JP2000162564A - 2出力を持つ光変調器のためのバイアス・システム - Google Patents

2出力を持つ光変調器のためのバイアス・システム

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JP2000162564A
JP2000162564A JP11337512A JP33751299A JP2000162564A JP 2000162564 A JP2000162564 A JP 2000162564A JP 11337512 A JP11337512 A JP 11337512A JP 33751299 A JP33751299 A JP 33751299A JP 2000162564 A JP2000162564 A JP 2000162564A
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JP
Japan
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signal
electrical
optical
frequency
modulator
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JP11337512A
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English (en)
Inventor
Massimo Notargiacomo
マッシモ・ノタルジャコモ
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Pirelli and C SpA
Original Assignee
Pirelli Cavi e Sistemi SpA
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Publication date
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 典型的に非線形である出力光パワーが信号の
歪みを制限するために、線形であることが望ましい特性
で動作する変調器を提供する。 【解決手段】 光源と2つの出力を持つ光電変調器と電
気的変調信号と光電変調器の駆動回路とを備える外部ア
ナログ変調システムにおいて、相互に補完的である第1
および第2の変調光信号を供給し、変調器の2つの出力
がそれぞれ変調光信号の一部を供給する分岐を持つ光結
合器に接続され光受信機に接続され、第1および第2の
アナログ変調光信号の周波数に応答してそれぞれ第1お
よび第2の電気制御信号を生成することができ、駆動回
路が前記第1の周波数の半分に等しい、電気変調信号に
付加される第2の周波数の電気パイロット信号を生成す
る回路と、第1および第2の電気制御信号間の振幅差に
比例する連続的に変換される信号を生じることができる
変換回路と、制御信号に応答してバイアス信号を生じる
ことができるバイアス回路とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を変調する
方法および外部変調を備える光エミッタに関する。本発
明はまた、CATVシステムにおいて用いられる光変調
器の動作点を制御するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】CATV(共同アンテナ式テレビジョ
ン)におけるテレビジョン信号の分配は、光ファイバに
よって行うことができる。光信号は、通常はレーザであ
る光源において直接的な方法で、あるいは光変調器によ
って間接的に変調することができる。
【0003】(これまでは40ないし860MHzにわ
たる搬送波の如き)高周波数を持つ無線周波(RF)に
おける変調信号による光信号の振幅変調のため用いるこ
とができる光変調器は、例えば、ニオブ酸リチウム(L
iNbO3)上に構成されたマッハ・ツェンダ形式の干
渉計に基く装置からなる。40〜860MHz帯域は、
±0.5dB以内で平坦であるものと見なされる。最初
のチャネルは40MHzにあり、最後のチャネルは86
0MHzにある。
【0004】外部変調器の要求される特性は、変調の線
形性であり、これは特に、例えば40ないし80チャネ
ルにわたる種々のテレビジョン・チャネルからなるアナ
ログ形式の伝送を行うCATVシステムにおける使用に
非常に重要である。
【0005】電気光学的特性、換言すれば、上記の形式
の変調器の入力無線周波電圧の関数としての出力光パワ
ーは、典型的に非線形である。信号の歪みを制限するた
めには、できるだけ線形である特性選択の近傍で動作す
る変調器を作ることが望ましい。
【0006】かかる目的のために、無線周波変調信号が
マッハ・ツェンダ干渉計が形式の電気光学的変調器のR
F電極に印加され、変調器の動作点を決定する連続的な
バイアス電圧は同じ電極あるいは第2の電極に印加され
る。
【0007】このような形式の変調器の一例は、出願人
により記号PIR PIM1510で市販される。RF
入力点に印加される変調信号は、例えば、ユーザへ配信
されるテレビジョン・チャネルの変調されたキャリアの
セットからなる。
【0008】マッハ・ツェンダ変調器の場合は、特性の
形態は正弦波に近似し、動作点の印加電圧である印加電
圧VQにより変調器が正弦波の変曲点(inflect
ion point)付近で動作することが望ましい。
【0009】マッハ・ツェンダ変調器の動作点に関する
変調特性は、下記の関係により表わすことができる。即
ち、 Pu=KZsinβ 但し、Puは出力光パワー、KZはマッハ・ツェンダ変
調器の特性に依存する係数、β=πVm/Vπは、ラジ
アンで表わされる変調信号の変調指数であり、Vmは変
調電圧、Vπは定数である。
【0010】正弦波形態を有するこのような特性は、2
つの値により識別される。即ち、─最大値から最小値ま
で光パワーを変化させるためRF入力に印加されるべき
電圧の変化を表わす(図3に示される)電圧Vπ、およ
び─正弦波形態、即ち奇数対称性を有する特性の変曲点
に動作点を対応させるためバイアス電極へ印加されるべ
き電圧を表わす電圧VQ。この場合、偶数次の歪みは打
ち消され、奇数次の歪みは明瞭に定義される値をとる。
【0011】例えば、出願人により製造されるPIR
PIM1510型のマッハ・ツェンダ変調器の場合、上
記電圧は下記の値を有する。即ち、 Vπ=4.3V および VQ=0.7V バイアス点電圧VQの値は、一定ではなく、例えばLi
NbO3における静的変化の累積の結果として時間と共
に、また温度と共に変化する。
【0012】従って、バイアス電圧は、情報として、例
えば偶数次の歪みの存在と振幅、換言すれば、ほぼCS
O(複合2次)として示される2次相互変調積を用い
て、連続的に調整されねばならない。CSOの全レベル
は、ユーザへ配信される信号において良品質、例えば各
チャネルの視覚的キャリアのレベル以下で65dB以上
を得るように適当に低く保持されねばならない。変調器
が、偶数次歪みを最小にする上記のバイアス点で動作し
