JP2000155767A - バ―コ―ドデ―タ収集器および商品デ―タ収集器を備えた商品チェックアウト装置 - Google Patents

バ―コ―ドデ―タ収集器および商品デ―タ収集器を備えた商品チェックアウト装置

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JP2000155767A
JP2000155767A JP11318087A JP31808799A JP2000155767A JP 2000155767 A JP2000155767 A JP 2000155767A JP 11318087 A JP11318087 A JP 11318087A JP 31808799 A JP31808799 A JP 31808799A JP 2000155767 A JP2000155767 A JP 2000155767A
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グ イエミング
Michael Allen Spencer
アレン スペンサー マイケル
Donald Alexander Collins Jr
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Jeffrey Peter Treptau
ピーター トレプトー ジェフリー
John Ames Stephen
ジョン エイムズ ステファン
Daniel Byron Seevers
バイロン シーバース ダニエル
Allen Alesher Rex
アレン アレシャー レックス
Tang Hong
タング ホング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品データ収集器を光学バーコードデータ収
集器に組み合わせる商品チェックアウト装置を与える。 【構成】 本商品チェックアウト装置(10)は、第一
ハウジング(48)を含む光学バーコードデータ収集器
(12)と、前記第一ハウジング内の秤(16)と、前
記秤上の計量プレート(40)と、前記第一ハウジング
内の商品データ収集器(14)を有する。前記秤は、光
学バーコードデータ収集器から来る走査光を通過させる
第一窓(56)と第二窓(60)とを含む。前記商品デ
ータ収集器は前記第二窓に隣接する開口をもつ第二ハウ
ジング(102)と、ほぼ一様な光で前記第二窓上に置
かれた商品を照明するための光源(80)と、前記商品
から集めた光を異なる波長をもった複数の異なる部分光
に分離する光分離素子(92)と、前記複数の部分光に
含まれるエネルギーを複数の電気信号に変換する検出器
(94)と、前記複数の電気信号をデジタル化すること
により単価を決定する目的上前記商品を同定しうる情報
を含んだデジタルスペクトルを前記商品から生成する制
御回路(96)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産品のチェックアウト
(checkout、清算、棚卸し等の処理)を行う装置に関
し、特にバーコードデータ収集器(bar code data coll
ector)および商品データ収集器(produce data collec
tor)を含む商品チェックアウト装置(item checkout d
evice)に関する。
【0002】バーコードリーダーは小売店の代金精算お
よび棚卸し管理においてその有用性が良く知られてい
る。ほとんどの商品にバーコードラベルが付けてあるの
で、バーコードリーダーは通常の取引における大抵の商
品を同定し記録することができる。
【0003】バーコードリーダーで同定することができ
ず、記録することができない典型的な商品は商品であ
る。というのは、商品は普通、バーコードでラベル付け
できないからである。バーコードリーダーにはそのよう
な商品の価格を決定する補助として商品の重量を計量す
る秤を含めことができる。しかし、商品の同定は依然と
してチェックアウトを行う者(以下オペレータという)
がしなければならない仕事であり、オペレータは商品を
同定し、次いで手動で商品の同定コードを入力しなけれ
ばならない。オペレータによる同定方法は、普通、商品
を商品の絵と視覚的に比較する手順を含むので、遅速で
あり非能率である。オペレータが同定する方法はまた、
15%の割合でエラーを起こしがちである。
【0004】それゆえ、オペレータが商品を同定し、そ
れを取引に含める手順を最小限にすることができる商品
認識システムを与えることが望ましい。また、オペレー
タが商品を計上する上で、バーコードリーダーが配置さ
れた清算カウンタの一カ所に注意を集中させるため、バ
ーコードリーダーと商品認識システムとを組み合わせた
ものを与えることが望ましい。
【0005】本発明の教示によれば、バーコードデータ
収集器および商品データ収集器を含む商品チェックアウ
ト装置が与えられる。
【0006】本アイテムはハウジングと、ハウジング内
に収容したバーコードデータ収集器と、ハウジング内に
収容した商品データ収集器を含む。
【0007】好適な一実施例では本商品チェックアウト
装置は、第一のハウジングをもつ光学バーコードデータ
収集器と、該第一ハウジング内に収容した秤と、該光学
バーコードデータ収集器から来る走査光を通過させるた
めの第一窓および第二窓とを含む、該秤上の計量プレー
トと、該第一ハウジング内に設けた商品データ収集器に
して該第二窓に隣接する開口付き第二ハウジングと、該
第二窓上の商品を実質的に一様な光で照明する光源と、
該商品から収集光を異なる波長をもつ複数の異なる光部
分に分離するための光分離素子と、該複数の光部分に含
まれるエネルギーを複数の電気信号に変換する検出器
と、取引期間中に商品の単価を決定する目的で、該商品
から得られる該商品を同定するための情報を含んだデジ
タルスペクトルを発生するため、該複数の電気信号をデ
ジタル化する制御回路とを含む。
【0008】本発明の商品購買記録方法は、バーコード
データ収集器および秤を含む商品チェックアウト装置の
ハウジング内部から実質上一様な光を発生するステップ
と、該商品が該秤の計量プレートの窓上にあるときに該
商品を照明するステップと、該商品が該計量プレートの
窓上にあるときに該商品の重量を記録するステップと、
該商品から集めた光からデジタルスペクトルを決定する
ステップと、該デジタルスペクトルを参照スペクトルと
比較して該商品を同定するステップと、重量情報および
同定情報から該商品に対する価格情報を決定するステッ
プとを含む。
【0009】本発明の上記好適な実施例の一つの特徴
は、光学バーコードデータ収集器のオペレーションを乱
すことなく、商品チェックアウト装置が商品データ収集
器を光学バーコードデータ収集器と組み合わせて単一の
チェックアウト装置にする点である。
【0010】したがって、本発明の課題は、バーコード
データ収集器および商品データ収集器を含む商品チェッ
クアウト装置を与えることである。
【0011】本発明のもう一つの課題は、光学バーコー
ドスキャナが発するレーザービームに干渉することな
く、商品データ収集器を光学バーコードスキャナ中に挿
入することである。
【0012】本発明のもう一つの課題は、バーコード読
み取りに使用するチェックアウト用のスペースを商品認
識のために使用することである。
【0013】本発明のもう一つの課題は、バーコードス
キャナ内に装着しうる十分に小さい商品データ収集器を
与えることである。
【0014】本発明のもう一つの課題は、バーコードデ
ータ収集器および商品データ収集器を両方とも含む単一
の商品チェックアウト装置を与えることである。
【0015】添付の図面を参照して以下に本発明の実施
例を説明する。
【0016】参照する図1の商品チェックアウト装置1
0はバーコードデータ収集器12、商品データ収集器1
4、および秤16を含む。
【0017】バーコードデータ収集器12は商品32上
のバーコード22を読み取り、商品32に関連する商品
同定情報を取得する。この情報は別名、価格検索(pric
e look-up, PLU)番号としても知られている。バーコー
ドデータ収集器12は任意のバーコードデータ収集器で
