JP2000157815A - バッグフィルタ装置 - Google Patents

バッグフィルタ装置

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JP2000157815A
JP2000157815A JP10366038A JP36603898A JP2000157815A JP 2000157815 A JP2000157815 A JP 2000157815A JP 10366038 A JP10366038 A JP 10366038A JP 36603898 A JP36603898 A JP 36603898A JP 2000157815 A JP2000157815 A JP 2000157815A
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bag filter
retainer
filter device
air
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信作 上村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/02Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material
    • B01D46/06Particle separators, e.g. dust precipitators, having hollow filters made of flexible material with means keeping the working surfaces flat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2275/00Filter media structures for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D2275/20Shape of filtering material
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リテーナの脱着を短時間で行い、作業効率を
向上させる。 【解決手段】 ハウジング1aの内部のセルプレート3
に格子状に多数開口形成された通孔2に、濾布4を被着
させたリテーナ5を挿入装着した後、リテーナ5上部開
口部にエアーガイド6を挿入し、エアーガイド6の上部
をエアーガイド押え部材7で押える。エアーガイト押え
部材7にある取付プレート72を挟んでノブナット80
を両ボルト82にねじ込んで、セルプレート3に固定す
る。取付プレート72の中央部に、固定リング73でノ
ズル10を取り付け、接続ホース9を介して高圧エアー
供給コネクタ14に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッグフィルタ装置
に関し、詳しくは、リテーナの取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特許第2634042号公報「バッグフ
ィルタ装置」に示す発明において、その第5図(a)に
外部脱着式のバッグフィルタ支持装置、図5(b)に内
部脱着式のバッグフィルタ支持装置が開示されている。
【0003】また、本発明者は、外部脱着式バッグフィ
ルタ支持装置について、図22(a),(b)に示す通
り、セルプレート503が集塵機ハウジング501aを
清浄エアー側空間Sと粉粒体を含んだ含塵エアー側空間
Fに区画し、取付用の通孔502はセルプレート503
の格子状態位置に開口形成した改良型のリテーナ取付構
造を提案した。このリテーナ取付構造は、図22
(a),(b)に示す通り、外部脱着式と呼ばれ、上方
から筒形状のリテーナ505をセルプレート503に脱
着するものである。図22(a)では、下側領域はリテ
ーナ505が取り付けられていない状態(7個の通孔5
02)、右上領域は、リテーナ505が取り付けられた
状態(6個のエアーガイド506)、エアーガイド50
6が装着される直前の状態(6個のリテーナ505)を
それぞれ示す。またノズル510は逆洗運転時に高圧エ
アーをバッグフィルタに噴射するものであり、コネクタ
ナット514(ユニオン)はノズル510の端部が取り
つけられるものである。
【0004】リテーナ505の開口端部に外側から内側
に所要径の濾布504を巻き込み、濾布504の外周端
部をバンドで止め、小判形状で筒状のエアーガイド50
6を上から差し込んで固定する。取付ボルト507bは
通孔502間にあるセルプレート503の裏に配置さ
れ、その上端ねじ込み部507aを上部に突設したもの
である。小判状のクランプ508は、中央部に通孔が形
成され、この通孔を先端ねじ込み部507aが貫通し、
これにノブナット509がねじ込まれて、クランプ50
8とセルプレート503でリテーナ505とエアーガイ
ド506を挟んで固定するものである。
【0005】ところが、上記従来技術ではリテーナ50
5の脱着作業が煩雑である。即ち、濾布504の交換や
メンテナンスなどでリテーナ505を装着する場合、セ
ルプレート503に横5列、縦4列で合計20箇所の通
孔502が設けられているため、濾布504をバンドで
被着させたリテーナ505を20箇所の通孔502に全
て装着し、エアーガイド506を上からリテーナ505
に差し込み、取付ボルト507bの先端ねじ込み部50
7aに回転自在に嵌め込まれているクランプ508を約
90度回して両端で二箇所のエアーガイド506の端を
同時に押え、先端ねじ込み部507aにノブナット50
9をねじ込んで固定しなければならず、こうした作業を
24箇所しなければならない。さらに、パイプレンチ
で、5本のノズル510をコネクタナット514で配管
に接続する。一方、リテーナ505を交換する場合に
は、前記と逆の作業をしなければならない。これが、よ
り大型の集塵機や複数の集塵機を備えた機器の場合、設
置作業やメンテナンス(リテーナ505の脱着作業等)
に沢山の作業員と多くの作業時間を消費することにな
り、機器の稼動率が低下してランニングコストが大きく
なるおそれがある。また、製粉工場等の屋外の出荷セク
ションなどで用いるローダー機能付フィルタ装置などの
場合、悪環境化での作業を強いることになる。
【0006】さらに、クランプ508などの取付部がリ
