JP2000171390A - 光計測方法及び装置 - Google Patents

光計測方法及び装置

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JP2000171390A JP10347299A JP34729998A JP2000171390A JP 2000171390 A JP2000171390 A JP 2000171390A JP 10347299 A JP10347299 A JP 10347299A JP 34729998 A JP34729998 A JP 34729998A JP 2000171390 A JP2000171390 A JP 2000171390A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被検体の任意の点における計測対象物質の物理
量の評価を可能にすることにより空間分解能の向上を図
るのに適した光計測ができるようにしたこと。 【解決手段】ウインドウ2に表示されている画像中の評
価したい任意の位置をマウスポインタ7で指定し選択す
ると、その位置の計測対象物質の濃度又はその変化がウ
インドウ3の表示領域8に数値で表示される。図の例
は、指定した位置が1個で、計測対象物質が2種類であ
る場合の例で、濃度又はその変化を示す値は計測対象物
質毎に別々に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光計測方法及び装
置、特に生体内部の代謝物質情報を得るのに適した光計
測方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光を用いた生体計測法として、脳機能計
測に用いる光トポグラフィが知られている(たとえば特
願平7−259796号公報及び特開平5−11548
5号公報参照)が知られている。そのような光トポグラ
フィにおいては、計測対象(被検体)である生体に光を
照射し、その照射位置から数mmから数cm離れた位置
で生体組織の透過散乱光を集光して検出する。生体に光
を照射し、生体からの光を検出する際の光導波手段とし
ては光ファイバを用いるのが一般的である。計測された
生体組織の透過散乱光の強度より、生体内部の光吸収物
質の濃度を求めることができる。光吸収物質の具体的例
としては、生体内代謝物質である酸化ヘモグロビン及び
還元ヘモグロビンが挙げられる。光吸収物質の濃度を求
める際には、照射した光の波長に対応した光吸収物質の
光吸収特性を用いる。一般的に、生体深部を計測する場
合には、生体透過性の高い650nmから1300nm
の範囲内にある波長の光を用いる。
【0003】図13は生体光計測装置の表示部に表示さ
れる従来のトポグラフ画像を示す。計測領域内の生体内
代謝物質の物理量を示すトポグラフ画像1がウィンドウ
2内に示されている。この画像は、生体組織にある波長
のレーザ光を照射し、生体内組織の透過散乱光強度及び
使用しているレーザ光の波長における代謝物質の吸光度
を用いて得られた、生体内代謝物質の計測量又はその変
化の分布を表す。生体組織の散乱特性により、レーザの
照射点と生体組織透過光強度の検出点の間隔、したがっ
て計測点桓の間隔は数cm程度である。このため、計測
点間での生体内代謝物質の計測量又はその変化は統計学
的処理、たとえば補間、により推定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】生体組織の詳細情報を
得るには高い空間分解能が必要である。しかし、現状で
は、生体光計測装置の分解能は低く、数cmである。す
なわち、生体内代謝物質の物理量を画像化する場合、線
形補間という統計学的処理により画像処理を行っている
が、計測点間の値は表示されず、その数値的情報(定量
的情報)を得ることは不可能である。このため、生体組
織の詳細情報を得ることが困難である。
【0005】本発明の目的は計測位置及び該計測位置以
外の位置を含めて被検体の計測領域内の任意の位置にお
ける計測対象物質の計測量又はその変化の評価を可能に
することにより空間分解能の向上を図るのに適した光計
測方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被検
体の計測領域内の計測対象物質が光学的に計測される。
また、計測領域内の任意の位置を指定すると、その指定
された位置における前記計測対象物の計測量、その計測
量の変化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は
前記指定された位置の情報が提示される。
【0007】
【発明の実施の形態】図9は、本発明が適用される光計
測装置のー実施例の主要部の構成を示す。本実施例で
は、計測対象である被検体、例えば頭部の皮膚に光を照
射し、それによって被検体内で散乱され該被検体を通過
した光を検出することにより大脳内部又は大脳皮質を画
像化する実施形態を、計測チャンネルの個数すなわち計
測位置の数が12、計測すべき信号の数(アナログ/デ
ィジタル変換チャンネルの数)が24の場合で示す。も
ちろん本発明は、計測対象として頭部に限らず他の部
位、さらには生体以外にも実施可能である。
【0008】光源部91は4個の光モジュール92から
構成されている。各光モジュールは、可視から赤外の波
長領域内での複数の波長、例えば780nm及び830
nmの2波長の光をそれぞれ放射する2個の半導体レー
ザから構成されている。これらの2波長の値は、780
nmと830nmに限定されるものではなく、また、波
長数も2波長に限定されるものではない。この光源部9
