JP2000168097A - 自己洗浄型プリンタ及びその組立て方法 - Google Patents

自己洗浄型プリンタ及びその組立て方法

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JP2000168097A
JP2000168097A JP11341835A JP34183599A JP2000168097A JP 2000168097 A JP2000168097 A JP 2000168097A JP 11341835 A JP11341835 A JP 11341835A JP 34183599 A JP34183599 A JP 34183599A JP 2000168097 A JP2000168097 A JP 2000168097A
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gap
liquid
orifice
ink
cleaning
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Ravi Sharma
ラビ・シャーマ
John A Quenin
ジョン・エイ・クエニン
Christopher N Delametter
クリストファー・エヌ・デラメッター
Michael E Meichle
マイケル・イー・マイクル
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Eastman Kodak Co
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16552Cleaning of print head nozzles using cleaning fluids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄効果を強化できる反転流を用いた自己洗
浄型プリンタ及びその組立て方法を提供する。 【解決手段】 自己洗浄型プリンタは以下のものを備え
る:面を有するプリントヘッド;面の向い側に配置され
て面との間に間隙を形成している構造部材、前記間隙は
液体が流れるのに十分な大きさであり、前記構造部材は
流れを加速することでその液体に剪断力を惹起させ前記
面に作用させる;間隙と流体的に接続されている接続
部、前記接続部は流れの方向を変える作用をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してインクジェ
ットプリンタ装置とその装置の組立て方法、特に反転流
を用いた自己洗浄型インクジェットプリンタ及びその装
置の組立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、インク液滴
を吐出させて紙などのシート上印刷媒体上に鮮明な画像
を形成する。インクジェットプリンタは普通紙に印刷で
き、その上、非接触印刷方式にして低騒音、低エネルギ
ー、及び低稼動コストと言った有利なところがあること
から、インクジェットプリンタが市場で広く受け入れら
れている。
【0003】従来のインクジェットプリンタに「連続
型」インクジェットプリンターがある。この連続型イン
クジェットプリンタでは、インクの液滴が奔流の形で噴
出する吐出点の近傍でトンネル状静電帯電通孔を利用し
ている。インク液滴が帯電通孔を流れるにつれて、イン
ク液滴が選択的に帯電させられる。帯電した液滴は、所
定の電位差を持つ一対の偏向板によって下流側に偏向さ
せられる。帯電した液滴を止めるために用いることがで
きるが、帯電していない液滴は自由に印刷媒体に衝突し
て付着するが、帯電した液滴はガターにより遮蔽されて
回収される。
【0004】他方、「オンデマンド」型インクジェット
プリンタの場合では、インク液滴を形成するのにオリフ
ィスごとに加圧アクチュエータを用いている。このアク
チュエータには、加熱型及び圧電型の二種がある。加熱
型アクチュエータの場合、適当なところに置かれたヒー
タがインクを加熱してガス状気泡に相転移させること
で、印刷媒体に向って射出されるのに十分な値までイン
ク内圧を上昇させる。圧電型アクチュエータの場合で
は、機械的圧力が加わったときに電場が生じる性質、或
いはそれとは逆に、電場が作用すると機械的圧力を発生
する性質を持つ圧電物質が用いられている。そのような
特性を持っている自然界の物質には、水晶や電気石など
がある。最も普通に製造される圧電セラミックには、チ
タン酸ジルコン酸鉛、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、
メタニオブ酸鉛がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】「連続型」と「圧電
型」のいずれかにしても高速インクジェットプリンタで
利用するインクは、多くの特質を有していなければなら
ない。例えば、インクは不乾性でなければならず、不乾
性とすることで射出チャンバ内でのインクの乾燥を阻止
又は遅らせることができる。従って、インク液滴を時々
吐出させて空洞及び対応するオリフィスを閉塞させるこ
となく、開放したままである。グリコールの添加によっ
てインクジェットチャンバを通るインクの自由な流れを
容易にしている。もちろん、インクジェットプリントヘ
ッドは常にインク液滴を噴出できる環境に維持してい
る。そのため、前述のオリフィスは多種類の浮遊粒子に
さらされることとなる。この浮遊粒子はオリフィスの周
囲の表面に堆積したり、オリフィス及びチャンバ内に堆
積することもある。そこへインクが流れてそれらの付着
粒子が掻集められて塊となり、それがオリフィスをせき