よく、バーコードを読み取るためのレーザービームを使
用する光学バーコードスキャナを含んでいる。バーコー
ドデータ収集器12はチェックアウトカウンタ内に、あ
るいはチェックアウトカウンタ上に、配置することがで
きる。
【0018】商品データ収集器14は商品18その他バ
ーコード化してないの任意の商品(以下、非バーコード
商品という)についてデータを収集する。そのようなデ
ータは色データ、色分布データ、寸法データ、形状デー
タ、および芳香データを含むことができる。参照する商
品データ(以下、参照商品データという)が収集され、
商品データファイル30内に格納される。商品データは
取引の際に収集され、商品データファイル30内の商品
データと比較される。
【0019】秤16が商品18の重量を決定する。秤1
6はバーコードデータ収集器12と連動して作動する
が、別個に動作し、別個に装着するように設計すること
ができる。秤16は取引端末機20が当該重量情報にも
とづいて商品18の価格を決定できるよう、商品18の
重量情報を取引端末機20へ送信する。
【0020】バーコードデータ収集器12および商品デ
ータ収集器14は互いに別個に動作することができる
が、両者のオペレーションを統合することもできる。例
えば、バーコードバーコードデータ収集器12および商
品データ収集器14は別個の制御回路を含むことができ
るし、単一の制御回路を共有することもできる。
【0021】バーコードデータ収集器12および商品デ
ータ収集器14は互いに別個に動作するが、両者を統合
することもできる。バーコードデータ収集器12は取引
端末機20および取引サーバ24と連動して動作する。
【0022】取引端末機20は取引サーバ24からバー
コード化した商品(以下、バーコード商品という)およ
び非バーコード商品の双方について取引サーバ24から
価格情報を取得する。バーコード商品の場合、取引端末
機20はバーコードデータ収集器12から商品同定番号
を取得すると共に取引サーバ24を介してPLUデータ
ファイル28から対応する価格を取り出す。
【0023】バーコード化してない商品の場合、取引端
末機20は商品認識ソフトウェア21を実行する。この
ソフトウェアは商品データ収集器14から商品データを
取得し、収集した商品データを商品データファイル30
内の商品データ内の商品データと比較することにより商
品18を同定し、商品データファイル30から商品同定
番号を取り出し、それに対応する価格をPLUデータフ
ァイル28から取り出す。
【0024】別の実施例では商品18の同定は取引サー
バ24で処理することができる。取引サーバ24は収集
した収穫特性を受信し、それを商品データファイル30
内の商品データと比較する。同定に続いて取引サーバ2
4は商品18に対する価格を取得し、それを取引端末機
20に転送する。
【0025】いずれの場合も取引サーバ24は対応する
単価をPLUデータファイル28から取引端末機20へ
送る。取引端末機20は、秤16から取得した商品18
の重量を単価に乗ずることにより商品18の価格を計算
する。
【0026】PLUファイル28および商品データファ
イル30は格納媒体26内に格納されるが、その代わり
にいずれも取引端末機20に、またはチェックアウト装
置10に、置くことができる。
【0027】ここで図2乃至3を参照するとわかるよう
に、チェックアウト装置10はハウジング48を含む。
このハウジングは本発明の譲受人により製造されている
モデル7875二重開口光学バーコードスキャナのハウ
ジングから採択する。ハウジング48は鉛直開口38を
含む。開口38はガラス製の透明窓58を含む。
【0028】例示したバーコードデータ収集器12はモ
デル7875光学バーコードスキャナのコンポーネント
を含む。光学バーコードスキャナは一般にレーザーダイ
オードを採用しており、その光は走査ビーム生成するよ
うに集光される。光学トランシーバが鏡面多角形体すな
わちスピナ64に、次いで複数の静止鏡66にそのビー
ムを指向し。そのビームがバーコードラベルから反射さ
れた後にビームを収集する。モーターが鏡面多角形体を
回転させ、検出器が戻ってくるビームを受信する。制御
回路が反射された光を処理し、バーコードラベル22を
復号する。
【0029】バーコードデータ収集器12は秤の計量プ
レート40内の開口38およびハウジング48内の開口
38を通して走査光ビームをバーコードラベル22に指
向させる。バーコードラベル22から反射された光は開
口36および38を通過する。
【0030】秤16は計量プレート40を含む。ハウジ
ング48は、計量プレート40の頂部面44が実質的に
チェックアウトカウンタ42の頂部面46と同一平面と
なるよう、チェックアウトカウンタ42内に装着され
る。秤計量プレート40は、バーコードデータ収集器1
2が使用する開口36および商品データ収集器14が使
用する開口54を含む。開口36および54はガラス製
の透明窓56および60を含む。透明窓60は、商品デ
ータ収集器14が発した光が、収集した商品データを汚
染することを防止するための反射防止表面剤を含む。
【0031】計量プレート40は、オペレータが正しく
商品データ収集器14を使用することを援助するための
マーク69を含むことができる。マーク69は開口36
から開口54を区別することが好ましい。たとえば、開
口54は矢印およびテキスト(図2)を含むことができ
る。これらのマークは商品認識用の開口54の目的を識
別させるとともにオペレータが商品18を窓60の中心
上方に配置することを明確に示唆するものである。マー
ク69はまた、同心円(図4)でもよく、その他の適当
な識別標識でもよい。マーク69は、計量プレート40
への刻印、エッチング、あるいは嵌め込みを含む多数の
方法で形成することができる。
【0032】商品データ収集器14は、商品ハウジング
48(図3)の舌50に留められるハウジング102を
含む。商品データ収集器14は、舌50の開口62およ
び計量プレート40の開口54を通して光を商品18に
指向させる。商品18から反射された光は開口54およ
び62を通過し、取引端末機20が商品18を同定する
のにこの光を使用する。
【0033】ここで図4乃至6を参照する。いくつかの
バーコードリーダでは舌50の寸法を極小化できるハウ
ジングをもつことができる。そのような場合、商品デー
タ収集器14は、ハウジング48の内側の同一の相対位
置に、すなわちパターンミラー66の外側位置に装着す
ることが好ましい。これは発生されたレーザービームを
バーコードデータ収集器12が妨害しないようにするた
めである。
【0034】参照する図4および図5ではハウジング4
8は舌をもっていない。商品データ収集器14は支持枠
64内に装着される。支持枠64はハウジング48に固
定されるが、バーコードデータ収集器12の動作も秤1
6の動作も妨害しない。開口36に向けて指向されたレ
ーザービームを妨害しないよう、枠64は全体としてU
字型をしている。枠64はまた、秤支持部材67が邪魔
されずに通過できる開口66を含む。したがって、枠6
4の存在は秤の読み取りに影響しない。
【0035】図6を参照して分かるように、商品データ
収集器14は直接に計量プレート40の下側に装着され
る。このような構成の秤を使って秤の読取りを誤らない
よう、負荷セル70の頂部面にケーブル72が装着され
る。ケーブル72は商品データ収集器14に電力および
データ路を与える。商品データ収集器14はコネクタ7
4に結合し、制御回路96はコネクタ76に結合する。
重量秤支持枠74は負荷セル70の頂部面に固定され、
ケーブル72が通過できるチャンネル78を有する。こ
の装着装置を使うと透明窓61を不要のものにすること
ができる。
【0036】有利なことに、商品データ収集器14はハ
ウジング102をもっていてもバーコードデータ収集器
12の動作と干渉しない。バーコードデータ収集器12
はハウジング48内の利用可能な空間内に収まる。した
がって商品データ収集器14は、バーコードデータ収集
器12に高価な光学設計変更を施すことなく容易に既存
のバーコードリーダーに追加することができる。
