JP2000171696A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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Abstract
様な被写体の焦点検出を可能とする焦点検出装置を得る
こと。 【解決手段】 対物レンズの予定結像面近傍に配置され
たフィールドレンズと、前記対物レンズの焦点調節状態
に応じて相対位置の変化する被写体像に関する複数の光
量分布を形成する再結像レンズと、該再結像レンズで形
成した該光量分布を検出するための受光手段とを有する
焦点検出装置において、画面周辺の領域に互いに直交す
る第1,第2の焦点検出領域を持ち、再結像レンズは第
1の再結像レンズと第2の再結像レンズを有し、該再結
像レンズの該対物レンズ側に絞りを有し、該絞りは、該
第1,第2の再結像レンズに対応する一対の絞り開口を
単位とする第1絞りと第2絞りとを有し、該第1絞りの
一対の絞り開口の中心間隔と第2の絞りの一対の絞り開
口の中心間隔とは異なること。
Description
う一眼レフレックスカメラや、一眼レフレックス電子カ
メラあるいはビデオカメラなどに使用できる焦点検出装
置、特に対物レンズ(撮影レンズ)の焦点調整状態を所
謂像ずれ方式を用いて検出する光学機器に好適なもので
ある。
オカメラは自動焦点調節のための焦点検出装置を内蔵し
ている。またその測距範囲もファインダー中央のみなら
ず、中央から左右方向や上下方向に距離が離れたところ
にも設定したものが実現されている。
って実現されている。特に一眼レフカメラのように厳し
いピント精度が要求される焦点検出装置においては、対
物レンズによる結像光束を一組の再結像レンズへ導き、
これら再結像レンズにより形成された被写体像に関する
複数の光量分布を光電変換素子の受光素子列(画素列)
で受け、両光量分布の間隔から対物レンズの焦点調節状
態を検出する装置が一般的に用いられている。
ためには原理的に光電変換素子の画素列に垂直な方向に
パターンを有する被写体の光量分布が必要で、場合によ
っては受光素子列に光量分布が生じないために焦点検出
が出来ない欠点を有していた。
るような二組の受光素子列を配置して、被写体の光量分
布の方向によらずに焦点検出を可能とする焦点検出装置
が提案され実用化されている。
光量分布の方向によらない多様な被写体に対して可能と
する為には受光手段として画素列を直交させた2組の光
電変換素子を用いる必要がある。
らず上下左右離れたところにも設定するには、焦点検出
系を各焦点検出領域に対応させて多数設置する必要があ
る。
に設定された焦点検出領域において、多様な被写体に対
して焦点検出を可能とする為には、直交した二組の光電
変換素子を配置しなければならないが、これは構成上、
難しい。この理由は周辺の領域では撮影レンズのヴィネ
ッティングによって撮影レンズの射出瞳が小さくなるた
めに直交する二組の焦点検出光学系をレイアウトするこ
とが困難だからである。
ズの射出瞳の幅は像高を取る光軸から伸びる放射方向で
像高が増すに従って急激に狭くなり、それに比して放射
直線に垂直な方向の幅の減少は小さく放射状方向の幅よ
りも広くなる。従ってヴィネッティングの大きい撮影レ
ンズに対応させようとすると、放射直線に垂直な方向に
絞りを分割する方が焦点検出の精度や焦点検出系の明る
さ等から容易である。しかしながら放射線に沿って絞り
を分割することは難しい。
様な被写体の焦点検出を可能としながらも、小型で簡易
な構成の焦点検出装置の提供を目的としている。
は、(1−1)対物レンズの予定結像面近傍で焦点検出
領域に対応した位置に配置されたフィールドレンズと、
該焦点検出領域からの光束を受け、前記対物レンズの焦
点調節状態に応じて相対位置の変化する被写体像に関す
る複数の光量分布を形成するための、一対を単位とする
再結像レンズと、該再結像レンズで形成した該光量分布
を検出するための受光手段とを有する焦点検出装置にお
いて、該対物レンズの光軸中心からはずれた画面周辺の
領域に互いに直交する第1,第2の焦点検出領域を持
ち、該フィールドレンズは第1,第2の焦点検出領域に
対応した共通のフィールドレンズ部を具備し、該一対を
単位とする再結像レンズは第1の焦点検出領域からの光
束を受ける第1の再結像レンズと第2の焦点検出領域か
らの光束を受ける第2の再結像レンズを有し、該再結像
レンズの該対物レンズ側に絞りを有し、該絞りは、該第
1,第2の再結像レンズに対応する一対の絞り開口を単
位とする第1絞りと第2絞りとを有し、該第1絞りの一
対の絞り開口の中心間隔と第2の絞りの一対の絞り開口
の中心間隔とは異なることを特徴としている。
心と周辺の焦点検出領域を結ぶ前記対物レンズの光軸か