止めてしまうか、或いは、好ましいインク液滴の形成を
阻害する程に液滴の表面湿潤状態を変えてしまう。適切
な液滴形成が元通りにできるようにするためには、付着
粒子を面及びオリフィスから洗浄するべきである。従来
では、この洗浄はブラッシング、擦り、スプレー、真空
吸引によりそれを行っているか、または、オリフィスに
インクを流して吐出させることでそれを行っている。
【0006】そのため、インクジェットプリンタにおい
て使用されるインクは、以下に掲げる課題を有している
といえる。すなわち、インクがオリフィス中及びオリフ
ィス上で乾燥しやすく、そのためにオリフィスをふさぐ
こととなる。また、オリフィス板をワイパーでこする
と、板やワイパー上にワイパー自身から生じる粒子が付
着して、オリフィスをふさぐことになる。
【0007】インクジェットプリントヘッド用クリーナ
は知られている。1990年11月13日に特許となった米
国特許第4,970,535号にインクジェットプリントヘッド
用クリーナが開示されている。この特許は、プリントヘ
ッド面に対して形成された密閉空間を通じて調整された
空気の通路を提供するインクジェットプリンタトヘッド
用クリーナに関わる。空気は入り口から密閉空間の中の
空洞内へ送られる。空洞内に入った空気はヘッド面のイ
ンクジェット孔を通過して出口へと出る。真空源は出口
に取り付けられ、空洞内をサブ気圧程度とする。収集チ
ャンバと取り外しできるドローワーは、除去したインク
の処分のために出口の下方に取り付けられる。しかしな
がら、この特許では、ブラシやワイパーの使用について
は示しておらず、また、インクを除去するために用いる
液体溶剤の使用についてもなんら言及していない。むし
ろ、この技術は、インクの除去のために過熱した空気を
用いているものである。しかし、液体溶剤を用いた場合
のほうが加熱空気を用いた場合よりも優れた洗浄効果を
示すのである。また、プリントヘッド面上には熱に対し
て弱い電気回路が存在することがあり、加熱空気を使用
すると電気回路に損傷を与えてしまう。さらには、この
特許では、空気流又は液体溶媒をヘッド面に通して、新
たな洗浄効果を強化する「交互に行き来する」流れを実
現するようにはなっていない。
【0008】以上のことから、本発明の目的は、洗浄効
果を強化させることができる反転流を用いた自己洗浄型
プリンタ及びその組立て方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記に示した目的につい
て、本発明による自己洗浄型プリンタは、以下のものを
備える:面を有するプリントヘッド;前記面の向い側に
配置されて前記面との間に間隙を形成している構造部
材、前記間隙は、液体が当該間隙を介して第1方向に流
れるのに十分な大きさであり、前記構造部材は液体の前
記流れを加速することでその液体に剪断力を惹起させて
いる間、当該剪断力を前記面に作用させる;前記間隙と
流体的に接続されている接続部、前記接続部は、前記第
1方向からこの第1方向とは反対方向の第2方向へと流
れの方向を変える作用をなす。
【0010】本発明によれば、前記構造部材により惹起
された前記剪断力が前記面に働くことによって前記面が
洗浄されるのである。
【0011】本発明の好ましい実施の形態による自己洗
浄型プリンタにおいては、前記プリントヘッドは、多数
のインクチャネルを設けており、それぞれのインクチャ
ネルはオリフィスで終端している。また、前記プリント
ヘッドは全てのオリフィスの周囲を囲んでいる一つの面
を有している。プリントヘッドは、オリフィスを通して
インク液滴を射出させることができ、インク液滴はプリ
ントヘッドに隣接して置かれたプラテンローラにより支
持された印刷媒体(例えば、紙やスライド)によってさ
えぎられる。油質薄片状堆積物及び粒状物質のような汚
染物質が面に付着して完全に又は部分的にオリフィスを
ふさいでしまうことがある。例えば、油質薄片はグリー
スであり、粒状物質は、粒状のほこり、ダスト、金属
粉、及び乾燥インクの外被等である。汚染物質の存在
は、それぞれのオリフィスからのインク液滴の適切な射
出を妨げ、それによって縞状のように好ましくない瑕疵
を含んだ画像を生じさせることとなる。そこで、面から
汚染物質を洗浄することが望ましい。
【0012】それによって、洗浄器組立体は、面に沿っ
て又はオリフィスを横断してあるいは両方ともに満足す
るように配置され、面に沿って又はオリフィスを横断し
てあるいは両方に流体を送ることによって面又はオリフ
ィスあるいは両方から汚染物質を洗浄することができ
る。ここに詳述したように、洗浄器組立体は、面又はオ
リフィスあるいは両方を横断して流体を順方向にあるい
は逆方向に送るように配置されている。この交互に行き
来する流れは洗浄効果を強化するものである。加えて、
組立体は、面又はオリフィスあるいは両方の向い側にこ
れらとの間のギャップを形成するために配置された隔壁
を含んでいる。ギャップの寸法は、ギャップを通って流
体が流れることを許容できるように決められる。
【0013】隔壁の存在によって流体中の流体力学的剪
断力を引き起こすようにギャップ中の流体の流れが増幅
される。この剪断力は、汚染物質に対して働き、面又は
オリフィスあるいは両方から汚染物質を洗浄する。前述
の交互に行き来する流れとギャップを通しての流体の流
れの(隔壁による)加速との組み合わせは、面又はオリ
フィスあるいは両方の有効かつ満足できる洗浄を提供す
るものである。ギャップと接続しているポンプは、ギャ
ップを通して流体をくみ出すために利用できる。加え
て、後の廃棄のために流体中から粒状物質をろ過するた
めにフィルタが利用できる。
【0014】本発明の特徴は、面又はオリフィスあるい
は両方の向い側にこれらとの間のギャップを明確にする