テーナ505の中間にあるため、セルプレート503を
分割できず、1枚板とせざるをえない。そのため、強度
確保の観点から、材質をステンレスや鉄とし、板厚を増
やすか、フラットバー、アングル等をセルプレート50
3に溶接して補強するなどの構造を取らざるを得ない。
したがって、セルプレート503ひいては装置全体の軽
量化が困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の請求
項1ないし請求項6は、リテーナを脱着する際に、短時
間で容易に交換作業ができるようにしたバッグフィルタ
装置の提供を目的としたものである。また、セルプレー
トの分割を可能とすることでバッグフィルタ装置の軽量
化も目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、内部空間を清浄エアー側空間と含塵エ
アー側空間に区画するセルプレートに所定方向に配列さ
れた複数の通孔を設け、該通孔に濾布とリテーナと装着
してエアーガイドを差込み、該エアーガイドをエアーガ
イド押え部材で押え、該エアーガイド押え部材を脱着部
材によって脱着自在に前記セルプレートに取り付け、前
記エアーガイド押え部材と逆洗用のノズルとを一体に回
動可能とし、前記リテーナが前記清浄エアー側空間から
脱着される構造であることを特徴とするバッグフィルタ
装置である。これにより、エアーガイドを固定するため
取付構造を簡素化し、ノズルを取り付けたままでリテー
ナの脱着ができ、上記課題が達成できる。
【0009】請求項2記載の発明は、内部空間を清浄エ
アー側空間と含塵エアー側空間に区画する、所定方向に
配列された複数の通孔を有するセルプレートと、濾布が
装着されて、前記通孔に前記清浄エアー側空間から挿通
されるリテーナと、前記濾布が装着された前記リテーナ
に前記清浄エアー側空間から装着されるエアーガイド
と、該エアーガイドを前記清浄エアー側空間から押える
エアーガイド押え部材と、該エアーガイド押え部材に取
り付けられ、一端部に可撓性のホースが接続された逆洗
用のノズルと、前記エアーガイド押え部材を前記セルプ
レートに脱着する脱着部材と、を備えたことを特徴とす
るバッグフィルタ装置である。これにより請求項1と同
様の課題が達成できる。
【0010】請求項1及び2において、バッグフィルタ
装置は、集塵機能を備えたものであるが、粉粒体ローダ
ー装置、粉粒体受入装置等と合体して機能が複合化され
たものでもよい。また、清浄エアー側空間と含塵エアー
側空間は、室に限らず、外部あるいは、外部装置に開放
されたものでもよい。リテーナの形態は特に限定される
ものではないが、平面から見て横方向の幅が前後方向の
幅よりも長いものが例示できる。濾布も同様であるが封
筒状のものが例示できる。エアーガイドは、ノズルから
のエアーを案内するものである。脱着部材は、ボルト・
ナットによる連結が例示できる。例えば、ノブナット、
アイナット、ノブボルト等である。
【0011】請求項3記載の発明は、前記セルプレート
を分割し、該分割されたセルプレートの周縁を前記清浄
エアー側空間に折り曲げ、該折り曲げられた部分を取付
部材で脱着自在に連結可能としたことを特徴とする請求
項1又は2記載のバッグフィルタ装置である。これによ
り、請求項1と同様の課題が達成される上、強度を損な
うことなくセルプレートの板厚を薄くして、バッグフィ
ルタ装置の軽量化を実現できる。
【0012】請求項4記載の発明は、前記エアーガイド
押え部材は、立設された板からなるフレームを備えたこ
とを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のバッ
グフィルタ装置である。これにより、エアーガイドを出
入するエアーの抵抗を減少させることができる
【0013】請求項5記載の発明は、前記脱着部材は、
前記セルプレートに固定された第1脱着部材と、該第1
脱着部材と脱着可能な第2脱着部材と、前記第1脱着部
材と前記第2脱着部材に介装される押えプレートと、か
らなることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記
載のバッグフィルタ装置である。これにより、請求項1
と同様の課題が達成される上、結合強度が増大する。
【0014】請求項6記載の発明は、前記押えプレート
が隣設された押えプレートと部分的に重なり合い、該重
なり合い部分で前記第1脱着部材と第2脱着部材とが係
脱可能なことを特徴とする請求項5に記載のバッグフィ
ルタ装置である。これにより、請求項1と同様の課題が
達成される上、前記第1脱着部材と第2脱着部材の個数
をさらに減少させることができ、作業も容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のバッ
グフィルタ装置1を図面を参照して説明する。図1及び
図2に示す通り、バッグフィルタ装置1は、ハウジング
1aの内部空間を清浄エアー側空間Sと含塵エアー側空
間Fに区画し複数の通孔2を有するセルプレート3(バ
ッグフィルタ支持板)と、濾布4が装着されて通孔2に
清浄エアー側空間Sから挿通されるリテーナ5と、濾布
4が装着されたリテーナ5に清浄エアー側空間Sから装
着されるエアーガイド6と、エアーガイド6を清浄エア
ー側空間Sから押えるエアーガイド押え部材7と、エア
ーガイド押え部材7をセルプレート3に脱着する脱着部
材8と、エアーガイド押え部材7に取り付けられ、一端
部にビニールパイプなどの可撓性の接続ホース9が接続
された逆洗用のノズル10と、を備えている。特徴的な
ことは、エアーガイド押え部材7と逆洗用のノズル10
とを一体に回動可能させ、リテーナ5が清浄エアー側空
間Sから脱着される構造である。以下、詳細に説明す
る。
【0016】リテーナ5を図7〜図9を参照して説明す
る。リテーナ口縁部にある取付用リング50は、1本の
棒材を曲げ加工してその前後部を平行部50aに形成
し、その左右両側部を半弧部50bに曲成加工した略小
判形状のリング形態とし、平面から見て、リテーナ5の
前後の幅Mよりも左右の幅Nを広く形成している。取付
用リング50に固定された案内筒51は、その前後部を
平行面51aに形成し、その左右両側部を半弧状の円弧
面51bに曲成加工した略小判形状の筒形態としてい
る。連結杆52は上端を案内筒51に固定した長尺棒状
のものであって、平行面51a側の中央位置52aと左
右両側位置52b、52c、円弧面51b側の中央位置
52dに合計8本程度配設している。補強リング53
