JP2000152179A - 映像データ再生方法、映像データ再生装置、映像データ記録方法及び映像データ記録装置 - Google Patents

映像データ再生方法、映像データ再生装置、映像データ記録方法及び映像データ記録装置

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JP2000152179A
JP2000152179A JP10326937A JP32693798A JP2000152179A JP 2000152179 A JP2000152179 A JP 2000152179A JP 10326937 A JP10326937 A JP 10326937A JP 32693798 A JP32693798 A JP 32693798A JP 2000152179 A JP2000152179 A JP 2000152179A
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video data
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recording medium
video
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Hajime Ishita
源 井下
Keizo Sugita
圭三 杉田
Kyota Funamoto
京太 舟本
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアングルについての映像デー タを正
確に同期をとりつつ同時再生可能な映像データ再生方法
及び映像データ再生装置を提供すると共に、かかる映像
データを記録することができる映像データ記録方法及び
映像データ記録装置を提供する。 【解決手段】 DVDディスク1の記録データは光ピッ
クアップ52により読み出され、変復調部54にて復調
され、データ処理部55、インターフェース56を経由
してバッファメモリ57に蓄積される。このデータはシ
ステム制御部64の制御の下、バッファメモリ57か
ら、処理単位としてのユニットデータごとに、3つのア
ングルに対応する各FIFOメモリ58〜60へと順次
転送される。このとき、各ユニットデータは同一の時間
長及び同一のデータサイズとなっている。そして、各F
IFOメモリ58〜60のデータ量などにより定めた適
宜のタイミングで、それぞれユニットデータが各デコー
ダ部61〜63により所定のデコードレートでデコード
処理され、各アングルごとに同期した表示信号が生成さ
れて、複数のモニタ等により同時再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ圧縮された
映像データを記録媒体から読み出して再生する映像デー
タ再生方法及び映像データ再生装置、及び当該映像デー
タを記録媒体に書き込む映像データ記録方法及び映像デ
ータ記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、きわめて大容量のデータを高密度
に記録可能な情報記録媒体としてDVDが普及しつつあ
る。そして、このようなDVDに各種映像データをMP
EG2(Moving Picture Expert Group2)等のディジタ
ル画像圧縮技術を用いて記録することで、良好な画質で
長時間の映像を再生することを可能としている。
【0003】DVDに映像データを記録するための規格
としてDVDビデオフォーマットが提案されている。こ
のDVDビデオフォーマットには、DVDを多様な用途
に広く適用するために多くの機能が取り込まれている。
その一つとして、特定の映像に対して複数のアングルを
切り替えて再生可能なマルチアングル機能がある。この
マルチアングル機能によれば、映画等の特定のシーンに
おいてユーザが好みに応じて選択したアングルに切り替
え、一定時間の動画再生が行われる。このとき、切り換
えの際に途切れることなくシームレスに映像を再生する
ことが可能である。
【0004】このようなDVDビデオフォーマットのマ
ルチアングル機能を実現するために、DVDにインター
リーブド記録と呼ばれる記録方法により映像データが記
録される。このインターリーブド記録では、記録データ
をインターリーブドユニットという単位に分割して複数
のアングルごとに交互にDVDに記録を行っている。そ
して、各アングルを再生するとき、対応するインターリ
ーブドユニットを選択的に順次バッファメモリにいった
ん蓄えてから読み出して、DVDからの読み出し速度と
再生速度の差を利用してシームレス再生を保証してい
る。そして、インターリーブドユニットは、順次DVD
から読み出す際の物理的なジャンプ距離を抑えるため、
