JP2000163765A - レンズシフト検出方法とトラッキング制御装置と光ディスク装置 - Google Patents

レンズシフト検出方法とトラッキング制御装置と光ディスク装置

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JP2000163765A
JP2000163765A JP10335417A JP33541798A JP2000163765A JP 2000163765 A JP2000163765 A JP 2000163765A JP 10335417 A JP10335417 A JP 10335417A JP 33541798 A JP33541798 A JP 33541798A JP 2000163765 A JP2000163765 A JP 2000163765A
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広通 石橋
Shinichi Kadowaki
慎一 門脇
Katsuya Watanabe
克也 渡邊
Tetsuya Shihara
哲也 紫原
Tsutomu Yamada
山田  勉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュプルトラッキングエラー検出の際に
発生するオフセットを検出するのに、ウォブルマークを
用いる従来の技術だとゲート信号を必要としていた。 【解決手段】 プッシュプルトラッキングエラー信号を
検出する分割受光素子の、それぞれの出力の差信号の低
域成分の極大値および極小値をホールドし、その平均値
よりオフセットの要因たるレンズシフト量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録再生可能な光デ
ィスク媒体に対して安定なトラッキング制御をかけるた
めに、あらかじめ光ディスク媒体の偏心回転などで発生
するレンズシフトを検出するレンズシフト検出方法と、
レンズシフトによって生じるトラッキングオフセットを
補正しながらトラッキング制御を実行するトラッキング
制御装置およびディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録再生可能な光ディスク装置の
普及に伴って、そのトラッキング技術、特に光ヘッドの
対物レンズシフトによって発生するトラッキングオフセ
ットを補正しながらトラッキング制御を実行する技術が
注目を集めている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の技術の一
例について説明する。まず、トラッキング制御を実行す
る際に必要なトラッキング誤差信号は、光ディスク媒体
にあらかじめ一定長連続的に形成されたグルーブのエッ
ジによって回折散乱したレーザー光をこのグルーブに対
して平行に分割された受光素子で電気信号に変換し、そ
れぞれの受光素子からの出力信号の差信号から求める、
いわゆるプッシュプル検出方式によって生成される。ト
ラッキング誤差信号を求める手段としては他に3ビーム
方式があるが、この方式だと、主レーザービーム(信号
の記録再生用)から回折格子を用いて2本の副レーザー
ビーム(トラッキング用)を分割生成する必要があり、
これによる主レーザービームの光量低下のため、記録再
生型の光ディスクには適さないといった課題がある。そ
の点、プッシュプル方式では、1本のレーザービームで
記録、再生、トラッキング誤差信号生成が可能であるた
め、レーザービームの利用効率が最も高い方式と言え
る。
【0004】しかし、プッシュプル方式は、一方では、
受光素子分割線と交差する基準光軸と対物レンズ中心光
軸とのずれ、すなわち、レンズシフトによって、容易に
トラッキングオフセットが発生し、これによって、トラ
ック中心から外れた所にマークが記録されたり、あるい
はそれ以前にトラッキングサーボが不安定になったりす
る、といった欠点がある。このレンズシフトは偏心の大
きい光ディスクに対してトラッキング制御をかけた場合
に必然的に発生する。この欠点を解消するため、従来、
さまざまな技術が提案されてきた。中でも、改善効果が
大きいものとしては、光ディスク媒体上に、前記グルー
ブに加えてウォブルマークを形成し、このウォブルマー
クを用いてプッシュプルトラッキングを補正する方法が
