JP2000162239A - 垂直型プローブカード - Google Patents

垂直型プローブカード

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JP2000162239A
JP2000162239A JP10353879A JP35387998A JP2000162239A JP 2000162239 A JP2000162239 A JP 2000162239A JP 10353879 A JP10353879 A JP 10353879A JP 35387998 A JP35387998 A JP 35387998A JP 2000162239 A JP2000162239 A JP 2000162239A
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Japan
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probe
substrate
layer
opening
probe card
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JP10353879A
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Masao Okubo
昌男 大久保
Kazumasa Okubo
和正 大久保
Hiroshi Iwata
浩 岩田
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Japan Electronic Materials Corp
Original Assignee
Japan Electronic Materials Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/073Multiple probes
    • G01R1/07307Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板を大型化させることなくより多くの半導
体集積回路の電気的諸特性の測定を同時に行うことがで
き、しかもプローブの取り付けや交換が容易で、クロス
トークの問題にも対応する。 【構成】 測定対象物としての半導体集積回路600の
電極パッド610に接触する複数本のプローブ100
と、このプローブ100が取り付けられるプローブヘッ
ド200と、前記プローブ100と接続される信号線3
12、322、323が形成された基板300と、前記
信号線312、322、323とプローブ100とを接
続する導線400とを備えており、前記基板300には
開口部301が設けられており、当該開口部301の縁
部が内側に近い程低くなった略雛壇状に形成されてお
り、各層310〜330において前記信号線312、3
22、323が露出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
電気的諸特性を測定する際に用いられる垂直型プローブ
カードと、それに用いられる基板とに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の電気的諸特性の測定
は、1回の測定でより多くの半導体集積回路を測定する
ことができるような要請が高くなっている。従前は4個
の半導体集積回路を同時に測定していたが、現在では3
2個の半導体集積回路を同時に測定するようになり、さ
らに60〜64個の半導体集積回路の同時測定が要求さ
れるようになった。
【0003】この要請に答えるための従来の垂直型プロ
ーブカードは、基板と、この基板の下方に設けられるプ
ローブヘッドとに大別される。前記基板は、周縁部にテ
スターとの接続を行うための接続部であるポゴ座が形成
されている。また、この基板の中心部には、前記プロー
ブヘッドに設けられた複数のプローブの上端部の接続部
が挿入される複数のスルーホールが開設されている。こ
のスルーホールは、測定対象物である半導体集積回路の
電極パッドの配置に対応して開設されている。前記スル
ーホールとポゴ座とは基板の内部において電気的に接続
されている。
【0004】基板の下方に設けられるプローブヘッド
は、略直方体状の固定部に、複数のプローブが取り付け
られたものである。各プローブは、前記スルーホールの
配置、すなわち半導体集積回路の電極パッドの配置に対
応して配設されている。このプローブヘッドは、前記プ
ローブの上端部である接続部が前記スルーホールに挿入
されるように基板に取り付けられる。この状態で、プロ
ーブの接続部がスルーホールと電気的に接続される結
果、プローブは前記ポゴ座と電気的に接続されることに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の垂直型プローブカードには以下のような問題点
がある。まず、プローブの本数が増加すると、スルーホ
ールとポゴ座とを接続する基板の内部の配線が増加す
る。配線間のピッチは一定間隔以下にはすることができ
ないので、配線の増加は基板の大型化に直結する。従っ
て、一回の測定でより多くの半導体集積回路の測定を行
おうとすると、基板の大型化という問題が発生してい
る。
【0006】また、プローブの取り付けも電極パッドの
配置に左右されるため、電極パッド間のピッチの狭小化
によって、プローブの取り付けも限界に達している。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、基板を大型化させることなくより多くの半導体集積
回路の電気的諸特性の測定を同時に行うことができ、し
かもプローブの取り付けや交換が容易で、半導体集積回