ているときでさえ、入出力特性の非線形性が奇数次、主
として3次である残留歪みを生じる、この歪みは相互変
調積またはCTB(複合3次うなり)および混変調(X
MOD)に現され、これがユーザに届く信号品質を劣化
する。これは、キャリアの振幅変調を含むテレビジョン
・チャネルの品質が上記の相互変調積の存在によって著
しく影響を受けるゆえである。
【0013】これらの歪みをある程度制限するために
は、特性の線形部分にできるだけ近く動作するために、
変調指数βの百分率、例えばチャネル当たり約3.5%
または4%として表わされる変調信号に対して大きくな
り過ぎない変調深さ(用語「変調深さ」は最大値を示
す)を選択することが望ましい。
【0014】変調器特性の非線形性により生じる歪みを
制限するために、(変調度に関する)変調器の最大利用
度は、通常約40%である。これは、ノイズ特性に関す
る上記要件を許容して印加することができる最大チャネ
ル数は、関連性のない種々のキャリアが統計的に直角に
印加され、従ってチャネルの和がパワーに関して考慮さ
れるものと仮定することによって、計算される。その結
果、上記変調度を越えないようにするため、変調器へ印
加することができるチャネルの最大数は約100であ
る。
【0015】残留歪み、特に3次歪みを低減するため、
先行歪み(pre−distortion)が変調器に
より生じる後続歪み(subsequent dist
ortion)によって補償されるように、非線形要素
により変調信号の予め歪みが示唆されてきた。この目的
のため、変調器の入出力特性の逆関数である無線周波信
号に対する入出力特性を持つ歪み回路を変調器前に接続
することが可能である。この方法は、例えば、M.Na
zarathy等の論文「外部的に変調されたAM送信
システムにおける進歩(Progress in Ex
ternally Modulated AM CAT
V Transmission Systems)」
(Journal of Lightwave Tec
hnology、第11巻、第1部、1993年1月、
82〜104ページ)において開示されいる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、適切な変調度
が変調信号に対して選択されたとき、変調器は下記の2
つの機能を行うことを可能にする適切な回路が設けられ
ねばならない。即ち、 a)変調器を正弦波特性の変曲点で動作させるため、バ
イアス電圧の印加およびその要求値での維持、 b)先行歪み回路による変調器の特性の線形化 予め定めた振幅および(無線周波信号帯域の最小周波数
より著しく大きな)周波数(f1)を持つ「パイロット
・トーン(pilot tone)」と呼ばれる正弦波
信号をバイアス電圧と共に加え、かつ適切な回路により
パイロット・トーンの偶数倍の高調波(例えば、第2の
高調波2f1)が出力光信号に存在することを検出する
ことが可能である。バイアス電圧は、前記第2の高調波
の値を最小化するように調整される。
【0017】この方法は、65ないし70dB程度のC
SOに対応するバイアス点の充分な安定化を生じる。こ
れは、特にフォトダイオードに固有のノイズと関連する
外乱(disturbance)を避けることができる
ように、パイロット・トーンに対する大きな変調度(出
願人により行われた実験によれば、約10%)を必要と
する。
【0018】バイアス点を安定化するための当該方法か
ら生じる問題は、パイロット・トーンの存在が変調信号
と共に3次うなりを生じ、これが変調器の非線形特性の
ゆえに全ての場合に存在する変調信号間の3次うなりに
付加されるという事実による。これらの歪みの程度を制
限するため、先に述べたことと対照的に、バイアス電圧
安定化ループのフィードバック信号に対する信号/雑音
比を非常に低くする結果となり、結果としてループ自体
の効率が劣化するように、パイロット・トーンの変調度
を非常に低いレベル(約1%)に保持することが必要で
ある。
【0019】パイロット・トーンの周波数および対応す
る変調度は、複数のテレビジョン・チャネルを変調器に
接続して、その各々において印加されたトーンの特定の
振幅および周波数で生じる何らかの外乱(一般に、横方
向バーの形態)の存在を観察することによって選択され
る。
【0020】出願人は、実験により10.7MHzの周
波数f1を持つパイロット・トーンにより、変調器(バ
イアス電極)へ印加することができる最大振幅が約12
mVであり、その結果テレビジョン・チャネルのテスト
・パターンに生じる干渉が認められないことを発見し
た。この振幅は約1.2%の変調度に対応し、これは良
好な信号/雑音比を得るには不充分である。
【0021】変調RF信号(例えば、テレビジョン・キ
ャリア)間の相互変調積の振幅を減じるために、先に述
べたように、先行歪みによる線形化手法を用いることが
できる。かかる手法はまた、バイアス電圧制御のパイロ
ット・トーンに対しても用いることができる。この場合
は、パイロット・トーンをRF信号と共に、即ち変調器
の先行歪みの入力へ送ることが必要である。このよう
に、変調信号間のうなりと信号自体間のうなりの双方が
線形化される。
【0022】出願人は、このことが、信号を変調器へ送
る前に信号を増幅する回路が帯域幅において一般に制限
(例えば、40ないし860MHzのテレビジョン帯域
に制限)され、この帯域外では、バイアス電圧の制御に
用いられるパイロット・トーンにより生じる更なる3次
歪みを補償するのに充分な性能(振幅および位相の線形
性)を得ることができないので、更なる実際上の問題を
もたらすことを発見した。
【0023】出願人が出願したヨーロッパ特許出願第7
68765号は、パイロット・トーンをカバーするよう
に、構成が高価かつ困難である低周波数まで拡張される
比較的広い帯域を持つ増幅器を必要とすることなく、変
調信号(例えば、変調信号がテレビジョン信号のキャリ
ア・セットである場合に40ないし860MHzの帯域
を持つ信号)の帯域に制限される帯域で増幅器を使用す
ることを可能にする新規な方法によってこれら問題の克
服を可能にする。当該特許出願はまた、高レベルの3次
歪みを生じることのないパイロット・トーンの変調度を
10%まで増加すること、従ってバイアス電圧安定化ル
ープの高い効率を得ることを可能にする。
【0024】
【課題を解決するための手段】実際に、問題の特許出願
は、周波数が予め定めた幅の帯域内にある信号に応答す
る光信号のアナログ変調方法に関し、下記ステップを含
む。即ち、 ─電気光学的(光電)変調器の入力に光信号を供給し、 ─線形化回路に周波数が前記帯域内にある外部電気信号
を供給し、予め歪みを与えた予め定めた特性を有する、
対応する予め歪みを与えた電気信号を出力に生成し、 ─前記光電変調器の入力に前記の予め歪みを与えた電気
信号を供給し、 ─前記光電変調器の入力に前記バイアス電気信号を供給
し、 ─前記光電変調器に変調光信号を生成し、前記バイアス
電気信号を供給する前記ステップが、 ─パイロット電気信号(パイロット・トーン)を予め定
めた周波数で生成し、 ─前記変調光信号に応答して電気制御信号を生成し、 ─前記電気制御信号、前記パイロット・トーンおよび予
