JP2000162986A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000162986A
JP2000162986A JP33783298A JP33783298A JP2000162986A JP 2000162986 A JP2000162986 A JP 2000162986A JP 33783298 A JP33783298 A JP 33783298A JP 33783298 A JP33783298 A JP 33783298A JP 2000162986 A JP2000162986 A JP 2000162986A
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light
display device
color filter
light emitting
optical head
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JP33783298A
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English (en)
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Noriyoshi Okuda
範佳 奥田
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Shimane Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Shimane Sanyo Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変可能な情報を表示し、かつ輝度が高く、
かつ構造が簡単な表示装置を提供する。 【解決手段】 カラーフィルタ6を有する表示体4と、
発光ダイオード16およびレンズ20を有する光ヘッド
13とを備え、カラーフィルタ6は複数色の領域8,
9,10が形成され、発光ダイオード16は整列した複
数の発光領域21が形成され、レンズ20は各発光領域
21からの光を各ビーム光22として集光し各ビーム光
22はカラーフィルタ6の各領域8,9,10を選択的
に照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば特開平10
−31439号公報に示されている。この公報によると
反射シート上に蓄光材料を塗布した表示装置が示されて
いる。そして、外部からの光によりこの装置が固定化さ
れた表示形態を表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記装置は、固
定化した表示形態しかなく、可変可能な情報を表示でき
ない第1の欠点がある。この欠点を解決するために、液
晶表示装置が提案されている。しかし、上記装置では、
液晶パネルの裏側から蛍光管で照光するため、輝度が低
い第2の欠点がある。そのため、発光ダイオードランプ
をマトリックス状に設けた表示装置が提案されている。
しかし上記装置では、マトリックス状に並んだ発光ダイ
オードランプを個々に点灯制御する必要があり、構造が
複雑となりコストが高い第3の欠点がある。
【0004】故に、本発明はこの様な従来の欠点を考慮
して、可変可能な情報を表示し、かつ輝度が高く、かつ
構造が簡単な表示装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、カラーフィルタを有する表
示体と、発光ダイオードおよびレンズを有する光ヘッド
とを備え、前記カラーフィルタは複数色の領域が形成さ
れ、前記発光ダイオードは整列した複数の発光領域が形
成され、前記レンズは前記各発光領域からの光を各ビー
ム光として集光し、前記各ビーム光は前記カラーフィル
タの各領域を選択的に照射する。
【0006】請求項2の本発明では、前記発光領域は縦
方向に整列し、前記カラーフィルタの各領域は縦横に整
列して形成され、前記発光領域の整列間隔と、前記カラ
ーフィルタの各領域の縦方向の整列間隔を同一にする。
【0007】請求項3の本発明では、前記各ビーム光に
より照射される前記各領域が順次変わるべく、前記光ヘ
ッドを往復させる構成とする。
