JP2000154078A - 水硬性無機質成形製品の製造方法 - Google Patents

水硬性無機質成形製品の製造方法

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JP2000154078A
JP2000154078A JP10326681A JP32668198A JP2000154078A JP 2000154078 A JP2000154078 A JP 2000154078A JP 10326681 A JP10326681 A JP 10326681A JP 32668198 A JP32668198 A JP 32668198A JP 2000154078 A JP2000154078 A JP 2000154078A
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sealer
hydraulic inorganic
temperature
painted surface
painted
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Eiji Kimura
英治 木村
Shingo Obara
慎吾 小原
Takeshi Uehara
剛 上原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上塗り塗料層が剥離しにくく、耐凍害性に優れ
ている水硬性無機質成形製品を不良も少なく生産性よく
製造することができる水硬性無機質成形品の製造方法を
提供することを目的としている。 【解決手段】水硬性無機質成形材料を成形硬化させて得
られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成形体
に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを加熱
乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性無機質
成形品の製造方法であって、塗装面に比べ塗装面の裏面
の温度が高くなるように成形体を予熱した状態でシーラ
ーを塗布するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機質成形
製品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】古くから壁材等として使用されている水
硬性無機質成形製品(窯業系板材)は、一般に、特開平
6−321665号公報や特開平9−142962号公
報等に開示されているように、セメント,モルタル,石
膏等の水硬性無機物質と水とからなる水硬性無機質成形
材料を成形し、硬化させて得られた成形体の風雨に直接
曝される部分に上塗り塗装が施されて成形体内部に雨水
などが浸透しないようになっている。ところで、従来か
ら成形体の成形方法としては、押出成形法やプレス成形
法が一般的であるが、これらの成形法では、鬼瓦を代表
とする役物瓦などの複雑な凹凸形状を有する成形体を成
形することが非常に難しい。
【0003】そこで、複雑な凹凸形状を有する成形体を
成形する方法として、壁面に水抜き孔が多数穿設された
下型(第1分割型)と、上型(第2分割型)とを閉合し
て形成された型窩内へ水硬性無機質成形材料を注入充填
するとともに、前記水抜き孔から型窩内の水硬性無機質
成形材料中の余剰水分を吸引脱水して賦形物を得たの
ち、この賦形物を養生硬化させる成形方法(以下、「注
入脱水成形法」と記す、特公昭59−37202号公
報、特公昭59−37203号公報、特公昭61−51
521号公報等参照)が提案されている。
【0004】しかしながら、この注入脱水成形法の場
合、得ようとする成形体の表面側となる下型の型面に設
けられた水抜き孔から吸引脱水するとともに、十分な加
圧ができないため、連通気孔を内部に有し、この連通気
孔が成形体の表面側で開口した成形体となってしまう。
したがって、この成形体を用いた成形製品の場合、上塗
り塗料層が連通気孔の開口部の部分を薄く覆うだけであ
るので、寒冷地で使用された時、成形体と塗膜の隙間に
入った水が凍結時に膨張して、上塗り塗料層を成形体の
表面から剥離させてしまう恐れがある。
【0005】そこで、本発明の発明者らは、上塗り塗料
を塗装面に塗布する前に、まず、塗装面に、浸透性がよ
く補強性に優れたエポキシ樹脂系シーラーを多量に塗布
したのち、上塗り塗料を塗布する水硬性無機質成形製品
の製造方法を先に提案している(特願平10−8193
0号)。
【0006】すなわち、この水硬性無機質成形製品の製
造方法は、成形体の塗装面に予めエポキシ樹脂系シーラ
ーの塗布によってシーラー層を形成し、上塗り塗料の塗
着性が良好にするとともに、シーラー層を形成するシー