一定サイズに制限されている。これにより、シームレス
な映像再生が実現可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
では光ディスクを記録媒体としており、マルチアングル
を同期して同時に再生するには、その読み出し速度が問
題となる。従って、上記従来のマルチアングル機能で
は、複数のアングルが同時に再生されるのではなく、ユ
ーザは指定した1つのアングルしか鑑賞することができ
なかった。これを解決するためDVDの読み出し速度を
高速化して各アングルごとにバッファリングして個別に
再生することも考えられる。このように各アングルの同
時再生が実現できれば、複数のディスプレイを設置し
て、1枚のディスクから特定のシーンを異なるアングル
にて同時に再生することができるので、従来のマルチア
ングルでは実現できない用途にまで応用分野を広げるこ
とができる。
【0006】ところが、上述したように、DVDフォー
マットではMPEG2を採用している。MPEG2は、
画質等に対応して圧縮レートが変動する可変レート圧縮
を用いているので、各アングルごとのデータ量は一律に
ならない。しかも、上記バッファメモリには、蓄えたデ
ータ量に依存して読み出しタイミング、書き込みタイミ
ングが決定されるが、このタイミングはランダムに変動
する。これは、マルチアングル区間開始時のバッファメ
モリのデータ量、及び上述の各アングルごとにデータ量
が異なることに起因する。このような事情により、各ア
ングルの同時再生を行おうとする場合に、各アングル毎
の再生タイミングの同期をとることが困難である点が問
題であった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、複数のアングルの映像データが記録
されたDVDを読み出して、各アングルの同期を正確に
とりながら同時に再生することが可能な映像データ再生
方法及び映像データ再生装置を提供すると共に、このよ
うにして再生可能な複数のアングルの映像データをDV
Dに記録することができる映像データ記録方法及び映像
データ記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の映像データ再生方法は、複数の画
面で同期再生すべき複数の映像をそれぞれ圧縮符号化し
た複数の映像データが記録される記録媒体から、当該複
数の映像データを読み出して再生する映像データ再生方
法であって、前記複数の映像データを同一の時間長及び
同一のデータサイズを有する複数のユニットデータにそ
れぞれ分割し、前記複数の映像データについて所定の順
序で交互に前記ユニットデータを配置記録した記録媒体
から前記ユニットデータを順次読み出す読み出し工程
と、前記読み出し工程にて読み出した前記ユニットデー
タを前記複数の映像データごとに分離して、それぞれメ
モリ手段に一時的に記憶させる記憶制御工程と、前記複
数の映像データごとに前記メモリ手段から所定のタイミ
ングで前記ユニットデータを読み出して、それぞれ復号
処理を行って前記複数の映像を同期して再生するための
表示信号を出力する映像データ処理工程とを備えること
を特徴とする。
【0009】この発明によれば、読み出し工程におい
て、マルチアングル同時再生に対応して複数の映像デー
タが記録される記録媒体からユニットデータが順次読み
出される。次いで記憶制御工程において、読み出したユ
ニットデータが複数の映像データごとに分離され、それ
ぞれメモリ手段に一時的に記憶される。このとき、ユニ
ットデータの時間長とデータサイズは何れも同一になっ
ているので、メモリ手段の容量は規則的に変動し、しか
も予め変動タイミングを把握することもできる。よっ
て、映像データ処理工程において、各映像データごとに
メモリ手段のデータ量などに対応づけて画一的に定めた
タイミングでユニットデータを読み出して復号処理を行
えば、比較的容易に複数の映像を完全に同期させて再生
するための表示信号を出力できる。従って、記録媒体の
読み出しレートと復号処理のレートを適切に設定すれ
ば、特定の映像に対しマルチアングルの同時再生を簡易
な処理にて行うことができる。
【0010】請求項2に記載の映像データ再生方法は、
請求項1に記載の映像データ再生方法において、前記記
録媒体には、DVD規格に従ってデータが記録されると
共に、前記複数のユニットデータは、一又は複数のビデ
オオブジェクトユニット(VOBU)から構成されるこ
とを特徴とする。
【0011】この発明によれば、DVD規格に従って映
像データを記録し、DVDディスクに対するアクセスの
最小単位であるVOBUを、単体で又は複数を集合させ
て上述のユニットデータを構成するようにしたので、通
常のDVDに対する再生処理と大部分の処理を共通化で
き、しかもシームレス再生を容易に実現できるので、合