路の動作周波数の高速化に伴う諸問題(以下、クロスト
ーク等と略す)にも対応した垂直型プローブカード及び
それに用いられる基板を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る垂直型プロ
ーブカードは、測定対象物の電極パッドに接触する複数
本のプローブと、このプローブが取り付けられるプロー
ブヘッドと、前記プローブと接続される信号線が形成さ
れた基板と、前記信号線とプローブとを接続する導線と
を備えており、前記基板には開口部が設けられており、
当該開口部の縁部が内側に近い程低くなった略雛壇状に
形成されており、各層において前記信号線が露出してい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
垂直型プローブカードの要部の概略的断面図、図2は本
発明の実施の形態に係る垂直型プローブカードの要部の
概略的平面図、図3は本発明の実施の形態に係る垂直型
プローブカードの要部の概略的拡大平面図、図4は本発
明の実施の形態に係る垂直型プローブカードに用いられ
るプローブヘッドの概略的断面図、図5は本発明の実施
の形態に係る垂直型プローブカードに用いられるプロー
ブヘッドの要部の概略的拡大断面図、図6は本発明の実
施の形態に係る垂直型プローブカードに用いられる基板
に露出した信号線の概略的拡大図、図7は本発明の他の
実施の形態に係る垂直型プローブカードの要部の概略的
拡大平面図である。
【0010】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブ
カードは、測定対象物としての半導体集積回路600の
電極パッド610に接触する複数本のプローブ100
と、このプローブ100が取り付けられるプローブヘッ
ド200と、前記プローブ100と接続される信号線3
12、322、323が形成された基板300と、前記
信号線312、322、323とプローブ100とを接
続する導線400とを備えており、前記基板300には
開口部301が設けられており、当該開口部301の縁
部が内側に近い程低くなった略雛壇状に形成されてお
り、各層310〜330において前記信号線312、3
22、323が露出している。
【0011】なお、図示の都合上、図1には前記導線4
00の一部のみを示している。
【0012】この垂直型プローブカードによる電気的諸
特性の測定の対象物となる半導体集積回路600は、図
1に示すように、スクライビング前のウエハ状態であ
る。かかるウエハ状態の半導体集積回路600は、真空
吸着テーブル700に吸着された状態で測定される。す
なわち、真空吸着テーブル700が上昇するか、プロー
ブカードが下降するか、両者が移動するかによって、プ
ローブ100が電極パッド610に圧接されるのであ
る。
【0013】まず、この垂直型プローブカードに用いら
れる前記基板300は、いわゆる積層基板である。図1
等に示す基板300は、多層構造になっていて、その開
口部301の周辺は4層構造になっている。最も下側の
第1層310の中心には円形の第1開口311が、第1
層310の上に積層される第2層320の中心には円形
の第2開口321が、第2層320の上に積層される第
3層330の中心には円形の第3開口331が、第3層
330の上に積層される第4層340の中心には円形の
第4開口341がそれぞれ開設されている。
【0014】これらの第1層310〜第4層340の各
開口311、321、331、341は、第1開口31
1が最も小さく、第2開口321、第3開口331、第
4開口341の順に大きくなっていく。従って、これら
の第1層310〜第4層340を積層することによって
形成される開口部301は、縁部が内側に近い程低くな
った略雛壇状に形成されることになる。
【0015】また、第1層310〜第3層330の表面
には、図3や図6に示すように、それぞれ信号線31
2、322、323が形成されており、この信号線31
2、322、323はその端部が各開口311、32
1、331の縁部に放射状に位置するように形成されて
いる。さらに、この信号線312、322、323は、
より多く配置するために0.5mmピッチで配設されて
いる。
【0016】また、各信号線312、322、323に
は各開口311、321、331の縁部に近いものと、
縁部から離れたものの2種類がある。すなわち、各信号
線312、322、323は、千鳥状に配置されている
のである。そして、この信号線312、322、323
の終端部、すなわち開口311、321、331側に臨
んだ部分は、図6に示すように、ランド部312A、3
22A、323Aとして他の部分より若干大きな円形に
形成されている。従って、各信号線312、322、3
23を千鳥状に配置することによって、千鳥状に配置し
なかった場合に比べて前記終端部を大きく形成すること
ができる。その結果、導線400の接続が容易になると
いう利点がある。
【0017】さらに、前記第1層310〜第4層340
の内部には、クロストーク等の低減のためにグランド層
310G〜340Gを配置する。信号線312、32
2、323とグランド層310G〜340Gとの間の絶
縁層の厚さを調整することにより信号線312、32
2、323のインピーダンスマッチングをとることで高
周波信号に対応することができる。
【0018】第1層310〜第4層340が積層されて
構成された基板300の縁部には、従来の垂直型プロー
ブカードと同様のポゴ座(図示省略)が形成されてい
る。すなわち、最も上層の第4層340の縁部にポゴ座
が形成されているのである。そして、ポゴ座の下方にお
いて、第1層310〜第3層330の信号線312、3
22、323がそれぞれ別のポゴ座に電気的に接続され
