JP2000152831A - 機器のサスペンションを備えたコンソ―ル・システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的に少ない構成部品で多様な機器を支持
するフレームワークを容易に組み立てることができるコ
ンソール構造を提供する。 【解決手段】 複数の水平方向に間隔を置いた直立のコ
ラム部材と、コラム部材間に延在するビーム部材と、ビ
ーム部材から吊り下げられた、機器支持手段とを備え
る、１つまたは複数の機器を支持するコンソール構造フ
レーム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク・ステーシ
ョン機器を支持するフレームワークに関し、より詳細に
はコンピュータ、ビデオ・モニタ、コントロール・パネ
ル等の電子機器を支持するコンソール構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】本明細書に記載する種類のコントロール
・コンソールは、一般的に端末装置、モニタ、キーボー
ド、スイッチパネル、電話ターレット、照明具等を始め
とする必要な電子機器および支持器具を受けかつ支持す
るフレームワークと、このフレームワークから好都合な
高さで外方向に延在する平らな作業面とを含む。ビデオ
・モニタおよび出力ディスプレイ等の機器には、見る便
利さとユーザ・アクセスのために作業面の上方で見える
ように支持されるものもある。また、きれいな化粧パネ
ルも通常は基礎フレームワークによって支持される。

【０００３】今日まで、多くのワーク・ステーション・
コンソールが特注製造されているが、これは設計および
構築の点で高価であり、しかも時間がかかる。これは、
ワーク・ステーション・サイズ、機器の設置、人間工
学、およびコスト問題に関して注文主からしばしば独特
の要件が出るために取らざるを得ない対応であった。そ
の結果、完成されたコンソール構造はきわめて高価であ
るのみならず、後に既存機器の再構成のための変更また
は新しい機器の設置が不可能ではないにしても困難にな
る。それに代わる対応策は、固定サイズのモジュール式
セクションからコンソールを組み立てることである。こ
の対応策はコストを減らすことができ、後にコンソール
内の機器の変更および再構成に関して幾分の柔軟性の損
失はあり得るものの、それによるコスト節減が、事後の
設置再構成を如何様にもできるようにあれこれ注文して
設計施工されたシステムの長所をしのぐ場合がいたって
多い。とはいえ、ある程度の柔軟性は維持されなければ
ならない。

【０００４】したがって、注文設計および製造にもコン
ソール構造のモジュール式組立てにも付いて回る問題を
克服するコンソール構造が必要とされる。その対応策の
１つが本出願人によって開発され、１９９１年１０月２
９日発行のカナダ特許第１２９１５１８号（米国特許第
４８３６６２５号に対応）に記載されている。

【０００５】前述の特許に示したコンソール構造の骨格
は、Ｇ−フレームと通称される水平方向に間隔を置いた
直立のゲーブル部材１である。ゲーブル同士がストリン
ガ２によって相互接続されてコンソール構造の強固なフ
レームワークとなる。ゲーブル間の開きは如何様にも変
更可能なため、フレームワーク全体として当初のオンサ
イト組立前でも後でも特注要件に容易に適合できる。コ
ンソール内の機器は大半が相互接続するストリンガに支
持されるか、あるいは懸架されるため、ゲーブル間の開
きが変わっても全体としてのシステム、とりわけエキプ
メント・マウンティング・ハードウェアが混乱すること
はなく、したがって全体構造がきわめて柔軟性に富む。
しかし、この柔軟性を得るにはコストがかかる。ゲーブ
ルは通常は管状スチールから製造されるので、製造およ
び保管が比較的に高く付く。ストリンガは一般的にアル
ミニウム押出し品であるため、比較的に安価な、容易に
保管できるリニア・ストックであるが、機能によって形
状および構成が異なる多数のストリンガが必要とされ、
どれだけのかつどんなタイプのストリンガが必要かは前
記特許の図３ないし図９から知ることができる。したが
って、これもコスト増を招きかつかなりの在庫管理の必
要性が増す。多数のストリンガが必要になるのは、１つ
には、前述のようにゲーブルはその機能がほぼすべて構
造に関わり、溝、インターロック等の多様性を増すある
いは多機能性を与える機械的手段を組み込めないためで
ある。

