JP2000161339A - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント

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JP2000161339A
JP2000161339A JP10340328A JP34032898A JP2000161339A JP 2000161339 A JP2000161339 A JP 2000161339A JP 10340328 A JP10340328 A JP 10340328A JP 34032898 A JP34032898 A JP 34032898A JP 2000161339 A JP2000161339 A JP 2000161339A
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JP
Japan
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bearing
housing
ball
flange
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP10340328A
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English (en)
Inventor
Akira Nemoto
明 根本
Yoshiyuki Yokoyama
佳幸 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化をはかり、加工工数も減少できるボー
ルジョイントを提供する。 【構成】 1. 球状の球頭部と球頭部から突出する柄
部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭
部を揺動回動自在に包持し一方に開口を有するベアリン
グと、ベアリングを内包し一方にボールスタッドの柄部
を突出させる開口を有するハウジングとからなるボール
ジョイントにおいて、ハウジングは反開口側端部に穴部
を有し、ベアリングは開口から連続する円筒部と、円筒
部の反開口側端面から軸線方向に突出する軸部と、軸部
から連続し軸線垂直方向に延出するフランジ部とを有
し、ベアリングは、ハウジングの穴部からフランジ部を
突出させ、回転させることにより、ベアリングをハウジ
ングに固定させた。2. ハウジングの穴部とベアリン
グのフランジ部が略同一形状である。3. ベアリング
のフランジ部はボールスタッドの球頭部側に突起を有
し、ハウジングは反開口側に凹部を有し、ベアリングの
突起はハウジングの凹部に嵌合する。4. ベアリング
の軸部は円柱である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の懸架装
置等に使用されるボールジョイントに関する。
【0002】自動車の懸架装置の連結部には、以前より
ボールジョイントが頻繁に使用されていた。このような
ボールジョイント101は、図6に示す如く、一般に球
状の球頭部104とその球頭部104から突出する柄部
103を有するボールスタッド102と、ボールスタッ
ド102の球頭部104を包持するベアリング105
と、ベアリング105を支持し、一方に小開口113、
他方に大開口114を有するハウジング112と、ハウ
ジング112の大開口114にかしめ固定される閉止板
120と、一方小開口117がボールスタッド102の
柄部103外周に、他方大開口118が周状のサークリ
ップ118aによりハウジング112の外周に各々装着
されるブーツ116とを備えている。
【0003】上記の如きボールジョイント101は部品
点数が多いため重量が重くなり、さらに加工工数も多く
かかっていた。
【0004】上記の如き問題を解決するため、図7に示
される如きボールジョイント201が考えられる。この
ボールジョイント201はハウジング212の反開口側
端部に複数の孔214が設けられ、ベアリング205の
反開口側端面211にハウジング212の孔214に挿
入可能でハウジング212の孔214と同数の円柱状突
起が設けられ、このベアリング205の円柱状突起をハ
ウジング212の孔214に挿入した後孔214の外側
に突出させ、そのベアリング205の円柱状突起の突出
した部分をかしめて、そのかしめ部210によりベアリ
ング205をハウジング212に固定させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き構造のボー
ルジョイント201はボールジョイント101と比較し
て部品点数は減少しているが、ベアリング205の円柱
状突起がハウジング212の孔214から突出した部品
をかしめなければならないため、加工工数は減少してい
ないということがあった。
【0006】よって本発明は上記の如き課題を解決し、
軽量化をはかり、加工工数も減少できるボールジョイン
トを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は以下の通
りである。
【0008】1. 球状の球頭部と球頭部から突出する
