JP2000155719A - デ―タのバックアップ・復旧システムおよび非同期デ―タ管理方法 - Google Patents

デ―タのバックアップ・復旧システムおよび非同期デ―タ管理方法

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JP2000155719A
JP2000155719A JP11307634A JP30763499A JP2000155719A JP 2000155719 A JP2000155719 A JP 2000155719A JP 11307634 A JP11307634 A JP 11307634A JP 30763499 A JP30763499 A JP 30763499A JP 2000155719 A JP2000155719 A JP 2000155719A
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    • G06F11/1458Management of the backup or restore process
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    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続されたバックアップデバ
イスを複数のユーザで非同期に共有すること。 【解決手段】 一連のプロセスは、オペレーションを日
和見的に実行し、そのオペレーションに基づいて物理媒
体に対するリクエストをブロードキャストし、さらに、
一連のキャンセルインタフェースおよびステータスチェ
ックインタフェースをユーザに提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理に関し、
より詳細には、データのバックアップおよび復旧システ
ム内における電子文書の非同期処理(asynchronous pro
cessing)に関する。
【0002】
【従来の技術】社会全体にわたってディジタルコンピュ
ータが普及した結果、それらのコンピュータ上で作成さ
れる電子データの保全性および耐用寿命を保証すること
がますます重要になっている。データバックアップシス
テムは、一般に、ある記憶媒体から別の記憶媒体に電子
データまたは電子ファイルをコピーするものであって、
そのような電子データを保護するための一つの方法とし
て従来より使用されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のデータバックア
ップシステムは有益であるが、いくつかの限界を有して
いる。たとえば、小規模のオフィス環境においては、フ
ァイルおよび文書のバックアップコピーを作成する(す
なわち、「バックアップ」を実行する)義務を有した担
当者が一人は存在している。この担当者が持つべき責任
の例としては、バックアップをスケジューリングするこ
と、バックアップデバイスに正しい二次記憶媒体を挿入
すること、またはバックアッププロセスまたはリストア
プロセスに関連する他のあらゆる管理作業を実行するこ
と等がある。
【0004】さらに、このようにバックアップを実行す
る担当者は、多くの場合、ユーザのバックアップリクエ
ストおよびリストアリクエストをキャンセルし、変更
し、またはそのようなリクエストに応じた処理を実行す
ることができる唯一の者でもある。このような手はずに
関する一つの問題は、どのような者を信頼して大多数の
バックアップオペレーションおよびリストアオペレーシ
ョンを実行するかということである。そのような特別な
者が不在の場合、ユーザのバックアップリクエストおよ
びリストアリクエストが無視される状態になってしま
い、それによってデータの保全性を危うくし、生産性が
しだいに減少する可能性がある。
【0005】既存のバックアップシステムによる別の限
界は、バックアップシステムがどのように動作するかと
いうことに関連したものである。典型的に、ユーザは特
定のデータを二次記憶媒体にバックアップし、または特
定のデータを二次記憶媒体からリストアするようにリク
エストする。そのようなリクエストに応じた処理を実行
するために必要とされる時間は、リクエストの複雑さに
従って変化することがある。
【0006】リクエストに応じた処理を実行するために
バックアップデバイス中に存在する記憶媒体とは異なる
二次記憶媒体が必要となる場合、オペレータは最初に適
切な二次記憶媒体を見つけ出し、その後、その二次記憶
媒体をバックアップデバイスに挿入しなければならな
い。たとえば、複数のユーザが共に単一のバックアップ
デバイスを共有しており、それぞれが同一のデバイスに
対してバックアップリクエストまたはリストアリクエス
トを同時に行う場合、経験するあらゆる遅延を倍増させ
てしまう場合がある。このような場合の典型的な処理の
例としては、リクエストを先着順に処理することが挙げ
られる。
【0007】このような方法によるデータバックアップ
管理の一つの問題は、バックアップリクエストおよびリ
ストアリクエストが処理される連続性である。たとえ
ば、ユーザが、設置されていない二次記憶媒体(non-lo
catable secondary media)からデータをリストアする
ことをリクエストした場合、続くユーザのリクエスト
は、その二次記憶媒体を見つけ出し、バックアップデバ
イスに挿入されるまで遅れることになる。なお、多くの
場合、そのような二次記憶媒体を見つけて挿入する作業
を行う一人の担当者が必要となる。
【0008】したがって、必要なものは、非同期データ
バックアップ関連のリクエストを複数のユーザから受け
取り、自動的にそれらのリクエストを日和見的に管理す
る方法および装置であって、フレキシブルではない先入
れ先出し方式(first in/first out (FIFO) manner)に
よるのではなく、必要な記憶媒体が利用可能となった際
にデータが転送されるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下にはデータのバック
アップ・復旧システムおよびその方法が開示される。デ
ータのバックアップ・復旧システムは、第1のデータス
トレージデバイスおよび第2のデバイスを含んでいる。
第1のデータストレージデバイスは、取外し可能な記憶
媒体(リムーバブルメディア)を有しており、一方、第
2のデバイスは第1のデータストレージデバイスに接続
されており、複数のデータ処理リクエストを日和見的に
(opportunistically)管理するためのプロセスキュー
(processqueue)を備えている。なお、ここで接続とい
う場合は、有線・無線等、その接続方法の如何は問わな
いものとする。
【0010】すなわち、請求項1にかかるデータのバッ
クアップ・復旧システムは、取外し可能な記憶媒体を有
した第1のデータストレージデバイスと、前記第1のデ
ータストレージデバイスに接続された第2のデバイス
と、を備え、前記第2のデバイスが、複数のデータ処理
リクエストを日和見的に管理するプロセスキューを備え
たものである。
【0011】また、請求項2にかかるデータのバックア
ップ・復旧システムは、請求項1に記載のデータのバッ
クアップ・復旧システムにおいて、前記プロセスキュー
が、さらに、データバックアップリクエストを日和見的
に管理するバックアップキューと、予めバックアップさ
れているデータのリストアを日和見的に管理するリスト
アキューと、データの削除を日和見的に管理する削除キ
