JP2000152958A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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Publication number
JP2000152958A
JP2000152958A JP10327992A JP32799298A JP2000152958A JP 2000152958 A JP2000152958 A JP 2000152958A JP 10327992 A JP10327992 A JP 10327992A JP 32799298 A JP32799298 A JP 32799298A JP 2000152958 A JP2000152958 A JP 2000152958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disposable diaper
absorber
sheet
liquid
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP10327992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Maeda
和之 前田
Takehito Ito
毅人 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
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  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収性能に優れ、特に軟便等の半液状物も十
分に吸収することができる使い捨ておむつを提供するこ
と。 【解決手段】 液透過性の表面シート2、液不透過性の
裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在する液
保持性の吸収体4を具備し、吸収体4上に、表面シート
2を吸収体4の上方に押し上げて表面シート2と吸収体
4との間に空間91を形成する空間形成部材9が配され
ている使い捨ておむつ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収性能に優れた
使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】従来よ
り、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及
びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を具備
する使い捨ておむつは種々提案されているが、従来提案
されている使い捨ておむつでは、吸収性能が未だ要求さ
れている程に向上されておらず、特に軟便等の半液状物
の吸収性能が十分ではなかった。
【0003】従って、本発明の目的は、吸収性能に優
れ、特に軟便等の半液状物も十分に吸収することができ
る使い捨ておむつを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の裏面シート及びこれら両シート
間に介在する液保持性の吸収体を具備する使い捨ておむ
つにおいて、上記吸収体上に、上記表面シートを該吸収
体の上方に押し上げて該表面シートと該吸収体との間に
空間を形成する空間形成部材が配されている使い捨てお
むつを提供することにより上記目的を達成したものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい1実施形
態について説明する。
【0006】図1及び2に示す第1の実施形態の使い捨
ておむつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の
裏面シート3及びこれら両シート2,3間に介在する液
保持性の吸収体4を具備する。使い捨ておむつ1におい
て、裏面シート3は、溢れた砂時計状であり、また、吸
収体4は、裏面シート3よりも小さく、同形状となされ
ている。表面シート2は、該吸収体の表面及び側面を覆
うように配されて、使用時に装着者の肌に当接する肌当
接面を形成している。また、使い捨ておむつ1における
ウエスト部5とレッグ部6とには、それぞれ弾性部材5
1,61が配されて、それぞれウエストギャザーとレッ
グギャザーとを形成している。また、使い捨ておむつ1
の背側部Bの左右両側縁部B1,B2には、それぞれフ
ァスニングテープ8が配されている。即ち、本形態の使
い捨ておむつは、展開型の使い捨ておむつである
【0007】また、おむつのレッグ部6側の側縁から不
織布71を配して左右一対の立体ガード7が形成されて
いる。不織布71は、レッグ部6の側縁を覆うように配
され、裏面シート3に固着され、レッグ部6の弾性部材
61,61は、裏面シート3と不織布71により挟持・
固定されている。立体ガード7の自由縁72には、弾性
部材73が配されており、立体ガードが起立している。
このような構造は、通常の使い捨ておむつと同じであ
り、また、表面シート2、裏面シート3、吸収体4、弾
性部材51,61,73、ファスニングテープ8及び不
織布71の形成材料としては、通常の使い捨ておむつに
用いられているものを特に制限なく用いることができ
る。
【0008】而して、本実施形態の使い捨ておむつ1に
おいては、吸収体4上に、表面シート2を吸収体4の上
方に押し上げて表面シート2と吸収体4との間に空間9
1を形成する空間形成部材9が配されている。
【0009】以下、更に詳述する。空間形成部材9は、
図1及び2に示すように、細帯状のウレタンシート等に
より形成されており、本実施形態においては、該ウレタ
ンシートをその幅方向に2つ折りに折り畳んでなる板バ
ネ体である。また、空間形成部材9は、所定間隔を開け
て複数個配されている。本実施形態においては、吸収体
4上に4つ配されており、中央部の2つは隣接してお
り、側縁部側に設けられた空間形成部材9と中央部に設
けられた空間形成部材9とは、それぞれ、4〜9cmの間
隔を開けて配されている。また、それぞれ、表面シート
2と吸収体4とにより狭持固定されている。空間91の
高さtは、2〜10mmとするのが好ましい。また、空
間形成部材9の合計巾(L1 +L2 +L3 +L4 )の吸
収性シート体の巾Lに対する比(L 1 +L2 +L3 +L
4 )/Lは、0.1〜0.3とするのが、吸収性と十分
な空間を形成することとの両立の点から好ましい。
【0010】また、本実施形態の使い捨ておむつ1にお
いては、表面シートとして多数の開孔(平均開孔径2〜
5mm、平均開孔率10〜30%)を有する開孔シートを
用いることが好ましい。このような開孔シートを用いた
場合、特に軟便等を空間91内に導入するのが容易とな
り、吸収性能がより向上される。
【0011】本実施形態の使い捨ておむつ1は、上述の
如く空間形成部材9を有し、吸収体4と表面シート2と
の間に空間91が形成されているので、表面シートを通
過した液を一旦該空間で保持できる。このため、吸収体
が吸収するのに時間がかかる軟便等の半液状物も、表面
シート2上から空間91内に速やかに透過させることが
でき、従来のおむつのように吸収できないことから表面
シート2上を該半液状物が流れてしまうことなく、十分
な余裕を持って確実に吸収することができ、吸収性能に
優れる。
【0012】本実施形態の使い捨ておむつは、常法に従
って表面シート2と裏面シート3とを吸収体4及び空間
形成部材9を介在させて張り合わせて、立体ガード7以
外の部材を固定させた後、不織布71を配し、立体ガー
ド7を形成する等して製造することができる。
【0013】尚、本実施形態においては、展開型の使い
捨ておむつを例示して説明したが、パンツ型の使い捨て
おむつに適用することもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、吸収性能に
優れ、特に軟便等の半液状物も十分に吸収することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の使い捨ておむつの好ましい1
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のX−X断面図である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 ウエスト部 6 レッグ部 7 立体ギャザー 8 ファスニングテープ 9 空間形成部材 91 空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
    面シート及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸
    収体を具備する使い捨ておむつにおいて、 上記吸収体上に、上記表面シートを該吸収体の上方に押
    し上げて該表面シートと該吸収体との間に空間を形成す
    る空間形成部材が配されていることを特徴とする使い捨
    ておむつ。
  2. 【請求項2】 上記空間形成部材は、細帯状のウレタン
    シートをその幅方向に2つ折りに折り畳んでなる板バネ
    体である請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 【請求項3】 上記空間形成部材は、所定間隔を開けて
    複数個配されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  4. 【請求項4】 上記表面シートは、平均開孔径が2〜5
    mm、平均開孔率が10〜30%で多数の開孔を有する開
    孔シートからなる請求項1記載の使い捨ておむつ。
  5. 【請求項5】 上記空間の高さが、3〜20mmである請
    求項1記載の使い捨ておむつ。
JP10327992A 1998-11-18 1998-11-18 使い捨ておむつ Pending JP2000152958A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011122597A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品
JP2016137210A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 ピジョン株式会社 吸収性製品
JP2016137211A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 ピジョン株式会社 吸収性製品

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