ラーの一部が、成形体の気孔内に入り込み反応架橋する
ため、成形体の表面部分をシーラーによって補強するこ
とができる。したがって、得られた水硬性無機質成形製
品は、成形体表面の強度に優れるとともに、耐凍害性が
向上した優れてものであった。
【0007】しかしながら、この製造方法では、成形体
の塗装面にエポキシ樹脂系シーラーを多量に塗布するた
め、シーラーの少量塗装時には生じなかった、以下のよ
うな問題点がある。すなわち、多量のシーラーが塗布さ
れると、その瞬間に成形体の塗装面の含水率が急激に高
くなるため、シーラーが成形体に浸透する速度が遅くな
る。シーラーは、通常水で希釈されて用いられるため、
成形体の塗装面の温度が低い時に塗布されると、シーラ
ーの揮発またはシーラーの成形体への浸透の速度が遅く
なる。
【0008】また、塗布されたシーラーの硬化反応を速
めるために、塗布後、乾燥工程を設ける必要があるが、
浸透が不十分な状態で乾燥工程には入ると、最初にシー
ラーの上層部が揮発乾燥して硬化する。そして、内部か
らの揮発によって先に硬化した表面部分のシーラー層が
膨れたりして、成膜不良が発生する恐れがある。したが
って、シーラーを成形体に浸透させるための時間(以
下、「セッティング時間」と記す)を長くとる必要があ
り、生産性に問題がある。
【0009】さらに、従来の製造方法においては、成形
体の塗装面にシーラー層を形成したのち、上塗り塗料を
塗布して上塗り塗料層をシーラー層の上に形成するよう
にしているが、塗装面には、シーラーを希釈した水分が
十分に供給されるため、塗布前後での成形体・乾燥工程
により水和反応が塗装面と、塗装面の裏面とで異なって
しまう。すなわち、塗装面側の方が、塗装面の裏面側に
比べて水和反応の進行が促進される。したがって製品と
して出荷した後の水和反応の進行が塗装面と、塗装面の
裏面とで異なってくるため、ひずみが生じ、成形体がそ
るなどの不良が発生し、結果として上塗り塗料層に亀裂
などが発生する恐れもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、上塗り塗料層が剥離しにくく、耐凍害性
に優れている水硬性無機質成形製品を不良も少なく生産
性よく製造することができる水硬性無機質成形品の製造
方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1に記載の発明にかかる水硬
性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項1の製造
方法」と記す)は、水硬性無機質成形材料を成形硬化さ
せて得られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成
形体に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを
加熱乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性無
機質成形品の製造方法であって、塗装面に比べ塗装面の
裏面の温度が高くなるように成形体を予熱した状態でシ
ーラーを塗布するようにした。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明にかかる水
硬性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項2の製
造方法」と記す)は、請求項1の製造方法において、塗
装面の温度が20℃以上80℃以下で、塗装面の裏面が
40℃以上120℃以下となるように予熱するようにし
た。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明にかかる水
硬性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項3の製
造方法」と記す)は、水硬性無機質成形材料を成形硬化
させて得られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する
成形体に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラー
を加熱乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性
無機質成形品の製造方法であって、シーラーを塗布した
のち、シーラーを加熱乾燥させる前に、塗装面に比べ塗
装面の裏面の温度が高くなるように成形体を予熱するよ
うにした。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明にかかる水
硬性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項4の製