ューと、を備えたものである。
【0012】また、請求項3にかかるデータのバックア
ップ・復旧システムは、請求項1に記載のデータのバッ
クアップ・復旧システムにおいて、前記第2のデバイス
が、非取外し可能な記憶媒体を備えたものである。
【0013】また、請求項4にかかるデータのバックア
ップ・復旧システムは、請求項1に記載のデータのバッ
クアップ・復旧システムにおいて、前記第2のデバイス
が、不揮発性メモリデバイスを備えたものである。
【0014】また、請求項5にかかるデータのバックア
ップ・復旧システムは、請求項1に記載のデータのバッ
クアップ・復旧システムにおいて、前記取外し可能な記
憶媒体が、データの書き込みおよび読み出しが可能な媒
体であるものである。
【0015】また、請求項6にかかるデータのバックア
ップ・復旧システムは、請求項1〜5のいずれか一つに
記載のデータのバックアップ・復旧システムにおいて、
さらに、少なくとも一人のユーザが前記複数のデータ処
理リクエストのステータスをモニタすることが可能な第
1のインタフェースと、前記少なくとも一人のユーザが
前記複数のデータ処理リクエストをキャンセルすること
が可能な第2のインタフェースと、を備えたものであ
る。
【0016】また、請求項7にかかる非同期データ管理
方法は、複数の処理ルーチンを初期化する工程と、少な
くとも一人のユーザから複数のデータ処理リクエストを
受け取る工程と、前記複数のデータ処理リクエストを少
なくとも一つのキューに分類する工程と、前記複数のデ
ータ処理リクエストの少なくとも一つを日和見的に実行
する工程と、を含むものである。
【0017】また、請求項8にかかる非同期データ管理
方法は、請求項7に記載の非同期データ管理方法におい
て、少なくとも一人のユーザから複数のデータ処理リク
エストを受け取る工程が、前記複数のデータ処理リクエ
ストをネットワークを介して受け取るものである。
【0018】また、請求項9にかかる非同期データ管理
方法は、請求項7に記載の非同期データ管理方法におい
て、前記複数のデータ処理リクエストを少なくとも一つ
のキューに分類する工程が、さらに、前記データ処理リ
クエストをバックアップキューに分類する工程と、前記
データ処理リクエストをリストアキューに分類する工程
と、前記データ処理リクエストを削除キューに分類する
工程と、を含むものである。
【0019】また、請求項10にかかる非同期データ管
理方法は、請求項7に記載の非同期データ管理方法にお
いて、複数の処理ルーチンを初期化する工程が、第1の
データストレージデバイスから取外し可能な記憶媒体を
有する第2のデータストレージデバイスにデータを転送
するバックアップルーチンを初期化する工程と、前記取
外し可能な記憶媒体を有する前記第2のデータストレー
ジデバイスから前記第1のデータストレージデバイスに
データを転送するリストアルーチンを初期化する工程
と、前記取外し可能な記憶媒体からデータを削除する削
除ルーチンを初期化する工程と、を含むものである。
【0020】また、請求項11にかかる非同期データ管
理方法は、請求項10に記載の非同期データ管理方法に
おいて、さらに、スペース回復ルーチンを初期化する工
程を含み、前記スペース回復ルーチンが、データ記憶量
の閾値が第1のデータストレージデバイスに割り当てら
れているか否かを検出する工程と、前記データ記憶量の
閾値が前記第1のデータストレージデバイスに割り当て
られている場合に、前記第1のデータストレージデバイ
スから最近最もアクセスの少ないデータを削除する工程
と、を含むものである。
【0021】また、請求項12にかかる非同期データ管
理方法は、請求項7に記載の非同期データ管理方法にお
いて、前記複数のデータ処理リクエストの少なくとも一
つを日和見的に実行する工程が、さらに、データストレ
ージデバイス中の第1の取外し可能な記憶媒体を検出す
る工程と、前記データストレージデバイス中の前記第1
の取外し可能な記憶媒体を識別する工程と、前記複数の
データ処理リクエストの前記少なくとも一つが前記デー
タストレージデバイス中の前記第1の取外し可能な記憶
媒体に向けられているか否かを判定する工程と、前記複
数のデータ処理リクエストの前記少なくとも一つが前記
データストレージデバイス中の前記第1の取外し可能な
記憶媒体に向けられている場合に、前記複数の処理ルー
チンの少なくとも一つを呼び出す工程と、前記複数のデ
ータ処理リクエストのステータスに関して、前記少なく
とも一人のユーザに通知する工程と、を含むものであ
る。
【0022】また、請求項13にかかる非同期データ管
理方法は、請求項12に記載の非同期データ管理方法に
おいて、前記複数のデータ処理リクエストのステータス
に関して、前記少なくとも一人のユーザに通知する工程
が、さらに、前記少なくとも一人のユーザに対し、前記
データストレージデバイス中の前記第1の取外し可能な
記憶媒体を第2の取外し可能な記憶媒体に取り替えるよ
うに通知する工程を含むものである。
【0023】また、請求項14にかかる非同期データ管
理方法は、請求項7に記載の非同期データ管理方法にお
いて、前記複数のデータ処理リクエストの少なくとも一
つを日和見的に実行する工程が、さらに、最も多数の前
記複数のデータ処理リクエストを実行するために第1の
取外し可能な記憶媒体がデータストレージデバイスに挿
入されるべきかを判定する工程と、前記少なくとも一人
のユーザに対し、最も多数の前記複数のデータ処理リク
エストを実行するために前記第1の取外し可能な記憶媒
体を前記データストレージデバイスに挿入するよう通知
する工程と、前記少なくとも一人のユーザが最も多数の
前記複数のデータ処理リクエストを実行するために前記
第1の取外し可能な記憶媒体を挿入した後、前記複数の
データ処理ルーチンの少なくとも一つを呼び出す工程
と、前記複数のデータ処理リクエストのステータスに関
して、前記少なくとも一人のユーザに通知する工程と、
を含むものである。
【0024】また、請求項15にかかるデータのバック
アップ・復旧システムは、第1のデータストレージデバ
イスを備え、前記第1のデータストレージデバイスが、
第1の取外し可能な記憶媒体と、複数のデータ処理リク
エストを非同期に管理するように構成されたプロセスキ
ューと、を有するものである。
【0025】また、請求項16にかかるデータのバック
アップ・復旧システムは、請求項15に記載のデータの
バックアップ・復旧システムにおいて、前記プロセスキ
ューが、さらに、データバックアップリクエストを日和
見的に管理するように構成されたバックアップキュー
と、予めバックアップされているデータのリストアを日
和見的に管理するように構成されたリストアキューと、
データの削除を日和見的に管理するように構成された削
除キューと、を備えたものである。
【0026】また、請求項17にかかるデータのバック
アップ・復旧システムは、請求項16に記載のデータの
バックアップ・復旧システムにおいて、さらに、第2の
取外し可能な記憶媒体を有する第2のデータストレージ
デバイスを備え、バックアップデーモンが、第1および
第2のデータストレージデバイスのそれぞれに対してバ
ックアップルーチン,削除ルーチンおよびリストアルー
チンを実行するものである。
【0027】さらに、請求項18にかかるデータのバッ
クアップ・復旧システムは、請求項15に記載のデータ
のバックアップ・復旧システムにおいて、さらに、ネッ
トワークを介してアクセス可能なグラフィカルユーザイ
ンタフェースを備え、前記グラフィカルユーザインタフ
ェースが、少なくとも一人のユーザが前記データのバッ
