JP2000165382A - 伝送路品質監視システム - Google Patents

伝送路品質監視システム

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JP2000165382A
JP2000165382A JP33746198A JP33746198A JP2000165382A JP 2000165382 A JP2000165382 A JP 2000165382A JP 33746198 A JP33746198 A JP 33746198A JP 33746198 A JP33746198 A JP 33746198A JP 2000165382 A JP2000165382 A JP 2000165382A
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transmission permission
monitoring
control packet
error
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JP33746198A
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Kazuyuki Tajima
一幸 田島
Masatake Miyabe
正剛 宮部
Masamichi Ryu
正道 笠
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は伝送路品質監視システムに関し、単
位時間当たりのパケット数の多い場合に発生するタイム
スロットの無駄の削減と、単位時間当たりのパケット数
の極端に少ない場合でも短時間で品質監視ができる伝送
路品質監視システムを提供することを目的としている。 【解決手段】 BIP演算結果の誤りを検出する検出手
段4と、検出結果をタイマとラッチにより一定時間保持
する保持手段と、カウンタにより追加のデータパケット
送出許可を生成する生成手段5と、生成したデータパケ
ット送出許可を多重する多重手段と、強制的に一定個数
間隔で監視/制御パケットを生成する生成手段と、生成
した監視/制御パケット送出許可と通常の監視/制御パ
ケット送出許可とを切り替える切替手段とを具備して構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送路品質監視シス
テムに関し、更に詳しくはATM(非同期転送モード)
をベースとする受動光ネットワークにおいて、加入者装
置から局装置方向の伝送路品質監視システムに関する。
【0002】受動光ネットワークは、加入者から局方向
にはTDMA(時分割多元接続)であるため、タイムス
ロット毎に局装置がそのタイムスロットにパケットを送
出してよい加入者装置を指定する。
【0003】ATMベースの受動光ネットワーク等で
は、単位時間当たりにそれぞれの加入者に割り当てるタ
イムスロット数を変えることで、自由に帯域を変えるこ
とができる。ここで、局装置から光スターカップラまで
の伝送路は各加入者装置との共有であるが、スターカッ
プラから加入者装置までは各加入者で個別となるため、
伝送品質監視は各加入者毎に行なう必要がある。
【0004】伝送品質監視はBIP(Bit Interleave
d Parity)等が使用されることが多い。BIPの場
合、監視精度を高めるためにはBIP−nのnを大きく
するか、演算範囲を狭くする必要がある。BIPは一般
に監視用のパケットに乗っているため、nを大きくせず
に演算範囲を狭くしようとすると、監視用のパケットを
たくさん伝送しなければならず、伝送路の効率が低下し
てしまう。そこで、伝送路の効率を下げないで監視精度
を高める方法が必要となる。
【0005】
【従来の技術】受動光ネットワークでは、ひとつの局装
置に複数の加入者装置が接続されるため、加入者装置か
ら局装置方向をBIP等で伝送路品質監視をしようとす
る場合、加入者装置では自分が送出するパケットに対し
てしか演算できない。このため、加入者装置から局装置
方向は、各加入者装置毎に自分の送出するパケットにつ
いてBIP演算を行ない、その結果を監視/制御パケッ
トに挿入して局装置に送る。局装置では、加入者装置毎
にパケットを振り分けて、加入者装置ごとにBIP演算
を行ない、誤りを検出し、伝送品質の監視を行なう。伝
送路品質は、ビット誤り率が例えば10-6以上になるこ
とを検出する、というようにして行なう。実際の装置で
は、106のビットを数えてその中に誤りがあるかどう
か調べる代わりに、パケット単位で何パケット中に何個
以上の誤りがあることを検出する。前述のように、監視
/制御パケットにBIPを乗せる場合、BIPの演算範
囲は監視/制御パケットから次の監視/制御パケットま
でになるが、この時BIP−nのnが小さいと誤りが多
い場合に検出できないので、監視/制御パケットから次
の監視/制御パケットまでの間のパケット数を予め小さ
な値に固定してある。
【0006】図13は従来の構成例を示す図である。図
において、3は受信部、10は該受信部3内に設けられ
たBIP演算部で、該演算部10の出力は、例えば8ビ
ットである(n=8)。該演算部10の出力はSD(伝
