JP2000171203A - 大型構造物の変形計測装置 - Google Patents
大型構造物の変形計測装置Info
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- JP2000171203A JP2000171203A JP10342926A JP34292698A JP2000171203A JP 2000171203 A JP2000171203 A JP 2000171203A JP 10342926 A JP10342926 A JP 10342926A JP 34292698 A JP34292698 A JP 34292698A JP 2000171203 A JP2000171203 A JP 2000171203A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成にて、大型構造物の変形部の変形
を容易に精度良く計測することができるようにした大型
構造物の変形計測装置を提供する。 【解決手段】 大型構造物(船体)の変形部(横隔壁
2)を挟む固定点(側壁1a,1b)間に、所要の間隔
を有して緊張状態に張り渡した2本の線条材10を設
け、両線条材10間の所要位置にターゲット13を固定
し、該ターゲット13との相対距離を計測する変位計1
4を前記変形部に固定する。
を容易に精度良く計測することができるようにした大型
構造物の変形計測装置を提供する。 【解決手段】 大型構造物(船体)の変形部(横隔壁
2)を挟む固定点(側壁1a,1b)間に、所要の間隔
を有して緊張状態に張り渡した2本の線条材10を設
け、両線条材10間の所要位置にターゲット13を固定
し、該ターゲット13との相対距離を計測する変位計1
4を前記変形部に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶における横隔
壁、或いは橋梁の橋脚間に載置される橋桁のように大型
で変形を生じてしまう変形部を有している大型構造物の
変形計測装置に関するものである。
壁、或いは橋梁の橋脚間に載置される橋桁のように大型
で変形を生じてしまう変形部を有している大型構造物の
変形計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶、例えば図2、3に示すようなコン
テナ船などでは、断面略U字状を有する船体1(大型構
造物)の長手方向所要間隔位置に横隔壁2が設けられ
て、コンテナ3を収納するためのコンテナ収納室4が形
成されており、各コンテナ収納室4には、複数のコンテ
ナ3を案内して複数段に積層収納するためのコンテナガ
イド5が設けられている。又、前記船体1の左右の側壁
1a,1bの内側と横隔壁2とで区画されているコンテ
ナ収納室4の上部開口であるハッチ6には、ハッチカバ
ー7が設けられていて、雨水や海水などがコンテナ収納
室4内に侵入しないようになっている。
テナ船などでは、断面略U字状を有する船体1(大型構
造物)の長手方向所要間隔位置に横隔壁2が設けられ
て、コンテナ3を収納するためのコンテナ収納室4が形
成されており、各コンテナ収納室4には、複数のコンテ
ナ3を案内して複数段に積層収納するためのコンテナガ
イド5が設けられている。又、前記船体1の左右の側壁
1a,1bの内側と横隔壁2とで区画されているコンテ
ナ収納室4の上部開口であるハッチ6には、ハッチカバ
ー7が設けられていて、雨水や海水などがコンテナ収納
室4内に侵入しないようになっている。
【0003】船体1は、例えば図3に示すように二重構
造を有して内側と外側の板間を桁板で接続することによ
り高強度に構成されており、又コンテナガイド5は直接
には取付けられていない。一方、船体1の内側を長手方
向に区画している横隔壁2は、前記船体1に比較すると
弱い強度となっており、且つコンテナガイド5は全て横
隔壁2により支持されている。従って波浪などによって
船体1が動揺するとコンテナ3の前後方向の荷重は全て
横隔壁2に負荷されることになり、横隔壁2は水平方向
前後、即ち船の長手方向に湾曲変形することになる(図
2中破線で示す)。
造を有して内側と外側の板間を桁板で接続することによ
り高強度に構成されており、又コンテナガイド5は直接
には取付けられていない。一方、船体1の内側を長手方
向に区画している横隔壁2は、前記船体1に比較すると
弱い強度となっており、且つコンテナガイド5は全て横
隔壁2により支持されている。従って波浪などによって
船体1が動揺するとコンテナ3の前後方向の荷重は全て
横隔壁2に負荷されることになり、横隔壁2は水平方向
前後、即ち船の長手方向に湾曲変形することになる(図
2中破線で示す)。
【0004】上記横隔壁2が湾曲する変形量が大きい場
合には、前記船体1のハッチ6とハッチカバー7との間
のシール装置が損傷するなどの問題を生じることになる
ため、前記した横隔壁2の変形を予め計測して知ってお
き、その変形量に基づいてシールが保持できるようにし
たシール装置を設計する必要がある。
合には、前記船体1のハッチ6とハッチカバー7との間
