JP2000171395A - 水中溶存物質検出器及び水中溶存物質測定方法 - Google Patents

水中溶存物質検出器及び水中溶存物質測定方法

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JP2000171395A
JP2000171395A JP10342865A JP34286598A JP2000171395A JP 2000171395 A JP2000171395 A JP 2000171395A JP 10342865 A JP10342865 A JP 10342865A JP 34286598 A JP34286598 A JP 34286598A JP 2000171395 A JP2000171395 A JP 2000171395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性に優れ、安価、小型、且つ測定誤差が
少ない水中溶存物質検出器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明の水中溶存物質検知器は、短波長
紫外線領域に吸収特性をもつ紫外線吸収物質が含有され
た被測定水を収納できる容器と、紫外線発光源と、吸収
減衰された短波長紫外線を検出する短波長紫外線検出光
電管と、短波長紫外線検出光電管の出力を受光量に比例
した周波数のパルス信号に変換する駆動回路と、駆動回
路を制御して紫外線吸収物質の濃度を算出する制御部を
備え、制御部が容器内に被測定水を収容しない状態で第
1の周波数と周波数時間変化率を測定するとともに、所
定時間経過後に被測定水を収容した状態で第2の周波数
を測定して、周波数時間変化率により第1の周波数を所
定時間後の値に補正して紫外線吸収物質の濃度を算出す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外線吸光度法を用
いて水中紫外線吸収物質の濃度を測定する水中溶存物質
検出器及び水中溶存物質測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、硝酸、亜硝酸、塩素イオン又は、
有機物等の短波長紫外線吸収特性を持つ物質の溶存量を
測定する水中溶存物質検出器として、紫外線吸光度法を
用いる分光光度計が最も広く使用されている。図7は従
来の分光光度計の要部模式図である。
【0003】図7において、1は従来の分光光度計、2
は硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の短波長紫外
線吸収特性を持つ物質を含有する被測定水、3は被測定
水2を収納する収納容器、3aは収納容器3の紫外線透
過入光面、3bは収納容器3の紫外線出光面、4は測定
波長を含む紫外線を放出する紫外線発光源、5は紫外線
発光源4より照射された光のうち測定波長域の光のみを
透過させる分光フィルター、6は分光フィルター5で分
光された光を集光する集光部、7は被測定水2中紫外線
吸収特性を持つ物質により、吸収減衰された測定光を検
出する紫外線受光部、8は外部可視光を遮断する外部可
視光遮断壁である。
【0004】以下、従来の分光光度計の測定原理につい
て説明する。紫外線発光源4から測定波長(185nm
〜260nm)を含む紫外線が放出され、紫外線発光源
4より放出された光のうち、紫外線吸収特性を示す波長
域の光のみを分光フィルター5が透過させる。分光フィ
ルター5により分光された光が分散されるので、集光部
6が分光された光を必要な光束まで集光させる。集光部
6により集光された測定光が硝酸や亜硝酸や塩素イオン
又は有機物等物質を含有する被測定水2に照射される。
紫外線透過入光面3aと紫外線出光面3b及び被測定水
2で吸収減衰された測定光を紫外線受光部7により検出
させる。紫外線吸収特性を持つ物質を測定する時、蒸留
水或いは被測定水水溶液と同一ベースの標準溶液で分光
光度計1の透過率を100%とする。次いで、硝酸や亜
硝酸や塩素イオン又は有機物等の短波長紫外線吸収特性
を持つ物質を含有する被測定水2を分光光度計1にセッ
トし、被測定水2の透過率を測定する。透過率の値から
上記紫外線吸収特性を持つ物質の濃度を換算できる。
