JP2000172138A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000172138A
JP2000172138A JP10346174A JP34617498A JP2000172138A JP 2000172138 A JP2000172138 A JP 2000172138A JP 10346174 A JP10346174 A JP 10346174A JP 34617498 A JP34617498 A JP 34617498A JP 2000172138 A JP2000172138 A JP 2000172138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image carrier
image
lubricant
photoreceptor
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10346174A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Yano
英俊 矢野
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10346174A priority Critical patent/JP2000172138A/ja
Publication of JP2000172138A publication Critical patent/JP2000172138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー像の形成される感光体と、そのトナー
像を転写材に転写した後に感光体表面に付着する転写残
トナーを除去するクリーニングブレードと、感光体表面
に潤滑剤を塗布する塗布手段を有する画像形成装置にお
いて、クリーニングブレードと感光体の摩耗をより効果
的に低減する。 【解決手段】 感光体1に対して潤滑剤20を塗布する
領域と、クリーニングブレード17によって感光体1の
表面をクリーニングする領域を、感光体1の軸線方向に
おいて一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体表面にト
ナー像を形成し、そのトナー像を転写装置の作用によっ
て転写材表面に転写し、トナー像を転写材に転写したあ
との像担持体表面に付着する転写残トナーを、像担持体
表面に当接するクリーニング部材によって除去する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置においては、
像担持体の表面にクリーニング部材が当接して像担持体
表面を清掃する。その際、像担持体表面とこれに当接す
るクリーニング部材との間に作用する摩擦力が過度に大
きくなると、そのクリーニング部材と像担持体表面の摩
耗が促進され、これらが短命化する。そこで、像担持体
表面に潤滑剤を塗布し、その表面に当接するクリーニン
グ部材に対する像担持体表面の摩擦係数を下げ、両者の
寿命が縮まる不具合を防止した画像形成装置が提案され
ている。
【0003】従来のこの種の画像形成装置においては、
トナー像が形成される像担持体表面部分のみに潤滑剤を
塗布し、或いは像担持体の軸線方向全長に亘って、その
像担持体表面に潤滑剤を塗布するように構成されてい
た。かかる構成によっても、クリーニング部材と像担持
体表面との間の摩擦力を下げ、両者の摩耗を低減するこ
とが可能である。
【0004】ところが、前者のように、トナー像が形成
される像担持体表面だけに潤滑剤を塗布すると、像担持
体の軸線方向におけるクリーニング部材の長さは、トナ
ー像が形成される像担持体軸線方向の領域、すなわち画
像形成幅よりも長くなっているのが普通であるため、ク
リーニング部材の長手方向各端部が像担持体表面に当接
する部分には潤滑剤が存在しないことになり、これによ
ってこの部分のクリーニング部材と像担持体表面の摩耗
が促進されるおそれを免れない。
【0005】また後者のように、像担持体の軸線方向全
長に亘って潤滑剤を塗布すると、像担持体の軸線方向各
端部領域において潤滑剤が過剰に塗布されることにな
り、これによって、クリーニング部材による像担持体表
面のクリーニング不良が発生するおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去した画像形成装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、表面が移動するように駆動され、かつその
表面にトナー像が形成される像担持体と、該トナー像を
転写材に転写する転写装置と、像担持体表面に当接し
て、トナー像を転写したあとの像担持体表面に付着する
転写残トナーを除去するクリーニング部材と、像担持体
表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを具備する画
像形成装置において、潤滑剤を像担持体表面に塗布する