のシール装置が損傷するなどの問題を生じることになる
ため、前記した横隔壁2の変形を予め計測して知ってお
き、その変形量に基づいてシールが保持できるようにし
たシール装置を設計する必要がある。
【0005】又、図4は大型構造物として橋梁15の一
例を示したものであり、所要の間隔で設けられている橋
脚8,8間に、橋桁9が載置されている。橋桁9は、両
端が橋脚8,8に支持された構造であるために、中間部
分は自重による曲げ変形を生じ、更に橋桁9上を通行す
る車両などの重量によって変形を生じる。
例を示したものであり、所要の間隔で設けられている橋
脚8,8間に、橋桁9が載置されている。橋桁9は、両
端が橋脚8,8に支持された構造であるために、中間部
分は自重による曲げ変形を生じ、更に橋桁9上を通行す
る車両などの重量によって変形を生じる。
【0006】このような橋桁9の湾曲は、橋梁15の強
度維持、安全確保の上から予め計測して知っておく必要
があり、新たな橋梁15を設計する際には正確な橋桁9
の変形量のデータが必要となる。
度維持、安全確保の上から予め計測して知っておく必要
があり、新たな橋梁15を設計する際には正確な橋桁9
の変形量のデータが必要となる。
【0007】従来、上記したような船舶の横隔壁2、或
いは橋梁の橋桁9のような変形部の変形を計測する場合
には、ダイヤルゲージやポテンショメータなどの接触式
変位計を用いたり、或いはデジタルトランシットやレー
ザ光を利用した非接触式変位計などを用いていた。
いは橋梁の橋桁9のような変形部の変形を計測する場合
には、ダイヤルゲージやポテンショメータなどの接触式
変位計を用いたり、或いはデジタルトランシットやレー
ザ光を利用した非接触式変位計などを用いていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のダイヤ
ルゲージやポテンショメータなどの接触式変位計を用い
た方式では、変形部の変形により「足元自体が動く」た
めに変形部に変位計を設けることはできず、変位計は変
形しない固定部に設ける必要がある。即ち、大型構造物
の変形部の変形を計測するためには、変位計を空間に固
定することになり、よってこの変位計の固定のための構
造物を、船舶の場合には船体から張出させて設けたり、
又橋梁の場合には地上或いは橋脚から張出させて設ける
必要があり、この変位計を支持するための構造物が非常
に大掛りなものになるという問題を有していた。
ルゲージやポテンショメータなどの接触式変位計を用い
た方式では、変形部の変形により「足元自体が動く」た
めに変形部に変位計を設けることはできず、変位計は変
形しない固定部に設ける必要がある。即ち、大型構造物
の変形部の変形を計測するためには、変位計を空間に固
定することになり、よってこの変位計の固定のための構
造物を、船舶の場合には船体から張出させて設けたり、
又橋梁の場合には地上或いは橋脚から張出させて設ける
必要があり、この変位計を支持するための構造物が非常
に大掛りなものになるという問題を有していた。
【0009】又、デジタルトランシットやレーザ光を利
用した非接触式変位計などを用いる方式においては、目
標を視準する必要があるが、視準した目標が横方向に移
動した距離を直接計測することができないためにそのま
までは自動計測することができないという問題を有して
いた。
用した非接触式変位計などを用いる方式においては、目
標を視準する必要があるが、視準した目標が横方向に移
動した距離を直接計測することができないためにそのま
までは自動計測することができないという問題を有して
いた。
【0010】本発明は、かかる従来の問題点を解決すべ
くなしたもので、簡単な構成にて、大型構造物の変形部
の変形を容易に精度良く計測することができるようにし
た大型構造物の変形計測装置を提供することを目的とし
ている。
くなしたもので、簡単な構成にて、大型構造物の変形部
の変形を容易に精度良く計測することができるようにし
た大型構造物の変形計測装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、大型構造物の
変形部を挟む固定点間に、所要の間隔を有して緊張状態
に張り渡した2本の線条材を設け、両線条材間の所要位
置にターゲットを固定し、該ターゲットとの相対距離を
計測する変位計を前記変形部に固定したことを特徴とす
る大型構造物の変形計測装置、に係るものである。
変形部を挟む固定点間に、所要の間隔を有して緊張状態
に張り渡した2本の線条材を設け、両線条材間の所要位
置にターゲットを固定し、該ターゲットとの相対距離を
計測する変位計を前記変形部に固定したことを特徴とす
る大型構造物の変形計測装置、に係るものである。
【0012】又、変位計はターゲットの面に対向して設
けられたレーザ距離計としても、或いはターゲットの面
に対向して設けられた超音波距離計としても良い。
けられたレーザ距離計としても、或いはターゲットの面
に対向して設けられた超音波距離計としても良い。
【0013】上記手段では、固定点間に張設した線条材
による基準線上のターゲットに対し、変形部に固定した