ある(例えば、特開昭60−183037号公報、特開
平6−40431号公報、特開平9−167380号公
報)。
【0005】以下、図面を用いて、従来の技術を説明す
る。図7は従来の光ディスク装置のブロック図を示すも
のである。図7において、100は光ディスク媒体であ
り、その記録面上には図8で示されるように一定長連続
的にグルーブ100aが形成されている。102は光ヘ
ッドであり、対物レンズ102cと、これを介して光デ
ィスク媒体100の記録面に照射したレーザー光の反射
光の半分ずつをそれぞれ電気信号に変換する受光素子1
02a、102bが設けられている。受光素子102
a、102bは、グルーブ100aの写像と平行になる
よう互いに分割配置されている。103は減算器であ
り、受光素子102a、102bの出力信号の差をとる
ことにより、いわゆるプッシュプル方式により、トラッ
キングエラー信号を生成するものである。104はこれ
の高域ノイズ成分を除去するためのローパスフィルター
である。
【0006】こうして得られたトラッキングエラー信号
TEはトラッキング制御手段106を介してトラッキン
グアクチュエータ102dにフィードバックされる。そ
の結果、トラッキングエラー信号TEが、減算器105
に供給される基準電位V0と等しくなるように対物レン
ズ102cの位置が制御される。このとき、トラッキン
グオフセットが無ければ、トラッキングエラー信号TE
は基準電位V0を中心に対称に生成され、その結果対物
レンズから照射される集束レーザービームはグルーブ1
00aの中心線を走査し、その中心線に沿ってマークが
記録される、あるいは再生される(図9(A))。な
お、トラッキングはグルーブ100aに対してのみに限
定されるのでななく、図示されているように、グルーブ
100aとその隣接グルーブで挟まれた領域(ランド)
に対しても実行することができる。プッシュプル方式は
グルーブのエッジによるレーザービームの回折散乱効果
を利用するものであり、グルーブとランドの境界で最大
となる特性を有すからである。したがって、ランドにお
いてもマークの記録、再生を実行することができる。
【0007】しかし、上記のようなプッシュプル方式で
生成されたトラッキングエラー信号は対物レンズ102
cの中心光軸と受光部分割線に入射する光軸(基準光
軸)とのずれ、いわゆるレンズシフトに応じてトラッキ
ングオフセットが発生するといった欠点を有する。この
様子を図9(B)に示す。つまり、レンズシフトによっ
て、受光素子102a、102bに投射される光ディス
ク媒体反射光の光量分布にアンバランスが生じ、これに
よって同図に示されるようにトラッキングエラー信号の
中心(TE0)が基準電位V0に対して変移する。図7
で示されるトラッキングフィードバック制御系はトラッ
キングエラー信号TEが基準電位V0になるように動作
するから、制御系はトラック中心TE0からずれたとこ
ろを目標値となし、その結果レーザービームは実際のグ
ルーブの中心からから外れたところを走査するように制
御される。
【0008】そこで、光ディスク媒体100記録面上に
は図8に示されているようにウォブルマーク100c、
100dが設けられている。これらのウォブルマーク
は、受光素子102a、102bそれぞれの出力信号か
ら加算器106によって生成された情報再生信号HFS
IGから検出される。すなわち図9(A)、(B)にそ
れぞれ示されるように、レーザービームがトラック(グ
ルーブ100a)の中心線上を走査している場合には、
ウォブルマーク100c、100dによる信号は等振幅
で得られる(同図(A))が、トラッキングオフセット
が発生している場合には、より近くを通過したウォブル
マークによる信号の方がより大きく検出される(同図
(B))。よって、その差をトラッキングオフセット検
出手段107により測定してオフセット検出信号(TW
BL)として、減算器108を用いて、プッシュプルト
ラッキングエラー信号TEから除去すればトラッキング
エラー信号TEをレンズシフトに関わらず常に基準電位
V0に対して対称とすることができ、その結果、トラッ
キングオフセットを完全に除去することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、トラッキングオフセット補正信号を情報
再生信号から生成するため、上記ウォブルマークによる