【０００６】Ｇ−フレーム・コンソールの柔軟性と改造
への対応能力、およびさらに低コストのさらにモジュラ
ーな「ディスクリート・ロジック」システムに対しては
今後も引き続き強い需要があると思われるが、いまや多
くの顧客は２６インチ・モニタ等の一層大型の機器およ
び一層丈の高いコンピュータ・タワーへの対応を求めて
いることを本出願人は発見した。そのような品目を収容
し、かつ通常はモニタの下に置く他の機器のために利用
可能な残されたスペースを最大にするには、コンソール
・フレームワークの構成部品数をさらに減少させること
が益々望ましい。垂直方向および水平方向の構造部材が
少なくなるほど、大型機器のために利用可能な妨げのな
いスペースが大きくなる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】したがって、本出願人
は、注文環境の需要を満たすのに十分な柔軟性があり、
しかもコスト節減のためにシステム内の構成部品数を著
しく少なくしたコンソール・システムを開発した。残る
その他の構成部品は「多機能」のものが多く、組立ては
一層容易かつ低コストになり、かつ構造保全性が維持さ
れている。

【０００８】以下に説明する新規なコンソール構造の骨
格は、本発明のコンソールの多くの構成部品の直接接続
点または接触点として適合された上部ビーム押出し品か
ら成り、そこからモニタ棚または吊り台を直接懸架する
ことができる。

【０００９】したがって、本発明の一目的は、基本的構
成部品を大幅に変更することなく各種各様の機器および
形状物を支持するフレームワークに容易に組み立てるこ
とができる、比較的少ない基本的構成部品を備えるコン
ソール構造を提供することである。

【００１０】本発明の別の目的は、同じ基本的構成部品
を用い、内部の妨げのないスペースを極力大きくして、
様々な機器を様々な位置に乗せるフレームワークの適応
能力と特注要件を満たす能力とを最大にすることができ
るコンソール・フレームワークを提供することである。

【００１１】本発明のさらに別の目的は、機器を上部構
造ビームから懸架することができるコンソール・フレー
ムワークを提供することである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、１つま
たは複数の機器を支持するコンソール構造フレームであ
って、複数の水平方向に間隔を置いた直立のコラム部材
と、前記コラム部材間に延在するビーム部材と、前記機
器を前記ビーム部材から吊り下げる手段とを備えるコン
ソール構造フレームが提供される。

【００１３】次に本発明の好ましい実施形態をより詳し
く説明する。それらの実施形態は、以下の説明を図面と
併せて読めばよりよく理解されるであろう。

【００１４】

【発明の実施の形態】図１に、様々なコンピュータ・ハ
ードウェア、照明取付具、他の機器および化粧パネルを
支持するのに適した本発明による典型的なコンソール・
フレームを示す。もちろんすべてのコンソールが必ずし
もコンピュータまたはコンピュータ制御機器を支持する
ように適合されているとは限らず、またその必要がある
とは限らないが、これがこの種コンソールの最も一般的
な用途であるので、この用途について例示的にのみ参照
する。

【００１５】コンソールによって支持される機器の種類
は実に多種多様である。その構造は、それらの多種多様
な機器をどれでも注文主の指定する位置に支持するよう
に適合されていなければならない。

【００１６】図１および図２に関し、本発明によるコン
ソール構造の基本的要素には、上端同士を上部ビーム４
により、かつ任意選択で下端同士を下部ビーム８により
相互接続された、複数の、水平方向に間隔を置いた直立
コラム１が含まれる。直角の端部ゲーブル１１と水平な
ストリンガ１４から成るボックス・フレーム７が構造フ
レームワークの残部を構成する。以下に説明するよう
に、上部ビーム４、下部ビーム８、およびコラム１はそ
れぞれに様々な機能を果たす。

【００１７】コンソールはまた、モニタおよび同様機器
をコンソール内に支持する調節可能な棚または吊り台１
０、水平な作業面５（図２）および図３および図４に符
号６で一括して示す外部化粧パネルをも含む。下部ビー
ム８は、図１２に最も明瞭に示すキャビネット・ドア２
１の接続点として働く、水平方向に間隔を置いたポスト
１９を支持するように適合されている。

【００１８】コラム１は、直立の、水平方向に間隔を置
いたポストとして働く。コラムとしては、コンソールの
所要の高さに従った長さに容易に裁断できる直線押出し
アルミニウムが有利である。コラムは前述のように上部
ビーム４および下部ビーム８によって相互接続され、そ
れによってコンソール・フレームワーク内への大きな、
障害のない長方形の前部入口が生成される。

