JP2000171874A - 結露検知機能付きカメラ - Google Patents

結露検知機能付きカメラ

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JP2000171874A
JP2000171874A JP10348512A JP34851298A JP2000171874A JP 2000171874 A JP2000171874 A JP 2000171874A JP 10348512 A JP10348512 A JP 10348512A JP 34851298 A JP34851298 A JP 34851298A JP 2000171874 A JP2000171874 A JP 2000171874A
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camera
dew condensation
dew
condensation
camera according
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Yukimasa Kosako
幸聖 小迫
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラ内の機能部品に結露が生じる前に、結
露を検知することが可能な結露検知機能付きカメラを簡
単な構成で得る。 【構成】 カメラボディ内に空気を出入させるための
通気孔を有するカメラにおいて、カメラボディ内の上記
通気孔の背後位置に、カメラボディ内の結露を検知する
ための結露検知手段を配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、結露検知機能付きカメラに関す
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】カメラを湿度の高い環境下
で使用したり、低温化で使用した後に急に暖かい場所に
持ち込むなどすると、カメラボディ内に結露の原因とな
るような外気が流入するため、カメラ内の電気回路上に
結露が生じて動作が不完全になったり、レンズやフィル
ム上に結露して撮影が行えなくなることがあった。ま
た、ストロボ用の高圧回路上に結露すると、カメラに重
大な損傷を起こしたり、使用者が感電するというおそれ
がある。従って、カメラには結露検知手段を設けること
が好ましいが、従来の結露検知手段は、カメラ内の機能
部品に実際に結露が生じてから警告を発したり機能停止
させるものが多かった。
【0003】防水防滴カメラなどの密閉性の高いカメラ
では、カメラボディ内への通気箇所が制限されており、
上述したような結露の原因となる外気の流入箇所がある
程度特定できる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、カメラ内の機能部品に結露が
生じる前に、結露を検知することが可能な結露検知機能
付きカメラを簡単な構成で得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、カメラボディ内に空気を出入
させるための通気孔を有するカメラにおいて、カメラボ
ディ内の上記通気孔の背後位置に、カメラボディ内の結
露を検知するための結露検知手段を配したことを特徴と
している。この構成により、結露の原因となるべき外気
がカメラボディ内に流入したときには、この外気はカメ
ラ内の機能部品に達する前に結露検知手段に触れるの
で、他の機能部品に結露が生じる前に結露を検知するこ
とができる。
【0006】結露検知手段は一対のランド間の絶縁性の
有無により結露を検知する検知回路であり、この一対の
ランドの間隔は、カメラの電気回路のランド間隔のうち
最小であることが好ましい。通気孔が複数ある場合に
は、結露検知手段は、該複数の通気孔のうち最も開口面
積の大きい通気孔の背後位置に配されていることが望ま
しい。
【0007】カメラは、結露検知手段により結露が検知
されたとき、使用者に知らせる警告手段を有することが
望ましい。警告手段は、結露が検知されたとき警告を表
示する、外部から視認可能な表示器とすることができ
る。あるいは、警告手段は、結露が検知されたとき警告
音を発する発音体であってもよい。
【0008】また、カメラはストロボを備えており、ス
トロボ充電状態において結露検知手段により結露が検知
されたとき、強制的にストロボ発光を行わせ、かつ再充
電を禁止する制御手段を有することが望ましい。これに
より、結露時の感電を未然に防止できる。
【0009】また、カメラはズームレンズ鏡筒を備えて
おり、結露検知手段により結露が検知されたとき、該ズ
ームレンズ鏡筒の繰り出し動作を規制する制御手段を有
することが望ましい。ズームレンズ鏡筒が繰り出される