【0008】請求項4の本発明では、前記光ヘッドを、
所定の間隔に離れた複数個から構成し、前記複数個の光
ヘッドを各々往復させる構成とする。
【0009】請求項5の本発明では、前記各領域の上方
又は下方に各蓄光領域が位置すべく蓄光フィルタを設
け、前記蓄光フィルタを蓄光材料から成す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態1に
係る表示装置1を、図1ないし図4に従い説明する。図
1は表示装置1の斜視図、図2は表示装置1の要部拡大
図、図3は表示装置1の要部平面断面図、図4は表示装
置1の要部側面断面図である。これらの図に於て、箱体
2は例えば金属又はプラスチックから成り、略箱状に形
成されている。箱体2の前方は、所定の大きさの開口部
(窓枠)3が形成されている。
【0011】表示体4は、第1基板5と、カラーフィル
タ6と、第2基板7と、箱体7a等から構成されてい
る。第1基板5は例えばガラス等から成り、カラーフィ
ルタ6は第1基板5上に、例えばホトリソグラフ等によ
り形成されている。
【0012】カラーフィルタ6は、複数色の領域が所定
のパターンで行列状に形成されたものである。例えば、
左から第1列目は、第1行から順に、赤色領域8と、緑
色領域9と、青色領域10とが繰り返し配列されている
(図4参照)。この様にして第1列目(縦方向)は、合
計1800個の複数色の領域8、9、10が縦方向の整
列間隔Aが0.2mmにて設けられている。
【0013】同様に、左から第N(Nは2から800ま
での任意の整数)列目は、第1行から順に、赤色領域8
と、緑色領域9と、青色領域10とが繰り返し配列され
ている。この様にして、第1行目(横方向)は、合計8
00個の赤色領域8が、横方向の整列間隔B(0.4m
m)にて、設けられている。
【0014】同様に第2行目は、合計800個の緑色領
域9が、整列間隔Bにて設けられている。第3行目は、
合計800個の青色領域10が整列Bにて設けられてい
る。この様に、カラーフィルタ6は縦(1800個)と
横(800個)の行列状に、複数色の領域8、9、10
が整列して形成されている。また、複数色の領域8、
9、10の境界には、クロム等から成るブラックストラ
イプ11、12が縦横に設けられている。
【0015】光ヘッド13は例えば、フレーム14と、
回路基板15と、発光ダイオード16と、集積回路素子
(1C)17と、金属細線18、19と、レンズ20等
から構成されている。フレーム14は例えば、上方が開
口し、縦長の略箱状に形成されている。回路基板15は
フレーム14内に固定されている。
【0016】発光ダイオード16は例えば、燐化ガリウ
ム砒素(GaAsP)等から成り、略直方体状のもので
あり、その縦方向の表面近傍に複数の発光領域21が直
線状に整列して形成されている。発光領域21の整列間
隔(ピッチ)は、カラーフィルタ6の縦方向の整列間隔
A(例えば0.2mm)と同一に設ける事が望しい。複
数の発光ダイオード(例えば12個)16は、縦方向に
直線状に整列すべく、回路基板15上に導電性接着剤等
を介して固定されている。
【0017】集積回路素子17は略直方体状のものであ
り、各集積回路素子17は発光ダイオード16に略平行
に並ぶ様に、複数の集積回路素子17は回路基板15上
に固定されている。各発光領域21は、金属細線18を
介して、集積回路素子17の各出力端子(図示せず)に
電気的接続されている。集積回路素子17の各入力端子
(図示せず)は、金属細線19を介して、回路基板15
上の各配線パターン(図示せず)に接続されている。
【0018】レンズ20は例えば集光性を持つセルフォ
ックレンズから成り、フレーム14の開口部に固定され
ている。この様にして、各発光領域21から放射された
光はレンズ20により集光された光(ビーム光)22と
して、カラーフィルタ6の各領域8、9、10を照射す
る(図3と図4参照)。
【0019】この様にして、光ヘッド13を構成する回
路基板15の各配線パターンを介して、所定の発光領域
21は、電圧が印加される。その結果、例えば、上から
第1番目の発光領域21が発光し、上記発光した光はレ
ンズ20により集光され、ビーム光22として、透明な
第2基板7に入射する。そして、上記入射光は、赤色領
域8および透明な第1基板5を通過し、赤色ビーム光2