ために配置された隔壁が備えられていることであり、こ
れによって流体力学的剪断力を引き起こすことができ、
前記剪断力によって面又はオリフィスあるいは両方から
汚染物質を洗浄することができる。
【0015】本発明のその他の特徴は、ギャップを通っ
て流体を順方向及び逆方向のいずれにも送るためのバル
ブシステムを含んでいる配管回路が備えていることであ
る。
【0016】本発明の利点は、発明に係る洗浄器組立体
が、新たな損傷を面又はオリフィスあるいは両方に与え
るおそれのあるブラシやワイパーを用いることなく面又
はオリフィスあるいは両方から汚染物質を洗浄できるこ
とである。
【0017】これらの目的及びその他の目的、本発明の
特徴及び利点は、添付図面と説明のために記載された発
明の態様とを合わせた以下の詳細な説明を読むことによ
って当業者には明らかとなるであろう。
【0018】明細書は、特許請求の範囲により特に指摘
している点及びはっきりと請求している本発明の内容を
決定することから、以下の詳細な説明を添付図面と合わ
せることによって本発明について、よりよい理解が得ら
れるものと信じるものである
【0019】また、本発明による自己洗浄型プリンタの
組立て方法は、以下のステップを備える:構造部材を面
の向い側に配置して、前記面との間に間隙を形成するス
テップ、前記間隙は、液体が当該間隙を介して第1方向
に流れるのに十分な大きさであり、前記構造部材は液体
の前記流れを加速することでその液体に剪断力を惹起さ
せている間、当該剪断力を前記面に作用させる;接続部
を前記間隙と流体的に接続するステップ、前記接続部が
前記第1方向からこの第1方向とは反対方向の第2方向
へと流れの方向を変える作用をなす。
【0020】
【好ましい実施の形態】図1を参照すると、紙の如くの
非透光性媒体や、スライドやOHPシートの如くの透光
性媒体の如くの印刷媒体(以後、「印刷紙」と称する)30
の上に画像20を印刷するための自己洗浄型プリンタが
符号10として示されている。印刷紙30は、プラテン
ローラ用モータ50で回転させられるプラテンローラ4
0上に保持されている。プラテンローラ用モータ50が
プラテンローラ40を回転させると、印刷紙30は矢印
55で示した方向に送られる。
【0021】図1及び図2において、プリンタ10はプ
ラテンロール40に隣接して配置された「ページ幅」の
プリントヘッド60を備えている。プリントヘッド60
は多数のインクチャネル70を有するプリントヘッド本
体65からなり、各チャネル70はチャネル出口75で
終端している。加えて、インク77を内部に保持する各
チャネル70は、相対するよう配置された平行な側壁7
9a、79bとで画成されている。プリントヘッド本体
65にはカバー板80が適当な接着材で取り付けられて
いる。このカバー板80には、チャネル出口75のそれ
ぞれと一直線に連通するオリフィス85が複数形成され
ている。カバー板80の面90は印刷紙30に面してい
る。
【0022】印刷紙30上に画像20を印刷するために
は、インク液滴100をオリフィス85から印刷紙30
の方へ射出させて印刷紙30に付着させる必要がある。
この結果を得るために、プリントヘッド本体65は、チ
タン酸ジルコン酸鉛(PZT)のような圧電性物質によ
り構成される「圧電型インクジェット」プリントヘッド
であってもよい。そのような圧電性物質は電気的刺激に
対して機械的な応答をし、電気的な刺激がされたときに
側壁79aと側壁79bとが同時に内部へ変形する。側
壁79aと側壁79bとが同時に内部へ変形すると、チ
ャネル70の容積は減少してチャネル70からインク液
滴100を搾り出す。インク液滴100は、オリフィス
85と直交する第1軸107に沿って射出されるのが好
ましい。インクはインク供給コンテナ109からチャネ
ル70に供給される。また、供給コンテナ109は加圧
されていくことが好ましく、そうしてプリントヘッド6
0に供給させられたインクの圧力はインク圧調節装置1
10により調整される。
【0023】さらに図1及び図2を参照して、印刷紙3
0は、紙送り制御システム120により電気的に制御さ
れているプラテンローラの回転でページ幅のプリントヘ
ッド60へ給紙される。また、紙送り制御システム12
0は制御器130により制御されている。ここに開示さ
れた紙送り制御システム120は、一例に過ぎず、多く
の異なる形態をとることができる。ページ幅のプリント
ヘッド60の場合、ヘッド60に対して印刷紙30を移
動させる方が好ましい。プラテンローラモータ50、イ
ンク圧調節装置110及び洗浄器組立体に接続されてい
る制御器130は、印刷及びプリントヘッド洗浄操作を
可能にする。洗浄器組立体の構造及び作用について、こ
れから説明する。制御器130としては、パーカー・ハ
ニフィン(Parker Hannifin)(米国カリフォルニア州ロ
ーネルトパーク(Rohrnert Park)所在)から入手できる
「コンピュモータ(CompuMotor)」型制御器を使用するこ
とができる。
【0024】図3に、カバー板80が汚染物質140に
よってふさがれている状態を示す。例えば、汚染物質1
40としては油膜や面90上に存在している粒状物があ
る。また、汚染物質140は完全に又は部分的にオリフ
ィス85をふさいでしまうことがある。例えば、粒状物
としては、グリースなどの油脂や、ほこり、ダスト、金
属粉、及び乾燥したインクの外被などがある。汚染物質
140がオリフィス85を完全にふさいでしまうと、オ
リフィス85からインク液滴100が射出されなくなっ
て好ましくない。また、汚染物質140がオリフィス8
5を部分的にふさいでいる場合には、インク液滴100
の飛跡が図示のように第1軸107から傾いて第2軸1