信号と、実際に記録されているマークによる信号を精度
良く弁別する必要があるという問題点を有していた。す
なわち、情報再生信号HFSIGは、全光量の加算信号
より生成され、もともとはグルーブ100a(あるいは
ランド)に記録された信号を検出するためのものである
から、当然、ウォブルマーク100c、100dによる
信号はこれらに混じって再生される。ウォブルマーク再
生信号を他の情報再生信号から弁別する具体的手段とし
ては、例えば、光ディスク媒体の設けられているアドレ
スマーク(特に図示せず)等を起点にタイマーカウント
を実行させ、レーザービームがウォブルマーク100
c、100dを通過するタイミングを見計らって、サン
プリングパルスを生成し、これによって、ウォブルマー
ク100c、100dによる情報再生信号の振幅をサン
プリングする方法などがある。
【0010】ところが、上記の例の場合、光ディスク媒
体面上の傷などによって一旦アドレスが読めなくなる
と、ウォブルマークをサンプリングすることができなく
なり、当然、トラッキングオフセットを補正できなくな
る。すると、レーザービームはトラック中心から外れた
線上を走査するようになり、隣接トラックからのクロス
トーク等によって情報再生信号のS/Nが低下する。そ
の結果、さらにアドレスが読めなくなる、といったよう
な悪循環に陥り、場合によってはトラッキング制御が不
安定になるといった、システム動作上深刻な状況が発生
することがある。
【0011】アドレスが読めなくなった場合、例えば、
その前のアドレスからゲート信号を外挿補間して生成し
てもよいが、光ディスク媒体の回転数の変動等によっ
て、サンプリングパルスのタイミングがずれることもあ
り、最悪は偽の補正信号がトラッキング制御系に供給さ
れることになる。
【0012】以上、従来の技術における課題の根本は、
情報再生信号の中からトラッキングオフセット補正信号
を、情報マークによる信号群から弁別して生成しなけれ
ばならないことにある。
【0013】本発明は上記問題点に鑑み、トラッキング
オフセットの根本原因であるレンズシフトを、特にサン
プリングパルスのようなゲート信号を必要とせずに、簡
易な方法で精度良くしかも安定に検出するレンズシフト
検出方法と、レンズシフトに応じてトラッキングオフセ
ットを補正しながらトラッキング制御を実行するトラッ
キング制御装置および光ディスク装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明は情報トラックの中心から所定距
離の位置に複数のピット群が形成された光ディスク媒体
に対物レンズを介してレーザービームを照射し、前記情
報トラックに対してトラッキング制御が実行されている
ときに、その反射ビームを前記情報トラックと実質的に
平行に分割して設けられた受光素子によって電気信号に
変換し、それぞれの受光素子より生成された電気信号の
差信号を生成し、前記レーザービームが前記ピット群近
傍を走査したときの前記差信号の低域成分の振幅から基
準光軸に対する前記対物レンズ光軸の誤差を検出するこ
とを特徴としたものである。
【0015】また、請求項4の発明は、情報トラックに
沿ってグルーブが形成され、さらに前記情報トラックの
中心から所定距離の位置にピット群が形成された光ディ
スク媒体に対物レンズを介してレーザービームを照射
し、前記情報トラックに対して前記レーザービームの位
置制御を実行するトラッキング制御装置であって、前記
光ディスク媒体からの反射ビームを前記情報トラックと
実質的に平行に分割して設けられた受光素子によって電
気信号に変換し、それぞれの受光素子による電気信号の
差信号から前記グルーブによる回折散乱効果によるトラ
ッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー検出
手段と、このトラッキングエラー信号が所定の目標値に
なるように、前記対物レンズを前記情報トラックと垂直
な方向に追従させるフィードバック手段と、さらに、前
記レーザービームが前記ピット群近傍を走査したときの
前記差信号の低域成分の振幅から基準光軸に対する前記
対物レンズ光軸の誤差を検出してレンズシフト検出信号
を生成するレンズシフト検出手段と、前記レンズシフト
検出信号に基づいて前記トラッキングエラー信号のオフ
セットを補正するオフセット補正手段を設けたことを特