変位計により相対距離を計測して、変形部の変形を計測
するようにしているので、簡単な構成にて、大型構造物
の変形を精度良く自動的に計測することができる。
による基準線上のターゲットに対し、変形部に固定した
変位計により相対距離を計測して、変形部の変形を計測
するようにしているので、簡単な構成にて、大型構造物
の変形を精度良く自動的に計測することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の変形計測装置をコンテナ
船の変形部である横隔壁の変形の計測に適用した場合の
形態例を示したものである。
船の変形部である横隔壁の変形の計測に適用した場合の
形態例を示したものである。
【0016】図3に示す断面略U字状の船体1の長手方
向所要間隔位置に設けられている横隔壁2を挟む左右の
側壁1a,1b間(固定点間)に、上下に所要の間隔を
有して略平行に緊張させた2本の線条材10を張り渡し
て設ける。
向所要間隔位置に設けられている横隔壁2を挟む左右の
側壁1a,1b間(固定点間)に、上下に所要の間隔を
有して略平行に緊張させた2本の線条材10を張り渡し
て設ける。
【0017】両線条材10は、一端を一方の側壁1aに
固定し、他端を他方の側壁1bに設けられたガイド滑車
11を介して他方の側壁1bに設けた緊張装置12に接
続している。緊張装置12としてはターンバックル等を
用いることもできるが、線条材10の張力を常に略一定
に保持できるようになっているものが好ましい。
固定し、他端を他方の側壁1bに設けられたガイド滑車
11を介して他方の側壁1bに設けた緊張装置12に接
続している。緊張装置12としてはターンバックル等を
用いることもできるが、線条材10の張力を常に略一定
に保持できるようになっているものが好ましい。
【0018】前記2本の線条材10間の所要位置にター
ゲット13を固定する。ターゲット13は板状部材によ
って構成されており、前記したように上下に設けられた
2本の線条材10に固定されたターゲット13は平面が
鉛直になるようにしている。
ゲット13を固定する。ターゲット13は板状部材によ
って構成されており、前記したように上下に設けられた
2本の線条材10に固定されたターゲット13は平面が
鉛直になるようにしている。
【0019】更に、横隔壁2の所要位置に、前記ターゲ
ット13との相対距離を計測するようにした変位計14
を固定する。変位計14としてはレーザ距離計、或いは
超音波距離計等の非接触式の距離計等を用いることがで
き、レーザ光或いは超音波をターゲット13に対して鉛
直に投射することによりターゲット13との間の距離を
計測するようにしている。
ット13との相対距離を計測するようにした変位計14
を固定する。変位計14としてはレーザ距離計、或いは
超音波距離計等の非接触式の距離計等を用いることがで
き、レーザ光或いは超音波をターゲット13に対して鉛
直に投射することによりターゲット13との間の距離を
計測するようにしている。
【0020】前記ターゲット13は、前記変位計14か
ら発せられるレーザ光或いは超音波を良好に反射できる
材料であれば良く、従って金属、合成樹脂などの種々の
材料を用いることができる。尚、このとき、前記ターゲ
ット13は線条材10の張力によって所定の位置に不動
の状態で保持されている必要があり、そのためにできる
だけ軽量として、船体1(図2、3参照)の振動などに
よってターゲット13が揺動しないようにするのが好ま
しい。
ら発せられるレーザ光或いは超音波を良好に反射できる
材料であれば良く、従って金属、合成樹脂などの種々の
材料を用いることができる。尚、このとき、前記ターゲ
ット13は線条材10の張力によって所定の位置に不動
の状態で保持されている必要があり、そのためにできる
だけ軽量として、船体1(図2、3参照)の振動などに
よってターゲット13が揺動しないようにするのが好ま
しい。
【0021】尚、前記変位計14を横隔壁2の左右幅方
向に複数個設置し、且つ各変位計14に対応させて複数
のターゲット13を線条材10に固定することにより、
横隔壁2の幅方向の変形プロフィールを計測することも
できる。
向に複数個設置し、且つ各変位計14に対応させて複数
のターゲット13を線条材10に固定することにより、
横隔壁2の幅方向の変形プロフィールを計測することも
できる。
【0022】以下に、上記形態例の作用を説明する。
【0023】図1に示すように、船体1の側壁1a,1
bからなる固定点間に緊張状態に張り渡した線条材10
に板形状のターゲット13を固定し、更に、該ターゲッ
ト13の面に対してレーザ光或いは超音波を鉛直に投射
するように、レーザ距離計、或いは超音波距離計からな
る変位計14を横隔壁2に固定する。
bからなる固定点間に緊張状態に張り渡した線条材10
に板形状のターゲット13を固定し、更に、該ターゲッ
ト13の面に対してレーザ光或いは超音波を鉛直に投射
するように、レーザ距離計、或いは超音波距離計からな
る変位計14を横隔壁2に固定する。
【0024】上記により線条材10は、変形部の変形と
