JP2000165313A - 車車間通信方式およびその車載通信装置 - Google Patents

車車間通信方式およびその車載通信装置

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JP2000165313A JP10332922A JP33292298A JP2000165313A JP 2000165313 A JP2000165313 A JP 2000165313A JP 10332922 A JP10332922 A JP 10332922A JP 33292298 A JP33292298 A JP 33292298A JP 2000165313 A JP2000165313 A JP 2000165313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路上に設置される基地局と車両に搭載する移
動局間で通信を行う路車間通信の通信領域内において、
路車間通信に対して妨害を与えることなく、移動局間の
通信が可能な車車間通信方式を提供すること。 【解決手段】 本発明の車車間通信方式は、路車間通信
方式で定められるスロット長未満のデータパケットを、
上り通信用の周波数チャネルを使用して送受信する。ま
た、路車間通信領域内では、データパケットの送信を路
車間通信の通信フレームに同期させ、フレーム制御スロ
ットの期間でデータパケットの送受信を行う。路車間通
信方式は、フレーム制御スロット期間の上り通信用の周
波数チャネルを使用しないので、路車間通信領域内にお
いて路車間通信と相互に干渉することない車車間通信が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車通信システ
ムに係り、特に、車両間での無線通信を行うための車車
間通信方式およびその車載通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】安全性の向上、輸送効率の向上、快適性
の向上を目指したサービスを実現するため、道路と車両
を一体のシステムとした高度道路交通システム(IT
S:Intelligent Transport Systems )の開発が進めら
れている。このシステムでは、路上に設置する基地局と
車両に搭載する移動局との間で行う路車間通信、移動局
間で行う車車間通信により、これらのサービスを実現し
ようとしている。
【0003】このような高度道路交通システムにおける
通信方式の一例としては、社団法人電波産業会にて定め
られた標準規格「有料道路自動料金収受システム標準規
格ARIB STD−T55 1.0版」(平成9年1
1月27日策定)が知られている。
【0004】上記の標準規格は、通信領域を限定したス
ポット通信による路車間通信方式を定めたものであり、
基地局から移動局への下り通信と移動局から基地局への
上り通信に、異なる周波数を用いる全二重通信(路側通
信装置)とし、通信フレームをスロットと呼ばれる固定
長の区間に時分割した同期式時分割通信方式であるアダ
プティブスロッテドアロハ方式を採用している。
【0005】アダプティブスロッテドアロハ方式の通信
フレームは、通信スロットと制御スロットに大別され、
通信スロットには、複数の移動局との交信が可能なよう
に、路車間でのデータ交換を行うためのメッセージデー
タスロット(MDS:Message Data Slot )が複数配置
され、このMDSには、通信データMDCが含まれる。
また、制御スロットには、路車間通信に必要な制御情報
が含まれており、基地局が送信する通信フレームの構成
情報、通信スロットの使用状況などを格納する(フレー
ム制御信号FCMCを格納する)フレームコントロール
メッセージスロット(FCMS: Frame Control Messa
ge Slot )と、移動局が基地局に通信スロットの割当て
を要求するための(リンク要求信号ACTCを含む)ア
クチベーションスロット(ACTS:Activation Slot
)とからなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、その通信領域は基地局が設置された場所に固定され
るスポット通信であるため、移動局間の通信には適用で
きない。このため、車車間通信のための通信方式が必要
となるが、周波数資源の有効利用や通信装置のコストな
どを考慮すると、無線回路などの共用が可能なように、