は、連結杆52の長手方向に間隔毎に配設固定し、取付
用リング50と同様に、1本の棒材を曲げ加工してその
前後部を平行部53aに形成し、その左右両側部を半弧
部53bに曲成加工した略小判形状のリング形態として
いる。キャップ54は連結杆52の下端部に装着固定さ
れたものであって、取付用リング50、案内筒51、補
強リング53等と同様に略小判形状の蓋形態としてい
る。これによって、リテーナ5は平面から見て全体を略
小判形状とした格子状骨枠体に構成している。
【0017】エアーガイド6は、図6(a),(b),
(c)に示す通り、プラスチックで一体成形されたもの
で、平面から見て略小判状に形成された薄肉の筒60
と、側面から見て筒60中央部よりやや上部に周設され
たフランジ61と、フランジ61の上面と筒60の上部
側面とを接続する、複数の三角形状の立設されたリブ6
2と、フランジ61の裏面に設けられ、リテーナ5の取
付用リング50が嵌合される凹み63とを備えている。
集塵運転の際、エアーガイド6をエアーが下方から上方
へ流れ、逆洗運転の際、エアーが上方から下方へ流れ
る。
【0018】エアーガイド押え部材7は、図1及び図2
に示す通り、セルプレート3上に6箇所一列に並んでい
るエアーガイド6の上部を一度に押えるものである。こ
のエアーガイド押え部材7は、図10(d),(f)、
(g)に示す通り、長辺と短辺の板材を立設状態で組み
合わせて横長の押えフレーム70に形成され、長手方向
の端部左側にU字状の切欠71を設けた2枚の取付プレ
ート72が、押えフレーム70と直交して間隔を置いて
固定されている。また、各取付プレート72の中央部分
には、2個の取付孔74が設けられている。
【0019】脱着部材8は、図1ないし図5に示す通
り、エアーガイド押え部材7をセルプレート3に脱着す
るものである。脱着部材8は、ノブナット80と(図
4、図5参照)、ノブナット80に装着されるワッシャ
81と(図5参照)、上端と下端に雄ねじが切られた両
ボルト82と、両ボルト82の下端と螺着可能なナット
83とから構成されている。両ボルト82の下端はセル
プレートの孔(図示略)に挿通されて下側からナット8
3で螺着され、上端はエアーガイド押え部材7の切欠7
1に下側から挿通され、上側からワッシャ81を介挿さ
せてノブナット80で螺着させる(図3、図4
(a))。また、ノズル10を挿通させた固定リング7
3の下端部を上側から取付孔74(図10(d)参照)
に挿通させて、ナット75で螺着させる。
【0020】ノズル10は、高圧エアーをエアーガイド
6に向かって噴射するものである。図10(a),
(b),(c)に示す通り、断面円形とされ、下面に小
孔10aが所定間隔でエアーガイド6の中央に対応する
位置に開けられ(図1参照)、エアーが下方に向かって
噴出するようになっている。また、ノズル10の基端部
に、図10(c)に示す通り、段部が設けられ、接続ホ
ース9(図10(j)参照)の一端部が差し込まれ、接
続ホース9の他端は接続ノズル11が差し込まれ、接続
ホース9の両端部を2箇所バンド12(図2参照)で巻
いて固定してある。接続ノズル11は、高圧エアー供給
コネクタ14(図1参照)に接続されている。尚、小孔
10aにパイプ又はノズルを下方に向かって接続するこ
とも可能である。
【0021】粉粒体用のバッグフィルタ装置1は、清浄
エアー側空間Sの出口と連通したブロア(図示略)によ
って、清浄エアーを吸引すると、含塵エアー側空間Fの
入口から含塵エアーがハウジング1a内に引き込まれ
る。その粉塵の多くは濾布4に吸着される。その際、濾
布4の形状は、連結杆52に掛け渡されて凹成した状態
を呈する。一方、適宜、ノズル10から瞬間的に高圧の
逆洗エアーがリテーナ5に噴射され、濾布4が瞬間的に
略楕円状に膨張することで、逆洗エアーが波動状、脈動
状に濾布4を伝播し、捕集した粉塵を濾布から払い落と
す逆洗運転を行う。
【0022】また、リテーナ5の交換は次のように行わ
れる。リテーナ5の1列について、四箇所のノブナット
80を緩めて両ボルト82から取り外すだけで、エアー
ガイド6の上部を押さえているエアーガイド押え部材7
が解放される。そして、図11に示す通り、エアーガイ
ド押え部材7の左端部を持ち上げると、矢印のように、
ノズル10に取りつけられている接続ホース9を支点に
してエアーガイド押え部材7とノズル10とが時計方向
に一体になって回動する。こうすることで、エアーガイ
ド6は矢印のように上方に取り外しが可能になるため、
リテーナ5の脱着が簡単に行える。
【0023】したがって、バッグフィルタ装置1によれ
ば、図22に示す従前の装置と比べ、5本のノズル51
0を取り外す必要はなく、また、従前の装置では、ノブ
ナット509を36箇所脱着する必要があるところ、こ
れと比較してかなり少ない20箇所のノブナット80を
外すだけで簡単に脱着交換ができる。これにより、沢山
の作業員と多くの作業時間を消費していた濾布4等の設
置やメンテナンス(交換作業等)が極めて容易になり、
機器の稼動率を向上させてランニングコストを小さく抑
えることが可能になった。また、製粉工場等の出荷セク
ションなどで実際にメンテナンスを実施する場合に、濾
布4等の交換作業が簡単で、夏の炎天下や冬の厳冬下な
ど悪環境化でも作業員に優しい人間工学的に優れた装置
である。
【0024】以上、第1実施形態のバッグフィルタ装置
1を説明したが、より小型のバッグフィルタ装置101
を図12を参照して説明する。リテーナの取付構造は説
明を援用する。このバッグフィルタ装置101は、ビン
マウントフィルタと呼ばれるもので、サイロ上やチェッ
クビン上、既設機器へ直接取り付けされるものである。
該装置101は、円筒状の本体101aを備え、セルプ
レート103に濾布104とリテーナ105が外部式脱
着可能に装着され、セルプレート103近傍に逆洗エア
ーをオン・オフする電磁弁付ダイアフラム弁121と、
該弁121等を制御するシーケンスコントローラ122
が設けられ、上部に開閉可能な点検扉123とマノスタ
ーゲージ124とを備えたヘッド125が設置され、ヘ
ッド125にファン126が接続されている。本体10
1aの下部にはフランジ127が取り付けられている。
なお、128はエアー接続口である。このバッグフィル
タ装置101は前述と同様な作用効果を生じる。図13
に示すバッグフィルタ装置201も上記を丸型にしたも
のであり同様の構造であるから、対応する部品番号に1
00番を付加して200番台とし、単に図示するに止
