JP2000156316A - 超電導磁石装置 - Google Patents

超電導磁石装置

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JP2000156316A
JP2000156316A JP33106298A JP33106298A JP2000156316A JP 2000156316 A JP2000156316 A JP 2000156316A JP 33106298 A JP33106298 A JP 33106298A JP 33106298 A JP33106298 A JP 33106298A JP 2000156316 A JP2000156316 A JP 2000156316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱式永久電流動作スイッチを動作させるため
に必要なクライオスタットを貫通する通電用リード線の
数を減少させることが可能な超電導磁石装置を提供す
る。そして、通電用リード線の数を減少させると共に、
これら通電用リード線を通すクライオスタットの開口部
を小さくすることにより、寒剤の蒸発量を低くすること
が可能な超電導磁石装置を提供する。 【解決手段】 超電導主コイルと、この超電導主コイル
の発生する磁場分布を均一化するための超電導シムコイ
ルと、これらコイル用熱式永久電流動作スイッチとをク
ライオスタット内に設けると共に、前記コイル用熱式永
久電流動作スイッチのヒータ線を加熱するヒータ用電源
を前記クライオスタット外に設けてなる超電導磁石装置
において、前記コイル用熱式永久電流動作スイッチのそ
れぞれのヒータ線との切り替えを行う切替スイッチを前
記クライオスタット内に設けると共に、この切替スイッ
チと前記ヒータ用電源との間に通電用リード線を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導主コイルと
この超電導主コイルの発生する磁場を補正するための超
電導シムコイルと、これらコイル用の熱式永久電流動作
スイッチとを備えた超電導磁石装置に関するものであ
り、特に、MRI(磁気共鳴イメージング)あるいはN
MR(核磁気共鳴)装置の励磁手段に用いて最適な超電
導磁石装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、MRIあるいはNMR装置の励
磁手段に用いる超電導磁石装置は、磁場中心に配置され
る被測定試料の空間領域の磁場均一性が10-6〜10-9
と極めて高いことが要求されている。したがって、磁場
の高均一化を実現するために、超電導磁石装置の設計で
は超電導主コイルの形状や電流や電流密度に工夫が施さ
れている。しかし、実際に超電導磁石装置を製作する場
合には、超電導主コイルの製作精度や超電導磁石装置近
傍に配置された強磁性体により、所定の空間の磁場分布
が乱され、所望の均一度が得られない。
【0003】このため、超電導主コイルが発生する主磁
場の誤差磁場成分を補正する方法として、超電導シムコ
イルが用いられている。この超電導シムコイルは超電導
主コイルが発生する軸方向(Z方向)磁場のX,Y,Z
方向の微分係数の磁場を補償するコイルである。そし
て、複数個の超電導シムコイルに流す電流を独立に制御
することにより、超電導主コイルが発生するZ方向磁場
の微分係数の磁場をほぼゼロにしての極めて均一な磁場
を得るものである。
【0004】一例として、超電導シムコイルは、超電導
主コイルによるZ方向磁場の1次磁場成分z,x,y,
2次磁場成分z2,zx,zy,xy,x2−y2を補
償するために、超電導線を巻回した合計8個の超電導シ
ムコイルがクライオスタット内(超低温領域)に配設さ
れている。そして、これら超電導主コイルおよび超電導
シムコイルの永久電流動作を実現するために、熱式永久
電流動作スイッチがクライオスタット内に設けられてい
る。
【0005】この従来の超電導磁石装置には、図2の図
aに示されるように、寒剤(通常、液体ヘリウム)が満
たされたクライオスタット13内に超電導主コイル1が
設けられ、この超電導主コイル1の周りに超電導シムコ
イル2が設けられている。これら超電導主コイル1およ
び超電導シムコイル2は、それぞれ図示しない熱式永久
電流動作スイッチを備えている。さらに、クライオスタ
ット13には、超電導主コイルおよび超電導シムコイル