45に沿って飛散することがある。もし、インク液滴1
00が第2軸145に沿って移動した場合、インク液滴
100は、印刷紙30上の意図しない場所に付着するこ
とになる。このようにオリフィス85が完全又は部分的
に塞がれると、「帯状」パターンの如くの瑕疵が印刷さ
れることになり、非常に好ましくない結果となる。ま
た、汚染物質140が液滴の表面の湿潤状態を変えてし
まい、かくて好ましい構造の液滴100の形成を妨げる
ことがある。それゆえ瑕疵の印刷を避けるために汚染物
質140を洗浄(すなわち除去)することが好ましいの
である。
【0025】図1、図4、図5、図6及び図7におい
て、洗浄液を面90に沿って流し、オリフィス85を横
断して流れるようにしてこれらから汚染物質140を洗
浄する洗浄器組立体170を面90に最も近いところに
配置している。洗浄器組立体170は、面90から距離
をおいて離れたところの第1位置又は「休止」位置17
2aから面90と係合する第2位置172bとの間を移
動可能である。この移動は、制御器130と接続したエ
レベータ175によって行なわれる。
【0026】洗浄器組立体170は以下に記載される理
由によりハウジング180からなる。ハウジング180
内には開放端195を有するほぼ長方形のカップ190
が配置されている。カップ190には開放端195と連
通する空洞197を備えている。ゴム又はこれに類する
ものであるエラストマーのシール200が開放端195
に適切な接着力で接着されており、一つ又は複数のオリ
フィス85を取り囲むように、また面90と密閉的に係
合するように寸法が合わされている。例えば細長隔壁2
10の如くの構造部材が空洞197に沿って延在してい
ると共に、オリフィス85と対峙するように配向されて
いる。隔壁210は端部215を有し、オリフィス85
の向い側に配置されると、オリフィス85と端部215
との間に所定の大きさのギャップ220が形成される。
さらに、隔壁210の端部215は、オリフィス85を
含まない面90の部分の向い側にして、面90と端部2
15の間にギャップ220が形成されるようにしてもよ
い。
【0027】以下に詳細に説明されているように、面9
0又はオリフィス85あるいは、両方から汚染物質14
0を洗浄除去するために、前記ギャップ220に洗浄液
が流れるように構成されている。ギャップ220を介し
て流れる洗浄液の流速としては、約1〜20m/sec
であってもよい。同様に、ギャップ220の高さは約3
×10-3〜30×10-3インチ(約7.62×10-3
76.2×10-3cm)であってもよい。さらに、少な
くともいくぶんかは隔壁210があることによるギャッ
プ220内の汚染物質140に作用する流体力学的圧力
は、約1〜30psi(約6.895〜206.85k
Pa)であってもよい。隔壁210は、後述する理由に
より、空洞197を第1チャンバ230と第2チャンバ
240に区画している。
【0028】図1、図4、図5及び図6において、内部
連通している第1チャンバ230と第2チャンバ240
とは、閉ループ配管回路250をなしている。ギャップ
220を通った液体を再利用するために、配管回路25
0はギャップ220と連通している。そのために、配管
回路250は、第2チャンバ240から液体の供給用貯
蔵容器270まで延在する第1配管部分260と、貯蔵
容器270から第1チャンバ230へ延在する第2配管
部分280とからなる。第2配管部分280には再循環
ポンプ290が配置されている。「順方向流れ」モード
の動作時、多数の矢印295で示したように、液体はポ
ンプ290によって貯蔵容器270から送り出され、第
2配管部分280を通り、第1チャンバ230に入り、
ギャップ220を通り、第2チャンバ240に入り、第
1配管部分260を通って貯蔵容器280に戻る。配管
回路250を通って循環している液体から汚染物質14
0をろ過(すなわち分離)するために、第1配管部分2
60には第1フィルタ300が配置され、第2配管部分
270には第2フィルタ310が配置されている。エレ
ベータ175によるカップ190のプリントヘッド60
に対して接近、後退する移動を阻害せずに容易なものと
するために、カップ190に隣接した配管回路250の
部分は、フレキシブル管とするのが好ましい。
【0029】図1及び図5に最もよく示すように、順方
向の流れの間、第1配管部分260を通る液体の流れを
さえぎる第1バルブ320は、第1配管部分260の箇
所に設けるのが好ましい。同様に、第2配管部分270
を通る液体の流れをさえぎる第1バルブ330は、第1
配管部分270の所定箇所に設けるのが好ましい。この
点について、後述の理由により空洞197を貯蔵容器2
70から隔離すべく、第1バルブ320と第2バルブ3
30とは第1配管部分260と第2配管部分280にそ
れぞれ配置している。第3配管部分340は、第1配管
部分260と接続されている開放端と液溜め350に入
れられている開放端とを有している。この液溜め350
には、吸引(すなわち、真空)ポンプ360を後述の理
由により連通させている。吸引ポンプ360は、カップ
190がヘッドから離れて第1位置172aへ戻る前に
当該カップ190と関連する洗浄液用配管を排出させる
ようになっている。さらに、第3配管部分340内に配
管回路250を液溜め350から離すために第3バルブ
370を設けている。
【0030】図5及び図6を参照して、本発明では、カ
ップ190及びギャップ220を通る洗浄液の順方向の
流れのみならず、それとは逆方向の流れもまた許容する
ものである。この点については、4方向弁(例えば、ス
プールバルブ)380のような継ぎ手が配管回路250
に配置されている。4方向弁380が第1位置にあると