像担持体軸線方向における塗布領域と、前記クリーニン
グ部材が像担持体表面に接触する像担持体軸線方向にお
ける接触領域とが、像担持体の軸線方向においてほぼ一
致するように、像担持体表面への潤滑剤の塗布領域と、
像担持体表面に対するクリーニング部材の接触領域を設
定したことを特徴とする画像形成装置を提案する(請求
項1)。
【0008】その際、上記像担持体を、表面に静電潜像
が形成され、その静電潜像がトナー像として可視像化さ
れる潜像担持体とすることができる(請求項2)。
【0009】また、上記請求項1に記載の画像形成装置
において、像担持体を、潜像担持体に形成されたトナー
像を転写される中間転写体とすることもできる(請求項
3)。
【0010】さらに、本発明は、前述の目的を達成する
ため、表面が移動するように駆動される像担持体と、該
像担持体に形成された静電潜像を現像剤によってトナー
像として可視像化する現像装置と、該トナー像を転写材
に転写する転写装置と、像担持体表面に当接して、トナ
ー像を転写したあとの像担持体表面に付着する転写残ト
ナーを除去するクリーニング部材と、像担持体表面に潤
滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを具備し、前記現像装
置は、その現像剤を像担持体表面に当接させて静電潜像
を可視像化し、かつ前記転写装置は、像担持体表面に当
接すると共に、前記現像剤のトナーの帯電極性と逆極性
の電圧を印加されて、像担持体表面のトナー像を転写材
に転写するように構成され、前記潤滑剤塗布手段により
像担持体表面に塗布される潤滑剤は、前記トナーの帯電
極性と同極性に摩擦帯電される画像形成装置において、
潤滑剤を像担持体表面に塗布する像担持体軸線方向にお
ける塗布領域と、前記クリーニング部材が像担持体表面
に接触する像担持体軸線方向における接触領域と、現像
装置の現像剤が像担持体表面に接触する像担持体軸線方
向における接触領域と、転写装置が像担持体表面に接触
する像担持体軸線方向における接触領域が、全て、像担
持体の軸線方向においてほぼ一致するように、像担持体
表面への潤滑剤の塗布領域と、像担持体表面に対するク
リーニング部材、現像剤及び転写装置の各接触領域を設
定したことを特徴とする画像形成装置を提案する(請求
項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0012】図1は画像形成装置の一例であるレーザプ
リンタの内部構造を示す概略断面図である。ここに示し
た画像形成装置は、像担持体の一例であるドラム状の感
光体1を有し、画像形成動作時に感光体1は図1におけ
る時計方向に回転駆動される。感光体1のまわりには、
その回転方向に沿って、除電装置の一例である除電ラン
プ2、帯電装置の一例である帯電ローラ3、現像装置
4、転写ローラ5、分離装置の一例である分離電極15
及びクリーニング装置6がそれぞれ配設されている。
【0013】図示していないプリントボタンが押されて
画像形成動作が開始されると、感光体1が時計方向に回
転し、このとき、感光体表面は除電ランプ2からの光を
照射され、その表面電位が基準値に下げられる。また、
帯電ローラ3は感光体1の表面に接触しながらその感光
体1の回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ3に
は所定極性の電圧が印加され、これによって感光体表面
がその極性に一様に帯電される。図示した例では、帯電
ローラ3にマイナスの電圧が印加され、感光体表面がマ
イナス極性に帯電されて帯電後の感光体1の表面電位が
−900Vになるものとする。
【0014】かかる感光体1の帯電面は、図示していな
い光書き込み装置から出射する光変調されたレーザ光L
を選択的に照射され、感光体上に画像情報に対応した所
定の静電潜像が形成される。レーザ光を照射された感光
体部分の表面電位は−150Vとなり、この部分が静電
潜像を構成し、レーザ光の照射されない感光体部分の表
面電位はほぼ−900Vを維持し、この部分が地肌部と
なる。光書き込み装置は、像担持体表面を露光してその
表面に静電潜像を形成する露光装置の一例を構成する。
【0015】上記静電潜像は現像装置4を通るとき、ト
ナー像として可視像化される。図に一例として示した現
像装置4は、現像剤Dを収容した現像剤ケース7と、こ
のケース7に支持されて反時計方向に回転する現像ロー
ラ8とを有している。現像剤としては、トナーとキャリ
アを有する粉体状の二成分系現像剤や、このうちのキャ
リアを有さない粉体状の一成分系現像剤などを適宜用い
ることができるが、図示した例では、粉体状の二成分系
現像剤が用いられている。かかる現像剤Dは、回転駆動
される撹拌スクリュー9,10によって撹拌混合され、
そのトナーとキャリアが互いに逆極性に摩擦帯電され
る。本例ではトナーがマイナス極性に、キャリアがプラ
ス極性に帯電するものとする。
【0016】このように摩擦帯電された現像剤Dは、回
転する現像ローラ8の周面に磁気ブラシを形成しながら
担持され、現像ローラ8と感光体1の対向する領域、す