【0037】使用の際は、オペレータはバーコードラベ
ル22を読み取るため、商品32を開口36の上方で開
口38を通過するように移動させる。商品データ収集器
14が商品18について商品データを集めることができ
るようにするため、オペレータは商品18を透明窓60
上に置く。こうして、商品データ収集器14をバーコー
ドデータ収集器12と一緒に配置することにより、オペ
レータは計量プレート40の境界により確定されるチェ
ックアウトカウンタ42の単一領域内に活動を集中させ
ることができる。商品データ収集器14を別個に配置す
ればオペレータが注目すべき領域は必然的に異なる二箇
所となろう。
【0038】ここで図7を参照するとわかるように、商
品データ収集器14は主要な要素として光源80、スペ
クトロメータ91、制御回路96、補助透明窓61、ハ
ウジング102およびシャッター103を含む。商品デ
ータ収集器14はさらに色バランスフィルタ82、光源
センサ84、および周囲光センサ86を付加的に含むこ
とができる。
【0039】光源80は光110を発生する。光源80
は好適には白色光スペクトル分布を生じ、400ナノメ
ータ乃至700ナノメータの範囲をもつことが好まし
い。この範囲は光の可視領域に対応する。
【0040】光源80は一以上の発光ダイオード(LE
D)を含むことが好ましい。ニチア(Nichia)・ケミカ
ル・インダストリーズ社で製造されているものは寿命が
長く、電力消費が低く、迅速にオン状態となり、動作温
度が低く、良好な指向性をもつので、このような広領域
スペクトルをもつ白色光を発生するLEDを使用するこ
とが好ましい。別の実施例はもっと狭い波長領域にいろ
いろの色をもつLEDを付加しているが、これらのLE
Dはスペクトル分布の変動を平滑化するとともに広領域
白色LEDのスペクトルを補充するため、広領域スペク
トル白色光LEDと組み合わせて使用することが好まし
い。LEDの駆動電流を変化させることにより所望の調
節強度レベルを得るため、光源センサ84からのフィー
ドバックを制御回路96に付加して使用することができ
る。これらの技術方法を使用すれば色バランスフィルタ
82を使用する必要性がなくなり、それによりコストを
低減し、装填の制約を緩和し、機械的信頼性を改善する
ことができる。
【0041】広領域スペクトル白色LEDほど有利では
ないが他の形態の光源80も本発明の視野に含めること
ができる。例えば、タングステン・ハロゲン光は広領域
スペクトルをもつため、これを使用することができる
が、これはさらに大きな熱を発生し、最適化のためには
色バランスフィルタ82が必要である。
【0042】重畳しない種々の波長領域をもつ種々の色
を発光するLEDを複数個採用することができるが、ス
ペクトル分布全体の中にギャップがあると、所望の収集
性能よりは劣るかもしれない。
【0043】色バランスフィルタ82は、これを単独
で、もしくは全スペクトル分布にわたっては広領域強度
を生ずることができない他の光源を組み合わせて、使用
するとき、スペクトルスループットを均衡化するととも
にシステム信号-雑音比を増大することができる。色バ
ランスフィルタ82は、光源80、光分離素子92、お
よび光検出器アレイ94の生来の性質のためにシステム
のスペクトル・スループットあるいは強度がすべての波
長について等しくはならない、という事実を考慮するよ
うに設計してある。色バランスフィルタ82の設計にお
いては光源80のスペクトル放射率、光分離素子92の
スペクトル透過率、光検出器アレイ94のスペクトル応
答率をすべて考慮する。
【0044】色フィルタ82はこれを使用するときは吸
収性のガラスフィルタ、ガラス基板上に載せた薄いフィ
ルムフィルタ、あるいは吸収性フィルタと干渉フィルタ
との組合せたものを含むことが好ましい。色バランスフ
ィルタ82から来る光112は窓60、61を通過して
商品18を照明する。
【0045】光源センサ84は光源の強度および安定性
の変化について光112のスペクトルを監視する。この
ような変化は商品データ収集器14の動作に不利に作用
する。光源センサ84は一つ以上の光ダイオードを含
み、発生されたスペクトルの一部のみを監視するバンド
パスフィルタを含むことができる。光源センサ84はま
た、光源80の安定性を監視するための光源電流・電圧
モニタを含むことができる。出力信号126は制御回路
96により処理される。光源センサ84は光源80の光
路上のどこにでも装着でき、フィルタ82から来るフィ
ルタを通過した光を監視する代わりに、直接に光源80
を監視することができる。好適な本実施例では光源セン
サ84は光源80を直視する。
【0046】周囲光センサ86は窓60、61を通過す
る周囲光のレベルを感知して制御回路96に周囲光レベ
ル信号128を送る。周囲光センサ86は窓61が直接
に見える範囲内のどこかに装着する。好適な本実施例で
は光源センサ84は光源80を直視する。
【0047】スペクロトメータ91は光分離素子92お
よび光検出器アレイ94を含む。
【0048】好適な本実施例では光分離素子92は光1
14を連続波長帯域をもつ光120に分離する。光分離
素子92は、オプチカル・コーチング・ラボラトリー社
で製造されているような線形変化フィルタ(linear vari
able filter、LVF)であることが好ましいが、プリズム
もしくは回折格子のような機能上等価な他の任意のコン
ポーネント でよい。
【0049】光検出器アレイ94はスペクトルデータを
含んだ波形信号122を生成する。このアレイのピクセ
ルは光分離素子92により生成された連続波長帯域の空
間的標本を採取し、一組の離散信号レベルを生成する。
光検出器アレイ94は相補的金属酸化物半導体(CMO
S)アレイであることが好ましいが、電荷結合デバイス
(CCD)アレイであってもよい。
【0050】制御回路96は商品データ収集器14の動
作を制御し、デジタル化した商品データ波形信号124
を生ずる。この目的のため、制御回路96はアナログ-
デジタル(A/D)変換器を含む。標本率22-24k
Hzをもつ12ビットA/D変換器が満足の行く結果を
生ずる。
【0051】制御回路96はまた、光源センサ84およ
び周囲光センサ86からも信号を受信する。光源モニタ
出力信号126の変化に応答して、制御回路96はその
変化を補償し、かつまたは取引端末機20のオペレータ
に警告する。
【0052】周囲光レベル信号128に応答して、制御
回路96は光源80を点灯するに先だって周囲光レベル
が最小レベル(暗状態)に降下するのを待つ。周囲光レ
ベルは商品18が窓60を覆うと最小レベルに降下す
る。制御回路96は、商品データを含んだ波形信号12
2を受信した後、制御回路96は光源80の電力を切
り、暗状態を待機する状態に戻る前に周囲光レベルが増
大するのを待つ。周囲光レベルは商品18が窓60から
除去された後に増大する。
【0053】制御回路96はシャッタ103を制御す
る。制御回路96は窓60上方に商品18が置かれたこ
とを検出するとシャッタ103を開く。制御回路96は
商品18が窓60上方に置かれれたことを検出できない
ときはシャッタ103を閉じる。
【0054】制御回路96は周期的に参照読み取り値を
生成する。コンポーネントの老化、埃および温度や電圧
の変化が顕著であると商品データの収集に不正確さをも
たらしうるので、参照読み取り値を用いることが望まし
い。制御回路96は制御値として必要な数の読み取り値
をとることができる。例えば、制御回路96は毎秒10
個、あるいは各商品当たり1個、または1日に5回の参
照読み取り値をとることができる。
【0055】ハウジング102は光源80、色バランス
フィルタ82、光源センサ84、周囲光センサ86、迷
走光バッフル(止め板)136、光分離素子92、光検
出器アレイ94、制御回路96、および補助透明窓61
を含む。透明窓60は秤計量プレート40内に配置され
る。
【0056】窓60、61は窓60、61から反射され
た光112が反射光114を妨害することを防止するた
めの反射防止表面塗布剤を含む。
【0057】ハウジング102は長さ約5.5インチ
(約14センチメートル)、幅約2.75インチ(約7.