め、説明は割愛する。
【0025】以上のバッグフィルタ装置1,101,2
01では、一台に対して一枚板のセルプレート3,10
3,203を用いた、比較的小型、中型のバッグフィル
タ装置について説明したが、次に、第2実施形態であ
る、より大型のバッグフィルタ装置301について図1
4ないし図21を参照して説明する。
【0026】第2実施形態のバッグフィルタ装置301
は、粉粒体ローダー部320と合体させたものであり、
図18の通り、粉粒体をダンプトラック390に積み込
む際に発生する粉塵を防ぐものである。バッグフィルタ
装置301では、セルプレート303が3つに分割され
て連結され、取付構造をさらに簡素化したものである。
異なる構成を中心として説明し、共通する部分について
は説明は援用する。
【0027】本実施形態のセルプレート303は、図1
7に示す通り、連結用のフランジ330を外周面に90
度、折り曲げて形成した横長の一枚板である。小判形状
の通孔331が8箇所に一列に所定間隔で開口形成さ
れ、その内側周縁は下方に曲成され、案内筒332とな
り、そこに濾布304を被せたリテーナ305を挿入す
るものである。フランジ330には連結用の孔335が
複数設けられ、孔335にボルト336を通し、ナット
337で連結することで、3枚のセルプレート303が
連結されて1枚のセルプレート303が形成される。セ
ルプレート303によりハウジング301aの内部空間
を清浄エアー側空間Sと含塵エアー側空間Fに区画して
いる。
【0028】通孔302、濾布304、リテーナ30
5、エアーガイド306は、第1実施形態と構造は同じ
であるので、説明は省略する。
【0029】エアーガイド押え部材307は、図14及
び図15に示す通り、セルプレート303上に8箇所一
列に並んでいるエアーガイド306の上部を一度に押さ
えるものである。このエアーガイド押え部材307は、
図16(a)〜(d)に示す通り、長辺と短辺の板材を
立設状態で組み合わせて横長の押えフレーム370と
し、孔371の開いた複数の山形のノズル通しプレート
373を備え、孔371に左端部が閉じたノズル310
が挿通されて溶接で一体化したものである。ノズル31
0には小孔310aが設けられ、エアーが下方に噴出す
る。
【0030】図16(e),(f)に示す取付プレート
372は、エアーガイド押え部材307とは別体とさ
れ、ノズル通しプレート373の上面に適合した山形に
形成されている。この取付プレート372長手方向の端
部右側にU字状の切欠371aと、反対側に孔371b
とを設けた2枚の取付プレート372とを備えている。
取付プレート372は、1つの押えフレーム370につ
いて、それと直交して間隔を置いて2枚配置されて、合
計は6枚が必要となり、隣設された取付プレート372
の長手方向端部は切欠371a、孔371bが重なり合
うように長さが設定されている(図14参照)。
【0031】脱着部材308は、図14及び図15に示
す通り、エアーガイド押え部材307をセルプレート3
03に脱着するものである。脱着部材308は、ノブナ
ット380と、ノブナット380に装着されるワッシャ
381と、上端と下端に雄ねじが切られた両ボルト38
2(図16(g)参照)と、両ボルト382の下端と螺
着可能な立設される固定ピン383と、固定ピン383
の下部のねじ孔384を備えた切欠385をフランジ3
30に固定するボルト386、ナット387から構成さ
れている。両ボルト382の上端は取付プレート372
を介装させてノブナット380が螺着されている。図
中、左側2本の両ボルト382は取付プレート372が
2枚、右端の両ボルト382は1枚の取付プレート37
2が介装されている。両ボルト382の下端は固定ピン
383の螺子孔に螺着されている。両ボルト382は合
計8本、ノブナット380は合計6本が必要である。最
下端の螺子孔384は、ボルト386、ナット387で
セルプレート303に螺着されている。
【0032】ノズル310の基端部に、図14に示す通
り、段部が設けられ、接続ホース309の一端部が差し
込まれ、接続ホース309の他端はニップル311が差
し込まれ、接続ホース309の両端部を2箇所をバンド
312で巻いて固定してある。ニップル311は、高圧
エアー供給コネクタ314に接続されている。また、点
検ドア315が側面に設置され、ヒンジ316で開閉可
能となっており、固定金具317でロックできるように
なっている。
【0033】バッグフィルタ装置301の動作につい
て、集塵運転と、逆洗運転は第1実施形態と同様であ
る。また、リテーナ305の交換は次のように行われ
る。6箇所のノブナット380を緩めて、両ボルト38
2から取付プレート372を取り外すだけで、エアーガ
イド306の上部を押さえているエアーガイド押え部材
307が解放される。エアーガイド押え部材307の左
端部を持ち上げ、ノズル310に取りつけられている接
続ホース309を支点にしてエアーガイド押え部材30
7とノズル310とが時計方向に一体になって回動す
る。こうすることで、エアーガイド306は上方に取り
外しが可能になるため、リテーナ305の脱着が簡単に
行える。なお、一番下側の取付プレート372は、ボル
ト386が図14において手前側に倒れるようになって
いる。こうして、第1実施形態よりも少ない脱着回数に
より、リテーナ305の脱着が可能となる。
【0034】バッグフィルタ装置301の他の構成を図
18ないし図21を参照して説明する。バッグフィルタ
装置301は、アルミ板を組み合わせて箱型に構成した
ハウジング301a,301b,301cをそれぞれ備
えた、ローディングブロック403、バッグフィルタ4
05a,405b、ファンブロック407a,407b
を合計で7個連結し組み立てて、長尺の角箱に一体化し
た集塵機内蔵ユニットである。バッグフィルタ装置30
1は、ダンプトラック390の横幅と概ね同じであり、
その長さは、ダンプトラック390のコンテナ(ベッセ
ルともいう)の長さと概ね同様である。ハウジング30
1a,301b,301cを軽金属、例えば、アルミ板
で形成し、大型のものでも補強することなく設置するこ
とが可能であり、極力、溶接工程を省き、各ブロックに
設けてある内部折り曲げ材(図示略)をボルト・ナット
で接合することで各ブロックを結合して1つのユニット
として組み立てる工法により製造される。外部フランジ
のような突出部がほとんどなく、美観が向上する。
【0035】ローディングブロック403は、粉粒体を