【0005】通常、紫外線受光部7には紫外線領域に感
度を有するフォトダイオードが用いられ、外部の太陽光
や室内灯など可視光がフォトダイオードを影響するた
め、外部可視光を遮断する外部可視光遮断壁8が必要で
ある。また、紫外線発光源4としては紫外線領域におけ
る発光強度が強く、しかもその強度が比較的安定してい
る点から重水素ランプが用いられる。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の分光光度計を用いて、硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は
有機物等の短波長紫外線吸収特性をもつ物質の溶存量を
測定する水中溶存物質検出器は、以下の課題を有してい
た。
【0007】(1)分光光度計に使用されるフォトダイ
オードは高価である上に、紫外線に比べ可視光線の感度
が非常に高いため、可視光線による測定誤差が大きいと
いう課題を有していた。
【0008】(2)可視光線によるフォトダイオードの
影響を避けるため、紫外線発光源からの照射光のうち測
定雑音源となる可視光を除き、測定波長の光のみを分光
させる分光フィルターや太陽光、室内灯など外部可視光
の紫外線受光部への入光防止用可視光遮断壁が必要であ
り、検出器が高価になるうえ大型化するという課題を有
していた。
【0009】(3)測定に必要としない185nmより
短い光は、O2分子などによって吸収されやすく周囲の
雰囲気により変化するため、安定した検出ができず水質
検出時の誤差になるという課題を有していた。
【0010】(4)紫外線発光源からの照射光のうち、
測定に必要としない光(260nmより長い光)が原因
となる発熱による検出器内部の温度変動と、それに伴う
紫外線受光部の受光感度変動によって測定誤差が大きい
という課題を有していた。
【0011】(5)温度変動による紫外線受光部の受光
感度変動を抑制するため、紫外線発光源と紫外線受光部
間の距離を充分長くとる方法や紫外線受光部の冷却機構
を設ける方法が取られてきたが、検出器が高価になるう
え大型化するという課題を有していた。
【0012】(6)紫外線受光部の出力は発光源からの
光の照射で時間の経過とともに出力が変動し、いつの時
点で測定したかで測定値にばらつきがでるものであっ
た。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、分光フィルターや集光部及び外部可視光の遮断構造
を用いずに水中溶存物質を測定できるとともに、出力変
動に対処でき、安定性に優れ、安価、小型、且つ測定誤
差が少ない水中溶存物質検出器及び水中溶存物質測定方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の水中溶存物質検
出器は、制御部が前記容器内に前記被測定水を収容しな
い状態で第1の周波数と周波数時間変化率を測定すると
ともに、所定時間経過後に前記被測定水を収容した状態
で第2の周波数を測定して、前記周波数時間変化率によ
り前記第1の周波数または前記第2の周波数を前記所定
時間後の値に補正して紫外線吸収物質の濃度を算出する
ことを特徴とする。
【0015】これにより、分光フィルターや集光部及び
外部可視光の遮断構造を用いずに水中溶存物質を測定で
き、出力変動に対処でき、安定性に優れ、安価、小型、
且つ測定誤差が少なくすることができる。
【0016】さらに、本発明の水中溶存物質測定方法
は、被測定液が容器に収容されていない状態で短波長紫
外線を含む光を照射して短波長紫外線を検出し、この受
光量に比例した周波数のパルス信号に変換して第1の周
波数と周波数時間変化率を測定するとともに、所定時間
後に前記被測定水を容器に収容した状態で短波長紫外線
を含む光を照射し、前記紫外線吸収物質により吸収減衰
された短波長紫外線を検出して、この受光量に比例した
第2の周波数のパルス信号に変換し、該第2の周波数を
測定するとともに前記周波数時間変化率により前記第1
の周波数または前記第2の周波数を前記所定時間後の値
に補正して紫外線吸収物質の濃度を算出することを特徴
とする。
【0017】これにより、分光フィルターや集光部及び
外部可視光の遮断構造を用いずに水中溶存物質を測定で
き、受光感度変動に対する安定性に優れ、安価、小型、