柄部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球
頭部を揺動回動自在に包持し一方に開口を有するベアリ
ングと、ベアリングを内包し一方にボールスタッドの柄
部を突出させる開口を有するハウジングとからなるボー
ルジョイントにおいて、ハウジングは反開口側端部に穴
部を有し、ベアリングは開口から連続する円筒部と、円
筒部の反開口側端面から軸線方向に突出する軸部と、軸
部から連続し軸線垂直方向に延出するフランジ部とを有
し、ベアリングは、ハウジングの穴部からフランジ部を
突出させ、回転させることにより、ベアリングをハウジ
ングに固定させた。
【0009】2. ハウジングの穴部とベアリングのフ
ランジ部が略同一形状である。
【0010】3. ベアリングのフランジ部はボールス
タッドの球頭部側に突起を有し、ハウジングは反開口側
に凹部を有し、ベアリングの突起はハウジングの凹部に
嵌合する。
【0011】4. ベアリングの軸部は円柱である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例によるボールジョ
イント1を表す。図において、2はボールスタッドで、
球状の球頭部4とその球頭部4から突出し、雄ネジ部が
形成される柄部3とを有し、この柄部3の雄ネジ部には
ナット9が螺合され、所定位置にナット9を固定する。
また5は合成樹脂製のベアリングで、図5の(ア)に示
す如く一方に開口6を有し、この開口6から連続し、外
周に後記するブーツ16を装着するためのブーツ装着部
25を有する円筒部7と、この円筒部7の反開口側端面
11から軸線方向に突出する円柱状の軸部8と、この軸
部8から連続し軸線垂直方向に延出するフランジ部9と
からなり、このフランジ部9は図5の(イ)に示す如く
軸部8と同径の円部9aとこの円部9aから軸線垂直方
向に同一直線上に延出する平板部9bとからなる略長方
形状をしており、平板部9bの長手方向端部にボールス
タッド2の球頭部4側へ突出する2つの突起10,10
が軸部8を挟んで対向する位置に形成される。このベア
リング5の外側にはカップ状のハウジング12が配置さ
れる。ハウジング12は図4に示す如く、一方に開口1
3を有し、反開口側端部に底部21を有する。このハウ
ジング12の底部21にはベアリング5のフランジ部9
と略同形で貫通する穴部14が形成され、底部21外側
にベアリング5の突起10,10と略同形の凹部15,
15が同位置に形成される。16はブーツで、一方小開
口17がボールスタッド2の柄部3外周に、環状の補強
環19が埋設された他方大開口18がベアリング5のブ
ーツ装着部25に各々装着されている。30は棒状のロ
ッドで,ハウジング12の外周に溶着されている。
【0014】次に上記ボールジョイント1の組立方法を
説明する。まずボールスタッド2の球頭部4が嵌装され
たベアリング5をフランジ部9側を先頭にハウジング1
2の開口13からハウジング12内へ圧入する。このと
きベアリング5のフランジ部9とハウジング12の穴部
14とは略同形であるため,ベアリング5のフランジ部
9とハウジング12の穴部14を合致させてフランジ部
9を挿通させ図3に示す如く穴部14から突出させる。
その後ベアリング5のフランジ部9を治具を用いて周方
向に押進しベアリング5を軸部8を中心に回転させる。
そしてベアリング5回転中、ベアリング5の突起10が
ハウジング12の凹部15に嵌合し、ベアリング5とハ
ウジング12は固定され、ボールジョイント1の組立は
完成する。
【0015】上記の如き構成のボールジョイント1によ
れば、ベアリング5が反開口側端面11に軸部8とフラ
ンジ部9を有し、ハウジング12が反開口側端部に穴部
14を有しているので、ハウジング12の穴部14から
ベアリング5のフランジ部9を突出させた後ベアリング
5を回転させて、ハウジング12とベアリング5を固定
することができる。またベアリング5のフランジ部9と
ハウジング12の穴部14は略同形であるため、ベアリ
ング5のフランジ部9をハウジング12の穴部14から
突出させ回転させた後は、ベアリング5のフランジ部9
をハウジング12の穴部14の形状が合致しないとベア
リング5のフランジ部9がハウジング12の穴部14か
ら抜脱しない。更に、ベアリング5のフランジ部9はボ
ールスタッド2の球頭部4側に突出する突起10を有し
ておりハウジング12は反開口側端面に凹部15を有し
ているのでベアリング5の突起10はハウジング12の
凹部15に嵌合され、固定することができる。加えて、
ベアリング5の軸部8は円柱であるため、ハウジング1
2の穴部14の形状に影響されずに、ベアリング5の軸
部8が回転することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、球状の球
頭部と球頭部から突出する柄部とを有するボールスタッ
ドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持し
一方に開口を有するベアリングと、ベアリングを内包し
一方にボールスタッドの柄部を突出させる開口を有する
ハウジングとからなるボールジョイントにおいて、ハウ
ジングは反開口側端部に穴部を有し、ベアリングは開口