クアップ・復旧システムのステータスをモニタできるよ
うにするための第1のインタフェースと、前記少なくと
も一人のユーザが前記データのバックアップ・復旧シス
テムを制御できるようにするための第2のインタフェー
スと、を有するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる日和見的
(opportunistic)なバックアップ/復旧方法およびシ
ステムの実施の形態について添付の図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0029】バックアップデバイスは、ネットワークに
接続されたバックアップデバイスであって、複数のユー
ザによって非同期(asynchronously)に共有されるもの
である。すなわち、非同期共有モード(asynchronously
shared mode)で動作するものである。
【0030】さらに、このバックアップ・検索システム
は日和見的な方法で動作するものであり、ここではバッ
クアップ,リストアおよび削除のようなユーザのデータ
処理リクエストに応じた処理が非固定的な順番(non-fi
xed order)で実行される。一つのオペレーションに対
応する一連のクエリー,および一連のプロセスは、バッ
クアップデバイスをモニタすると共に、オペレーション
を実行する。ステータスメカニズムは、キューに入れら
れたオペレーションに基づいて、バックアップデバイス
の記憶媒体に関するリクエストをブロードキャストす
る。
【0031】また、バックアップ・復旧システムは、デ
ータストレージデバイスに存在する記憶媒体を用いてい
ずれのリクエストに応じた処理が実行されるのかを検出
することができ、また代替的に、任意の残りの処理リク
エストに応じた処理を実行するためにいずれの記憶媒体
がデータストレージデバイスに挿入されるべきかを検出
することができる。
【0032】以下の説明においては、あくまでも説明を
目的として多数の特定の実施の形態を明らかにし、本発
明を完全に理解できるようにする。ただし、これらの特
定の実施の形態の説明がなくても、本発明が実施可能で
あることは当業者にとって明らかなものとなるであろ
う。他の例においては、良く知られた構成およびデバイ
スをブロック図の形式で示すことにし、本発明を不明瞭
にしてしまうことを避けるようにしている。
【0033】後述する実施の形態における若干の部分
は、アルゴリズム,およびコンピュータメモリ内のデー
タビットに基づくオペレーションの記号表現の観点から
表現される。これらのアルゴリズム的説明および表現
は、データ処理技術の当業者らによって、その技術の他
の当業者らに彼/彼女らの仕事の要旨を最も効果的に伝
えるために使用される手段である。アルゴリズムは、所
望の結果に導く首尾一貫した複数のステップのシーケン
スであるとここで一般に理解される。各ステップは、物
理量の物理的操作を必要とするものである。
【0034】必ずしも必要とされるわけではないが、こ
れらの量は、記憶され、伝送され、組み合わせられ、比
較され、さらには処理されることが可能な電気信号また
は磁気信号の形態をとることが通常である。これらの信
号をビット,値,要素,シンボル,キャラクタ,ター
ム,数字等と呼ぶことは、主として一般的な用法という
理由からときどき便利であることがわかっている。
【0035】しかしながら、これらおよび類似のターム
の全ては、該当する物理量と関連付けられることになる
こと、およびこれらの量に適用される単なる便利なラベ
ルであるということに留意すべきである。後述する説明
から明らかなように、特に言及しない限り、本発明全体
において、「処理(processing)」,「コンピューティ
ング(computing)」,「計算(calculating)」,「判
定(determining)」,「表示(displaying)」等のよ
うなタームを利用した説明は、コンピュータシステムま
たは類似の電子計算機のアクション(行為)および処理
に言及するものであると理解される。
【0036】すなわち、コンピュータシステム等のアク
ション(行為)および処理は、コンピュータシステムの
レジスタおよびメモリ内において物理(電子)量として
表現されたデータを、コンピュータシステムのメモリも
しくはレジスタまたは他のそのような情報ストレージデ
バイス,送信デバイスもしくは表示デバイス内において
物理量として同様に表現された他のデータに処理すると
共に変換するというようなものである。
【0037】また、本発明は、ここで説明するオペレー
ションを実行する装置に関するものでもある。この装置
は、要求される目的のために特別に構成したものであっ
ても良いし、コンピュータに格納されているコンピュー
タプログラムによって選択的に起動されまたは再構成さ
れる汎用コンピュータで構成したものであっても良い。
【0038】そのようなコンピュータプログラムは、つ
ぎのものに限定されるわけではないが、フロッピーディ
スク・光ディスク・CD−ROMおよび光磁気ディスク
のような任意の種類のディスク,リードオンリーメモリ
(ROM),ランダムアクセスメモリ(RAM),EP
ROM,EEPROM,磁気もしくは光カード,または
電子的な命令を格納するのに適したあらゆる種類の媒体
を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して
おくことが可能であり、それらはコンピュータのシステ
ムバスに任意の方法(たとえば、有線または無線)で接
続される。
【0039】ここで提示されるアルゴリズムおよび表示
は、いかなる特定のコンピュータまたは他の装置と本質
的に関係するものではない。様々な汎用マシンがここで
の教示に基づくプログラムと共に使用される場合があ
り、または必要とされる方法のステップを実行するため
により専門化された装置を構成することが便利であるこ
とがわかる場合もある。これらの装置の様々な必須の構
成は、以下の説明に見出されることになる。さらに、本
発明は、いかなる特定のプログラム言語に関連して開示
されるものではない。すなわち、ここに記述される本発
明の教示を実現するために、様々なプログラム言語が使
用可能であることが理解されることになるであろう。
【0040】一以上の処理デバイス(たとえばCP
U),コンピュータシステムまたは専用の装置上で実行
されるソフトウエアによってオペレーションの全てまた
は一部が実行される場合があるが、これらのオペレーシ
ョンの一部または全ては、ディジタル論理回路および/
もしくはディジタル回路,集積回路(たとえばASI
C)または他の半導体回路基板で実行される場合もあ
る。
【0041】〔システムの概要〕図1は、ネットワーク
に接続されたバックアップデバイスを有したシステムの
一実施の形態を示す図である。図1において、ユーザ1
40および145は、ネットワーク100に接続された
汎用ディジタルコンピュータのユーザを表している。ネ
ットワーク100は、ローカルエリアネットワーク(L
AN),イントラネット,インターネット,またはそれ
を介して複数のデバイスが情報を共有することができる
ようなあらゆる他の相互に接続されたデータパスを示し
ている。
【0042】また、ネットワーク100には、取外し可
能な記憶媒体であるCD−ROM110を含んだデータ
ストレージデバイス105が接続されている。データス
トレージデバイス105は、プロセスキュー130を含
むデータストレージデバイス107に接続されている。
一実施の形態において、データストレージデバイス10