なわち現像領域へ搬送され、ここでその現像剤が感光体
表面に摺接し、当該現像剤中のトナーが感光体1に形成
された静電潜像に静電的に移行してトナー像が形成され
る。このとき、現像ローラ8には、所定極性のバイアス
電圧、図の例ではトナーの帯電極性と同極性の−650
Vの電圧が印加され、感光体表面の−150Vの静電潜
像との電位差により生じる電界によって、現像剤D中の
トナーが静電潜像に移行する。現像ローラ8は、現像剤
を担持して搬送する現像剤担持部材の一例を構成する。
【0017】上述のように、本例の画像形成装置におい
ては、反転現像方式が採用され、感光体の表面電位が絶
対値で低い部分にトナーが付着してトナー像が形成され
る。感光体表面を一様に帯電し、その帯電面を像露光し
て、その表面電位の絶対値が高い部分に、これと逆極性
に帯電したトナーを付着させてトナー像を形成する正規
現像方式を採用した画像形成装置にも本発明を適用でき
る。
【0018】一方、図示していない給紙装置から、転写
紙又は樹脂製の転写フィルムなどから成る転写材Pが矢
印B1方向に給送され、この転写材Pは、レジストロー
ラ対11の回転によって、感光体上のトナー像と整合す
るタイミングで、感光体1と転写ローラ5との間に送り
込まれ、両者の間を通過する。このとき転写ローラ5
は、転写材Pを介して感光体1の表面に当接し、しかも
感光体との当接部において、転写ローラ5の表面が感光
体表面の移動方向と同じ方向に移動する向きに回転駆動
されている。さらに、転写ローラ5には、電源14によ
り、感光体表面のトナー像を構成するトナーの帯電極性
と逆極性、図の例ではプラス極性の電圧が印加される。
その際、定電圧制御によって転写ローラ5に電圧を印加
してもよいが、図の例では定電流制御により、+10μ
Aの電流が転写ローラ5に供給されて、当該転写ローラ
5に転写電圧が印加されるものとする。これにより、転
写ローラ5と感光体1との間には、感光体表面のトナー
像が転写材Pに静電的に移行する向きの電界が形成さ
れ、転写材Pへのトナー像の転写が実行される。このよ
うに転写ローラ5は、転写材Pを介して感光体表面に当
接しながら、その感光体表面に形成されたトナー像を転
写材Pに転写する転写装置の一例を構成する。また、感
光体表面に形成したトナー像を中間転写体に一次転写
し、そのトナー像をさらに最終転写材に転写する形式の
画像形成装置においては、中間転写体が転写材を構成
し、その中間転写体にトナー像を転写する転写装置は、
中間転写体を介して感光体に当接する。
【0019】トナー像を転写された転写材Pは、分離電
極15の放電作用によって感光体表面から分離され、引
き続き矢印B2方向に送られ、図示していない定着装置
を通る。このとき、熱と圧力の作用によって転写材P上
のトナー像が定着され、次いでその転写材が画像形成装
置本体外に排出される。
【0020】一方、トナー像を転写材Pに転写したあと
の感光体表面に付着する転写残トナーは、クリーニング
装置6のクリーニング部材により除去される。本例のク
リーニング装置6は、クリーニングケース16と、その
ケース16に基端部を固定され、先端エッジ部を感光体
表面に圧接されたクリーニングブレード17より成るク
リーニング部材を有し、そのクリーニングブレード17
が感光体表面に付着したトナーを掻き取り除去する。そ
の除去されたトナーは、トナー排出部材18の回転によ
って、図示していない廃トナー容器に搬送され、或いは
現像装置4に戻されて再使用される。
【0021】以上は、1枚の転写材に画像を形成すると
きの動作であるが、連続して転写材上に画像を形成する
連続画像形成時には、上述した画像形成動作が引き続き
所定回数実行され、互いに間隔をあけて、順次、感光体
1と転写ローラ5との当接部に給送される各転写材上に
トナー像がそれぞれ転写される。
【0022】ここで、感光体1にはクリーニングブレー
ド17が圧接しているが、その両者間に作用する摩擦力
が過度に大きくなると、先にも説明したように、クリー
ニングブレード17の摩耗が進み、また感光体1の表面
の膜削れが促進され、これらの寿命が縮まる不具合を免
れない。
【0023】そこで、本例の画像形成装置においては、
感光体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段19が設
けられている。図に一例として示した潤滑剤塗布手段1
9は、固形状の潤滑剤20の基端部を保持するホルダ2
1と、その潤滑剤20の先端面が感光体表面に圧接する
ように、ホルダ21を加圧する押圧部材の一例である圧
縮ばね22とを有し、潤滑剤20を直に感光体表面に接
触させて、感光体表面に直接潤滑剤を塗布するように構
成されている。ブラシ又はローラなどの塗布部材を感光
体表面に接触させ、その塗布部材に潤滑剤を供給して、
塗布部材を介して、感光体表面に潤滑剤を塗布するよう
に構成してもよい。このように、潤滑剤塗布手段は、像
担持体の外部より、その表面に、直接又は間接的に潤滑
剤を塗布するものである。
【0024】また、図示した例では、帯電ローラ3より