0センチメートル)、高さ1.75インチ(約4.5セン
チメートル)である。
【0058】窓60、61は矩形とする代わりに、長方
形、楕円形、および円形としてもよい。窓60、61は
幅および長さ(正方形の場合)、または直径(円形の場
合)が約0.75インチ(約2.0センチメートル)であ
る。
【0059】窓の大きさは商品データ収集器14の大き
さに影響する。(可能な限り標本領域を大きくするため
に)商品18から反射されて光分離素子92で受信され
る光の角度を最小にする一方、可能な限り出力窓を大き
く維持するためには、最小距離約5インチ(約12.7
センチメートル)が窓60と光分離素子92との間に必
要である。窓60の直径を小さくすれば、それによって
対象物18上の標本領域が小さくなり、角度を同一にし
たまま、対象物18と光分離素子92との間の距離を小
さくすることができる。
【0060】シャッタ103は透明窓61の下方に装着
される。シャッタ103はポリマーを分散させた液晶
(polymer dispersed liquid crystal、PDLC)また
はハウジング102の頂部壁の下側に装着したモーター
駆動式ドア(図13(A)−(B))を含む。
【0061】PDLCシャッタは作動停止させたときは
周囲光を約15パーセント通過させる。商品データ収集
器14はPDLCシャッタを作動時および非作動時の参
照照明読み取り値を採取する。商品18が窓60上方に
置かれたとき、制御回路96がPDLCシャッタを作動
させ、この窓を通して光112の約85パーセント、お
よび光114の85パーセントを通過させる。
【0062】モーター駆動式シャッタは乳白色の光学的
に不透明なスクリーンを含む。これは、下方の検出器5
4に面した白(もしくは灰色)の拡散性反射面をもって
いる。この面はシステム較正用の内部参照体の役割を果
たす。このスクリーンはモーターで一開放位置と一閉じ
位置に移動される。制御回路96はモーターを制御す
る。
【0063】参照地読み取り値を採取するために閉じら
れたときは、モーター駆動式シャッタは実質上すべての
周囲光の通過を阻止しつつ、光112の約85パーセン
トを反射する。参照読取り値の採取もしくは商品18の
認識のために開かれたときは、モーター駆動式シャッタ
は周囲光と同様に光112および114を実質上すべて
通過させる。
【0064】商品データ収集器14作動は自動化されて
いる。制御回路96は低レベル周囲信号128を感知し
て光源80をオンにする。光分離素子92は反射光11
4をいろいろの波長に分離し、連続波長帯域をもつ光1
20を生成する。光検出器アレイ94は商品データを含
む波形信号122を生成する。制御回路96はデジタル
化した商品データ信号124を生成し、それを取引端末
に送る。制御回路96は光源80をオフにし、暗状態の
待機に戻る前に周囲光レベルが増大するのを待つ。制御
回路はさらに光源モニタ出力信号126が変化するのを
監視し、補償をし、かつまたは取引端末20のオペレー
タに警告する。
【0065】有利なことに、商品データ収集器14は
0.2秒以内にイメージデータを捕捉する。これは十
分、正規の商品取り扱い時間の範囲内である。
【0066】取引端末機20は商品18を同定するた
め、デジタル化した商品データ信号124内の商品デー
タを使用する。ここに商品データはデジタル波形からな
り、これを取引端末機20が、商品データファイル30
内に格納しているデジタル化した波形ライブラリーと比
較する。同定後、取引端末機20は商品18の全料金を
計算するため、PLUデータファイル28から単価を、
また秤16から重量を取得する。取引端末機20は全料
金を取引高に算入する。
【0067】図8乃至13には商品データ収集器14が
さらに詳細に示してある。
【0068】商品データ収集器14はさらに、プリント
回路基板130、光源組立体132、回転鏡134、迷
走光バッフル136、および回転鏡138を含む。
【0069】プリント回路基板130は制御回路96を
含んでおり、色バランスフィルタ82、光源センサ8
4、周囲光センサ86、マウント89、光分離素子9
2、光検出器アレイ94、光源組立体132、回転鏡1
34、迷走光バッフル136、および回転鏡138を装
着するための台を形成する。プリント回路基板130は
ハウジング102に固定される。プリント回路基板13
0は本システムのアクティブ・コンポーネントすべてに
対するキャリアとしての役割を果たす。それゆえ、これ
を製造し試験するときはプリント回路基板130を試験
することにより全システムを試験することができる。
【0070】光源組立体132は光源80、下部光源マ
ウント140、および上部光源マウント142を含む。
【0071】光源80は窓60に密接配置するとともに
窓60の直視する線上にある多数の白色LEDを含むこ
とが望ましい。光源組立体132は個々のLEDが窓6
0の頂部面に向くように設計してある。これは商品18
を照明する一様な照度が窓60の全頂部面上に存在する
ようにするためである。好適な本実施例では、これらL
EDはすべて窓60の中心に向けられており、約31.