ら放射状に伸びた直線に垂直な方向に長い開口を有し、
前記第2の焦点検出領域はその放射状に伸びた直線上に
長い開口を有しており、前記第1,第2絞りは該第1,
第2の焦点検出領域にそれぞれ対応しており、該第1絞
りの一対の開口中心間隔の方が該第2絞りの一対の絞り
開口中心間隔よりも短いこと。
部は前記受光手段側にあり、該再結像レンズの前記対物
レンズ側の面にプリズム部を有すること。
第2の焦点検出領域に対応する前記再結像レンズのレン
ズ部は基板の表裏に設置して構成されていること。等を
特徴としている。
カメラに適用した実施形態の構成図である。図1におい
て、21は脱着可能または固定の対物レンズ、8は対物
レンズ1の瞳、1は対物レンズ1の光軸である。光軸1
にそって入射する光束は半透過部を備えるクイックリ
ターンミラー22に達し、二つの光束に分割される。反
射される光軸にそってフォーカシングスクリーン23、
ペンタプリズム24、接眼レンズ25が配置され、ファ
インダー像の視認のためファインダー系を構成する。
る光軸にそって、可動なサブミラー26、ついで図中2
乃至7の各要素で示される焦点検出系が配置され、焦点
検出系の出力にもとづき、図示されていない駆動機構に
よって対物レンズ21の焦点状態が調節される。
省略して展開した形で図示したものである。図3〜図7
は図2の一部分の説明図である。次に図2乃至図7を使
って本発明の焦点検出装置の構成を説明する。2は対物
レンズの焦点面近傍におかれる視野絞り(視野マスク)
である。
の図であり、3つの十字形状の開口2a,2b,2cを
持ち、横手方向(光軸中心から放射方向)に長い3つの
焦点検出領域2a2,2b2,2c2と、縦方向に長い
3つの焦点検出領域2a1,2b1,2c1を備えてい
る。
出領域、焦点検出領域2b2は第2の焦点検出領域を形
成している。
野の長手方向は、図2の紙面垂直方向に長く、紙面上下
方向に3つの開口部2a,2b,2cが並んで配置され
ている。
a,3b,3cを有するフィールドレンズで、視野マス
ク2の近傍に、対物レンズ1の焦点面から少し離れて配
置されている。
図である。フィールドレンズ3は焦点距離の異なる第1
のフィールドレンズ3a,および2つの第2のフィール
ドレンズ3b,3cからなっている。図4では点線で焦
点検出領域を示している。
である、図5は絞り5を正面から見た図で、視野マスク
2上の焦点検出領域に対する3組の2対4つの2次結像
レンズの有効領域を決める為の3組(5a,5b,5
c)の2対4つの開口部を有している。ここで、開口部
5b11,5b12は第1絞り、開口部5b21,5b
22は第2絞りである。
ンズ部を3カ所有し、視野マスク2の開口部を通して対
物レンズ1の像をセンサー(受光手段)7上に再び結像
する作用を有する。
図である。レンズ6b11とレンズ6b12は第1の再
結像レンズ、レンズ6b21とレンズ6b22は第2の
再結像レンズである。7は光電変換デバイス(受光手
段)である。
図で受光素子列の長手並び方向が図1の紙面上下方向に
対応している。
った光束はフィールドレンズ3のレンズ部3a,3b,
3cを透過し、光電変換デバイス7上に対物レンズによ
る物体像の2次像を形成する。
7A,7B,7C内に、各々多数の画素より成る画素列
(受光素子列)が2対で4列のセンサー列を有してい
る。これらの画素列に対応して視野マスク2の開口2a
1,2a2,2b1,2b2の像が図7の画素列を囲む
点線で示す領域に投影され、この内部に物体の2次像が
形成される。
11,6a12,6b21,6b22)よりなる2組の
再結像レンズによって4つの2次像(7a11,7a1
2,7a21,7a22)が図7の点線のように形成さ
れ、物体像の2次像は対物レンズ1の焦点調節状態によ
ってそれぞれのセンサー長手方向に移動する。
に対応する同じ視野マスク2の開口部の像について、光
電変換素子7上の2次像の相対的間隔をそれぞれ検出す
る事により、視野マスク2の開口部それぞれについて、
対物レンズ1の焦点調節状態を検出する事が出来る。
点距離の異なるフィールドレンズ部より成っている。焦
点検出装置のフィールドレンズ3の役割は、焦点検出の
対称となる対物レンズ1の射出瞳8と焦点検出装置の絞
り5を共役の関係で結ぶ事にある。
レンズ1の射出瞳位置8に投影するように設定される。
次結像レンズ6,センサー列7の方向と関係を説明す
る。図3の中央部の一方の焦点検出領域2a1に対応す
る絞り開口は図5の開口5a11,5a12で図中の直
線51の方向に焦点検出光学系21の入射瞳8を分割し
ている。同じく図3の他方の焦点検出領域2a2に対応
する絞り開口は図5の開口5a21,5a22で図中の
直線52の方向に焦点検出光学系の入射瞳を分割してい
る。
隔を示していて、この距離が焦点検出系の精度を決定す