送路品質監視警報)検出部にも入っている。
【0007】200は加入者回路であり、加入者1と加
入者2の回路が示されている。加入者1について説明す
ると、加入者1のデータパケット送出許可はコード化部
21に入り、加入者1の監視/制御パケット送出許可は
コード化部22に入る。そして、これらコード化部2
1,22の出力はマルチプレクサ23に入る。該マルチ
プレクサ23の出力は、次段のマルチプレクサ24に入
る。マルチプレクサ24は送信部に与えられている。こ
のように、従来は伝送品質監視は常時行なうことを想定
し、パケット送出許可生成部とは独立になっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、監視
/制御パケットから次の監視/制御パケットまでの間の
パケット数を予め小さな値にしてあるため、単位時間当
たりのパケット数の多い加入者では、それだけ単位時間
当たりに送らなければならない監視/制御パケットの個
数が増えてしまうことになる。監視/制御パケットの個
数が多いと、ユーザが使用できるタイムスロットが減っ
てしまい、無駄が発生してしまうという問題がある。
【0009】逆に、単位時間当たりのパケット数の極端
に少ない加入者では、監視/制御パケットから次の監視
/制御パケットまでの時間が非常に長くなり、品質監視
に時間がかかるという問題が発生する。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、単位時間当たりのパケット数の多い場合
に発生するタイムスロットの無駄の削減と、単位時間当
たりのパケット数の極端に少ない場合でも短時間で品質
監視ができる伝送路品質監視システムを提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図において、2は複数の加入者装
置、1は該加入者装置2と伝送路51,52を介して接
続される局装置である。局装置1において、3は加入者
装置2から送られてくるデータパケットを受信する受信
部である。BIP演算部10は受信部3内に含まれる
(図13参照)。4は該受信部3の出力を受けてBIP
演算結果の誤りを検出する誤り個数検出部、5は該誤り
個数検出部4の出力を受けてパケット送出許可を与える
パケット送出許可生成部である。6は局装置1側の送信
部であり、データパケットをパケット送出許可に応じて
送信する。
【0012】加入者装置2において、7はデータパケッ
トを送信する送信部、8は監視/制御パケット生成部
で、その出力は送信部7に監視/制御パケットとして与
えられる。9は局装置1からのデータパケットを受ける
受信部で、その出力は監視/制御パケット生成部8に監
視/制御パケット送出許可信号として与えられる。
【0013】受動光ネットワークでは、加入者装置2か
ら局装置1方向は時分割多元接続(TDMA)伝送なの
で、局装置2はどのタイムスロットをどの加入者が使用
するかの情報を加入者装置2に伝送する。また、加入者
装置2が送信するパケットは、ユーザデータパケット
と、監視/制御パケットの2種類がある。そこで、各タ
イムスロットに対して、どの加入者装置が前記2種類の
どちらの種類のパケットを送出するか、というように、
加入者とパケットの種類を情報として指定する。本発明
では、ユーザパケットの送信を指示する情報をデータ送
出許可、監視/制御パケットの送信を指示する情報を監
視/制御パケット送出許可と呼ぶことにする。
【0014】図1で局装置1の送信部6からユーザデー
タパケットと共に、パケット送出許可生成部5で生成し
たデータ送出許可及び監視/制御パケット送出許可を加
入者装置2へ送信する。加入者装置2では、受信部9で
自分宛の監視/制御パケット送出許可を取り出し、監視
/制御パケット生成部8に渡す。
【0015】監視/制御パケット生成部8では、監視/
制御パケットを生成し、送信部7に渡す。送信部7で
は、ユーザデータパケットと監視/制御パケットのBI
P−nを計算し、監視/制御パケットに演算結果を挿入
してユーザデータパケット及び監視/制御パケットを局
装置1に送信する。
【0016】局装置1の受信部3では、各加入者毎に受
信したパケットについてBIP−nを計算する。BIP
計算結果は、図示していないSD(伝送品質劣化)警報
検出部に送られると同時に、本発明では、誤り個数検出
部4に渡される。この誤り個数検出部4で誤り個数や誤
りの有無を検出し、パケット送出許可生成部5で生成さ
れるデータ送出許可や監視/制御パケット送出許可の個
数を制御するパケット送出許可個数制御信号を、パケッ
ト送出許可生成部5に渡す。
【0017】図2は演算範囲についての説明図である。
(a)は受信信号、(b)は加入者装置A側、(c)は
加入者装置B側である。図では、監視/制御パケットと
次の監視/制御パケットの間のユーザデータパケットの
個数が5個の場合の例を示す。また、加入者装置2は、
2台でそれぞれAとBで識別する。
【0018】図の(a)の受信信号は、局装置1の受信
部3に入力される信号で、受信部3では、加入者装置毎
にパケットを分ける。分けた結果が(b)と(c)であ
り、(b)は加入者装置A側を、(c)は加入者装置B
側を示す。AC及びBCはそれぞれ加入者装置A、Bの
