JPH0975348A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH0975348A
JPH0975348A JP23407595A JP23407595A JPH0975348A JP H0975348 A JPH0975348 A JP H0975348A JP 23407595 A JP23407595 A JP 23407595A JP 23407595 A JP23407595 A JP 23407595A JP H0975348 A JPH0975348 A JP H0975348A
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JP
Japan
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dynamic range
data
contrast
color map
range
Prior art date
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Application number
JP23407595A
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Inventor
Yukinobu Yokoyama
行信 横山
Ryoichi Kanda
良一 神田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/48Diagnostic techniques
    • A61B8/481Diagnostic techniques involving the use of contrast agent, e.g. microbubbles introduced into the bloodstream
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/06Measuring blood flow

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、造影前後で特定のダイナミッ
クレンジ内のデータの表現形式が変化せず、且つ造影効
果により特定のダイナミックレンジを超過するデータを
識別可能に表示することのできる超音波診断装置を提供
すること。 【解決手段】本発明は、被検体に造影剤を投与し、その
断面を超音波で走査し、得られた受信信号に基づいて組
織情報又は移動体情報に関するデータを得、このデータ
に基づいて断面の画像を表示する超音波診断装置におい
て、上記データは、造影前には第1のダイナミックレン
ジで得られ、造影後には第1のダイナミックレンジより
広い第2のダイナミックレンジで得られ、第1のダイナ
ミックレンジの範囲内では第1のカラーマップにしたが
って表示データに変換され、第1のダイナミックレンジ
を超過するデータは第2のカラーマップにしたがって表
示データに変換されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体に造影剤を
投与し、被検体の断面を超音波で走査し、得られた受信
信号に基づいて断面の組織情報又は移動体情報に関する
データを得、データに基づいて断面の画像を表示する超
音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波の医学的な応用としては種々の装
置があるが、その主流は超音波パルス反射法を用いて、
生体断面の組織像又は血流像(移動体像)を得る超音波
診断装置である。この超音波診断装置は無侵襲検査法
で、組織像や血流像を表示するものであり、X線診断装
置、X線CT装置、MRIおよび核医学診断装置などの
他の診断装置に比べて、リアルタイム表示が可能、装置
が小型で安価、X線などの被爆がなく安全性が高い、血
流の動態観測が可能であるなどの特徴を有している。こ
のため心臓、腹部、乳腺、泌尿器、および産婦人科など
で広く超音波診断が行われている。
【0003】このような超音波診断装置において、近
年、ノイズ成分を減少させるために、血流のパワーデー
タをフレーム単位で加算し表示するいわゆるパワーモー
ドと呼ばれる表示法が開発されている。なお、血流のパ
ワーデータとは、MTIフィルタのカットオフ周波数に
相当する以上の動きを有する反射体(血球)からの受信
信号の振幅の2乗を意味する。この表示法では、図4
(a)に示すようなカラーマップ(カラースケール又は