め定めた電圧の基準信号の組合わせに応答して電気バイ
アス信号を生成する方法において、 ─前記線形化回路の入力に前記外部電気信号に重ねられ
た前記パイロット・トーンを供給し、 ─前記光電変調器に前記予め歪みを与えた電気信号を供
給する前に、前記線形化回路の出力における前記パイロ
ット・トーンを減衰することをも含むことを特徴とする
方法。
【0025】光パワー密度が高ければ、光ファイバに沿
って伝搬した光信号が誘導ブリュアン散乱(SBS)に
よる放射の生成をもたらすことが公知である。かかる放
射は、光ファイバの終端に信号の適正な受信を妨げ得る
ノイズ源を構成し得る。
【0026】例えば、米国特許第4,560,246号
およびヨーロッパ特許第565,035号から、伝搬し
た光信号の周波数帯域が位相変調により増加されるなら
ば、光ファイバ内の上記誘導ブリュアン散乱の現象の閾
値光パワーが増加することもまた公知である。マッハ・
ツェンダ変調器は、送信される信号の位相変調のための
電極を提供する。
【0027】変調電気信号のパワーおよび周波数は、光
信号帯域の必要な拡張を得るように公知の関係に従って
選定される。特に、光信号の位相変調は、変調器に入る
光信号の周波数の中心帯域の両側にスペクトル上に存在
する、位相変調信号の周波数に等しい間隔で周波数に関
して等間隔に隔てられたある帯域数を形成するように信
号帯域に存在するスペクトル・パワー密度の一部を分散
することによって、そのスペクトルを変更する。
【0028】側波帯の数および相対強さは、位相変調指
数(位相変調により光信号に生じた最大位相シフト)と
関連し、これが更に位相電極を変調する信号のパワーに
依存する。位相変調指数の適切な選定により、側波帯お
よび中心帯域のエンベロープの結果生じる全帯域のスペ
クトル形状を決定することが可能であり、また位相変調
周波数の適切な選定により、従って側波帯間に周波数を
分離することによって、かかる全帯域の周波数幅を決定
することもまた可能である。
【0029】CATVにおいては、ユーザへの更に有効
な分配を生じるためにテレビジョン信号を複数の光ケー
ブルで利用できるようにすることが特に有利である。従
って、2つの出力を持つマッハ・ツェンダ変調器を使用
することが有利である。更に、出力パワーが1つの出力
を持つ変調器のの2倍となるので、変調器の効率がこの
ように増加される。
【0030】米国特許第5,253,309号は、2倍
の出力を持つ形式のマッハ・ツェンダ変調器を使用する
光送信システムについて記載する。特に、実施の一形態
においては、変調器の2つの補完出力が2つの光送信フ
ァイバへ印加され、光信号送信回線の受信端部におい
て、これらファイバは均衡のとれた受信機に接続され、
この受信機は、2つの受信信号を組合わすために差動増
幅器によって1つの信号を他の信号から差引く。適正な
組合わせのため、2つの受信チャネルは利得および遅延
に関して均衡されねばならない。前記米国特許は、変調
器に対する制御フィードバック・システムについては記
載していない。
【0031】変調がない場合は、特性の変曲点でバイア
スされるマッハ・ツェンダ変調器の2つの出力は、理論
的には、相互に180°の位相差を持つ2つの信号を有
する。変調がある場合は、総出力パワー(換言すれば、
2つの出力パワーの和)は一定であるが、一方の出力に
存在するパワーは他方の出力に関して補完的な方法で変
化する。
【0032】従って、変調器は、出力ごとに1つずつ1
80°の位相差を持つ2つの光電特性を有する。出願人
は、2次歪みを減じるように(1つの出力に関して)変
調器の特性の1つの変曲点における動作点VQに対する
バイアス電圧を維持することによって、これらの歪みの
振幅が両出力に対して同じではないことを観察した。特
に、この振幅は、制御下にあるVQの値を持つ出力に対
しては予期される値内にあり、他の出力に対しては限度
外にある。
【0033】また出願人は、位相変調信号が変調器へ印
加されるとき、2次歪みの振幅が増加することも観察し
た。出願人は、2つの特性間の位相差が正確に180°
ではないことも観察した。
【0034】出願人は、変調器を適切な方法でバイアス
するため、歪みの振幅を最小値まで減じて動作点の変動
を補償するために制御下にある変調器の両出力を保持す
ることが必要であることを発見した。
【0035】第1の特質において、本発明は、光源、光
電変調器、電気変調信号源、および光電変調器に対する
駆動回路を含む2つの出力を持つアナログ光送信システ
ムに関し、前記光電変調器は、 ─相互に補完的である第1および第2の変調された光信
号を供給する2つの光出力を含み、 ─前記変調器の前記2つの光出力の各々が、前記第1お
よび第2の変調光信号の一部をサンプリングする回路に
接続され、光受信機に接続され、前記第1および第2の
アナログ変調光信号の第1の周波数に対応的に応答して
第1および第2の電気制御信号を生成することができ、
前記駆動回路は、 ─前記電気制御信号に加えられる第2の周波数の電気パ
イロット信号を生成する回路と、 ─前記第1および第2の電気制御信号間の振幅差に比例
する連続的に変換された信号を生じることができる変換
回路と、 ─前記変換信号に応答してバイアス信号を生成すること
ができるバイアス回路とを含んでいる送信システムに関
する。
【0036】望ましくは、前記変換回路は、その出力に
前記第1および第2の電気制御信号間の前記振幅差の復
調信号を生じることができる復調器を含む。更に、前記
変換回路は、予め定めたバイアス電圧に対する入力と、
その出力で前記復調された信号と前記予め定めたバイア
ス電圧との間の差に等しい連続的信号を生じることがで
きる代数加算器とを含んでいる。
【0037】望ましくは、前記第2の周波数は、前記第
1の周波数の半分に等しい。望ましくは、前記光変調器
は、前記光信号の位相変調のための電極を含んでいる。
【0038】第2の特質において、本発明は、予め定め
た入力帯域内の周波数を持つ信号に応答して光信号を変
調する方法に関し、 ─光電変調器の入力に光信号を供給し、 ─前記光電変調器の入力に前記帯域内の周波数を持つ外
部電気信号を供給し、 ─前記外部電気信号により前記入力光信号を変調し、 ─前記変調光信号を、相互に補完的である第1および第
2の変調光信号へ分け、 ─前記光電変調器の入力に電気バイアス信号を供給する
ステップを含む方法であって、電気バイアス信号を供給
する前記ステップが、 ─前記予め定めた帯域外の予め定めた周波数の電気信号
を生成し、該信号が前記外部電気信号に重ねられ、 ─前記変調光信号に応答して電気制御信号を生成するス
テップを含む方法において、前記変調光信号に応答して
電気制御信号を生成する前記ステップが、 ─前記第1の変調光信号のフラクション(fracti
on)を分離し、前記予め定めた周波数の2倍である周
波数の第1の電気フィードバック信号を検出し、 ─前記第2の変調光信号のフラクション(fracti
on)を分離し、前記予め定めた周波数の2倍である周
波数の第2の電気フィードバック信号を検出し、 ─前記第2の電気フィードバック信号から前記第1の電
気フィードバック信号を差引くステップを含むことを特
徴とする方法に関する。