造方法」と記す)は、水硬性無機質成形材料を成形硬化
させて得られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する
成形体に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラー
を加熱乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性
無機質成形品の製造方法であって、シーラーの加熱乾燥
時に、塗装面に比べ塗装面の裏面の温度が高くなるよう
に成形体を加熱するようにした。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明にかかる水
硬性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項5の製
造方法」と記す)は、請求項4の製造方法において、塗
装面の温度が40℃以上90℃以下で、塗装面の裏面が
60℃以上120℃以下となるように加熱するようにし
た。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明にかかる水
硬性無機質成形製品の製造方法(以下、「請求項6の製
造方法」と記す)は、水硬性無機質成形材料を成形硬化
させて得られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する
成形体に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラー
を加熱乾燥させるシーラー層形成工程と、シーラー層上
にさらに上塗り塗料を塗布したのち、上塗り塗料を加熱
乾燥する上塗り塗料層形成工程とを備える水硬性無機質
成形品の製造方法であって、上塗り塗料を塗布してから
加熱乾燥に移るまでの間に成形体の塗装面の裏面を水で
濡らすようにした。
【0017】本発明において、水硬性無機質成形材料と
は、セメント,モルタル,石膏等の水硬性無機物質を主
成分として、この水硬性無機物質に水と骨材や補強繊維
等のその他の添加材を必要に応じて適宜添加した混合物
を意味する。
【0018】成形体の製造方法としては、特に限定され
ないが、たとえば、壁面に水抜き孔が多数穿設された第
1分割型と、第2分割型とを閉合して形成された型窩内
へ水硬性無機質成形材料を注入充填するとともに、前記
水抜き孔から型窩内の水硬性無機質成形材料中の余剰水
分を吸引脱水して賦形物を得たのち、この賦形物を養生
硬化させる方法が一般的である。
【0019】シーラーとしては、特に限定されないが、
たとえば、エポキシ樹脂系シーラーが好ましい。エポキ
シ樹脂系シーラーとは、分子中に2個以上のエポキシ機
を含む樹脂からなる主剤とアミン等の硬化剤とからなる
2液が反応により付加重合して硬化する下塗り剤であっ
て、たとえば、市販のVセランEPシーラー(大日本塗
料社製)等が挙げられる。
【0020】エポキシ樹脂系シーラーの塗布量として
は、特に限定されないが、塗布量が少なすぎると、瓦本
体の補強効果および瓦本体への防水性付与効果が発現せ
ず、多すぎると、上塗り塗料との密着性が低下する恐れ
があり、50〜300g/m2(エポキシ固形分(主剤
の加熱残分と硬化剤の加熱残分との合計)に換算して
2.5〜75g/m2が好ましく、15〜40g/m2がよ
り好ましい)が好ましい。また,エポキシ樹脂系シーラ
ーのように、シーラーが主剤と硬化剤とからなる2液反
応型のものである場合、主剤および硬化剤のいずれか一
方をまず、成形体表面に塗布したのち、他方を塗布する
ようにしても構わない。
【0021】上塗り塗料としては、特に限定されない
が、たとえば、アクリル樹脂エマルション系、シリコー
ン−アクリル樹脂エマルション系、フッ素樹脂エマルシ
ョン系のものが好ましい。また、上塗り塗料は、着色さ
れていることが好ましい。上塗り塗料の塗布量は、特に
制限されず、外観や密着性に問題がなく、所望の色や光
沢が発現できる範囲で塗布されればよい。なお、水の瓦
本体への浸透を押さえる効果と耐候性を向上させる効果
をより期待するならば、塗布量を多くすることが好まし
い。
【0022】シーラーおよび上塗り塗料の塗布方法は、
特に限定されないが、スプレー法やディッピィング法等
が挙げられるが、エアレススプレー法など、噴霧塗装が
好ましい。
【0023】請求項2の製造方法において、塗装面の温
度を20℃以上80℃以下に予熱する理由は、塗装面の
温度が20℃を下回ると、シーラーが塗布された後の揮
発・浸透が遅くなるとともに、液垂れが生じやすくなる
恐れがあり、塗装面の温度が80℃を越えると、最初に
シーラーの上層部が揮発乾燥して硬化してしまい、その
後の内部からの揮発によってシーラー層が膨れるなどの
成膜不良が発生する恐れがあるためである。
