JP2000164903A - 太陽電池 - Google Patents

太陽電池

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JP2000164903A
JP2000164903A JP10338121A JP33812198A JP2000164903A JP 2000164903 A JP2000164903 A JP 2000164903A JP 10338121 A JP10338121 A JP 10338121A JP 33812198 A JP33812198 A JP 33812198A JP 2000164903 A JP2000164903 A JP 2000164903A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
solar cell
bus bar
electrode
bar portion
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Pending
Application number
JP10338121A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Matsubara
康弘 松原
Katsuhiko Shirasawa
勝彦 白沢
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線材が半田付されるバスバー部の端部が
基板の端面に位置することに起因して表裏面の電極が短
絡するという問題があった。 【解決手段】 半導体接合部を有する半導体基板1の表
面側にフィンガー部3aとバスバー部3bを格子状に設
けたグリッド電極3を形成すると共に、この半導体基板
1の裏面側に裏面電極4を形成した太陽電池であって、
半導体基板1の端部近傍のバスバー部3bを屈曲して設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池に関し、特
に半導体基板の表面側にフィンガー部とバスバー部から
成るグリッド電極を設けた太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽電池を図4、5に示す。図4
は従来のシリコン系太陽電池の断面図、図5は平面図で
ある。図4および図5において、1は例えば500μm
程度の厚さのP形シリコンの半導体基板、2はこの半導
体基板1の一方の主面上に受光面を形成するために、n
形不純物を浅く拡散して、0.3〜0.5μm程度の厚
さに形成したn形拡散層、3はこの受光面を形成するn
形拡散層2からマイナス電位を取り出すために、200
μm程度の幅で1〜5mm間隔で設けられたグリッド電
極、4は半導体基板1の他方の主面上に設けてプラス電
位を取り出す裏面電極、5は受光面を形成するn形拡散
層2上に設けた光反射防止膜である。
【0003】受光面側のグリッド電極3の形状は、集光
効率と集電効率の両方を満足させるために、主に太陽電
池素子の表面に上下、左右対称の櫛型形状となってい
る。また、このグリッド電極3は、光入射により太陽電
池素子内部で発生した電気を収集するための複数本の微
細なフィンガー部3aと、収集した電気を外部に取り出
すためのバスバー部3bが直交する形状となっている。
【0004】このグリッド電極3は主にAg等の導電性
金属ペーストをスクリーン印刷して焼き付けることで形
成した後、このグリッド電極3の表面の保護並びに複数
の素子を接続する際の配線性を向上させる目的で、その
表面を半田6で被覆する。なお、裏面電極4も半田7で
被覆される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
太陽電池では、図5に示すように、一つの素子を必要な
大きさに分割して使用する場合、X−X線の位置でレー
ザやダイヤモンドカッターなどを用いて切断するが、バ
スバー部3bの端部が基板1の端面に位置するために、
図6に示すように、複数の素子のバスバー部3(3b)
を配線材8を用いて半田溶接した場合に、配線材8を半
田付けしたバスバー部3(3b)の被覆半田6が溶出し
て、裏面側の被覆半田7とつながることにより、同一素
子の表裏が短絡する。そのため、この半田6の溶出を最
小限に抑えるために配線材8の溶接条件を非常に厳密に
制御しなければならないという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、配線材が半田付されるバスバ
ー部の端部が基板の端面に位置することに起因して発生
する電極間の短絡を解消した太陽電池を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る太陽電池では、半導体接合部を有する
半導体基板の表面側にフィンガー部とバスバー部を格子
状に設けたグリッド電極を形成すると共に、この半導体
基板の裏面側に裏面電極を形成した太陽電池において、
前記半導体基板の端部近傍の前記バスバー部を屈曲して