7は、固定されたハードディスクのような非取外し可能
な記憶媒体を含んでいる。
【0043】また、別の実施の形態において、データス
トレージデバイス107は、情報を格納可能な不揮発性
メモリデバイスで構成される場合もある。また、代替的
な実施の形態においては、磁気テープ120のような取
外し可能な記憶媒体およびプロセスキュー131を含む
データストレージデバイス115がネットワーク100
に接続される。別の実施の形態において、データストレ
ージデバイス115に含まれる取外し可能な記憶媒体
は、データの書き込みおよび読み出しが可能な任意の種
類の取外し可能な記憶媒体で構成される。
【0044】プロセスキュー130およびデータストレ
ージデバイス107は、同時に実行されるデーモン(da
emon)を多数含むファイルマネジメントシステムの一部
である場合がある。なお、デーモンは、各種の文書上で
動作するものである。データストレージデバイス107
に含まれる様々なデーモンは、これらの文書のための複
数のプロセスキューを形成する。
【0045】各キューは、Unixファイルや標準Un
ixディレクトリのようなシンプルなファイルおよび標
準のディレクトリを用いて形成される。これらのキュー
のそれぞれは、処理する文書が存在していることをデー
モンに通知するように設計されている。一実施の形態に
おいて、デーモンは、ユーザの介入を必要とすることな
く、バックグラウンドにおいてそれ自身で動作するプロ
グラムである。
【0046】図2は、デーモンおよびキューの間におけ
る文書の流れの一実施の形態を示す図である。図2にお
いて、入力デーモン(input daemon),FTPデーモン
(FTP daemon),OCR/抽出デーモン(OCR/extract
daemon),圧縮デーモン(compression daemon),イン
デックスデーモン(index daemon),バックアップデー
モン(backup daemon),HTTPデーモン(HTTP daem
on),およびプリントキャプチャデーモン(a print ca
pture daemon)は、全て一連のキューを用いて互いに接
続されている。
【0047】入力デーモンは、ファイルマネジメントシ
ステムで取り込まれた(キャプチャされた)各文書の初
期処理を管理するデータキャプチャマネージャ(data c
apture manager)である。第1に、入力デーモンは、二
つのキューディレクトリ(一つは入力キュー(input qu
eue)であり、もう一つは処理キュー(processing queu
e)である)をモニタし、二つのディレクトリのコンテ
ンツに関する処理タスク(processing task)を呼び出
す。
【0048】入力キューは、FTPデーモンによって、
文書ディレクトリで満たされ、ファイルマネジメントシ
ステムまたはプリントキャプチャデーモンにキャプチャ
インタフェースを提供するものである。なお、プリント
キャプチャデーモンは、各プリントジョブのコピーを印
刷されるジョブに透過的に取り込むものである。入力デ
ーモンは、これらの文書に気がつき、それらを処理キュ
ー(processing queue)に移動させる。文書が処理キュ
ー中に存在している間、入力デーモンは定期的に文書を
チェックして別のタスクを呼び出すことが可能であるか
否かを判定する。
【0049】入力デーモンがあるタスクを呼び出すと、
タスクは処理キューから圧縮キュー(compression queu
e),インデックスキュー(indexing queue),OCR
/抽出キュー(OCR/extract queue)またはバックアッ
プキュー(backup queue)に文書を転送する。圧縮キュ
ーは文書を圧縮デーモンに与え、圧縮デーモンはスペー
スをセーブするために文書内容ファイルを圧縮し、処理
キューに圧縮した文書を送る。
【0050】一実施の形態において、圧縮デーモンは、
zipフォーマットを使用して他の内容ファイルを圧縮
しつつ、MMR圧縮を使用して生のビットマップを圧縮
することが可能である。インデックスキューは文書をイ
ンデックスデーモンに与え、インデックスデーモンはイ
ンデックス付けを実行し、インデックス付けした文書を
処理キューに送る。OCR/抽出キュー(OCRおよび
テキスト抽出キュー)は文書をOCR/抽出デーモンに
与え、OCR/抽出デーモンはテキストについてOCR
処理を実行すると共に、文書から画像データを抽出す
る。続いて、OCR/抽出デーモンは処理した文書を処
理キューに送る。
【0051】バックアップキューは、ファイルマネジメ
ントシステムでバックアップが必要な文書のリストを表
すファイルである。バックアップキューは多くのプロセ
スによって共有される。バックアップデーモンはバック
アップキューに接続されており、バックアップ,バック
アップからの文書のリストア,文書の消去およびインデ
ックスファイルの管理に関連する多くの機能を実行す
る。
【0052】一実施の形態において、バックアップデー
モンはいくつかの異なるプロセスとして実現される。あ
るプロセスは実際のバックアップ作業を管理する。別の
プロセスは文書を非同期的にリストアする作業を管理
し、さらに別のプロセスは文書を非同期的に削除する作
業を管理する。
【0053】バックアップデーモンおよびHTTPデー
モンの間には、リストアキューおよび削除キューがあ
る。リストレーションキューは、バックアップデバイス
によってハードディスクにリストアされることが必要な
文書のリストを示すものである。また、削除キューは、
バックアップデバイスによって削除されることが必要な
文書のリストを示すものである。
【0054】HTTPデーモンは、ウェブインタフェー
ス(たとえばページ)を提供し、削除キューまたはリス
トアキュー中の文書および/または文書のステータスを
表示する。
【0055】一実施の形態において、バックアップデー
モンは、データバックアップ,バックアップからのデー
タのリストアおよびデータの削除に関連する多数の機能
を実行する。図3は、複数のユーザ140および145
から非同期的に受信されるそのようなデータリクエスト
を日和見的に管理するプロセスの一実施の形態を示すフ
ローチャートである。
【0056】このプロセスは、ファイルマネジメントシ
ステム中の処理ロジック(processing logic)によって
実行され、かつ、専用もしくは汎用のコンピュータシス
テムまたはマシン上で動作するソフトウエアで構成さ
れ、専用のハードウエアで構成され、またはそれら両方
の組み合わせで構成され得る。
【0057】図3において、処理ロジックは、バックア
ップデーモンの一部として実現されるデータ処理ルーチ
ンを初期化する(S210)。一実施の形態において、
初期化されるデータ処理ルーチンは、バックアップルー
チン(backup routine),リストアルーチン(restorat
ion routine),削除ルーチン(expunge routine)およ
びスペース回復ルーチン(space recovery routine)を
含む。一旦初期化されると、ルーチンはバックグラウン
ドプロセスとして動作し、ユーザリクエストのようなさ
らなる作業を待ちうける。
【0058】つぎに、少なくとも一人のユーザ140ま
たは145からのデータバックアップリクエスト,バッ
クアップからのデータリストアリクエストおよびデータ
削除リクエストが受信される(S220)。一以上のこ
れらのリクエストを同時に受信することも可能である。
バックアップ,リストアおよび削除処理リクエストが受