カラーテーブルともいう)を用いて、色相を特定の色
(赤色)で固定し、データの大きさを輝度の変化で表現
して、黒から暗い赤、さらに明るい赤へとコントラスト
をつけている。
【0004】ところで、近年、反射強度が著しく大きく
なるような例えば微小気泡が超音波の造影剤として検討
され、許認可を待つばかりと言う段階にある。この造影
剤によると、ゲインが一定という条件のもとでは、デー
タのダイナミックレンジ(DR)は、造影前のデータの
ダイナミックレンジより広くなる。例えば、造影前のデ
ータは20dBという第1のダイナミックレンジで得られ、
造影後のデータは第1のダイナミックレンジより広い、
40dBという第2のダイナミックレンジで得られる。した
がって、図4(b)に示すように、比較的パワーの低い
血流(微量な血流)にもコントラストを付けて診断可能
になる。
【0005】しかし、この造影検査には、図4(b)に
示すように、造影効果により20dBを越えるデータについ
ては、コントラストが付かず、全て同じ最明度の赤で表
現されてしまういわゆる輝度飽和現象が生じてしまう。
この問題は、ゲインを造影前より低下させるように最調
整することにより解決できるが、パワーと輝度との対応
関係がゲインの調整前後で変化してしまう。しかも、オ
ペレータは診断中、超音波プローブを同位置に保持しな
ければならず、しかもこの保持作業のもとで造影剤を投
与するという作業が課せられており既に手一杯で、とて
もゲイン調整にかかる余裕はなく、ゲイン調整作業を強
行すると超音波プローブの位置がずれてしまったり、予
定した投与量や投与時間等に誤差が生じる危険性も生じ
る。
【0006】このような問題を解決するために、造影効
果によるダイナミックレンジの拡大を見越して、図5
(a),(b)に示すように第2のダイナミックレンジ
が装置固有の輝度階調幅の全域に対応するように、造影
前に予めゲインを調整しておくことが考えられる。しか
し、この方法では、造影前には、装置固有の輝度階調幅
の約半分しか活用できないので、コントラストが悪いと
いう問題を抱えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、造影前後で特定
のダイナミックレンジ内のデータの表現形式が変化せ
ず、且つ造影効果により特定のダイナミックレンジを超
過するデータを識別可能に表示することのできる超音波
診断装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検体に造影
剤を投与し、前記被検体の断面を超音波で走査し、得ら
れた受信信号に基づいて組織情報又は移動体情報に関す
るデータを得、前記データに基づいて前記被検体の断面
の画像を表示する超音波診断装置において、前記データ
は、造影前には第1のダイナミックレンジで得られ、造
影後には前記第1のダイナミックレンジより広い第2の
ダイナミックレンジで得られ、前記第1のダイナミック
レンジの範囲内では第1のカラーマップにしたがって表
示データに変換され、前記第2のダイナミックレンジの
範囲内であって前記第1のダイナミックレンジを超過す
る範囲内では第2のカラーマップにしたがって表示デー
タに変換されることを特徴とする。
【0009】造影剤の前後で、第1のダイナミックレン
ジの範囲内のデータは、同じ第1のカラーマップにした
がって表示データに変換される。したがって、造影剤の
前後で、第1のダイナミックレンジの範囲内のデータの
表現が変化して、観察者がデータの大きさの認識に戸惑
うことがない。また、造影により第1のダイナミックレ
ンジを超過したデータは、第2のカラーマップにしたが
って表示データに変換される。したがって、造影剤前後
でゲイン調整不要にして、第1のダイナミックレンジを
超えるデータを識別可能に表現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。本実施の形態による超音波診断
装置は、図1に示すように、システムコントローラ9を
制御中枢として以下のように構成される。プローブ1
は、その先端に圧電素子アレイを装備してなる。送信系
2は、図示しないが、クロック発生器、レートパルス発
生器、送信遅延回路、パルサから構成される。クロック
発生器は、クロックパルスを発生する。レートパルス発
生器は、クロックパルスを分周し、例えば5KHzのレ
ートパルスを発生する。このレートパルスは、チャンネ
ル数分に分配され、送信遅延回路で超音波をビーム状に
集束し、且つ超音波ビームを予定の方向に振るために必
