JP2000152930A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2000152930A
JP2000152930A JP10330801A JP33080198A JP2000152930A JP 2000152930 A JP2000152930 A JP 2000152930A JP 10330801 A JP10330801 A JP 10330801A JP 33080198 A JP33080198 A JP 33080198A JP 2000152930 A JP2000152930 A JP 2000152930A
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transmission
arbitrary waveform
ultrasonic diagnostic
ultrasonic
switching
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Nobuyuki Iwama
信行 岩間
Isao Uchiumi
勲 内海
Makoto Hirama
信 平間
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高調波成分の少ない送信ができ、ハーモニック
イメージングにおいて造影剤の抽出能に優れた画像を提
示する超音波診断装置を提供すること。 【解決手段】送信系から振動子に送信信号を印加するこ
とにより被検体に超音波を送信し、被検体からのエコー
を受信系で受信し該受信信号を処理することにより超音
波情報を取得する超音波診断装置において、前記送信系
11は、入力波形に従って所定の増幅度で増幅された任
意の波形を送信する任意波形送信手段21を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体に超音波を送
信して得られる受信信号により生体の断層像等を映像化
する超音波診断装置に関し、特に、超音波を送信するた
めの送信系に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を医学的に応用した装置としては
種々のものがあるが、その主流は超音波パルス反射法を
用いて生体軟部組織の断層像を表示する超音波診断装置
である。この超音波診断装置は、無侵襲で組織の断層像
を表示するものであり、X線診断装置、X線CT装置、
MRI、および核医学診断装置などと比べて、リアルタ
イム表示が可能、装置が小型で安価、X線被爆が無く安
全性が高く、さらに超音波ドプラ法により血流イメージ
ングが可能であるなど、独自の特徴を有している。
【0003】このため、心臓、腹部、乳腺、泌尿器、産
婦人科など、その活用分野は広い。特に、超音波プロー
ブを体表から当てるだけの簡便な操作で、心臓の拍動や
血流の流れが観測でき、安全性も高いため、繰り返し使
用が可能なほか、ベッドサイドに移動して検査ができる
など可搬性にも優れている。
【0004】このように様々な優位性のある超音波診断
装置であるが、近年ではさらに微少気泡を主成分とする
超音波造影剤が開発され、その一部はすでに実用されて
おり、この造影剤により主に循環器系の診断に著しい効
果を発揮している。
【0005】この造影剤での反射の動きには、非線形現
象を伴う、つまり、超音波がこの造影剤で反射されると
基本周波数の整数倍に相当する高周波成分(ハーモニッ
ク成分)が生じることが知られている。
【0006】そこで、このハーモニック成分だけを抽出
して画像化すれば(この画像法はハーモニックイメージ
ングと呼ばれる)、主に造影剤を高コントラストで観測
することがでやきるが、ここに幾つかの問題点が存在す
る。
【0007】図10に従来のハーモニックイメージング
が可能な超音波診断装置の送受信系の主要な構成を示
す。また、図11に同じく従来のハーモニックイメージ
ングが可能な超音波診断装置の送信パルサのスイッチン
グ部の基本構成を示す。
【0008】図10において、送信系11は、一定の繰
り返しでトリガ信号が発生するトリガコントローラ1を
有する。このトリガコントローラ1からのトリガ信号で
送信パルサ2のスイッチ素子が微少期間だけオンすると
電源電圧が矩形のパルス波として振動子3に印加され
て、振動子3から超音波パルスが発生する。
【0009】一方、受信系12にあって、振動子3から