【0039】特に、電気バイアス信号を供給するステッ
プは更に、前記電気制御信号、予め定めた周波数の前記
電気信号および予め定めた電圧の基準信号の組合わせに
応答して前記電気バイアス信号を生成することを含む。
【0040】望ましくは、前記第1の変調光信号の一部
を分離し、前記予め定めた周波数の2倍である周波数の
第1の電気フィードバック信号を検出するステップは、
前記第1の電気フィードバック信号を前記第2の電気フ
ィードバック信号と同位相にさせると共に、前記第1の
電気フィードバック信号の振幅を前記第2の電気フィー
ドバック信号の振幅に等しくさせるステップを含んでい
る。
【0041】特に、電気制御信号を生成するステップ
は、前記変調光信号の一部を分離し、これに対応する電
気フィードバック信号を検出するステップを含んでい
る。更に、電気制御信号を生成するステップは、前記電
気フィードバック信号から前記予め定めた周波数の成分
を取出すステップを含んでいる。
【0042】第3の特質において、本発明は、周波数が
予め定めた入力帯域内にある信号に応答して光信号を変
調する方法に関し、 ─光電変調器の入力に光信号を供給し、 ─前記光電変調器の入力に、周波数が前記帯域内にある
外部電気信号を供給し、 ─前記外部電気信号で前記入力光信号を変調し、 ─前記変調光信号を、相互に補完的である第1および第
2の変調光信号へ分離し、 ─前記光電変調器の入力に電気バイアス信号を供給し、 ─前記第1および第2の変調光信号の奇数次の歪みの振
幅を測定する方法であって、 前記電気バイアス信号が、前記第1および第2の変調光
信号の2次歪みの振幅を均衡させるように生成されるこ
とを特徴とする方法に関する。
【0043】第4の特質において、本発明は、光源と光
電変調器と該光電変調器に対する駆動回路とを含む外部
アナログ変調による光エミッタに関し、前記光電変調器
は、 ─前記光源に接続された光信号に対する光入力と、 ─変調信号に対する第1の電気入力と、 ─バイアス電圧に対する第2の電気入力と、 ─相互に補完的である第1および第2のアナログ変調信
号を供給する2つの光出力とを含み、 ─前記光受信機と関連する前記出力が前記第1および第
2のアナログ変調光信号の第2の周波数に応答して第1
および第2の電気制御信号をそれぞれ生成することがで
きる、前記変調器の前記2つの光出力の各々が変調され
た光信号の一部を受信することができる光受信機と関連
し、前記駆動回路が、 ─外部のアナログ電気信号に対する入力と、 ─予め定めたバイアス電圧に対する入力と、 ─前記第1および第2の電気制御信号に対する2つの入
力と、 ─第1の周波数の電気パイロット信号を生成する回路
と、 ─前記第1の電気制御信号と前記第2の電気制御信号と
の間の差を出力に生じることができる代数加算器と、 ─前記第1の電気制御信号と前記第2の電気制御信号と
の間の前記差の復調信号を出力に生じることができる復
調器と、 ─前記復調信号と前記予め定めたバイアス電圧との間の
差に等しい連続的信号を出力に生じることができる代数
加算器と、 ─前記連続的信号と第1の周波数の前記電気パイロット
信号との和に等しい前記バイアス電圧を出力に生じるこ
とができる代数加算器とを含む光エミッタに関する。
【0044】更なる詳細については、添付図面に関して
以降の記述を参照することから得ることができよう。
【0045】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、マッハ・
ツェンダ式光電干渉応用変調装置(electro−o
ptical interferometric mo
dulator device)(出願人により製造さ
れるモデルDOPIM 28933)は、─例えばニオ
ブ酸リチウムから作られた結晶基板上に構成された電気
的構造部100を含み、この電気的構造部100は光導
波路101の第1の部分を含み、これは、2つの隣接し
た分岐部110、120に分けられ、分岐部110、1
20は結合器102を形成するように相互に接近し、次
に、2つの隣接した分岐部111、112を形成するよ
うに再び分けられる。光構造部100は、結晶基板の屈
折率を変化させることができかつ光信号を透過させるこ
とができる物質を結晶基板上に拡散することにより従来
とおり形成され、─光構造部の2つの分岐部110、1
20間に配置され、バイアスまたはバイアス電極150
と信号(または無線周波)電極160とを含む電極構造
部と、─光構造部の2つの分岐部110、120の外側
に配置され、信号電極160が抵抗終端170により接
地電極130、140に接続される1対の接地電極13
0、140と、─分岐部101に載置された電極180
が誘導ブリュアン散乱の効果を減じるように信号を同位
相で変調するため用いられる。
【0046】望ましい実施の形態においては、結晶基板
は、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)から作られ、例
えば、フォトリソグラフ法により画定されたチタニウム
の薄膜の熱拡散手法によって低損失を持つ単一モード導
波路を表面上に形成することを可能にする。
【0047】望ましくは、先に述べた導波路は、単一モ
ード・タイプである。信号、バイアスおよび接地電極
は、電気光学的効果により導波路110、120の屈折
率を変化させることができる対応する電界を形成するよ
うに隣接した分岐部の導波路に関して配置され、ここに
述べた構成は同じ電位を持つ電界が光構造部の導波路1
10、120の両方の分岐部に沿って印加される如きも
のである。
【0048】対応する電気信号が電極に印加されるとき
に生じる電気光学的効果は、電界に曝される基板の材料
の屈折率の変化に存在する。図面に示される事例では、
結晶基板100のカットは、x−カット・タイプであ
る。マッハ・ツェンダ変調器においては、電界の印加に
より、導波路における経路の2つの部分の屈折率を変化
させて結晶中の導波経路の前記部分に伝搬される光信号
の2つの部分間の経路差を生じ、かかる位相差が干渉ま
たは微少な波結合による信号の振幅の変動へ変換され
る。
【0049】本発明による外部アナログ変調による光エ
ミッタは、図2のブロック図に関して次に示す。番号1
は、指定された周波数帯域内に存在する無線周波電気変
調信号に対する入力を示している。入力1は加算ノード
2の入力の一方に接続され、このノードの出力は線形化
装置3に接続される。この線形化装置3は、予め定めた
入出力特性(出力電圧が入力電圧の関数)を持つ先行歪
み回路によって担持される。
【0050】線形化装置3の入出力特性は、その非線形
性を補償するように、換言すれば、変調器の出力におけ
る光信号のパワーと入力1にある変調信号の電圧との間
で可能な限りほぼ線形である関係を生じるような方法で
電気光学的(光電)変調器7の入出力特性に従って選定
されねばならず、特に3次歪みを最小化するような方法
で選定されねばならない。
【0051】線形化装置3の後には、以下に述べるパイ
ロット・トーンの周波数を中心とするストップバンド・
フィルタ4と、RF信号の周波数帯域で動作する増幅器
5とがある.増幅器5の出力は、光電変調器7の電極8