るパラメータになり、絞り開口の大きさが焦点検出系の
光学系としての明るさを決定する。これらの瞳分割方向
は視野2の直交する方向と一致しており、これはセンサ
ー列7の方向とも一致している。
次結像レンズは図6の2次結像レンズ6a11,6a1
2で図5の絞り5の開口5a11,5a12の位置に一
致している。その他の2次結像レンズも同様にそれぞれ
の絞り開口に一致して配置されている。
3の視野マスク2の中央部分の十字開口部の一方2a1
がセンサー7上に図7の像7a11,7a12のごとく
投影され、センサー列上に撮影レンズによる開口部中の
像が2次結像となり、センサー7で光量分布として検出
される。
3の視野マスク2の中央部分の十字開口の他方2a2が
センサー7上に図7の像7a21,7a22の如く投影
され、センサー列上に撮影レンズによる開口部中の像が
2次結像となり、センサーに光量分布として検出され
る。
1,7a22の二つの像が撮影レンズのピント変化によ
ってセンサー列方向に移動する為、この間隔を測定する
ことによってピントの位置を検出することができる。
の絞り開口を視野の方向によって変化させることの効果
を説明する。
う対物レンズ21の射出瞳8の中に焦点検出光学系の入
射瞳5を投影する必要がある。言い換えれば焦点検出光
学系の絞り2をフィールドレンズ3によって撮影レンズ
21の射出瞳8上に結像して、その像が撮影レンズ21
の射出瞳8からはみ出さないようにしておかなければな
らない。
合、所謂焦点検出系の瞳にけられが生じ、十分な光束が
センサー上に到達しない為、センサー上の光量分布に不
均一性が生じることになる。
2次像の間隔を検出して焦点検出を行う焦点検出装置で
は正確な焦点検出が行えないことになる。
ンズと焦点検出光学系の瞳結合はフィールドレンズ3の
適切なパワーの設定と絞り5の適切な大きさの設定によ
って厳密に保たれることが必要とされる。
の違う多くの種類の撮影レンズやズームレンズのように
焦点距離、Fno共に変化する撮影レンズが焦点検出光
学系に組み合わされたりする場合、前述の瞳結合を厳密
に成り立たせることが大変困難になる。一眼レフカメラ
の場合は多くの撮影レンズに対応させるため適合する撮
影レンズの最小FnoをF5.6程度にすることが多
い。
に合わせる形で絞り開口を決定する。
面の中央であればほぼ撮影レンズのFnoによって焦点
検出光学系の取り込むことができる光束が決定される。
しかしながら、画面の中心以外の周辺領域に焦点検出範
囲を設定しようとすればFnoだけでなく射出瞳の光軸
方向の位置や、ヴィネッティングの影響も考慮しなけれ
ばならない。
向の位置が異なる複数の撮影レンズで焦点検出光学系に
取り込む光束を決定しようとすると焦点検出光学系の絞
り開口を分割する方向に制約を受けるようになる。
影レンズ21の光軸、30は撮影レンズ21の結像面、
31,32は同じFno(ここでは仮にF5.6とす
る)で光軸方向の位置が異なる射出瞳を摸式的に示して
いる。
れる面を示している。33は撮影レンズ21の画面中央
35に入射する点線L1,L2で示す光束が絞り5に到
達する範囲を摸式的に示し、その中に焦点検出光学系の
絞り開口33a1,33a2,33b1,33b2を示
している。光束L1,L2は撮影レンズ21の光束を決
定する射出瞳8を模した絞り31,32に制限されて結
像面30の光軸上35に結像する。
光束L1,L2を同じように制限している。
と絞り面5の距離に応じた円(範囲)33を描くことに
なる。この円33の内側に焦点検出光学系の絞り開口を
設ければ、撮影レンズ21の射出瞳8と焦点検出光学系
の入射瞳を適切に結合させる条件が整う。
1の結像面30近傍にフィールドレンズ3等を配置し
て、絞り面5を射出瞳31,32近傍に結像させる作用
を持たせる。
光束の円33内に絞り開口を設定しておけば、撮影レン
ズからの光束をケラレることなく焦点検出光学系に取り
込むことができる。
考える。光束L3,L4はF5.6に相当する射出瞳3
1,32によって制限され像面上に点36に到達する光
束を示している。実際の撮影レンズではFno光束を決
定する絞りや個々のレンズ径などによって複数の光束を
制限する部材が存在する。
って制限され、上方光束L4は射出瞳32によって制限
され、絞り面5上に34で示すような楕円形状の光束断
面となる。
点検出光学系を得るためには開口34a1,34a2で
示すような方向の分割をすることが望ましい。ここに画
面中央と同じように直交する十字の焦点検出領域を確保
しようとすれば紙面を上下に分割する絞りを設置する必
要がある。
束が楕円形上であるため紙面上下方向に分割する絞りは
面積が小さく、間隔の狭いものになってしまう。これは
この焦点検出光学系が暗さに弱く、精度の悪いことを意
味している。
つの焦点検出領域の焦点検出光学系をそれぞれ異なる撮