きは(図5)、洗浄液は矢印295で示されているよう
に第1方向(すなわち、順方向)に流れる。そのため、
4方向弁380は、弁システムとしてみなせる。4方向
弁が第2位置にあるときは(図6)、洗浄液は矢印38
5で示されているように第2方向(すなわち、逆方向)
に流れる。逆方向の流れの間にこの4方向弁380を妥
当な方式で運転するため、それに空気抜き取りバルブ3
82を開けるために、制御器130を使用している。ギ
ャップ220を通る洗浄液の順方向及び逆方向の流れは
洗浄効果を増すものである。洗浄の必要の程度に応じて
何回でも流れは反転して流すことができる。ここに記載
された順方向及び逆方向の操作モードは、いわゆる「走
査型」プリントヘッド及びここに記載したページ幅のプ
リントヘッド60とに適用することができる。逆方向の
流れを実現するその他の方法も、ここに教示しているも
のを基礎として当業者によって用いることができる。
【0031】図5、図6及び図7を参照して、「順方向
流れ」で洗浄器組立体170が稼動している間、第1バ
ルブ320と第2バルブ310は開放されており、一方
第3バルブ370は閉じている。また、4方向弁380
は第1位置で運転されている。再循環ポンプ290は貯
蔵容器270から液体をくみ出して第1チャンバ230
へ入れるように働く。その後ギャップ220を通して流
れる。しかし、液体がギャップ220を通して流れるた
めに、隔壁210の端部215があることから液体中に
流体力学的剪断力が導入される。面90(又はオリフィ
ス85)と直交方向に働く「垂直」成分δnと面90に
沿って(又はオリフィス85を横断して)働く「せん
断」成分τとを有する流体力学的圧力が液体中に生じて
いることから前記剪断力が発生していると考えられる。
【0032】図7に、垂直圧力成分δnとせん断圧力成
分τのベクトル表現が最もよく示されている。上述の流
体力学的剪断力は面90又はオリフィス85あるいは両
方から汚染物質140を除去するように汚染物質に働
き、それによって汚染物質140はギャップ220を通
って流れる液体に乗せられて運ばれる。汚染物質140
が面90及びオリフィス85から洗浄されるように、汚
染物質140を乗せた液体は第2チャンバに流れてい
き、そこから第1配管部分260に入る。再循環ポンプ
290は動作を続け、汚染物質140を乗せた液体は第
2配管部分280へ送り出されたところから貯蔵容器2
70へ流れる。しかし、液体は配管回路250を通って
再循環されるので、液体中から汚染物質140を除去す
ることが好ましい。汚染物質140が面90上に及びオ
リフィス85を横断して堆積しないようにするためにも
前記の処理が好ましい。そうして、配管回路250を通
って再循環している液体から汚染物質140をろ過する
ために第1フィルタ300と第2フィルタ310が備え
られている。このように、4方向弁380は所定時間周
期で順方向に流れるように働く。
【0033】順方向流れについて所定時間の経過後、4
方向弁380は第2位置に動き、流体の流れは矢印38
5の方向へと流れる。面90又はオリフィス85あるい
は両方から十分に汚染物質140を洗浄した後は、再循
環ポンプ290は動作を中止し、第1バルブ320と第
2バルブ330は貯蔵容器270から分離するように閉
じられる。このとき、第3バルブ370は開かれ、吸引
ポンプ360が第1配管部分260、第2配管部分28
0及び空洞197から液体を大体吸引するように働く。
この吸引された液体は後の排気のために液溜め350に
流れる。しかし、液溜め350に流れこむ液体は、フィ
ルタ300/310があることによって汚染物質140
をほとんど含まないものであり、もし必要であれば貯蔵
容器270に入れて再利用することができる。
【0034】図8及び図9を参照すると、細長隔壁21
0の長さ及び幅によって面90及びオリフィス85に対
して働く流体力学的圧力をコントロールできることを見
出したことについて示している。この効果は洗浄作用を
厳密に制御するために重要である。また、隔壁210の
端部215がオリフィス85の向い側に配置されたと
き、細長隔壁210の長さ及び幅によってチャネル70
内の液体への相当量の浸透を制御することができること
を見出した。チャネル70内の液体の浸透の制御が垂直
圧力δnの作用と考えられている。しかし、垂直圧力δ
nは、ギャップ220の高さに逆比例するものであるこ
とを見出した。それゆえ、隔壁210の長さを増すこと
によって、垂直圧力δn、それにチャネル70内の液体
の浸透量は増加する。さらに、垂直圧力δnが液体が端
部215及び面90に沿ってなめらかにすべる場合の液
体中の圧力低下に直接的に比例することを見出した。そ
れゆえ、隔壁210の幅を増すことによって、垂直圧力
δn、それにチャネル70内の液体の浸透量は増加す
る。
【0035】上記結果は、側壁79a又は79bのいず
れかに付着している汚染物質を洗浄するために重要なも
のである。特に、細長隔壁210が予定の長さXより長
くなるよう作られたときには、もし必要とすれば、ギャ
ップ220の高さを減らすことで洗浄作用を強化するこ
とができる。同様に、細長隔壁210が予定の幅Wより
広くなるよう作られたときには、もし必要とすれば、ギ
ャップ220の流量を増やすことで洗浄作用を強化する
ことができる。それゆえに、当業者は、適切でない実験
をすることなく、隔壁210の長さXと幅Wとを共に変
化させて汚染物質の外被の量及び厳密さ(severity)に依
存している最適の洗浄を得るために最適なギャップサイ
ズを得ることができる。シール200の高さHは同様な
結果を得るようギャップ220のサイズを変えるために
変化させることができることもまた上記議論によって理
解されている。