信されると、処理ロジックはリクエストを少なくとも一
つの処理キュー130および131に分類する(S23
0)。
【0059】一実施の形態において、処理リクエストは
バックアップキュー,リストアキューおよび削除キュー
に分類される。データ処理リクエストが受信され、キュ
ーに入れられると、処理ロジックは一以上のそのような
リクエストに応じた処理を日和見的に実行し(S24
0)、そして、ループはステップS220に戻り、さら
なるユーザリクエストを待ちうける。
【0060】図4は、図3のステップS240に関連し
て説明した、少なくとも一つのデータ処理リクエストに
応じて日和見的に実行する処理の一実施の形態を示すフ
ローチャートである。処理ロジックは、前述したよう
に、図4に示す処理を実行する。
【0061】図4において、最初に、処理ロジックはど
の取外し可能な記憶媒体がストレージデバイス105に
存在しているかについて判定する(S305)。一実施
の形態において、CD−ROM110がデータストレー
ジデバイス105に存在しているものとし、他の実施の
形態においては、複数のCD−ROMのいずれか一つが
データストレージデバイス105に存在している場合も
ある。それぞれ異なる記憶媒体に格納されているデータ
は変化する場合があるため、任意の特定の時点でどの特
定の記憶媒体がデータストレージデバイス105に存在
しているかを特定し、追跡することができるようにして
おくことが重要である。
【0062】一実施の形態において、取外し可能な記憶
媒体には、記憶媒体がデータストレージデバイスに挿入
されると検出される識別(ID)コードが割り当てられ
ている。一実施の形態においては、ラベルが記憶媒体上
に書き込まれており、識別のために読み込まれる。
【0063】ストレージデバイス105の取外し可能な
記憶媒体の同一性(アイデンティティ)が確かめられる
と、処理ロジックは、どのデータ処理リクエストがデー
タストレージデバイス105に存在する取外し可能な記
憶媒体に向けられたものであるかについて判定する(S
310)。
【0064】データ処理リクエストのいずれもデータス
トレージデバイス105に存在する取外し可能な記憶媒
体に向けられていない場合、処理ロジックは、ファイル
マネジメントシステムに、ユーザに対してメッセージを
ブロードキャストさせ、現在の取外し可能な記憶媒体を
異なる取外し可能な記憶媒体に取り替えるよう要求する
(S315)。一実施の形態において、メッセージはグ
ラフィカルユーザインタフェースを介してユーザ140
および145に表示される。
【0065】一実施の形態においては、いずれの媒体が
つぎを処理するために最も「役立つ」ものであるかを判
定するヒューリスティックに基づいて、取外し可能な記
憶媒体が要求されるようにしても良い。ある取外し可能
な記憶媒体が役立つものであるか否かを判定する基準
は、いずれの取外し可能な記憶媒体が最も多くの未処理
のデータ処理リクエストを有しているか、または、いず
れの取外し可能な記憶媒体が最も高い優先順位を有して
いるかということを含んだものである。基準は異なる実
施の形態に応じて異なるようにしても良い。
【0066】記憶媒体が取り替えられると、処理ロジッ
クは新しい記憶媒体に向けられた適切な処理リクエスト
の存在を判定する前に(S310)、いずれの取外し可
能な記憶媒体が挿入されているかを判定する処理に戻る
(S305)。なお、一実施の形態においては、処理ロ
ジックが選択を行うのではなく、ユーザがいずれの媒体
を挿入するかを選択することにしても良い。
【0067】処理ロジックが、データストレージデバイ
ス105に存在する新たに挿入された取外し可能な記憶
媒体に向けられた少なくとも一つの処理リクエストがプ
ロセスキュー130に存在していると判定する場合、処
理ロジックは処理リクエストに応じた処理を実行するた
めに適切な処理ルーチンを呼び出す(S320)。前述
したように、適切な処理ルーチンにはバックアップルー
チン,リストアルーチンおよび削除ルーチンが含まれ
る。
【0068】つぎに、処理ロジックは、システムに対
し、処理リクエストのステータスについて少なくとも一
人のユーザに通知させる(S325)。一実施の形態に
おいて、ステータスメッセージは全てのユーザにブロー
ドキャストされるものであり、それは、たとえば残りの
処理リクエストの数,残りの処理リクエストの種類,各
処理リクエストの発信者および/またはいずれの取外し
可能な記憶媒体がつぎに挿入されるべきかを示すリスト
のような情報を含むものである場合がある。
【0069】一実施の形態において、ユーザ140およ
び145は、ステータスメッセージに表された未処理の
データ処理リクエストをキャンセルする能力を有してい
る。一実施の形態においては、ユーザ140および14
5の表示画面上のグラフィカルユーザインタフェースを
介して、ステータスメッセージが閲覧されると共に、リ
クエストがキャンセルされる。
【0070】ユーザ145および145がリクエストの
ステータスに関して更新された後、処理ロジックは未処
理のデータ処理リクエストについてチェックする(S3
30)。さらなる処理リクエストが存在している場合、
処理ロジックはいずれの取外し可能な記憶媒体がデータ
ストレージデバイス105に存在しているかを判定する
ために、データマネジメントシステムをステップS30
5に復帰させる。そして、処理ロジックは、さらに処理
リクエストが残っているかについて調査し(S33
0)、処理リクエストが残っていない場合、ファイルマ
ネジメントシステムはさらなるユーザの入力を待つため
にステップS220に復帰する。
【0071】図5は、複数のデータ処理リクエストおよ
びリクエストの対象となる対応する取外し可能な記憶媒
体の一覧の例を示す図である。図5,および図4に関連
して説明したプロセスにおいて、データストレージデバ
イス105にCD−ROM#2が存在していると判定さ
れる場合、処理ロジックはCD−ROM#2に向けられ
たさらなる処理リクエストが存在していると判定する。
この判定結果に基づいて、図5のライン377またはラ
イン385の処理リクエストに応じた処理が実行され
る。
【0072】ファイルマネジメントシステムは残りのリ
クエストを調査し、少なくとも一つのさらなるリクエス
トが未処理のまま存在していると判定した後、CD−R
OM#2に向けられたある処理リクエストが存在してい
ると判定する。その後、CD−ROM#2に向けられた
残りの処理リクエストに応じた処理が実行されると共
に、ユーザ140および145が未処理のステータスに
関して更新される。
【0073】さらなる処理リクエストが未処理であり、
かつ、CD−ROM#2に向けられているさらなる処理
リクエストは存在していないと判定されると、ファイル
マネジメントシステムは新たな取外し可能な記憶媒体を
データストレージデバイス105に挿入することを要求
するメッセージをブロードキャストする。図5に示した
例において、処理ロジックは、データマネジメントシス
テムに対し、CD−ROM#3,#5または#7をデー
タストレージデバイス105に挿入するように要求させ
る。取外し可能な記憶媒体が取り替えられると、リクエ
ストを日和見的に管理するプロセスが再び開始される。
【0074】図6は、図3のステップS240に示した
ような少なくとも一つのデータ処理リクエストを日和見
的に実行するプロセスの代替的な実施の形態を示すフロ
ーチャートである。図6において、ファイルマネジメン
トシステムの処理ロジックは、いずれの取外し可能な記
憶媒体がデータストレージデバイス105に挿入される