徴とするものである。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項4の発明
において、レーザービームをある情報トラックから他の
情報トラックへ移動させる際、レンズシフト検出手段の
機能を一時停止させることを特徴としたものである。
【0017】さらに、請求項8の発明は、情報トラック
に沿ってグルーブが形成され、さらに前記情報トラック
の中心から所定距離の位置にピット群が形成された光デ
ィスク媒体と、上記光ディスク媒体に対物レンズを介し
てレーザービームを照射し、その反射ビームを前記情報
トラックと実質的に平行に分割して設けられた受光素子
によって電気信号に変換する光ヘッドと、それぞれの受
光素子による電気信号の差信号から前記グルーブによる
回折散乱効果によるトラッキングエラー信号を生成する
トラッキングエラー検出手段と、このトラッキングエラ
ー信号が所定の目標値になるように、前記対物レンズを
前記情報トラックと垂直な方向に追従させるフィードバ
ック手段と、さらに、前記レーザービームが前記ピット
群近傍を走査したときの前記差信号の低域成分の振幅か
ら基準光軸に対する前記対物レンズ光軸の誤差を検出し
てレンズシフト検出信号を生成するレンズシフト検出手
段と、前記レンズシフト検出信号に基づいて前記トラッ
キングエラー信号のオフセットを補正するオフセット補
正手段を設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態における光デ
ィスク装置のブロック図を示すものである。図1におい
て、1は光ディスク媒体であり、その記録面上には図2
で示されるように一定長連続的にグルーブ1aが形成さ
れている。2は光ヘッドであり、対物レンズ2cと、こ
れを介して光ディスク媒体1の記録面に照射したレーザ
ー光の反射光を分割してそれぞれ電気信号に変換する受
光素子2a、2bが設けられている。受光素子2a、2
bは、それぞれが互いに接する分割線がグルーブ1aの
写像と平行になるように配置されている。3は減算器で
あり、まず受光素子2a、2bの出力信号の差信号HF
DIFを生成し、これからプッシュプル方式のトラッキ
ングエラー信号を生成するものである。15はこれの高
域ノイズ成分を除去するためのローパスフィルターであ
る。17は加算器であり、受光素子2a、2b出力信号
から情報再生信号HFSIGを生成する。情報再生信号
HFSIGには例えば画像や音響あるいは文字コードな
どの情報が含まれていて、後段(図示せず)のデコーダ
などによって処理される。
【0020】トラッキングエラー信号TEはトラッキン
グ駆動手段16を介して光ヘッド2の対物レンズアクチ
ュエータ2dにフィードバックされる。その結果、トラ
ッキングエラー信号TEが、減算器4に供給される基準
電位V0と等しくなるように対物レンズ2cの位置が制
御される。このとき、トラッキングオフセットが無けれ
ば、トラッキングエラー信号TEは基準電位V0を中心
に対称に生成され、その結果対物レンズ2cから照射さ
れる集束レーザービームはグルーブ1aの中心線を走査
し、その中心線に沿ってマークが記録あるいは再生され
る。なお、従来例と同様、トラッキングはグルーブ1a
に対してのみに限定されるのでななく、図2に示される
ように、グルーブ1aとその隣接グルーブで挟まれた領
域(ランド)に対しても実行することができ、その結
果、ランドにおいてもマークの記録、再生を実行するこ
とができる。
【0021】さらに、光ディスク媒体1記録面上には図
2に示されているように複数のピットより成るピット群
1c、1dが、それぞれトラック中心線に対して、互い
に所定距離にある位置に設けられている。ピット群を構
成するピットの形状はほぼグルーブの幅の半分からグル
ーブ幅に等しい直径を持つ円形あるいは長円形状とし、
ピットとピットの間隔は上記ピットの直径程度とする。
それぞれのピット群の区間長はトラッキング制御に影響
を与えない程度が望ましく、ピット10個から100個
分相当の長さであればよい(図中4個構成にしているの
は記載上の都合による)。また、特に図示されてはいな
いが、光ディスク媒体1にはこのようなピット群の対が
トラックに沿って所定間隔で形成されているとする。こ
れらピット群1c、1dから、トラッキングオフセット