要な遅延時間を与えられ、パルサに送り込まれる。パル
サは、レートパルスを受けたタイミングで高周波の電圧
パルスをプローブ1の圧電素子アレイに供給される。こ
れにより、プローブ1から超音波パルスが被検体内に送
信される。送信された超音波パルスは、音響インピーダ
ンスの境界で反射する。この反射波は、プローブ1の圧
電素子アレイで受信され、電気信号に変換され、受信系
3に受信信号として取り込まれる。
【0011】受信系3は、図示しないが、プリアンプ、
受信遅延回路、加算器から構成される。プリアンプによ
り増幅された受信信号は、受信遅延回路で送信時とは逆
の遅延時間を与えられ、加算器で加算される。これによ
り送受信の遅延時間制御に応じた特定の方向成分が強調
されたエコー信号が得られる。
【0012】エコー信号は、Bモード像演算系4、CF
M演算系5に取り込まれる。Bモード像演算系4は、エ
コー信号の包絡線を検波し、ディジタルデータに変換し
て、Bモード像データとしてディジタル・スキャン・コ
ンバータ(DSC)6に送り込む。
【0013】CFM演算系5は、図示しないが、直交位
相検波回路、A/D変換器、MTIフィルタ、自己相関
器、ドプラ演算部から構成される。直交位相検波回路
は、エコー信号を超音波の基本周波数f0 (例えばf0
=3.5MHz)の参照信号とミキシングし、またエコ
ー信号を90°移相した参照信号とミキシングし、各ミキ
シング信号の高周波成分を除去することにより、血流等
の移動体の速度による偏移周波数成分からなる実部、虚
部に相当する2系統のドプラ信号を得る。ドプラ信号は
A/D変換器によりディジタル化され、MTIフィルタ
に送られる。MTIフィルタは、ドプラ信号から比較的
動きの遅い低周波のクラッタ成分を除去し、比較的動き
の速い高周波の血流成分を抽出する。自己相関器は血流
成分をリアルタイムで周波数解析し、ドプラ演算部は解
析結果に基づいて血流の平均速度、分散、パワーを演算
する。また、ドプラ演算部は、パワーモード時には、パ
ワーをフレーム間で加算平均することによりアンギオデ
ータを演算し、DSC6に送り込む。
【0014】カラー処理回路7は、例えばROM化によ
り実装されるパワーモードカラーマップと、造影剤診断
用パワーモードカラーマップとをシステムコントローラ
9の制御にしたがって選択的に用いて、アンギオデータ
にその大きさいに応じて輝度情報及び色相情報(RG
B)を割り当て、CRT8に送り込む。
【0015】システムコントローラ9は、コンソール1
0に装備されている造影剤診断モード起動スイッチ11
がOFF状態のとき、パワーモードカラーマップを適用
するようにカラー処理回路7を制御する。システムコン
トローラ9は、コンソール10に装備されている造影剤
診断モード起動スイッチ11がオペレータによりON状
態に切替られたとき、造影剤診断用パワーモードカラー
マップを適用するようにカラー処理回路7を制御する。
造影剤診断モード起動スイッチ11は、造影剤を被検体
に投与して、アンギオ検査を行うときにONされる。
【0016】パワーモードカラーマップ(第1のカラー
マップ)は、図4(a)に示したと同じものであり、造
影されていないアンギオデータを対象として、色相を特
定の色(赤色)で固定し、アンギオデータの大きさを輝
度の変化で表現して、黒から暗い赤、さらに明るい赤へ
とコントラストがつくように形成される。例えば、ゲイ
ン調整により、アンギオデータは、例えば20dBとい
うダイナミックレンジの範囲内で得られる。パワーモー
ドカラーマップでは、造影されていないアンギオデータ
を最大にコントラストで表現できるように、20dBの
ダイナミックレンジが、装置固有(CRT固有)の輝度
階調幅、例えば256階調の全域に対応されている。
【0017】造影剤診断用パワーモードカラーマップ
は、第1のカラーマップと、第2のカラーマップとから
なる。第1のカラーマップは、第1のダイナミックレン
ジのアンギオデータに適用される。第2のカラーマップ
は、造影効果により、第2のダイナミックレンジの範囲
内であって、第1のダイナミックレンジを超過したアン
ギオデータに適用される。第1のカラーマップにより、
アンギオデータはその大きさが輝度の変化で表現される
ように表示データに変換される。第2のカラーマップに
より、アンギオデータはその大きさが色相の変化で表現
されるように表示データに変換される。
【0018】第1のダイナミックレンジは、例えば20
dBである。第1のカラーマップでは、第1のダイナミ
ックレンジは、装置固有(CRT固有)の輝度階調幅、
