遮断によりヒュ
ーズにより拘束されていた表示筒22はその拘束が解か
れ、コイルバネ21により絶縁カバー23より後方に突
出してヒューズが溶断動作したことを表示する。この表
示動作は前記の大電流時の遮断でも後述の中電流時の遮
断でも同じである。
【0019】(中電流遮断時)大電流と過負荷電流以外
の場合の遮断動作は上記大電流遮断時と過負荷遮断時の
両者の中間的な遮断動作となる。
【0020】
【発明の効果】本願発明の特別高圧用並びに高圧用放出
形ヒューズは、請求項1及び2の発明においては、特に
大電流遮断領域の遮断時において、ヒューズエレメント
の溶断発弧がリード線側の細径のエレメントからヒュー
ズ端子側の太径のエレメントに向かって順次行われるよ
うにエレメントの発弧時間を制御するようにした結果、
アーク抵抗が大きくなって通過電流のピーク値(波高
値)が低く抑制され、そのためヒューズ筒の下端の放出
端から放出されるアークの伸長が極力抑制され、また、
音響の発生も制限され、さらにはヒューズ筒の急激な内
圧上昇も小さく抑制されて、大電流遮断時における放出
形ヒューズ筒の安全性を一段と高める事ができる。
【0021】また、請求項3においては、過負荷電流遮
断領域の消弧チューブの内筒をテフロン等の耐熱性部材
を使用し且つエレメントを消弧剤からやや離間させて配
置した結果、常時通電時において、エレメントの接触に
より消弧チューブを焦がしたり、焼損したり或いは消弧
チューブに熱が奪われてヒューズの溶断特性が大きく変
化したりすることが防止される。また、大電流遮断領域
及び中電流遮断領域においては、消弧剤をエレメントに
接近させ且つ全長に渡って配置した結果、大電流遮断時
及び中電流遮断時のアーク発弧時にアークと消弧剤の接
触チャンスが増えて消弧性ガスの発生がし易くなり、ヒ
ューズの遮断性能を一段と高めることができる。
【0022】また、請求項4においては、塞栓により内
筒と外筒の空隙からの消弧剤粉末の脱落を防止できるの
は勿論のこと、同栓により過負荷電流遮断領域付近にお
いて、エレメントを消弧チューブの消弧剤に対し接触し
難くしたため、消弧チューブに熱が奪われることも無く
安定した溶断特性が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の特別高圧用並びに高圧用の放出形ヒ
ューズの断面図。
【図2】図1において一部を分離した状態で示す拡大断
面図。
【図3】本願発明の放出形ヒューズを放出形ヒューズ筒
に装着した状態を示す断面図。
【図4】図3において一部を分離した状態で示す拡大断
面図。
【図5】図1におけるX−X断面図。
【図6】図1におけるY−Y断面図。
【符号の説明】
1 放出形ヒューズ 2 消弧チューブ 3 外筒 4 内筒 5 消弧剤 6 消弧剤 7 ヒューズ端子 13 リード線 14 エレメント 16 放出形ヒューズ筒 a 空間 b 空間 g 空隙 A 過負荷電流遮断領域 B 中電流遮断領域 C 大電流遮断領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 勉愛 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本高 圧電気株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 5G502 AA01 AA09 BA02 BB03 BE03 GG02 GG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ端子(7)とリード線(13)
    間に接続するヒューズエレメント(14)の外周を消弧
    チューブ(2)で囲い而も同チューブの内周にはその略
    全長に渡って筒状の消弧剤(5)、(6)を設けた放出
    形のヒューズ(1)であって、上記ヒューズエレメント
    (14)を大電流遮断時にリード線(13)側からヒュ
    ーズ端子(7)に向かって順次溶融気化するようにした
    ことを特徴とする特別高圧用並びに高圧用放出形ヒュー
    ズ。
  2. 【請求項2】 ヒューズ端子(7)とリード線(13)
    間に接続するヒューズエレメント(14)の外周を消弧
    チューブ(2)で囲い而も同チューブの内周にはその略
    全長に渡って筒状の消弧剤(5)、(6)を設けた放出
    形のヒューズ(1)であって、上記ヒューズエレメント
    (14)は全長に渡り大電流遮断領域(C)を形成し、
    大電流遮断領域の内のヒューズ端子(7)に近い方から
    リード線(13)側に向かって中電流遮断領域(B)さ
    らには過負荷電流遮断領域(A)を形成すると共にさら
    に上記ヒューズエレメント(14)の線径をヒューズ端
    子(7)側からリード線(13)に向かって順次細くし
    て、大電流遮断時に上記線径の細いエレメント側から太
    い線径のエレメントに向かって順次溶融気化するように
    したことを特徴とする特別高圧用並びに高圧用放出形ヒ
    ューズ。
  3. 【請求項3】 ヒューズ端子(7)とリード線(13)
    間に接続するヒューズエレメント(14)の外周を消弧
    チューブ(2)で囲う放出形のヒューズ(1)であっ
    て、上記消弧チューブ(2)内に配置する消弧剤
    (5)、(6)は、クラフト紙からなる外筒(3)とそ
    の内側に位置するテフロン等の耐熱性樹脂からなる内筒
    (4)と、上記内筒(4)と外筒(3)との間隙に充填
    したホウ酸粉末の消弧剤(5)を過負荷電流遮断領域を
    除くエレメントの外周部分に適宜空間(a)を介して設
    けると共にさらに過負荷電流遮断領域の外周にはホウ酸
    粉末を筒状に固形化した消弧剤(6)を上記空間(a)
    よりさらに離間した状態の空間(b)を存して配置した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の特別高圧用並
    びに高圧用放出形ヒューズ。
  4. 【請求項4】 消弧チューブ(2)の内筒(4)と外筒
    (3)とで形成する空隙(g)に充填した粉末の消弧剤
    (5)の該空隙からの脱落を防止するべく空隙の末端に
    位置して無機質の塞栓(15)を設けると共にさらに同
    栓の中央の貫通穴(15a)にはヒューズエレメント
    (14)を貫通させるようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2又は3に記載の特別高圧用並びに高圧用放出
    形ヒューズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101418704B1 (ko) 2014-04-11 2014-07-11 스마트전자 주식회사 이중관 구조의 퓨즈 및 그 제조방법
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