75度の角度に向けられている。これらのLEDは窓6
0の中心から約1.657インチ(約4.21センチメー
トル)の距離、光源組立体132の中心から1.075
インチ(2.73センチメートル)の距離に配置してあ
る。
【0072】好適な本実施例はスペクトルおよび照度の
両方において一様性を与える。レンズシステムや光パイ
プのような複雑な光学装置の使用を回避することは簡単
な構造を得る上で極めて望ましいので、好適な本実施例
は多重LED構成を採用することも考えられる。LED
はグループにしてスペクトル的にマッチングしてあるの
で、それらの配置および方向付けを行うことによって、
照明面の全領域にわたりスペクトルおよび照度の双方に
関して光学的一様性を達成することができる。
【0073】多重LEDを使った場合、スペクトルおよ
び照度の双方において一様性を達成するため、線形相関
係数行列を計算し解析することによりLED標本はスペ
クトル的にマッチングするグループに最初に分類され
る。マッチングした一グループのLEDから出る直接光
は、それらの位置およびビーム方向に関係なく一様なス
ペクトルをもっている。
【0074】第二に、一様な照度が得られるようにLE
Dの位置およびビーム方向を配置する。もしも適切な信
号レベルを達成するためにより高い照度が必要であるな
ら、多重グループを使用することができる。異なるグル
ープからのスペクトルが異なるとしても、多重グループ
から得られる全照度はスペクトルおよび照度の双方に関
して一様となろう。
【0075】図9は低部光源マウント140の四つの側
部に設けた4個のLEDからなる4つのグループの16
個の白色LEDを示す。2個もしくは4個のLEDから
なる2つもしくは4つのグループのような他の構成も本
発明として考えることができる。窓60が小さくされて
いさえすれば、単一の白色LEDがスペクトル的に一様
性をち、窓60にわたり許容可能な照度を与えるので、
単一の白色LEDを使用することも考えられる。高い効
率を得るためには幅の狭い共心的なビームをもつLED
が好ましい。
【0076】低部光源マウント140は全体として円形
をしている。この配置はLEDを好適な配置および方向
に支持している。低部光源マウント140は機械的およ
び電気的にプリント回路基板130に接続されており、
光源80用の端末機接続子144を含む。
【0077】上部光源マウント142もまた全体として
円形形状をもち、会合する下部光源マウント140に機
械的に接続される。上部光源マウント142は、窓60
全体に均一な照明が得られるよう、LEDを好適な方向
に機械的に保持する。上部光源マウント142は、反射
光114を光検出器アレイ94に指向させるためのギャ
ップ143を含む。上部光源マウント142はさらに、
開口146を含み、この開口を通して光源80が頂部面
148下方位置から光を発射する。頂部面148は、光
源80の傾斜角と垂直な内部壁152に向けて外側壁1
50から下方に向く角度を有する。
【0078】回転鏡134は商品18からの反射光11
4を迷走光バッフル136を介して回転鏡138に向け
て送る。偏向鏡134は、台154上に約45度の角度
で装着されており、台154は上部光源マウント142
中に組み込まれる。回転鏡134は実質上平面であって
長方形をもつことが好ましい。
【0079】回転鏡138は反射光114を光分離素子
92に指向する。回転鏡138はマウント89上に約4
5度の角度に装着される。好適な本実施例(図9)では
回転鏡138は実質的に平面であり、長方形を有する。
【0080】別の実施例(図12)として、非平面的で
ある(すなわち一以上の曲率半径をもつかつまたは多重
部分に分割されている可能性がある)回転鏡134、1
38を含むことができる。
【0081】そのような実施例では回転鏡138は反射
光114を指向させるのみならず、反射光114を混合
することにより平均化された反射照明光からなる均一の
光を生成する。この目的から、回転鏡138は内部凹面
153および実質的に平面状の織り目付き面155を含
む。織り目付き面155は反射光114を拡散させ散乱
させる。内部凹面153は、損失を低減するため、散乱
光を収束する。
【0082】別の回転鏡138は型成形した透明なアク
リル樹脂製で、マウント89上に約45度の角度で装着
される。面155には蒸着によりアルミニウムを塗布す
る。可視スペクトルにわたり最高可能な反射率を与える
ため、このアルミニウムは強化アルミニウム(enhanced
aluminum)である。通常のアルミニウム塗布剤が94
パーセントの反射率をもつのに対して 強化アルミニウ
ムは97パーセントの反射率をもつ。
【0083】鏡134、138の実施例はすべて、光1
14を光検出器アレイ94へ指向させる。
【0084】迷走光バッフル136は直接にプリント回
路基板130に装着され、光検出器アレイ94に直接到
来する光源80からの光量の最小限化に役立つ。これは
商品18から反射される光以外の他の任意の光源(周囲
光など)についても同様である。この目的のため、迷走
バッフル136は外側壁158-164、内壁164-1
72、頂部壁174、および底部壁176を有する。外
側壁158-164は全体として長方形の組立体を形成
する。外側壁164は上部光源142および下部光源1
40に隣接する。
【0085】壁158、160、162、172は回転
鏡138、マウント89、光分離素子92、および光検
出器アレイ94を含むチャンバを確定する。光検出器ア
レイ94は直接に基板130上に装着される。光分離素
子92はマウント90内に保持され、直接に光検出器ア
レイ94上に置かれる。光分離素子92は光検出器アレ
イ94に近接して保持される。
【0086】壁158-162は協同し、さらに狭隘な
トンネル173を通して回転鏡138に光を通す。壁1
65、166、および170は全体としてU字形の壁で
あり、トンネル173の下限をなす。壁164、16
8、172は全体として逆U字形の壁であり、トンネル
173の上限をなす。反射鏡134から来る反射光11
4を受信するための壁164のトンネル開口178は壁
172におけるトンネル開口180よりも大きい。トン
ネル開口178および180は、反射光114内の光エ
ネルギーを可能な限り多量に光検出器アレイ94に入射
させつつ反射光114の入射角を6度未満に制限するす
るように、大きさを最適化してある。
【0087】有利なことに、好適な本実施例は反射光の
レベルを顕著に損失することなくスペクトル分布の歪み
を低減する。スペクトルの歪みを低下させることは、光
分離素子92がLVFまたはプリズムもしくは回折格子
のような分散性素子であるときは特に重要である。
【0088】そのようなスペクトルの歪みを低下させる
ため、本発明の実施例は少なくとも二つの方法で視野の
大きさを低減する。第一に、外に出る光のレベルを顕著
に低下させることなくより小さな窓60を許容するた
め、光源80は内側に傾斜させる。第二に、窓60と光
分離素子92との間の距離を最適距離に増大させる。こ
れは光分離素子92への入射角度が6度未満でなければ
ならないという事実に合致している。もしもこの角度が
6度よりも大きいと、光分離素子92において不均衡な
減衰が生じ、それがシステムエラーの原因となる。.言
い換えると、商品18が窓60の異なる位置に置かれた
ときは異なるスペクトル特性をもつように見える。
【0089】もう一つの代わりの実施例として、光パイ
プ、または前置コンデンサレンズと組み合わせた光パイ
プを窓60と光分離素子92との間に使用して、さらに
距離の増大に伴う視野効果(field-of-view effect)を
低減することができる。
【0090】第三の方法は、光路に沿ってLVF中心を
窓60の中心に整合する代わりに、LVF中心の長波長
(赤色)端が窓60の中心線に近接するようにLVF中
心を移動させることである。赤色端を中心に近接して配
置することにより平均入射角は長波長に対して減少す
る。それゆえ、絶対波長遷移(absolute wavelength sh
ift)は長波長に対して小さくなるが、短波長(青色
端)に対してはその反対のことが言える。この方法は窓
の形状に関わらず機能する。
【0091】有利なことにハウジング102は寸法が小
さい。特に、この寸法はビデオカメラのような他の商品
データコレクタよりも小さい。商品データ収集器14は
既存のバーコードリーダー内に装着するための寸法とし
ても十分に小さく、また、軽量の(約8オンスよりも軽
い)手持ち形ユニットとして装填するのにも十分に小さ
い。
【0092】ここで図13(A)-(B)を参照する。
電気機械シャッター103は窓61の下側かつこれに隣
接して装着される。図13(A)はハウジング102お
よびプリント回路基板130の両方を示す。他方、図1
3(B)はプリント回路基板130のみを示す。
【0093】シャッター103はモーター190および
ドア192を含む。モーター190はプリント回路基板
130に装着される。ドア192はモーター190の軸