且つ測定誤差が少なくする水中溶存物質測定方法を提供
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、短波長紫外線領域(185〜260nm)に吸収特
性をもつ紫外線吸収物質が含有された被測定水を収納で
きる容器と、短波長紫外線を含む光を前記容器に照射す
る紫外線発光源と、前記紫外線発光源より照射され、前
記被測定水中の前記紫外線吸収物質により吸収減衰され
た短波長紫外線を検出する短波長紫外線検出光電管と、
前記短波長紫外線検出光電管の出力を受光量に比例した
周波数のパルス信号に変換する駆動回路と、前記駆動回
路を制御するとともに紫外線吸収物質の濃度を算出する
制御部を備え、前記制御部が前記容器内に前記被測定水
を収容しない状態で第1の周波数と周波数時間変化率を
測定するとともに、所定時間経過後に前記被測定水を収
容した状態で第2の周波数を測定して、前記周波数時間
変化率により前記第1の周波数または前記第2の周波数
を前記所定時間後の値に補正して紫外線吸収物質の濃度
を算出することを特徴とする水中溶存物質検出器である
から、水中溶存物質検出器において発生する紫外線発光
源や短波長紫外線検出光電管の出力変動による測定誤差
を抑えて、水中の硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物
等の短波長紫外線吸収特性を持つ物質の溶存量を安定し
て精度よく測定することができる。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、短波長
紫外線領域(185〜260nm)に吸収特性をもつ紫
外線吸収物質含有の被測定水中の紫外線吸収物質濃度を
測定する水中溶存物質測定方法であって、前記被測定液
が容器に収容されていない状態で短波長紫外線を含む光
を照射して短波長紫外線を検出し、この受光量に比例し
た周波数のパルス信号に変換して第1の周波数と周波数
時間変化率を測定するとともに、所定時間後に前記被測
定水を容器に収容した状態で短波長紫外線を含む光を照
射し、前記紫外線吸収物質により吸収減衰された短波長
紫外線を検出して、この受光量に比例した第2の周波数
のパルス信号に変換し、該第2の周波数を測定するとと
もに前記周波数時間変化率により前記第1の周波数また
は前記第2の周波数を前記所定時間後の値に補正して紫
外線吸収物質の濃度を算出することを特徴とする水中溶
存物質測定方法であるから、紫外線発光源や短波長紫外
線検出光電管の出力変動による測定誤差を抑えて、水中
の硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の短波長紫外
線吸収特性を持つ物質の溶存量を安定して精度よく測定
することができる。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、短波長
紫外線領域(185〜260nm)に吸収特性をもつ紫
外線吸収物質が含有された被測定水を収納できる容器
と、短波長紫外線を含む光を前記容器に照射する紫外線
発光源と、前記紫外線発光源より照射され、前記被測定
水中の前記紫外線吸収物質により吸収減衰された短波長
紫外線を検出する短波長紫外線検出光電管と、前記短波
長紫外線検出光電管の出力を受光量に比例した周波数の
パルス信号に変換する駆動回路と、前記駆動回路を制御
するとともに紫外線吸収物質の濃度を算出する制御部を
備え、前記制御部が前記容器内に前記被測定水を収容し
ない状態で第1の周波数を測定して設定周波数と比較
し、前記第1の周波数が前記設定周波数に等しくなるま
で電圧と周波数を変えて比較を繰り返し、前記設定周波
数に一致したら前記被測定水を導入して、所定の時間経
過してから前記被測定水を収容した状態で第2の周波数
を測定して紫外線吸収物質の濃度を算出することを特徴
とする水中溶存物質検出器であるから、短波長紫外線吸
収特性を持つ物質がない状態で短波長紫外線検出光電管
の出力を同一条件に調整するので、紫外線発光源や短波
長紫外線検出光電管のばらつきを抑えて、水中溶存物質
検出器ごとにあらかじめ調整しておく必要がないし、被
測定水の周波数から濃度を算出する時に補正する必要も