【0024】一方、塗装面の裏面(以下、「塗装裏面」
と記す)を40℃以上120℃以下となるように予熱す
る理由は、40℃を下回ると、塗装面に塗布されたシー
ラーの成形体内部への拡散・浸透が十分に進行しない恐
れがあり、120℃を越えると、塗装面を80℃以下に
保持することが難しく、最初にシーラーの上層部が揮発
乾燥して硬化してしまい、その後の内部からの揮発によ
ってシーラー層が膨れるなどの成膜不良が発生する恐れ
があるためである。
【0025】請求項5の製造方法において、塗装面の温
度を40℃以上90℃以下となるように加熱する理由
は、塗装面の温度が40℃を下回ると、成形体に浸透し
たシーラーの揮発・浸透・硬化が遅くなる恐れがあり、
90℃を越えると、最初にシーラーの上層部が揮発乾燥
して硬化してしまい、その後の内部からの揮発によって
シーラー層が膨れるなどの成膜不良が発生する恐れがあ
るためである。一方、塗装裏面22が60℃以上120
℃以下となるように加熱する理由は、塗装面に塗布され
たシーラーの成形体内部への拡散・浸透が十分に進行し
ない恐れがあり、120℃を越えると、塗装面を90℃
以下に保持することが難しく、最初にシーラーの上層部
が揮発乾燥して硬化してしまい、その後の内部からの揮
発によってシーラー層が膨れるなどの成膜不良が発生す
る恐れがあるためである。
【0026】請求項6の製造方法において、水の供給量
は、上塗り塗料の塗布量程度とすることが好ましい。す
なわち、水の供給量が多すぎると、逆に成形体の裏面の
水和反応が促進されてしまい、塗装工程後の成形体にひ
ずみが発生する恐れがある。また、供給する水の温度
は、塗装面と塗装面の裏面との温度差があるとやはりひ
ずみが発生する恐れがあるため、塗装面と略同じ温度に
することが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。
【0028】本発明の水硬性無機質成形製品の製造方法
の1つの実施の形態は、まず、図1に示すように、ガラ
ス繊維補強不飽和ポリエステル樹脂によって形成された
第2分割型としての上型(雄型)6と第1分割型として
の下型(雌型)7とを閉合し、上型6に設けられた注入
管61から水硬性無機質成形材料9を圧入して、上型6
と下型7とによって形成された型窩8内に充填したの
ち、下型7の型面に穿設された多数の水抜き孔71から
下型7の型面に沿って設けられた濾過材72越しに水硬
性無機質成形材料9中の余剰水分を吸引脱水して得られ
た瓦本体形状の賦形物2´を養生硬化させて図2に示す
ような成形体2を得る。
【0029】つぎに、得られた成形体2を予熱炉(図示
せず)で、塗装面21に比べ塗装裏面22の温度が高
く、しかも、塗装面21の温度が20℃以上80℃以下
で、裏面が40℃以上120℃以下となるように予熱す
る。このようして予熱された成形体2の塗装面21にエ
ポキシ樹脂系シーラーをエアレススプレー法で噴霧塗布
したのち、シーラーを加熱乾燥させる乾燥工程に入るま
での間、塗装面21に比べ塗装裏面22の温度が高くな
るように成形体を加熱しておく。
【0030】その後、エポキシ樹脂系シーラーが塗布さ
れた成形体2を加熱乾燥炉に入れ、塗装面21に比べ塗
装裏面22の温度が高く、塗装面21の温度が40℃以
上90℃以下で、塗装裏面22が60℃以上120℃以
下となるように成形体を加熱してエポキシ樹脂系シーラ
ーを反応硬化させ、図2に示すようにシーラー層4を形
成する。
【0031】つぎに、シーラー層4の上から上塗り塗料
をエアレススプレー法によって噴霧塗布したのち、上塗
り塗料を塗布してから加熱乾燥に移るまでの間に成形体
2の塗装面21に上塗り塗料と略同程度の塗装面21の
温度と略同じ温度に制御された水を噴霧する。最後に、
加熱乾燥炉にいれ、上塗り塗料を加熱乾燥して、図2に
示すシーラー層4の表面に上塗り塗料層3が形成された
水硬性無機質成形製品1を得る。
【0032】この製造方法は、以上のように、シーラー
の塗布前に、成形体2の塗装面21に比べ塗装裏面22
の温度が高く、しかも、塗装面21の温度が20℃以上
80℃以下で、裏面が40℃以上120℃以下となるよ
うに予熱するようにしたので、塗装面21に塗布された
シーラーが成形体の内部や裏面に向けて拡散しやすくな
り、シーラーの浸透度合いが深くなるとともに、浸透速
度も速くなる。また、シーラーの塗布後、シーラーを加
熱乾燥させる乾燥工程に入るまでの間、塗装面21に比
べ塗装裏面22の温度が高くなるように成形体を加熱し
ておくようにしたので、さらに浸透速度が速くなる。
【0033】そして、エポキシ樹脂系シーラーが塗布さ
れた成形体2を加熱乾燥炉に入れ、塗装面21に比べ塗
装裏面22の温度が高く、塗装面21の温度が40℃以
上90℃以下で、塗装裏面22が60℃以上120℃以
下となるように成形体を加熱してシーラーを乾燥硬化さ