3として、外部に放射される(図4参照)。
【0020】同様に、上から第2番目の発光領域21が
発光し、発光した光はビーム光22として、第2基板7
に入射し、その入射光は、緑色領域9および第1基板5
を通過し、緑色ビーム光24として、外部に放射され
る。そして、上から第3番目の発光領域21が発光し、
発光した光はビーム光22として、第2基板7に入射し
その入射光は、青色領域10および第1基板5を通過
し、青色ビーム光25として、外部に放射される。
【0021】また、上から4番目の発光領域21には、
電圧が印加されないので、発光しなく、ビーム光22も
放射しない。その結果、上から4番目の発光領域21の
略真上に位置する第4行目の赤色領域8は照射されな
い。そして、上記赤色領域8の略真上に位置する第1基
板5の部分から、赤色ビーム光23は放射されない。こ
の様に、レンズ20は各発光領域21からの光を各ビー
ム光22として集光し、各ビーム光22はカラーフィル
タ6の各領域8、9、10を選択的に照射する。
【0022】支持体26は例えばベルト等から成り、支
持体26の表面上に、光ヘッド13を構成するフレーム
14の底面が固定されている。モータ27は箱体2に固
定され、モータ27の軸28に第1プーリ(図示せず)
が挿入され固定されている。第2プーリ29は箱体2の
適所に固定されている。
【0023】支持体26の1方は第1プーリに内接し、
支持体26の他方は第2プーリ29に内接し、支持体2
6に張力が生ずる様に設けられている。そして、モータ
27を通電し、反時計回りに回転させる事により、支持
体26は左から右へ移動し、支持体26に固定された光
ヘッド13は左端から右端へ移動する(往運動)。この
時、光ヘッド13の各発光領域21は、電圧が選択的に
印加され、ビーム光22はカラーフィルタ6の各領域
8、9、10を選択的にかつ横方向に移動しながら照射
する。
【0024】光ヘッド13が右端へ移動すると、モータ
27は時計回りに回転を開始し、光ヘッド13は右端か
ら左端へ移動する(復運動)。この時、光ヘッド13は
ビーム光22を放射しない。この様に各ビーム光22に
より照射される各領域8、9、10が順次変わるべく、
光ヘッド13は往復運動をする。以上の部品により表示
装置1が構成されている。
【0025】次に、表示装置1の動作を、再び図1ない
し図4に従い説明する。最初に、光ヘッド13は、ビー
ム光22が最左点Cに位置する様に、静止している(図
3参照)。そして、モータ27を通電し、反時計回りに
回転させ、光ヘッド13を最左点Cから右側へ移動させ
る。光ヘッド13を構成するレンズ20の中心線がカラ
ーフィルタ6の領域8、9、10の第1列目の手前に位
置した時、光ヘッド13を構成する各発光領域21に、
電圧を選択的に印加する。その結果、ビーム光22は各
領域8、9、10を選択的に照射する。
【0026】その後、各発光領域21にオフ信号を印加
し、レンズ20の中心線が領域8、9、10の第2列目
に位置した時、各発光領域21に電圧を選択的に印加す
る。上記動作を繰り返しながら、光ヘッド13は右側に
移動し最右点Dに到達する。この様に、光ヘッド13
は、横方向表示有効範囲30をカバーする様に、最左点
Cから最右点Dまで移動する。
【0027】上述の様に、光ヘッド13は一定周期(例
えば60ヘルツ)にて平行移動(往運動)できる様に、
制御される。この制御は、光ヘッド13を支持する支持
体26を移動させるモータ27の回転速度等によりなさ
れる。
【0028】各発光領域21の整列間隔が、領域8、
9、10の縦方向整列間隔Aと同一になる様に配列され
ており、各発光領域21の位置に対応する赤色領域8と
緑色領域9と青色領域10を照射する事が出来る。その
結果、各領域8、9、10を通過した光は、各々、赤色
ビーム光23、緑色ビーム光24、青色ビーム光25と
なって、人の目に映る(図4参照)。
【0029】光ヘッド13による表示体4への照射は、
カラーフィルタ6の各領域8、9、10の縦1列に対し
て、一括で選択的に照射され、光ヘッド13の右方向へ
の移動に合わせ、横方向の1領域(1ドット)づつ順次
行われる。光ヘッド13が左から右へ1回スキャンされ
る(最左点Cから最右点Dまで移動する)事により、表
示体4に1画面分の画像を照射する事になる。これが高
速(例えば60ヘルツ)でスキャンされる事により、人