は独立した基準線を確保することになり、よって線条材
10に固定されたターゲット13は基準点を確保するこ
とになる。
は独立した基準線を確保することになり、よって線条材
10に固定されたターゲット13は基準点を確保するこ
とになる。
【0025】又、前記線条材10が、波やプロペラや主
機などの船体振動と共振すると、線条材10の振動によ
って変位計14による距離計測が誤測される可能性があ
るので、前記ターゲット13を軽量な部材により構成す
ると共に、緊張装置12によって線条材10が共振を生
じないように所定の張力に調節する。
機などの船体振動と共振すると、線条材10の振動によ
って変位計14による距離計測が誤測される可能性があ
るので、前記ターゲット13を軽量な部材により構成す
ると共に、緊張装置12によって線条材10が共振を生
じないように所定の張力に調節する。
【0026】上記した状態において、横隔壁2に固定さ
れた変位計14により前記ターゲット13との相対距離
を計測すると、変形部である横隔壁2の変形を精度良く
自動的に計測することができる。
れた変位計14により前記ターゲット13との相対距離
を計測すると、変形部である横隔壁2の変形を精度良く
自動的に計測することができる。
【0027】又、前記変位計14を横隔壁2の左右幅方
向に複数個設置し、且つ各変位計14に対応させて複数
のターゲット13を線条材10に固定しておけば、横隔
壁2の幅方向の変形プロフィールを自動的に計測するこ
とができる。
向に複数個設置し、且つ各変位計14に対応させて複数
のターゲット13を線条材10に固定しておけば、横隔
壁2の幅方向の変形プロフィールを自動的に計測するこ
とができる。
【0028】上記したように、通常の変位計測では固定
部材側に設置した変位計により変形部の変形を計測して
いるために、大型構造物の変形部の変形を計測するには
空間固定用の大型支持構造物が必要となるが、前記形態
例に示したように、固定点間に張設した線条材10によ
る基準線上のターゲット13に対し、変形部に固定した
変位計14により相対距離を計測する構成としたことに
より、大型構造物の変形を、簡単な構成にて精度良く自
動的に計測することができるようになる。
部材側に設置した変位計により変形部の変形を計測して
いるために、大型構造物の変形部の変形を計測するには
空間固定用の大型支持構造物が必要となるが、前記形態
例に示したように、固定点間に張設した線条材10によ
る基準線上のターゲット13に対し、変形部に固定した
変位計14により相対距離を計測する構成としたことに
より、大型構造物の変形を、簡単な構成にて精度良く自
動的に計測することができるようになる。
【0029】又、図4に示す橋梁15においても、橋脚
8間に前記と同様のターゲット13を備えた線条材10
を張設し、変形部である橋桁9に前記と同様の変位計1
4を備えるようにすれば、前記図1の場合と同様に橋桁
9の変形を精度良く自動的に計測することができる。こ
の場合、前記ターゲット13が風の影響を受けにくいよ
うな形状にすることが好ましい。
8間に前記と同様のターゲット13を備えた線条材10
を張設し、変形部である橋桁9に前記と同様の変位計1
4を備えるようにすれば、前記図1の場合と同様に橋桁
9の変形を精度良く自動的に計測することができる。こ
の場合、前記ターゲット13が風の影響を受けにくいよ
うな形状にすることが好ましい。
【0030】尚、本発明は上記形態例にのみ限定される
ものではなく、ターゲットの形状、材質等は種々変更し
得ること、船舶、橋梁以外の種々の大型構造物の変形の
計測にも適用できること、変形部が変形する方向は上
下、左右、前後何れの方向でも計測できること、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ること、等は勿論である。
ものではなく、ターゲットの形状、材質等は種々変更し
得ること、船舶、橋梁以外の種々の大型構造物の変形の
計測にも適用できること、変形部が変形する方向は上
下、左右、前後何れの方向でも計測できること、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ること、等は勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、固定点間に張設した線
条材による基準線上のターゲットに対し、変形部に固定
した変位計により相対距離を計測して、変形部の変形を
計測するようにしているので、簡単な構成にて、大型構
造物の変形を精度良く自動的に計測することができると
いう優れた効果を奏し得る。
条材による基準線上のターゲットに対し、変形部に固定
した変位計により相対距離を計測して、変形部の変形を
計測するようにしているので、簡単な構成にて、大型構
造物の変形を精度良く自動的に計測することができると
いう優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の大型構造物の変形計測装置をコンテナ
船に適用した場合の形態例を示す模式図である。
船に適用した場合の形態例を示す模式図である。