ダンプトラック390にバラ出荷するため、上下方向に
伸縮自在な伸縮ローディングシュート402を備えたも
のである。バッグフィルタ405a,405bは、前述
の通りの取付構造を備えたバッグフィルタを横に配置し
たものであり、ハウジング内部に立設されたセルプレー
ト303によって、清浄エアー側空間Sと粉粒体を含ん
だ含塵エアー側空間Fに分割される。
【0036】図19、図20に示す通り、ファンモータ
406aは、バッグフィルタ405aで濾過されたエア
ーを吸い込み、ファンモータ406bは、バッグフィル
タ405bで濾過されたエアーを吸い込む。ノズル31
0が横方向に複数本、掛け渡されている。ノズル310
に高圧エアーを供給するエアー電磁バルブ420a,4
20bは、ローディングブロック403の側面に設けら
れている。内部清掃用のノズル421は、濾布304の
間に2本ずつ間隔を置いて互い違いに、バッグフィルタ
405a,405b内部の粉塵エアー側に複数段に横架
される。ノズル421は、軸方向に多数のスリットを設
けたパイプであり、モータ等からなる回転駆動部422
がその端部に設けられ(図20参照)、ノズル421に
高圧エアーが供給され、回転しながら、スリットからエ
アーが吹出し、ハウジング301bの内部表面に付着し
た粉粒体を吹き飛ばして、コンタミネーションを解決す
る。
【0037】図20に示す通り、吸引用のモータファン
406a,406bから吐出されたエアーを外部に排出
するため、エアーダクト418が形成されている。モー
タファン406a,406bは、ローディングブロック
403の右側にあるバッグフィルタ405bのエアーを
吸引し、一方、モータファン406aは、ローディング
ブロック403の左側にあるバッグフィルタ405aの
エアーを吸引する。吸引されたエアーがモータファン4
06a,406b、エアーダクト418を通り、左端部
内部において合流し、傾動可能なエアーカーテンノズル
414から排気されるようになっている。
【0038】ローディングブロック403は、その底面
ハウジングに丸型の開口426が設けられ、また、その
開口426を開閉する一対のフラップゲート408を備
えている。バッグフィルタ405a,405bは、その
下面に開口423が設けられ、その開口及びファンブロ
ック407a,407bの下面を開閉する一対のフラッ
プゲート409を備えている。モータファンブロック4
06aは、その前方の下端部及び後方の下端部に、防塵
フード410をそれぞれ備えている。フラップゲート4
08、409は、それぞれ、その下縁辺に短尺の防塵ビ
ニールシート411が取り付けられている。図21に示
す通り、装置底面には、シャフトカバー412の外側近
くにダンプトラック390の位置を感知するトラックセ
ンサ413a,413b,413cが1対ずつ対設して
取りつけられている。
【0039】図21に示す通り、各ブロックの底面に
は、各フラップゲート408,409のシャフト424
が収められているシャフトカバー412が固定されてい
る。各シャフト424は、各フラップゲート408,4
09と連結している。下面から見ると、図21に示した
通り、バッグフィルタ405a,405bの下方が開口
423になっており、フラップゲート408,409が
観音開き状に開いた場合、濾布304が外部に露出する
ようになっている。このバッグフィルタ405a,40
5bの開口423の開口端には、それぞれシャフト42
4を介して内側に二組のフラップゲート409が軸着さ
れていて、同期して開閉する。シャフト424は駆動モ
ータ425に接続されている。図21に示す通り、この
駆動モータ425はファンブロック407a、407b
の内部に取り付けられ、駆動モータ425によりフラッ
プゲート409が開閉される。一方、伸縮ローディング
シュート402を備えたローディングブロック403の
下面は、円形の開口426が形成され、この開口426
を挟むように、シャフト427を介して1組のフラップ
ゲート408が軸着されている。したがって、フラップ
ゲート409の開閉に伴い、フラップゲート408が開
閉し、フラップゲート409が閉状態の際にフラップゲ
ート408のみ手動で単独に開閉させることも可能であ
る。。
【0040】装置上面から見ると、図20に示した通
り、工場の出荷セクション(図示略)にバッグフィルタ
装置301を取りつけるため、ハウジング301a,3
01b,301c上部に取り付けられたアングル415
と、バックフィルタ405a,405b側面に開閉自在
に設けた点検ドア315(図20参照)と、点検ドア3
15に固定された、内圧と大気圧の差圧を検出する差圧
計417とが設けられている。
【0041】このように第2実施形態のバックフィルタ
装置301は、効果において前記第1実施形態と概ね同
様であるが、本実施形態の特有の効果としては、第1実
施形態より少数のノブナット380で脱着が済み、作業
がより簡単となる。セルプレート303を多数並べてフ
ランジ330でボルト止めするだけで容易に構成するこ
とができる。しかも、フランジ330が補強材となるた
めセルプレート303の板厚は薄い物、例えばアルミ板
を採用することが可能になりバッグフィルタ装置の軽量
化が実現した。
【0042】
【発明の効果】請求項1ないし請求項6に記載の発明に
よれば、リテーナ等の設置作業や交換作業が極めて容易
になり、機器の稼動率を向上させてランニングコストを
小さく抑えることが可能である。また、請求項3記載の
発明によれば、バッグフィルタ装置を軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のバッグフィルタ装置を
表した一部破断平面図である。
【図2】同バッグフィルタ装置を表した部分破断正面図
である。
【図3】同バッグフィルタ装置の取付構造を表した平面
図である。
【図4】同バッグフィルタ装置のリテーナの正面図であ
る。
【図5】同バッグフィルタ装置のエアーガイド付近の部
分拡大図である。
【図6】(a)はエアーガイドの平面図、(b)は同正
面図、(c)は同側面図である。
【図7】同バッグフィルタ装置のリテーナの平面図であ
る。
【図8】同リテーナの正面図である。
【図9】同リテーナの側面図である。
【図10】(a)はノズルの平面図、(b)は同正面
図、(c)同ノズルの基端部の部分拡大図、(d)はエ
アーガイド押え部材の平面図、(e)は同正面図、
(f)は同側面図、(g)は接続ノズルの左端部の拡大