ない。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
水中溶存物質検出器の要部構成図、図2は本発明の実施
の形態1における水中溶存物質検出器のブロック図、図
3は本発明の実施の形態1における水中溶存物質の測定
方法を示す処理フローチャートである。
【0022】図1において、10は実施の形態1におけ
る水中溶存物質検出器、4は短波長紫外線(185nm
〜260nm)を放出する紫外線発光源、11は短波長
紫外線検出光電管(以下、光電管と呼ぶ)、12は少な
くとも185nmより短い光を透過しない透過光規制ガ
ラスで形成された密栓容器、13は光電限界波長が26
0nm以下の陰極、14は陰極13より放出された電子
を倍増する放電ガス、15は放電ガス14により倍増さ
れた電子を受ける陽極、16は陰極13と陽極15の間
の距離を一定に保つ絶縁スペーサ、17は被測定水の入
口、18は被測定水の出口である。尚、従来の技術と同
様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】まず、実施の形態1の水中溶存物質検出器
の動作原理について説明する。紫外線発光源4より短波
長紫外線を含む光が連続または、周期的に直接被測定水
2に供給される。供給された光は、被測定水2により各
測定物質の吸収波長域の光を吸収減衰され、光電管11
に達する。そして、光電管11に達した光は、密栓容器
12の透過光規制ガラスにより少なくとも185nmよ
り短い光をカットされ、光電管11内に入光、陰極13
に衝突、光電効果により電子を放出する。放出された電
子は、陰極13と陽極15の間に印加される電圧により
加速され陽極15に移動する。移動する際に、放電ガス
14と衝突して電子倍増現象を起こしながら陽極15に
達し、グロー放電を起こすことで急激に電流が流れる。
この放電電流値は、光の強さに関係がなく、陰極13と
陽極15に接続された電気回路のインピーダンスのみに
依存する。そして、放電を持続させると光電管11の特
性が低下するので、光電管11に流れるパルス状電流を
電圧に変換して、その周波数から水溶液中の硝酸や亜硝
酸や塩素イオン又は有機物等の濃度を換算する。何故こ
のような換算が可能かというと、被測定水2により吸収
減衰された光の強さは陰極13に衝突して光電効果を発
生させる確率に比例しているためである。すなわち、被
測定水2に含まれた紫外線吸収物質が紫外線を吸収する
と、光電効果を発生する確率が低下し、グロー放電の発
生頻度が低下して陰極13と陽極15の間を流れるパル
ス状電流の周波数が変化し、この周波数の変化が紫外線
吸収物質の濃度と密接な関係を有しているからである。
このとき流れる電流の大きさは電気回路に影響される
が、周波数は電気回路の特性に影響されず、精度よく測
定できるものである。ただ光電効果を利用しているため
温度等の影響や、放電を利用するため特性が低下し時間
経過とともに出力が変動する。
【0024】続いて、本実施の形態1の水中溶存物質検
出器を用いた測定について、以下図2、図3を用いて説
明する。図2において、19は駆動部、19aは駆動回
路であり、定電圧回路20、発振回路21、スイッチン
グ素子22、昇圧トランス23によって構成されてお
り、発振回路21の出力でスイッチング素子22を駆動
し、定電圧回路20とスイッチング素子22で昇圧トラ
ンス23をスイッチングすることで高電圧(350V)
の一定周波数交流電圧を発生する。19bは駆動回路1
9aの出力を平滑化して紫外線発光源4及び光電管11
に高電圧(350V)の直流電圧を供給する平滑化回
路、19cは光電管11の陰極13と陽極15の間に発
生した微小電流をパルス電圧信号に変換する変換回路、
24は電磁弁、25は制御部、26は表示部である。
【0025】制御部25は、図示しないマイクロプロセ
ッサとその周辺回路等からなり、パルス信号の周期から
周波数を算出する周波数測定手段27と、周波数測定手
段27で算出した周波数から硝酸や亜硝酸や塩素イオン
又は有機物等の紫外線吸収物質濃度を算出する算出手段
28を有している。そして制御部25はさらに駆動部1
9、電磁弁24の開閉、表示部26の制御も行なう。
【0026】初期状態では電磁弁24は閉止された状態
にあり、水中溶存物質検出器10内には被測定水2が導