せるようにしたので、シーラー層4が発泡するなどの成
膜不良がより生じにくくなる。しかも、上塗り塗料を塗
布してから加熱乾燥に移るまでの間に成形体の塗装裏面
22に上塗り塗料と略同程度の水分を噴霧するようにし
たので、水和反応が成形体2の塗装面21側と塗装裏面
22側とで均一に進行し、ヒズミが発生しなくなる。す
なわち、上塗り塗料層3にひずみによる亀裂の発生もな
く、より耐凍害性などの耐久性が向上する。
【0034】なお、図1中、91は水硬性無機質成形材
料9を貯蔵する貯蔵タンク,92は貯蔵タンク91に予
め溜められた水硬性無機質成形材料9を注入管61を介
して型窩8内にへ送るスネークポンプ,63は注入管6
1の開閉弁、74は受け台、75は吸引空間、76は吸
引機、77は吸引管である。
【0035】
【実施例】以下に、本発明の実施例をより詳しく説明す
る。
【0036】(実施例1)普通ポルトランドセメント
(秩父小野田セメント社製)100重量部,ビニロン繊
維(クラレ社製、RM182×3mm)2重量部,水50
0重量部を混合混練した水硬性無機質成形材料9が溜め
られた貯蔵タンク91からポンプ92を作動させて,注
入圧力3kg/cm2 で注入管61から上型6と下型7とに
よって形成された型窩8に圧入した。
【0037】吸引機76を作動させて吸引管77を介し
て吸引空間75内の水硬性無機質成形材料9の余剰水分
を吸引した。脱水が完了した時点で、注入管61の開閉
弁63を閉じて吸引機76を停止し、上型6を引上げて
下型7と分離させた。
【0038】上型6の表面と同形状の表面を持つ真空吸
盤(図示せず)によって、下型7に残った賦形物2´を
受け台(図示せず)に移した後、養生室(図示せず)に
入れ、湿度90%、60℃の雰囲気中で4時間の蒸気養
生を行った後、養生室から取り出して屋内で約2週間硬
化養生して図2に示す形状の成形体(上面:幅200mm
×300mm、厚み10mm/側面:幅10mm、高さ50m
m)2を得た。得られた成形体2を塗装面21側に電気
式ヒーターが設けられ、塗装裏面22に熱風が直接吹き
出して昇温させる(ジョット式)構造の予熱炉に入れ
て、塗装面21が50℃、塗装裏面22が80℃となる
ように予熱した。
【0039】つぎに、予熱炉から取り出した成形体2の
塗装面21に、主剤:硬化剤:水=1:1:4(重量
比)に混合したエポキシ樹脂系シーラー(Vセラン♯3
50EPシーラー、大日本塗料社製、主剤の加熱残分が
62±3%、硬化剤の加熱残分が38±3%のもの)
を、エアレススプレーを用いて塗布量200g/m2とな
るように塗布した。約3分間セッティング時間を設けた
のち、熱風滞留式の乾燥炉に成形体を入れ、塗装面21
および塗装裏面22がともに70〜80℃に加熱しなが
らシーラーを乾燥硬化させてシーラー層4を塗装面21
に形成した。
【0040】そして、塗装面21を70〜80℃に保っ
たまま黒色のアクリルエマルション着色塗料(BR♯1
0、大日本塗料社製)を上塗り塗料としてシーラー層4
上にエアレススプレーで塗布した。約30秒後、110
℃の熱風が吹き出した焼付け炉でアクリルエマルション
着色塗料の焼付けを行って水硬性無機質成形製品1を得
た。焼付け直後の水硬性無機質成形製品1の表面温度は
70〜80℃であった。
【0041】(実施例2)シーラー塗布前の成形体2の
塗装面21の温度を20℃、塗装裏面22の温度を40
℃とした以外は、実施例1と同様にして水硬性無機質成
形製品1を得た。 (実施例3)シーラー塗布前の成形体2の塗装面21の
温度を80℃、塗装裏面22の温度を120℃とした以
外は、実施例1と同様にして水硬性無機質成形製品1を
得た。
【0042】(比較例1)シーラー塗布前の成形体2の
塗装面21の温度を60℃、塗装裏面22の温度を50
℃とした以外は、実施例1と同様にして水硬性無機質成
形製品1を得た。 (比較例2)シーラー塗布前の成形体2の塗装面21の
温度を20℃、塗装裏面22の温度を20℃とした以外
は、実施例1と同様にして水硬性無機質成形製品1を得
た。
【0043】(比較例3)シーラー塗布前の成形体2の
塗装面21の温度を100℃、塗装裏面22の温度を1
00℃とした以外は、実施例1と同様にして水硬性無機
質成形製品1を得た。
【0044】(実施例4)成形体2を熱風対流炉に入
れ、シーラー塗布前に成形体2の塗装面21の温度を6
0℃、塗装裏面22の温度を60℃となるように予熱す
るとともに、セッティング中は、成形体2の塗装裏面2
2に熱風を直接当てて昇温させることによってシーラー
塗布により低下した塗装面21の温度を50℃、塗装裏
面22の温度を80℃となるように調整した以外は、実
施例1と同様にして水硬性無機質成形製品1を得た。
【0045】(比較例4)セッティング中に成形体2を
加熱せずにシーラーを浸透させ、セッティング中の塗装