の励磁用リード線の開口部15と熱式永久電流動作スイ
ッチのヒータ線を加熱するための通電用リード線の開口
部14が設けられている。そして、超電導シムコイルに
備えられた熱式永久電流動作スイッチを作動させて超電
導シムコイルの励磁電流を調整することにより、磁場中
心に配置される被測定試料20の空間領域の磁場の均一
性が図られている。
【0006】従来の超電導磁石装置の電気的回路を、図
7により説明する。超電導主コイル1はクライオスタッ
ト13の外部に設けられた励磁用電源11aと励磁用リ
ード線10aにより接続されている。そして、超電導主
コイル用の熱式永久電流動作スイッチ3が超電導主コイ
ル1と並列に励磁用リード線10aと接続されている。
一方、超電導シムコイル2a、2b、・・・はクライオ
スタット13の外部に設けられた励磁用電源11bと励
磁用リード線10bにより接続されている。そして、こ
れら超電導シムコイル用の熱式永久電流動作スイッチ4
a、4b、・・・がそれぞれ超電導シムコイル2a、2
b、・・・と並列に励磁用リード線10bと接続される
と共に、それぞれの超電導シムコイル2a、2b、・・
・とそれぞれの超電導シムコイル用の熱式永久電流動作
スイッチ4a、4b、・・・とがそれぞれ閉ループを構
成するように接続されている。
【0007】そして、超電導主コイル用の熱式永久電流
動作スイッチ3および超電導シムコイル用の熱式永久電
流動作スイッチ4a、4b、・・・には、それぞれ、ヒ
ータ線8、9a、9b、・・・が備えられている。これ
ら熱式永久電流動作スイッチ3、4a、4b、・・・の
オン、オフ動作はこれら熱式永久電流動作スイッチのヒ
ータ線8、9a、9b、・・・へのヒータ電流の遮断、
通電の操作により行う。熱式永久電流動作スイッチのオ
ン状態(超電導状態)はヒータ電流が遮断された状態で
あり、超電導コイルとこのコイルに設けられた熱式永久
電流動作スイッチにより構成される閉ループを永久電流
が流れている状態となる。一方、熱式永久電流動作スイ
ッチのオフ状態(常電導状態)はヒータ電流が通電され
た状態であり、熱式永久電流動作スイッチの超電導線2
1は加熱され電気抵抗を生じ、前記閉ループに永久電流
が流れなくなる。
【0008】超電導主コイルが発生する主磁場の誤差磁
場成分を補正するために、制御対象の超電導シムコイル
の熱式永久電流動作スイッチをオフ状態(常電導状態)
にして超電導シムコイルに所定の励磁電流を流し、次
に、オン状態(超電導状態)にして、この超電導シムコ
イルとこのコイルに設けられた熱式永久電流動作スイッ
チにより構成される閉ループに所定の永久電流を流すも
のである。このようにして、超電導シムコイルを励磁す
る永久電流値を制御して、超電導シムコイルにより、超
電導主コイルの発生する磁場分布を均一化するものであ
る。
【0009】熱式永久電流動作スイッチのヒータ線の電
気的回路は、図8に示すように、ヒータ線8、9a、9
b、・・・は外部に設けられたヒータ用電源から通電用
リード線6と接続されている。従来の超電導シムコイル
が8個用いられる場合、Aの通電用リード線6がヒータ
電源12から超電導主コイルおよび超電導シムコイルの
ヒータ線8、9a、9b、・・・へヒータ電流を供給す
る共有する通電用リード線となる。そして、他の通電用
リード線6は超電導主コイル用の熱式永久電流動作スイ
ッチ用に1本(Bの通電用リード線6)、超電導シムコ
イル用の熱式永久電流動作スイッチ用に8本(C〜Jの
通電用リード線6)の合計10本となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、MRIあるいは
NMR装置においては、クライオスタットからの寒剤の
蒸発量をできるだけ低く抑えることが要求されている。
特に、寒剤に高価な液体ヘリウムが使用されている場合
が多く、この要求が高いものとなっている。しかしなが
ら、上述の方法では、室温領域とクライオスタット内
(極低温領域)とを繋ぐ、すなわち、クライオスタット
を貫通する多数の通電用リード線が存在するため、通電
用リード線を通すためのクライオスタットの開口部を大
きくする必要がある。このため、これら通電用リード線
による直接的な熱伝導や大きな開口部からの熱侵入によ
り、ある程度の寒剤の蒸発量はさけることができない問
題がある。
【0011】本発明は、前述した問題を解決するもので
あり、第1の目的は熱式永久電流動作スイッチを動作さ