入されていない。この状態で、予めプログラムによって
設定された測定動作に入ると、ステップS1で制御部2
5は駆動部19に通電して駆動回路19a及び平滑化回
路19bにより高電圧V1(350V)の直流電圧を紫
外線発光源4及び光電管11に供給する。電圧が供給さ
れると、紫外線発光源4より短波長紫外線を含む光が、
硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物
質を介すことなく光電管11に照射される。光電管11
に発生した放電電流により、出力電圧がV2以下まで下
がるので放電が停止してパルス状電流となる。このパル
ス状電流は、変換回路19cでパルス電圧信号に変換さ
れる。V2以下まで下がった出力電圧は、周波数f0で
次に充電されるまではV2以下を維持し、その後V1ま
で復帰する。上記動作を繰り返すことで、パルス電圧信
号が周期的に変換回路19cより出力される。
【0027】このパルス電圧信号の所定時間内における
数をステップS2で周波数測定手段27によりカウント
して周波数を算出する。ステップS2で算出した周波数
は、ステップS3においてメモリに格納して所定回数ス
テップS2の周波数の算出を繰り返す。所定回数の周波
数算出が終了したら、S4で算出手段28により周波数
の平均値を算出して記憶しておく(f1)。また、周波
数時間変化率K=Δf/Δtも平均値を算出して記憶し
ておく。また周波数測定を開始した時の時間をt1とす
る。
【0028】次に、ステップS5で制御部25は電磁弁
24を開放状態にして、水中溶存物質検出器10内に被
測定水2を導入する。すると、光電管11には硝酸や亜
硝酸や塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物質により
短波長紫外線が一部吸収されてから照射されることにな
る。被測定水2を導入し紫外線照射してから所定の時間
(t2)が経過した後、ステップS6でステップS2か
らステップS4の動作を繰返して、再度周波数の平均値
を算出する(f2)。算出手段28は、後述するように
ステップS4で測定した平均周波数f1を基に、ステッ
プS7で時間t1から時間t2への間に光電管11が放
電の繰返しで特性が変化した分を考慮して補正し、ステ
ップS8でこの補正したf1とf2から濃度を算出し、
表示部26に出力する。
【0029】そこで、以下周波数による濃度Cの算出方
法について説明する。紫外線発光源4から強さl0の紫
外光が厚さL,濃度Cの被測定水2を透過して強さlt
になった時、ランバート・ベールの法則により光の吸光
度Aは、L及びCに比例して、 A=−log(lt/l0)=α×L×C が成り立つ。ここで、lt/l0は透過度であり、その
対数で吸光度Aが表される。αは比例定数であり、物質
により決定される吸光係数である。上式をCについてみ
ると、 C=−(1/(α×L))×log(lt/l0) [mg/l]…… となる。また、光電管11の出力周波数は紫外線の強さ
に比例するので、比例定数βとすると紫外線発光源4の
強さl0は、 l0=β×f0 で表され、被測定水2を透過した後の紫外線の強さlt
は、その時の出力周波数をftとすると、 lt=β×ft となるので式は、 C=−(1/(α×L))×log(ft/f0)…… として濃度Cを光電管11の出力周波数によって算出す
ることができる。
【0030】補正を行う理由は、紫外線発光源4及び光
電管11は上述のように電子倍増現象を起こすことによ
り出力するものであるから、時間経過により特性変化が
生じ、その出力が変動するからである。その出力変動の
平均値は短時間であればほぼ線形とみなして扱うことが
できるので、周波数f1は時間tの関数、 f1(t)=K×t+f0 (但し、f1≦f0)…… で表わされる。そして、その時の濃度C1は、 C1=−(1/(α×L))×log[f1(t)/f0]…… となる。また、周波数f2も同様に時間tの関数f2
(t)となり、その時の濃度C2は、 C2=−(1/(α×L))×log[f2(t)/f0]…… で表される。従って、濃度Cは被測定水2の有無での差
であるので、 C=C2−C1 =−(1/(α×L))×log[f2(t)/f1(t)]…… となる。しかし、測定したf1は、t=t1の時点で測