発生された超音波パルスは図示しない被検体に送信さ
れ、被検体からのエコーを振動子3が受信し、そのエコ
ー信号は高電圧リミッタ4を経て増幅器(AMP)5によ
り増幅され、該増幅された信号は、ローパスフィルタ
(LPF)6を経てアナログ・デジタル変換器(ADC)7に
よりデジタル信号に変換された後、信号処理系8にて断
層像等の診断情報が生成され、モニタ9にて表示され
る。送信系11、受信系12及び信号処理系8に対する
必要な指令は、システムコントローラ10から与えら
る。
【0010】また、図11に示すように、送信パルサの
スイッチング部にあっては、トリガコントローラ1から
の図11に示すトリガ信号Trig1,Trig2によりオン
・オフするMOSFET2a,2bにより電源電圧Vp,Vnをス
イッチングする。該スイッチングされた出力を、トリガ
コントローラ1からのトリガ信号Trig3により動作す
るMOSFET2cによりオンオフすることにより、図12に
示す出力が得られ、振動子3に与えられる。
【0011】ここで、上述した振動子3から発生される
超音波パルスについて検討する。すなわち、振動子3か
ら発生されるパルス波は、種々のアプリケーションに対
応して感度を高くする場合には、波数を複数のパルス列
にするバースト波として送信するなど変更して用いられ
ている。図13は、送信波がウェイティング関数をかけ
た正弦波と矩形のバースト波の場合におけるスペクトラ
ムの相違を示す図である。
【0012】このような矩形波には基本波成分のほか、
その整数倍の成分を持つ高調波成分も多く含まれてい
る。ハーモニックイメージングを行う場合、反射波から
抽出した成分には造影剤による非線形のハーモニック成
分の他、送信波形にもともと含まれている高周波成分も
混在することになり、造影剤の抽出能が低下してしまう
という問題がある。
【0013】また、超音波を発生させる超音波振動子3
は、適応部位によって、周波数、形状が異なるプローブ
として複数切り替えて接続される。
【0014】超音波振動子3は電気的等価回路で示すと
主な容量成分のほか、R,L,Cが複数接続されたよう
な共振回路になっている。つまり、送信回路の負荷であ
る振動子は周波数により異なるインピーダンス特性を示
し、広帯域な送信スペクトラムで送信しても、振動子3
の特性に依存して超音波の反射スペクトラムが変形して
しまう。これは振動子3の共振点を外れた帯域の成分を
使って映像化する場合に、反射信号レベルが小さいため
にノイズの影響を受けやすいという問題がある。
【0015】また、プローブ及びケーブルにおける伝送
系の寄生インピーダンスによっても、同様にスペクトラ
ムが変形され、目的とする超音波の反射スペクトラムが
得られないという問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ハー
モニックイメージングの際の送信波のハーモニック成分
を減らすことができる超音波診断装置を提供することに
ある。
【0017】また、本発明の他の目的は、超音波振動子
の種類によらず、広帯域に超音波の反射スペクトラムが
得られる超音波診断装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次のような手段を講ずる。すなわち、送信系か
ら振動子に送信信号を印加することにより被検体に超音
波を送信し、被検体からのエコーを受信系で受信し該受
信信号を処理することにより超音波情報を取得する超音
波診断装置において、前記送信系は、入力波形に従って
所定の増幅度で増幅された任意の波形を送信する任意波
形送信手段を具備することを特徴とする。
【0019】このような手段を講じたことにより、任意
波形送信手段にて高周波成分の小さな波形で送信した
り、振動子や伝送系のインピーダンスを考慮して入力に
補正を加えるようにし、送信波のハーモニック成分の低
減を図り、また超音波振動子の種類によらずに広帯域に
超音波の反射スペクトラムが得られるようなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施形態の回路図
であり、任意波形送信手段を構成する、送信パルサにお
けるリニアドライバ出力部を示す回路図である。
【0022】図1に示すように、本実施形態のリニアド
ライバ出力部は、カスコード接続されたバイポーラトラ
ンジスタ13,14を有して入力信号を受ける増幅段