間の目には残像効果によって、表示体4の1面の絵とし
て認識される。
【0030】更に、表示装置1の動作を図5に従い説明
する。図5(a)はビーム光22の横方向移動特性図、
図5(b)は1つの発光領域21に対する点灯制御信号
のタイミングチャート、図5(c)は1つの領域8又は
9又は10上の輝度特性図である。
【0031】これらの図に於て、光ヘッド13が3回ス
キャンした状態が示されている。図5(a)に於て、右
上がりのラインは、光ヘッド13が最左点Cから最右点
Dまで移動している状態を示す。そして、右下がりのラ
インは、光ヘッド13が最右点Dから最左点Cまで移動
している状態を示す。
【0032】横方向表示有効範囲30となる位置Lsか
ら位置Lyの間、発光領域21を点灯制御する集積回路
素子(IC)17への点灯制御信号(イネーブル信号、
ディスイネーブル信号)は、時間Ts(n)からTe
(n)の間に、カラーフィルタ6の横方向ドット数(領
域の数)に合わせ、1周期Tdにより、オンとオフを繰
り返す。そして、光ヘッド13の横方向移動に伴う、発
光領域21とカラーフィルタ6の各領域8、9、10の
位置とのタイミングが取られる。
【0033】図5(c)に於て、表示体4に於ける1つ
の表示ドット(領域)の輝度特性が示されている。この
表示ドットは、光ヘッド13の1回のスキャンで微少時
間(Td以下)、明るく(状態33)、後は暗く(状態
34)、これを繰り返す事により、人の目に画像を認識
させる。しかし、表示体4が横方向に極めて長い場合は
明るい(光ヘッド13で照らされている)状態が短くな
り過ぎ、人の目にやや暗い状態として、認識される。こ
れを改善した構成は後述する。以上にて、表示装置1の
説明を終わる。
【0034】次に、本発明の実施の形態2に係る表示装
置35を、図6の斜視図に従い説明する。図6に於て、
支持体36は表示装置1に用いられた支持体26に比べ
て、幅が小さいものである。この様に、幅が小さいもの
を用いる事により、コストが安くなる。
【0035】案内部材37は、断面がコ字状の長尺のも
のであり、箱体2の下部に固定されている。この様にし
て、光ヘッド13の上部は支持体36に固定され、光ヘ
ッド13の下部は案内部材37の表面に当接すべく配置
されている。
【0036】この様に構成する事により、光ヘッド13
は、下部を案内部材37に案内されながら、左側から右
側へ移動し、表示体4をスキャンする。また、案内部材
37を剛体で構成する事により、光ヘッド13と表示体
4との距離を所定値に維持する事が出来る。その結果、
表示体4から放射される赤色、緑色、青色の各ビーム光
は、横方向移動時に、輝度変化が少なく、表示性能が向
上する。
【0037】次に、本発明の実施の形態3に係る表示装
置38を、図7の斜視図に従い説明する。図7に於て、
光ヘッド39は例えば、所定の間隔に離れて位置する複
数個の光ヘッド39a、39b、39c、39dから構
成されている。各光ヘッド39a、39b、39c、3
9dは支持体26上に固定されている。支持体26の往
復距離は、表示装置1を構成する支持体26の往復距離
の約1/4倍である。この様に、複数個の光ヘッド39
a、39b、39c、39dは各々同一の往復運動をし
ている。その他の部品は、表示装置1の部品と同一であ
る。
【0038】この様に構成する事により、各光ヘッド3
9a〜39dは、横方向の照射範囲を分割して、受け持
つ事になる。その結果、光ヘッド39a〜39dを横方
向にスキャンする距離が1/Nとなり(Nは光ヘッドの
個数であり、上記説明ではN=4)、任意ドット(カラ
ーフィルタの各色領域の上方)に於ける照射時間が約N
倍になる。故に、点灯時間と消灯時間のデューティ比が
増加し、任意ドットが明るい状態にあると、人の目に感
じる事が出来る。
【0039】次に、本発明の実施の形態4に係る表示装
置を、図8に従い説明する。図8は上記表示装置に用い
られる表示体40の側面断面図である。図8に於て、カ
ラーフィルタ6の各領域8、9、10の上方に、各蓄光
領域41、42、43が位置すべく、蓄光フィルタ44
が設けられている。蓄光フィルタ44は蓄光材料から成
る。
【0040】なお、各蓄光領域41、42、43は各領
域8、9、10の下方に設けられても良い。赤色領域8
と蓄光領域41との組合せと、緑色領域9と蓄光領域4