影レンズFnoに対応させることによって、明るく検出
精度の良い焦点検出光学系を実現している。
周辺部の焦点検出光学系に用いる絞り6の開口を説明す
る図である。
口34a1,34a2は図8と同一であり、撮影レンズ
の射出瞳31,32によって決定される絞り開口を示し
ている。
い(Fnoの小さな)撮影レンズの射出瞳を示し、像面
上の点36に到達する光束L5は射出瞳39によって制
限され、光束L6は射出瞳40によって制限されてい
る。
絞り面上5に楕円形状の撮影レンズの有効部37を形成
する。ここに紙面を上下方向に分割する絞り開口37a
1,37a2を設定する。
出領域を直交する二つで構成する場合、対応するFno
を異なるものとして撮影レンズの有効光束が、より狭く
なる方向にFnoの小さな明るいレンズを対応させ、そ
れに直交する方向にFnoの大きな暗いレンズを対応さ
せれば良い。
12,5b21,5b22で示すように、絞り開口5b
11,5b12が構成する焦点検出光学系は比較的暗い
撮影レンズのF56以上の明るさを有する撮影レンズに
対応し、絞り開口5b21,5b22はF28以上の明
るい撮影レンズに対応している。勿論、絞り開口5b1
1,5b12で構成する焦点検出光学系はF56以上の
明るさを持つ撮影レンズであれば焦点検出が可能であ
る。
示す直線53,54は直交し、直線54>直線53なる
関係にしている。
する焦点検出光学系の方が焦点検出精度が高く、明るい
撮影レンズが要求する焦点検出精度との適合性に優れて
いる。また絞りの開口面積を大きく取って焦点検出光学
系としての明るさも確保し、これも明るい撮影レンズと
の適合性に優れている。
明図である。106は2次結像レンズであり、これ以外
の構成、作用は実施形態1と同じなので説明を省略す
る。実施形態2では2次結像レンズ106のレンズ部を
絞り5の直後側としている。
多数のレンズ部を有する2次結像レンズでは有効部の広
がりから光束のオーバーラップが生じ、ゴースト光とな
って著しい焦点検出精度の低下をもたらすからである。
ズ部を設けることにより各絞り開口を通る光束が広がる
前に収束作用のあるレンズ部を通過させることができ、
光束のオーバーラップが解消される。
明図である。116は2次結像レンズであり、これ以外
の構成、作用は実施形態1と同じなので説明を省略す
る。
り側にプリズム部を有しており、センサー上の2次結像
面の補正を行うと同時に、プリズム部で光束を外側に曲
げることによりレンズ部での光束のオーバーラップを防
ぐ効果を有している。
ズ116の拡大図である。基板の一方に設けたプリズム
部123を通過した光束がプリズム作用によって外側
(紙面左)に偏向されつつ、基板の他方に設けたレンズ
部121に入射する。同様にプリズム部124を通過し
た光束がプリズム作用によって外側(紙面右)に偏向さ
れつつレンズ部122に入射する。周辺のレンズについ
ても同様にプリズム部127を通過した光束がプリズム
作用によって外側(紙面右)に偏向されつつレンズ部1
26に入射する。このような偏向作用を与えるプリズム
部123,124,127,128等を設けることによ
ってレンズ部での光束のオーバーラップを回避すること
ができる。
る。136は2次結像レンズであり、これ以外の構成、
作用は実施形態1と同じである為説明を省略する。2次
結像レンズ136は直交する視野を担当するレンズ部を
部材(基板)の表裏に分けて配置することにより、各レ
ンズに入射する光束のオーバーラップを回避している。
ズ136の拡大図で、図14(A)は上方から見た図、
図14(B)は側面図、図14(C)は下方から見た図
である。
示す側をセンサー7側に図14(C)で示す側を向けて
2次結像レンズ136を配置している。絞り5近傍の図
14(A)に配置されたレンズ部141aに入射した光
束は絞り5とレンズ部141aが近い為、ほとんど広が
ることなく収斂作用をすぐに受けてセンサー7に入射す
る。
なオーバーラップが生じない。センサー7に近い図14
(C)側に配置されたレンズ部143cに入射する光束
は、絞り5とレンズ部143cが離れている為光束があ
る程度広がりながらレンズ部143cに入射することに
なる。
のレンズ部は反対面の絞り5側にある為、オーバーラッ
プが生じない。実施形態2,3,4のような構成を取る
ことによって直交する焦点検出領域を設けても、光束オ
ーバーラップが起こらない焦点検出光学系が実現でき
る。
影画面の中心部だけでなく、画面の周辺にも焦点検出領
域として直交する二つの焦点検出範囲を設ける場合、適
応する撮影レンズのFnoを異なるものとすることによ
って高精度な焦点検出光学系を構成することを可能とし
ている。
を有し、多様な被写体の焦点検出を可能としながらも、
小型で簡易な構成の焦点検出装置を達成することができ