せるために必要なクライオスタットを貫通する通電用リ
ード線の数を減少させることが可能な超電導磁石装置を
提供することである。そして、第2の目的は、通電用リ
ード線の数を減少させると共に、これら通電用リード線
を通すクライオスタットの開口部を小さくすることによ
り、寒剤の蒸発量を低くすることが可能な超電導磁石装
置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の第1発明(請求項1から3に記載の発
明)は、超電導主コイルと、この超電導主コイルの発生
する磁場分布を均一化するための1又は2以上の超電導
シムコイルと、これらコイル用の熱式永久電流動作スイ
ッチとをクライオスタット内に設けると共に、前記コイ
ル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線を加熱する
ヒータ用電源を前記クライオスタット外に設けてなる超
電導磁石装置において、前記コイル用の熱式永久電流動
作スイッチのそれぞれヒータ線との切り替えを行う切替
スイッチを前記クライオスタット内に設けると共に、こ
の切替スイッチと前記ヒータ用電源との間に通電用リー
ド線を設けてなることを特徴とするものである。コイル
用の熱式永久電流動作スイッチのそれぞれのヒータ線と
の切り替えを行う切替スイッチを前記クライオスタット
内に設けることにより、クライオスタット内の切替スイ
ッチにより複数個の熱式永久電流動作スイッチが動作可
能となり、そして、前記切替スイッチとクライオスタッ
ト外のヒータ用電源とを繋ぐ通電用リード線が実質的に
2本にすることができる。この結果、通電用リード線用
の開口部を小さくできるので、寒剤の蒸発量を低減でき
る。
【0013】このとき、切替スイッチの駆動用に着脱可
能な着脱棒を用いることにより、前記熱式永久電流動作
スイッチのオン状態(超電導状態)では切替スイッチか
ら切り離すこととなり、駆動用着脱棒による直接的な熱
伝導を防止できるので好ましい。さらに、駆動用着脱棒
が前記通電用リード線を兼ねることにより、この駆動用
着脱棒用の開口部をより小さくできるので好ましい。
【0014】本発明の第2発明(請求項4から5に記載
の発明)は、超電導主コイルと、この超電導主コイルの
発生する磁場分布を均一化するための1又は2以上の超
電導シムコイルと、これらコイル用の熱式永久電流動作
スイッチとをクライオスタット内に設けると共に、前記
コイル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線を加熱
するヒータ用電源を前記クライオスタット外に設けてな
る超電導磁石装置において、前記コイル用の熱式永久電
流動作スイッチのヒータ線のそれぞれにダイオードを直
列に接続すると共に、これらダイオードを接続した永久
電流スイッチのそれぞれ2つをダイオードの極性が互い
に逆になるように並列に接続した1対の熱式永久電流動
作スイッチ組(以下、「熱式永久電流動作スイッチ組」
という。)を設けてなることを特徴とするものである。
コイル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線のそれ
ぞれにダイオードを直列に接続すると共に、これらダイ
オードを接続した永久電流スイッチのそれぞれ2つをダ
イオードの極性が互いに逆になるように並列に接続した
1対の熱式永久電流動作スイッチ組を設けることによ
り、2個の熱式永久電流動作スイッチと外部のヒータ用
電源とを繋ぐ通電用リード線を実質的に2本とすること
ができる。この結果、通電用リード線用の開口部を小さ
くできるので、寒剤の蒸発量を低減できる。このとき、
2個の熱式永久電流動作スイッチの制御は、ヒータ用電
源から熱式永久電流動作スイッチのヒータ線へ直流電流
を送り、この直流電流の極性を切り換えることにより、
2個の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線に電流を選
択的に流すことができる。
【0015】さらに、熱式永久電流動作スイッチ組を2
組以上直列に接続すると共に、これら直列に接続された
熱式永久電流動作スイッチ組の両端およびこれら各熱式
永久電流動作スイッチ組の間から前記ヒータ用電源と接
続する通電用リード線を設けてなることが好ましい。こ
の結果、直列に接続された隣同士の熱式永久電流動作ス