1については、半導体レーザの代わりに発光ダイオード
を用いてもよい。この光源部91に含まれる全ての半導
体レーザ8個からの光は、発振周波数の異なる8個の発
振器で構成されている発振部93によりそれぞれ変調さ
れる。
【0009】図10は光モジュール92内の構成を、光
モジュール92(1)を例にして示す。光モジュール92
(1)内には、半導体レーザ93(1-a)、93(1-b)、及び
これらの半導体レーザの駆動回路94(1-a)、94(1-b)
が含まれている。ここで、括弧内の文字については、数
字は含まれる光モジュール番号を、a、bはそれぞれ波長
780nm、830nmを表す記号を示している。これ
らの半導体レーザ駆動回路94(1-a)、94(1-b)では、
半導体レーザ93(1-a)、93(1-b)に対して直流バイア
ス電流を供給すると共に、発振器93によりそれぞれ異
なる周波数f(1-a)、f(1-b)の信号をも印加すること
で、半導体レーザ93(1-a)、93(1-b)から放射される
光に変調を与える。この変調として、本実施例では正弦
波によるアナログ変調の場合を示すが、もちろん、それ
ぞれ異なる時間間隔の矩形波によるデジタル変調、つま
り異なる時間間隔で光を点滅させるディジタル変調を用
いてもよい。このようにして変調された光ビ−ムはそれ
ぞれの半導体レーザ毎に集光レンズ5により光ファイバ
96に個々に導入される。個々の光ファイバに導入され
た2波長の光は光モジュール毎に光ファイバ結合器97
により1本の光ファイバ、たとえば照射用光ファイバ9
8−1内に導入される。光モジュール毎に、2波長の光
ビ−ムが照射用光ファイバ98−1〜98−4内に導入
され、これらの照射用光ファイバの他端から被検体99
の表面上の異なる4個所の照射位置に光が照射される。
被検体内で散乱され該被検体内を通過した光は、被検体
表面上の5個所の検出位置から該検出位置に配置されて
いる検出用光ファイバ100−1〜100−5を通して
フォトダイオ−ド101−1〜101−5によって検出
される。これらの光ファイバの端面は被検体99表面上
に軽く接触しており、たとえば特開平9―149903
号公報に記載されているプローブにより光ファイバは被
検体99に装着される。
【0010】図11は、被検体99表面上における、照
射位置1〜4及び検出位置1〜5の幾何学的配置例を示
す。本実施例では、照射及び検出位置を交互に正方格子
上に配置する。隣接する照射及び検出位置の中点を計測
位置とすると、この場合、隣接する照射及び検出位置の
組合せが12通り存在するため、計測位置数すなわち計
測チャンネル数は12個となる。この照射及び検出位置
の配置は、たとえば特開平9―149903号公報及び
ユウイチ・ヤマシタ(Yuichi Yamashita)他による「近赤
外光トポグラフィ計測システム:散乱媒体中に局在する
吸収体の画像化(Near-infrared topographic measureme
nt system: Imaging of absorbers localized in a sca
ttering medium)」、1996年、レヴュー・オブ・サ
イエンティフィック・インスツルメント、第67巻、第
730〜732頁(Rev. Sci. Instrum.,67,730(1996))
に記載されている。隣接する照射及び検出位置間隔を3
cmに設定すると、各検出位置から検出された光は、皮
膚、頭蓋骨を通過して大脳の情報を有していることが、
例えばピィー・ダブル・マコーミック(P.W.McCormic)他
による「赤外光の大脳内部の浸透(Intracerebral penet
ration of infraredlight)」,1992年,ジャーナル
・オブ・ニューロサージェリ,第76巻,第315〜3
18頁(J.Neurosurg.,33,315(1992))により報告されて
いる。
【0011】以上のことから、図11に示す照射及び検
出位置の配置で12計測チャンネルを設定すれば、全体
として6cm×6cmの領域における大脳の計測が可能
となる。この実施例では、簡単のために計測チャンネル
数が12の場合を示しているが、格子状に配置する照射
位置及び検出位置の数をさらに増加させることにより、
計測チャンネルをさらに増加させて計測領域を拡大する
ことも可能である。
【0012】図9において、それぞれの検出用光ファイ
バ100−1〜100−5によって検出された光は、検
出位置毎に、すなわち各検出位置に対応した検出用光フ
ァイバ毎に独立に5個の光検出器たとえばフォトダイオ
ード11−1〜11−5によって検出される。このフォ
トダイオードは、高感度な光計測が実現できるアバラン
シェフォトダイオードであることが望ましい。また、光
検出器としては光電子増倍管を用いてもよい。これらの
フォトダイオードで光信号が電気信号に変換された後、
変調信号の選択的な検出回路、たとえば複数のロックイ
ン増幅器から構成されるロックイン増幅器モジュール1
2で、照射位置及び波長に対応した変調信号を選択的に
検出する。この実施例では、アナログ変調の場合に対応
する変調信号検出回路としてのロックイン増幅器を示し
ているが、デジタル変調を用いた場合、変調信号検出の
ためにデジタルフィルタもしくはデジタルシグナルプロ
セッサを用いる。
【0013】図12は、図9のロックイン増幅器モジュ
−ル102の構成を示す。まず、図11においてフォト
ダイオ−ド11−1によって検出される検出信号につい
て、その変調信号分離の説明を行う。「検出位置1」か
らは、隣接した「照射位置1」、「照射位置2」、「照
射位置3」及び「照射位置4」に照射された光を検出す
ることができ、したがって図24における「計測位置