の主たる要因となるレンズシフトを検出することができ
る。以下、その方法について述べる。図3(B)にレン
ズシフトが無いときの差信号HFDIFを、同図
(A)、(C)はそれぞ正方向あるいは負方向(例え
ば、光ディスク媒体の外周側あるいは内周側)にレンズ
シフトが発生したときの差信号HFDIFの様子を示
す。まずトラッキング制御がオフのときは、光ディスク
媒体の偏心等によってレーザービームがトラックを横断
する結果、図示のようなプッシュプルトラッキングエラ
ー信号が検出される。プッシュプルトラッキングエラー
信号は、レーザービームがあるトラックの中心とこれと
隣接するトラック中心との中間点、すなわちグルーブと
ランドの境界付近で極大値(P1)あるいは極小値(B
1)となる。また、その中心値TE0はレンズシフトに
応じて基準電位V0から変移する。
【0022】トラッキング制御がオンになると上記グル
ーブによるトラッキングエラー信号は基準電位V0に制
定するが、一方では、図示のように、(周期的に設けら
れた)ピット群1c、1dによる信号が間髪的に発生す
る。すなわち、これらのピット群1c、1dはトラック
中心から離れて形成されているから、レーザービームが
上記ピット群を構成するそれぞれのピットの近傍(すな
わちエッジ付近)を走査したとき(図4)、瞬間的に振
幅P1あるいはB1の”トラッキングエラー”が検出さ
れる。ピットは極端に短いグルーブと見なせるからであ
る。しかし、ピットとピットの間は(ミラー部)、何も
形成されていない領域であるから、”トラッキングエラ
ー信号”は検出されず、再生振幅はP2あるいはB2の
レベルに落ち込む(ここで、V0のレベルにまで落ち込
まないのはミラー部周辺のピットの影響を僅かに受ける
からである)。
【0023】しかし、このミラー部による検出レベルP
2、B2は本発明において非常に重要な意味を持つ。す
なわち、本来何もないところ、つまり鏡面にレーザーが
照射され、その反射光を分割配置された受光素子2a、
2bで検出したものであるから、ここでレンズシフトが
あって、受光素子2a、2bに照射される光量がアンバ
ランスになれば、必然的に検出レベルP2およびB2が
変移する。しかも、図3に示されるように、ピットによ
る検出レベルP1、B1に比べて、より顕著に変移す
る。この理由は、ピット部を通過したときもミラー部を
通過したときもレンズシフト量によるアンバランスは同
じはずであるが、ピット部通過の場合はピットのエッジ
によってレーザービームの多くが回折散乱を受け、受光
素子2a、2bには(ミラー部通過のときよりも)少な
い光量しか返って来ず、アンバランスによる光量変化も
それだけ少なくなるからである。
【0024】そこで、このミラー部による検出レベルP
2、B2を検出すれ、精度良くレンズシフトが検出され
ることになる。本実施形態では、これを簡易な方法で実
現している。まず図3で示される信号を含んだ差信号H
FDIFはバンドパスフィルター5を通った後、極大値
保持手段6、極小値保持手段7にそれぞれ供給される。
これらの作用は以下のように説明される。まずバンドパ
スフィルター5は差信号HFDIFの直流成分および高
域成分を除去する。特に高域成分の除去が重要であり、
これによる結果、図3に示されるようにピット群1cに
よる信号のピット部によるレベルP1とミラー部による
レベルP2の平均値P0と、同様にピット群1dによる
レベルB1とレベルB2の平均値B0を持つ、低域通過
信号LFDIFが得られる。図3より明らかなように、
レベルP0およびレベルB0はそれぞれレベルP2、B
2の変移に連動して変化するから(変移率は約半分にな
るが)、レンズシフトに応じてその極大値および極小値
が変化する信号となる。極大値保持手段6、極小値保持
手段7はそれぞれ低域差信号LFDIFの極小値、極大
値をそれぞれホールドする。具体的には図5で示される
ようなダイオードとコンデンサ、あるいは必要なバッフ
ァアンプなどで構成されるものでよい。
【0025】さらに加算器8は、図3で示されるよう
に、極大、極小値の平均値 (P0+B0)/2 を求めるものである。この信号はローパスフィルターに
よって変動成分が除去され、レンズシフト検出信号LS
DETとなる。このレンズシフト検出信号LSDET
は、減算器10によって、トラッキングエラー信号TE
に対して減算が行われ、トラッキングオフセットが除去