変調方式、周波数などを前記路車間通信方式と同一とす
ることが望ましい。しかし、この場合には、路車間通信
のための通信領域が確保されている場所では、車車間通
信が路車間通信に対して妨害となる問題がある。
【0007】本発明の目的は、前記路車間通信方式によ
る通信領域内においても路車間通信に対して妨害を与え
ることなく、車両間の通信が可能な車車間通信方式、お
よびその車載通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の車車間通信方式は、路車間通信方式で定
められるスロット長未満のデータパケットを、上り通信
用の周波数チャネルを使用して送受信する。また、路車
間通信領域内では、データパケットの送信を路車間通信
の通信フレームに同期させ、フレーム制御スロットの期
間でデータパケットの送受信を行う。路車間通信方式
は、フレーム制御スロット期間の上り通信用の周波数チ
ャネルを使用しないので、路車間通信領域内において路
車間通信と相互に干渉することない車車間通信が可能に
なる。
【0009】また、前記目的を達成するため、本発明の
車車間通信方式の車載通信装置は、上りチャネル変調手
段、上りチャネル復調手段、および車車間通信制御手段
で、路車間通信方式で定められるスロット長未満のデー
タパケットを、上り通信用の周波数チャネルを使用して
送受信する。また、路車間通信領域内では、路車間通信
制御手段が路車間通信の通信フレームを検知し、フレー
ム検知情報を生成する。車車間通信制御手段はフレーム
検知情報から、通信フレームに同期させてフレーム制御
スロットの期間でデータパケットの送信を行う。路車間
通信方式は、前記フレーム制御スロット期間の上り通信
用の周波数チャネルを使用しないので、路車間通信領域
内において路車間通信と相互に干渉することない車車間
通信が可能な車載通信装置を提供することが可能にな
る。
【0010】さらに、上記の路車間通信制御手段が、本
発明の車車間通信に加え、前記した路車間通信方式によ
る路車間通信も可能な機能を兼ね備えることにより、本
発明の車車間通信に加え、路車間通信方式による路車間
通信も可能な車載通信装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車車間通信方式の
一実施形態を、図1を用いて説明する。図1の実施形態
では、路車間通信のための通信フレームを3スロットで
構成した場合を示している。この構成の場合、前記路車
間通信方式によれば、スロット1の下りチャネルはフレ
ーム制御スロットに利用され、スロット3の上りチャネ
ルはリンク要求スロットに利用され、スロット2、スロ
ット3の下りチャネルおよびスロット2の上りチャネル
は、それぞれデータ交換のための通信スロットに利用さ
れ、フレーム制御スロットが配置されるスロット1の上
りチャネル周波数は、路車間通信では利用しない未使用
スロットとなっている。
【0012】また、上記の通信フレームを使って路車間
通信を行う移動局は、自局に割当てられた通信スロット
の位置を判別するために、基地局が送信する通信フレー
ムとの同期が必要になる。このために、前記路車間通信
方式では、フレーム制御スロットのフレーム制御信号F
CMCには、他のスロットに配置される信号MDC(通
信データ)、ACKC(送達確認信号)、ACTC(リ
ンク要求信号)とは異なる同期信号パターンを多重し、
通信フレームの時間基準としてフレーム制御スロットの
位置が識別できるようにしている。そして、フレーム制
御信号FCMCには、フレーム周期、自局に割当てられ
たスロット位置などのフレーム構成情報が多重されてい
るので、移動局は通信フレームの再生が可能になる。
【0013】本発明の車車間通信方式では、少なくとも
前記路車間通信方式による路車間通信で利用する上りチ
ャネル周波数を通信周波数とし、パケット長が前記路車
間通信方式が定めるスロット長未満のデータパケットを
使用して、移動局間のデータ交換を行う。
【0014】また、基地局から送信される通信フレーム
のフレーム制御スロットのフレーム制御信号FCMCを
監視し、路車間通信領域を検出する。路車間通信領域を
検出すると、取得したフレーム制御信号FCMCから通
信フレームを再生し、通信フレーム内の未使用スロット
の位置を求め、車車間通信のためのデータパケットをこ
の未使用スロットの到来する時刻で送信する。さらに、
フレーム制御信号FCMCを検知した時刻でデータパケ