も感光体回転方向上流側であって、除電ランプ2より成
る除電装置よりも下流側の領域に潤滑剤塗布手段19が
設けられているが、この塗布手段19を、作像要素の機
能を害する個所でなければ、他の適宜な個所に設けても
よい。
【0025】潤滑剤20としては、フッ素系材料、又は
ステアリン酸亜鉛などの適宜な材料を用いることができ
るが、図示した例では、低分子量ポリテトラフルオロエ
チレン(以下、PTFEと記す)より成る潤滑剤20が
用いられている。
【0026】上述のように潤滑剤塗布手段19を設け、
その固形状の潤滑剤20を感光体表面に対して加圧して
圧接させ、当該潤滑剤20と感光体表面との摩擦によっ
て、潤滑剤20を削り取りながら、潤滑剤を感光体1の
周面に移転させて塗布し、クリーニングブレード17に
対する感光体表面の摩擦係数を下げることができる。こ
れにより両者の摩耗を抑え、その寿命を伸ばすことがで
きる。
【0027】以上のように、図1に示した本例の画像形
成装置は、表面が移動するように駆動され、かつその表
面にトナー像が形成される感光体1として構成された像
担持体と、そのトナー像を転写材Pに転写する転写装置
の一例である転写ローラ5と、像担持体表面に当接し
て、トナー像を転写したあとの像担持体表面に付着する
転写残トナーを除去するクリーニング部材の一例である
クリーニングブレード17と、像担持体表面に潤滑剤を
塗布する潤滑剤塗布手段19とを具備しており、かかる
構成自体は、従来提案されている画像形成装置と変りは
ない。
【0028】その際、従来の提案に係るこの種の画像形
成装置においては、先に説明したようにクリーニングブ
レードの長手方向各端部と感光体との間の摩擦力を下げ
ることが難く、この部位における両者の摩耗が促進され
たり、クリーニングブレードによる感光体のクリーニン
グ不良が発生するおそれがあった。本例の画像形成装置
においては、このような不具合を除去するために次の構
成が採用されている。
【0029】図2はドラム状の感光体1と、そのまわり
に配設された帯電ローラ3、現像ローラ8、転写ローラ
5、クリーニングブレード17、固形状の潤滑剤20及
び転写材Pの感光体軸線方向Xにおける位置関係を示す
説明図である。この図から判るように、感光体1の軸線
方向Xにおけるクリーニングブレード17の長さと、固
形状の潤滑剤20の長さがほぼ同一に設定され、これら
の感光体軸線方向における位置がほぼ一致している。す
なわち、潤滑剤を感光体1より成る像担持体表面に塗布
する像担持体軸線方向Xにおける塗布領域A1と、クリ
ーニングブレード17より成るクリーニング部材が像担
持体表面に接触する像担持体軸線方向における接触領域
A2とが、像担持体の軸線方向Xにおいてほぼ一致して
いる。このように塗布領域A1と接触領域A2が一致す
るように、像担持体表面への潤滑剤の塗布領域A1と、
像担持体表面に対するクリーニング部材の接触領域A2
が設定されているのである。
【0030】上述した構成によれば、クリーニングブレ
ード17が感光体表面に当接する当接部の全長に亘って
潤滑剤が存在することになり、クリーニングブレード1
7と、感光体表面とに作用する摩擦力をクリーニングブ
レード17の全長に亘って低減でき、長期に亘ってクリ
ーニングブレード17とこれが当接する感光体表面の摩
耗を効果的に抑えることができ、感光体1が寿命となる
まで、クリーニングブレード17を使用し続けることが
可能となる。また、クリーニングブレード17のビビリ
の発生も防止でき、さらにクリーニングブレード17の
巻き込みを防止することもできる。
【0031】図1に示した画像形成装置においては、そ
の像担持体が、表面に静電潜像を形成され、その静電潜
像がトナー像として可視像化される潜像担持体(感光
体)として構成されており、かかる画像形成装置に上述
した構成を有利に採用できるが、上記構成は、像担持体
が潜像担持体に形成されたトナー像を転写される中間転
写体であるときも採用できる。
【0032】上述のように、感光体1への潤滑剤塗布領
域と、感光体表面へのクリーニングブレード17の接触
領域を一致させることにより、従来の欠点を除去できる
が、この構成だけであると、クリーニングブレード17
による感光体のクリーニング不良が発生するおそれもあ
る。以下に、その詳細を明らかにする。
【0033】本例の潤滑剤塗布手段19の潤滑剤20と
しては、前述のように、PTFEが用いられているが、
このような潤滑剤は、これが感光体表面に塗布されたと
き、感光体との摩擦によってマイナス極性、すなわちト
ナーの帯電極性と同極性に帯電される。潤滑剤20は、
その帯電系列が「一帯電系列」の上位であり、摩擦され
ると「一極性」に帯電するのである。また、かかる潤滑
剤20は、感光体1の表面に単位長さ当り10N/m乃
至40N/mの強さで加圧されている。
【0034】感光体1の表面に塗布された潤滑剤は、感
光体1の回転に伴って帯電ローラ3を通過する。このと
き、帯電ローラ3には、前述のようにマイナス極性の電
圧(例えば−1.6KV)が印加されているのに対し、