定した周波数f1(t1)であり、f2はt=t2の時
点での周波数f2(t2)であるので、両者は測定時間
がずれており、このままこれらを用いると出力変動を無
視したことになるため、直接式に代入して計算するこ
とはできない。そこでt=t2の時点におけるf1(t
2)を推定する必要がある。
【0031】式によりf1(t2)=K×t2+f
0、f1=K×t1+f0であるから、f1(t2)=
f1+K×(t2−t1)として推定することができ
る。この推定されたt=t2時点のf1(t2)とf2
を式に代入すれば濃度Cを算出できる。このように、
硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物
質がない状態のt2時点での推定出力と、紫外線吸収物
質がある状態での出力とを対比することで出力変動によ
る測定誤差を補正できる。
【0032】濃度の算出が完了したら、ステップS9で
制御部25は電磁弁24を閉止状態にして、水中溶存物
質検出器10内にある被測定水2を排水する。また、駆
動部19への通電を停止して、紫外線発光源4及び光電
管11への高電圧(350V)の直流電圧の供給を停止
して初期状態に戻る。
【0033】以上のように本実施の形態1では、上記構
成の水中溶存物質検出器において発生する紫外線発光源
や短波長紫外線検出光電管の出力変動による測定誤差を
抑えることができるので、水中の硝酸や亜硝酸や塩素イ
オン又は有機物等の短波長紫外線吸収特性を持つ物質の
溶存量を安定して測定することができる。
【0034】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における水中溶存物質の測定方法を示す処理フロー
チャートである。図3と同一の符号を付したものは、本
実施の形態1と基本的に同一の作用を奉するから、詳細
な説明は実施の形態1の説明に譲って省略する。
【0035】図4において、ステップS6までの処理で
周波数の平均値f1及びf2を算出するまでは実施の形
態1と同様である。本実施の形態2では、f1をt=t
2の時点の値に補正する代わりに、逆にf2をt=t1
の時点の値に補正するものである。
【0036】式によりf2(t1)=K×t1+f
0、f2=K×t2+f0であるから、f2(t1)=
f2−K×(t2−t1)として推定することができ
る。この推定されたt=t1時点のf2(t1)とf1
を式に代入すれば濃度Cを算出できる。このように、
硝酸や亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物
質がない状態での出力と、これがある状態でのt1時点
での推定出力を対比することで出力変動による測定誤差
を補正できる。
【0037】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3における水中溶存物質検出器のブロック図、図6は
本発明の実施の形態3における水中溶存物質の測定方法
を示す処理フローチャートである。図2及び図3と同一
の符号を付したものは、本実施の形態1と基本的に同一
の作用を奉するから、詳細な説明は実施の形態1の説明
に譲って省略する。
【0038】図5において、駆動部19内の駆動回路1
9aは入力信号に応じて出力値を可変に出来る可変出力
電源29及びスイッチング素子22、昇圧トランス23
によって構成されている。また、制御部25内には可変
出力電源29を制御する電圧制御手段30と、出力周波
数を設定することで自在に周波数を可変できる可変周波
数出力手段31、周波数測定手段27、算出手段28に
より構成されている。駆動回路19aは可変周波数出力
手段31の出力でスイッチング素子22を駆動し、電圧
制御手段30によって設定される可変出力電源29の出
力電圧とスイッチング素子22で昇圧トランス23をス
イッチングすることで高電圧(300〜350V)の可
変周波数交流電圧を発生する。
【0039】初期状態では電磁弁24は閉止状態にあ
り、水中溶存物質検出器10内には被測定水2が導入さ
れていない。この状態で、予めプログラムによって設定
された測定動作に入ると、S12で制御部25は駆動部
19に通電するとともに電圧制御手段30、可変周波数