ットが送信中にあり、フレーム制御スロットの期間内で
残りのデータの送信が完了できない場合には、送信動作
を中止し、通信フレーム再生後に未使用スロットの期間
で再送信するようにし、路車間通信の通信スロットへの
妨害を抑止する。
【0015】以上のことから、本実施形態によれば、車
車間通信で交換するデータパケットは、路車間通信領域
内では、路車間通信では使用されない未使用スロット内
で交換することができるので、路車間通信と相互に妨害
なく通信を実行可能な車車間通信方式を実現できる。
【0016】また、前記路車間通信方式によれば、例え
ば1フレーム送信後1フレーム休止すると言った通信フ
レームの間欠送信が許容されており、この送信モード
は、フレーム制御信号FCMCで移動局にも通知される
ようになっている。この間欠送信を行う基地局の通信領
域では、通信フレームが送信されない期間が存在してお
り、車車間通信を行う移動局は、この通信フレーム欠落
期間を利用して通信を行うことも可能である。これは、
通信フレームの再生処理で取得するフレーム制御信号F
CMCから送信モードを検出し、フレーム欠落期間を知
る方法や、再生した通信フレームで予測されるフレーム
制御スロットの期間で、フレーム制御信号FCMCを検
出できないことで知る方法により、対応することができ
る。
【0017】さらに、車車間通信で利用する上りチャネ
ルの周波数は、基地局も復調可能であるので、未使用ス
ロット位置に対して車車間通信の定める受信制御手順を
実行することにより、基地局が交信内容を傍受すること
も可能である。
【0018】次に、本発明の車車間通信方式に用いる車
載通信装置の一実施形態を、図2を用いて説明する。図
2において、301、302はアンテナ、303は下り
チャネル復調部、304は上りチャネル変調部、305
は上りチャネル復調部、306は路車間通信制御部、3
07は車車間通信制御部、308はデータ処理部であ
る。
【0019】データ処理部308は、車車間通信を利用
するアプリケーションを実現するもので、車車間通信を
通して授受されるデータを処理するため、車車間通信制
御部307へのデータ送信と、車車間通信制御部307
からのデータ受信を行うことにより、相手局のアプリケ
ーションとの通信を実行する。
【0020】車車間通信制御部307では、媒体アクセ
スのための通信制御などが行われ、例えば、データ処理
部308から渡されたアプリケーションデータに、通信
手順の制御情報や同期信号などを付加して、車車間通信
のためのデータパケットを作成し、これを上りチャネル
変調部304、アンテナ302を利用して相手局に送信
する。そして、上りチャネル復調部305で、相手局か
らの送達確認のデータパケットが受信されるのを待つ。
送達確認を受信すると再送処理の判定を行い、必要に応
じて再送処理などを行う。
【0021】また、相手局から送信されてきたデータパ
ケットは、アンテナ302を通じて上りチャネル復調部
305に渡され、ベースバンド信号に変換された後、車
車間通信制御部307に入力される。相手局からのデー
タパケットを受信した車車間通信制御部307は、例え
ば通信手順の制御情報などからデータを検査して、送達
確認のデータパケットを作成し、上りチャネル変調部3
04、アンテナ302を利用して相手局に返信する。デ
ータパケットの受信に成功した場合は、多重されている
アプリケーションデータを抽出して、データ処理部30
8に渡す。
【0022】なお、本発明の車車間通信方式では、デー
タパケットのパケット長を、前記路車間通信方式が定め
るスロット長未満に定めるので、データ処理部308か
ら渡されるアプリケーションデータのデータ長が、デー
タパケット長を超える場合が考えられる。しかし、この
場合には、車車間通信制御部307の送信側でアプリケ
ーションデータをデータパケット長に分割して送信し、
受信側で組み立てることで、データ長の長いアプリケー
ションデータの送受信も行うことができる。
【0023】路車間通信制御部306は、アンテナ30
1から入力する信号を下りチャネル復調部303で復調
したベースバンド信号を入力とし、少なくとも、移動局
が路車間通信領域に進入したことを検知するために、基
地局からフレーム制御スロットで送信されるフレーム制
御信号FCMCの検出を行う。路車間通信制御部306
でフレーム制御信号FCMCを検出すると、車車間通信
制御部307へ渡す通信フレームの時間基準を示すタイ
ミング信号と取得したフレーム制御信号FCMCの制御