図、(h)は両ボルトの正面図、(i)は接続ノズルの
正面図、(j)は接続ホースの正面図である。
【図11】バッグフィルタ装置の脱着説明図である。
【図12】(a)はバッグフィルタ装置の変更形態の平
面図、(b)は同バッグフィルタ装置の正面図、(c)
はフランジの平面図、(d)は同バッグフィルタ装置の
側面図である。
【図13】(a)はバッグフィルタ装置の他の変更形態
の平面図、(b)は同バッグフィルタ装置の正面図、
(c)はフランジの平面図である。
【図14】第2実施形態のバッグフィルタ装置の一部破
断平面図である。
【図15】同バッグフィルタ装置の一部破断側面図であ
る。
【図16】(a)はエアーガイドの平面図、(b)は同
左側面図、(c)同右側面図、(d)は同正面図、
(e)は押えプレートの平面図、(f)は同正面図、
(g)は両ボルトの正面図、(h)は同平面図、(i)
は固定ピンの平面図、(j)は同正面図、(k)は同側
面図である。
【図17】(a)は、セルプレートの平面図、(b)は
同正面図、(c)は同側面図、(d)はセルプレート結
合状態を示す部分断面図である。
【図18】同バッグフィルタ装置の動作を示す斜視図で
ある。
【図19】同バッグフィルタ装置の内部構造及び外観を
表した一部破断正面図である。
【図20】同バッグフィルタ装置の一部破断平面図であ
る。
【図21】同バッグフィルタ装置の底面図である。
【図22】(a),(b)は、従来技術のバッグフィル
タ装置の内部構造と取付構造を示す平面及び断面正面か
らの説明図である。
【符号の説明】
1 バッグフィルタ装置 1a ハウジング 2 通孔 3 セルプレート 4 濾布 5 リテーナ 6 エアーガイド 7 エアーガイド押え部材 8 脱着部材 9 接続ホース 10 ノズル 10a 小孔 11 接続ノズル 12 バンド 14 高圧空気供給コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月8日(1999.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】リテーナ505の開口端部に外側から内側
に所要径の濾布504を巻き込み、濾布504の外周端
部をバンドで止め、小判形状で筒状のエアーガイド50
6を上から差し込んで固定する。取付ボルト507bは
通孔502間にあるセルプレート503の裏に配置さ
れ、その端ねじ込み部507aを上部に突設したもの
である。小判状のクランプ508は、中央部に通孔が形
成され、この通孔を先端ねじ込み部507aが貫通し、
これにノブナット509がねじ込まれて、クランプ50
8とセルプレート503でリテーナ505とエアーガイ
ド506を挟んで固定するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】エアーガイド押え部材7は、図1及び図2
に示す通り、セルプレート3上に6箇所一列に並んでい
るエアーガイド6の上部を一度に押えるものである。こ
のエアーガイド押え部材7は、図10(d),()、
)に示す通り、長辺と短辺の板材を立設状態で組み
合わせて横長の押えフレーム70に形成され、長手方向
の端部左側にU字状の切欠71を設けた2枚の取付プレ
ート72が、押えフレーム70と直交して間隔を置いて
固定されている。また、各取付プレート72の中央部分
には、2個の取付孔74が設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】脱着部材8は、図1ないし図5に示す通
り、エアーガイド押え部材7をセルプレート3に脱着す
るものである。脱着部材8は、ノブナット80と(図
4、図5参照)、ノブナット80に装着されるワッシャ
81と(図5参照)、上端と下端に雄ねじが切られた両
ボルト82と、両ボルト82の下端と螺着可能なナット
83とから構成されている。両ボルト82の下端はセル
プレートの孔(図示略)に挿通されて下側からナット8
3で螺着され、上端はエアーガイド押え部材7の切欠7
1に下側から挿通され、上側からワッシャ81を介挿さ
せてノブナット80で螺着させる(図3、図4(a)
)。また、ノズル10を挿通させた固定リング73の
下端部を上側から取付孔74(図10(d)参照)に挿
通させて、ナット75で螺着させる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ノズル10は、高圧エアーをエアーガイド
6に向かって噴射するものであり、図10(a),
(b),(c)に示す通り、断面円形とされ、下面に小
孔10aが所定間隔でエアーガイド6の中央に対応する
位置に開けられ(図1参照)、エアーが下方に向かって
噴出するようになっており、端部10bを備えている。
また、ノズル10の基端部に、図10(c)に示す通
り、段部が設けられ、接続ホース9(図10(j)参
照)の一端部が差し込まれ、接続ホース9の他端は接続
ノズル11が差し込まれ、接続ホ−ス9の両端部を2箇
所バンド12(図2参照)で巻いて固定してある。接続
ノズル11は、高圧エアー供給コネクタ14(図1参
照)に接続されている。尚、小孔10aにパイプ又はノ
ズルを下方に向かって接続することも可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】粉粒体用のバッグフィルタ装置1は、清浄
エアー側空間Sの出口と連通したブロア(図示略)によ
って、清浄エアーを吸引すると、含塵エアー側空間Fの
入口から含塵エアーがハウジング1a内に引き込まれ
る。その粉塵の多くは濾布4に吸着される。その際、濾
布4の形状は、連結杆52に掛け渡されて凹成した状態
を呈する。一方、適宜、ノズル10から瞬間的に高圧の
逆洗エアーがリテーナ5に噴射され、濾布4が瞬間的に
略楕円状に膨張することで、逆洗エアーが波動状、脈動
状に濾布4を伝播し、捕集した粉塵を濾布から払い落
とす逆洗運転を行う。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】したがって、バッグフィルタ装置1によれ
ば、図22に示す従前の装置と比べ、5本のノズル51
0を取り外す必要はなく、また、従前の装置では、ノブ
ナット509を24個(図22ではリテーナ505が2
0個に対して図1ではリテーナ5が30個)脱着する必
要があるところ、これと比較してかなり少ない20箇所
のノブナット80を外すだけで簡単に脱着交換ができ
る。これにより、沢山の作業員と多くの作業時間を消費