設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の各請求項に
係る太陽電池を示す断面図である。同図において、1は
例えば500μm程度の厚さのP形シリコンから成る半
導体基板、2はこの半導体基板1の一方の主面上に受光
面を形成するために、n形不純物を浅く拡散して、0.
3〜0.5μm程度の厚さに形成したn形拡散層、3は
この受光面を形成するn形拡散層2からマイナス電位を
取り出すために、200μm程度の幅で1〜5mm間隔
で形成したフィンガー電極3aと素子同志を配線材で接
続するためのバスバー電極3bとを格子状に設けたグリ
ッド電極、4は半導体基板1の他方の主面上に設けて、
プラス電位を取り出す裏面電極、5は受光面を形成する
n形拡散層2上に設けた光反射防止膜である。
【0009】本発明では、半導体基板1の端部近傍のバ
スバー部3bを屈曲して設けた。素子を必要とする大き
さに分割する際の分割端面X−X線にあたる部分につい
てのみ、受光面側のバスバー電極3bの形状を図2のよ
うに下方に回避させた形状とする。この回避形状はバス
バー部3bの直線部が素子を切断したときの基板端部か
ら10〜300μm程度内側に位置し、且つバスバー部
3bの直線部から10〜300μm程度下方または上方
に回避されるように形成する。回避形状については、原
理的に配線材8と同一面上に素子のバスバー部3bが重
ならないように設ければよいため、図2のような矩形以
外でも半円形、三角形、あるいは、ドーナツ形状でも可
能である。また、裏面電極4が櫛状でバスバー部3bが
表裏同じ場合は、裏面電極4側を同様な回避形状にして
も良い。
【0010】これにより、導電性ペーストをスクリーン
印刷して焼成した後、電極3、4部を半田被覆すること
により櫛状の電極を形成する太陽電池素子において、素
子を必要な大きさに分割後、素子間を配線材8で半田付
け接続する際に、配線材8、または電極部3の被覆半田
6の溶出により、極性の異なる素子の表裏が電気的に短
絡することを防止できる。
【0011】次に、上記構成による太陽電池の製造工程
について説明する。まず、500μm程度の厚さのP形
シリコン単結晶の半導体基板1の一方の主面にn形不純
物を浅く拡散して、0.3〜0.5μm程度のn形拡散
層2を形成して受光面とする。そして、n型拡散層2上
にSiNx などの反射防止膜5を形成する。そして、こ
のn形拡散層2に例えばAgペーストをスクリーン印刷
して、フィンガー部3aと所定位置に屈曲部を有するバ
スバー部3bとを有するグリッド電極3を形成すると共
に半導体基板1の裏面全体に例えばAg−Alぺースト
をスクリーン印刷して、裏面電極4を形成する。そし
て、大気中で、700℃〜750℃で5分程度焼成し、
半田槽に浸漬してグリッド電極3と裏面電極4上に半田
層6、7を形成する。この半田層6、7は例えば10〜
300μm程度の厚みに形成される。しかる後、バスバ
ー部3bの屈曲部を横断するように、レーザやダイヤモ
ンドソーで基板1を切断して分割し、複数の素子のバス
バー部3bと他方の素子の裏面電極4を配線材8で接続
する。
【0012】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る太陽電池
によれば、半導体基板の端部近傍のバスバー部を屈曲し
て設けたことから、分割した素子の配線時の表裏面の電
極が短絡することを防ぐために、複雑な配線材の溶接条
件を設定する必要がない。また、本発明では電極形成時
のスクリーンパターンの設計を変更するだけで、非常に
簡単に問題の解決を図ることができる。さらに、分割す
る大きさが複数種ある場合でも、あらかじめ該当個所に
複数個の回避パターンを設けることで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池の一実施形態を示す平面
図である。
【図2】本発明に係る太陽電池の分割前の状態を示す図
である。
【図3】本発明に係る太陽電池を接続した状態を示す図
である。
【図4】従来の太陽電池を示す断面図である。
【図5】従来の太陽電池を示す平面図である。
【図6】従来の太陽電池を複数接続した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥‥半導体基板、2‥‥‥n形拡散層、3‥‥‥グ
リッド電極、3a‥‥‥フィンガー部、3b‥‥‥バス
バー部、4‥‥‥裏面電極、5‥‥‥光反射防止膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体接合部を有する半導体基板の表面
    側にフィンガー部とバスバー部を格子状に設けたグリッ
    ド電極を形成すると共に、この半導体基板の裏面側に裏
    面電極を形成した太陽電池において、前記半導体基板の
    端部近傍の前記バスバー部を屈曲して設けたことを特徴
    とする太陽電池。
JP10338121A 1998-11-27 1998-11-27 太陽電池 Pending JP2000164903A (ja)

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