監視/制御パケットで、演算範囲は監視/制御パケット
の先頭から次の監視/制御パケットの直前までである。
図中にそれぞれの演算範囲を示す。
【0019】図3は本発明の動作説明図である。(a)
は従来の受信信号を、(b)は本発明の受信信号をそれ
ぞれ示す。従来の場合、監視/制御パケットは6パケッ
ト間隔に挿入されている。本発明の場合には、通常は監
視/制御パケットのタイムスロットも一部ユーザデータ
パケット用に使用し、監視/制御パケットは18パケッ
ト間隔で挿入されている。この状態では、SD(伝送路
品質監視警報)は正しく検出できない。
【0020】そこで、本発明では、誤り検出部4(図1
参照)でBIP演算結果に誤りを検出すると、そこから
監視/制御パケットを本来の間隔で挿入するようにパケ
ット送出許可生成部5に指示を行なう。そして、監視/
制御パケットが本来の間隔で挿入されるので、SDが検
出できるようになる。
【0021】実際のSDの検出は、幾つかの連続する演
算範囲で検出された誤りの個数の合計がある値以上にな
ることを見ることによって行なう。従って、演算範囲が
あまり時間的に長くなってしまうと、検出に時間がかか
ってしまう。
【0022】図4は本発明の他の動作説明図である。
(a)は従来の場合を、(b)は本発明の場合を示す。
何れも受信信号である。この例は、単位時間当たりのパ
ケット数が非常に少なく、演算範囲が時間的に長くなっ
てしまう場合で、2つの連続する演算範囲でSDを検出
する場合を示している。
【0023】本発明では、通常は従来の場合と同様の間
隔で監視/制御パケットを挿入しているが、図1の誤り
検出部4でBIP演算結果に誤りを検出すると、データ
パケット送出許可を増加するようにパケット送出許可生
成部5に指示を行なう。この時、監視/制御パケット
は、ユーザデータパケット何個に1個の割合というよう
に挿入されるので、自動的に監視/制御パケットも増加
する。この増加したデータパケット送出許可に対して、
加入者装置2は送るべきユーザデータパケットがないの
で、ATMのアイドルセルのような速度調整用のパケッ
トを送出する。この動作により一時的に単位時間当たり
のパケット数が増加するので、SDの検出値時間を短縮
することができる。
【0024】本発明によれば、図1に示すように誤りの
検出をトリガとして監視/制御パケット送出許可やデー
タパケット送出許可の制御を行ない、単位時間当たりの
パケット数の多い加入者に対しては帯域の有効利用を提
供し、単位時間当たりのパケット数の少ない加入者に対
しては伝送品質監視警報(SD)の検出速度の向上を提
供することができる。
【0025】この発明の形態例によれば、誤りの検出に
最も簡単な論理和を用い、監視/制御パケット送出許可
やデータパケット送出許可の制御をタイマによって一定
時間のみ行なう最も単純な構成で実現することができ
る。
【0026】(2)この場合において、前記検出結果を
タイマにより一定時間保持する代わりに、カウンタを用
いて一定個数の監視/制御パケット送出許可が出るまで
保持するようにしたことを特徴としている。
【0027】この発明の構成によれば、タイマを使用す
る代わりに、送出した監視/制御パケット送出許可の個
数が一定値になると元に戻るもので、送出する監視/制
御パケット送出許可の個数が監視/制御パケット送出許
可の送出間隔に依存しないものとなる。
【0028】(3)また、前記検出結果をタイマにより
一定時間保持する代わりに、複数のラッチと論理和を用
いて誤りのない演算範囲が複数回続くまで保持するよう
にしたことを特徴としている。
【0029】この発明の構成によれば、タイマを使用す
る代わりに、複数の連続する演算範囲のどこか一つでも
誤りが検出されている間、監視/制御パケット送出許可
やデータパケット送出許可の制御を行なうことで、送出
する監視/制御パケット送出許可の個数が、監視/制御
パケット送出許可の送出間隔に依存しないものとなる。
【0030】(4)また、前記検出結果をタイマにより
一定時間保持し、その後SD警報が出力されている間、
保持し続けることを特徴としている。この発明の構成に
よれば、SD警報が出力されている間、監視/制御パケ
ット送出許可やデータパケット送出許可の制御を行なう
もので、SDが検出できる程度の時間、誤り検出結果を
保持すれば、後はSD警報が解除されるまで自動的に制
御がかかり続けるという利点がある。
【0031】(5)また、前記タイマの値をデコード
し、SDを検出するために挿入するデータパケット送出
許可の量を段階的に増加させる制御を行なうことを特徴
としている。
【0032】この発明の構成によれば、タイマの値をデ
コードすることで、SDを検出するために挿入するデー
タパケット送出許可の量を段階的に増加させることで、
誤り検出と同時に急激にパケットの量が増加するのを防
止することができる。
【0033】(6)また、生成した監視/制御パケット
送出許可と、通常の監視/制御パケット送出許可とを切
り替える代わりに、多重化する構成で置き替える構成と
することを特徴としている。
【0034】この発明の構成によれば、セレクタを用い
ずに多重処理を用いることで、切り替えに起因する付加
回路を必要としない。 (7)また、BIPの演算結果の誤りを検出する検出手