に装着される。制御回路96はドア192を開口位置
(図13(A))および閉じ位置(図13(B))に配
置するため、モーター190を作動させる。
【0094】本発明はいくつかの好適な実施例を特定的
に参照して記述したが、本発明はその要旨および前記の
特許請求の範囲内で種々の設計変更と改変が可能であ
る。特に、窓60をもっと小さくあるいは大きくするに
伴って実施例を寸法上もっと小さく、あるいは大きくす
ることができる。また、光源80の個数を変更すること
ができるが、これらすべての変更は本発明の範囲に属
し、別の実施例とみなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品チェックアウト装置を含む取引処
理システムのブロック図である。
【図2】本商品チェックアウト装置の斜視図で、商品デ
ータ収集器を装着する第一方法を例示する図である。
【図3】秤計測プレートを装着しない、図2の商品チェ
ックアウト装置を示す図である。
【図4】もう一つの商品チェックアウト装置の斜視図
で、商品データ収集器を装着する第二方法を例示する図
である。
【図5】秤の計量用プレートを装着してないときの、図
4の商品チェックアウト装置の図である。
【図6】商品データ収集器を装着する第三方法を例示す
る、もう一つの商品チェックアウト装置の分解図であ
る。
【図7】商品データ収集器のブロック図である。
【図8】商品データ収集器の分解図である。
【図9】商品データ収集器の光学的コンポーネントの分
解図である。
【図10】本商品データ収集器を組み立てた光学コンポ
ーネントの上面図である。
【図11】本商品データ収集器の光学コンポーネントを
組み立てたときの側面図である。
【図12】別の回転鏡の斜視図である。
【図13】電子機械シャッター(electromechanical sh
utter)装置を示す図である。
【符号の説明】
10 商品チェックアウト装置 12 バーコードデータ収集器 14 商品データ収集器 16 秤 18 商品 20 取引端末機 22 バーコードラベル 24 取引サーバ 26 格納媒体 28 PLUデータファイル 30 商品データファイル 32 商品 36 開口 38 鉛直開口 38 鉛直開口 40 計量プレート 42 チェックアウトカウンタ 48 ハウジング 50 舌 54 開口 58 透明窓 60 透明窓 61 補助透明窓 62 開口 64 支持枠 66 開口 67 秤支持部材 69 マーク 70 負荷セル 80 光源 84 光源センサ 86 周囲光センサ 91 スペクトロメータ 92 光分離素子 94 光検出器アレイ 96 制御回路 102 ハウジング 103 迷走光バッフル 132 光源組立体 136 迷走光バッフル 138 回転鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/00 331 G07G 1/00 331C (72)発明者 マイケル アレン スペンサー アメリカ合衆国 30024 ジョージア州 スワニー エイト ポイント コート 658 (72)発明者 ドナルド アレクサンダー コリンズ ジ ュニア アメリカ合衆国 30044 ジョージア州 ローレンスビル シングリー コート 776 (72)発明者 ジェフリー ピーター トレプトー アメリカ合衆国 55422 ミネソタ州 ゴ ールデン バレー ゴールデン バレー ロード 4839 (72)発明者 ステファン ジョン エイムズ アメリカ合衆国 55906 ミネソタ州 N E ロチェスター ビバリー レーン 2808 (72)発明者 ダニエル バイロン シーバース アメリカ合衆国 30096 ジョージア州 NW デュルース サテライト ビルディ ング 2951 (72)発明者 レックス アレン アレシャー アメリカ合衆国 30519 ジョージア州 ブフォード ハミル チェイス ウェイ 3625 (72)発明者 ホング タング アメリカ合衆国 30024 ジョージア州 スワニー ケープ カーレッジ ウェイ 2305

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 該ハウジング内にあるバーコードデータ収集器と、 該ハウジング内にある商品データ収集器とを含むことを
    特徴とする、商品チェックアウト装置。
  2. 【請求項2】該バーコードデータ収集器が光学バーコー
    ドデータ収集器を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】該ハウジングがチェックアウトカウンタ内
    に装着されていることを特徴とする請求項1乃至2に記
    載の装置。
  4. 【請求項4】該商品データ収集器が取引期間中、実質的
    に一様な光で商品を照明するための光源と、 該商品から集めた光(収集光)を、異なる波長をもつ複
    数の異なる部分光に分離するための光分離素子と、 該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号
    に変換する検出器と、 商品の単価を決定する目的で該商品から得られる該商品
    を同定するための情報を含んだデジタルスペクトルを発
    生すべく、該複数の電気信号をデジタル化する制御回路
    とを含むことを特徴とする請求項1乃至3に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】該商品の標本採取する部分に該光源が一様
    なスペクトルをもつ照明を与えることを特徴とする請求
    項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】該商品の標本採取する部分に該光源が一様
    な照度をもつ照明を与えることを特徴とする請求項4乃
    至5に記載の装置。
  7. 【請求項7】該光源が約400ナノメートル乃至約70
    0ナノメートルの波長領域で照明を与えることを特徴と
    する請求項4乃至6に記載の装置。
  8. 【請求項8】該光分離素子が回折格子、プリズムもしく
    は線形変化フィルタ(LVF)を含むことを特徴とする
    請求項4乃至7に記載の装置。
  9. 【請求項9】該検出器が該複数の部分光に含まれるエネ
    ルギーを複数の電気信号に変換するための光検出器アレ
    イを含むことを特徴とする請求項4乃至8に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】請求項4乃至9のいずれかに記載の装置
    において、 該商品データ収集器が該光源から得るスペクトルスルー
    プットを均一化させると共に該制御回路の信号-雑音比
    を増大させるための色バランスフィルタを含むことを特
    徴とする請求項4乃至9に記載の装置。
  11. 【請求項11】該商品データ収集器が、該光源の強度変
    化を監視するとともに該強度を表す信号を発生するため
    の光源センサを含み、 該強度変化を補償するため、該光源に送る駆動電流を該
    制御回路が変化させることを特徴とする請求項4乃至1
    0に記載の装置。
  12. 【請求項12】該商品データ収集器が、周囲光の強度を
    感知するとともに該強度を示す信号を発生するための周
    期光センサを含み、 周囲光強度が最小レベルにまで降下した後、該制御回路
    が該光源をオンにすることを特徴とする請求項4乃至1
    1に記載の装置。
  13. 【請求項13】該商品データ収集器が、周囲光を減ずる
    ためのシャッタを含み、 該制御回路が該シャッタを開閉して周囲光の参照読み取
    り値を採取することを特徴とする請求項4乃至12に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】該シャッタが、高分子を分散させた液晶
    (PDLC)を含むことを特徴とする請求項4乃至13
    に記載の装置。
  15. 【請求項15】該商品データ収集器が、該商品を照明す
    るための光と該商品から収集光とが通過する第一貫通開
    口を含むことを特徴とする請求項4乃至14に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】該光源が、該開口の中心線の周囲かつ実
    質上等距離の位置に配置された複数の発光ダイオード
    (LED)を含むことを特徴とする請求項15に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】該開口が面積において約3/4インチ四
    方より大きくないことを特徴とする請求項15乃至16
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】該ハウジングが該開口に設けた窓を含む
    ことを特徴とする請求項15乃至17に記載の装置。
  19. 【請求項19】該商品データ収集器のハウジングが、該