【００１９】図１および図２に関し、各コラム１は、頂
部から底部まで、上部ビーム４の端部、水平作業面支持
体２５（これは作業面５を支持する）、前部パネル２１
（図３）（これはヒンジ付きキャビネット・タイプ・ド
アでよい）および下部ビーム８の各端部を直接支持す
る。コラムはまた、端部化粧パネル（図１１および図１
２）の接続点としても働くことができる。下部ビーム８
および下部水平ストリンガ１４は、図１１および図１２
に最も明瞭に示すプロセッサ棚２３（摺動可能または固
定の）を支持するのに使用することができる。

【００２０】出願人が構築した好ましい実施形態におい
ては、コラムの様々な他の機器を支持する能力は、コラ
ムに複数の、長手方向に延在するポート、キャビティ、
溝および孔を形成し、他の構成部品の接続に適切もしく
は必要な様々な種類のファスナ、ＰＶＣ押出し品、ベア
リング、ローラおよび他の種類のハードウェアを接続す
ることによって達成される。図５に、前部コラム押出し
品１の断面の一例を示す。上述のように、コラムはアル
ミニウム押出し品により形成するのが有利であるが、他
の材料および方法も利用可能である。

【００２１】図示のように、コラム１には、調節可能な
または固定の作業面ブラケットの接続に使用できる前部
溝３１、レベラ３５（図４）またはねじ付きキャプティ
ブ・ファスナのポストの係合に使用できるＴ溝３２、目
的を以下に説明するコラム・タイロッド３７用の中央キ
ャビティ３６、ケーブル・マネージメント・クリップ３
９用のポート３８、および作業面の高さを必要に応じて
上下に調節可能にする作業面支持体２５に設けられたロ
ーラ・ベアリング４０用のキャビティ３３が含まれる。
作業面は、１９９３年７月１３日出願の本出願人のカナ
ダ特許第２１００４２１号に記載のようなクランク作動
昇降機構により上げ下げする。

【００２２】コラム１はまた、追加のＴ溝４４を幾つか
含む。このＴ溝は、標準の四角ナットまたは六角ナット
を受けるのに適合し、ねじ付きファスナに接続してスト
リンガ、ドア２１のヒンジ、クリップ、マウンティング
・ブラケット、フック等の他の構成部品を取り付け、図
３、図４および図８にコラム１に取付けた状態を示す支
持体脚部１５を含めて、注文主の指定する化粧パネルそ
の他を支持する。

【００２３】図８に押出し品下部ビーム８の一例の断面
を示す。下部ビームには、ベース・ボード１２２にスナ
ップ嵌合接続する一対の面取りしたショルダ１２１、レ
ベラ３５用の孔１２３、隣接下部ビーム同士の接続に使
用できるスプライン（図示せず）用の溝１２４、タイロ
ッド３７下端用のキャビティ１２６、およびケーブル・
マネージメント・クリップ用および各種ナット用および
本発明の実際に構築した深い奥行きおよび浅い奥行きの
コンソールをよりよく表す図３および図４に詳細に示す
シート・メタル・ボックス・フレームまたは端ゲーブル
７等の他の部品の接続または取付けに有用な幾つかの追
加のＴ溝１２８が含まれる。プロセッサ棚、ラック・マ
ウントその他の接続に使用するファスナ等用には長手に
延在する、リブ付きまたはねじ付きリセス１１７が設け
られる。図４に示す浅い奥行きのコンソールは、特に奥
行きの深いＣＲＴディスプレーに代えてフラット・スク
リーン・モニタを使用する場合に省スペースになる利点
がある。この実施形態においては、一般的にプロセッサ
はドア２１に直接取付の棚１９０（図２１および図２
２）上に支持され、ドアを開いたときに電源スイッチお
よびディスク用のスロットおよびＣＤ−ＲＯＭ等のプロ
セッサ前面がユーザ側に面する。