段を、BIP演算結果にある設定された個数以上の誤り
を検出する手段に置き替える構成とすることを特徴とし
ている。
【0035】この発明の構成によれば、誤り検出をコン
パレータを用いて誤りがある個数以上あることを検出す
る手段に置き替えることで、1ビットの誤りが時々起こ
るといった誤り率の低いところで起こる誤りに応答しな
いようにすることができる。
【0036】(8)更に、単位時間当たりのパケット数
の少ない加入者に対して、誤り検出時にデータパケット
送出許可を制御する代わりに、監視/制御パケット送出
許可の個数を制御する構成とすることを特徴としてい
る。
【0037】この発明の構成によれば、誤り検出時に、
単位時間当たりのパケット数の少ない加入者の場合、デ
ータパケットを増加する代わりに、監視/制御パケット
を増加する手段に置き替えることで、実効的にユーザの
帯域が変わらないようにすることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図5は本発明の第1の実
施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。図において、40は加入
者1又は2の回路を示す。加入者装置は、監視/制御パ
ケット送出許可に対して監視/制御パケットを生成し、
BIP演算を行なって送出するだけで、従来の技術との
差異はないため、局装置のみ示している。図では、加入
者装置が2台の場合の例で、BIP−8を用いた例であ
る。
【0039】受信部3の中にあるBIP演算部10で加
入者毎にBIP演算が行なわれ、演算結果が出力され
る。演算結果はこの例ではBIP−8としているため8
ビットである。演算結果は、図示していないSD検出部
に渡されると共に、論理和ゲート(オアゲート)11に
入力される。BIP演算結果は、誤りがない時に“0”
になるので、論理和ゲート11はBIP演算結果に誤り
があった時に“1”を出力する。
【0040】この出力が論理積ゲート(アンドゲート)
12に入力される。アンドゲート12の他方の入力には
オアゲート11からの出力が加入者1のBIP演算結果
を示す信号として入っている。局装置は、どのタイムス
ロットをどの加入者が使っているかを認識しているの
で、その情報から局装置内部で生成される。
【0041】加入者1のBIP演算結果入力は、オアゲ
ート11からの出力が加入者1のBIP演算結果の時の
み“1”となる。従って、アンドゲート12の出力は、
加入者1のBIP演算結果に誤りが検出された時に
“1”となる。アンドゲート12の出力はラッチ13で
保持される。
【0042】ラッチ13が“1”になると、タイマ14
が起動され、一定時間後にラッチ13をリセットする。
ラッチ13の出力が“1”になると、セレクタ19の出
力は下の入力から上の入力に切り替わる。セレクタ19
の下の入力は、通常加入者1に対して送出される加入者
1の監視パケット送出許可である。該監視パケット送出
許可は、カウンタで等間隔のパルスを発生させるような
方法で生成される。
【0043】一方、ラッチ13の出力はアンドゲート1
6にも入力されている。アンドゲート16の入力は、加
入者帯域設定入力と、第1のカウンタ15の出力であ
る。加入者帯域設定入力は、単位時間当たりのパケット
数が少ない時に“1”を設定する入力で、第1のカウン
タ15は短い間隔でデータパケット送出許可を発生す
る。従って、アンドゲート16は、単位時間当たりのパ
ケット数が少なく、かつラッチ13の出力が“1”、即
ち誤りが検出された時に、第1のカウンタ15が発生す
る短い間隔のデータパケットを送出許可として出力す
る。
【0044】この出力と加入者1のデータパケット送出
許可がマルチプレクサ17で多重される。従って、マル
チプレクサ17の出力は、単位時間当たりのパケット数
が少なく、かつ誤りが検出された時に第1のカウンタ1
5が発生する短い間隔のデータパケット送出許可と、通
常の加入者1のデータパケット送出許可の和になり、そ
の他の時は通常の加入者1のデータパケット送出許可に
なる。
【0045】マルチプレクサ17の出力は第2のカウン
タ18に入力される。BIP演算範囲の中にあるユーザ
データパケットの個数はSDの検出条件から予め決めら
れているので、第2のカウンタ18はその個数を数えて
パルス出力する。つまり、第2のカウンタ18は、図2
に示すように一定個数間隔で監視/制御パケット送出許
可を出力する。
【0046】従って、誤りが検出されると、セレクタ1
9の出力は上の入力、即ち一定個数間隔の監視/制御パ
ケット送出許可に切り替わる。セレクタ19の出力がき
ちんと一定個数間隔で挿入されるようにするため、加入
者1のデータパケット送出許可の方にはFIFO(ファ
ーストイン・ファーストアウトバッファ)20が挿入さ
れている。
【0047】セレクタ19の出力は監視/制御パケット
送出許可、FIFO20の出力はデータパケット送出許
可であるが、まだ1ビットの信号なので、それぞれをコ
ード化部21及びコード化部22で決められたコードに
変換し、マルチプレクサ23で多重される。更に、加入
者2の回路でも同様の処理が行なわれ、マルチプレクサ
24で多重され、送信部6(図1参照)に渡される。