された後、トラッキング制御手段3によってトラッキン
グアクチュエータ2dにフィードバックされる。
【0026】以上までの本実施形態の作用で最も特徴的
なことは、最終的にトラッキングオフセット補正を行う
に当たって、従来例のようにサンプリングパルス信号の
ようなゲート信号を一切必要としないことである。つま
り、本実施形態においては、トラッキングオフセットの
主たる要因であるレンズシフト量は、加算信号である情
報再生信号HFSIGでは無く、差信号HFDIFから
生成される。グルーブ1a(あるいはランド)には、従
来例と同様、図2に示されているように情報マークが記
録されている場合があるが、それぞれのマークは受光素
子2a、2bに分割されて投射されるため、量受光素子
出力信号の差をとれば、ほぼ相殺されて、差信号HFD
IFには現れない。よって、差信号HFDIFの高域成
分を除去したものの単に極大値、極小値を採るだけで、
レンズシフト量を検出することができる。
【0027】しかし、本実施形態においては、レンズシ
フト量に係る信号と情報マークによる信号とを完全分離
できる反面、レンズシフト量に係る信号にはトラッキン
グエラー信号(外乱)が混入するといった欠点がある。
差信号HFDIFはプッシュプルトラッキングエラー信
号TEと同質のものであるから当然のことである。そこ
で本実施形態では、さらにこれを除去する手段を設けて
いる。以下、これについて説明する。
【0028】まず、完全にトラッキングがオフ状態のと
きは実際に情報を記録再生することはあり得ないから、
トラッキングオフセット補正そのものを停止すればよ
く、これについては問題がない。問題となるのは情報の
記録あるいは再生を実行しながら隣接のトラックへ逐次
ジャンプするような場合である。つまり、図6に示され
ているように、トラックジャンプ指令手段11(図1)
からトラックジャンプ指令信号PJMPが出力され、さ
らに、ジャンプパルス生成手段13から加速パルスおよ
び減速パルスから成るジャンプパルス信号JMPが、加
算器14によりトラッキング制御系に加えられ、その結
果、レーザービームは隣接トラックに移動する。このと
き、グルーブとランドの間を横切るから、差信号HFD
IFには、図示したように、トラッキングエラー成分に
よる信号が発生する。上述のように差信号HFDIFの
極大値、極小値をホールドするだけではこのトラッキン
グエラー成分の極大値、極小値をホールドしてしまい、
正確にレンズシフトが検出されないばかりか、これが外
乱となって、返ってトラッキング制御を不安定にする恐
れがある。
【0029】そこで、本実施形態では、トラックジャン
プ指令信号PJMPが発生している期間、スイッチ12
を開いて、差信号HFDIFが極大値保持手段6および
極小値保持手段7へ供給されないようにし、実効的にレ
ンズシフト検出動作を一時停止している。この結果、ト
ラックジャンプの際の外乱は完全に除去され、ピット群
1c、1dの低域成分みによる信号の極大および極小値
が保持される。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、一切
のゲート信号を必要とせずにレンズシフトの検出、およ
びこれを用いたトラッキングオフセットの補正を実行す
ることができ、簡易な構成で、しかもシステム的にも安
定な光ディスク装置を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、分割配置された
受光素子の差信号の低域成分の極大値と極小値を保持
し、その平均値よりレンズシフト検出信号を生成し、こ
れを用いてトラッキングオフセットを補正することによ
り、一切のゲート信号を必要とせず、簡易な構成で、シ
ステム的にも安定な光ディスク装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスク装置
の正面図
【図2】同実施の形態における光ディスク媒体の要部構
成図
【図3】同実施の形態の動作を表すタイミングチャート
【図4】同実施の形態の動作原理を表す説明図
【図5】同実施の形態の極大値保持手段6および極小値
保持手段7の構成例を表す回路図
【図6】同実施の形態の動作を表すタイミングチャート
【図7】従来例における光ディスク装置のブロック図
【図8】従来例における光ディスク媒体の要部構成図
【図9】従来例の動作を表す説明図