4」、「計測位置6」、「計測位置7」及び「計測位置
9」が計測対象位置となる。ここで、「光検出位置1」
からフォトダイオード11−1によって検出された光
は、「照射位置1」、「照射位置2」、「照射位置3」
及び「照射位置4」に照射された各2波長の光に対応す
る、変調周波数がf(1-a)、f(1-b)、f(2-a)、f(2-
b)、f(3-a)、f(3-b)、f(4-a)及びf(4-b)である8個
の信号成分を含んでいる。これらの8個の信号成分を含
む光信号は8個の増幅器104−1〜104−8を介し
て8個のロックイン増幅器103−1〜103−8に導
入される。8個のロックイン増幅器103−1〜103
−8には、それぞれf(1-a)、f(1-b)、f(2-a)、f(2-
b)、f(3-a)、f(3-b)、f(4-a)及びf(4-b)の変調周波
数信号が参照信号として与えられている。したがって、
「照射位置1」に照射された780nm及び830nm
の光信号成分はロックイン増幅器103−1及び103
−2によって、「照射位置2」に照射された780nm
及び830nmの光信号成分はロックイン増幅器103
−3及び103−4によって、「照射位置3」に照射さ
れた780nm及び830nmの光信号成分はロックイ
ン増幅器103−5及び103−6によって、そして
「照射位置4」に照射された780nm及び830nm
の光信号成分はロックイン増幅器103−7及び103
−8によってそれぞれ選択的に分離してロックイン検出
される。
【0014】「検出位置2」、「検出位置3」、「検出
位置4」及び「検出位置5」からそれぞれフォトダイオ
−ド101−2〜101−5によって検出される検出信
号についても同様にして所望の光信号成分が選択的に分
離してロックイン検出される。すなわち、「検出位置
2」からフォトダイオ−ド101−2によって検出され
た光信号は4個の増幅器104−9〜104−12を介
して4個のロックイン増幅器103−9〜103−12
に導入されて「照射位置1」に照射された780nm及
び830nmの光信号成分と「照射位置2」に照射され
た780nm及び830nmの光信号成分がそれぞれ選
択的に分離してロックイン検出され、「検出位置3」か
らフォトダイオ−ド101−3によって検出された光信
号は4個の増幅器104−13〜104−16を介して
4個のロックイン増幅器103−13〜103−16に
導入されて「照射位置1」に照射された780nm及び
830nmの光信号成分と「照射位置3」に照射された
780nm及び830nmの光信号がそれぞれ選択的に
ロックイン検出され、「検出位置4」からフォトダイオ
−ド101−4によって検出された光信号は4個の増幅
器104−17〜104−20を介して4個のロックイ
ン増幅器103−14〜103−20に導入されて「照
射位置3」に照射された780nm及び830nmの光
信号成分と「照射位置4」に照射された780nm及び
830nmの光信号成分がそれぞれ選択的にロックイン
検出され、そして「検出位置5」からフォトダイオ−ド
101−5によって検出された光信号は4個の増幅器1
04−21〜104−24を介して4個のロックイン増
幅器103−21〜103−24に導入されて「照射位
置2」に照射された780nm及び830nmの光信号
成分と「照射位置4」に照射された780nm及び83
0nmの光成分がそれぞれ選択的にロックイン検出され
る。
【0015】なお、図11からわかるように、検出位置
が「検出位置2」、「検出位置3」、「検出位置4」及
び「検出位置5」である場合の計測対象位置は「計測位
置1」及び「計測位置3」、「計測位置2」及び「計測
位置5」、「計測位置10」及び「計測位置12」並び
に「計測位置8」及び「計測位置11」である。
【0016】以上のように、波長の数が2で、計測位置
の数が12の場合は、計測する信号数は24となるた
め、ロックイン増幅器モジュール102では合計で24
個のロックイン増幅器103−1〜103−24が用い
られる。これらのロックイン増幅器103−1〜103
−24(チャンネル1〜24)から出力されるアナログ
出力信号はサンプルホ−ルド回路モジュ−ル106の対
応するチャンネルのサンプルホ−ルド回路によってそれ
ぞれ所定時間積算される。その積算終了後スイッチ(マ
ルチプレクサ)107を順次切り替え、それぞれのサン
プルホ−ルド回路に蓄積された信号は例えば12ビット
のアナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)108
によってディジタル信号に変換され、その変換された全
チャンネルの信号は計算機109の外部にある記憶装置
に記憶される。もちろん、この記憶は計算機109の内
部にある記憶装置になされてもよい。
【0017】サンプルホ−ルド回路モジュ−ル106を
用いない場合は、スイッチ107を高速で繰り返し切り
替える。その切り替え毎に各チャンネルのアナログ信号
をアナログ/ディジタル変換器108によってディジタ
ル信号に変換して、記憶装置110に蓄積し、チャンネ
ルごとに所定の回数取得されたディジタル信号を計算機
109によって平均化して、記憶装置110に記憶す
る。この方式によっても、高周波成分の雑音を低減する
ことができる。
【0018】計算機109は記憶されているデ−タをも
とにして、生体内代謝物質(計測対象物質)である酸化
ヘモグロビン及び還元ヘモグロビンの濃度、さらにはこ
れらのヘモグロビン濃度総量としての全ヘモグロビン濃
度を、たとえば特開平9―19408号公報及び前述ア
ツシ・マキ(Atsushi Maki)他による「無侵襲近赤外光ト
ポグラフィによるヒト脳活動の時空間解析(Spatial and