面21の温度を50℃、塗装裏面22の温度を40℃と
した以外は、実施例4と同様にして水硬性無機質成形製
品1を得た。 (比較例5)シーラー塗布後、セッティング時間を設け
ず、いきなり乾燥炉に入れたいこと以外は、実施例4と
同様にして水硬性無機質成形製品1を得た。
【0046】(実施例5)成形体2を熱風対流炉に入
れ、シーラー塗布前に成形体2の塗装面21の温度を6
0℃、塗装裏面22の温度を60℃となるように予熱す
るとともに、シーラー塗布後にセッティング時間を3分
間設けて完全にシーラーを成形体2に浸透させた後、熱
風対流式の乾燥炉に入れ、乾燥炉出口で塗装面21の温
度が50℃、塗装裏面22の温度が80℃になるように
調整しながら、5分間放置しシーラーの硬化を促進させ
た以外は、実施例1と同様にして水硬性無機質成形製品
1を得た。
【0047】(実施例6)乾燥炉出口で塗装面21の温
度が40℃、塗装裏面22の温度が60℃になるように
した以外は、実施例5と同様にして水硬性無機質成形製
品1を得た。 (実施例7)乾燥炉出口で塗装面21の温度が90℃、
塗装裏面22の温度が120℃になるようにした以外
は、実施例5と同様にして水硬性無機質成形製品1を得
た。
【0048】(比較例6)シーラー塗布前の成形体2の
塗装面21の温度を60℃、塗装裏面22の温度を50
℃とした以外は、実施例5と同様にして水硬性無機質成
形製品1を得た。(比較例7)シーラー塗布前の成形体
2の塗装面21の温度を40℃、塗装裏面22の温度を
40℃とした以外は、実施例5と同様にして水硬性無機
質成形製品1を得た。
【0049】(比較例8)シーラー塗布前の成形体2の
塗装面21の温度を100℃、塗装裏面22の温度を1
00℃とした以外は、実施例5と同様にして水硬性無機
質成形製品1を得た。
【0050】上記実施例1〜7および比較例1〜8のそ
れぞれについて、シーラーの浸透速度、シーラー層4の
成膜状態、上塗り塗料層3の密着性、耐凍害性について
それぞれ評価し、その結果を表1に示した。なお、シー
ラーの浸透速度については、シーラーを成形体2の塗装
面21に塗布した後、シーラーが成形体2に完全に浸透
するまでの時間を目視で測定した。
【0051】シーラー層4の成膜状態については、シー
ラーを成形体2の塗装面21に塗布して乾燥硬化させた
のちの成膜状態を目視で評価した。上塗り塗料層3の密
着性については、シーラー塗布後の上塗り塗装を施した
製品1について、JIS K 5400に規定される2
mm間隔の碁盤目テープ試験を行い、剥離の状態に応じて
規定される評価基準で点数を付けた。
【0052】耐凍害性は、ASTM C 1185−9
6に規定される条件で凍結融解試験を行い、外観に異常
が発生しなかったサイクル数で評価した(但し、シーラ
ーの浸透深さを測定するのが難しいため、耐凍害性評価
結果で浸透深さの予測を行うこととした。)。
【0053】
【表1】
【0054】表1から本発明の製造方法によれば、従来
の方法に比べ、耐凍害性に優れるとともに、塗膜の密着
性に優れた製品1を生産性よく得られることがわかる。
【0055】(実施例8)成形体2を熱風対流炉に入
れ、シーラー塗布前に成形体2の塗装面21の温度を6
0℃、塗装裏面22の温度を60℃となるように予熱す
るとともに、シーラー塗布後にセッティング時間を3分
間設けて完全にシーラーを成形体2に浸透させた後、熱
風対流式の乾燥炉に入れ、乾燥炉出口で塗装面21の温
度が70℃、塗装裏面22の温度が100℃になるよう
に調整しながら、5分間放置しシーラーの硬化を促進さ
せた。そして、上塗り塗料を塗布してから乾燥炉に投入
するまでの間に成形体2の塗装裏面22にエアレススプ
レーにより水を200g/m2噴霧した以外は、実施例
1と同様にして水硬性無機質成形製品1を得た。
【0056】(比較例9)水を噴霧しなかった以外は、
実施例8と同様にして水硬性無機質成形製品1を得た。
【0057】実施例8および比較例9で得られた水硬性
無機質成形製品1を1週間放置したのち、JIS A
5423で記載される方法に準拠して吸水によるそり変
形量を測定したところ、実施例8の水硬性無機質成形製
品1の場合、そり変形量が0.5mmと小さかったのに対
し、比較例9の水硬性無機質成形製品1の場合、そり変
形量が1.8mmと大きかった。
【0058】
【発明の効果】請求項1〜5の製造方法は、以上のよう
に構成されているので、塗装面に多量にシーラーを塗布
しても素早くシーラーが成形体内に浸透する。したがっ
て、液たれが生じることがない。すなわち、シーラー層
が塗装面に所定の厚みに正確に形成された強度的に優れ
るとともに、耐凍害性に優れた水硬性無機質成形製品を
生産性よく製造することができる。
【0059】特に請求項2および請求項5の製造方法の
ようにすれば、より確実に強度的に優れるとともに、耐