とカメラボディ内の容積が増えて外気が流入されるの
で、これを規制することにより結露の進行を最小限に抑
えることができる。
【0010】また、カメラは、結露検知手段により結露
が検知されたとき、フィルム給送モータの動作を禁止す
る制御手段を有することが望ましい。これにより結露に
よるフィルムの貼り付きが生じたときにフィルムの損傷
を防ぐことができる。
【0011】上記の警告手段は、結露検知手段により結
露が検知されたとき動作を停止することが望ましい。ま
た、上記ストロボ制御手段、ズーム制御手段及びフィル
ム給送制御手段は、結露検知手段により結露が検知され
たとき、それぞれが規制(禁止)していた処理動作を許
可することが望ましい。
【0012】以上の結露検知機能付きカメラは防水防滴
カメラであり、上記の通気孔周りは水密に構成されてい
ることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の一実施形
態を説明する。図1に示すカメラ10は、カメラボディ
11の前面中央にズームレンズ鏡筒12を有しており、
このズームレンズ鏡筒12はカメラボディ11に対して
光軸方向に進退動作が可能になっている。ズームレンズ
鏡筒12の上部には、測光、測距及びファインダ用の窓
部13が設けられ、窓部13に並んでストロボ発光部1
4が配されている。ストロボ発光部14内には、図示し
ないが発光体であるキセノンランプが設けられている。
カメラボディ11の上面には、シャッタレリーズボタン
15と、ズームレンズ鏡筒12を進退させるためのズー
ム操作レバー16と、カメラ10に関する様々な情報を
表示する液晶表示部17が配されている。また、カメラ
ボディ11の前面には、カメラボディ11を把持するた
めのグリップゴム18が取り付けられている。
【0014】カメラ10は、防水防滴構造を有してお
り、カメラボディ11に対して、ズームレンズ鏡筒12
の摺動箇所、シャッタレリーズボタン15やズーム操作
レバー16などの各操作部分、さらに図示しないが裏蓋
部分などが防水パッキンやOリングなどの防水部材で水
密に保たれている。また、窓部13、ストロボ発光部1
4及び液晶表示部17などは透明なカバー部材とカメラ
ボディ11の間が防水性の接着材で水密に保たれてい
る。
【0015】防水防滴構造を有するカメラ10は、カメ
ラボディ内への通気箇所が制限されており、図2に示す
ように、カメラボディ11の一部をなす前カバー20と
グリップゴム18の間に通気孔21が形成されている。
グリップゴム18の裏面には流体の流入空間23が確保
され、通気孔21から入った空気や水滴はこの流入空間
23に入る。補強板22は、手でグリップゴム18を把
持した際に流入空間23が潰れないようにするものであ
る。前カバー20には、流入空間23に対応する位置に
通気孔24が貫通形成されている。流入空間23と通気
孔24の間には、通気はさせるが水滴は通さない通気非
通水シート25が設けられていて、通気孔21を通って
流入空間23に至った外気は、通気非通水シート25に
より空気のみが通気孔24を通ってカメラボディ11内
に入る。なお、通気非通水シート25は空気に含まれて
いる水蒸気まで除去するものではない。以上の通気手段
によって、ズームレンズ鏡筒12の進退によるカメラボ
ディ11内の容積変化による内圧の変化を調整すること
ができ、例えば、ズームレンズ鏡筒12がカメラボディ
11から進出すればカメラボディ11内の容積は増大す
るので、通気孔21と通気孔24を通して外気がカメラ
ボディ11内に流入される。反対に、ズームレンズ鏡筒
12が収納方向に動作されれば、カメラボディ11内の
空気が通気孔21、24を通して外に排出される。
【0016】カメラボディ11内において、通気孔24
の背後には結露検知用基板26が設置されている。結露
検知用基板26は、カメラ10のメイン基板27よりも
通気孔24に近く位置しており、通気孔24から流入す
る空気が、カメラの内部部品のうち最初にこの結露検知
用基板26に触れるようになっている。メイン基板27
は、カメラ10の内部の固定部材28の表面に貼設され
ていて、後述する電気回路が配設されている。
【0017】図3は、結露検知用基板26を正面から示
している。結露検知用基板26の表面には、それぞれが
櫛状に形成された第1ランド29と第2ランド30が配
されている。この第1ランド29と第2ランド30の櫛
状部分は、互いに所定の間隔dだけ離れている。この両
ランドの間隔dは、メイン基板27をはじめとした、カ
メラ10を構成するすべての電気部品のランド間隔のう
ち最小のもの以下となっている。つまり、第1ランド2
9と第2ランド30の間隔dは、カメラ10の電気回路
の中で最小である。
【0018】図4は、カメラ10の電気回路の概略であ
り、中央制御回路31を中心に各手段が接続されてい
る。前述の通りズーム操作レバー16はズームレンズ鏡