【0036】図1に戻って、移動できるカップ190の
ためにエレベータ175は洗浄用カップ190と連結さ
れており、プリントヘッド60が第2位置172bにあ
るときはシール200は面90と密閉的に結合する。こ
の結果を得るために、エレベータ175は制御器130
と接続され、エレベータ175の運転は制御器130に
よって制御される。もちろん、洗浄操作が終了したとき
はエレベータ175は下降し、かくてシールは面90か
ら係脱する。
【0037】図1に最もよく示すように、洗浄器組立体
170を用いてページ幅のプリントヘッド60を洗浄す
るために、プラテンローラ40は、カップ190がプリ
ントヘッド60と係合できるように対比するとか、移動
できるようでなければならない。制御器130から電気
的信号は、モータ機構を動かしてプラテンロール40を
第1両端部矢印387の方向に動かしカップ190の上
方方向への移動によって空間を構成する。また、制御器
130は、プリントヘッド60をふさがない第1位置1
72aからプリントヘッド60をふさぐ第2位置172
b(点線で示した)にカップ190を動かすためにエレ
ベータ175を制御する。カップ190がプリントヘッ
ドカバー板80をふさぐとき、液体は洗浄用カップ19
0を通ってプリントヘッドカバー板80を覆って洗浄器
組立体170を循環する。印刷のためにプリントヘッド
60が必要とされるときは、カップ190はエレベータ
175により休止の第1位置172のあるハウジング1
80内に引っ込ませる。カップ190は両端矢印388
の方向にハウジング180から外向きに出すこと及び内
向きに引っ込ませることのどちらもできる。
【0038】しかし、上述の機械的構成はほんの一例に
過ぎない。多くの異なる形態を取りうるものである。例
えば、プリントヘッド60は、カップ190がプリント
ヘッドカバー板80をふさぐための間隔を提供する都合
の良い位置へと水平軸389を軸として外向きに回転さ
せるようにすることも考えられる。
【0039】図10及び図11とに本発明の第2実施の
態様を示す。本発明の第2実施の態様では、加圧ガス供
給器390は加圧ガスをギャップ220に注入するため
にギャップ220と連絡している。ガスは液体内に多数
のガス気泡を形成し、それによって面90又はオリフィ
ス85あるいは両方からの汚染物質140の洗浄を強化
することができる。
【0040】図12及び図13には本発明の第3実施の
態様を示す。本発明の第3実施の態様では、ピストン機
構のようなもので記号400によって示されている圧力
パルス発生器が第1チャンバ230と流体的に連通して
いる。ピストン機構400は、第1チャンバ230内に
多数の圧力パルスを発生させるために往復運動できるピ
ストン410からなり、圧力パルスは第1チャンバ内の
液体を伝搬してギャップ220に入る。ピストン410
は、第1位置と点線で示した第2位置の間を往復運動す
る。圧力波の効果は、面90又はオリフィス85あるい
は両方からの汚染物質140の洗浄を圧力波の力によっ
て強化するものである。
【0041】図14及び図15には本発明の第4実施の
態様を示す。本発明の第4実施の態様では、隔壁210
がなく、汚染物質140は隔壁210を要することなく
面90又はオリフィス85あるいは両方から洗浄され
る。この場合、隔壁210がないことによってギャップ
220の容積は最大となり、汚染物質140に対して働
く剪断力は最小となる。汚染物質の量がほとんどない時
又は面90又はオリフィス85あるいは両方への損傷の
おそれを避けるために面90又はオリフィス85あるい
は両方に対する剪断力を最小にする必要があるときに、
本発明のこの態様が特に有用となる。
【0042】図16に「順方向流れ」モードで動作して
いる本発明の第5実施の態様を示す。この第5実施の態
様は「順方向流れ」モードで動作しているものが示され
ているが、同じように「逆方向流れ」モードでも動作で
きるものである。この本発明の第5実施の態様では、隔
壁210がなく、隔壁210を要することなく側壁79
a及び側壁79bから汚染物質140が洗浄される。こ
の場合、配管回路250はチャネル70及び第1配管部
分260と内部接続しているフレキシブルな第4配管部
分415(例えば、フレキシブルホース)からなる。こ
の点については、第4配管部分415は十分に長くフレ
キシブルで印刷の間のプリントヘッド60の動きを妨げ
ないものである。
【0043】本発明の第5実施の態様において、配管回
路250は、第1配管部分260内に置かれた第4バル
ブ417とチャネル70に接続している第5バルブ42
0とを含む。加えて、第6バルブ430が第4配管部分
415内の第5バルブ420と第1配管部分260との
間に置かれる。操作の間、第4バルブ417、第3バル
ブ370および第5バルブ420は閉じられ、一方、第
6バルブ430と第2バルブ330は開かれる。再循環
ポンプ290は、洗浄液を空洞197に送り込むために
運転される。そのため、多数の矢印295で示されてい
るように洗浄液は循環される。第6バルブ430を通っ
て出た液体は、第4配管部分415を通って送られる。
【0044】なお、図16を参照すると、第6バルブを
通って最初に出てくる液体は汚染物質に汚染されている
ものと思われる。このような汚染された液体は再循環さ
せるよりも液溜め350に集めるのが好ましいと思われ
る。それゆえ、第2バルブ330を閉じて第3バルブ3
70を開け、一方吸引ポンプ360を運転してこの汚染
された液体は液溜め350へと導かれる。この液体は汚
染物質140のないものに処理され、第3バルブ370
を閉じ、第2バルブ330をあけることによって再循環
できる。検知器440は第1配管部分260内に置か