凍害性に優れた水硬性無機質成形製品を生産性よく製造
することができる。また、請求項6の製造方法は、以上
のように構成されているので、上塗り塗料層の密着性が
よく、凍害による上塗り塗料層の剥離が防止できる。上
塗り塗料層が剥離しにくく、強度的に優れている上塗り
塗料層とすることができる。したがって、塗装面を強度
的に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水硬性無機質成形製品の製造方
法に用いる成形型の1例をあらわす断面図である。
【図2】図1の成形型で得られた成形体を用いた本発明
にかかる水硬性無機質成形製品の1つの実施の形態をあ
らわす断面図である。
【符号の説明】
1 水硬性無機質成形製品 2 成形体 21 塗装面 22 塗装裏面(塗装面の裏面) 3 上塗り塗料層 4 シーラー層 9 水硬性無機質成形材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AE16 BB24Y BB24Z CA50 DA23 DB12 DC01 DC02 EA39 4G028 CA01 CA02 CB02 CB04 CB06 CC01 CD03 FA06 4J038 CD091 CG141 DL131 KA03 MA10 NA12 NA13 PA14 PA19 PB12 PC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水硬性無機質成形材料を成形硬化させて得
    られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成形体
    に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを加熱
    乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性無機質
    成形品の製造方法であって、塗装面に比べ塗装面の裏面
    の温度が高くなるように成形体を予熱した状態でシーラ
    ーを塗布することを特徴とする水硬性無機質成形製品の
    製造方法。
  2. 【請求項2】塗装面の温度が20℃以上80℃以下で、
    塗装面の裏面が40℃以上120℃以下となるように予
    熱する請求項1に記載の水硬性無機質成形製品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】水硬性無機質成形材料を成形硬化させて得
    られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成形体
    に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを加熱
    乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性無機質
    成形品の製造方法であって、シーラーを塗布したのち、
    シーラーを加熱乾燥させる前に、塗装面に比べ塗装面の
    裏面の温度が高くなるように成形体を加熱することを特
    徴とする水硬性無機質成形製品の製造方法。
  4. 【請求項4】水硬性無機質成形材料を成形硬化させて得
    られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成形体
    に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを加熱
    乾燥させるシーラー層形成工程とを備える水硬性無機質
    成形品の製造方法であって、シーラーの加熱乾燥時に、
    塗装面に比べ塗装面の裏面の温度が高くなるように成形
    体を加熱することを特徴とする水硬性無機質成形製品の
    製造方法。
  5. 【請求項5】塗装面の温度が40℃以上90℃以下で、
    塗装面の裏面が60℃以上120℃以下となるように加
    熱する請求項4に記載の水硬性無機質成形製品の製造方
    法。
  6. 【請求項6】水硬性無機質成形材料を成形硬化させて得
    られ、その塗装面に開口した連通気孔を有する成形体
    に、シーラーを塗布したのち、塗布したシーラーを加熱
    乾燥させるシーラー層形成工程と、シーラー層上にさら
    に上塗り塗料を塗布したのち、上塗り塗料を加熱乾燥す
    る上塗り塗料層形成工程とを備える水硬性無機質成形品
    の製造方法であって、上塗り塗料を塗布してから加熱乾
    燥に移るまでの間に成形体の塗装面の裏面を水で濡らす
    ことを特徴とする水硬性無機質成形製品の製造方法。
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