JP2000168693A - 成層圏プラットフォーム及び無線中継システム - Google Patents

成層圏プラットフォーム及び無線中継システム

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JP2000168693A
JP2000168693A JP10348597A JP34859798A JP2000168693A JP 2000168693 A JP2000168693 A JP 2000168693A JP 10348597 A JP10348597 A JP 10348597A JP 34859798 A JP34859798 A JP 34859798A JP 2000168693 A JP2000168693 A JP 2000168693A
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Hidenori Moriya
秀則 守屋
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、風に押し流される力がプロペラ推進
力よりも大きい場合には、定められた範囲に停留するこ
とが不可能となり、大きなプロペラ推進力を得るために
は、大規模な発電設備を搭載する必要がある。 【解決手段】 回動制御された方向可変翼2により水平
面上の揚力C1が発生しこれと同時に回動制御された方
向可変翼3により、水平面上の揚力C2が発生する。揚
力C1は前進力F1と横進力A1に分解することがで
き、揚力C2は、前進力F2と横進力A2に分解でき
る。方向可変翼2及び3の回動角の調整により、横進力
A1及びA2は互いに打ち消し合うように同じ値となる
ようになされ、前進力F1とF2は後退力Bとは逆方向
にそれぞれ発生し、これらが合成されることにより、後
退力Bと同等の前進力を飛行船1に対して与えるように
される。この結果、成層圏プラットフォームを一定範囲
で滞留させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成層圏プラットフォ
ーム及び無線中継システムに係り、特に成層圏に停留し
て中継局として用いられる成層圏プラットフォーム及び
この成層圏プラットフォームを用いた無線中継システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、成層圏に長期間停留させた飛
行船や気球を、地上局間で送受信されるマイクロ波やミ
リ波を使った無線通信システムにおける中継局として使
用する無線中継システムが知られており、上記の飛行船
や気球は成層圏プラットフォームと呼ばれる。
【0003】この成層圏プラットフォームを用いた無線
中継システムは、地上設置の中継局を用いた地上無線中
継システムに比べて、1中継局当たりのサービスエリア
が広く、中継局設置のための土地を必要とせず、自然災
害の影響を受けにくいなどの特長があり、また、静止衛
星を中継局とする衛星通信システムに比べて、打ち上げ
コストが安価であり、国際条約上の軌道配分に制約され
ることなく必要なだけ中継局を設置でき、電波遅延時間
を無視できるなどの特長がある。
【0004】かかる特長を有する無線中継システムに用
いられる成層圏プラットフォームは、高度約18kmの
成層圏が地上に比べて気象条件が比較的安定しているも
のの、上昇流や下降流などの風や突風が吹くことがあ
り、また揚力を十分に発生しない微風時などにおいても
長期間安定に定点滞留させる必要がある。特に、成層圏
プラットフォームは、船体が大きく重量と浮力のバラン
スによって成層圏に中立的に浮遊し、かつ、前進速度が
小さいために、航空機に比べて外力の影響を受け易いの
で、十分な安定性と運動性能をもたせる姿勢制御が重要
となる。
【0005】従来は、成層圏における外乱要因を修正
し、成層圏プラットフォームを定められた範囲内に滞留
させるための姿勢制御手段として、船尾に推進装置を設
けている(成層圏無線中継システムの実用化に向けた調
査研究会、平成9年5月、成層圏無線中継システムの実
用化に向けた調査研究報告書)。この推進装置は、電動
機、減速機、プロペラ、操舵アクチュエータ及びそれら
の制御装置からなる。この推進装置により、水平方向か
らの風に対しては、その風に対して成層圏プラットフォ
ームの船首を向け、プロペラ推進力を利用することによ
り、成層圏プラットフォームが押し流されることを防ぐ
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の成層圏プラットフォームは、風に押し流される力がプ
ロペラ推進力よりも大きい場合には、定められた範囲に
停留することが不可能となり、無線中継システムや観測
監視システムの運用を中断しなければならないという問
題がある。また、大きなプロペラ推進力を得るために
は、成層圏プラットフォームの機体が大きく機体抗力が
大きなこともあり、大規模な発電設備(=太陽電池)を
搭載する必要があり、これにより無線中継システムや観
測監視システムミッションの搭載重量に制限を受けると
いう問題がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