感光体1の表面に転移した潤滑剤もマイナス極性に帯電
しているので、感光体上の潤滑剤は帯電ローラ3には付
着せずに、ここを通過する。
【0035】この潤滑剤がさらに現像装置4に達する
と、この潤滑剤が付着する感光体表面部分の電位が前述
の如く−900Vであったとき、現像ローラ8には−6
50Vの電圧が印加されているので、感光体表面の潤滑
剤は、その一部が250Vのポテンシャルで現像ローラ
8上の現像剤中に回収される。感光体1の表面に接触す
る現像剤中に潤滑剤が回収されるのである。その回収量
は、感光体上に塗布された潤滑剤の量の約35%とな
る。
【0036】現像装置4に回収されずにここを通過した
潤滑剤が転写ローラ5に達すると、この転写ローラ5に
は前述のように+10μAの定電流が印加されているの
で、転写ローラ5が転写材Pを介さずに直に感光体表面
に接触しているときには、感光体上に塗布された潤滑剤
の約44%が転写ローラ5の表面に回収される。
【0037】このようにして、感光体表面には約21%
の潤滑剤が残り、これがクリーニングブレード17へ到
達する。感光体表面の潤滑剤は、クリーニングブレード
17によってはほとんど掻き取られずにここを通過し、
再び固形状の潤滑剤20による潤滑剤塗布領域へ移動す
る。このような工程を繰返し、感光体1に対する固形状
の潤滑剤20の当接条件に見合った量の潤滑剤が感光体
1に塗布され、感光体表面の表面をこれに見合った摩擦
係数にすることができる。
【0038】新しい感光体1を画像形成装置本体に装着
した時点では、その感光体表面はフレッシュ状態にあ
り、未だ潤滑剤が塗布されていないので、クリーニング
ブレード17に対する感光体表面の摩擦係数は高い。こ
の状態で感光体1が図1の時計方向に回転すると、固形
状の潤滑剤20には大きな摩擦力が作用するので、感光
体表面には多めの潤滑剤が塗布される。潤滑剤の塗布さ
れた感光体表面部分が、再び潤滑剤塗布手段19の固形
状の潤滑剤20を通過するが、このときの感光体表面
は、潤滑剤が塗布される前の感光体表面よりも滑らかに
なっているので、潤滑剤20に作用する摩擦力は小さ
く、従って感光体表面が最初に潤滑剤20を通過したと
きよりも少量の潤滑剤が感光体表面に塗布される。この
ようなサイクルを繰り返していくうちに、感光体表面に
塗布される潤滑剤の量と、前述の如く現像装置4と転写
ローラ5に回収される潤滑剤の量のバランスがうまくと
られ、感光体表面に適量の潤滑剤が塗布された状態を保
つことになり、その表面の摩擦係数が一定に保たれる。
このように、潤滑剤塗布手段19から感光体表面に潤滑
剤が一度に転移して、感光体表面の潤滑剤が飽和状態に
なるのではなく、順次、感光体表面に潤滑剤が塗布さ
れ、これに伴って固形状の潤滑剤20に対する感光体表
面の摩擦係数が順次低下し、徐々に感光体表面への潤滑
剤の転移量も減少し、適量の潤滑剤が感光体表面に塗布
されるのである。潤滑剤としてPTFEを用いると、こ
のような自己制御性が確実に得られることは実験でも明
らかとなっている。
【0039】また固形状の潤滑剤20を感光体表面に加
圧する値を調整することによって、感光体表面の摩擦係
数を所望する大きさに設定することができる。感光体表
面の摩擦係数を大きくしたい場合には、感光体1に対す
る潤滑剤20の加圧力を小さくし、感光体の摩擦係数を
小さくしたいときは、感光体に対する潤滑剤20の加圧
力を大きくすればよい。このような所定の条件下で、感
光体表面の摩擦係数は時間を共に低下し、所定の摩擦係
数に安定する。新品の感光体を使用し始めてから、トナ
ー像転写後の感光体表面に残留する潤滑剤の量が漸次増
加し、感光体表面の摩擦係数が安定したところで、感光
体1の潤滑剤の塗布量と回収量が同一となる。感光体上
に塗布された潤滑剤は、現像装置4と転写ローラ5にお
いて回収されるが、そのうちの現像装置4においては、
初期時には感光体上の潤滑剤を回収するだけであるが、
現像剤中に順次潤滑剤が混入され、その量が多くなる
と、現像剤中の潤滑剤が再び感光体表面に塗布されるの
で、現像装置4における潤滑剤の回収量と再塗布量が同
一となり、現像装置4において、潤滑剤が実質的に回収
されなくなる。従って、感光体表面の摩擦係数が安定し
た時点では、潤滑剤の回収は転写ローラ5のみとなり、
感光体への潤滑剤の塗布量と転写ローラ5における潤滑
剤の回収量が同一となる。
【0040】なお、上述の感光体表面の摩擦係数は、図
3に示すオイラーベルト式〔日本機械学会 機械工学便
覧 基礎編 A3力学・機械力学 35頁(198
6)〕と称せられる方法によって測定、計算した値であ
る。これを簡単に説明すると、ベース31の上に支持台
32を固定し、その上に感光体1を不動に固定支持す
る。この感光体1の周面に、幅30mmの紙テープ33を
掛け、その一端に100gの重りWを取り付け、その他
端をフォースゲージ34のフック35に引っ掛ける。フ
ォースゲージ34の本体36はベース31の上に摺動可
能に載置されている。
【0041】ここで、フォースゲージ34を矢印H方向
に引くと、先ずその本体36がこの方向に移動し始め