に接続される。この電極8は、変調信号の入力のために
設計される。位相変調のための電極は、図2には示され
ない。変調器7は、マッハ・ツェンダ型(出願人により
製造されるモデルDOPIM28933)である。
【0052】変調器7の第2の電極9は、変調器の動作
点が決定されるように、バイアス信号の入力のため設計
された。変調信号とバイアス信号に対する2つの別個の
電極の存在は本発明の目的のためには望ましいが、1つ
の制御電極を持つ光電変調器を用いて適切な回路により
変調信号とバイアス信号を組合わせることが可能であ
る。
【0053】変調信号の帯域の下限より低い周波数f1
を持つことが望ましい、パイロット・トーンと呼ばれる
無線周波の電気信号は、発生器30により生成される。
発生器30は、周波数f1を中心とし周波数2f1(パ
イロット・トーンの第2高調波)の任意の成分を減衰す
ることができる帯域通過フィルタ29に接続されてい
る。帯域通過フィルタ29は、更に加算ノード2の第2
入力に接続される可変減衰器/位相コンバータ33に接
続されている。
【0054】変調器7の光入力は、例えば光ファイバに
よって、連続的な光信号を生成することができる放射減
6に接続される。この放射源は、例えば1530ないし
1565nmの波長帯域で発光が可能である特に半導体
タイプのレーザからなる。
【0055】変調器の第1の光出力は、例えば光ファイ
バにより、変調器7から到達する放射の一部、望ましく
は80%ないし99.5%、更に望ましくは90%ない
し99%が光出力11へ送られ残りが光受信機19へ送
られるように、前記放射を分けることができる、例えば
フォトダイオードを含む光結合器10に接続される。
【0056】前記変調器の第2の光出力は、例えば光フ
ァイバにより、変調器7から到達する放射の一部、望ま
しくは80%ないし99.5%、更に望ましくは90%
ないし99%が光出力12へ送られ残りが光受像機14
へ送られるように、前記放射を分けることができる、例
えばフォトダイオードを含む光結合器13に接続され
る。
【0057】光結合器10および13から到達する光信
号に応答して光受信機19および14により生成される
電気信号は、帯域通過フィルタ20へ送られ、それぞれ
周波数2f1を中心とし、帯域通過フィルタ20および
15の出力は、増幅器21および16に接続され、次い
で可変減衰器22および17に接続される。可変減衰器
17の出力は、調整可能な位相コンバータ18に接続さ
れる。あるいはまた、位相コンバータ18は、可変減衰
器22に接続してもよい。
【0058】位相コンバータ18の出力は代数加算器2
3の第1の入力に接続され、可変減衰器22の出力は代
数加算器23の第2の入力に接続される。代数加算器2
3は、位相コンバータ18から到達する周波数2f1の
信号と、可変減衰器22から到達する周波数2f1の信
号との間の差を見出す。
【0059】代数加算器23の出力は、アナログ乗算器
28の第1の入力で終端する。アナログ乗算器28は、
このように生成される差の信号のコヒーレントな検出機
能を行い、この目的のため、発生器30に接続された周
波数倍増器31から調整可能な位相コンバータ32を介
して到達するパイロット・トーン(2f1)の第2高調
波のトーンがアナログ乗算器28の第2の入力へ送られ
る。調整可能な位相コンバータ32は、代数加算器23
から到達する周波数2f1における信号の復調を最適化
するように調整される。
【0060】アナログ乗算器28の出力は、検出された
信号に対応する連続的成分がその出力に存在するよう
に、高周波数成分を除去する低域通過フィルタ27に接
続される。印加される信号間の差を見出すことができる
代数加算器として用いられる差動増幅器25の2つの入
力は、バイアス基準信号26と低域通過フィルタ27か
ら到達する検出信号とにそれぞれ接続される。
【0061】差動増幅器25の出力は加算ノード24の
入力に接続され、この入力では加算ノード24の第2の
入力に接続された帯域通過フィルタ29から到達するパ
イロット・トーンが差動増幅器25から到達する信号に
重ねられ、前記加算ノードの出力は光電変調器7のバイ
アス電極9に接続される。
【0062】光結線は、図2に示される装置を構成する
機能装置の電気回路と共に、公知の方法により構成する
ことができる。当該装置は、下記の方法で動作する。
【0063】バイアス電圧制御は、(テレビジョン・チ
ャネルと干渉しない)既知の周波数f1の信号を変調器
7に注入して、変調器の各出力に対する当該信号の偶数
次の調波、特に振幅がより高次の調波の振幅より大きい
2次調波の振幅と符号を検出することによって行われ
る。
【0064】2つの出力から到達する第2高調波の信号
の1つが他方から差引かれ、結果として生じる信号が例
えば同期検出器によって検出されて変調器に注入された
信号の第2高調波と比較される。この比較の結果生じる
差信号は、変調器7を所要の点でバイアスするために用
いられる。
【0065】特に、適切な振幅と周波数f1(一般に、
f1は約40MHzであるテレビジョン・チャネルの最
小周波数より低く、例えば10.7MHzであり、振幅
は10%の変調度が生じる如きものである)を持つ発生
器30の信号は、変調器の無線周波入力ポート9へ印加
される。印加された信号の偶数次の調波は、(奇数次の
調波に加えて)変調器の出力に存在する。光結合器10
により集められるのは、変調器7の出力の光パワーの一
部であり、これを光受信機19のフォトダイオードへ送
り、このフォトダイオードがこれを電気信号へ変換す
る。
【0066】フィルタ20は、この電気信号からの第2
高調波の周波数における成分を選択する。当該信号は、
増幅器21により増幅され、出力信号の振幅は減衰器2
2により調整することができる。同じ機能を可変利得増
幅器によって提供することができる。
【0067】同じ動作はまた他の出力出力に対しても行
われ、即ち、光結合器13により集められるのは変調器
7の他の出力の光パワーの一部であり、これを受信機1
4のフォトダイオードへ送り、このフォトダイオードが
これを電気信号へ変換する。
【0068】フィルタ15は、前記電気信号からの第2
高調波2f1の周波数における成分を選択する。この信
号は次に増幅器16によって増幅され、出力信号の振幅
は減衰器17によって調整することができる。
【0069】この分岐部には位相コンバータ18もあ
り、このコンバータは、代替的な実施の形態において
は、減衰器22後の他の分岐部に配置してもよい。前記
位相コンバータは、信号が代数加算器23へ入力される
前に位相へ戻すことを可能にする。図2における例示に
よれば、減衰器22から出た信号が位相コンバータ18
から出た信号から差引かれるが、代替的な相当の実施の
形態においては、位相コンバータ18から出た信号を減
衰器22から出た信号から差引くことが可能である。
【0070】可変減衰器17、22および位相コンバー
タ18は、加算器23前のフィードバック・ループを遮
断し位相コンバータ18の出力および減衰器22から到
達する信号を比較することができる2チャネルオシロス
コープの如き計器を接続することにより、初期の校正段
階で調整される。変調器の動作点は、比較に充分な振幅