temporal analysis of human moter activity using n
oninvasive NIR topography)」、1995年、メディカ
ルフィジックス、第22巻、第1997〜2005頁(M
edical physics,22,1997(1995))に記載されている方法
で計算し、情報提示部111においてその計測量又はそ
の変化を示すトポグラフ画像やその時間依存変化を表す
グラフを表示することができる。この場合、計測位置間
の任意の位置における計測対象物質の計測量又はその変
化は、検出位置において得られる信号にもとづいて統計
学的処理、具体的にはたとえばスプライン処理と呼ばれ
る線形補間処理、を計算機109で行うことにより推定
される。情報提示部111は被検体の計測領域のトポグ
ラフ画像やその計測領域内の任意の位置における計測対
象物質の計測量又はその変化やその位置情報等を表示す
る表示装置を含む。情報提示部111は更に、計測領域
内の任意の位置における計測対象物質の計測量又はその
変化やその位置情報を、表示装置以外の装置、具体的に
はたとえば音声出力装置、によりオペレ−タであるデ−
タ解析者に提示する手段を含んでいてもよい。
【0019】図9において、計算機109には操作部1
12が接続され、該操作部は光計測装置外からその装置
内にデ−タを入力するための入力手段を含み、該入力手
段はキ−を押すことで記号や数値のような文字情報を入
力することができるキ−ボ−ド及びポインティングディ
バイスを含む。ポインティングデバイスは情報提示部1
11の表示装置に表示される表示画面内の任意の位置を
指定する矢印のようなポインタを表示し、かつその指示
された位置をクリックという操作により選択することが
できるマウスを含む。ポインティングデバイスはマウス
以外に、触れるとその触れた部分の選択ができるタッチ
パネル(タッチスクリ−ン)であってもよい。
【0020】図1は図9の情報提示部111の表示装置
に表示される表示画面の一つの例を示す。同図中の1−
1は被検体中の計測対象物質の計測量もしくは計測量の
変化を示すトポグラフィ画像1−2を含むウィンドウを
示し、1−3はその計測量もしくは計測量の変化を表示
するウィンドウを示す。
【0021】ウィンドウ1−1に表示されるトポグラフ
画像1−2は計測領域内において計測対象物質の計測量
もしくは計測量変化が等しい点(位置)を結んで作られ
るマップ状のもので、計測位置間の任意の位置における
計測対象物質の計測量又はその変化は、検出位置から得
られる信号にもとづいて統計学的処理、具体的にはたと
えばスプライン処理と呼ばれる線形補間処理、を計算機
109で行うことにより推定して求められる。1−4
は、矢印状のマウスポインタであり、該マウスポインタ
で示される位置はマウスをクリックすることで選択され
る。個の選択される位置は計測位置に限らず、計測領域
内のどこの位置であってもよい。1−5はマウスポイン
タで示される位置の水平方向及び垂直方向の座標情報を
補助的に視覚的に明示する線で、これらの線はポインタ
1−4と連動して移動する。これらの線の種類は、実
線、点線、又は破線のように任意であってよい。計測
量、計測量の変化又はその時間情報、位置情報を表示す
るウィンドウ1−3は、常に表示されていてもよいし、
マウスポインタ1−4をクリックしたときのみ表示され
てもかまわない。また、マウスポインタ1−4は、他の
ペン状の形状をしたポインティング素子であってもかま
わない。
【0022】計測量、計測量の変化又はその時間情報、
位置情報を表示するウィンドウ1−3の中には表示させ
たいデータの種類を示す文字列1−6及び各計測量又は
計測量変化を表示する数値1−7が表示される。図1に
は、酸化ヘモグロビン及び還元ヘモグロビンという2種
類の計測量を表示することが可能で、図1はそれぞれの
値が10及び20である場合を示している。mM・mm
とは血液量に関する単位である。
【0023】図1に示した例では、評価したい場所にお
いて、酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンに代表され
る2種類の計測対象物質の計測量又は計測量変化を表示
するようにしているが、この代わりに、1種類又は3種
類以上の計測対象物質の計測量又は計測量変化を表示さ
せるようにしてもよい。
【0024】図1に示した2枚のウィンドウ1−1と1
−3は、お互いに重なり合わない様に上下もしくは左右
に表示することで、デ−タ処理者が視覚的に容易に情報
を得ることが可能になる。また、これらの2枚のウィン
ドウを1枚に集約してもよい。すなわち、2枚のウィン
ドウの一方は、他方を兼ね備えるようにしてもよい。ま
た、広い計測領域を高分解能で表示させる場合など、図
1のウィンドウ2が大きくならざるを得ない場合は、デ
ータ処理者の指示により、ウィンドウ1−1と1−3を
切り替えて表示させるようにしてもい。更に、ウィンド
ウ1−3は、ポインタ1−4の指示位置、又はその脇に
表示するようにしてもよい。
【0025】図2は図9の情報提示部111の表示装置
に表示される表示画面のもう一つの例を示す。ウィンド
ウ2−1の表示画面上に、水平方向及び垂直方向の線2
−2の交点(交差位置:ポインタ)の水平方向位置と垂
直方向位置を読み取る定規2−3が設けられている。二
つの線2−2の移動制御(2つの線2−2の交点の移動
制御)は、計測量、計測量の変化又はその位置情報を表
示するウィンドウ2−4に示される表示画面上で、その
確認をウィンドウ2−1で確認しながら行うことができ
る。2−5は2つの線2−2の水平方向及び垂直方向へ