水平方向からの風に対して定められた範囲で停留するこ
とが可能で効率的なシステム運用ができる成層圏プラッ
トフォーム及び無線中継システムを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、成層圏に停留するプラットフォーム本体
と、プラットフォームの進行方向に沿って、プラットフ
ォーム本体の外部に、回動自在に設けられた偶数の方向
可変翼と、風速、風向、プラットフォーム本体の動きを
測定して、その測定結果からプラットフォーム本体に当
たる風によるプラットフォーム本体の後退が最小となる
ように、偶数の方向可変翼を互いに独立して制御する制
御装置とを有する構成としたものである。
【0009】この発明では、プラットフォーム本体に当
たる風によるプラットフォーム本体の後退が最小となる
ように、偶数の方向可変翼を互いに独立して制御するこ
とができる。
【0010】ここで、上記の偶数の方向可変翼は、プラ
ットフォーム本体を前進させ、かつ、横進力が互いに相
殺する方向に、プラットフォーム本体に水平面上の揚力
を与えることを特徴とする。
【0011】また、上記の制御装置は、プラットフォー
ム本体に設置された複数の風向・風速計と、複数のGP
S受信機と、これら複数の風向・風速計の測定データに
基づきプラットフォーム本体の動きを算出し、かつ、複
数のGPS受信機の受信GPS情報に基づきプラットフ
ォーム本体の上下方向の動きと地上に対する水平方向の
動きを算出するコンピュータとよりなることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の無線中継システムは、中継
局として上記の方向可変翼を持つ成層圏プラットフォー
ムを使用することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1及び図2は本発明になる成
層圏プラットフォームの一実施の形態の概略底面図及概
略側面図を示す。両図において、成層圏プラットフォー
ムはプラットフォーム本体を構成する飛行船1と、その
飛行船1の機体の底部において進行方向上、前後に設け
られた2つの方向可変翼2及び3と、後述の制御装置と
から構成されている。
【0014】方向可変翼2及び3はそれぞれ支点2a、
3aを中心に時計方向及び反時計方向のどちらにも回動
可能で、かつ、互いに独立して回動可能な構造とされて
いる。これらの方向可変翼2及び3の回動角及び回動方
向は、制御装置により測定された風速、風向、地上から
の高度や動きなどの測定データと飛行船1の風に対する
断面積等から算出した算出結果に基づいて自動的に制御
される。
【0015】例えば、図1及び図2に4で示すように、
飛行船1の前方から風が吹いてきた場合、飛行船1は風
4により風の進行方向に後退力Bを受ける。このとき、
制御装置は、前側(風上側)の方向可変翼2を図1に示
すように、風を斜めに受けるような位置に回動制御する
と共に、後側(風下側)の方向可変翼3を図1に示すよ
うに、風を斜めに受けるような位置に回動制御する。な
お、飛行船1に当たる風は上昇気流や下降気流などによ
り、飛行船1の斜め下方や斜め上方から吹いてくること
も当然のことながらあるが、この場合は、その風を水平
方向のベクトル成分に分解して後退力Bを計算する。
【0016】これにより、図1に示すように、回動制御
された方向可変翼2により水平面上の揚力C1が飛行船
1の右斜め前方方向に発生し、一方、これと同時に回動
制御された方向可変翼3により、水平面上の揚力C2が
飛行船1の左斜め前方方向に発生する。揚力C1は、飛
行船1を風4に向かわせる前進力F1と、前進力F1に
対して垂直方向で、かつ、図1中、上方向の横進力A1
に分解することができる。また、揚力C2は、飛行船1
を風4に向かわせる前進力F2と、前進力F2に対して
垂直方向で、かつ、図1中、下方向の横進力A2に分解
できる。
【0017】ここで、横進力A1とA2は飛行船1を停
留させるには不要な力であり、図1に示すように、方向
可変翼2及び3の回動角の調整により、互いに打ち消し
合うように同じ値となるようになされる。一方、前進力
F1とF2は後退力Bとは逆方向にそれぞれ発生し、こ
れらが合成されることにより、図2に示す後退力Bと同
等の前進力を飛行船1に対して与えるように方向可変翼
2及び3の回動角の調整が行われる。
【0018】この前進力F1及びF2は方向可変翼2及
び3の回動角に応じて可変できる。この結果、飛行船
1、すなわち成層圏プラットフォームを、図2に5で示
す一定範囲で滞留させることができる。
【0019】次に、上記の制御装置について説明する。
図3は本発明になる成層圏プラットフォームの一実施の
形態の制御装置を示す概略側面図である。同図中、図1
及び図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。図3において、飛行船1の前部、上部、下
部のそれぞれに、風向・風速計61〜64が設けられてお
り、またGPS受信機71〜74が設けられている。更
に、飛行船1の側面にもGPS受信機75が設けられて
いる。