べきであるかについて判定する(S335)。
【0075】一実施の形態においては、未処理のデータ
処理リクエストをそれらのそれぞれの取外し可能な記憶
媒体と共に解析することによって判定される。一実施の
形態においては、最も多い数の未処理のデータ処理リク
エストを有する取外し可能な記憶媒体が、データストレ
ージデバイス105に挿入されるものとして選択され
る。
【0076】つぎに、処理ロジックは、いずれの取外し
可能な記憶媒体が挿入されるべきかについて少なくとも
一人のユーザに通知する(S340)。一実施の形態に
おいて、処理ロジックは、ウェブブラウザのようなグラ
フィカルユーザインタフェースを通じて全てのユーザに
通知をブロードキャストする。通知をブロードキャスト
した後、処理ロジックは、少なくとも一人のユーザが正
しい取外し可能な記憶媒体をデータストレージデバイス
105に挿入したか否かを判定する(S345)。正し
い取外し可能な記憶媒体が挿入されていない場合、また
は取外し可能な記憶媒体が交換されていない場合、デー
タストレージデバイス105に存在する取外し可能な記
憶媒体に向けられた未処理の処理リクエストが未だに存
在している場合がある。
【0077】処理ロジックは、データストレージデバイ
ス105に挿入された取外し可能な記憶媒体に対してい
ずれの処理リクエストが未処理であるかをチェックする
(S365)。新たに挿入された取外し可能な記憶媒体
に関して未処理の処理リクエストが存在していない場
合、プロセスはいずれの取外し可能な記憶媒体が挿入さ
れるべきかについてユーザに通知する処理に戻る。
【0078】一方、新たに挿入された取外し可能な記憶
媒体に関して未処理の処理リクエストが存在している場
合、またはこれに代えて、正しい取外し可能な記憶媒体
が挿入された場合、処理ロジックは適切な処理ルーチン
を呼び出して、それぞれの処理リクエストに応じた処理
を実行する(S350)。一実施の形態において、処理
リクエストがバックアップリクエストの場合、バックア
ップルーチンが呼び出される。
【0079】そして、処理ロジックは、残りの処理リク
エストのステータスに関して少なくとも一人のユーザに
通知する(S355)。一実施の形態において、このよ
うなステータスメッセージは全てのユーザにブロードキ
ャストされるものであり、残りの処理リクエストの数,
残りの処理リクエストの種類,各処理リクエストの発信
者,いずれの取外し可能な記憶媒体が各リクエストを実
行するために挿入されるべきか,およびいずれの取外し
可能な記憶媒体がつぎに挿入されるべきかを示すリスト
を含む場合がある。
【0080】一実施の形態において、ユーザ140およ
び145は、ステータスメッセージ中に表示された未処
理のデータ処理リクエストをキャンセルする能力を有し
ている。一実施の形態においては、ユーザ140および
145の表示画面上のグラフィカルユーザインタフェー
スを介して、ステータスメッセージが閲覧され、データ
処理リクエストがキャンセルされる。
【0081】ユーザ140および145がリクエストの
ステータスについて更新された後、データマネジメント
システムはさらなる処理リクエストが存在しているか否
かをチェックし、処理ロジックはさらなる処理リクエス
トが存在しているか否かをチェックする(S360)。
さらなる処理リクエストが未処理の場合、処理ロジック
は、これらの残りの処理リクエストからいずれの取外し
可能な記憶媒体が挿入されるべきかを判定する(S33
5)。未処理の処理リクエストが存在していない場合、
プロセスは図3のS220に復帰し、さらなるユーザの
入力を待ちうける。
【0082】一例として、図5に示したデータを用いて
図6において具体化されたプロセスを説明すると、ステ
ップS335においてCD−ROM#3がデータストレ
ージデバイス105に挿入されるべきであると判定され
る。これは、ライン375,379および387におい
て、三つの処理リクエストがCD−ROM#3に向けら
れていることが示されているからである。
【0083】すなわち、他の全てのCD−ROMはCD
−ROM#3より少ない未処理の処理リクエストを有し
ているからである。このようにCD−ROM#3が最も
多くのそれに向けられた未処理の処理リクエストを有し
ているため、ファイルマネジメントシステムの処理ロジ
ックはCD−ROM#3がデータストレージデバイス1
05に挿入されるべきであると判定する。ファイルマネ
ジメントシステムがCD−ROM#3をデータストレー
ジデバイス105に挿入すべきということをユーザに通
知した後、ファイルマネジメントシステムは、CD−R
OM#3が実際に挿入されたことを確認する。
【0084】なお、CD−ROM#1がCD−ROM#
3の代わりに挿入された場合、ファイルマネジメントシ
ステムはCD−ROM#1に向けられた未処理の処理リ
クエストが存在していないことを検出し、ファイルマネ
ジメントシステムは再びCD−ROM#3を挿入すべき
ことをユーザに通知する。
【0085】しかし、処理ロジックが、CD−ROM#
5がデータストレージデバイス105に挿入されたと判
定した場合、処理ロジックはCD−ROM#5に向けら
れたある未処理の処理リクエストが存在していることを
理解し、リストアルーチンの呼び出しに取りかかる。そ
して、処理ロジックは、残りのデータ処理リクエストの
ステータスについてユーザに通知し、さらなる未処理の
処理リクエストが残っていることを認識する。
【0086】CD−ROM#3が正しく挿入された場
合、図5に示すライン375,379および387のバ
ックアップルーチンが呼び出される。これによってCD
−ROM#3および#5に向けられたデータ処理リクエ
ストに応じた処理が実行されたことになることから、つ
ぎにリクエストされるCD−ROMは図5のライン37
7および385に示されるCD−ROM#2であり、そ
れに続くものは、図5のライン383に示されるCD−
ROM#7である。
【0087】ところで、バックアップルーチン,リスト
アルーチンおよび削除ルーチンはそれぞれ少しばかり異
なる方法でデータを処理する。一実施の形態において、
バックアップルーチンは、図1のデータストレージデバ
イス107のような非取外し可能なまたは固定のデータ
ストレージデバイスから図1のデータストレージデバイ
ス105およびCD−ROM110と同種の取外し可能
な記憶媒体を有するデータストレージデバイスにデータ
をコピーする。
【0088】別の実施の形態において、バックアップル
ーチンは、ユーザ140または145から取外し可能な
記憶媒体であるCD−ROM110を有するデータスト
レージデバイス105にデータを直接コピーする。さら
に別の実施の形態においては、取外し可能な記憶媒体で
あるCD−ROM110を有するデータストレージデバ
イス105を取外し可能な記憶媒体である磁気テープ1
20を有したデータストレージデバイス115に置き換
える。
【0089】一実施の形態において、バックアップルー
チンはユーザのバックアップリクエストが検出された場
合に自動的に実行されるものであっても良く、または代
替的な実施の形態において、バックアップルーチンは特
定の時間間隔で実行されるようにスケジュールされるも
のであっても良い。時間間隔は、バックアップデバイス
の種類に基づいて選択し得る。
【0090】一実施の形態において、リストアルーチン
は、取外し可能な記憶媒体を有するデータストレージデ
バイスから非取外し可能なまたは固定の記憶媒体を有す
るデータストレージデバイスにデータをコピーする。再