のパイロット・トーンの第2高調波2f1を生じるよう
に、(適切なバイアス基準信号26を与えることによ
り)光の動作点から充分に遠い領域に設定される。可変
減衰器17、22および位相コンバータ18は、同じ振
幅と位相の2つの信号を生じることにより2つの異なる
経路の損失および遅延を均衡するように調整される。こ
のとき、フィードバック・ループを閉路することができ
る。
【0071】代数加算器23から出た差信号は、同期復
調器によって(振幅および符号に関して)発生器30と
周波数倍増器31とから得る周波数f2の信号と比較さ
れる。アナログ乗算器28は、同期復調器として用いら
れる。
【0072】アナログ乗算器28により形成される同期
復調器は、エンベロープ復調器の如き別の形式の復調器
により置換することもでき、これにより周波数倍増器3
1および位相コンバータ32を取除く。同期復調器の更
に高い性能は失われるが、より簡単な回路がこのように
得られる。
【0073】復調器の出力は、アナログ乗算器28に入
る信号の連続成分と2次うなりとからなり、このうなり
は低域通過フィルタ27によって除去される。連続成分
の数値と符号は、変調器の2つの特性の動作点VQにお
ける中間動作点の値からのバイアス電圧の偏差に依存す
る。
【0074】差動増幅器25は、バイアス基準信号26
との比較を行う。差動増幅器25の出力における(連
続)信号が、2つの変調される光信号の2次歪みの振幅
を均衡する点に動作点を設定する。差動増幅器25は、
2つの入力信号間の差を作ることができる代数加算器に
よって置き変えることができる。差動増幅器の出力にお
けるこの信号は、(加算器24によって)発振器30か
ら到達する周波数f1の信号に加算され、変調器7の第
2の(バイアス)電極9に印加される。
【0075】番号23、27、28および32により示
されるブロックは、ブロック18、22の出力に存在す
る第1の電気信号と第2の電気信号との間の振幅差に比
例する連続的な変換信号を生じることができる変換回路
を形成する。
【0076】2つの出力の2次(CSO)相互変調積の
全縮減が、最適な中心値からのバイアス電圧の偏差が減
少する程度だけ増加することに注意すべきである。本発
明による装置においては、バイアス電圧制御ループ(フ
ィードバック・ループ)の安定性と応答性の問題が、ル
ープの全応答が決定された後に補償極の適切な選択によ
って解消することができる。また当該装置は、変調信号
と共にパイロット・トーンを線形化装置(linear
izing device)3へ送ることを規定する。
このように、先行歪み回路は、バイアス制御電圧と共に
変調器へ印加されるパイロット・トーンに対して変調信
号を重畳することによって変調器に生じる歪みを補償す
る信号を生成する。線形化装置3へ送られたパイロット
・トーンは、パイロット・トーンと変調信号との間の3
次うなりの最大限の抑制を得るために、可変減衰器/位
相コンバータ33により適正に変更されることができね
ばならない。
【0077】本発明によれば、パイロット・トーンの周
波数に適用される応答は増幅器においては要求されない
が、この増幅器が40ないし860MHzのビデオ帯域
において動作するので、先行歪み回路3(および、特に
その入力回路)のみが前記応答を生じなければならな
い。
【0078】パイロット・トーンが増幅器を介して光変
調器に達することを防止するため、ストップバンド・フ
ィルタ4は、パイロット・トーンを適切な量(少なくと
も、10ないし15dB)だけ減衰するため先行歪み回
路と増幅器との間にあることが望ましい。
【0079】あるいはまた、パイロット・トーンを線形
化装置後で逆位相に加えることによってパイロット・ト
ーンを有効に減衰することができる。更に詳細に述べれ
ば、ストップバンド・フィルタ4の代わりに、先行歪み
回路3と増幅器5との間に図示しない加算ノードを接続
することができ、これによりパイロット・トーンからそ
の位相および振幅を変えることによってパイロット・ト
ーンの周波数における出力成分を最小化するように形成
される信号が先行歪み回路3から到達する信号に加えら
れる。
【0080】このような手順に代わる更なる代替手順を
用いることもできる。例えば、発振器30から出た周波
数f1の信号を(必要に応じて、フィルタ29を介し
て)直接加算器24の端子に印加することが可能であ
る。このような代替案では、加算ノード2、バンド除去
フィルタ4および可変減衰器/位相コンバータ33は使
用しない。
【0081】次に、バイアス電圧Vが水平軸上に示さ
れ、出力パワーPuが垂直軸上に示される図3に関し
て、変調器の動作点の位置を更に詳細に調べることにす
る。図3は、変調器に印加される電圧の関数として、変
調器7の出力11に対する出力パワーPu1のカーブと
変調器7の他の出力12に対する出力パワーPu2のカ
ーブとを示している。これらのカーブは、ある場合、特
に位相変調が行われているときには数度(例えば、2
°)にもなる更なる位相差δ(出願人により観察され
た)を含む180°の位相差(位相が逆)がそれらの間
にある。変曲点に位置するカーブPu1に対する最適な
動作点がQ1により示され、電圧VQ1によって規定さ
れる。この場合、カーブPu2に対する動作点は、これ
もまた電圧VQ1により規定されるQ2′によって示さ
れる点となる。このように、点Q2′は、その最適動作
点(Q2)からδ度の位相差を有する。
【0082】Q2により示され電圧VQ2により規定さ
れるカーブPu2に対する最適動作点を選定するなら
ば、同様な状況が存在する。この場合、カーブPu1の
動作点は、これもまた電圧VQ2により規定されるQ
1′により示される動作点である。点Q1′は、その最
適動作点(Q1)からδ度の位相差を有する。
【0083】動作点Q1またはQ2を選定することによ
って対応する出力における2次歪みの低減を得るが、対
応する補完出力における歪みに高い値(位相差δに等し
い)が生じる。
【0084】実際には、(1つのキャリアに対する)2
次歪みが下式により位相差と関連することが示される。
即ち、
【0085】
【数1】
【0086】但し、D2は2次調波、CはキャリアJ1
およびJ2は、1次および2次のベッセル関数である。
【0087】(互に相関関係にないキャリアを考慮する
ので、パワーに関して)和が個々のキャリアの和に等し
い(等しい変調指数βの条件)比較的小さな振幅の複数
のキャリアにより光信号が変調されるものとすると、先
に示した式が再び真であるが、この場合うなりが複数の
キャリア間で複雑なものであるので、項D2/CはCS
Oに対応することになる。
【0088】出願人は、2つの最適な動作点Q1および
Q2からδ1=−δ2=δ/2度の距離におけるバイア
ス電圧Vpにより規定されるほぼPに動作点が設定され
るとき、両方の出力に等しいレベルの歪みが生じること
を発見した。特に、動作点が2つの最適動作点Q1およ
びQ2からδ/2度の距離にあるので、このことが動作
点が最適点にあったチャネルの歪みレベルを増加する
が、最悪のチャネルの歪みレベルは半分になり、しか
し、後者の歪みは満足し得る限度内にとどまる。
【0089】±0.2°の位相差δでは、変調器の両出