の移動の制御に使用する4つのボタンであり、これらの
4つのボタン2−5のうちの任意のボタンを押すべく、
該ボタンをポインタ2−6で指示し、マウスをクリック
することで、2つの線2−2、したがってその交点の移
動が任意に制御される。2−7は2つの線2−2の交点
の水平方向(X)及び垂直方向(Y)の座標情報メッセ
ージ表示領域で、ボタン2−5の押下によって定まる。
2つの線2−2の交点の座標情報は座標情報表示領域2
−8に表示される。
【0026】ボタン2−5を押すことにより、2つの線
2−2がそれに対応してそれぞれあらたな位置へ移動す
るのに同期して、表示領域2−8に表示される2つの線
2−2の交点の座標位置の値も変わる。2つの線2−2
の交点がデータ解析者の所望している座標へ到達したと
き、データ解析者は処理開始の意志確認ボタン2−9を
入力手段(例えば、ポインティングデバイス、キーボー
ド)により押下する。これにより、処理が開始され、計
測量又は計測量の変化の表示領域2−9に表示したい計
測対象物質の計測量又は計測量変化が表示される。
【0027】2つの線を移動するために、ボタン2−5
を押下する代わりに、キーボード上にあるボタン2−5
と同様の表示がされているキーを押下することによっ
て、2つの線2−2の移動制御を行うようにしてもよ
い。また、2つのウィンドウ2−1と2−4は図2中で
は互いに分離しているが、これらが重なるように配置し
てもよい。
【0028】図3は計測領域の位置指定の方法に関わる
別の実施例を示す。この実施例では、被検体上でのその
計測領域中の位置を指定し選択するものである。図3の
実施例は、簡略化したモデルで示されている。光導波手
段としての光ファイバ3−1は圧電素子で作られたセン
サー3−2を貫通し、被検体3−3に接触している。光
ファイバ3−1は図3中では2本示されているが、その
うちのの1本は図9の照射用光ファイバ98−1〜4の
うちの任意のものに対応し、残りの一つは図9の検出用
光ファイバ100−1〜5のうちの任意のものに対応し
ている。また、被検体3−3は図9の被検体99に対応
している。センサー3−2は被検体3−3の上部に接触
又は非接触の状態で存在し、図9の計算機109に接続
されている。指示手段3−4により、被検体3−3の計
測領域内の任意の位置を指定すると、その位置信号はセ
ンサー3−2によって受信され、計算機109に電送さ
れる。指示手段3−4はペンであってもよいし、あるい
は指であってもかまわない。
【0029】図4は図9の情報表示部111の表示装置
に表示される表示画面の更にもう一つの例を示す。所望
のデータを表示し、サイズを任意に変化させることが可
能なウィンドウ4−1の中に、被検体の計測領域に関わ
るトポグラフ画像4−2が表示されている。4−3はポ
インティング手段である。このポインティング手段4−
3は、図3に示した実施例のポインティングデバイスと
連動していてもよい。このポインタで指示された位置の
水平方向及び垂直方向の値が表示領域4−4に表示さ
れ、この位置における、計測対象物質の計測量又は計測
量変化(具体的には、酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロ
ビン、総ヘモグロビン)が表示領域4−4に示される。
【0030】図5は図9の情報表示部111の表示装置
に表示される表示画面の別の例を示す。ウィンドウ5−
1にはトポグラフ画像5−2が表示される。これは、あ
る計測時間における計測量の平均値を表示した静的なト
ポグラフ画像であってもよいし、計測対象物質の計測量
又は計測量変化の時間依存性を示す動画であってもよ
い。このトポグラフ画像5−2の任意の位置をマウスポ
インタを用いて指定すると、その指定された位置におけ
る計測対象物質の計測量又は計測量変化の時間依存性を
示すグラフ、具体的には酸化ヘモグロビン、還元ヘモグ
ロビンの時間依存性を示すグラフ5−3がウィンドウ5
−4に表示される。5−5は時刻表示バーであり、トポ
グラフ画像が動画である場合、その動画の再生時刻と同
期して時間軸方向へ移動する。各時間位置での計測対象
物質の計測量又は計測量変化は、その変化量として縦軸
の目盛りから定量的に把握することが出来る。5−6は
表示領域であり、時刻表示バー5−5が示す時刻が数値
として示される。
【0031】また、マウスポインタで時刻表示バー5−
5を指定し、そのバーを任意の時刻へ移動させること
で、動画を再生する時間軸方向を正及び負の双方とする
ことも可能である。
【0032】以上により、計測対象物質の計測量又は計
測量変化の時間依存性を定量的に詳細に評価することが
可能となる。
【0033】計測領域内の1つの位置における計測対象
物質の計測量又は計測量変化の時間依存性をグラフ表示
する代わりに、マウスポインタを用いて複数の位置を選
択し、その複数位置における計測対象物質の計測量又は
計測量変化の時間依存性をグラフ表示してもよい。これ
によれば、計測対象物質の計測量又は計測量変化を示す
動画とその中の特定の複数位置における計測対象物質の
計測量又は計測量変化の時間依存性を同時に観測するこ
とが可能となり、被検体から得られる豊富な物理情報デ
ータを解析者が明確に把握することが可能となる。
【0034】図6は図9の情報提示部111の表示装置
に表示される表示画面の更に別の例を示す。これは、ポ
インタ6−1で選択した位置における計測対象物質の計
測量又は計測量変化の提示形式を選択することを可能と
したものである。すなわち、ウィンドウ6−2の提示形
式選択ボタン6−3を選択的に押すことにより、計測量
又は計測量変化を画面に表示させたり、ファイルに収納
したり、あるいは音声でオペレータに知らせたりするこ