と、この増幅段の出力を電流増幅する、バイポーラトラ
ンジスタ15a,15bからなる出力バッファ段15
と、前記増幅段及び出力バッファ段15に接続される抵
抗16,17,18と、DCカット用キャパシタンス1
9と、バイアス電圧VBを与える電源20とで構成され
る。
【0023】ここで、入力信号Vinの電圧波形は、カス
コード接続されたトランジスタ13,14からなる増幅
段により、抵抗16と抵抗17との値RE,RCで決定
される増幅度(RC/RE)で増幅される。この増幅出
力は、出力バッファ段15で電流増幅され、DCカット
用キャパシタンス19を経て振動子3へ供給される。
【0024】抵抗16と抵抗17との値RE,RCおよ
びバイアス電圧VBで決定されるバイアス電流ibが、
トランジスタ15a,15bからなるトランジスタ増幅
段に流れ、このバイアス電流ibが、負荷である振動子
3へ供給される電力を除いた定常的な回路の消費電流を
ほぼ決定する。尚、本実施形態のリニアドライバを高速
に動作させるには、このバイアス電流ibを大きくする
必要がある。
【0025】本実施形態によれば、リニアドライバによ
れば任意の波形の送信出力を発生することができる。従
って、高周波成分の小さな波形で送信したり、振動子や
伝送系のインピーダンスを考慮して入力に補正を加える
ことができるので、送信波のハーモニック成分の低減を
図ることができ、また超音波振動子の種類によらずに広
帯域に超音波の反射スペクトラムが得られるようなる。
【0026】次に図2を参照して本発明に係るリニアド
ライバの他の実施形態を説明する。本実施形態のリニア
ドライバを構成する回路は、MOSFETで構成され、1段の
増幅器になっている。本回路は反転動作をし、入力電圧
Vinが入力されると入力段MOSFET M1,M2から正負
の信号がそれぞれ伝達され、バイアス制御MOSFET M
3,M4を経て増幅段のMOSFET M7,M8で増幅され
る。増幅信号はバッファ段のMOSFET M9,M10で電
流増幅され、振動子3へ供給される。
【0027】本実施形態によるMOSFETで構成されたリニ
アドライバによれば、任意の波形の送信出力を発生する
ことができる。従って、先の実施形態と同様に高周波成
分の小さな波形で送信したり、振動子や伝送系のインピ
ーダンスを考慮して入力に補正を加えることができるの
で、送信波のハーモニック成分の低減を図ることがで
き、また超音波振動子の種類によらずに広帯域に超音波
の反射スペクトラムが得られるようなる。
【0028】なお、本実施形態の回路は、バイアス電圧
VA,VBで決定されるバイアス電流を増幅段、および
入力段に流している。ここに、本回路を高速で動作させ
るにはこのバイアス電流を大きくする必要がある。
【0029】上述した第1,第2の実施形態にあって、
リニアドライバは高速化のためにバイアス電流を多く流
す必要があるが、超音波診断装置では、振動子チャンネ
ル数や、装置のグレードにより64CHや128CH,
256CHといった送信回路のチャンネル数を必要とす
る。
【0030】従って、高速化のためにリニアドライバの
バイアス電流を多く流すと、装置全体の消費電力が増加
してしまうという欠点がある。また、消費電力が増える
と、発熱量も増え、装置の冷却が大規模になってくる。
【0031】次に、本発明の他の実施形態として、図3
を参照して、上述した消費電力を減らすことが可能なリ
ニアドライバを説明する。
【0032】図3の回路においては、図1のリニアドラ
イバにバイアス電流を制御する構成を設けたものであ
る。図3と図1とにおいて増幅部分は同一であるが、入
力トランジスタ14のベースにバイアス制御電源(Vco
nt)20が接続され、抵抗21及びキャパシタンス22
が設けられている。また、出力ラインには、ローパスフ
ィルタ(LPF)19´が設けられている。
【0033】図4は、本実施形態の回路の各部の波形図
であり、バイアス制御電源(Vcont)と、入力信号と、
バイアス電流と、増幅段の出力電流VIと、本回路の出
力との波形図を示しいる。
【0034】本実施形態の回路において、リニアドライ
バは、送信信号を出力しないときに停止状態で良いた
め、バイアス制御電源(Vcont)20をLowレベルに
しておくと、バイアス電流はOFFとなり回路はほとん
ど電力を消費しない。
【0035】一方、送信信号を出力するときには、バイ
アス制御電源(Vcont)20をHighレベルにする。