【0020】なお、風向・風速計並びにGPS受信機の
数及び設置位置は図3に限定されるものではない。ま
た、図示の便宜上、風向・風速計61〜64並びにGPS
受信機71〜75の大きさは実際とは関係なく模式的に表
している。
【0021】制御装置は、これら風向・風速計61〜64
を含む飛行船1に設置された全部でn個の風向・風速計
1〜6nと、GPS受信機71〜75を含む飛行船1に設
置された全部でm個のGPS受信機71〜7mとが、方向
可変翼2の駆動部8と方向可変翼3の駆動部9と共に、
図4に示すように、飛行船1に搭載されているオンボー
ドコンピュータ10に接続された構成とされている。
【0022】オンボードコンピュータ10は、風向・風
速計61〜6nにより測定された風向データ及び風速デー
タに基づいて、飛行船1が受ける風による後退力を常時
あるいは定期的に計算し、また、これと同時にGPS受
信機71〜7mにより受信されたGPS情報に基づき、飛
行船1の上下方向の動きと地上に対する水平方向の動き
を測定算出する。
【0023】ここで、GPS受信機71〜7mは、周知の
全地球測位システム(GPS)の3つ以上の衛星からの
電波を受信し、オンボードコンピュータ10はその受信
GPS情報が示す時刻と、自己の時刻との時間差から衛
星からの電波が到達した伝搬時間を求め、更にこれより
GPS受信機71〜7mのそれぞれについて衛星との距離
を求める。オンボードコンピュータ10は、こうして求
めたGPS受信機71〜7mのそれぞれと衛星との距離に
より、飛行船1の上下方向の動きと地上に対する水平方
向の動きを測定算出する。
【0024】そして、オンボードコンピュータ10は、
飛行船1が受ける風による水平方向の後退力を、最小と
するような前進力を飛行船1に与えるような水平方向の
揚力(図1のC1、C2)を得るように、駆動部8及び
9に駆動信号を供給して方向可変翼2及び3の回動角度
及び回動方向を調整制御する。
【0025】次に、本発明の無線中継システムの一実施
の形態について説明する。図5は本発明になる無線中継
システムの一実施の形態の概略システム構成図を示す。
同図において、成層圏プラットフォーム11は、図1〜
図4に示した構成であり、成層圏12に停留している。
一方、地上13にはk個の地上局141〜14kが設けら
れている。地上局141〜14kは互いに成層圏プラット
フォーム11を中継局として無線通信を行う。
【0026】このシステム構成自体は成層圏プラットフ
ォーム11の構成を除いて従来よりよく知られており、
成層圏プラットフォーム11が成層圏12での風の影響
を受けることなく、所定の範囲内に停留しているため、
安定な無線通信ができる。
【0027】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、飛行船1の代わりに気球を用いるこ
ともでき、方向可変翼の数は3つ以上でもよい。但し、
横進力の相殺除去のためには、方向可変翼の数は偶数で
あることが望ましい。また、観測監視システムにも本発
明を適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラットフォーム本体に当たる風によるプラットフォー
ム本体の後退が最小となるように、方向可変翼を互いに
独立して制御するようにしたため、成層圏プラットフォ
ームが水平方向から風を受けた場合においても、成層圏
プラットフォームを常に所定の範囲内に停留させること
ができ、これにより無線中継システムや観測監視システ
ムの運用を効率的、効果的に行うことができる。
【0029】また、本発明によれば、方向可変翼による
前進力が風の力を利用しているので、プロペラ推進力を
得る場合に比べて発電設備(=太陽電池)をはるかに小
規模とすることができ、これにより無線中継システムや
観測監視システムミッションの搭載重量の制限を従来に
比べて大幅に緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる成層圏プラットフォームの一実施
の形態の概略底面図である。
【図2】本発明になる成層圏プラットフォームの一実施
の形態の概略側面図である。
【図3】本発明になる成層圏プラットフォームの一実施
の形態における制御装置を説明する概略側面図である。
【図4】制御装置の一実施の形態のブロック図である。
【図5】本発明になる無線中継システムの一実施の形態
のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 飛行船 2、3 方向可変翼 4 風 5 停留範囲 61〜6n 風向・風力計 71〜7m GPS受信機 8、9 方向可変翼駆動部 10 オンボードコンピュータ 11 本発明の成層圏プラットフォーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月21日(1999.9.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記制御装置は、前記プラットフォーム
本体に設置された複数の風向・風速計と、複数のGPS
受信機と、これら複数の風向・風速計の測定データに基
づき前記プラットフォーム本体の動きを算出し、かつ、