出力手段31は初期設定値を出力し、駆動回路19aか
ら高電圧V1,周波数f31となるようにする。駆動回
路19aから出力された交流電圧は、平滑化回路19b
を経て直流電圧を紫外線発光源4及び光電管11に供給
する。電圧が供給されると、紫外線発光源4より短波長
紫外線を含む光が連続または周期的に、硝酸や亜硝酸や
塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物質を介すことな
く光電管11に照射される。光電管11に発生した微小
電流を変換回路19cでパルス電圧信号に変換され、ス
テップS2で周波数測定手段27により周波数を算出す
る。ステップS2で算出した周波数は、ステップS3に
おいてメモリに格納して所定回数ステップS2の周波数
算出を繰り返す。所定回数の周波数算出が終了したら、
ステップS4で算出手段28により周波数の平均値を算
出する(f3)。f3の算出が終了したら、ステップS
13において、ステップS4で算出したf3と測定の基
準となる設定周波数(f4)との比較を行う。もし両者
が一致せずf3>f4の場合、ステップS14で電圧制
御手段30によって駆動回路19aからの電圧値を下げ
てV2とする。逆にf3<f4の場合、ステップS15
で可変周波数出力手段31の出力周波数を上げて駆動回
路19aからの出力周波数をf3とする。そして、再度
ステップS2からステップS4の動作を繰り返してf3
=f4になるまで以上の動作を繰り返す。
【0040】次に、ステップS5で制御部25は電磁弁
24を開放状態にして、水中溶存物質検出器10内に被
測定水2を導入する。すると、光電管11には硝酸や亜
硝酸や塩素イオン又は有機物等の紫外線吸収物質により
短波長紫外線が一部吸収されてから照射される。被測定
水2を導入し紫外線を照射してから所定の時間が経過し
た後、ステップS6でステップS2からステップS4の
動作を繰返して、再度周波数の平均値を算出する(f
5)。算出手段28は、ステップS16でこの所定時間
後の平均周波数f5を基に一義的に決まる濃度との関係
式またはテーブルにより濃度を算出して表示部26に出
力する。
【0041】以上のように本実施の形態3では、上記構
成の水中溶存物質検出器において短波長紫外線吸収特性
を持つ物質がない状態で短波長紫外線検出光電管の出力
f3を同一条件f4に調整するので、紫外線発光源や短
波長紫外線検出光電管のばらつきを抑えて、水中溶存物
質検出器ごとにあらかじめ調整しておく必要がない。ま
た、被測定水の周波数から濃度を算出する時に補正する
必要もない。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
水中溶存物質検出器と測定方法によれば、水中溶存物質
検出器において発生する紫外線発光源や短波長紫外線検
出光電管の出力変動やばらつきを抑えて、水中の硝酸や
亜硝酸や塩素イオン又は有機物等の短波長紫外線吸収特
性を持つ物質の溶存量を測定することができ、安定性に
優れ、安価、小型、且つ測定誤差が少ない水中溶存物質
検出器の測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における水中溶存物質検
出器の要部構成図
【図2】本発明の実施の形態1における水中溶存物質検
出器のブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における水中溶存物質の
測定方法を示す処理フローチャート
【図4】本発明の実施の形態2における水中溶存物質の
測定方法を示す処理フローチャート
【図5】本発明の実施の形態3における水中溶存物質検
出器のブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における水中溶存物質の
測定方法を示す処理フローチャート
【図7】従来の分光光度計の要部模式図