2との組合せと、青色領域10と蓄光領域43との組合
せの各境界に於て、ブラックストライプ12aが設けら
れている。
【0041】この様に、第1基板5と第2基板7との間
に、カラーフィルタ6および蓄光フィルタ44が挟まれ
ている。蓄光フィルタ44はカラーフィルタ6の各領域
8、9、10に1対1で相対する様に蓄光領域41、4
2、43が配列されている。
【0042】蓄光フィルタ44は例えば、蓄光顔料を含
んだ透明樹脂又はガラスから成る。蓄光顔料は例えば、
CaSとBiの混合物、CaSrとBiの混合物、Zn
SとCuの混合物、ZnCdS、Cu等の硫化物等の中
から選択される。また、蓄光顔料として、MAl2O4
で表示される化合物がある。ここでMは、カルシウム、
ストロンチウムやバリウムの1つ以上の元素である。こ
の化合物に賦活剤としてユーロピウムが添加される。更
に賦活剤として、セリウム、プラセオジウム、ネオジウ
ム等の中の1つ以上の元素が添加される。なお、その他
の部品は、表示装置1に用いられた部品と同一である。
【0043】更に、上記表示装置の動作を、図10に従
い説明する。図10(a)はビーム光22の横方向移動
特性図、図10(b)は1つの発光領域に対する点灯制
御信号のタイミングチャート、図10(c)は1つの領
域8、9、10上の輝度特性図である。図10(a)と
図10(b)は、図5と同じである。
【0044】図10(c)に示す様に、光ヘッド13に
て照射された表示体40の各ドット(各色領域8、9、
10の真上に相当する部分)の輝度は、残光特性によ
り、明るい状態45から、暗い状態へ急激に落ちない。
この様に、上記輝度は、滑らかなカーブ46により、減
少するので、明るい状態を保つため、任意のドットが明
るい状態であると、人の目に感じる事が出来る。
【0045】次に、本発明の実施の形態5に係る表示装
置を、図9に従い説明する。図9は上記表示装置に用い
られる表示体47の側面断面図である。図9に於て、カ
ラーフィルタ6の上方に分離部材48が設けられてい
る。分離部材48は例えば透明樹脂からなり、平坦にな
りにくいカラーフィルタ6の上に設けられる事により、
分離部材48の表面は平坦化される。
【0046】また、カラーフィルタ6の各領域8、9、
10の上方に分離部材48を介して各蓄光領域41、4
2、43が位置すべく、分離部材48上に蓄光フィルタ
44が設けられている。この様に、カラーフィルタ6と
蓄光フィルタ44との間に分離部材48を設ける事によ
り、分離部材48は、両フィルタ6、44の接着剤とな
り、かつ緩衝剤となる。その結果、表示体47を製造し
易くなる。なお、上記表示装置の他の部品は、表示装置
1の部品と同一である。
【0047】
【発明の効果】請求項1の本発明では、発光ダイオード
は整列した複数の発光領域が形成されレンズは発光領域
からの光を各ビーム光として集光し、各ビーム光はカラ
ーフィルタの各領域を選択的に照射する。この様に、ビ
ーム光がカラーフィルタの各領域を選択的に照射するの
で、可変可能な情報を容易に表示する事が出来る。また
光ヘッドを構成する整列した複数の発光領域は表示体の
1列のみを照射すれば良いので、縦横にマトリックス状
にLEDランプを設けた表示装置に比べ、構造が簡単
で、コストが安くなる。
【0048】請求項2の本発明では、発光ダイオードの
発光領域の整列間隔と、カラーフィルタの各領域の縦方
向の整列間隔を同一にする。その結果、各発光領域をオ
ン、オフ制御する事により、各領域からの光を放射、非
放射させる事が出来、制御が容易となる。
【0049】請求項3の本発明では、各ビーム光により
照射される各領域が順次変わるべく光ヘッドを往復させ
る。この様に構成する事により、表示体はスキャンさ
れ、人間の目には残像効果によって、表示体が1枚の絵
として認識できる。
【0050】請求項4の本発明では、光ヘッドを、所定
の間隔に離れた複数個から構成し、複数個の光ヘッドを
各々往復させる構成とする。この様に構成する事によ
り、各光ヘッドを横方向にスキャンする距離が1/Nと
なり(Nは光ヘッドの個数)、表示体上の任意ドットに
於ける輝度が高くなる。
【0051】請求項5の本発明では、カラーフィルタの
各領域の上方又は下方に各蓄光領域が位置すべく蓄光フ
ィルタを設け、蓄光フィルタを蓄光材料から成す。この
様に構成する事により、カラーフィルタの各領域の上方