る。
図
す図
示す図
ンズを示す図
示す図
を示す図
を示す図
説明図
説明図
略図
略図
略図
Claims (4)
- 【請求項1】 対物レンズの予定結像面近傍で焦点検出
領域に対応した位置に配置されたフィールドレンズと、
該焦点検出領域からの光束を受け、前記対物レンズの焦
点調節状態に応じて相対位置の変化する被写体像に関す
る複数の光量分布を形成するための、一対を単位とする
再結像レンズと、該再結像レンズで形成した該光量分布
を検出するための受光手段とを有する焦点検出装置にお
いて、該対物レンズの光軸中心からはずれた画面周辺の
領域に互いに直交する第1,第2の焦点検出領域を持
ち、該フィールドレンズは第1,第2の焦点検出領域に
対応した共通のフィールドレンズ部を具備し、該一対を
単位とする再結像レンズは第1の焦点検出領域からの光
束を受ける第1の再結像レンズと第2の焦点検出領域か
らの光束を受ける第2の再結像レンズを有し、該再結像
レンズの該対物レンズ側に絞りを有し、該絞りは、該第
1,第2の再結像レンズに対応する一対の絞り開口を単
位とする第1絞りと第2絞りとを有し、該第1絞りの一
対の絞り開口の中心間隔と第2の絞りの一対の絞り開口
の中心間隔とは異なることを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項2】 前記第1の焦点検出領域は撮影画面の中
心と周辺の焦点検出領域を結ぶ前記対物レンズの光軸か
ら放射状に伸びた直線に垂直な方向に長い開口を有し、
前記第2の焦点検出領域はその放射状に伸びた直線上に
長い開口を有しており、前記第1,第2絞りは該第1,
第2の焦点検出領域にそれぞれ対応しており、該第1絞
りの一対の開口中心間隔の方が該第2絞りの一対の絞り
開口中心間隔よりも短いことを特徴とする請求項1の焦
点検出装置。 - 【請求項3】 前記再結像レンズのレンズ部は前記受光
手段側にあり、該再結像レンズの前記対物レンズ側の面
にプリズム部を有することを特徴とする請求項1又は2
の焦点検出装置。 - 【請求項4】 前記第1の焦点検出領域と第2の焦点検
出領域に対応する前記再結像レンズのレンズ部は基板の
表裏に設置して構成されていることを特徴とする請求項
1又は2の焦点検出装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36379698A JP4289707B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP36379698A JP4289707B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 焦点検出装置 |
Publications (3)
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JP2000171696A5 JP2000171696A5 (ja) | 2009-04-09 |
JP4289707B2 JP4289707B2 (ja) | 2009-07-01 |
Family
ID=18480220
Family Applications (1)
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JP36379698A Expired - Lifetime JP4289707B2 (ja) | 1998-12-07 | 1998-12-07 | 焦点検出装置 |
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JP (1) | JP4289707B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037828A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Sony Corp | 焦点検出装置、および撮像装置 |
-
1998
- 1998-12-07 JP JP36379698A patent/JP4289707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037828A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Sony Corp | 焦点検出装置、および撮像装置 |
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JP4289707B2 (ja) | 2009-07-01 |
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