ている。従って、1つのポゴ座には、1つの信号線31
2、322、323が対応していることになる。
【0019】なお、前記基板300の第1層の第1開口
311には、前記信号線312のみならず、複数個のチ
ップコンデンサー250が実装されている。このチップ
コンデンサー250は、前記グランド層310Gと図外
の電源との間に挿入され、電源のノイズを減少させるも
のである。なお、前記チップコンデンサー250は図示
の都合上、図1にのみ表示されている。
【0020】一方、複数のプローブ100が取り付けら
れるプローブヘッド200は、下方に向かって開口した
凹部211を有するベース部210と、このベース部2
10の凹部211に取り付けられる固定部220とを有
している。前記ベース部210は、基板300の裏面側
に前記開口部301を覆うように取り付けられるもので
ある。前記凹部211の上面には、半導体集積回路60
0の電極パッド610の配置に対応した貫通孔212が
開設されている。
【0021】一方、前記固定部220は、上側セラミッ
クス板221と、この上側セラミックス板221と平行
になった下側セラミックス板222と、両セラミックス
板221、222の間に所定の間隔を保持するためのス
ペーサ223とを有している。前記両セラミックス板2
21、222には、半導体集積回路600の電極パッド
610に対応した開口221A、222Aが開設されて
いる。従って、上側セラミックス板221の開221A
と、下側セラミックス板222の開口222Aとは上下
方向に一直線状に形成されていることになる。また、前
記開口221A、222Aは、前記ベース部210の貫
通孔212とも上下方向に一直線状に形成されているこ
とになる。
【0022】また、図5に詳しく示すように、前記下側
セラミックス板222の上下両面には、例えば銅箔等か
らなるシールド層222Bが形成されている。このシー
ルド層222Bは、下側セラミックス板222の開口2
22Aの内部にまでは形成されない。すなわち、前記開
口222Aに挿入されたプローブ100は、シールド層
222Bに接触しないのである。そして、このシールド
層222Bは、グランドに落とされて、クロストーク等
を防止するという役目を果たしている。
【0023】さらに、前記上側セラミックス221の上
面には、接着剤層221Bが形成される。この接着剤層
221Bは、プローブ100をプローブヘッド200の
固定部220に固定するものである。プローブ100
は、後端の接続部120を上側セラミックス板221か
ら若干突出された状態でプローブヘッド200に取り付
けられるが、上側セラミックス板221の上面に接着剤
層221Bを形成することにより、上側セラミックス板
221にプローブ100を機械的に固定するのである。
【0024】このように構成された固定部220は、ベ
ース部210の凹部211に嵌め込まれる。すると、固
定部220において上側セラミックス板221の開口2
21Aから突出したプローブ100の接続部120は、
ベース部210の貫通孔212から突出する。
【0025】ところで、前記プローブ100は、例えば
タングステンやタングステン合金から構成されており、
先端は半導体集積回路600の電極パッド610に接触
する接触部110として先鋭化されている。また、プロ
ーブ100の後端は、上述したように接続部120とな
っており、平坦に形成されている。この接続部120が
平坦に形成されているのは、後述する導線400と突き
合わせ溶接で接続されるためである。
【0026】また、前記導線400は、絶縁被覆420
がコーティング等で形成された銅線410の表面に銅コ
ート430を形成したものである。銅コート430をグ
ランドに落とすことによってクロストーク等の減少を図
っている。また、この銅コート430の厚さを調整しイ
ンピーダンスマッチングをとることで高周波信号に対応
することができる。
【0027】なお、基板300の上面には、放射状にア
ーム部が形成され、かつ中央に前記開口部301より若
干大きな開口部510が開設された略ヒトデ状の補強板
500が取り付けられている。前記開口部510は、基
板300の開口部301より大きいから、補強板500
が基板300の開口部301を覆うことはない。この補
強板500は、前記基板300を貫通する貫通孔350
を介してボルト520等の締結手段によって前記プロー
ブヘッド200と連結されている。
【0028】この補強板500は、電気的諸特性の測定
を行う半導体集積回路を加熱した状態で行ういわゆるバ
ーンイン試験において、基板300が熱の影響によって
変形するのを防止するものである。また、この補強板5
00は、垂直型プローブカードがプローバ(図示省略)
に取り付けられる際に、前記ポゴ座にポゴピンと呼ばれ
る接続端子が上方から圧接されるが、その圧接のために
基板300が変形するのをも防止している。
【0029】このような補強板500を設けることによ
って基板300の半導体集積回路600に対する平行度
がより確実に確保される。このため、各プローブ100
の先端の接触部110と半導体集積回路600の各電極
パッド610との間の距離が等しくなり、プローブ10
0の電極パッド610に対する接触圧を等しくすること
ができる。これにより、より正確な電気的諸特性の測定
が可能となる。
【0030】次に、具体的に導線400の配線について
説明する。例えば、プローブヘッド200は、同時に6
0個の半導体集積回路の電気的諸特性を測定するもので
あるとする。この場合には、プローブヘッド200は、
縦方向に10段、横方向に6列の合計60個の半導体集
積回路を同時に測定するようになっている。そして、図
2に示すように、右側から左側に向かってA、B、C、
D、E、Fというように振り分ける。また、図2に示す