る。その引く力を順次高めていくと、今度は、フック3
5を介して本体36に連結された紙テープ33が、不動
に固定された感光体2の周面を滑りながら矢印H方向に
引かれ始まる。このときの引く力(最大静止摩擦力)F
がフォースゲージ34により測定され、μ=ln
{(F/100)/(π/2)}から摩擦係数μが計算
される。
【0042】ここで、図4は、図2と同様に感光体1
と、そのまわりに配置された帯電ローラ3、現像ローラ
8、転写ローラ5、クリーニングブレード17、固形状
の潤滑剤20及び転写材Pの感光体軸線方向Xにおける
位置関係を示す説明図である。ここに示した例において
も、潤滑剤を感光体1の表面に塗布する感光体軸線方向
Xにおける塗布領域A1と、クリーニングブレード17
が感光体表面に接触する感光体軸線方向Xにおける接触
領域A2が感光体の軸線方向Xにおいて一致している。
これに対し、現像ローラ8上の現像剤が感光体表面に接
触する感光体の軸線方向Xにおける接触領域A3と、転
写ローラ5が感光体表面に接触する感光体軸線方向Xに
おける接触領域A4は、共に潤滑剤の塗布領域A1より
も狭く、しかも現像剤の接触領域A3の方が転写ローラ
5の接触領域A4よりも狭くなっている。現像ローラ8
の実際の長さは、図4に示した長さよりも長く、かかる
現像ローラ8の各端部と、感光体表面との間に、図示し
ていないウレタンゴム(厚さ0.5mm)を配置し、A3
で示した領域に現像剤の磁気ブラシを形成し、これを感
光体1の表面に当接させている。図4における現像ロー
ラ8の領域A3は、現像ローラ8に担持された現像剤が
感光体1の表面に接触する軸線方向Xの領域を示してい
る。これは、図2に示した現像ローラ8についても同様
である。
【0043】ここで、図4に示した感光体1のA領域に
おいては、感光体表面に対する潤滑剤の塗布と、現像装
置4及び転写ローラ5における潤滑剤の回収が行われる
領域となる。またB領域は、潤滑剤の塗布と、転写ロー
ラ5での潤滑剤の回収が行われる領域となる(現像装置
での潤滑剤の回収はない)。さらにC領域は、感光体へ
の潤滑剤の塗布のみが行われる領域となる。
【0044】上述したところから判るように、B及びC
領域においては、感光体表面における潤滑剤の塗布量が
A領域に比べて多くなり、C領域においては、B領域に
おけるよりも潤滑剤の塗布量がさらに多くなる。図5は
この状態を示す説明図であり、符号Sは感光体1の表面
に塗布された潤滑剤を示している。このようにA領域と
B,C領域における潤滑剤の塗布量に差が生じると、
B,C領域では潤滑剤の量が過多となり、クリーニング
ブレード17が感光体表面から浮き上がり、さらにA,
B,C領域の境目の領域D,Eには、潤滑剤Sとクリー
ニングブレード17との間に空間ができ、その空間を通
して転写残トナーが漏れてしまい、共に感光体のクリー
ニング不良が発生する。クリーニングブレード17の両
端のB,C領域に対応する感光体表面部分は非画像領域
であるため、上述のようにクリーニング不良が発生して
も、すぐには画像劣化とはならないが、帯電ローラ3の
トナー汚れやトナー飛散が発生し、これが画像形成装置
本体内の光学系(図示せず)を汚し、黒すじなどの異常
画像の発生につながる。
【0045】上述のように、感光体表面への潤滑剤の塗
布領域A1と、感光体1へのクリーニングブレード17
の接触領域A2とを一致させただけであると、上述のよ
うに、感光体表面のクリーニング不良が発生するおそれ
がある。
【0046】そこで、本例の画像形成装置においては、
図2に示したように、感光体表面に潤滑剤を塗布する感
光体軸線方向Xにおける領域A1と、現像ローラ8上の
現像剤が感光体1に接触する感光体軸線方向Xの領域A
3と、転写ローラ5が感光体に接触する感光体軸線方向
Xの領域A4が全て一致している。このように構成すれ
ば、感光体表面の軸線方向全体に亘って、同じ条件で潤
滑剤を塗布でき、しかも同じ条件で潤滑剤を回収でき
る。このため、感光体1の長手方向各端部に対応する感
光体表面部分に過剰な潤滑剤が塗布されることを阻止で
き、その全長に亘って潤滑剤の塗布量と感光体表面の摩
擦係数を均一化でき、クリーニングブレード17による
感光体表面のクリーニング不良をなくすことができる。
【0047】上述のように、本例の画像形成装置は、感
光体より成る像担持体と、その像担持体に形成された静
電潜像を現像剤によってトナー像として可視像化する現
像装置4と、転写ローラ5より成る転写装置と、クリー
ニングブレード17より成るクリーニング部材と、潤滑
剤塗布手段19とを具備していて、上記現像装置4は、
その現像剤を像担持体表面に当接させて静電潜像を可視
像化し、かつ前記転写装置は、像担持体表面に当接する
と共に、前記現像剤のトナーの帯電極性と逆極性の電圧
を印加されて、像担持体表面のトナー像を転写材に転写
するように構成され、さらに潤滑剤塗布手段により像担
持体表面に塗布される潤滑剤は、トナーの帯電極性と同
極性に摩擦帯電されるように構成されていて、潤滑剤を
像担持体表面に塗布する像担持体軸線方向Xにおける塗