イッチ組のヒータ用電源と接続する通電用リード線を共
通化でき、通電用リード線の数を減少できる。
【0016】さらにまた、熱式永久電流動作スイッチ組
が3組以上設けた場合において、前述の熱式永久電流動
作スイッチ組を2組以上直列に接続された熱式永久電流
動作スイッチ組の内のいずれか連続した2組又は/およ
び3組以上の熱式永久電流動作スイッチ組の1つ又は2
つ以上に、新たに、熱式永久電流動作スイッチ組を並列
に接続することが好ましい。この結果、熱式永久電流動
作スイッチと外部のヒータ用電源とを繋ぐn本の通電用
リード線で最大n×(n−1)個の熱式永久電流動作ス
イッチを動作させることが可能となり、多数の熱式永久
電流動作スイッチを用いても、使用する通電用リード線
の数を著しく少なくできる。この結果、通電用リード線
用の開口部を小さくできるので、寒剤の蒸発量を低減で
きる。なお、n本の通電用リード線で最大n×(n−
1)個の熱式永久電流動作スイッチを動作させる手段に
ついては、発明の実施の形態の第3の実施の形態で詳し
く説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図示例と
ともに説明する。本発明の実施の形態に用いた超電導磁
石は、従来例で説明した図2の図aに示される超電導磁
石装置であり、寒剤として液体ヘリウムを用い、超電導
主コイルによるZ方向磁場の1次磁場成分z,x,y,
2次磁場成分z2,zx,zy,xy,x2−y2を補
償するために、超電導線を巻回した合計8個の超電導シ
ムコイルを配設したものである。
【0018】〔第1の実施の形態:本発明の第1発明
(請求項1)〕本発明の実施の形態を図1に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施の形態による超電導
磁石装置における熱式永久電流動作スイッチのヒータ線
の電気的回路図である。図1に示すように、本発明の超
電導磁石装置は、超電導主コイル用の熱式永久電流動作
スイッチ3および超電導シムコイル用の熱式永久電流動
作スイッチ4からなる。これら超電導シムコイル4は
z,x,y,z2,zx,zy,xy,x2−y2の合
計8チャンネル具備しているため、超電導主コイル用の
熱式永久電流動作スイッチ3と合わせて合計9個の熱式
永久電流動作スイッチから構成されており、クライオス
タット13内にロータリースイッチ(切替スイッチ)7
が配設されている。このロータリースイッチ7は各熱式
永久電流動作スイッチと接続する接続端子(電極)17
aとクライオスタット13外部のヒータ用電源12と接
続する主端子(電極)17bと、これら端子17a、1
7bとの間を切り換えて接続する接続手段17dを備え
ている。
【0019】クライオスタット13内の通電用リード線
は、前記各超電導コイル1、2の熱式永久電流動作スイ
ッチ3、4のヒータ線8、9からの1本を共通の通電用
リード線19aと、他方のそれぞれの熱式永久電流動作
スイッチのヒータ線8、9からの通電用リード線19b
からなる。そして、19aの通電用リード線はクライオ
スタット13外部の室温領域にあるヒータ用電源12と
Aの通電用リード線6と接続され、19bの通電用リー
ド線はロータリースイッチ7の接続端子(電極)17a
に接続されている。このように、本実施例では、9個の
熱式永久電流動作スイッチを動作させるために必要なク
ライオスタット13を貫通する通電用リード線6は従来
例の11本から2本に減少させることが可能となった。
この結果、通電用リード線を介して熱侵入量が従来の2
/11に低減させることができる。
【0020】〔第2の実施の形態:本発明の第1発明
(請求項2、3)〕本発明の実施の形態を図2に基づい
て説明する。図2は本発明の第2の実施の形態による超
電導磁石装置であり、図aは超電導磁石装置の概略図で
あり、図bはロータリースイッチ付近拡大図である。図
2の図bに示すように、本実施の形態ではロータリース
イッチ(切替スイッチ)7の接続端子17aと主端子1
7bとの間の切替手段17dの駆動を駆動用着脱棒16
により行い、この駆動用着脱棒16が通電用リード線6
を兼ねるものである。
【0021】このロータリースイッチ7は、円盤22
と、駆動用着脱棒16と、コネクタ17bとからなり、
前記円盤22の周辺部に各熱式永久電流動作スイッチの
それぞれのヒータ線の片側からの通電用リード線19b
と接続された複数の周辺電極17aと、前記円盤の中心