ように、上側から下側に向かって1、2、3、4、5、
6、7、8、9、10というふうに振り分ける。
【0031】また、最も下層の第1層310のうち、開
口部301内において露出している部分を周方向に20
個のエリアに分割する。そして、各エリアをA1〜A1
0、F1〜F10というふうに振り分ける。すなわち、
図2に示すように、右側は時計周りにA1〜A10と
し、左側は反時計周りにF1〜F10とする。
【0032】また、第2層320のうち、開口部301
内において露出している部分を周方向に20個のエリア
に分割する。そして、各エリアをB1〜B10、E1〜
E10というふうに振り分ける。すなわち、図2に示す
ように、右側は時計周りにB1〜B10とし、左側は反
時計周りにE1〜E10とするのである。
【0033】さらに、第3層330のうち、開口部30
1内において露出している部分を周方向に20個のエリ
アに分割する。そして、各エリアをC1〜C10、D1
〜D10というふうに振り分ける。すなわち、図2に示
すように、右側は時計周りにC1〜C10とし、左側は
反時計周りにD1〜D10とするのである。
【0034】例えば、図3に示すように、プローブヘッ
ド200のF2の部分に取り付けられるプローブ100
は、第1層のエリアF2に露出した信号線312と導線
400によって接続される。このように、プローブヘッ
ド200の部分と、各エリアとは同名の部分同士が導線
400によって接続されるように構成されているのであ
る。
【0035】従って、この垂直型プローブカードの組立
工程では、同じ名前の部分同士を導線400で接続する
ようになる。組み立てに際しては、最も外側のプローブ
100を最も内側である第1層310のエリアに接続し
た後、外側から2番目のプローブ100を第2層320
のエリアに接続し、その後、最も内側のプローブ100
(外側から3番目のプローブ)を最も外側の第3層33
0のエリアに接続するのである。
【0036】このようにすると、図1に示すように、最
初に接続した導線400の上側にその後の導線400が
重なるようになるため、組立作業時に導線400同士が
からまるおそれが最も少ないのである。
【0037】なお、上述した実施の形態では、開口部3
01は円形であるとしたが、図7に示すように略矩形状
であってもよい。このように略矩形状に開口部301を
形成した方が、各導線400の長さのばらつきが小さく
なるという利点がある。
【0038】測定を繰り返すことによってプローブ10
0が破損した場合には、従来であれば、プローブヘッド
全体を交換することが必要であった。しかし、本発明の
実施の形態に係る垂直型プローブカードであれば、破損
したプローブ100から導線400を取り外し、新たな
プローブ100をプローブヘッド200に取り付け、そ
のプローブ100に取り外した導線400を改めて接続
することによって簡単に修理が可能である。
【0039】なお、上述した実施の形態では、基板30
0は第1層310〜第4層340の4層構造であるとし
たが、本発明がこれに限定されることはない。2層構造
でも3層構造でも、5層構造以上であってもよいことは
勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る垂直型プローブカードは、
測定対象物の電極パッドに接触する複数本のプローブ
と、このプローブが取り付けられるプローブヘッドと、
前記プローブと接続される信号線が形成された基板と、
前記信号線とプローブとを接続する導線とを備えてお
り、前記基板には開口部が設けられており、当該開口部
の縁部が内側に近い程低くなった略雛壇状に形成されて
おり、各層において前記信号線が露出している。
【0041】こ垂直型プローブカードであれば、略雛壇
状の開口部が設けられていない従来の基板より信号線を
配置する範囲が広くなる。従って、より多くの半導体集
積回路を同時に測定することが可能となる。すなわち、
従来のタイプより信号線間のピッチが大きくなるのであ
る。
【0042】また、前記信号線が千鳥状に配置されてい
ると、千鳥状に配置しなかった場合に比べて前記終端部
を大きく形成することができる。その結果、導線の接続
が容易になるという利点がある。
【0043】一方、上述したような基板を用いることに
よって上述したような利点をもった垂直型プローブカー
ドを構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドの要部の概略的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドの要部の概略的平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドの要部の概略的拡大平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドに用いられるプローブヘッドの概略的断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドに用いられるプローブヘッドの要部の概略的拡大断面
図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る垂直型プローブカー
ドに用いられる基板に露出した信号線の概略的拡大図で
ある。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る垂直型プローブ
カードの要部の概略的拡大平面図である。
【符号の説明】
100 プローブ 200 プローブヘッド 300 基板 301 開口部 400 導線 600 半導体集積回路(測定対象物) 610 電極パッド
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 垂直型プローブカード