前記複数のGPS受信機の受信GPS情報に基づき該プ
ラットフォーム本体の上下方向の動きと地上に対する水
平方向の動きを算出するコンピュータとよりなることを
特徴とする請求項記載の無線中継システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、成層圏に停留するプラットフォーム本体
と、プラットフォームの進行方向に沿って、プラットフ
ォーム本体の外部に、回動自在に設けられた偶数の方向
可変翼と、風速、風向、プラットフォーム本体の動きを
測定して、その測定結果から偶数の方向可変翼がそれぞ
れ風を受けることにより、プラットフォーム本体に水平
面上斜め前方の揚力を発生し、プラットフォーム本体を
前進させ、かつ、風に対して垂直方向の横進力が互いに
相殺する方向となる向きに偶数の方向可変翼の位置を互
いに独立して制御することにより、プラットフォーム本
体に当たる風によるプラットフォーム本体の後退を最小
とする制御装置とを有する構成としたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成層圏に停留するプラットフォーム本体
    と、 プラットフォームの進行方向に沿って、前記プラットフ
    ォーム本体の外部に、回動自在に設けられた偶数の方向
    可変翼と、 風速、風向、前記プラットフォーム本体の動きを測定し
    て、その測定結果から前記プラットフォーム本体に当た
    る風による該プラットフォーム本体の後退が最小となる
    ように、前記偶数の方向可変翼を互いに独立して制御す
    る制御装置とを有することを特徴とする成層圏プラット
    フォーム。
  2. 【請求項2】 前記偶数の方向可変翼は、該プラットフ
    ォーム本体を前進させ、かつ、横進力が互いに相殺する
    方向に、前記プラットフォーム本体に水平面上の揚力を
    与えることを特徴とする請求項1記載の成層圏プラット
    フォーム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、前記プラットフォーム
    本体に設置された複数の風向・風速計と、複数のGPS
    受信機と、これら複数の風向・風速計の測定データに基
    づき前記プラットフォーム本体の動きを算出し、かつ、
    前記複数のGPS受信機の受信GPS情報に基づき該プ
    ラットフォーム本体の上下方向の動きと地上に対する水
    平方向の動きを算出するコンピュータとよりなることを
    特徴とする請求項1又は2記載の成層圏プラットフォー
    ム。
  4. 【請求項4】 成層圏に停留する成層圏プラットフォー
    ムを中継局として地上局間で無線通信する無線中継シス
    テムにおいて、 前記成層圏プラットフォームは、 成層圏に停留するプラットフォーム本体と、 プラットフォームの進行方向に沿って、前記プラットフ
    ォーム本体の外部に、回動自在に設けられた偶数の方向
    可変翼と、 風速、風向及び高度を少なくとも測定して、その測定結
    果から前記プラットフォーム本体に当たる風による該プ
    ラットフォーム本体に対する後退力と同程度の強さの前
    進力を与える回動角度に、前記偶数の方向可変翼を互い
    に独立して制御する制御装置とを有することを特徴とす
    る無線中継システム。
  5. 【請求項5】 前記偶数の方向可変翼は、該プラットフ
    ォーム本体を前進させ、かつ、横進力が互いに相殺する
    方向に、前記プラットフォーム本体に水平面上の揚力を
    与えることを特徴とする請求項4記載の無線中継システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記プラットフォーム
    本体に設置された複数の風向・風速計と、複数のGPS
    受信機と、これら複数の風向・風速計の測定データに基
    づき前記プラットフォーム本体の動きを算出し、かつ、
    前記複数のGPS受信機の受信GPS情報に基づき該プ
    ラットフォーム本体の上下方向の動きと地上に対する水
    平方向の動きを算出するコンピュータとよりなることを
    特徴とする請求項4又は5記載の無線中継システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2481235C2 (ru) * 2011-07-11 2013-05-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский национальный исследовательский технический университет им. А.Н. Туполева - КАИ" (КНИТУ-КАИ) Дирижабль с подвижным крылом
WO2019054232A1 (ja) * 2017-09-14 2019-03-21 ソフトバンク株式会社 故障落下対応型haps
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