この状態では、バイアス電流及び増幅段の出力電流VI
は図4に示すようになり、前述のリニアドライバと同じ
動作をする。
【0036】従って、送信信号を出力するとき、停止時
にバイアス制御電源(Vcont)20の電圧をHighレ
ベルとLowレベルとに切り替えることで、平均的な回
路の消費電力を抑えることができる。
【0037】例えば、送信の繰り返し周波数を5kHz
(200uS)とし、送信波形の前後にバイアス切り替
えの余裕をみて、バイアス電流を加える期間を20uS
とすると、200uSの間に20uSの期間だけバイアス
電流を流せば良いことになり、常時バイアス電流を流す
場合と比べて、およそ1/10に平均の消費電力を減ら
すことができる。
【0038】図5は上記と同様に消費電力を減らすこと
が可能なリニアドライバを示しており、図2に示すリニ
アドライバに、バイアス電流を制御する手段を設けたも
のである。この回路はVP,VNの2電源で動作するた
め、バイアス制御電源も2種類必要である。バイアス制
御MOSFET M3,M4のゲートにそれぞれ電圧VG1,
VG2を発生する制御電源CS1,CS2を接続してい
る。
【0039】図6は、本実施形態の回路の各部の波形図
であり、制御電源CS1,CS2の発生電圧波形、バイ
アス電流と、入力信号、出力(Vout)との波形図を
示しいる。
【0040】本実施形態の回路では、図6に示すよう
に、送信信号を出力する時にのみバイアス電流を流すよ
うに、制御電源CS1,CS2の電圧VG1,VG2
を、HighとLowとに切り替えることで、送信信号
を出力しないときには電流を流さないようにし、もって
平均電流を減らすことができる。
【0041】図7は、送信超音波としてパルス波PWと
連続波CWとを切り替える機能を持つ超音波診断装置の
送信系の構成を示すブロック図である。超音波診断装置
は循環器系の血流量計測のために、連続波CWで送受信
する機能を持つものがある。この連続波CWでは発熱
や、音響パワー規制のため、およそ10数Vppから20
Vppの波高値で送信がなされる。波高値をみるとパルス
送信時の約1/10の電圧で良い。
【0042】上述した各実施形態のリニアドライバ21
に、プラス電圧VPH,VPLを与えるプラス側電源22,
23と、マイナス電圧VNH,VNLを与えるマイナス側電
源24,25を、スイッチ26で切り替え可能に接続さ
れている。このスイッチ26は、切替指令により切替動
作する。また、低電圧VPL,VNLを発生する電源23,
25は可変電源になっている。
【0043】スイッチ26をモードセレクタの切り替え
信号によりパルス波PWによる駆動の時には、リニアド
ライバ21のプラス側がVPH、マイナス側がVNHに接続
され、入力信号Vinに従ってゲイン倍された出力信号
を振動子3に供給するようになっている。
【0044】一方、連続波CWの駆動の時には、モード
セレクタ信号によりスイッチ26により、リニアドライ
バ21のプラス側VPL、マイナス側VNLに切り替わる。
【0045】ここで、入力信号を矩形波にし、出力が飽
和する値で入力するとリニアドライバ21は、矩形のス
イッチングドライバとして動作する。電源電圧VPL,V
NLを可変することで矩形の振幅を変更可能になる。
【0046】図8は、パルス波PWと連続波CWとを切
り替える機能を持つ送信回路の別の構成を示すブロック
図である。リニアドライバ21には、抵抗28,29,
30が設けられ、スイッチ30の切替え動作により、ゲ
イン切り替えが可能となっている。尚、低圧電源23,
25は、固定電圧VPL,VNLである。
【0047】本実施形態の回路においては、ゲンイ切り
替えをモードセレクタ27で電源スイッチ26の切り替
えと同じ時に実施することで、パルス波PWの駆動と連
続波CWの駆動のそれぞれでゲインが切り替えられる。
【0048】図7,図8では、2系統の電源をリニアド
ライバーに供給する構成であったが、図8の回路におい
て、1系統の電源をリニアドライバーに供給するように
構成してもよい。これを図9を参照して説明する。
【0049】図9に示すように、リニアドライバー21
にはスイッチ26を介して高電圧VH、低電圧VLを発生
する電源32,33を接続しており、また図8と同様に
リニアドライバー21に抵抗28,29,30が設けら
れ、スイッチ30の切替え動作により、ゲイン切り替え
が可能となっている。
【0050】本実施形態の回路においては、一系統の電