情報とが有効であることを、検知したフレーム制御信号
FCMCが配置されるフレーム制御スロットの期間内で
通知する。また、一定期間フレーム制御信号FCMCを
検知できないなどの条件で、移動局が路車間通信領域の
外に位置したことを判定し、路車間通信領域外と判定し
た場合には、タイミング信号とフレーム制御信号FCM
Cの制御情報が無効であることを通知する。
【0024】これに対応して車車間通信制御部307で
は、路車間通信制御部306からのタイミング信号や制
御情報が有効であることを検知すると、これらの情報か
ら路車間通信の通信フレームを再生して未使用スロット
の位置を求め、データパケットの送信を、未使用スロッ
トの期間で行うように送信タイミングを調整する。ま
た、路車間通信制御部306から通知を受けた時刻でデ
ータパケットが送信中にある場合には、車車間通信制御
307は、フレーム制御スロットの残り時間と残りのデ
ータ量から求めた送信に要する時間を比較して、フレー
ム制御スロットの残り時間が短い場合には送信動作を中
止し、通信フレーム再生後に未使用スロットの期間で再
送信するようにして、路車間通信の通信スロットへの妨
害を抑止する。
【0025】以上のことから、本実施形態によれば、路
車間通信制御部306と車車間通信制御部307によ
り、路車間通信領域内では、基地局が送信する通信フレ
ームとの同期化が可能となり、移動局間の車車間通信制
御部307でのデータパケットの交換を、路車間通信で
は使用されない未使用スロット内で行えるようになるの
で、路車間通信領域内において相互に妨害を与えること
なく、車車間通信を実行可能な車載通信装置を実現する
ことができる。
【0026】また、前記路車間通信方式によれは、例え
ば1フレーム送信後1フレーム休止すると言った通信フ
レームの間欠送信が許容されており、この送信モード
は、フレーム制御信号FCMCで移動局にも通知される
ようになっている。この間欠送信を行う基地局の通信領
域では、通信フレームが送信されない期間が存在してお
り、車車間通信を行う移動局は、この通信フレーム欠落
期間を利用して通信を行うことも可能である。これは、
車車間通信制御部307で行われる通信フレームの再生
処理でフレーム欠落期間も再生する方法や、車車間通信
制御部307が再生した通信フレームで予測されるフレ
ーム制御スロットの期間で、路車間通信制御部306の
フレーム制御信号FCMCの検出結果を判定する方法に
より、通信フレームの欠落期間を知ることで対応でき
る。
【0027】さらに、本実施形態では、下りチャネルの
復調部303と上りチャネル変調部304を有するの
で、路車間通信制御部306に路車間通信のための通信
制御手段を加え、図2に点線で示す接続を行うことによ
り、基地局との路車間通信も可能になる。この際、路車
間通信制御部306のフレーム制御信号FCMCの検出
に必要な処理は、路車間通信手段の一部として利用する
こともできる。
【0028】なお、本発明の車車間通信方式は、前記路
車間通信方式の上り通信用の周波数チャネルを通信周波
数とし、データパケット長を前記路車間通信方式のスロ
ット長未満に定め、路車間通信の通信フレームの未使用
スロット内でのデータ交換を可能にすることを特徴とし
ており、車車間通信制御部307に示した車車間でのデ
ータパケットの交換手順は、上述した実施形態の方法に
限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、路車間通
信領域内において相互に妨害を与えることのない車車間
通信方式を提供できる。
【0030】また、本発明によれば、路車間通信領域内
において相互に妨害を与えることのなく、車車間通信を
実行できる車載通信装置を実現できる。また、基地局か
らの信号受信手段を拡張することにより、路車間通信の
機能を兼ね備えた車載通信装置を実現することも可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車車間通信方式の一実施形態を説明す
るための通信フレームの構成を示す説明図である。
【図2】本発明の車車間通信方式の車載通信装置の一実
施形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