筒12を操作するためのものであり、該ズーム操作レバ
ー16を操作するとズームモータ32が起動され、ズー
ムレンズ鏡筒12が進退される。シャッタレリーズボタ
ン15は、二段スイッチになっており、半押しで測光ユ
ニット33と測距ユニット34を作動させて、測光及び
測距動作を行わせる。またシャッタレリーズボタン15
の半押しでは、ズームレンズ鏡筒12の焦点距離情報と
測距で得られた被写体距離情報とに基づき不図示のフォ
ーカスレンズ群に関する合焦位置が中央制御回路31で
決定され、フォーカスレンズ群をこの決定された合焦位
置へ移動させるようにフォーカシングモータ35に駆動
信号が送られ、合焦動作が行われる。また、測光データ
を元に中央制御回路31でシャッタ開閉時間が決定さ
れ、さらにシャッタレリーズボタン15を全押し操作す
ると、ズームレンズ鏡筒12内のシャッタユニット36
にシャッタレリーズ信号が送られ、決定された時間だけ
シャッタが開き、フィルムに対する露光が行われる。
【0019】また、中央制御回路31にはストロボ発光
回路37が接続しており、不図示のストロボモード選択
スイッチでストロボ発光選択がなされている場合、及び
ストロボ自動発光モードが選択されていてストロボ発光
が必要だと中央制御回路31で判定された場合、シャッ
タレリーズ信号に応じ、ストロボ発光回路37を介して
コンデンサ38内に蓄えた電荷を解放して、ストロボ発
光部14のキセノンランプが発光される。中央制御回路
31にはまた、フィルム巻上及び巻戻用のフィルム給送
モータ39が接続していて、該フィルム給送モータ39
により、裏蓋閉成時と各駒の露光後にフィルム巻上動作
が行われ、全駒露光終了後と不図示の強制巻戻スイッチ
を操作したときにフィルム巻戻動作が実行される。中央
制御回路31はさらに、上記の液晶表示部17及びファ
インダ内表示器41に接続する表示制御回路40に接続
しており、フィルム駒数や撮影モードなど撮影に関する
様々な情報が液晶表示部17に表示され、またファイン
ダ内表示器41には、合焦表示やストロボ使用推奨表示
などが表示される。ファインダ内表示器41は、例えば
LED発光体とすることができる。警告音発生器42
は、中央制御回路31からの信号を受けてブザー音を発
する発音体である。
【0020】以上のカメラ10では、メイン基板27上
の電気回路やフィルム、あるいはレンズなどに結露が生
じる前に、結露(が生じそうな状況)を検知することが
できる。前述した通り、結露検知用基板26は、通気孔
21と通気孔24を通して流入した外気が最初に触れる
位置に配されている。つまり、カメラ10が湿度の高い
環境下で使われたときには湿度の高い外気がカメラボデ
ィ11内に流入するが、最初に結露検知用基板26付近
で湿度が上昇する。またカメラ10が低温環境下から高
温環境下に急に移されたときには、暖かい外気がカメラ
ボディ11内に流入して低温下で冷やされていたカメラ
の内部部品に触れて結露が生じるが、この暖かい外気
は、カメラの内部部品のうち結露検知用基板26に最初
に触れる。そのため、カメラ10がこのような結露を生
じやすい状況下におかれたときには、カメラボディ11
内の他の部分より先に、結露検知用基板26上に結露が
生じる。結露検知用基板26上で結露すると、第1ラン
ド29と第2ランド30の間の抵抗値が下がる(絶縁状
態でなくなる)ので、中央制御回路31は結露検知用基
板26上での結露を電気的に認識することができる。
【0021】さらに、第1ランド29と第2ランド30
の間は、カメラ10を構成する電気回路のランド間隔の
うちで最小となっているので、結露時の検知精度が高
い。すなわち、ランドの間隔は小さいほど結露時にショ
ートしやすく、最も小さい間隔に設定された第1ランド
29と第2ランド30の間は、同じ条件下であっても他
の電気回路のランド間よりも早く結露が検知される。こ
のように、もともと外気の影響を最初に受ける位置に配
された結露検知用基板26において、さらに第1ランド
29と第2ランド30の間隔を小さくしたので、結露検
知精度が高いものになる。
【0022】結露検知用基板26により結露が検知され
ると、次のような対応がなされる。中央制御回路31
は、まず表示制御回路40を介して液晶表示部17とフ
ァインダ内表示器41に、結露が生じている旨の表示を
行わせて使用者に知らせ、同時に警告音発生器42で警
告音を発する。液晶表示部17とファインダ内表示器4
1での結露警告表示は、独立の表示箇所を設けてもよい
し、既存の表示箇所に特別な点滅を行わせるなど表示態
様に変化をつけるものでもよい。
【0023】結露検知用基板26の検知を受けて中央制
御回路31はまた、ズーム操作レバー16の操作のう
ち、ズームレンズ鏡筒12の繰り出し動作に関する操作
を受け付けず、ズームモータ32を同繰り出し方向に駆