例えば256階調の全域に対応されている。造影前のア
ンギオデータは第1のダイナミックレンジの範囲内で得
られ、造影前のアンギオデータの最大値が最高輝度が割
り当てられるように、ゲイン調整がなされる、第1のダ
イナミックレンジの範囲内のアンギオデータは、第1の
カラーマップにより、特定の色(赤色)の色相情報と、
アンギオデータの大きさに応じた輝度情報とからなる表
示データに変換される。
【0019】第2のダイナミックレンジは、例えば40
dBであり、造影前に調整されたゲインが維持されてい
る状態のままで、造影後により得られるアンギオデータ
のダイナミックレンジに相当する。第2のダイナミック
レンジの範囲内であって、第1のダイナミックレンジを
超過するアンギオデータは、第2のカラーマップによ
り、特定の固定的な輝度(最高輝度)の輝度情報と、ア
ンギオデータの大きさに応じて色相が変化する色相情報
とからなる表示データの変換される。例えば、色相情報
は、アンギオデータの値の増加に応じて、赤色に混合さ
れる黄色成分の割合が増加し、最終的に第2のダイナミ
ックレンジの最大値で緑色になるように変化するように
アンギオデータに与えられる。
【0020】このような第1、第2のカラーマップから
構成される造影剤診断用パワーモードカラーマップの採
用により次のような作用が実現される。造影前のアンギ
オデータが、20dBという第1のダイナミックレンジ
で得られるように、ゲイン調整がなされる。このゲイン
のままで、造影剤効果が発揮されると、造影後のアンギ
オデータは、40dBという第2のダイナミックレンジ
で得られる。
【0021】図3(a)は造影前の状態、図3(b)は
造影後の状態を示している。なお図3(a)と図3
(b)との間で、黒四角印、黒三角印、黒星印、黒丸印
は対応しており、造影前にはそれぞれ0dB,0dB,
3dB,18dBであり、造影後にはそれぞれ6dB,
12dB,23dB,38dBに増強されることを示し
ている。
【0022】造影前のアンギオデータには、特定の色
(赤色)の色相情報と、アンギオデータの大きさに応じ
た輝度情報とが与えられる。第1のダイナミックレンジ
は装置固有(CRT固有)の輝度階調幅、例えば256
階調の全域に対応されている。したがって、造影前のア
ンギオデータは、黒から、暗い赤を経て、最明度の赤へ
と、最大のコントラストでもって輝度変化により表現さ
れる。
【0023】造影後において、第1のダイナミックレン
ジの範囲内のアンギオデータには、造影前と同様に、特
定の色(赤色)の色相情報と、アンギオデータの大きさ
に応じた輝度情報とが与えられ、最大のコントラストで
もって輝度変化により表現される。また、第2のダイナ
ミックレンジの範囲内であって、造影効果により第1の
ダイナミックレンジを超過するアンギオデータ(輝度飽
和データ)には、輝度変化がないように特定の輝度(最
高輝度)の輝度情報が与えられ、さらにアンギオデータ
の大きさに応じて色相が変化するように色相情報が与え
られる。これにより、造影剤効果により、第1のダイナ
ミックレンジを超過するアンギオデータは、赤色から、
黄色を経て、緑色に変化するような色相の変化で表現さ
れる。
【0024】比較的微量の血流に相当するような0dB
〜20dB(第1のダイナミックレンジ)の範囲内のア
ンギオデータは、造影前にはコントラストが付かず、識
別不能であったが、造影後にはコントラストが付いて、
識別可能になる。また、比較的多量の血流に相当するよ
うな、造影前からコントラストが付いて、識別可能であ
った20dB〜40dB(第1のダイナミックレンジ超
過)の範囲内のアンギオデータは、最高輝度で輝度飽和
現象を起こしているが、色相の変化が付いて、識別可能
である。
【0025】このように、第1のダイナミックレンジの
範囲内のデータは輝度の変化で表現され、第1のダイナ
ミックレンジ外であって第2のダイナミックレンジの範
囲内のデータは色相の変化で表現される。造影前のデー
タは第1のダイナミックレンジで得られ、造影後のデー
タは第1のダイナミックレンジより広い第2のダイナミ
ックレンジで得られる。造影前においては、データの大
きさ、例えば血流量の相違が、最大のコントラストでも
って、輝度変化で表現される。また、造影後において
は、第1のダイナミックレンジの範囲内のデータはその
大きさが輝度変化で表現され、造影剤効果により第1の
ダイナミックレンジを超過するデータについては、色相
変化で識別可能に表現できる。しかも、造影後のゲイン
の再調整は不要である。さらに、第1のダイナミックレ