力に対して良好な性能が保証され得、CSOは各チャネ
ルのビデオ・キャリアのレベルより低い65dB程度で
あるものと考える。
【0090】2つの出力における相互のパワーは、下記
の数式によって表わすことができる。
【0091】
【数2】
【0092】但し、Pu1は出力1におけるパワー、P
u2は出力2におけるパワー、P0はピーク・パワー、
δ1は、動作点Q1と動作点Ρとの間の位相差、δ2
は、動作点Q2と動作点Ρとの間の位相差、Jnは、n
次のベッセル関数、β=πVm/Vπは、ラジアンで表
わされる変調信号の変調指数、ωmは変調周波数であ
る。
【0093】上掲の数式から、δ1=−δ2(図3にお
ける動作点Ρ)ならば、各出力の偶数次と奇数次の両方
の歪みが等しい振幅(絶対項)となることが判る。特
に、偶数次の歪みが相互に同位相にあり、奇数次の歪み
は逆位相にある。
【0094】出願人は、出力が均衡されるとき3次歪み
の振幅も均衡されるので、動作点について先に示した選
択もまた3次歪みの最適化を可能にすることを観察し
た。従って、線形化装置3は、変調器により生じた歪み
を打ち消すことができるように、逆位相にあるこのよう
な歪みの振幅を生じることができる。変調器がある特性
の最適な動作点でバイアスされるならば、線形化装置3
は最良の状態で補完出力の歪みではなく対応する出力の
歪みを打消すことができる。0.2°に近いδの値に対
しては認められないこのような効果は、δが増加するな
らば無視できなくなる。
【0095】本発明によれば、制御システムの性能を更
に改善することが可能である。これは、2つの出力に存
在するパイロット・トーンの2次調波信号を差引く動作
(代数加算器23により行われる動作)が制御システム
の信号/雑音比における約3dBの増加をもたらすこと
を可能にするゆえである。信号がコヒーレントであるた
め、その電圧は加算される(+6dB)が、2つの信号
に存在するノイズの寄与はコヒーレントでないので、そ
のパワーは加算される(+3dB)。
【0096】出願人は、2倍出力のマッハ・ツェンダ変
調器が主として変調器の構造における欠陥により出力間
でδなる位相差を有し、位相変調信号が印加されると
き、位相差δは変動し、特に増加することに注目した。
このような変動は主として、(数ワット程度の)やや高
いパワーを持つこの信号が変調器の温度の上昇を生じる
という事実による。
【0097】温度が変化すると、動作点Q1およびQ2
は絶対値および相互に関する相対値において変化し、そ
れらの差δは温度の関数として可変となる。先に述べた
如きシステムは、動作点の変動を補償することができ、
2つのカーブPu1およびPu2間の交点は依然として
動作点として選択される。
【0098】性能を測定するための回路が設けられた。
周波数が95ないし540MHzにわたる80dBより
大きなスペクトル純度と±0.25dBより小さな不等
式を持つ64周波数の発振器(マトリックス・タイプS
X−16)が、テスト中の変調器に接続された。
【0099】変調器の出力は、広帯域(40〜900M
Hz)および低相互変調を行う低ノイズ光受信機へ、次
いで帯域通過フィルタへ、更に電気的スペクトル・アナ
ライザ(Rhode & SchwarzのタイプFS
A)へ逐次印加された。
【0100】下表1に示される測定結果(dB単位)
が、下記の条件において得られた。即ち、 ─線形化装置の入力における信号:チャネル当たり16
dBm、チャネル当たり約4%の光変調指数(OMI)
を示唆; ─光受信機の入力における光パワー:0dBm; ─位相変調電極に印加されたパワー:1,975MHz
の周波数において34.74dBm(3W); ─光受信機「Rx」に対する相互変調(CSOおよびC
TB)およびノイズの寄与度は、測定に関して無視し得
るものであった。
【0101】表1において、「ループ(LOOP)n」
は、閉じられたフィードバック・ループの分岐点(動作
点Q1またはQ2)を示し、「アウト(OUT)n」
は、測定が行われた分岐の光出力を示し(1または
2)、「新たなループ(NEWLOOP)」は、本発明
により記述された調整回路が用いられたことを示し、
「CNR」は、信号/雑音比(キャリア対ノイズ比)を
示し、「平均」は、変調器へ印加された異なる周波数で
行われた測定の平均値を示す。
【0102】動作点の調整のため用いたものと逆の分岐
のCSOが65dBの限度値より小さいことが明らかと
なろう。本文に述べた調整回路においては、2つの分岐
のCSOは相互に対比し得、数値は65dBより大き
い。
【0103】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】マッハ・ツェンダ式光電変調装置の全体図であ
る。
【図2】本発明による外部変調による光エミッタを示す
図である。
【図3】変調器の2つの出力の光パワーを示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 入力 2 加算ノード 3 先行歪み回路 4 ストップバンド・フィルタ 5 増幅器 6 放射減 7 変調器 8 電極 9 バイアス電極 10 光結合器 11 光出力 13 光結合器 14 光受信機 15 帯域通過フィルタ 16 増幅器 17 可変減衰器 18 位相コンバータ 19 光受信機 20 帯域通過フィルタ 21 増幅器 22 可変減衰器 23 代数加算器 24 加算ノード 25 差動増幅器 26 バイアス基準信号 27 低域通過フィルタ 28 アナログ乗算器 29 帯域通過フィルタ 30 周波数倍増器 31 周波数倍増器 32 位相コンバータ 33 可変減衰器/位相コンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591011856 Pirelli Cavi e Sist emi S.p.A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光電変調器と、電気変調信号源
    と、前記光電変調器の駆動回路とを含む2出力を持つア
    ナログ光送信システムにおいて、前記光電変調器が、 相互に補完的である第1および第2の変調光信号を供給
    する2つの光出力を備え、 前記変調器の前記2つの光出力の各々が、前記第1およ
    び第2の変調光信号の一部をサンプリングする回路に接
    続され、光受信機に接続され、前記第1および第2のア
    ナログ変調光信号の第1の周波数に応答して、これに対
    応的に第1および第2の電気制御信号を生成することが
    でき、前記駆動回路が、 前記電気変調信号に付加される第2の周波数の電気パイ
    ロット信号を生成する回路と、 前記第1および第2の電気制御信号間の振幅の差に比例
    する連続的に変換される信号を生成することができる変
    換回路と、 前記変換信号に応答して、バイアス信号を生成すること
    ができるバイアス回路とを含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記変換回路が、前記第1および第2の
    電気制御信号間の前記振幅差の復調信号を出力に生じる