【符号の説明】 1 分光光度計 2 被測定水 3 収納容器 3a 紫外線透過入光面 3b 紫外線出光面 4 紫外線発光源 5 分光フィルター 6 集光部 7 紫外線受光部 8 外部可視光遮断壁 10 水中溶存物質検出器 11 光電管 12 密栓容器 13 陰極 14 放電ガス 15 陽極 16 絶縁スペーサ 17 被測定水の入口 18 被測定水の出口 19 駆動部 19a 駆動回路 19b 平滑化回路 19c 変換回路 20 定電圧回路 21 発振回路 22 スイッチング素子 23 昇圧トランス 24 電磁弁 25 制御部 26 表示部 27 周波数測定手段 28 算出手段 29 可変出力電源 30 電圧制御手段 31 可変周波数出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 利彦 大阪市門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA01 AA05 BB04 CC01 CC12 DD12 DD13 EE01 EE11 FF04 FF07 HH03 HH06 KK02 MM01 MM03 MM05 MM09 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短波長紫外線領域(185〜260nm)
    に吸収特性をもつ紫外線吸収物質が含有された被測定水
    を収納できる容器と、短波長紫外線を含む光を前記容器
    に照射する紫外線発光源と、前記紫外線発光源より照射
    され、前記被測定水中の前記紫外線吸収物質により吸収
    減衰された短波長紫外線を検出する短波長紫外線検出光
    電管と、前記短波長紫外線検出光電管の出力を受光量に
    比例した周波数のパルス信号に変換する駆動回路と、前
    記駆動回路を制御するとともに紫外線吸収物質の濃度を
    算出する制御部を備え、前記制御部が前記容器内に前記
    被測定水を収容しない状態で第1の周波数と周波数時間
    変化率を測定するとともに、所定時間経過後に前記被測
    定水を収容した状態で第2の周波数を測定して、前記周
    波数時間変化率により前記第1の周波数または前記第2
    の周波数を前記所定時間後の値に補正して紫外線吸収物
    質の濃度を算出することを特徴とする水中溶存物質検出
    器。
  2. 【請求項2】短波長紫外線領域(185〜260nm)
    に吸収特性をもつ紫外線吸収物質含有の被測定水中の紫
    外線吸収物質濃度を測定する水中溶存物質測定方法であ
    って、前記被測定液が容器に収容されていない状態で短
    波長紫外線を含む光を照射して短波長紫外線を検出し、
    この受光量に比例した周波数のパルス信号に変換して第
    1の周波数と周波数時間変化率を測定するとともに、所
    定時間後に前記被測定水を容器に収容した状態で短波長
    紫外線を含む光を照射し、前記紫外線吸収物質により吸
    収減衰された短波長紫外線を検出して、この受光量に比
    例した第2の周波数のパルス信号に変換し、該第2の周
    波数を測定するとともに前記周波数時間変化率により前
    記第1の周波数または前記第2の周波数を前記所定時間
    後の値に補正して紫外線吸収物質の濃度を算出すること
    を特徴とする水中溶存物質測定方法。
  3. 【請求項3】短波長紫外線領域(185〜260nm)
    に吸収特性をもつ紫外線吸収物質が含有された被測定水
    を収納できる容器と、短波長紫外線を含む光を前記容器
    に照射する紫外線発光源と、前記紫外線発光源より照射
    され、前記被測定水中の前記紫外線吸収物質により吸収
    減衰された短波長紫外線を検出する短波長紫外線検出光
    電管と、前記短波長紫外線検出光電管の出力を受光量に
    比例した周波数のパルス信号に変換する駆動回路と、前
    記駆動回路を制御するとともに紫外線吸収物質の濃度を
    算出する制御部を備え、前記制御部が前記容器内に前記
    被測定水を収容しない状態で第1の周波数を測定して設
    定周波数と比較し、前記第1の周波数が前記設定周波数
    に等しくなるまで電圧と周波数を変えて比較を繰り返
    し、前記設定周波数に一致したら前記被測定水を導入し
    て、所定の時間経過してから前記被測定水を収容した状
    態で第2の周波数を測定して紫外線吸収物質の濃度を算
    出することを特徴とする水中溶存物質検出器。
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