していた濾布4等の設置やメンテナンス(交換作業等)
が極めて容易になり、機器の稼動率を向上させてランニ
ングコストを小さく抑えることが可能になった。また、
製粉工場等の出荷セクションなどで実際にメンテナンス
を実施する場合に、濾布4等の交換作業が簡単で、夏の
炎天下や冬の厳冬下など悪環境化でも作業員に優しい人
間工学的に優れた装置である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】本実施形態のセルプレート303は、図1
7に示す通り、連結用のフランジ330を外周面に90
度、折り曲げて形成した横長の一枚板である。小判形状
の通孔331が8箇所に一列に所定間隔で開口形成さ
れ、その内側周縁は下方に曲成され、案内筒332とな
り、そこに濾布304を被せたリテーナ305を挿入す
るものである。フランジ330には連結用の孔335が
複数設けられ、孔335にボルト336を通し、ナット
337で連結することで、3枚のセルプレート303が
連結されて1枚のセルプレート303が形成される。セ
ルプレート303によりハウジング301aの内部空間
を清浄エアー側空間Sと含塵エアー側空間Fに区画して
いる(図15参照)
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】脱着部材308は、図14及び図15に示
す通り、エアーガイド押え部材307をセルプレート3
03に脱着するものである。脱着部材308は、ノブナ
ット380と、ノブナット380に装着されるワッシャ
381と、上端と下端に雄ねじが切られた両ボルト38
2(図16(g)参照)と、両ボルト382の下端と螺
着可能な立設される固定ピン383と、固定ピン383
の下部のねじ孔384(図16(j),(k)参照)
備えた切欠385(図16(k)参照)をフランジ33
0に固定するボルト386、ナット387から構成され
ている。両ボルト382の上端は取付プレート372を
介装させてノブナット380が螺着されている。図中、
左側2本の両ボルト382は取付プレート372が2
枚、右端の両ボルト382は1枚の取付プレート372
が介装されている。両ボルト382の下端は固定ピン3
83の螺子孔に螺着されている。両ボルト382は合計
8本、ノブナット380は合計6本が必要である。最下
端の螺子孔38は、ボルト386、ナット387でセ
ルプレート303に螺着されている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】ノズル310の基端部に、図14に示す通
り、段部が設けられ、接続ホース309の一端部が差し
込まれ、接続ホース309の他端はニップル311が差
し込まれ、接続ホース309の両端部2箇所をバンド
312で巻いて固定してある。ニップル311は、高圧
エアー供給コネクタ314に接続されている。また、点
検ドア315が側面に設置され、ヒンジ316(図15
参照)で開閉可能となっており、固定金具317でロッ
クできるようになっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図19、図20に示す通り、モータファン
406aは、バッグフィルタ405aで濾過されたエア
ーを吸い込み、モータファン406bは、バッグフィル
タ405bで濾過されたエアーを吸い込む。ノズル31
0が横方向に複数本、掛け渡されている。ノズル310
に高圧エアーを供給するエアー電磁バルブ420a,4
20bは、ローディングブロック403の側面に設けら
れている。内部清掃用のノズル421は、濾布304の
間に2本ずつ間隔を置いて互い違いに、バッグフィルタ
405a,405b内部の粉塵エアー側に複数段に横架
される。ノズル421は、軸方向に多数のスリットを設
けたパイプであり、モータ等からなる回転駆動部422
がその端部に設けられ(図20参照)、ノズル421に
高圧エアーが供給され、回転しながら、スリットからエ
アーが吹出し、ハウジング301bの内部表面に付着し
た粉粒体を吹き飛ばして、コンタミネーションを解決す
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図20に示す通り、吸引用のモータファン
406a,406bから吐出されたエアーを外部に排出
するため、エアーダクト418が形成されている。モー
タファン406bは、ローディングブロック403の右
側にあるバッグフィルタ405bのエアーを吸引し、一
方、モータファン406aは、ローディングブロック4
03の左側にあるバッグフィルタ405aのエアーを吸
引する。吸引されたエアーがモータファン406a,4
06b、エアーダクト418を通り、左端部内部におい
て合流し、傾動可能なエアーカーテンノズル414から
排気されるようになっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】ローディングブロック403は、その底面
ハウジングに丸型の開口426が設けられ、また、その
開口426を開閉する一対のフラップゲ−ト408を備
えている。バッグフィルタ405a,405bは、その
下面に開口423が設けられ、その開口及びファンブロ
ック407a,407bの下面を開閉する一対のフラッ
プゲ−ト409を備えている。モータファン406a
は、その前方の下端部及び後方の下端部に、防塵フード
410をそれぞれ備えている。フラップゲ−ト408、
409は、それぞれ、その下縁辺に短尺の防塵ビニール
シート411(図19参照)が取り付けられている。図2
1に示す通り、装置底面には、シャフトカバー412の
外側近くにダンプトラック390の位置を感知するトラ
ックセンサ413a,413b,413cが1対ずつ対
設して取りつけられている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のバッグフィルタ装置を
表した一部破断平面図である。
【図2】同バッグフィルタ装置を表した部分破断面図
である。
【図3】同バッグフィルタ装置の取付構造を表した平面
図である。
【図4】(a)は同バッグフィルタ装置のリテーナの正
面図、(b)は同側面図である。
【図5】同バッグフィルタ装置のエアーガイド付近の部
分拡大図である。
【図6】(a)はエアーガイドの平面図、(b)は同正
面図、(c)は同側面図である。
【図7】同バッグフィルタ装置のリテーナの平面図であ
る。
【図8】同リテーナの正面図である。
【図9】同リテーナの側面図である。