【００２４】次に、図６に上部ビーム４の断面を示す。
このビームもアルミニウム押出し品を用いると有利であ
る。

【００２５】図示のように、上部ビーム４には、作業ラ
イト・アーム７０にレバー式（leveraged）接続を成す
ための前部ノッチ５１および協働ショルダ５２、隣接ビ
ーム４同士の接続に使用できるスプライン（図示せず）
の接続に使用できる溝付きチャネル５５を有する溝５
４、そのうち１つがコラム・タイロッド３７の端部を受
ける幾つかの中央キャビティ５６、および枢動可能な背
パネル６に接続するヒンジ５９の円形キャビティ５８が
含まれる。フランジ付きナット、ケーブル・マネージメ
ント・クリップ、その他この箇所で必要なハードウェア
用に使用できる追加のポート６１が設けられる。隣接ビ
ームの隅部分の接続に使用するスプライン用に追加の溝
５３が設けられる。

【００２６】ビーム４の下面は溝６５を含み、これに前
方部分６６および後方部分６７を含む。また、作業面ブ
ラケットをファスナなしで接続可能にするノッチ６４が
ある。溝６５は、次に詳細に説明するモニタ吊り台ハン
ガ押出し品７５の接続に使用される。

【００２７】モニタ吊り台を上部ビーム４から文字どお
り吊り下げることにより、通常モニタを乗せるのに使用
する構造フレームワークの多くの部分、特に横つなぎ
材、水平ストリンガおよび固定棚を取り除くことができ
ることを本出願人は発見した。その結果、コンソール内
部の開けた部分が多くなり、さもなければ特に大型モニ
タおよび丈の高いプロセッサ・タワーの据置きが妨げら
れるところが、その障害が無くなる。モニタ自体はモニ
タ吊り台１０に直接支持される。

【００２８】吊り台を上部ビームから吊り下げる方法は
いくらでも有り、したがって以下の説明は単に例示にす
ぎないことを当業者には理解されよう。

【００２９】まず、図９および図１０に関して、モニタ
吊り台１０は棚部分７８、側部７９および各側部７９内
にそれぞれ形成された溝７７内に摺動可能に受けられる
コラム８０から成る。コラム８０の側部７９に対する位
置決めは、ラチェット機構、止めねじ、その他適当な機
構による調節が可能であり、それによって様々な寸法の
モニタを収容するように吊り台の高さを調節することが
できる。コラム８０の両上端に渡るのは吊り台ハンガ押
出し品７５であり、これに前部フック７１および後部フ
ック７２が含まれる。図６でよく分かるように、前部フ
ック７１は上部ビームの溝６５の前方部分６６に係合
し、後部フック７２は後方部分６７に係合する。その結
果、吊り台は図示のように垂直に対して所定の角度で吊
り下げられ、その角度はコンソールの前面に座るか立っ
ているユーザが吊り台に支持されたモニタを見やすいよ
うに選択される。

【００３０】上記に説明した例では、吊り台の吊り下げ
角度は固定されている。望むなら、調節可能で枢動可能
なマウントを設けることができ、その一例を図１３およ
び図１４に示す。より具体的には、吊り台１０が上部ビ
ーム４から枢動可能に吊り下げられて図１３および図１
４に示す位置の間で、かつもちろんその間のどの位置に
も枢動可能に移動する。傾斜度を制御および調節する１
つの手段は、フレーム７またはストリンガ１４と吊り台
１０との間に図示のように接続された気体シリンダ８１
である。制御レバー８３が気体ピストンから前方に延在
してコンソール前部からアクセスすることができ、これ
を用いてピストンを起動し、モニタを所望により前後に
傾ける。

【００３１】さらに、図１５および図１６に示すような
配置によってコンソール構造全体の垂直方向高さを調節
可能にすることも考えられる。概して、コラム１はその
上げ下げのために選択的に起動可能な電動、液圧または
空気圧ドライブ９６を含む柱（pillar）９５に機械的に
かみ合わされる。ドライブ機構については当業者には既
に明らかであろうから、その詳しい説明は省く。

【００３２】再び図４および図６に関して、コンソール
・フレームワークの剛性の補強はコラム１に上部ビーム
４および下部ビーム８の間で圧縮負荷をかけることによ
って得ることができる。これは、上下ビーム間にコラム
を介して延在するタイロッド３７により、ナット８７を
図示のロッドの相対端で締めて負荷をかけることにより
達成される。この同じ機構をポスト１９を下部ビーム８
に接続するのにも使用することができる。