布領域A1と、クリーニング部材が像担持体表面に接触
する像担持体軸線方向Xにおける接触領域A2と、現像
装置4の現像剤が像担持体表面に接触する像担持体軸線
方向Xにおける接触領域A3と、転写装置が像担持体表
面に接触する像担持体軸線方向Xにおける接触領域A4
が、全て、像担持体の軸線方向Xにおいてほぼ一致する
ように、像担持体表面への潤滑剤の塗布領域A1と、像
担持体表面に対するクリーニング部材、現像剤及び転写
装置の各接触領域A2,A3,A4が設定されている。
【0048】かかる構成により、クリーニング部材及び
像担持体の摩耗低減と、クリーニング部材による像担持
体表面のクリーニング不良の発生を効果的に抑えること
ができる。
【0049】本発明は、図示した形式以外の各種画像形
成装置にも広く適用できるものである。
【0050】
【発明の効果】請求項1乃至3に記載の画像形成装置に
よれば、像担持体とクリーニング部材の摩耗を効率よく
抑え、潤滑剤の塗布効果を高めることができる。
【0051】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
像担持体とクリーニング部材の摩耗を効率よく抑え、潤
滑剤の塗布効果を高めることができ、しかもクリーニン
グ部材による像担持体表面のクリーニング不良の発生を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の感光体、帯電ロー
ラ、現像ローラ、転写ローラ、クリーニングブレード、
転写材及び潤滑剤の相対位置関係を示す説明図である。
【図3】オイラーベルト式の測定法で感光体表面の摩擦
係数を測定する原理を説明する図である。
【図4】図2とは異なる例を示す、図2と同様な説明図
である。
【図5】図4に示した構成による不具合を説明する図で
ある。
【符号の説明】
4 現像装置 19 潤滑剤塗布手段 A1 塗布領域 A2 接触領域 A3 接触領域 A4 接触領域 P 転写材 X 軸線方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が移動するように駆動され、かつそ
    の表面にトナー像が形成される像担持体と、該トナー像
    を転写材に転写する転写装置と、像担持体表面に当接し
    て、トナー像を転写したあとの像担持体表面に付着する
    転写残トナーを除去するクリーニング部材と、像担持体
    表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを具備する画
    像形成装置において、 潤滑剤を像担持体表面に塗布する像担持体軸線方向にお
    ける塗布領域と、前記クリーニング部材が像担持体表面
    に接触する像担持体軸線方向における接触領域とが、像
    担持体の軸線方向においてほぼ一致するように、像担持
    体表面への潤滑剤の塗布領域と、像担持体表面に対する
    クリーニング部材の接触領域を設定したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体は、表面に静電潜像を形成
    され、その静電潜像がトナー像として可視像化される潜
    像担持体である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体は、潜像担持体に形成され
    たトナー像を転写される中間転写体である請求項1に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 表面が移動するように駆動される像担持
    体と、該像担持体に形成された静電潜像を現像剤によっ
    てトナー像として可視像化する現像装置と、該トナー像
    を転写材に転写する転写装置と、像担持体表面に当接し
    て、トナー像を転写したあとの像担持体表面に付着する
    転写残トナーを除去するクリーニング部材と、像担持体
    表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを具備し、前
    記現像装置は、その現像剤を像担持体表面に当接させて
    静電潜像を可視像化し、かつ前記転写装置は、像担持体
    表面に当接すると共に、前記現像剤のトナーの帯電極性
    と逆極性の電圧を印加されて、像担持体表面のトナー像
    を転写材に転写するように構成され、前記潤滑剤塗布手
    段により像担持体表面に塗布される潤滑剤は、前記トナ
    ーの帯電極性と同極性に摩擦帯電される画像形成装置に
    おいて、 潤滑剤を像担持体表面に塗布する像担持体軸線方向にお
    ける塗布領域と、前記クリーニング部材が像担持体表面
    に接触する像担持体軸線方向における接触領域と、現像
    装置の現像剤が像担持体表面に接触する像担持体軸線方
    向における接触領域と、転写装置が像担持体表面に接触
    する像担持体軸線方向における接触領域が、全て、像担
    持体の軸線方向においてほぼ一致するように、像担持体
    表面への潤滑剤の塗布領域と、像担持体表面に対するク