【図2】コンテナ船の一例を示す平面図である。
【図3】コンテナ船の一例を示す断面図である。
【図4】橋梁の一例を示す側面図である。
1 船体(大型構造物) 1a,1b 側壁(固定部) 2 横隔壁(変形部) 8 橋脚(固定点) 9 橋桁(変形部) 10 線条材 13 ターゲット 14 変位計 15 橋梁(大型構造物)
Claims (3)
- 【請求項1】 大型構造物の変形部を挟む固定点間に、
所要の間隔を有して緊張状態に張り渡した2本の線条材
を設け、両線条材間の所要位置にターゲットを固定し、
該ターゲットとの相対距離を計測する変位計を前記変形
部に固定したことを特徴とする大型構造物の変形計測装
置。 - 【請求項2】 変位計がターゲットの面に対向して設け
られたレーザ距離計であることを特徴とする請求項1記
載の大型構造物の変形計測装置。 - 【請求項3】 変位計がターゲットの面に対向して設け
られた超音波距離計であることを特徴とする請求項1記
載の大型構造物の変形計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342926A JP2000171203A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 大型構造物の変形計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342926A JP2000171203A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 大型構造物の変形計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000171203A true JP2000171203A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18357592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10342926A Pending JP2000171203A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 大型構造物の変形計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000171203A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009026002A1 (de) | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Braun, Matthias, Dipl.-Ing. | Vorrichtung zur Erfassung von Bewegungen von setzungsempfindlichen Bauteilen |
CN103148770A (zh) * | 2013-03-15 | 2013-06-12 | 金川集团股份有限公司 | 一种矿山充填体受力变形监测方法 |
CN103791795A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-14 | 甘肃省交通科学研究院有限公司 | 桥梁静载实验位移监测装置 |
CN113959351A (zh) * | 2021-09-07 | 2022-01-21 | 北京建筑大学 | 全方位动态形变试验监测装置 |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10342926A patent/JP2000171203A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009026002A1 (de) | 2009-06-19 | 2010-12-23 | Braun, Matthias, Dipl.-Ing. | Vorrichtung zur Erfassung von Bewegungen von setzungsempfindlichen Bauteilen |
CN103148770A (zh) * | 2013-03-15 | 2013-06-12 | 金川集团股份有限公司 | 一种矿山充填体受力变形监测方法 |
CN103791795A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-14 | 甘肃省交通科学研究院有限公司 | 桥梁静载实验位移监测装置 |
CN113959351A (zh) * | 2021-09-07 | 2022-01-21 | 北京建筑大学 | 全方位动态形变试验监测装置 |
CN113959351B (zh) * | 2021-09-07 | 2023-08-11 | 北京建筑大学 | 全方位动态形变试验监测装置 |
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