び図1を参照して一実施の形態について説明すると、リ
ストアルーチンは、取外し可能な記憶媒体であるCD−
ROM110を有するデータストレージデバイス105
からハードディスクドライブのような非取外し可能なま
たは固定の記憶媒体を有するデータストレージデバイス
107にデータをコピーする。
【0091】別の実施の形態において、リストアルーチ
ンは、取外し可能な記憶媒体であるCD−ROM110
を有するデータストレージデバイス105から任意のユ
ーザ140および145にデータを直接保存する。代替
的な実施の形態においては、データストレージデバイス
105および取外し可能な記憶媒体であるCD−ROM
110を取外し可能な記憶媒体である磁気テープ120
を有するデータストレージデバイス115に置き換え
る。
【0092】一実施の形態において、スペース回復ルー
チンは、さらなるデータ記憶空間を利用可能にするため
に実行される。一実施の形態において、スペース回復ル
ーチンは、データ記憶量の閾値が図1のデータストレー
ジデバイス107のようなデータストレージデバイスに
割り当てられていることを検出する。一実施の形態にお
いて、データ記憶量の閾値が割り当てられていることが
検出された後、スペース回復ルーチンはデータストレー
ジデバイスから最近のアクセス回数が最も少ないデータ
を削除する。
【0093】図7は、対応する作成情報およびアクセス
情報と共に、複数のデータファイルのリストを示す図で
ある。一例として、スペース回復ルーチンが図7に示さ
れている各ファイル上で実行されることを考えた場合、
ライン420の「filefour」が削除されること
になる。なぜなら、filefourの「最終アクセス
日」が1998年4月30日として示されており、その
結果、filefourは最近最もアクセスが少ないフ
ァイルと推定されるからである。
【0094】一実施の形態において、削除ルーチンは、
特定の取外し可能な記憶媒体からデータを削除する。図
1において、ユーザ140は、特定のファイルをCD−
ROM110から削除することをリクエストすることが
できる。代替的な実施の形態において、ユーザ140
は、ファイルをデータストレージデバイス107から削
除することをリクエストすることができる。
【0095】一実施の形態において、システムは複数の
二次ストレージデバイスを含んでいる場合がある。これ
らの二次ストレージデバイスは2以上のCDレコーダで
ある場合もある。これらの実施の形態において、バック
アップルーチン,削除ルーチンおよびリストアルーチン
は、このようなデバイスのそれぞれに対して実行され
る。
【0096】以上では、取外し可能な記憶媒体としてC
D−ROMに関して説明することにしたが、1以上の記
憶媒体はDVD−ROM,DVD−RWおよび/または
DVD−RAMであっても良い。そして、そのようなシ
ステムは、そのようなデバイスを使用するためのレコー
ダおよびリーダを含んでいる。
【0097】前述した説明を読んだ後に、この技術の当
業者にとって、本発明について多くの設計変更を行うこ
とが可能であることは間違いなく明らかになるが、例と
して開示されたいかなる特定の実施の形態に本発明を限
定することを意図したものではないということはあらゆ
る点からも理解されるであろう。
【0098】したがって、様々な実施の形態の詳細を参
照することは、本発明にとって必須であると考えられる
特徴のみが列挙された特許請求の範囲の各請求項の範囲
を限定することを意図するものではない。以上のよう
に、バックアップ・検索システムが開示された。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非同期データバックアップ関連のリクエストを複数のユ
ーザから受け取り、自動的にそれらのリクエストを日和
見的に管理することを可能にすること、処理に必要な媒
体が利用可能となった際にデータが転送されるようにす
ること等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる日和見的なデータのバックアッ
プ・復旧システムの一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】複数のデーモンおよび複数のキューの間におけ
る文書の流れを示す説明図である。
【図3】非同期データを日和見的に管理するプロセスの
一実施の形態を示すフローチャートである。
【図4】データ処理リクエストに応じて日和見的に実行
されるプロセスの一実施の形態を示すフローチャートで
ある。
【図5】複数のデータ処理リクエストおよびそれらのい
ずれかに対応する取外し可能な記憶媒体の一覧を示す説
明図である。
【図6】データ処理リクエストに応じて日和見的に実行
されるプロセスの代替的な実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図7】対応する作成(更新)日時やアクセス情報と共
に複数のデータファイルの一覧を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク 110 CD−ROM 105,107,115 データストレージデバイス 120 磁気テープ 130,131 プロセスキュー 140,145 ユーザ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取外し可能な記憶媒体を有した第1のデ
    ータストレージデバイスと、 前記第1のデータストレージデバイスに接続された第2
    のデバイスと、 を備え、 前記第2のデバイスは、複数のデータ処理リクエストを
    日和見的に管理するプロセスキューを備えたことを特徴
    とするデータのバックアップ・復旧システム。
  2. 【請求項2】 前記プロセスキューは、さらに、 データバックアップリクエストを日和見的に管理するバ
    ックアップキューと、 予めバックアップされているデータのリストアを日和見
    的に管理するリストアキューと、 データの削除を日和見的に管理する削除キューと、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ
    のバックアップ・復旧システム。
  3. 【請求項3】 前記第2のデバイスは、非取外し可能な
    記憶媒体を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のデータのバックアップ・復旧システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のデバイスは、不揮発性メモリ
    デバイスを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のデータのバックアップ・復旧システム。
  5. 【請求項5】 前記取外し可能な記憶媒体は、データの
    書き込みおよび読み出しが可能な媒体であることを特徴
    とする請求項1に記載のデータのバックアップ・復旧シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 さらに、少なくとも一人のユーザが前記
    複数のデータ処理リクエストのステータスをモニタする
    ことが可能な第1のインタフェースと、 前記少なくとも一人のユーザが前記複数のデータ処理リ
    クエストをキャンセルすることが可能な第2のインタフ