    リーニング部材、現像剤及び転写装置の各接触領域を設
    定したことを特徴とする画像形成装置。
JP10346174A 1998-12-04 1998-12-04 画像形成装置 Pending JP2000172138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346174A JP2000172138A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346174A JP2000172138A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000172138A true JP2000172138A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18381624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10346174A Pending JP2000172138A (ja) 1998-12-04 1998-12-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000172138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1828852A1 (en) * 2004-12-10 2007-09-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, lubricant applying device, transfer device, process cartridge, and toner
JP2017122889A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1828852A1 (en) * 2004-12-10 2007-09-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, lubricant applying device, transfer device, process cartridge, and toner
US7826786B2 (en) 2004-12-10 2010-11-02 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus, lubricant applying device, transfer device, process cartridge, and toner
EP1828852A4 (en) * 2004-12-10 2013-11-27 Ricoh Co Ltd IMAGING TRAINING APPARATUS, LUBRICANT APPLICATOR, TRANSFER DEVICE, PROCESS CARTRIDGE, AND TONER
JP2017122889A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6744994B2 (en) Image forming apparatus with environmentally-controlled first and second charging members
JP2004117960A (ja) 画像形成装置
JP2001228717A (ja) 湿式現像装置及び湿式画像形成装置
JP4208513B2 (ja) 画像形成装置
JP2004354695A (ja) 画像形成装置
JP3619136B2 (ja) 画像形成装置
JP3190217B2 (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4307207B2 (ja) 画像形成装置
JP3768931B2 (ja) 画像形成装置
JP2001051549A (ja) 画像形成装置
JP2000242135A (ja) 画像形成装置
JP2007065591A (ja) 画像形成装置
KR20020064657A (ko) 대전 장치 및 이를 사용한 화상 형성 장치
JP3330478B2 (ja) 画像形成装置
JP2006163118A (ja) 画像形成装置
JP2000131973A (ja) 画像形成装置
JP3833160B2 (ja) 画像形成装置
JP2000172138A (ja) 画像形成装置
JP3419625B2 (ja) 画像形成装置
JP3288879B2 (ja) 画像形成装置
JP2004102140A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3330485B2 (ja) 画像形成装置
JP3334839B2 (ja) 画像形成装置
JP3431382B2 (ja) 画像形成装置
JP2004126246A (ja) 画像形成装置