れ、液体が再循環するのに十分清浄であるときを決め
る。検知器440からの情報は処理されて液体を液溜め
350へ入れるか又は再循環へ出すのかの方向付けをす
るために使用される。この点については、検知器440
は分光光度的検知器であってもよい。
【0045】少なくとも、洗浄手順の最後には吸引ポン
プが働き、第2バルブ30と第1バルブ320の間に閉
じ込められた液体を液溜め350に吸引するために第3
バルブ370が開かれる。この手順は洗浄器組立体17
0がカバー板80から離れるときに液体がこぼれること
を防止するものである。さらに、この手順はカバー板8
0をほとんど乾燥させ、オリフィス85の周りにある洗
浄液の液滴からのインピーダンスなくプリントヘッド6
0が機能を果たすものである。印刷を再開するために、
第6バルブ430が閉じられ、第5バルブ420が開か
れてチャネル70にインクが準備される。吸引ポンプ3
60は再び運転され、第3バルブ370は開かれてカッ
プ190内に残っている液体は全て吸引される。代用の
態様としては、カップ190は離れ、別のスピットン(s
pittoon)(図示せず)はプリントヘッド60と一列に並
べられてプリントヘッド60の準備の間にチャネル70
から射出されるインク液滴を集める。
【0046】洗浄液としては、溶媒となる適当な液体で
あればよく、例えば、具体的には水、イソプロパノー
ル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、また、オクタン、酸又は塩基、界面活
性剤、及びこれらの組み合わせである。複合液組成のも
の、例えば、マイクロエマルジョン、ミセルの界面活性
剤、ビヒクル及び固体粒子が液体中に分散しているもの
も使用できる。
【0047】本発明の利点は他の損傷を面90又はオリ
フィス85あるいは両方に与えるおそれのあるブラシ又
はワイパーを用いることなく、洗浄器組立体170が面
90又はオリフィス85あるいは両方から汚染物質14
0を洗浄することができるということであり、これは上
述の記載により理解されている。つまりギャプ220を
通って流れる液体中に剪断力を増したからであり、それ
によって面90又はオリフィス85あるいは両方から汚
染物質140を洗浄することができる。
【0048】本発明のその他の利点として洗浄効果が増
加することであり、これは上述の記載により理解されて
いる。つまり、4方向弁380の運転によってギャップ
にある洗浄液の交互に行き来する流れを増幅することが
でき、それによって液体は汚染物質140と接触するこ
とができる。このように、液体の撹拌は汚染物質140
をほどくように汚染物質140を撹拌する。
【0049】本発明は好ましい態様について特に言及し
て記載されていると同時に、種々の変形が可能であり、
本発明から外れることなく好ましい態様の要素について
の等価な置換が可能であることが当業者に理解されてい
る。加えて、本発明の本質的な教示から離れることなく
本発明の教示するものについての多くの変形が特定の状
態や物質として適用できる。
【0050】例えば、面90、チャネル70及びオリフ
ィス85の洗浄を強化するために、ヒーターを貯蔵容器
270に置くことができ、それによって液体を加熱する
ことができる。液体の温度が上がると洗浄効果が増す型
の洗浄液であるときにはこれは特に有効である。他の例
としては、多数のプリントヘッドがそれぞれ多数の色の
中の一色に対応している多色プリンタの場合には、異な
る色のインクによってプリントヘッドが交差汚染するこ
とを避けるために各色ごとに専用となるよう、一つ又は
複数の洗浄器組立体が使用されてもよい。
【0051】さらに他の例としては、洗浄が必要な時を
検知するための汚染センサーを洗浄器組立体170に接
続することができる。この点については、部分的に又は
完全にブロックされたチャネル70がインク液滴100
を射出しようとするときにインク内の背圧の上昇を検知
するために、チャネル70内のインクと流体的に接続し
ている圧力変換器を汚染センサーとして用いることがで
きる。また、部分的に又は完全にブロックされたチャネ
ル70がインク液滴100を射出しようとするときの弱
いインク流を検知するために、チャネル70内のインク
と接続している流れ検知器を汚染センサーとして用いる
ことができる。
【0052】また、反射率又は放射率によって汚染物質
140の存在を光学的に検知するために、面90及びオ
リフィス85に光学的に接続している光学検知器を汚染
センサーとして用いることができる。また、一定周期で
チャネル70の浄化をする間にスピットン状の容器に放
たれたインクの量を測定する装置を汚染センサーとして
用いることができる。この場合、スピットン状の容器に
放たれたインクの量が測定され、オリフィスが汚染物質
140でブロックされていなければスピットン状容器に
あるはずの算出されているインクの量に対して比較され
る。さらに、制御器130は他の予備的な作用として働
く。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自己洗浄型インクジェットプリ
ンタであって、ページ幅のプリントヘッドを含んでいる
プリンタの立面図である。
【図2】 多数のチャネルを含み、各チャネルがオリフ
ィスで終端しているプリントヘッドの部分垂直断面図で
ある。
【図3】 除去されるべき汚染物質で覆われたいくつか
のオリフィスを現しているプリントヘッドの部分垂直断
面図である。
【図4】 汚染物質を除去するための洗浄器組立体の立
面図である。
【図5】 オリフィスと隔壁との間にギャップを設ける
ためにオリフィスの向い側に配置された隔壁を含んだ洗
浄器組立体であって、洗浄液が順方向に流れる様子を示
している洗浄器組立体の断面図である。