ンジの範囲内のデータの値と、輝度との対応関係が造影
前後で変化しないため、診断が容易になる。本発明は上
述した実施の形態に限定されることなく種々変形して実
施可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、被検体に造影剤を投与し、前
記被検体の断面を超音波で走査し、得られた受信信号に
基づいて組織情報又は移動体情報に関するデータを得、
前記データに基づいて前記被検体の断面の画像を表示す
る超音波診断装置において、前記データは、造影前には
第1のダイナミックレンジで得られ、造影後には前記第
1のダイナミックレンジより広い第2のダイナミックレ
ンジで得られ、前記第1のダイナミックレンジの範囲内
では第1のカラーマップにしたがって表示データに変換
され、前記第2のダイナミックレンジの範囲内であって
前記第1のダイナミックレンジを超過する範囲内では第
2のカラーマップにしたがって表示データに変換される
ことを特徴とする。
【0027】造影剤の前後で、第1のダイナミックレン
ジの範囲内のデータは、同じ第1のカラーマップにした
がって表示データに変換される。したがって、造影剤の
前後で、第1のダイナミックレンジの範囲内のデータの
表現が変化して、観察者がデータの大きさの認識に戸惑
うことがない。また、造影により第1のダイナミックレ
ンジを超過したデータは、第2のカラーマップにしたが
って表示データに変換される。したがって、造影剤前後
でゲイン調整不要にして、第1のダイナミックレンジを
超えるデータを識別可能に表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による超音波診断装置の
ブロック図。
【図2】造影モードに対応するカラーマップの模式図。
【図3】図2のカラーマップの作用説明図。
【図4】従来のカラーマップの模式図。
【図5】従来の他のカラーマップの模式図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ、 2…送信系、 3…受信系、 4…Bモード像演算系、 5…CFM演算系、 6…ディジタルスキャンコンバータ、 7…カラー処理回路、 8…CRT、 9…システムコントローラ、 10…コンソール、 11…造影剤診断モード起動スイッチ、 12…パワーモードカラーマップ、 13…造影剤診断用パワーモードカラーマップ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に造影剤を投与し、前記被検体の
    断面を超音波で走査し、得られた受信信号に基づいて組
    織情報又は移動体情報に関するデータを得、前記データ
    に基づいて前記被検体の断面の画像を表示する超音波診
    断装置において、 前記データは、造影前には第1のダイナミックレンジで
    得られ、造影後には前記第1のダイナミックレンジより
    広い第2のダイナミックレンジで得られ、前記第1のダ
    イナミックレンジの範囲内では第1のカラーマップにし
    たがって表示データに変換され、前記第2のダイナミッ
    クレンジの範囲内であって前記第1のダイナミックレン
    ジを超過する範囲内では第2のカラーマップにしたがっ
    て表示データに変換されることを特徴とする超音波診断
    装置。
  2. 【請求項2】 前記データの大きさは、前記第1のダイ
    ナミックレンジの範囲内では前記第1のカラーマップに
    したがって輝度変化として表現され、前記第2のダイナ
    ミックレンジの範囲内であって前記第1のダイナミック
    レンジを超過する範囲内では前記第2のカラーマップに
    したがって色相変化として表現されることを特徴とする
    請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記データは前記第1のダイナミックレ
    ンジの範囲内では特定色で固定的に表現されることを特
    徴とする請求項2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記データは前記移動体の反射のパワー
    がフレーム間で加算平均されたものであることを特徴と
    する請求項1記載の超音波診断装置。
JP23407595A 1995-09-12 1995-09-12 超音波診断装置 Pending JPH0975348A (ja)

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