【0048】以上、説明したように、誤りが検出される
と、セレクタ19により監視/制御パケット送出許可
が、通常の間隔からSDを検出する一定個数間隔に変わ
る。この動作によって、図3に示したような動作が実現
できる。また、単位時間当たりのパケット数が少ないと
いう設定を行なった場合には、第1のカウンタ15によ
ってデータパケット送出許可が増加される。この動作に
よって、図4で説明した動作が実現される。また、タイ
マ14の機能によって一定時間たつと、監視/制御パケ
ット送出許可の間隔は元に戻る。
【0049】図5でオアゲート11とアンドゲート12
とラッチ13とタイマ14が図1の誤り個数検出部4に
相当し、第1のカウンタ15とアンドゲート16とマル
チプレクサ17と第2のカウンタ18とセレクタ19と
FIFO20とコード化部21とコード化部22とマル
チプレクサ23とマルチプレクサ24とが図1のパケッ
ト送出許可生成部5に相当する。
【0050】この実施の形態例によれば、誤りの検出に
最も簡単なオアゲートを用い、監視/制御パケット送出
許可やデータパケット送出許可の制御をタイマによって
一定時間のみ行なう最も単純な構成で実現することがで
きる。
【0051】図6は本発明の第2の実施の形態例を示す
ブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例では、図5のタイマ14
の代わりに第3のカウンタ25を用いたものである。そ
の他の構成は図5と同じである。
【0052】この実施の形態例では、タイマ14を使用
して一定時間、監視/制御パケット送出許可やデータパ
ケット送出許可の制御を行なう代わりに、一定個数の監
視/制御パケット送出許可が送出されると、元に戻るよ
うにしたものである。誤りを検出してラッチ13が
“1”になった瞬間だけ第3のカウンタ25がリセット
され、第2のカウンタ18から出力される監視/制御パ
ケット送出許可を第3のカウンタ25でカウントする。
【0053】第3のカウンタ25は一定の値になるとカ
ウントを停止し、ラッチ13にリセットを出力する。そ
れ以外の構成は図5と同じであり、動作も同じである。
この実施の形態例によれば、タイマを使用する代わり
に、送出した監視/制御パケットの送出許可の個数が一
定値になると元に戻るもので、送出する監視/制御パケ
ット送出許可の個数が監視/制御パケット送出許可の送
出間隔に依存しないものになる。そして、その動作は第
1の実施の形態例と同様である。
【0054】図7は本発明の第3の実施の形態例を示す
ブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例では、タイマ14の代わ
りに3個のラッチ26〜28を設けて、これらラッチ2
6〜28の出力をオアゲート29に入力し、該オアゲー
ト29の出力でセレクタ19を制御するようにしたもの
である。その他の構成は、図5の第1の実施の形態例と
同じである。
【0055】この実施の形態例では、タイマ14を利用
して一定時間監視/制御パケット送出許可やデータパケ
ット送出許可の制御を行なう代わりに、複数回連続して
誤りの検出されない演算範囲が続いた場合に元に戻るよ
うにしたものである。
【0056】図7は3回連続して演算範囲に誤りがなか
った場合に元に戻る例で、1番目の演算範囲の誤り個数
検出結果は第1のラッチ26に、2番目の演算範囲の誤
り個数検出結果は第2のラッチ27に、3番目の演算範
囲の誤り個数検出結果は第3のラッチ28に、4番目の
演算範囲の誤り個数検出結果は第1のラッチ26にとい
うように誤り個数検出結果をラッチ26、ラッチ27、
ラッチ28の順に順次書き込んでいく。
【0057】ラッチ26、ラッチ27、ラッチ28の出
力はオアゲート29に入力され、該オアゲート29の出
力は、ラッチ26、ラッチ27、ラッチ28の出力の何
れか一つでも“1”の時、即ち連続する3個の演算範囲
のどれか一つでも誤りが検出されていると、監視/制御
パケット送出許可やデータパケット送出許可の制御を行
なう。
【0058】逆に、連続する3個の演算範囲の全てに誤
りが検出されなかった場合、ラッチ26、ラッチ27、
ラッチ28の出力の何れも“0”となり、アンドゲート
12の出力が“0”になり、元に戻る。それ以外の部分
は図5と同じで動作も同じである。以上のようにするこ
とで、第1の実施の形態例と同様の動作が得られる。
【0059】この実施の形態例によれば、タイマを使用
する代わりに複数の連続する演算範囲のどこか一つでも
誤りが検出されている間、監視/制御パケット送出許可
やデータパケットの送出許可の制御を行なうことで、送
出する監視/制御パケット送出許可の個数が監視/制御
パケット送出許可の送出間隔に依存しないものとなる。
【0060】図8は本発明の第4の実施の形態例を示す
ブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例では、タイマ14を使用
して一定時間監視/制御パケット送出許可やデータパケ
ット送出許可の制御を行なうが、タイマ14がタイムア
ウトした後でもSD警報が出力されていたら、元に戻ら
ないようにしたものである。
【0061】ラッチ13の入力はアンドゲート12の出
力と、加入者1のSD警報とオアゲート30で論理和を