に位置する各ドットは、蓄光フィルタの残光特性によ
り、明るい状態から、滑らかに輝度が減少する。その結
果、任意ドットに於ける輝度が高くなり、従来の液晶表
示装置の欠点である低輝度表示を解消する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る表示装置1の斜視
図である。
【図2】上記表示装置1の要部拡大図である。
【図3】上記表示装置1の要部平面断面図である。
【図4】上記表示装置1の要部側面断面図である。
【図5】上記表示装置1の各特性図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る表示装置35の斜
視図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る表示装置38の斜
視図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係る表示装置に用いら
れる表示体40の側面断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5に係る表示装置に用いら
れる表示体47の側面断面図である。
【図10】本発明の実施の形態4に係る表示装置の各特
性図である。
【符号の説明】
4 表示体 6 カラーフィルタ 8、9、10 領域 13 光ヘッド 16 発光ダイオード 21 発光領域 22 ビーム光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 範佳 島根県大原郡木次町山方320番地1 島根 三洋工業株式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA10 AA44 AA45 BA05 BA15 BA23 BA65 BA83 CA19 CA24 DA12 ED01 ED03 ED20 FA01 GA01 5G435 AA00 AA03 BB04 CC09 CC12 EE11 EE18 GG02 GG12 GG23 GG26 GG27 GG41 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルタを有する表示体と、発光
    ダイオードおよびレンズを有する光ヘッドとを備え、前
    記カラーフィルタは複数色の領域が形成され前記発光ダ
    イオードは整列した複数の発光領域が形成され、前記レ
    ンズは前記各発光領域からの光を各ビーム光として集光
    し、前記各ビーム光は前記カラーフィルタの各領域を選
    択的に照射する事を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記発光領域は縦方向に整列し、前記カ
    ラーフィルタの各領域は縦横に整列して形成され、前記
    発光領域の整列間隔と、前記カラーフィルタの各領域の
    縦方向の整列間隔を同一にした事を特徴とする請求項1
    の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記各ビーム光により照射される前記各
    領域が順次変わるべく、前記光ヘッドを往復させる構成
    とした事を特徴とする請求項1の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記光ヘッドを、所定の間隔に離れた複
    数個から構成し、前記複数個の光ヘッドを各々往復させ
    る構成とした事を特徴とする請求項1の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記各領域の上方又は下方に各蓄光領域
    が位置すべく蓄光フィルタを設け、前記蓄光フィルタを
    蓄光材料から成す事を特徴とする請求項1の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014186063A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Toshiba Corp 表示装置、表示システム及び表示方法

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