【００３３】再度図６に関して、作業ライト・アーム７
０は本質的に上部ビーム４から片持梁状に張り出す。こ
のアームの主たる目的は、作業面５を照明する作業ライ
ト１０５を収容することにある。アームはさらに、長手
方向の溝１０６を含み、この溝は、図１１からよく分か
るように、機器前部パネル１１０をモニタ・スクリーン
上部所定位置に保持するのに使用する機器前部フック１
０８の吊り下げポイントの役をする。作業ライト・アー
ムはまた、リップ１１１を含み、このリップが上部ビー
ムの後部端縁にある別のリップ１１２と協働することに
よって化粧キャップ１１６を所定位置にスナップ嵌合す
ることができ、それによって上部ビームおよび作業ライ
ト・アームの一部が隠れる。

【００３４】作業ライトを図１７、図１８および図１９
により詳細に示す。ライトは、長手方向に延在するハウ
ジング１４０を含み、このハウジングは蛍光灯ソケット
および電灯バルブ１４１、反射板１４３および機械的調
光機構１４５を取り囲む。ハウジング１４０はアルミニ
ウム押出し品が有利であり、それであれば如何様にも所
望の長さに形成することができ、かつリブ付きの、ハウ
ジング内に長手方向に延在する溝１４７に螺合するボル
トによって支持アーム７０に接続される。反射板１４３
は一般にはスチールまたは他の金属に焼付けホワイト・
エナメル仕上げしたもので、ハウジング内に長手方向に
延在する、リブ付きのリセス１４８に螺合するボルトに
よってハウジング１４０に接続する。反射板の長さは概
ね電灯バルブおよびソケット１４１の長さに同じであ
り、ソケットはタッピンねじ、ねじ付きファスナ等によ
って反射板に接続される。ハウジング端は、ハウジング
内の長手方向に延在する穴１５３に螺合するねじまたは
他の適当なファスナによってハウジングに接続される側
部支持体１５０によって仕上げられかつ閉じられる。溝
１５８内のスプライン１５７は、ハウジング１４０の片
同士およびコーナー部分を接続するのに使用できる。

【００３５】調光機構１４５は、バッフル・ガイド１５
５、下部ライト・バッフル１５６、摺動可能な上部バッ
フル１５７および上部バッフルにボルトまたはねじで留
められたスライダ・ノブ１５９から成る。バッフル・ガ
イド１５５は、図１７でよく分かるように、ハウジング
１４０にヒンジ式にスナップ嵌合されたＰＶＣ押出し品
が一般的である。このガイドは、摺動可能に上部バッフ
ル１５７を受けるための長手方向に延在する上部対向溝
１６０および摺動可能に下部バッフル１５６を受けるた
めの長手方向に延在する下部対向溝１６１を含む。図１
９からよく分かるように、バッフル・ガイド１５５と下
部バッフル１５６および１５７は光を通すための複数の
開口１６５を備えてそれぞれ形成される。スライダ・ノ
ブ１５９は、図示のように上部バッフルに接続され、下
部バッフルの溝１６８およびバッフル・ガイドのわずか
に長い開口１７０に通っているので、ノブを使用して上
部バッフル１５７を下部バッフルに対して前後に動か
し、作業ライト・ハウジングから漏れ得る光の量を調節
することができる。このシステムは、概ね費用がかから
ず、従来の電子式調光装置より簡潔かつ信頼性が高い。
また、より高品質の光を様々な調光間隔で供給する。

【００３６】時には、複数列のモニタを上下に重ねるこ
とが必要となる場合もある。本発明のコンソールは、図
２０に示すように、その目的にも適合させることができ
る。

【００３７】化粧パネル６は、コンソール・フレームワ
ークに公知の方法で貼り付けて構造の外観を仕上げるこ
とができる。化粧パネルにリビール（reveal）２００お
よびフィラー２０１（図１１および図１２）を含めるこ
とにより、本発明のフレームワークを構成する様々なス
トリンガ、押出し品およびコラムの露出面をきれいに覆
うことができる。

【００３８】例示的目的のために本発明の好ましい実施
形態をかなり詳細に説明したが、当業者ならば本発明の
範囲を逸脱することなく多くの変更を着想するであろ
う。本発明は添付の特許請求の範囲の真の範囲によって
のみ制限される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態によるコンソール構造の概
略斜視図である。