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
電気的諸特性を測定する際に用いられる垂直型プローブ
カードに関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、基板を大型化させることなくより多くの半導体集積
回路の電気的諸特性の測定を同時に行うことができ、し
かもプローブの取り付けや交換が容易で、半導体集積回
路の動作周波数の高速化に伴う諸問題(以下、クロスト
ーク等と略す)にも対応した垂直型プローブカードを提
供することを目的としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る垂直型プロ
ーブカードは、測定対象物の電極パッドに接触する複数
本のプローブと、このプローブが取り付けられるプロー
ブヘッドと、前記プローブと接続される信号線が形成さ
れた基板と、前記信号線とプローブとを接続する導線と
を備えており、前記基板には開口部が設けられており、
当該開口部の縁部が内側に近いほど低くなった略雛壇状
に形成されており、各層において前記信号線が露出し、
プローブと信号線との導線による接続は、外側に位置す
るプローブほど内側に位置する信号線に接続されるよう
になっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【発明の効果】本発明に係る垂直型プローブカードは、
測定対象物の電極パッドに接触する複数本のプローブ
と、このプローブが取り付けられるプローブヘッドと、
前記プローブと接続される信号線が形成された基板と、
前記信号線とプローブとを接続する導線とを備えてお
り、前記基板には開口部が設けられており、当該開口部
の縁部が内側に近いほど低くなった略雛壇状に形成され
ており、各層において前記信号線が露出し、プローブと
信号線との導線による接続は、外側に位置するプローブ
ほど内側に位置する信号線に接続されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】この垂直型プローブカードであれば、略雛
壇状の開口部が設けられていない従来の基板より信号線
を配置する範囲が広くなる。従って、より多くの半導体
集積回路を同時に測定することが可能となる。すなわ
ち、従来のタイプより信号線間のピッチが大きくなるの
である。また、この垂直型プローブカードでは、プロー
ブと信号線との導線による接続は、外側に位置するプロ
ーブほど内側に位置する信号線に接続されている。この
ようにすると、最も内側に位置する信号線と最も外側に
位置するプローブとを導線で接続した後に、次に内側に
位置する信号線と次に外側に位置するプローブとを導線
で接続するというように順番に接続することで、それま
でに接続した導線の上側に次の導線を重ねることができ
る。よって、組立作業時に導線同士がからむおそれが最
も少ない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、この垂直型プローブカードの前記プ
ローブヘッドは、下方に向かって開放した凹部を有する
ベース部と、前記凹部に取り付けられる固定部とを備え
ており、前記固定部はプローブが貫通する貫通孔が開設
されており、前記プローブには接触せず、グランドに落
とされたシールド層が形成された下側セラミックス板を
有している。さらに、この垂直型プローブカードの前記
導線は、絶縁被覆が形成された銅線の表面に銅コートを
施したものであり、前記銅コートをグランドに落として
いる。このようなプローブヘッドや導線を用いることに
よって、作動周波数が高い半導体集積回路の測定の際の
クロストーク等を防ぐことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 浩 兵庫県尼崎市西長洲町2丁目5番13号 日 本電子材料株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA02 AA17 AB06 AC05 AC14 AC32 AE03 AF05 AF07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の電極パッドに接触する複数
    本のプローブと、このプローブが取り付けられるプロー
    ブヘッドと、前記プローブと接続される信号線が形成さ
    れた基板と、前記信号線とプローブとを接続する導線と
    を具備しており、前記基板には開口部が設けられてお
    り、当該開口部の縁部が内側に近い程低くなった略雛壇
    状に形成されており、各層において前記信号線が露出し
    ていることを特徴とする垂直型プローブカード。
  2. 【請求項2】 前記信号線は、千鳥状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の垂直型プローブカー
    ド。
  3. 【請求項3】 開口部が開設された基板であって、開口
    部の縁部が内側に近い程低くなった略雛壇状に形成され
    ており、各層においてプローブに接続される信号線が露
    出していることを特徴とする垂直型プローブカードに用
    いられる基板。
  4. 【請求項4】 前記信号線は、千鳥状に配置されている
    ことを特徴とする請求項3記載の垂直型プローブカード
    に用いられる基板。
JP10353879A 1998-11-27 1998-11-27 垂直型プローブカード Pending JP2000162239A (ja)

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