【符号の説明】
1 光ディスク媒体 1a グルーブ 1b 記録マーク 1c,1d ピット群 2 光ヘッド 2a,2b 受光素子 2c 対物レンズ 2d トラッキングアクチュエータ 5 バンドパスフィルター 6 極大値保持手段 7 極小値保持手段 11 トラックジャンプ指令手段 12 スイッチ 13 ジャンプパルス生成手段 16 トラッキング駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 紫原 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山田 勉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA21 CA22 CB00 CB01 CD03 CD11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報トラックの中心から所定距離の位置に
    複数のピット群が形成された光ディスク媒体に対物レン
    ズを介してレーザービームを照射し、 前記情報トラックに対してトラッキング制御が実行され
    ているときに、 その反射ビームを前記情報トラックと実質的に平行に分
    割して設けられた受光素子によって電気信号に変換し、 それぞれの受光素子より生成された電気信号の差信号を
    生成し、 前記レーザービームが前記ピット群近傍を走査したとき
    の前記差信号の低域成分の振幅から基準光軸に対する前
    記対物レンズ光軸の誤差を検出することを特徴としたレ
    ンズシフト検出方法。
  2. 【請求項2】情報トラックの中心から所定距離の位置に
    第1のピット群と、前記情報トラック中心に対して反対
    側の所定距離の位置に第2のピット群がそれぞれ形成さ
    れた光ディスク媒体に、対物レンズを介してレーザービ
    ームを照射し、 前記情報トラックに対してトラッキング制御が実行され
    ているときに、 その反射ビームを前記情報トラックと実質的に平行に分
    割して設けられた受光素子によって電気信号に変換し、 それぞれの受光素子より生成された電気信号の差信号を
    生成し、 前記レーザービームが前記第1のピット群近傍を走査し
    たときの前記差信号の低域成分の振幅と、前記レーザー
    ビームが前記第2のピット群近傍を走査したときの前記
    差信号の低域成分の振幅から基準光軸に対する前記対物
    レンズ光軸の誤差を検出することを特徴としたレンズシ
    フト検出方法。
  3. 【請求項3】差信号の低域成分のうち、第1のピット群
    に起因する信号の包絡線と第2のピット群に起因する信
    号の包絡線の中心値を対物レンズ光軸の誤差値とするこ
    とを特徴とした請求項2記載のレンズシフト検出方法。
  4. 【請求項4】情報トラックに沿ってグルーブが形成さ
    れ、さらに前記情報トラックの中心から所定距離の位置
    にピット群が形成された光ディスク媒体に対物レンズを
    介してレーザービームを照射し、前記情報トラックに対
    して前記レーザービームの位置制御を実行するトラッキ
    ング制御装置であって、 前記光ディスク媒体からの反射ビームを前記情報トラッ
    クと実質的に平行に分割して設けられた受光素子によっ
    て電気信号に変換し、それぞれの受光素子による電気信
    号の差信号から前記グルーブによる回折散乱効果による
    トラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー
    検出手段と、 このトラッキングエラー信号が所定の目標値になるよう
    に、前記対物レンズを前記情報トラックと垂直な方向に
    追従させるフィードバック手段と、 さらに、前記レーザービームが前記ピット群近傍を走査
    したときの前記差信号の低域成分の振幅から基準光軸に
    対する前記対物レンズ光軸の誤差を検出してレンズシフ
    ト検出信号を生成するレンズシフト検出手段と、 前記レンズシフト検出信号に基づいて前記トラッキング
    エラー信号のオフセットを補正するオフセット補正手段
    を設けたことを特徴とするトラッキング制御装置。
  5. 【請求項5】光ディスク媒体は、情報トラックの中心か