【図２】図１のコンソールの側面図である。

【図３】幾つかのパネルを取り付けた図２のコンソール
のより詳細な側面図である。

【図４】奥行きの浅いコンソールの側面図である。

【図５】コラム押出し品の断面図である。

【図６】幾つかの追加の構成部品を接続した上部ビーム
の拡大断面図である。

【図７】図６に示すビームの斜視図である。

【図８】下部ビームの断面図である。

【図９】モニタ吊り台の斜視図である。

【図１０】図９の吊り台の側面図である。

【図１１】本発明のコンソールの前部分解等角図であ
る。

【図１２】図１１のコンソールの後部分解等角図であ
る。

【図１３】枢動可能なモニタ吊り台マウントを示すコン
ソールの側面図である。

【図１４】枢動位置にある図１３のコンソールの側面図
である。

【図１５】垂直方向に調節可能なコンソールの下降した
状態の側面図である。

【図１６】図１５のコンソールの上昇した状態の側面図
である。

【図１７】作業ライトの側部断面図である。

【図１８】図１７の作業ライトのライト・バッフルおよ
びバッフル・ガイドの平面図である。

【図１９】作業ライトの底面図である。

【図２０】二段式コンソールの側面図である。

【図２１】ドア付きプロセッサ棚の側面図である。

【図２２】図２１の棚の正面図である。

【図２３】後部下部ストリンガの側面図である。

【符号の説明】

１ コラム ４ 上部ビーム ７ ボックス・フレーム ８ 下部ビーム １０ 吊り台 １１ ゲーブル １４ ストリンガ １９ ポスト ２５ 支持体 ７８ 棚 ７９ 側部 ８０ コラム １０５ 作業ライト １１６ 化粧キャップ １２２ ベース・ボード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフ ゴスリング カナダ国 ティー２エル ０ピー９ アル バータ州 カルガリー ノースウエスト コリングウッド プレイス 32番 (72)発明者 ロバート シロッチ カナダ国 ティー２ゼット ２エム８ ア ルバータ州 カルガリー サウスイースト ダグラス グレン ブルバード 384番 (72)発明者 マック スライペック カナダ国 ティー３ビー １ジー２ アル バータ州 カルガリー ノースウエスト モンタナ ドライブ 4715番 (72)発明者 コリン ベレム カナダ国 ティー２エル ０イー３ アル バータ州 カルガリー ノースウエスト ノース マウント ドライブ 1264番 (72)発明者 スティーブ バン ベバレン カナダ国 ティー３イー ６アール５ ア ルバータ州 カルガリー サウスウエスト グレンイーグル プレイス 24番

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 １つまたは複数の機器を支持するコンソ
   ール構造フレームであって、 複数の水平方向に間隔を置いた直立のコラム部材と、 前記コラム部材間に延在するビーム部材と、 前記機器を前記ビーム部材から吊り下げる手段と、を備
   えるコンソール構造フレーム。
2. 【請求項２】 前記吊り下げ手段が前記ビーム手段から
   吊るのに適した吊り台手段を備え、前記吊り台手段はこ
   れに機器を支持する手段を含む請求項１に記載のコンソ
   ール構造。
3. 【請求項３】 前記吊り台手段が前記ビーム部材に係合
   して前記吊り台手段を吊り下げるのに適したフック手段
   を含む請求項２に記載のコンソール構造。
4. 【請求項４】 前記吊り台手段が前記フック手段を有す
   る水平な部材と、前記水平な部材から垂下する側部部材
   と、前記側部部材間に延在する棚部材とを備える請求項
   ３に記載のコンソール構造。
5. 【請求項５】 前記側部部材がその長さを調節可能な請
   求項４に記載のコンソール構造。
6. 【請求項６】 前記コラム部材が作業面の支持部材に接
   続するのに適している請求項１から５のいずれか一項に
   記載のコンソール構造。
7. 【請求項７】 前記支持部材が前記コラム部材において
   垂直方向に調節可能な請求項６に記載のコンソール構
   造。
8. 【請求項８】 前記ビーム部材から支持される作業ライ
   トを含み、前記作業ライトが少なくとも２つのバッフル
   手段を含み、各バッフル手段はそれぞれに光を通すため
   の貫通孔を有し、前記バッフル手段の一方が他方に対し
   て移動可能であり、それによって前記作業ライトから発
   する光の量を変える請求項１に記載のコンソール構造。
9. 【請求項９】 ヒンジ式に接続されたドア部材を含み、
   前記ドア部材がこれと共に移動可能な棚を有し、それに
   よって機器を支持する請求項１に記載のコンソール構
   造。