動しないようにする。先に述べた通り、ズームレンズ鏡
筒12を繰り出すとカメラボディ11内に外気が流入し
て結露を進行させるおそれがあるので、これを防ぐため
である。
【0024】中央制御回路31はさらに、ストロボ発光
回路37を介してストロボ発光部14を強制発光させ、
コンデンサ38内に蓄積された高圧の電荷を抜くととも
に、コンデンサ38への再充電を停止する。これによ
り、ストロボ用の高電圧による感電を防止する。また、
結露によりフィルムがカメラ構成部品に貼り付くおそれ
があるため、中央制御回路31はさらに、フィルム給送
モータ39を動作させないようにしてフィルムの損傷を
未然に防ぐ。
【0025】結露検知用基板26で結露が検知されたと
きの以上の各対応は、結露検知用基板26で結露が解消
されたことが検知されると解除される。すなわち、液晶
表示部17とファインダ内表示器41での警告表示は消
され、警告音発生器42も警告音の発生を停止する。ま
た、結露解消が検知されると中央制御回路31は、結露
検知時に規制した、ズームレンズ鏡筒12の繰り出し動
作、コンデンサ38への再充電、フィルム給送モータ3
9の駆動をそれぞれ実行可能とする。
【0026】以上説明したように、本カメラ10では、
通気箇所の制限されたカメラボディ11内において、流
入された外気に最初に触れる、言い換えれば最初に結露
が生じやすい位置に結露検知用基板26を配したので、
他の電気部品、フィルム、レンズなどに結露して動作不
全となる前にこれを検知することができる。さらに、結
露検知用基板26上の第1ランド29と第2ランド30
の間隔は、カメラ10内の電気回路のランド間隔では最
小のものであるから、高い精度での検知が可能である。
【0027】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。実施形態では、結露検知用基板26による結露
検知を受けて、カメラの不具合を防ぐため様々な対応を
するものとしたが、単に警告を発するのみでもよい。こ
の場合、警告は、視認可能な表示器によるもの、発音体
によるものを択一的に行ってもよいし、あるいは併用し
てもよい。また、本発明は特に防水防滴カメラに用いる
と有効であるが、防水防滴機能を有さないカメラに適用
することもできる。
【0028】また実施形態ではカメラボディ内への通気
孔は一つとしたが、通気孔が複数ある場合には、最も外
気の流入しやすい通気孔の背後位置に結露検知手段を配
すれば、上記実施形態と同じに結露を早く検知すること
ができる。例えば、各通気孔において空気の流入速度が
均一であれば、開口面積の最も大きな通気孔が最も外気
の流入量が大きくなる。そこで、この最大開口面積の背
後位置に結露検知手段を配置すれば、基本的に、外気の
影響によるカメラボディ内の結露を最も早く検知するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カメラ内
の機能部品に結露が生じる前に結露を検知して、カメラ
の結露状態を使用者に知らせたり、カメラの動作を制御
して結露の進行を防ぐ結露検知機能付きカメラを簡単な
構成で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結露検知機能付きカメラの一実施形態
を示す外観斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿って示す、結露検知用基板
付近の要部の断面図である。
【図3】結露検知用基板を正面から見た図である。
【図4】図1のカメラの電気回路構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 カメラボディ 12 ズームレンズ鏡筒 14 ストロボ発光部 17 液晶表示部 18 グリップゴム 20 前カバー 21 24 通気孔 25 通気非通水シート 26 結露検知用基板(結露検知手段) 27 メイン基板 29 第1ランド 30 第2ランド 31 中央制御回路 32 ズームモータ 37 ストロボ発光回路 38 コンデンサ 39 フィルム給送モータ 40 表示制御回路 41 ファインダ内表示器 42 警告音発生器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディ内に空気を出入させるため
    の通気孔を有するカメラにおいて、カメラボディ内の上
    記通気孔の背後位置に、カメラボディ内の結露を検知す
    るための結露検知手段を配したことを特徴とする結露検
    知機能付きカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、結露検
    知手段は一対のランド間の絶縁性の有無により結露を検
    知する検知回路であり、この一対のランドの間隔は、カ