部に孔を有す中心電極17cと、この中心電極17cに
接続されて回転自在に前記複数の周辺電極と通電可能な
接続手段17dが設けらた構成である。そして、前記駆
動用着脱棒16が中空円筒からなり、この駆動用着脱棒
16の端部にそれぞれ絶縁された2つの電極18a、1
8bが設けられ、この2つの電極18a、18bはヒー
タ用電源から前記円筒の中空を通った2本の通電用リー
ド線6により接続されている。さらに、コネクタ17b
が前記円盤の中心電極17cの孔の下方に設けられると
共に、各熱式永久電流動作スイッチの共通の通電用リー
ド線19aと接続された構造である。
【0022】ロータリースイッチ7の切り替えは、駆動
用着脱棒16を中心電極17cの孔に通し、駆動用着脱
棒16の最先端の電極18aをコネクタ17bに挿入す
ると共に、駆動用着脱棒16の電極18bを中心電極1
7cと接触させ、クライオスタット外部から操作して行
うものである。この結果、本実施の形態では、9個の熱
式永久電流動作スイッチを動作させるために必要な通電
用リード線の開口部14の径を従来例の30mmφから
10mmφに細くすることできた。このため、開口部面
積を約1/10にできたことにより開口部の熱侵入量が
従来の1/10になり、寒剤の蒸発量を約1/3に低減
させることができる。さらに、駆動用着脱棒16は通電
中のみ、ロータリースイッチ7と接続されるので、超電
導シムコイルの調整完了後は、ロータリースイッチ7と
別離した状態にすることを可能とし、したがって、駆動
用着脱棒からの熱侵入量を0にすることができ、寒剤の
蒸発量をさらに低減させることができる。
【0023】〔第3の実施の形態:本発明の第2発明
(請求項4、5、6)〕本発明の実施の形態を図示例に
基づいて説明する。図3は本発明の第3の実施の形態に
よる超電導磁石装置における熱式永久電流動作スイッチ
の通電用リード線が2本の場合の電気的回路図であり、
図4は通電用リード線が3本の場合、図5は通電用リー
ド線が4本の場合である。そして、図6は通電用リード
線が4本の場合で、前記第1および第2の実施の形態と
同様に、超電導主コイル用の熱式永久電流動作スイッチ
と8個の超電導シムコイル用の熱式永久電流動作スイッ
チが設けられた場合の電気的回路図である。
【0024】〔第3の実施の形態(その1):通電用リ
ード線が2本の場合〕図3に示すように、2個の熱式永
久電流動作スイッチ4のヒータ線9はそれぞれダイオー
ド5と直列に接続されると共に、ダイオード5の極性が
互いに逆方向になるようにそれぞれの熱式永久電流動作
スイッチ4が並列に接続されている。さらに、2本の通
電用リード線6がクライオスタット13の外部のヒータ
用電源12と接続された構成である。
【0025】AB間の通電用リード線による熱式永久電
流動作スイッチの動作を説明する。Aの通電用リード線
6の直流電流の極性を+にし、Bの通電用リード線6の
極性を−にした場合に、イの熱式永久電流動作スイッチ
4のダイオード5は順特性となり電流が流れる。一方、
ロの熱式永久電流動作スイッチ4のダイオード5は逆特
性となるため電流が流れない。このため、イの熱式永久
電流動作スイッチ4のヒータ線9にのみ電流を流すこと
ができる。次に、Aの通電用リード線6の極性を−、B
の通電用リード線6の極性を+にした場合に、ロの熱式
永久電流動作スイッチ4のダイオード5は順特性とな
り、ロの永久電流スイッチ4のヒータ線9にのみ電流を
流すことができる。このように2個の熱式永久電流動作
スイッチを動作させるために必要な通電用リード線は従
来の3本から2本に減少させることができる。
【0026】〔第3の実施の形態(その2):通電用リ
ード線が3本の場合〕図4に示すように、本実施の形態
では、熱式永久電流動作スイッチ4のヒータ線9のそれ
ぞれにダイオード5を直列に接続すると共に、熱式永久
電流動作スイッチ4に接続されたダイオード5の極性が
互いに逆になるように、これら熱式永久電流動作スイッ
チ4を並列に接続された熱式永久電流動作スイッチ組
(イロ)、(ハニ)および(ホヘ)の3組から構成され
る。そして、2組の熱式永久電流動作スイッチ組(イ
ロ)、(ハニ)が直列に接続されると共に、この2組の
熱式永久電流動作スイッチ組の両端が2本(Aおよび
C)の通電用リード線6と、この2組の熱式永久電流動
作スイッチ組の間が1本(B)の通電用リード線6によ