    ことができる復調器を含むことを特徴とする請求項1記
    載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記変換回路が、予め定めたバイアス電
    圧に対する入力と、前記復調された信号と前記予め定め
    たバイアス電圧との間の差に等しい連続信号を出力に生
    じることができる代数加算器とを含むことを特徴とする
    請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2の周波数が前記第1の周波数の
    半分に等しいことを特徴とする請求項1記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記光変調器が前記光信号の位相変調の
    ための電極を含むことを特徴とする請求項1記載のシス
    テム。
  6. 【請求項6】 予め定めた入力帯域内の周波数を持つ信
    号に応答して光信号を変調する方法において、 光電変調器の入力に光信号を供給するステップと、 前記帯域内の周波数を持つ外部電気信号を前記光電変調
    器の入力に供給するステップと、 前記入力光信号を前記外部電気信号で変調するステップ
    と、 相互に補完的である第1および第2の変調光信号に前記
    変調光信号を分けるステップと、 前記光電変調器の入力に電気バイアス信号を供給するス
    テップとを含む方法であって、電気バイアス信号を供給
    する前記ステップが、 前記予め定めた帯域外の予め定めた周波数の電気信号で
    あって、前記外部電気信号に重畳される電気信号を生成
    するステップと、 前記変調光信号に応答して電気制御信号を生成するステ
    ップとを含む方法において、 前記変調光信号に応答して電気制御信号を生成する前記
    ステップが、 前記第1の変調信号の一部を分けて、前記予め定めた周
    波数の2倍である周波数の第1の電気フィードバック信
    号を検出するステップと、 前記第2の変調光信号の一部を分けて、前記予め定めた
    周波数の2倍である周波数の第2の電気フィードバック
    信号を検出するステップと、 前記第2の電気フィードバック信号から前記第1の電気
    フィードバック信号を差引くステップとを含むことを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 電気バイアス信号を供給する前記ステッ
    プが、前記電気制御信号と予め定めた周波数の前記電気
    信号と予め定めた電圧の基準信号との組合わせに応答し
    て、前記電気バイアス信号を生成することを更に含むこ
    とを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の変調光信号の一部を分け、前
    記予め定めた周波数の2倍である周波数の第1の電気フ
    ィードバック信号を検出する前記ステップが、前記第1
    の電気フィードバック信号を前記第2の電気フィードバ
    ック信号と同位相にさせるステップを含むことを特徴と
    する請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の変調光信号の一部を分け、前
    記予め定めた周波数の2倍である周波数の第1の電気フ
    ィードバック信号を検出する前記ステップが、前記第1
    の電気フィードバック信号の振幅を前記第2の電気フィ
    ードバック信号の振幅に等しくさせるステップを含むこ
    とを特徴とする請求項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 電気制御信号を生成する前記ステップ
    が、前記変調光信号の一部を分け、これに対応する電気
    フィードバック信号を検出するステップを含むことを特
    徴とする請求項6記載の方法。
  11. 【請求項11】 電気制御信号を生成する前記ステップ
    が、前記電気フィードバック信号から前記予め定めた周
    波数の成分を取出すステップを含むことを特徴とする請
    求項6記載の方法。
  12. 【請求項12】 周波数が予め定めた入力帯域内にある
    信号に応答して光信号を変調する方法であって、 光電変調器の入力に光信号を供給するステップと、 前記光電変調器の入力に、周波数が前記帯域内にある外
    部電気信号を供給するステップと、 前記入力光信号を前記外部の電気信号で変調するステッ
    プと、 相互に補完的である第1および第2の変調光信号に前記
    変調光信号を分けるステップと、 前記光電変調器の入力に電気バイアス信号を供給するス
    テップと、 前記第1および第2の変調光信号の奇数次の歪みの振幅
    を測定するステップとを含む方法において、 前記第1および第2の変調光信号の2次歪みの振幅を均
    衡させるように、前記電気バイアス信号が生成されるこ
    とを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 光源と光電変調器と該光電変調器の駆
    動回路とを含む、外部アナログ変調を備えた光エミッタ
    において、前記光電変調器が前記光源に接続された、光
    信号に対する光入力と、 変調信号に対する第1の電気入力と、 バイアス電圧に対する第2の電気入力と、 相互に補完的である第1および第2のアナログ変調信号
    を供給する2つの光出力とを含み、 前記変調器の前記2つの光出力の各々が、前記出力と関
    連する光受信機が、前記第1および第2のアナログ変調
    光信号の第2の周波数に応答して第1および第2の電気
    制御信号をそれぞれ生成することができる、変調光信号
    の一部を受取ることができる光受信機と関連し、前記駆
    動回路が、 外部アナログ電気信号に対する入力と、 予め定めたバイアス電圧に対する入力と、 前記第1および第2の電気制御信号に対する2つの入力
    と、 第1の周波数の電気パイロット信号を生成する回路と、 前記第1の電気制御信号と前記第2の電気制御信号との
    間の差を出力に生じることができる代数加算器と、 前記第1の電気制御信号と前記第2の電気制御信号との
    間の前記差の復調信号を出力に生じることができる復調
    器と、 前記復調信号と前記予め定めたバイアス電圧との間の差
    に等しい連続信号を出力に生じることができる代数加算
    器と、 前記連続信号と第1の周波数の前記電気パイロット信号
    との和に等しい前記バイアス電圧を出力に生じることが
    できる代数加算器とを有する光エミッタ。
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JP2020027146A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 ミハル通信株式会社 光変調装置

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