    ェースと、 を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    に記載のデータのバックアップ・復旧システム。
  7. 【請求項7】 複数の処理ルーチンを初期化する工程
    と、 少なくとも一人のユーザから複数のデータ処理リクエス
    トを受け取る工程と、 前記複数のデータ処理リクエストを少なくとも一つのキ
    ューに分類する工程と、 前記複数のデータ処理リクエストの少なくとも一つを日
    和見的に実行する工程と、 を含むことを特徴とする非同期データ管理方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも一人のユーザから複数のデー
    タ処理リクエストを受け取る工程は、前記複数のデータ
    処理リクエストをネットワークを介して受け取ることを
    特徴とする請求項7に記載の非同期データ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記複数のデータ処理リクエストを少な
    くとも一つのキューに分類する工程は、さらに、 前記データ処理リクエストをバックアップキューに分類
    する工程と、 前記データ処理リクエストをリストアキューに分類する
    工程と、 前記データ処理リクエストを削除キューに分類する工程
    と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の非同期データ
    管理方法。
  10. 【請求項10】 複数の処理ルーチンを初期化する工程
    は、 第1のデータストレージデバイスから取外し可能な記憶
    媒体を有する第2のデータストレージデバイスにデータ
    を転送するバックアップルーチンを初期化する工程と、 前記取外し可能な記憶媒体を有する前記第2のデータス
    トレージデバイスから前記第1のデータストレージデバ
    イスにデータを転送するリストアルーチンを初期化する
    工程と、 前記取外し可能な記憶媒体からデータを削除する削除ル
    ーチンを初期化する工程と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の非同期データ
    管理方法。
  11. 【請求項11】 さらに、スペース回復ルーチンを初期
    化する工程を含み、 前記スペース回復ルーチンは、 データ記憶量の閾値が第1のデータストレージデバイス
    に割り当てられているか否かを検出する工程と、 前記データ記憶量の閾値が前記第1のデータストレージ
    デバイスに割り当てられている場合に、前記第1のデー
    タストレージデバイスから最近最もアクセスの少ないデ
    ータを削除する工程と、 を含むことを特徴とする請求項10に記載の非同期デー
    タ管理方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のデータ処理リクエストの少
    なくとも一つを日和見的に実行する工程は、さらに、 データストレージデバイス中の第1の取外し可能な記憶
    媒体を検出する工程と、 前記データストレージデバイス中の前記第1の取外し可
    能な記憶媒体を識別する工程と、 前記複数のデータ処理リクエストの前記少なくとも一つ
    が前記データストレージデバイス中の前記第1の取外し
    可能な記憶媒体に向けられているか否かを判定する工程
    と、 前記複数のデータ処理リクエストの前記少なくとも一つ
    が前記データストレージデバイス中の前記第1の取外し
    可能な記憶媒体に向けられている場合に、前記複数の処
    理ルーチンの少なくとも一つを呼び出す工程と、 前記複数のデータ処理リクエストのステータスに関し
    て、前記少なくとも一人のユーザに通知する工程と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の非同期データ
    管理方法。
  13. 【請求項13】 前記複数のデータ処理リクエストのス
    テータスに関して、前記少なくとも一人のユーザに通知
    する工程は、さらに、前記少なくとも一人のユーザに対
    し、前記データストレージデバイス中の前記第1の取外
    し可能な記憶媒体を第2の取外し可能な記憶媒体に取り
    替えるように通知する工程を含むことを特徴とする請求
    項12に記載の非同期データ管理方法。
  14. 【請求項14】 前記複数のデータ処理リクエストの少
    なくとも一つを日和見的に実行する工程は、さらに、 最も多数の前記複数のデータ処理リクエストを実行する
    ために第1の取外し可能な記憶媒体がデータストレージ
    デバイスに挿入されるべきかを判定する工程と、 前記少なくとも一人のユーザに対し、最も多数の前記複
    数のデータ処理リクエストを実行するために前記第1の
    取外し可能な記憶媒体を前記データストレージデバイス
    に挿入するよう通知する工程と、 前記少なくとも一人のユーザが最も多数の前記複数のデ
    ータ処理リクエストを実行するために前記第1の取外し
    可能な記憶媒体を挿入した後、前記複数のデータ処理ル
    ーチンの少なくとも一つを呼び出す工程と、 前記複数のデータ処理リクエストのステータスに関し
    て、前記少なくとも一人のユーザに通知する工程と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の非同期データ
    管理方法。
  15. 【請求項15】 第1のデータストレージデバイスを備
    え、 前記第1のデータストレージデバイスは、 第1の取外し可能な記憶媒体と、 複数のデータ処理リクエストを非同期に管理するように
    構成されたプロセスキューと、 を有することを特徴とするデータのバックアップ・復旧
    システム。
  16. 【請求項16】 前記プロセスキューは、さらに、 データバックアップリクエストを日和見的に管理するよ
    うに構成されたバックアップキューと、 予めバックアップされているデータのリストアを日和見
    的に管理するように構成されたリストアキューと、 データの削除を日和見的に管理するように構成された削
    除キューと、 を備えたことを特徴とする請求項15に記載のデータの
    バックアップ・復旧システム。
  17. 【請求項17】 さらに、第2の取外し可能な記憶媒体
    を有する第2のデータストレージデバイスを備え、 バックアップデーモンが、第1および第2のデータスト
    レージデバイスのそれぞれに対してバックアップルーチ
    ン,削除ルーチンおよびリストアルーチンを実行するこ
    とを特徴とする請求項16に記載のデータのバックアッ
    プ・復旧システム。
  18. 【請求項18】 さらに、ネットワークを介してアクセ
    ス可能なグラフィカルユーザインタフェースを備え、 前記グラフィカルユーザインタフェースは、 少なくとも一人のユーザが前記データのバックアップ・
    復旧システムのステータスをモニタできるようにするた
    めの第1のインタフェースと、 前記少なくとも一人のユーザが前記データのバックアッ
    プ・復旧システムを制御できるようにするための第2の
    インタフェースと、 を有することを特徴とする請求項15に記載のデータの
    バックアップ・復旧システム。
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