    メラの電気回路のランド間隔のうち最小である結露検知
    機能付きカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のカメラにおい
    て、通気孔は複数あり、結露検知手段は、該複数の通気
    孔のうち最も開口面積の大きい通気孔の背後位置に配さ
    れている結露検知機能付きカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか1項記載のカ
    メラにおいて、結露検知手段により結露が検知されたと
    き、使用者に知らせる警告手段を有する結露検知機能付
    きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のカメラにおいて、警告手
    段は、結露が検知されたとき警告を表示する、外部から
    視認可能な表示器である結露検知機能付きカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のカメラにおいて、警告手
    段は、結露が検知されたとき警告音を発する発音体であ
    る結露検知機能付きカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6いずれか1項記載のカ
    メラにおいて、警告手段は、結露検知手段により結露の
    解消が検知されたとき警告動作を停止する結露検知機能
    付きカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし3いずれか1項記載のカ
    メラにおいて、カメラはストロボを備えており、ストロ
    ボ充電状態において結露検知手段により結露が検知され
    たとき、強制的にストロボ発光を行わせ、かつ再充電を
    禁止するストロボ制御手段を有する結露検知機能付きカ
    メラ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のカメラにおいて、ストロ
    ボ制御手段は、結露検知手段により結露の解消が検知さ
    れたとき、ストロボの再充電を許可する結露検知機能付
    きカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし3いずれか1項記載の
    カメラにおいて、カメラはズームレンズ鏡筒を備えてお
    り、結露検知手段により結露が検知されたとき、該ズー
    ムレンズ鏡筒の繰り出し動作を規制するズーム制御手段
    を有する結露検知機能付きカメラ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のカメラにおいて、ズ
    ーム制御手段は、結露検知手段により結露の解消が検知
    されたとき、ズームレンズ鏡筒の繰り出し動作を許可す
    る結露検知機能付きカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし3いずれか1項記載の
    カメラにおいて、結露検知手段により結露が検知された
    とき、フィルム給送モータの動作を禁止するフィルム給
    送制御手段を有する結露検知機能付きカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のカメラにおいて、フ
    ィルム給送制御手段は、結露検知手段により結露の解消
    が検知されたとき、フィルム給送モータの動作を許可す
    る結露検知機能付きカメラ。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13いずれか1項記載
    のカメラにおいて、カメラは防水防滴カメラであり、上
    記通気孔周りは水密に構成されている結露検知機能付き
    カメラ。
JP10348512A 1998-12-08 1998-12-08 結露検知機能付きカメラ Pending JP2000171874A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015111026A (ja) * 2013-03-12 2015-06-18 株式会社東芝 冷蔵庫、カメラ装置、冷蔵庫用ドアポケット、通信端末、家電ネットワークシステム、庫内画像表示プログラム
WO2023042940A1 (ko) * 2021-09-17 2023-03-23 엘지전자 주식회사 결로센서를 구비한 전자장치
WO2024117282A1 (ko) * 2022-11-29 2024-06-06 엘지전자 주식회사 액체감지센서를 구비한 전자장치

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