り、クライオスタット13の外部のヒータ用電源12と
接続されている。このとき、AとBの通電用リード線6
により、(イロ)の熱式永久電流動作スイッチ組を動作
させ、BとCの通電用リード線6により、(ハニ)の熱
式永久電流動作スイッチ組を動作させる構成となってい
る。さらに、この直列に接続された2組の熱式永久電流
動作スイッチ組(イロ)、(ハニ)に、(ホヘ)の熱式
永久電流動作スイッチ組が並列に接続され、AとCの通
電用リード線6により、(ホヘ)の熱式永久電流動作ス
イッチ組を動作させる構成となっている。
【0027】本実施の形態での熱式永久電流動作スイッ
チの動作を表1により説明する。本実施の形態で用いた
ダイオードのオン電圧は4.2Kで約5Vである。そし
て、熱式永久電流動作スイッチのヒータ線9に通電して
熱式永久電流動作スイッチをオフ状態(常電導状態)と
するためには約100Ωのヒータ線に60mA以上流す
必要があり、このためヒータ線には約6Vの電圧がかか
る。この結果、熱式永久電流動作スイッチのヒータ線に
電流を流すためには11V以上の電圧を必要とするの
で、本実施の形態では各通電用リード線間の電圧が12
Vとなるようにヒータ用電源を設定した。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示すように、各通電用リード線の間
での通電用リード線の直流電流の極性を変えることによ
り、各熱式永久電流動作スイッチのヒータ線9にそれぞ
れ独立して通電することができる。新たに加わったAC
間の通電用リード線による熱式永久電流動作スイッチの
動作を説明する。AC間に12Vの直流電流を流し、表
1に示すように、Aの通電用リード線6の極性を+、C
の通電用リード線6の極性を−にした場合に、ホの熱式
永久電流動作スイッチ4のダイオード5は順特性とな
り、ホの熱式永久電流動作スイッチ4のヒータ線9に電
流が流れるが、ヘの永久電流スイッチ4のダイオード5
は逆特性のため、ヘの熱式永久電流動作スイッチ4のヒ
ータ線9に電流が流れない。一方、イおよびハの永久電
流スイッチ4のダイオード5はそれぞれ順特性である
が、AC間の通電用リード線間の電圧が12Vのため、
直列に接続されたイおよびハの永久電流スイッチ4にか
かる電圧はそれぞれ6Vとなり、熱式永久電流動作スイ
ッチのヒータ線に電流を流すために必要な11Vより低
いために、イおよびハの熱式永久電流動作スイッチ4の
ヒータ線9に電流が流れることはない。そして、AB間
およびBC間の通電用リード線による、イ、ロ、ハおよ
びニの熱式永久電流動作スイッチの動作は、第3の実施
の形態(その1)で説明したと同様の操作により、イ、
ロ、ハおよびニの熱式永久電流動作スイッチのヒータ線
9にそれぞれ独立して通電することができる。
【0030】このように、3本の通電用リード線で、最
大6個の熱式永久電流動作スイッチの動作を行うことが
できる。さらに、本実施の形態では3本の通電用リード
線で、4個、又は、5個の熱式永久電流動作スイッチの
動作を行うことができる。例えば、4個の熱式永久電流
動作スイッチの場合は、図4において、2つの熱式永久
電流動作スイッチ組(イロ)、(ハニ)のみの構成の場
合である。これら熱式永久電流動作スイッチの動作は、
同様に表1により行うことができる。そして、5個の熱
式永久電流動作スイッチの場合は、図4において、熱式
永久電流動作スイッチ組(イロ)、(ハニ)および(ホ
ヘ)のいずれか1つの熱式永久電流動作スイッチを除い
た構成の場合である。そして、いずれか1つの熱式永久
電流動作スイッチを除いても、残りの熱式永久電流動作
スイッチの動作は、同様に表1により行うことができ
る。
【0031】〔第3の実施の形態(その3):通電用リ
ード線が4本の場合〕図5に示すように、4本の通電用
リード線を、熱式永久電流動作スイッチ組を3組直列に
接続された、それぞれの熱式永久電流動作スイッチ組と
接続する。さらに、AC間およびBD間の通電用リード
線と熱式永久電流動作スイッチ組を接続する。このと
き、これら熱式永久電流動作スイッチ組(トチ)、(ル
オ)は、2組の直列に接続された熱式永久電流動作スイ
ッチ組のそれぞれと並列に接続されたこととなる。さら
にまた、AD間の通電用リード線と熱式永久電流動作ス
イッチ組を接続する。このとき、この熱式永久電流動作
スイッチ組(リヌ)は、3組の直列に接続された熱式永
久電流動作スイッチ組と並列に接続されたこととなる。