とができる。もちろん、インターネットで代表される通
信回線を通して他の計測制御装置や計算機へ出力し得る
ように、印字手段としてのプリンタにより出力するよう
にしてもよい。計測量又は計測量変化を画面上に表示し
たい場合は、それを表示領域へ表示する(図1、2、4
参照)。計測量又は計測量変化を音声形式で出力する場
合は、音量調節部6−4のカーソルを移動させるか又は
両端にあるボタンを押すことにより、出力される音声の
音量を調節することができる。計測量又は計測量変化を
ファイル形式で出力する場合は、ファイル名をファイル
名表示領域6−5にて指定する。また、その出力形式に
ついては、出力形式選択部6−6においてボタン操作に
よりテキスト形式やバイナリ形式を選択することも可能
である。また、この他の出力形式として圧縮ファイル形
式が挙げられる。
【0035】図7は図9の情報提示部111の表示装置
に表示される表示画面の更に他の例を示す。これは、計
測領域内の一次元領域における計測対象物質の計測量又
は計測量変化を表示するものである。計測対象物質の計
測量又は計測量変化を示すトポグラフ画像7−1上に、
マウスに代表されるポインティングデバイス7−2を用
いて一次元状の線7−3を描く。図中では直線であるが
曲線であってもかまわない。この直線上の位置における
計測対象物質の計測量又は計測量変化を別のウィンドウ
7−4上にグラフ7−5として表示する。縦軸は計測対
象物質の計測量又は計測量変化(一例として、ヘモグロ
ビン濃度変化)を、横軸は一次元状の線7−3の位置情
報を示している。本方法により、一次元状の線7−3の
各位置における計測量又は計測量変化量を別の視点から
視覚的にとらえることが可能となる。
【0036】図8は図9の情報表示部111の表示装置
に表示される表示画面の他のもう一つの例を示す。これ
は、ポインタ8−1で指定され選択された位置における
計測対象物質の計測量又は計測量変化が最大値や最小
値、ゼロ点に代表される特異値に相当する場合に、その
情報をウィンドウ8−2の画面に表示するようにしたも
のである。すなわち、ポインタ8−1で指定され、選択
された位置における計測対象物質の計測量又は計測量変
化が最大値、最小値、極大値、極小値、ゼロ点又は解析
者が指定した所望の値である場合には、ウィンドウ8−
2の画面に配置された表示領域8−3の対応するボタン
が自動的に押下され、したがってそのボタンの押下状態
により、ポインタ8−1で選択された位置における計測
対象物質の計測量又は計測量変化が如何なる値の種類で
あるかを知ることができる。
【0037】選択された位置での計測量又は計測量変化
が如何なる特異値であるかを画面に表示する代わりに、
音声のような画面表示以外の方法によりデータ解析者へ
伝達してもよい。また、ウィンドウを2枚に分割する代
わりに、2枚のウィンドウの情報を1枚のウィンドウ上
に表示してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、被検体の任意の点にお
ける計測対象物質の物理量の評価を可能にすることによ
り空間分解能の向上を図り、それによって被検体の詳細
情報を得ることのできる光計測方法及び装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の一つの例を示す図。
【図2】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面のもう一つの例を示す図。
【図3】計測領域の位置指定の別の実施例を示す図。
【図4】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の更にもう一つの例を示す図。
【図5】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の別の例を示す図。
【図6】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の更に別の例を示す図。
【図7】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の更に他の例を示す図。
【図8】図9の情報提示部の表示装置に表示される表示
画面の他のもう一つの例を示す図。
【図9】本発明が適用される光計測装置のー実施例の主
要部の構成を示すブロック図。
【図10】図9の光モジュール内の構成を示すブロック
図。
【図11】被検体表面上における、照射位置及び検出位
置の幾何学的配置例を示す図。
【図12】図9のロックイン増幅器モジュ−ルの構成を
示すブロック図。
【図13】光計測装置の表示部に表示される従来のトポ
グラフ画像を示す図。
【符号の説明】
1−1:トポグラフ画像を含むウィンドウ、1−2:ト
ポグラフ画像、1−3:計測量又は計測量の変化を表示
するウィンドウ、1−4:マウスポインタ、1−5:マ
ウスポインタで示される位置の水平方向及び垂直方向の
座標情報を補助的に視覚的に明示する線、1−6:表示
させたいデータの種類を示す文字列、1−7:計測量又
は計測量変化を表示する数値、2−1:トポグラフ画像
を含むウィンドウ、2−2:水平方向及び垂直方向の
線、2−3:水平方向位置と垂直方向位置を読み取る定
規、2−4:計測量又は計測量の変化及びこの位置情報
を表示するウィンドウ、2−5:2つの線2−2の水平
方向及び垂直方向への移動の制御に使用する4つのボタ
ン、2−6:ポインタ、2−7:2つの線2−2の交点
の水平方向(X)及び垂直方向(Y)の座標情報メッセ
ージ表示領域、2−8:2つの線2−2の交点の座標情
報表示領域、2−9:計測量又は計測量の変化の表示領