源電圧の下で、ゲンイ切り替えをモードセレクタ27で
電源スイッチ26の切り替えと同じ時に実施すること
で、パルス波PWの駆動と連続波CWの駆動のそれぞれ
でゲインが切り替えられる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、高調波成分の少ない送
信ができ、ハーモニックイメージングにおいて造影剤の
抽出能にすぐれた画像が提供できる。
【0052】また、送信のスペクトラムを補正すること
で超音波振動子の種類によらず広帯域に超音波の反射ス
ペクトラムが得られるため、共振点以外の帯域において
も高感度で超音波信号が受信でき、S/Nのよい画像化
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波診断装置の一実施の形態の
スイッチング部の回路図。
【図2】本発明による超音波診断装置の他の実施の形態
のスイッチング部の回路図。
【図3】図1の回路の変形例を示す回路図。
【図4】図3に示す回路における各部の波形図。
【図5】図2の回路の変形例を示す回路図。
【図6】図5に示す回路における各部の波形図。
【図7】パルス波PWと連続波CWとを切り替える手段
を備えた送信回路を示すブロック図。
【図8】図7の変形例を示すブロック図。
【図9】パルス波PWと連続波CWとを切り替える手段
を備えた送信回路の別の例を示すブロック図。
【図10】超音波診断装置のブロック図。
【図11】従来のスイッチング部の回路図。
【図12】図11の回路における波形図。
【図13】送信波形によるスペクトラムの違いを説明す
る特性図。
【符号の説明】
1 … トリガコントローラ 2 … 送信パルサ 3 … 超音波振動子 4 … 高圧リミッタ 5 … 増幅器 6 … ローパスフィルタ(LPF) 7 … アナログ・デジタル変換器(ADC) 8 … 信号処理系 9 … モニタ 10 … システムコントローラ 11 … 送信系 12 … 受信系 13,14 … パイポーラトランジスタ 15 … バッファ出力段 16〜18,28,29 …抵抗 19 … キャパシタンス 21 … リニアドライバ 22〜25,32、33 … 電源 26,30 … スイッチ 27 … モードセレクタ M1〜M10 … MOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平間 信 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内 Fターム(参考) 4C301 AA02 DD06 DD30 EE07 HH02 HH60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信系から振動子に送信信号を印加するこ
    とにより被検体に超音波を送信し、被検体からのエコー
    を受信系で受信し該受信信号を処理することにより超音
    波情報を取得する超音波診断装置において、前記送信系
    は、入力波形に従って所定の増幅度で増幅された任意の
    波形を送信する任意波形送信手段を具備することを特徴
    とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】前記送信系は、前記任意波形送信手段に供
    給されるバイアス電流を制御する制御手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、送信波形を送信する期間
    にバイアス電流を流す手段を具備することを特徴とする
    請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】前記任意波形送信手段は、パルス波と連続
    波とを切り替える切替手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】前記切替手段は、前記任意波形送信手段に
    供給する電源電圧を切り替える手段を具備することを特
    徴とする請求項4記載の超音波診断装置。
  6. 【請求項6】前記切替手段は、前記任意波形送信手段に
    供給する電源電圧および前記任意波形送信手段の増幅度
    を切り替える手段を具備することを特徴とする請求項4
    記載の超音波診断装置。
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