    窓の内側から反射する、商品を照明するための光の一部
    を最小限化する非反射性塗布剤を該窓の内側に含むこと
    を特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】該商品データ収集器が、 該収集光を該光分離素子に指向させるためのある数の鏡
    であってその一つが該収集光を混合して平均した平均反
    射照明光を生成するようにされた鏡を該商品データ収集
    器のハウジング内に含むことを特徴とする請求項15乃
    至19に記載の装置。
  21. 【請求項21】該一つの鏡が、 内部凹面と平面とを有する光学素子と、 該収集光を拡散し散乱させる、該平面上に設けた織り目
    付き反射層とを含み、 該内部凹面が散乱された収集光を収束することを特徴と
    する請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】該商品データ収集器が、 該商品データ収集器のハウジングに内にあって該光源と
    該光分離素子との間に置かれた、該光分離素子に直接入
    射する該光源の光量を最小化するためのバッフルを含む
    ことを特徴とする請求項15乃至21に記載の装置。
  23. 【請求項23】該光分離素子が、 該収集光の第一波長を処理するための第一端部と、該収
    集光の、該第一波長より短い第二波長を処理するための
    第二端部とを含み、 該第一端部が該開口の中心に整合されていることを特徴
    とする請求項15乃至22に記載の装置。
  24. 【請求項24】チェックアウトステーションにおける商
    品チェックアウト装置にして第一ハウジングをもつ光学
    バーコードデータ収集器と、 該第一ハウジング内に収容した秤と、 該光学バーコードデータ収集器から来る走査光を通過さ
    せるための第一窓と第二窓とを含む、該秤上の計量プレ
    ートと、 該第一ハウジング内に設けた商品データ収集器にして該
    第二窓に隣接する開口付き第二ハウジングと、 該第二窓上の商品を実質的に一様な光で照明する光源
    と、 該商品から収集光を、異なる波長をもつ複数の異なる部
    分光に分離するための光分離素子と、 該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号
    に変換する検出器と、 取引期間中に商品の単価を決定する目的で、該商品から
    得られる該商品を同定するための情報を含んだデジタル
    スペクトルを発生するため、該複数の電気信号をデジタ
    ル化する制御回路とを含む商品データ収集器と、 参照デジタルスペクトルからなるデータベースと、 該チェックアウトステーション内にあって該制御回路お
    よび該データベースに結合されているコンピューターに
    して、該商品から得たデジタルスペクトルを該参照デジ
    タルスペクトルと比較して、該商品の単価を決定するた
    め該商品を同定すると共に該商品を取引に算入するコン
    ピューターとを含む商品チェックアウト装置とを含むこ
    とを特徴とする、取引処理システム。
  25. 【請求項25】該コンピューターが、 選好された同類商品の数を同定し、何が選好されたかを
    表示し、その選好商品の中からオペレータが選んだ選択
    を記録することを特徴とするシステム。
  26. 【請求項26】該商品データ収集器が重量約8オンス
    (約227グラム重)未満であり、該開口が約3/4イ
    ンチ(約2センチメートル)未満四方の面積を有するこ
    とを特徴とする請求項24乃至25に記載のシステム。
  27. 【請求項27】該取引を完了するためのチェックアウト
    ステーションと、 チェックアウトステーションにおける商品チェックアウ
    ト装置にして第一ハウジングをもつ光学バーコードデー
    タ収集器と、 該第一ハウジング内に収容した秤と、 該光学バーコードデータ収集器から来る走査光を通過さ
    せるための第一窓および第二窓とを含む、該秤の計量プ
    レートと、 該第一ハウジング内に設けた商品データ収集器であって 該第二窓に隣接する開口付き第二ハウジングと、 該第二窓上の商品を実質的に一様な光で照明する光源
    と、 該商品から集めた光を異なる波長をもつ複数の異なる部
    分光に分離するための光分離素子と、 該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号
    に変換する検出器と、 取引期間中に単価を決定する目的で、該複数の電気信号
    をデジタル化することにより、該商品から該商品を同定
    する情報を含むデジタルスペクトルを生成する制御回路
    とを含む商品データ収集器とを含む商品チェックアウト
    装置と、 参照デジタルスペクトルからなる第一データベースと、 商品同定情報に相関された価格情報からなる第二データ
    ベースと、 該チェックアウトステーション内にあって該制御回路、
    該第一および第二データベース、並びに該秤に結合され
    たコンピューターにして、該商品から得たデジタルスペ
    クトルを該第一データベース内の該参照デジタルスペク
    トルと比較して、該商品に対する商品同定情報を決定
    し、該商品同定情報を使って該第二データベースから単
    価情報を取得し、該単価情報と該秤から得た重量情報と
    から該商品の価格を決定し、該商品の価格を該取引に算
    入するコンピューターとを含むことを特徴とする、取引
    施設における取引の一部として商品処理をするシステ
    ム。
  28. 【請求項28】(a)バーコードデータ収集器および秤
    を含む商品チェックアウト装置のハウジング内部から実
    質上一様な光を発生するステップと、 (b)該商品が該秤の計量プレートの窓上にあるときに
    該商品を照明するステップと、 (c)該商品が該計量プレートの窓上にあるときに該商
    品の重量を記録するステップと、 (d)該商品から集めた光からデジタルスペクトルを決
    定するステップと、 (e)該デジタルスペクトルを参照スペクトルと比較し
    て該商品を同定するステップと、 (f)重量情報および同定情報から該商品に対する価格
    情報を決定するステップとを含むことを特徴とする、商
    品の購買を記録する方法。
  29. 【請求項29】取引期間中実質的に一様な光で該商品を
    照明するための光源と、 該商品から集めた光(収集光)を、異なる波長をもつ複
    数の部分光に分離する光分離素子と、 該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号
    に変換するための検出器と、 単価を決定する目的上該商品を同定するための情報を含
    むデジタルスペクトルを該商品から生成するため、該複
    数の電気信号をデジタル化する制御回路とを含むことを
    特徴とする、取引施設における取引の一部として商品を
    処理する商品データ収集器。
  30. 【請求項30】該光源が該商品の標本採取する部分に一
    様なスペクトルの照明を与えることを特徴とする請求項
    29に記載の商品データ収集器。
  31. 【請求項31】該光源が該商品の標本採取する部分に一
    様な照度の照明を与えることを特徴とする請求項29乃
    至30に記載の商品データ収集器。
  32. 【請求項32】該光源が約400ナノメートル乃至70
    0ナノメートルの範囲の波長の照明を与えることを特徴
    とする請求項29乃至31に記載の商品データ収集器。
  33. 【請求項33】該光分離素子が回折格子、プリズムもし
    くは線形変化フィルタを含むことを特徴とする請求項2
    9乃至32に記載の商品データ収集器。
  34. 【請求項34】該検出器が該複数の部分光に含まれるエ
    ネルギーを複数の電気信号に変換するための光検出器ア
    レイを含むことを特徴とする請求項29乃至33に記載
    の商品データ収集器。
  35. 【請求項35】該光源が出す光のスペクトルスループッ
    トを均衡化するための色バランスフィルタをさらに含む
    ことを特徴とする請求項29乃至34に記載の商品デー
    タ収集器。
  36. 【請求項36】該光源の変動を監視するとともに強度を
    示す信号を生成する光源センサをさらに含み、 強度における該変動を補償するため、該光源に与える駆
    動電流を該制御回路が変化させることを特徴とする請求
    項29乃至35に記載の商品データ収集器。
  37. 【請求項37】周囲の光(周囲光)の強度を感知すると
    共に、強度を示す信号を生成する周囲光センサをさらに
    含み、 周囲光の強度がある最小レベルまで降下した後、該制御
    回路が該光源を点灯することを特徴とする請求項29乃