域、3−1:光ファイバ、3−2:圧電素子製センサ
ー、3−3:被検体、3−4:指示手段、4−1:サイ
ズを任意に変化させることが可能なウィンドウ、4−
2:トポグラフ画像、4−3:ポインティング手段、4
−4:表示領域、5−1:ウィンドウ、5−2:トポグ
ラフ画像、5−3:計測量変化の時間依存性を示すグラ
フ、5−4:計測量変化の時間依存性を示すグラフを表
示するウィンドウ、5−5:時刻表示バー、5−6:表
示領域、6−1:ポインタ、6−2:ウィンドウ、6−
3:提示形式選択ボタン、6−4:音調調節部、6−
5:ファイル名表示領域、6−6:出力形式選択部、7
−1:トポグラフィ画像、7−2:ポインティングデバ
イス、7−3:一次元状の線、7−4:ウィンドウ、7
−5:グラフ、8−1:ポインタ、8−2:ウィンド
ウ、8−3:表示領域、91:光源部、99:被検体、
98−1〜4、照射用光ファイバ、100−1〜5:検
出用光ファイバ、101−1〜5:フォトダイオ−ド、
102:ロックイン増幅モジュ−ル、106:サンプル
ホ−ルド回路モジュ−ル、107:スイッチ、108:
A/D変換器、109:計算機、110:記憶装置、1
11:情報提示部、112:操作部。
フロントページの続き (72)発明者 牧 敦 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小泉 英明 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 2G059 AA03 BB12 CC18 EE01 EE02 EE11 FF01 GG01 GG02 HH01 MM04 4C038 KK00 KL07 KM00 KX01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の計測領域内の計測対象物質を光学
    的に計測すること、前記計測領域内の任意の位置を指定
    すること、その指定された位置における前記計測対象物
    の計測量、その計測量の変化、もしくはそのいずれかの
    時間依存情報、又は前記指定された位置の情報を提示す
    ることのステップを含む光計測方法。
  2. 【請求項2】被検体の計測領域内の計測対象物質を光学
    的に計測すること、前記計測領域内おける前記計測対象
    物質の計測量又はその計測量の変化を示す画像を画面上
    に表示すること、前記計測領域内の任意の位置を指定す
    ること、その指定された位置における前記計測対象物質
    の計測量、その計測量の変化、もしくはそのいずれかの
    時間依存情報、又は前記指定された位置の情報を提示す
    ることのステップを含む光計測方法。
  3. 【請求項3】被検体の計測領域内の計測対象物質を光学
    的に計測すること、前記計測領域内おける前記計測対象
    物質の計測量又はその計測量の変化を示す画像を画面上
    において画像表示ウインドウ内に表示すること、前記計
    測領域内の任意の位置を指定すること、その指定された
    位置における前記計測対象物質の計測量、その計測量の
    変化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は前記
    指定された位置の情報を前記画面上の別のウインドウ内
    に表示することのステップを含む光計測方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記計測量表示ステッ
    プは、前記計測対象物質の計測量又はその計測量の変化
    を前記計測対象物質の種類毎に表示することを特徴とす
    る光計測方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記別のウインドウに
    表示される前記位置情報はその位置の座標であることを
    特徴とする光計測方法。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれかにおいて、前記指
    示ステップは、前記画像表示ウインドウ内において移動
    するポインタによって前記計測領域内の任意の位置を指
    示することのステップを含むことを特徴とする光計測方
    法。
  7. 【請求項7】請求項3〜5のいずれかにおいて、前記指
    示ステップは、前記別のウインドウ内におけるボタンの
    押下に応動して前記画像表示ウインドウ内で移動するポ
    インタによって前記計測領域内の任意の位置を指示する
    ことのステップを含むことを特徴とする光計測方法。
  8. 【請求項8】被検体の計測領域内の計測対象物質を光学
    的に計測すること、前記計測領域内おける前記計測対象
    物質の計測量又はその計測量の変化を示す画像を画面上
    に表示すること、前記被検体上に前記計測領域をカバ−
    するように配置されたセンサ上の位置を指示することに
    よって、その指示された位置をその指示に応動して前記
    画面上で移動するポインタによって確認しながら前記計
    測領域内の任意の位置を指示すること、その指定された
    位置における前記計測対象物質の計測量、その計測量の
    変化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は前記
    指定された位置の情報を提示することのステップを含む
    光計測方法。
  9. 【請求項9】請求項1、2又は8において、前記計測対
    象物質の計測量、その計測量の変化、もしくはそのいず
    れかの時間依存情報、又は前記指定された位置の情報の