【0032】本実施の形態での熱式永久電流動作スイッ
チの動作は表2により行うことができる。この結果、4
本の通電用リード線で、最大12個の熱式永久電流動作
スイッチの動作を行うことができる。同様の方法によ
り、n本の通電用リード線で、最大n×(n−1)個の
熱式永久電流動作スイッチを動作させることができ、多
数の熱式永久電流動作スイッチを用いても、使用する通
電用リード線の数を著しく少なくできる。この結果、通
電用リード線の開口部をより小さくできるので、寒剤の
蒸発量を著しく低減することができる。
【0033】
【表2】
【0034】〔第3の実施の形態(その4)〕本実施の
形態は前記第1および第2の実施の形態と同様に、超電
導主コイル用の熱式永久電流動作スイッチと8個の超電
導シムコイル用の熱式永久電流動作スイッチが設けられ
た場合である。図6に示すような、熱式永久電流動作ス
イッチの電気的回路により、表3に示すように、それぞ
れの各通電用リード線間において、直流電流の極性を変
えることにより、熱式永久電流動作スイッチの動作を独
立に行うことができる。この結果、使用する通電用リー
ド線を従来の11本から4本に減少させることができ
る。そして、通電用リード線の熱伝導の抑制だけでな
く、通電用リード線の開口部をより小さくできるので、
寒剤の蒸発量を低減できる。
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の第1発
明(請求項1〜3に記載の発明)は、クライオスタット
内に切替スイッチを設け、複数個の熱式永久電流動作ス
イッチを動作させることにより、クライオスタット外
(室温領域)のヒータ用電源とを繋ぐ通電用リード線が
実質的に2本することができる。さらに、通電用リード
線の開口部を小さくできるので、寒剤の蒸発量を低減で
きる。さらに、切替スイッチの切替用に着脱可能な着脱
棒を設けることにより、熱式永久電流動作スイッチのオ
ン状態(超電導状態)では切替スイッチから切り離すこ
とができ、この駆動用着脱棒による直接的な熱伝導を防
止できる。これに加えて、駆動用着脱棒が通電用リード
線を兼ねることにより、この駆動用着脱棒の開口部をよ
り小さくでき、熱侵入を防止できる。このため、さら
に、寒剤の蒸発量を低減できる。
【0037】本発明の第2発明(請求項4〜6に記載の
発明)は、熱式永久電流動作スイッチと外部のヒータ用
電源とを繋ぐn本の通電用リード線で最大n×(n−
1)個の熱式永久電流動作スイッチを動作させることが
でき、多数の熱式永久電流動作スイッチを用いても、使
用する通電用リード線の数を著しく少なくできる。さら
に、通電用リード線の開口部をより小さくできるので、
寒剤の蒸発量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による超電導磁石装
置における熱式永久電流動作スイッチのヒータ線の電気
的回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による超電導磁石装
置であり、図aは超電導磁石装置の概略図であり、図b
はロータリースイッチ付近拡大図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態(その1)による超
電導磁石装置における熱式永久電流動作スイッチのヒー
タ線の電気的回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態(その2)による超
電導磁石装置における熱式永久電流動作スイッチのヒー
タ線の電気的回路図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態(その3)による超
電導磁石装置における熱式永久電流動作スイッチのヒー
タ線の電気的回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態(その4)による超
電導磁石装置における熱式永久電流動作スイッチのヒー
タ線の電気的回路図である。
【図7】従来の超電導磁石装置の電気的回路図である。
【図8】従来の超電導磁石装置における熱式永久電流動
作スイッチのヒータ線の電気的回路図である。
【符号の説明】
1 超電導主コイル 2 超電導シムコイル(2a、2b、・・・ 超電導シ
ムコイル) 3 熱式永久電流動作スイッチ(超電導主コイル用) 4 熱式永久電流動作スイッチ(超電導シムコイル用)