    至36に記載の商品データ収集器。
  38. 【請求項38】周囲光を減ずるためのシャッターをさら
    に含み、 参照周囲光読み取り値を採取するため、該制御回路が該
    シャッターを開閉することを特徴とする請求項29乃至
    37に記載の商品データ収集器。
  39. 【請求項39】該シャッターが高分子を分散させた液晶
    (PDLC)を含むことを特徴とする請求項38に記載
    の商品データ収集器。
  40. 【請求項40】該商品を照明する光と該商品から集めた
    光とが通過する第一開口を収容するハウジングをさらに
    含むことを特徴とする請求項29乃至39に記載の商品
    データ収集器。
  41. 【請求項41】該ハウジングが該開口に開けた窓を含む
    ことを特徴とする請求項40に記載の商品データ収集
    器。
  42. 【請求項42】該ハウジングがさらに、 該商品照明光のうち該窓の内側で反射した光を最小化す
    る反射防止塗布剤を、該窓の内側に含むことを特徴とす
    る請求項41に記載の商品データ収集器。
  43. 【請求項43】さらに該ハウジング内に、 該収集光を該光分離素子に指向させるための複数の鏡に
    してその一つが平均化した均一な反射照明光を生成する
    ようにされた鏡を含むことを特徴とする請求項40に記
    載の商品データ収集器。
  44. 【請求項44】さらに該光源と該光分離素子との間にあ
    って該光分離素子に直接入射する光源からの光量を最小
    化するための、該ハウジング内に設けたバッフル含むこ
    とを特徴とする請求項40に記載の商品データ収集器。
  45. 【請求項45】該光分離素子が該収集光の第一波長端を
    処理する第一端と、該第一波長端より短い収集光の第二
    端を処理する第二端とを含み、 該第一端が該開口の中心に整合されていることを特徴と
    する請求項40に記載の商品データ収集器。
  46. 【請求項46】該取引を完了するためのチェックアウト
    ステーションと、 該チェックアウトステーションに置かれた前記請求項の
    いずれかに記載の商品データ収集器にして、該チェック
    アウトステーション内にあって複数の電気信号をデジタ
    ル化して該商品からデジタルスペクトルを生成する制御
    回路を含む商品データ収集器と、 参照デジタルスペクトルからなるデータベースと、 該チェックアウトステーション内にあって該制御回路お
    よびデータベースに結合されているコンピューターにし
    て、該商品から得たデジタルスペクトルを該参照デジタ
    ルスペクトルと比較して単価決定の目的上該商品を同定
    し、該商品を該取引に算入する、コンピューターとを含
    むことを特徴とする、取引施設における取引の一部とし
    て商品を処理する商品認識システム。
  47. 【請求項47】該コンピューターが、選好された同類商
    品の個数を同定すると共に、その選好を表示し、その選
    好されたもののうちオペレータが選択した一商品を記録
    することを特徴とする請求項46に記載のシステム。
  48. 【請求項48】該商品データ収集器の重量が約8オンス
    (約227グラム重)未満であると共に、該商品を置く
    窓を含むハウジングを含み、 該窓が約3/4インチ未満四方の面積を有することを特
    徴とする請求項46に記載のシステム。
  49. 【請求項49】該取引を完了するためのチェックアウト
    ステーションと、 該チェックアウトステーションにある商品データ収集器
    にして、 該取引期間中実質的に一様な光を該商品に照明するため
    の光源と、 該商品から集めた光(収集光)を、異なる波長をもつ複
    数の異なる部分光に分離する光分離素子と、 該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号
    に変換する検出器と、 該チェックアウトステーションににある制御回路にし
    て、該複数の電気信号をデジタル化して該商品からデジ
    タルスペクトルを生成する制御回路とを含む商品データ
    収集器と、 参照デジタルスペクトルからなる第一データベースと、 商品同定情報に相関づけられた価格情報からなる第二デ
    ータベースと、 該チェックアウトステーションにあって該商品から得た
    重量情報を与える秤と、 該チェックアウトステーションにあって該制御回路、該
    第一および第二データベース、並びに該秤に結合されて
    いるコンピューターにして、該商品から得た該デジタル
    スペクトルを該第一データベースの該参照デジタルスペ
    クトルと比較して該商品に対する同定情報を決定し、該
    商品に対する該商品同定情報を使って該第二データベー
    スから単価情報を取得し、該価格情報と該重量情報とか
    ら該商品の価格を決定し、該商品の価格を該取引に算入
    する、コンピューターと、を含むことを特徴とする、取
    引施設における取引の一部として商品を処理するシステ
    ム。
  50. 【請求項50】(a)該取引期間中該商品を実質的に一
    様な光で照明するステップと、 (b)該商品から集めた光(収集光)を異なる波長をも
    つ複数の異なる部分光に分離すするステップと、 (c)該複数の部分光に含まれるエネルギーを複数の電
    気信号に変換するステップと、 (d)該複数の電気信号をデジタル化して該商品からデ
    ジタルスペクトルを生成するステップと、 (e)該デジタルスペクトルを参照スペクトルと比較し
    て該商品を同定するステップとを含むことを特徴とす
    る、取引施設における取引の一部として商品を同定する
    方法。
  51. 【請求項51】該ステップ(a)がさらに、 (a−1)波長が約400ナノメートル乃至約700ナ
    ノメートルの範囲の光で該商品を照明するサブステップ
    を含むことを特徴とする請求項50に記載の方法。
  52. 【請求項52】該ステップ(c)がさらに、 (c−1)該複数の部分光に含まれるエネルギーを光検
    出器アレイで複数の電気信号に変換するサブステップを
    含むことを特徴とする請求項50乃至51に記載の方
    法。
  53. 【請求項53】該ステップ(f)がさらに、 該光源のスペクトルのスループットを均衡化するサブス
    テップを含むことを特徴とする請求項50乃至52に記
    載の方法。
  54. 【請求項54】さらに (f)該光源の光強度変化を感知するステップと、 (g)該強度変化を補償するため、該光源への駆動電流
    を変化させるステップとを含むことを特徴とする請求項
    50乃至53に記載の方法。
  55. 【請求項55】該ステップ(f)がさらに(f−1)該
    商品を照明する光と周囲光とが通過する開口の下のシャ
    ッターを開閉するサブステップを含み、該サブステップ
    (f−1)が(f−1−A)該シャッタを閉じるサブス
    テップと、 (f−1−B)第一参照読み取り値を採取するサブステ
    ップと、 (f−1−C)該光源を点灯するサブステップと、 (f−1−D)第二参照読み取り値を採取するサブステ
    ップと、 (f−1−E)該シャッターを開くサブステップと、 (f−1−F)第三参照読み取り値を採取するサブステ
    ップと、 (f−1−G)該光源を消灯するサブステップと、 (f−1−H)第四参照読み取り値を採取するサブステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項50乃至54に記
    載の方法。
  56. 【請求項56】さらに(f)該商品を照明する光と周囲
    光とが通過する窓の内側で反射する該商品照明光の一部
    を最小化するステップを含むことを特徴とする請求項5
    0乃至55に記載の方法。
  57. 【請求項57】さらに(g)鏡の一つにより該収集光を
    混合して平均化した均一な反射照明光を生成するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項50乃至56に記載の
    方法。
  58. 【請求項58】さらに(e−1)選好された同類の商品
    数を同定するサブステップを含むことを特徴とする請求
    項50乃至57に記載の方法。
  59. 【請求項59】さらに(f)該選好を表示するステップ
    と、 (h)該選好商品のうちオペレータが選択した一つの商
    品を記録するステップとを含むことを特徴とする請求項
    50乃至58に記載の方法。
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US09/189783 1998-11-10

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