とったものになっているため、加入者1のSD警報が出
力(送出時“1”)されている間はラッチ13の出力は
“1”のままであり、監視/制御パケット送出許可やデ
ータパケット送出許可の制御をかかり続けさせることが
できる。それ以外の部分は図5と同じで動作も同様であ
る。このようにすることで第1の実施の形態例と同様の
動作が得られる。
【0062】この実施の形態例によれば、SD警報が出
力されている間、監視/制御パケット送出許可やデータ
パケット送出許可の制御を行なうもので、SDが検出で
きる程度の時間、誤り検出結果を保持すれば、後はSD
警報が解除されるまで自動的に制御がかかり続けるとい
う利点がある。
【0063】図9は本発明の第5の実施の形態例を示す
ブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号を
付して示す。この実施の形態例では、デコーダ31を付
加することにより、単位時間当たりのパケット数の加入
者のパケットが誤り検出により急激にパケット数が増加
するのを防止している。誤りが検出されると、タイマ1
4が起動されるが、このタイマは一般的にはカウンタ等
を用いているため、そのカウント値をデコーダ31でデ
コードする。
【0064】例えば、タイマ14が10msとして、デ
コーダ31は、例えば0ms、1ms、2ms、3m
s、4msの時に50、40、30、20、10を第1
のカウンタ15に出力する。デコーダ31の出力は、第
1のカウンタ15がデータパケット送出許可を発生する
間隔である。
【0065】従って、誤りが発生してから1msは50
パケット間隔になるようにデータパケット送出許可を発
生し、2msまでは40パケット、3msまでは30パ
ケット間隔、4msまでは20パケット間隔、その後タ
イマがタイムアウトするまでは10パケット間隔でデー
タパケット送出許可を発生する。
【0066】このような動作により、誤り検出により急
激にパケット数が増加するのを防止している。それ以外
の部分は図5と同じで、動作も同様である。以上のよう
にすることで第1の実施の形態例と同様の動作が得られ
る。
【0067】この実施の形態例によれば、タイマの値を
デコードすることで、SDを検出するために挿入するデ
ータパケット送出許可の量を段階的に増加させること
で、誤り検出と同時に急激にパケットの量が増加するの
を防止することができる。
【0068】図10は本発明の第6の実施の形態例を示
すブロック図である。この実施の形態例は、図5のセレ
クタ19をマルチプレクサ32で置換したものである。
セレクタ19では、通常の間隔で発生する監視/制御パ
ケット送出許可と、SD検出用の間隔で発生する監視/
制御パケット送出許可とを切り替えていた。
【0069】この部分をマルチプレクサ32で置換する
と、そのままでは両者の和となってしまうため、通常の
間隔で発生する監視/制御パケット送出許可が来ると、
第2のカウンタ18をリセットするようになっている。
このようにすることで、通常の間隔で発生する監視/制
御パケット送出許可からSDを検出する間隔分だけあけ
て、第2のカウンタ18が監視/制御パケット送出許可
を送出することになり、余剰な監視/制御パケットを発
生しないで済む。それ以外の部分は図5と同じで、動作
も同じである。以上のようにすることで、第1の実施の
形態例と同様の動作が得られる。
【0070】この実施の形態例によれば、セレクタを用
いずに多重処理を用いることで、切り替えに起因する付
加回路を必用としない。図11は本発明の第7の実施の
形態例を示すブロック図である。図5と同一のものは、
同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、図5の
誤りの有無を検出するオアゲート11をコンパレータ3
3で置換したものである。このコンパレータ33では、
入力の“1”のビットがある個数以上ある時に“1”を
出力する。この動作により、何個以上の誤りあれば、パ
ケット生成部に制御をかけるかを自由に設定することが
できる。それ以外の構成は図5と同じで、動作も同じで
ある。以上のようにすることで、第1の実施の形態例と
同様の動作が得られる。
【0071】この実施の形態例によれば、誤り検出をコ
ンパレータを用いて誤りがある個数以上あることを検出
する手段に置き替えることで、1ビットの誤りが時々起
こるといった誤り率の低いところで起こる誤りに応答し
ないようにすることができる。
【0072】図12は本発明の第8の実施の形態例を示
すブロック図である。図5と同一のものは、同一の符号
を付して示す。この実施の形態例では、単位時間当たり
のパケット数が多いとき、即ち加入者1の帯域設定が
“0”の場合は、第1の実施の形態例と動作は同じであ
るが、単位時間当たりのパケット数が少ない時、即ち加
入者1の帯域設定が“1”の場合、第1の実施の形態例
では、データパケット送出許可の数を変えていたが、こ
の実施の形態例では監視/制御パケット送出許可を変え
ている。
【0073】演算範囲に含まれるパケットの個数は、B
IPが誤り個数を正しく検出できない確率がある値以下
になるように決められており、ある個数以下であれば、
幾つでもよいので、この実施の形態例のようなことがで