(4a、4b、・・・ 超電導シムコイル用の熱式永久
電流動作スイッチ) 5 ダイオード 6 通電用リード線 7 ロータリースイッチ(切替スイッチ) 8 ヒータ線(超電導主コイル用) 9 ヒータ線(超電導シムコイル用)(9a、9b、・
・・ 超電導シムコイル用の熱式永久電流動作スイッチ
のヒータ線) 10a 励磁用リード線(超電導主コイル用) 10b 励磁用リード線(超電導シムコイル用) 11a 励磁用電源(超電導主コイル用) 11b 励磁用電源(超電導シムコイル用) 12 ヒータ用電源 13 クライオスタット 14 通電用リード線の開口部 15 励磁用リード線の開口部 16 駆動用着脱棒 17a ロータリースイッチの電極(接続端子) 17b ロータリースイッチの電極(主端子) 17c 中心電極 17d 接続手段 18a 駆動用着脱棒の電極 18b 駆動用着脱棒の電極 19 クライオスタット内の通電用リード線 20 被測定試料 21 超電導線 22 円盤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超電導主コイルと、この超電導主コイル
    の発生する磁場分布を均一化するための1又は2以上の
    超電導シムコイルと、これらコイル用の熱式永久電流動
    作スイッチとをクライオスタット内に設けると共に、前
    記コイル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線を加
    熱するヒータ用電源を前記クライオスタット外に設けて
    なる超電導磁石装置において、 前記コイル用の熱式永久電流動作スイッチのそれぞれの
    ヒータ線との切り替えを行う切替スイッチを前記クライ
    オスタット内に設けると共に、この切替スイッチと前記
    ヒータ用電源との間に通電用リード線を設けてなること
    を特徴とする超電導磁石装置。
  2. 【請求項2】 前記切替スイッチの駆動用に着脱可能な
    着脱棒を設けてなる請求項1に記載の超電導磁石装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動用の着脱棒が前記通電用リード
    線を兼ねる請求項1又は2に記載の超電導磁石装置。
  4. 【請求項4】 超電導主コイルと、この超電導主コイル
    の発生する磁場分布を均一化するための1又は2以上の
    超電導シムコイルと、これらコイル用の熱式永久電流動
    作スイッチとをクライオスタット内に設けると共に、前
    記コイル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線を加
    熱するヒータ用電源を前記クライオスタット外に設けて
    なる超電導磁石装置において、 前記コイル用の熱式永久電流動作スイッチのヒータ線の
    それぞれにダイオードを直列に接続すると共に、 これらダイオードを接続した永久電流スイッチのそれぞ
    れ2つをダイオードの極性が互いに逆になるように並列
    に接続した1対の熱式永久電流動作スイッチ組(以下、
    「熱式永久電流動作スイッチ組」という。)を設けてな
    ることを特徴とする超電導磁石装置。
  5. 【請求項5】 熱式永久電流動作スイッチ組が2組以上
    設けた請求項4に記載の超電導磁石装置であって、 熱式永久電流動作スイッチ組を2組以上直列に接続する
    と共に、これら直列に接続された熱式永久電流動作スイ
    ッチ組の両端およびこれら各熱式永久電流動作スイッチ
    組の間から前記ヒータ用電源と接続する通電用リード線
    を設けてなることを特徴とする超電導磁石装置。
  6. 【請求項6】 熱式永久電流動作スイッチ組が3組以上
    設けた請求項5に記載の超電導磁石装置であって、 前記直列に接続された熱式永久電流動作スイッチ組の内
    のいずれか連続した2組又は/および3組以上の熱式永
    久電流動作スイッチ組の1つ又は2つ以上に、新たに、
    熱式永久電流動作スイッチ組を並列に接続してなる超電
    導磁石装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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