から連続する円筒部と、円筒部の反開口側端面から軸線
方向に突出する軸部と、軸部から連続し軸線垂直方向に
延出するフランジ部とを有し、ベアリングは、ハウジン
グの穴部からフランジ部を突出させ、回転させることに
より、ベアリングをハウジングに固定させたので、かし
め加工をする必要がないので、ボールジョイントの加工
工程を少なくできる。また、ハウジングの穴部とベアリ
ングのフランジ部が略同一形状であるので、ベアリング
のフランジ部をハウジングの穴部から突出させ回転させ
た後は、ベアリングのフランジ部とハウジングの穴部の
形状が合致しないとベアリングのフランジ部がハウジン
グの穴部から抜脱しないため、ベアリングがハウジング
から容易に抜脱することははない。加えてベアリングの
フランジ部はボールスタッドの球頭部側に突起を有し、
ハウジングは反開口側に凹部を有し、ベアリングの突起
はハウジングの凹部に嵌合するため、ベアリングの突起
はハウジングの凹部に嵌合され、固定することができる
ので、ベアリングが回転することはない。さらに、ベア
リングの軸部は円柱であるので、ハウジングの穴部の形
状に影響されずに、ベアリングの軸部が回転することが
できるため、ベアリングの回転を容易に行うことがで
き、加えて、軸部を太くすることができるため強度が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるボールジョイントを表す
部分断面正面図である。
【図2】図1のA−A断面底面図である。
【図3】本発明の実施例によるボールジョイントを表
し、ハウジングの穴部にベアリングが嵌合したときの状
態を、図1のA−A断面から見た底面図である。
【図4】本発明の実施例によるボールジョイントに用い
られるハウジングを表し、(ア)は部分断面正面図で、
(イ)は底面図である。
【図5】本発明の実施例によるボールジョイントに用い
られるベアリングを表し、(ア)は断面正面図で、
(イ)は(ア)のB−B断面平面図である。
【図6】従来のボールジョイントを表す部分断面正面図
である。
【図7】従来の他のボールジョイントを表す部分断面正
面図である。
【符号の説明】
1 ボールジョイント 2 ボールスタッド 3 柄部 4 球頭部 5 ベアリング 6 (ベアリング)開口 7 円筒部 8 軸部 9 フランジ部 11 (ベアリング)反開口側端面 12 ハウジング 13 (ハウジング)開口 14 穴部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状の球頭部(4)と該球頭部(4)か
    ら突出する柄部(3)とを有するボールスタッド(2)
    と、該ボールスタッド(2)の球頭部(4)を揺動回動
    自在に包持し一方に開口(6)を有するベアリング
    (5)と、該ベアリング(5)を内包し一方に前記ボー
    ルスタッド(2)の柄部(3)を突出させる開口(1
    3)を有するハウジング(12)とからなるボールジョ
    イント(1)において、前記ハウジング(12)は反開
    口側端部に穴部(14)を有し、前記ベアリング(5)
    は開口(6)から連続する円筒部(7)と、該円筒部
    (7)の反開口側端面(11)から軸線方向に突出する
    軸部(8)と、該軸部(8)から連続し軸線垂直方向に
    延出するフランジ部(9)とを有し、該ベアリング
    (5)は、前記ハウジング(12)の穴部(14)から
    フランジ部(9)を突出させ、回転させることにより、
    該ベアリング(5)を前記ハウジング(12)に固定さ
    せたことを特徴とするボールジョイント。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング(12)の穴部(14)
    と前記ベアリング(5)のフランジ部(9)が略同一形
    状であることを特徴とする請求項1記載のボールジョイ
    ント。
  3. 【請求項3】 前記ベアリング(5)のフランジ部
    (9)は前記ボールスタッド(2)の球頭部(4)側に
    突起(10)を有し、前記ハウジング(12)は反開口
    側に凹部(15)を有し、前記ベアリング(5)の突起
    (10)は前記ハウジング(12)の凹部(15)に嵌
    合することを特徴とする請求項1及び2記載のボールジ
    ョイント。
  4. 【請求項4】 前記ベアリング(5)の軸部(8)は円
    柱であることを特徴とする請求項1乃至3記載のボール
    ジョイント。
JP10340328A 1998-11-30 1998-11-30 ボールジョイント Pending JP2000161339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101263897B1 (ko) 2012-01-18 2013-05-13 전현철 자가발전 블록
JP2020531757A (ja) * 2017-08-16 2020-11-05 マルチマティック インコーポレーテッドMultimatic Inc. ボールジョイントとその製造方法

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