301、302 アンテナ 303 下りチャネル復調部 304 上りチャネル変調部 305 上りチャネル復調部 306 路車間通信制御部 307 車車間通信制御部 308 データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 隆之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5H180 AA01 BB04 CC12 FF13 5K028 AA06 BB04 CC02 DD01 DD02 KK32 LL02 MM12 NN01 SS02 SS12 TT02 5K067 AA21 AA41 BB21 CC08 EE02 EE10 EE23 EE25 EE61 EE71 GG03 GG11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路車間通信に必要な制御情報を含むフレ
    ーム制御スロットを配置し、これに後続して少なくとも
    データ交換用の通信スロットを配置する形式の通信フレ
    ームを用い、前記フレーム制御スロットにおける制御情
    報の送信と前記通信スロットにおける路上に設置する基
    地局から車両に搭載する移動局へのデータ送信を、下り
    通信用に割当てられた周波数を用いて行い、前記通信ス
    ロットにおける移動局から基地局へのデータ送信を、上
    り通信用に割当てられた周波数を用いて行う路車間通信
    方式を利用し、該路車間通信方式と同一の周波数を用い
    て移動局間での通信を行うための車車間通信方式であっ
    て、 車車間通信に利用する周波数を、前記路車間通信方式で
    割当てられた上り通信用の周波数とし、 車車間通信に利用するデータパケット長を、前記路車間
    通信方式で定められるスロット長未満とし、 路車間通信領域内では、少なくとも路車間通信の前記フ
    レーム制御スロットの送信期間内で、前記データパケッ
    トの送受信を行うことを特徴とする車車間通信方式。
  2. 【請求項2】 路車間通信に必要な制御情報を含むフレ
    ーム制御スロットを配置し、これに後続して少なくとも
    データ交換用の通信スロットを配置する形式の通信フレ
    ームを用い、前記フレーム制御スロットにおける制御情
    報の送信と前記通信スロットにおける路上に設置する基
    地局から車両に搭載する移動局へのデータ送信を、下り
    通信用に割当てられた周波数を用いて行い、前記通信ス
    ロットにおける移動局から基地局へのデータ送信を、上
    り通信用に割当てられた周波数を用いて行う路車間通信
    方式を利用し、この路車間通信方式と同一の周波数を用
    いて移動局間での通信を行うための車車間通信方式の車
    載通信装置であって、 下り通信用の周波数で送信される路車間通信用の前記通
    信フレームを復調し、路車間通信制御手段に出力する下
    りチャネル復調手段と、 少なくとも路車間通信用の前記通信フレームを検知し、
    フレーム検知情報を車車間通信制御手段に通知する路車
    間通信制御手段と、 少なくともパケット長を前記路車間通信方式で定められ
    るスロット長未満としたデータパケットの送受信制御
    と、前記路車間通信制御手段から出力されるフレーム検
    知情報にてデータパケットの送信タイミングの調整を行
    う車車間通信制御手段と、 この車車間通信制御手段から出力されるデータパケット
    を前記路車間通信方式で割当てられた上り通信用の周波
    数で送信する上りチャネル変調手段と、 前記路車間通信方式で割当てられた上り通信用の周波数
    の信号からデータパケットを復調し前記車車間通信制御
    手段へ出力する上りチャネル復調手段と、を少なくとも
    具備し、 前記車車間通信制御手段は、前記路車間通信制御手段が
    前記路車間通信のための通信フレームを検知してフレー
    ム検知情報を有効にしている期間においては、少なくと
    も路車間通信のフレーム制御スロット期間でデータパケ
    ットの送信を行うようにすることを特徴とする車載通信
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車載通信装置において、 前記路車間通信制御手段が前記路車間通信方式に必要な
    通信制御手順を具備し、基地局との路車間通信を行うよ
    うにしたことを特徴とする車載通信装置。
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