    ら所定距離の位置に第1のピット群と、前記情報トラッ
    ク中心に対して反対側の所定距離の位置に第2のピット
    群がそれぞれ形成されたことを特徴とし、 レンズシフト検出手段は、レーザービームが前記第1の
    ピット群近傍を走査したときの分割素子の出力信号の差
    信号の低域成分の振幅と、前記レーザービームが前記第
    2のピット群近傍を走査したときの前記差信号の低域成
    分の振幅からレンズシフト検出信号を生成することを特
    徴とする請求項4記載のトラッキング制御装置。
  6. 【請求項6】レンズシフト検出手段は、差信号の低域成
    分の極大値を保持する手段と、前記差信号の低域成分の
    極小値を保持する手段と、保持された極大値および極小
    値からレーザービーム光軸に対する前記対物レンズ光軸
    の誤差を検出する手段を設けたことを特徴とした請求項
    5記載のトラッキング制御装置。
  7. 【請求項7】レーザービームをある情報トラックから他
    の情報トラックへ移動させる際に、レンズシフト検出手
    段の機能を一時停止させることを特徴とした請求項4記
    載のトラッキング制御装置。
  8. 【請求項8】情報トラックに沿ってグルーブが形成さ
    れ、さらに前記情報トラックの中心から所定距離の位置
    にピット群が形成された光ディスク媒体と、 上記光ディスク媒体に対物レンズを介してレーザービー
    ムを照射し、その反射ビームを前記情報トラックと実質
    的に平行に分割して設けられた受光素子によって電気信
    号に変換する光ヘッドと、 それぞれの受光素子による電気信号の差信号から前記グ
    ルーブによる回折散乱効果によるトラッキングエラー信
    号を生成するトラッキングエラー検出手段と、 このトラッキングエラー信号が所定の目標値になるよう
    に、前記対物レンズを前記情報トラックと垂直な方向に
    追従させるフィードバック手段と、 さらに、前記レーザービームが前記ピット群近傍を走査
    したときの前記差信号の低域成分の振幅から基準光軸に
    対する前記対物レンズ光軸の誤差を検出してレンズシフ
    ト検出信号を生成するレンズシフト検出手段と、 前記レンズシフト検出信号に基づいて前記トラッキング
    エラー信号のオフセットを補正するオフセット補正手段
    を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】光ディスク媒体は、情報トラックの中心か
    ら所定距離の位置に第1のピット群と、前記情報トラッ
    ク中心に対して反対側の所定距離の位置に第2のピット
    群がそれぞれ形成されたことを特徴とし、 レンズシフト検出手段は、レーザービームが前記第1の
    ピット群近傍を走査したときの分割素子の出力信号の差
    信号の低域成分の振幅と、前記レーザービームが前記第
    2のピット群近傍を走査したときの前記差信号の低域成
    分の振幅からレンズシフト検出信号を生成することを特
    徴とする請求項8記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】レンズシフト検出手段は、差信号の低域
    成分の極大値を保持する手段と、前記差信号の低域成分
    の極小値を保持する手段と、保持された極大値および極
    小値からレーザービーム光軸に対する前記対物レンズ光
    軸の誤差を検出することを特徴とした請求項9記載の光
    ディスク装置。
  11. 【請求項11】レーザービームをある情報トラックから
    他の情報トラックへ移動させる際に、レンズシフト検出
    手段の機能を一時停止させることを特徴とした請求項8
    記載の光ディスク装置。
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US7697383B2 (en) 2006-08-23 2010-04-13 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc reproducing apparatus

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