【図10】(a)はノズルの平面図、(b)は同正面
図、(c)同ノズルの基端部の部分拡大図、(d)は
エアーガイド押え部材の平面図、(e)は同正面図、
(f)は同側面図、(g)は接続ノズルの左端部の拡大
図、(h)は両ボルトの正面図、(i)は接続ノズルの
正面図、(j)は接続ホースの正面図である。
【図11】バッグフィルタ装置の脱着説明図である。
【図12】(a)はバッグフィルタ装置の変更形態の平
面図、(b)は同バッグフィルタ装置の正面図、(c)
はフランジの平面図、(d)は同バッグフィルタ装置の
側面図である。
【図13】(a)はバッグフィルタ装置の他の変更形態
の平面図、(b)は同バッグフィルタ装置の正面図、
(c)はフランジの平面図である。
【図14】第2実施形態のバッグフィルタ装置の一部破
断平面図である。
【図15】同バッグフィルタ装置の一部破断側面図であ
る。
【図16】(a)はエアーガイドの平面図、(b)は同
左側面図、(c)同右側面図、(d)は同正面図、
(e)は取付プレートの平面図、(f)は同正面図、
(g)は両ボルトの正面図、(h)は同平面図、(i)
は固定ピンの平面図、(j)は同正面図、(k)は同側
面図である。
【図17】(a)は、セルプレートの平面図、(b)は
同正面図、(c)は同側面図、(d)はセルプレート結
合状態を示す部分断面図である。
【図18】同バッグフィルタ装置の動作を示す斜視図で
ある。
【図19】同バッグフィルタ装置の内部構造及び外観を
表した一部破断正面図である。
【図20】同バッグフィルタ装置の一部破断平面図であ
る。
【図21】同バッグフィルタ装置の底面図である。
【図22】(a),(b)は、従来技術のバッグフィル
タ装置の内部構造と取付構造を示す平面及び断面正面か
らの説明図である。
【符号の説明】 1 バッグフィルタ装置 1a ハウジング 2 通孔 3 セルプレート 4 濾布 5 リテーナ 6 エアーガイド 7 エアーガイド押え部材 8 脱着部材 9 接続ホース 10 ノズル 10a 小孔 11 接続ノズル 12 バンド 14 高圧エアー供給コネクタ
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜷川 年明 愛知県半田市中午町178番地 ツカサ工業 株式会社内 Fターム(参考) 4D058 JA04 KA08 KB05 KC11 KC74 KC83

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間を清浄エアー側空間と含塵エアー
    側空間に区画するセルプレートに所定方向に配列された
    複数の通孔を設け、 該通孔に濾布とリテーナと装着してエアーガイドを差込
    み、 該エアーガイドをエアーガイド押え部材で押え、 該エアーガイド押え部材を脱着部材によって脱着自在に
    前記セルプレートに取り付け、 前記エアーガイド押え部材と逆洗用のノズルとを一体に
    回動可能とし、前記リテーナが前記清浄エアー側空間か
    ら脱着される構造であることを特徴とするバッグフィル
    タ装置。
  2. 【請求項2】内部空間を清浄エアー側空間と含塵エアー
    側空間に区画する、所定方向に配列された複数の通孔を
    有するセルプレートと、 濾布が装着されて、前記通孔に前記清浄エアー側空間か
    ら挿通されるリテーナと、 前記濾布が装着された前記リテーナに前記清浄エアー側
    空間から装着されるエアーガイドと、 該エアーガイドを前記清浄エアー側空間から押えるエア
    ーガイド押え部材と、 該エアーガイド押え部材に取り付けられ、一端部に可撓
    性のホースが接続された逆洗用のノズルと、 前記エアーガイド押え部材を前記セルプレートに脱着す
    る脱着部材と、を備えたことを特徴とするバッグフィル
    タ装置。
  3. 【請求項3】 前記セルプレートを分割し、該分割され
    たセルプレートの周縁を前記清浄エアー側空間に折り曲
    げ、該折り曲げられた部分を取付部材で脱着自在に連結
    可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載のバッ
    グフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記エアーガイド押え部材は、立設され
    た板からなるフレームを備えたことを特徴とする請求項
    1ないし3いずれかに記載のバッグフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記脱着部材は、前記セルプレートに固
    定された第1脱着部材と、該第1脱着部材と脱着可能な
    第2脱着部材と、前記第1脱着部材と前記第2脱着部材
    に介装される押えプレートと、からなることを特徴とす
    る請求項1ないし4いずれかに記載のバッグフィルタ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記押えプレートが隣設された押えプレ
    ートと部分的に重なり合い、該重なり合い部分で前記第
    1脱着部材と第2脱着部材とが係脱可能なことを特徴と
    する請求項5に記載のバッグフィルタ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145224A (ja) * 2000-11-08 2002-05-22 Tsukasa Kogyo Kk フレキシブルコンテナバッグ開袋装置
JP2010522067A (ja) * 2007-03-23 2010-07-01 ソルヴェイ アドバンスド ポリマーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 石炭燃焼煙道ガスフィルタ
JP2014008429A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Metawater Co Ltd セラミックフィルタ集塵装置
WO2014069811A1 (ko) * 2012-11-02 2014-05-08 Lee Choong-Joong 탄두형 충격기류 분산 장치
CN103816728A (zh) * 2014-03-09 2014-05-28 马人欢 大处理量环保除尘器

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