理的かつ高品位なマルチアングル同時再生を行うことが
できる。
【0012】請求項3に記載の映像データ再生方法は、
請求項2に記載の映像データ再生方法において、前記映
像データは、MPEG方式を用いて圧縮符号化が行わ
れ、圧縮符号化により得られた可変レートの映像データ
が固定レートに変換されて前記記録媒体に記録されてい
ることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、MPEG方式により圧
縮符号化された複数の映像データに対して、可変レート
を固定レートに変換した上で上述のような処理を行うよ
うにしたので、固定レートへの変換が容易であり、しか
も良好な画像品質でマルチアングル同時再生を行うこと
ができる。
【0014】請求項4に記載の映像データ再生方法は、
請求項2又は請求項3に記載の映像データ再生方法にお
いて、前記複数の映像データに対応する少なくとも1つ
の音声データが、所定の映像データに対する前記ユニッ
トデータに付随して前記記録媒体に記録されると共に、
前記映像データ処理工程にて当該音声データが前記複数
の映像データに同期して再生されることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、所定の映像データのユ
ニットデータに少なくとも1つの音声データを付随して
記録し、音声データの再生を複数の映像データと同期さ
せるようにしたので、無駄なく記録媒体に音声データを
記録して、マルチアングル再生に伴い音声データを容易
に共通化でき、実際の使用形態に適合したマルチアング
ル同時再生を行うことができる。
【0016】請求項5に記載の映像データ再生方法は、
請求項2から請求項4の何れかに記載の映像データ再生
方法において、前記複数の映像データには、同期再生す
べき1組のユニットデータに対して同期情報が付随し、
前記映像データ処理工程において、この同期情報を判別
して、判別結果に従って前記ユニットデータを前記メモ
リ手段から読み出すことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、複数の映像データのう
ち同期再生すべき1組のユニットデータには同期情報が
付随し、再生の際はこの同期情報を判別するようにした
ので、例えばメモリ手段からのユニットデータの読み出
しタイミングを制御して同期を容易にとることができ、
予め個別に同期関係を把握しておくことなく簡易なマル
チアングル同時再生を行うことができる。
【0018】請求項6に記載の映像データ再生方法は、
請求項2から請求項5の何れかに記載の映像データ再生
方法において、前記記憶制御工程では、予め設定される
前記メモリ手段の記憶容量に応じて、前記ユニットデー
タのメモリ手段に対する書き込み及び読み出しのタイミ
ングを制御することを特徴とする。
【0019】この発明によれば、記憶制御工程におい
て、複数の映像データを記憶させるメモリ手段の記憶容
量を監視して、その結果に基づいて適当なタイミングで
メモリ手段に対する書き込みと読み込みを行うようにし
たので、メモリ手段のオーバーフローやアンダーフロー
を起こすことなく、一定のタイミング制御に従った復号
処理が可能となり、容易に映像データの同期をとってマ
ルチアングル同時再生を行うことができる。
【0020】請求項7に記載の映像データ再生装置は、
複数の画面で同期再生すべき複数の映像をそれぞれ圧縮
符号化した複数の映像データが記録される記録媒体か
ら、当該複数の映像データを読み出して再生する映像デ
ータ再生装置であって、前記複数の映像データを同一の
時間長及び同一のデータサイズを有する複数のユニット
データにそれぞれ分割し、前記複数の映像データについ
て所定の順序で交互に前記ユニットデータを配置記録し
た記録媒体から前記ユニットデータを順次読み出す読み
出し手段と、前記読み出し手段により読み出した前記ユ
ニットデータを前記複数の映像データごとに分離して一
時的に記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段に対する
前記ユニットデータの書き込み及び読み出しを制御する
記憶制御手段と、前記複数の映像データごとに前記メモ
リ手段から所定のタイミングで前記ユニットデータを読
み出して、それぞれ復号処理を行って前記複数の映像を
同期して再生するための表示信号を出力する映像データ
処理手段とを備えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、読み出し手段が、マル
チアングル同時再生に対応して複数の映像データが記録
される記録媒体からユニットデータを順次読み出す。次
いで記憶制御手段が、読み出したユニットデータを複数
の映像データごとに分離して、それぞれメモリ手段に一