【図6】 オリフィスと隔壁との間にギャップを設ける
ためにオリフィスの向い側に配置された隔壁を含んだ洗
浄器組立体であって、洗浄液が逆方向に流れる様子を示
している洗浄器組立体の断面図である。
【図7】 ギャップを通って順方向及び逆方向に交互に
液体が流れることによって面及びオリフィスから汚染物
質が除去される様子を示している洗浄器組立体の拡大部
分垂直断面図である。
【図8】 インクチャネル内の汚染物質を除去するため
に、隔壁の長さを増したことによりギャップの高さを減
らした場合を示している洗浄器組立体の拡大部分垂直断
面図である。
【図9】 インクチャネル内の汚染物質を除去するため
に、隔壁の幅を増したことによりギャップの幅を増した
場合を示している洗浄器組立体の拡大部分垂直断面図で
ある。
【図10】 ギャップ内の液体にガス気泡を導入するた
めに、洗浄器組立体がギャップと連絡している流体に供
給する加圧ガスを含んでおり、順方向に液体が流れるこ
とを示している本発明の第2実施の態様の垂直断面図で
ある。
【図11】 ギャップ内の液体にガス気泡を導入するた
めに、洗浄器組立体がギャップと連絡している流体に供
給する加圧ガスを含んでおり、逆方向に液体が流れるこ
とを示している本発明の第2実施の態様の垂直断面図で
ある。
【図12】 ギャップ内の液体に多数の圧力パルスを発
生させるために、ギャップと連絡している圧力パルス発
生器を含んでおり、順方向に液体が流れる場合を示して
いる本発明の第3実施の態様の垂直断面図である。
【図13】 ギャップ内の液体に多数の圧力パルスを発
生させるために、ギャップと連絡している圧力パルス発
生器を含んでおり、逆方向に液体が流れる場合を示して
いる本発明の第3実施の態様の垂直断面図である。
【図14】 ギャップの最大容積を増すために隔壁をな
くしたものであって、順方向に液体が流れる場合を示し
ている本発明の第4実施の態様の垂直断面図である。
【図15】 ギャップの最大容積を増すために隔壁をな
くしたものであって、逆方向に液体が流れる場合を示し
ている本発明の第4実施の態様の垂直断面図である。
【図16】 隔壁をなくしたものであって、順方向に液
体が流れる間ずっとオリフィスを通してチャネルに洗浄
液の流れが導入されている本発明の第5実施の態様の垂
直断面図である。
【符号の説明】
H シールの高さ W 作られた隔壁を越える幅 X 作られた隔壁を越える余剰の長さ δn 垂直圧力成分 τ せん断圧力成分 10 自己洗浄型プリンタ 20 画像 30 印刷紙 40 プラテンローラ 50 プラテンローラモータ 60 プリントヘッド 65 プリントヘッド本体 70 チャネル 75 チャネル出口 77 インク 79a 側壁 79b 側壁 80 カバー板 85 オリフィス 90 面 100 インク液滴 107 第1軸 109 インク供給コンテナ 110 インク圧力発生器 120 紙送りシステム 130 制御器 140 汚染物質 145 第2軸 170 洗浄器組立体 172a 第1位置 172b 第2位置 175 エレベータ 180 ハウジング 190 カップ 195 開放端 197 空洞 200 シール 210 隔壁 215 端部 220 ギャップ 230 第1チャンバ 240 第2チャンバ 250 配管回路 260 第1配管部分 270 貯蔵容器 280 第2配管部分 290 再循環ポンプ 300 第1フィルタ 310 第2フィルタ 320 第1バルブ 330 第2バルブ 340 第3配管部分 350 液溜め 360 吸引ポンプ 370 第3バルブ 380 4方向弁 382 空気抜き取りバルブ 389 水平軸 390 加圧ガス発生器 395 ガス気泡 400 ピストン機構 410 ピストン 415 第4配管部分 417 第4バルブ 420 第5配管部分 430 第6配管部分 440 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・エヌ・デラメッター アメリカ合衆国14624ニューヨーク州ロチ ェスター、タロズ・ウェイ2番 (72)発明者 マイケル・イー・マイクル アメリカ合衆国14617ニューヨーク州ロチ ェスター、キンドルウッド・レイン86番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己洗浄型プリンタは、以下のものを備
    える: (a)面を有するプリントヘッド; (b)前記面の向い側に配置されて前記面との間に形成
    している構造部材、前記間隙は、液体が当該間隙を介し
    て第1方向に流れるのに十分な大きさであり、前記構造
    部材は液体の前記流れを加速することでその液体に剪断
    力を惹起させている間、その剪断力を前記面に作用させ
    る; (c)前記間隙と流体的に接続されている接続部、前記
    接続部は前記第1方向からこの第1方向とは反対方向の
    第2方向へと流れの方向を変える作用をなす。
  2. 【請求項2】 自己洗浄型プリンタの組立て方法は、以
    下のステップを備える: (a)構造部材を面の向い側に配置して、前記面との間
    に間隙を形成するステップ、前記間隙は、液体が当該間
    隙を介して第1方向に流れるのに十分な大きさであり、
    前記構造部材は液体の前記流れを加速することでその液
    体に剪断力を惹起させている間、当該剪断力を前記面に
    作用させる; (b)接続部を間隙と流体的に接続するステップ、前記
    接続部が前記第1方向からこの第1方向とは反対方向の
    第2方向へと流れの方向を変える作用をなす。
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