    提示形式を選択することのステプを含む光計測方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記提示形式はその
    選択項目として、前記計測対象物質の計測量、その計測
    量の変化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は
    前記指定された位置の、音声による提示、ファイルへの
    出力、画面上への表示又は通信ネットワ−クを通じての
    転送の少なくとも1つを含むことを特徴とする光計測方
    法。
  11. 【請求項11】請求項2〜8のいずれかにおいて、前記
    画像は動画からなることを特徴とする光計測方法。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記動画中の指定
    された位置における時間依存性を示すグラフを表示する
    ステップを含む光計測方法。
  13. 【請求項13】請求項2〜8のいずれかにおいて、前記
    画像中の任意の一次元領域における前記計測対象物質の
    計測量、その計測量の変化、もしくはそのいずれかの時
    間依存情報、又は前記指定された位置の情報を表示する
    こと、前記画像中に前記一次元領域を表す指標を表示す
    ることのステップを含むことを特徴とする光計測方法。
  14. 【請求項14】請求項3〜7のいずれかにおいて、前記
    計測対象物質の別のウインドウには前記計測量又はその
    計測量の変化の特異情報を表示するステップを含むこと
    を特徴とする光計測方法。
  15. 【請求項15】被検体の計測領域内の計測対象物質を光
    学的に計測する手段、前記計測領域内の任意の位置を指
    定する手段、その指定された位置における前記計測対象
    物質の計測量、その計測量の変化、もしくはそのいずれ
    かの時間依存情報、又は前記指定された位置の情報を提
    示する手段を含む光計測方法。
  16. 【請求項16】被検体の計測領域内の計測対象物質を光
    学的に計測する手段、前記計測領域内における前記計測
    対象物の計測量又はその計測量の変化を示す画像と前記
    計測領域内の任意の位置における前記計測対象物質の計
    測量、その計測量の変化、もしくはそのいずれかの時間
    依存情報、又は前記指定された位置の情報とを画面上に
    表示する手段、前記任意の位置を選択する手段を含む光
    計測方法。
  17. 【請求項17】請求項16において、前記表示手段は前
    記画面上において前記画像を画像表示ウインドウに、前
    記計測対象物質の計測量、その計測量の変化、もしくは
    そのいずれかの時間依存情報、又は前記指定された位置
    の情報をその表示ウインドウに表示することを特徴とす
    る光計測装置。
  18. 【請求項18】請求項17において、画像表示ウインド
    ウと前記計測対象物質の計測量、その計測量の変化、も
    しくはそのいずれかの時間依存情報、又は前記指定され
    た位置の情報を表示するウインドウとの一方は他方を兼
    ねていることを特徴とする光計測装置。
  19. 【請求項19】被検体の計測領域内の計測対象物質を光
    学的に計測する手段と、前記計測領域内おける前記計測
    対象物質の計測量又はその計測量の変化を示す画像を画
    面上に表示する手段と、前記被検体上に前記計測領域を
    カバ−するように配置されたセンサとを含み、前記表示
    手段は前記センサ上の任意の位置を指示したとき、その
    指示に応答して、その指示された任意の位置に対応する
    前記画像上の位置を指示するポインタとその指示された
    位置における前記計測対象物質の計測量、その計測量の
    変化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は前記
    指定された位置の情報とを前記画面上に表示することを
    特徴とする光計測装置。
  20. 【請求項20】請求項16〜19のいずれかにおいて、
    前記画像は動画からなることを特徴とする光計測装置。
  21. 【請求項21】請求項20において、前記表示手段は前
    記動画中の指定された位置における時間依存性を示すグ
    ラフを表示することを特徴とする光計測装置。
  22. 【請求項22】請求項16〜21のいずれかにおいて、
    前記画面は、前記計測対象物の計測量、その計測量の変
    化、もしくはそのいずれかの時間依存情報、又は前記指
    定された位置の情報の、音声による提示、ファイルへの
    出力、画面上への表示又は通信ネットワ−クを通じての
    転送を選択するための領域を含むことを特徴とする光計
    測装置。
  23. 【請求項23】請求項16〜22のいずれかにおいて、
    前記表示手段は、前記画像中の任意の一次元領域を表す
    指標とその一次元領域における前記計測対象物質の計測
    量、その計測量の変化、もしくはそのいずれかの時間依
    存情報、又は前記指定された位置の情報とを表示するこ
    とを特徴とする光計測装置。
  24. 【請求項24】請求項16〜23のいずれかにおいて、
    前記画面は前記計測対象物質の計測量又はその計測量の
    変化の特異情報を表示する領域を含むことを特徴とする
    光計測装置。
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