きる。図では、第2のカウンタ35は、単位時間当たり
のパケット数が多い場合には、加入者1のデータパケッ
ト送出許可を数えて監視/制御パケット送出許可を発生
するが、単位時間当たりのパケット数が少ない場合に、
誤りが検出されると、アンドゲート34の出力が“1”
になり、第2のカウンタ35は加入者1のデータパケッ
ト送出許可とは無関係に自走で監視/制御パケット送出
許可を発生する。以上の動作により、監視/制御パケッ
ト送出許可を変えることができる。
【0074】この実施の形態例によれば、誤り検出時
に、単位時間当たりのパケット数の少ない加入者の場
合、データパケットを増加する代わりに、監視/制御パ
ケットを増加する手段に置き替えることで、実効的にユ
ーザの帯域が代わらないようにすることができる。
【0075】以上、説明したように、本発明によれば、
受動光ネットワークにおいて、誤りの検出をトリガとし
て監視/制御パケット送出許可やデータパケット送出許
可の制御を行ない、単位時間当たりのパケット数の多い
加入者に対しては帯域の有効活用を提供し、単位時間当
たりのパケット数の少ない加入者に対しては伝送品質監
視警報(SD)の検出速度の向上を提供することができ
る。このように、本発明は帯域の効率的な利用や伝送品
質監視警報の検出時間の短縮化の点で寄与するところが
大きい。
【0076】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)受動光ネットワークにおいて、局装置に、BIP
演算結果の誤りを検出する検出手段と、検出結果をタイ
マとラッチにより一定時間保持する保持手段と、カウン
タにより追加のデータパケット送出許可を生成する生成
手段と、生成したデータパケット送出許可を多重する多
重手段と、強制的に一定個数間隔で監視/制御パケット
送出許可を生成する生成手段と、生成した監視/制御パ
ケット送出許可と通常の監視/制御パケット送出許可と
を切り替える切替手段とを具備し、誤りの検出をトリガ
として監視/制御パケット送出許可又はデータパケット
送出許可の量を制御することにより、誤りの検出に最も
簡単な論理和を用い、監視/制御パケット送出許可やデ
ータパケット送出許可の制御をタイマによって一定時間
のみ行なう最も単純な構成で実現することができる。
【0077】(2)この場合において、前記検出結果を
タイマにより一定時間保持する代わりに、カウンタを用
いて一定個数の監視/制御パケット送出許可が出るまで
保持するようにしたことにより、タイマを使用する代わ
りに、送出した監視/制御パケット送出許可の個数が一
定値になると元に戻るもので、送出する監視/制御パケ
ット送出許可の個数が監視/制御パケット送出許可の送
出間隔に依存しないものとなる。
【0078】(3)また、前記検出結果をタイマにより
一定時間保持する代わりに、複数のラッチと論理和を用
いて誤りのない演算範囲が複数回続くまで保持するよう
にしたことにより、タイマを使用する代わりに、複数の
連続する演算範囲のどこか一つでも誤りが検出されてい
る間、監視/制御パケット送出許可やデータパケット送
出許可の制御を行なうことで、送出する監視/制御パケ
ット送出許可の個数が、監視/制御パケット送出許可の
送出間隔に依存しないものとなる。
【0079】(4)また、前記検出結果をタイマにより
一定時間保持し、その後SD警報が出力されている間、
保持し続けることにより、SD警報が出力されている
間、監視/制御パケット送出許可やデータパケット送出
許可の制御を行なうもので、SDが検出できる程度の時
間、誤り検出結果を保持すれば、後はSD警報が解除さ
れるまで自動的に制御がかかり続けるという利点があ
る。
【0080】(5)また、前記タイマの値をデコード
し、SDを検出するために挿入するデータパケット送出
許可の量を段階的に増加させる制御を行なうことによ
り、タイマの値をデコードすることで、SDを検出する
ために挿入するデータパケット送出許可の量を段階的に
増加させることで、誤り検出と同時に急激にパケットの
量が増加するのを防止することができる。
【0081】(6)また、生成した監視/制御パケット
送出許可と、通常の監視/制御パケット送出許可とを切
り替える代わりに、多重化する構成で置き替える構成と
することにより、セレクタを用いずに多重処理を用いる
ことで、切り替えに起因する付加回路を必要としない。
【0082】(7)また、BIPの演算結果の誤りを検
出する検出手段を、BIP演算結果にある設定された個
数以上の誤りを検出する手段に置き替える構成とするこ
とにより、誤り検出をコンパレータを用いて誤りがある
個数以上あることを検出する手段に置き替えることで、
1ビットの誤りが時々起こるといった誤り率の低いとこ
ろで起こる誤りに応答しないようにすることができる。
【0083】(8)更に、単位時間当たりのパケット数
の少ない加入者に対して、誤り検出時にデータパケット
送出許可を制御する代わりに、監視/制御パケット送出
許可の個数を制御する構成とすることにより、誤り検出
時に、単位時間当たりのパケット数の少ない加入者の場
合、データパケットを増加する代わりに、監視/制御パ
ケットを増加する手段に置き替えることで、実効的にユ
ーザの帯域が変わらないようにすることができる。
【0084】このように、本発明によれば、単位時間当
たりのパケット数の多い場合に発生するタイムスロット
の無駄の削減と、単位時間当たりのパケット数の極端に
少ない場合でも短時間で品質監視ができる伝送路品質監
視システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】演算範囲についての説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の他の動作説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第3の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図8】本発明の第4の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図9】本発明の第5の実施の形態例を示すブロック図
である。
【図10】本発明の第6の実施の形態例を示すブロック
図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態例を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態例を示すブロック
図である。
【図13】従来の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 局装置 2 加入者装置 3 受信部 4 誤り個数検出部 5 パケット送出許可生成部 6 送信部 7 送信部 8 監視/制御パケット生成部 9 受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/56 (72)発明者 笠 正道 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 DA03 DA04 DA05 EA05 FA01 GA03 5K028 BB08 KK35 PP11 PP22 5K030 HA10 HB11 JA01 JL03 MB01 MC03 9A001 BB02 BB03 CC07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受動光ネットワークにおいて、局装置
    に、 BIP演算結果の誤りを検出する検出手段と、 検出結果をタイマとラッチにより一定時間保持する保持
    手段と、 カウンタにより追加のデータパケット送出許可を生成す
    る生成手段と、 生成したデータパケット送出許可を多重する多重手段
    と、 強制的に一定個数間隔で監視/制御パケットを生成する
    生成手段と、 生成した監視/制御パケット送出許可と通常の監視/制
    御パケット送出許可とを切り替える切替手段とを具備
    し、 誤りの検出をトリガとして監視/制御パケット送出許可
    又はデータパケット送出許可の量を制御することを特徴
    とする伝送路品質監視システム。
  2. 【請求項2】 前記検出結果をタイマにより一定時間保
    持する代わりに、カウンタを用いて一定個数の監視/制
    御パケット送出許可が出るまで保持するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の伝送路品質監視システム。
  3. 【請求項3】 前記検出結果をタイマにより一定時間保
    持する代わりに、複数のラッチと論理和を用いて誤りの
    ない演算範囲が複数回続くまで保持するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の伝送路品質監視システム。
  4. 【請求項4】 前記検出結果をタイマにより一定時間保
    持し、その後SD警報が出力されている間、保持し続け
    ることを特徴とする請求項1記載の伝送路品質監視シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記タイマの値をデコードし、SDを検
    出するために挿入するデータパケット送出許可の量を段
    階的に増加させる制御を行なうことを特徴とする請求項
    1記載の伝送路品質監視システム。
  6. 【請求項6】 生成した監視/制御パケット送出許可
    と、通常の監視/制御パケット送出許可とを切り替える
    代わりに、多重化する構成で置き替える構成とすること
    を特徴とする請求項1記載の伝送路品質監視システム。
  7. 【請求項7】 BIPの演算結果の誤りを検出する検出
    手段を、BIP演算結果にある設定された個数以上の誤
    りを検出する手段に置き替える構成とすることを特徴と
    する請求項1記載の伝送路品質監視システム。
  8. 【請求項8】 単位時間当たりのパケット数の少ない加
    入者に対して、誤り検出時にデータパケット送出許可を
    制御する代わりに、監視/制御パケット送出許可の個数
    を制御する構成とすることを特徴とする請求項1記載の
    伝送路品質監視システム。
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