時的に記憶する。このとき、ユニットデータの時間長と
データサイズは何れも同一になっているので、メモリ手
段の容量は規則的に変動し、しかも予め変動タイミング
を把握することもできる。よって、映像データ処理手段
が、各映像データごとにメモリ手段のデータ量などに対
応づけて画一的に定めたタイミングでユニットデータを
読み出して復号処理を行って、比較的容易に複数の映像
を完全に同期させて再生するための表示信号を出力でき
る。従って、記録媒体の読み出しレートと復号処理のレ
ートを適切に設定すれば、特定の映像に対しマルチアン
グルの同時再生を簡易な処理にて行うことができる。
【0022】請求項8に記載の映像データ再生装置は、
請求項7に記載の映像データ再生装置において、前記記
録媒体には、DVD規格に従ってデータが記録されると
共に、前記複数のユニットデータは、一又は複数のビデ
オオブジェクトユニット(VOBU)から構成されるこ
とを特徴とする。
【0023】この発明によれば、DVD規格に従って映
像データを記録し、DVDディスクに対するアクセスの
最小単位であるVOBUを、単体で又は複数を集合させ
て上述のユニットデータを構成するようにしたので、映
像データ再生装置では、通常のDVDに対する再生する
場合と大部分の処理及び動作を共通化でき、しかもシー
ムレス再生を容易に実現できるので、合理的かつ高品位
なマルチアングル同時再生を行うことができる。
【0024】請求項9に記載の映像データ再生装置は、
請求項8に記載の映像データ再生装置において、前記映
像データは、MPEG方式を用いて圧縮符号化が行わ
れ、圧縮符号化により得られた可変レートの映像データ
が固定レートに変換されて前記記録媒体に記録されてい
ることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、MPEG方式により圧
縮符号化された複数の映像データに対して、可変レート
を固定レートに変換した上で、映像データ再生装置にて
上述のような処理を行うようにしたので、固定レートへ
の変換が容易であり、しかも良好な画像品質でマルチア
ングル同時再生を行うことができる。
【0026】請求項10に記載の映像データ再生装置
は、請求項8又は請求項9に記載の映像データ再生装置
において、前記複数の映像データに対応する少なくとも
1つの音声データが、所定の映像データに対する前記ユ
ニットデータに付随して前記記録媒体に記録されると共
に、前記映像データ処理手段により当該音声データが前
記複数の映像データに同期して再生されることを特徴と
する。
【0027】この発明によれば、所定の映像データのユ
ニットデータに、少なくとも1つの音声データを付随し
て記録し、映像データ再生装置では、音声データを複数
の映像データと同期させて再生するようにしたので、無
駄なく記録媒体に音声データを記録して、マルチアング
ル再生に伴い音声データを容易に共通化でき、実際の使
用形態に適合したマルチアングル同時再生を行うことが
できる。
【0028】請求項11に記載の映像データ再生装置
は、請求項8から請求項10の何れかに記載の映像デー
タ再生装置において、前記複数の映像データには、同期
再生すべき1組のユニットデータに対して同期情報が付
随し、前記映像データ処理処理手段は、当該同期情報を
判別する判別手段を備え、判別結果に従って前記ユニッ
トデータを前記メモリ手段から読み出すことを特徴とす
る。
【0029】この発明によれば、複数の映像データのう
ち同期再生すべき1組のユニットデータには同期情報が
付随し、映像データ再生装置では、この同期情報を判別
してから再生処理を行うようにしたので、例えばメモリ
手段からのユニットデータの読み出しタイミングを制御
して同期を容易にとることができ、予め個別に同期関係
を把握しておくことなく簡易なマルチアングル同時再生
を行うことができる。
【0030】請求項12に記載の映像データ再生装置
は、請求項8から請求項11の何れかに記載の映像デー
タ再生装置において、前記記憶制御手段は、予め設定さ
れる前記メモリ手段の記憶容量に応じて、前記ユニット
データのメモリ手段に対する書き込み及び読み出しのタ
イミングを制御することを特徴とする。
【0031】この発明によれば、記憶制御手段により、
複数の映像データを記憶させるメモリ手段の記憶容量を
監視して、その結果に基づいて適当なタイミングでメモ
リ手段に対する書き込みと読み込みを行うようにしたの
で、メモリ手段のオーバーフローやアンダーフローを起
こすことなく、一定の規則に従った復号処理が可能とな
り、容易に映像データの同期をとってマルチアングル同
時再生を行うことができる。
【0032】請求項13に記載の映像データ記録方法
は、複数の画面で同期再生すべき複数の映像をそれぞれ
圧縮符号化した複数の映像データを記録媒体に記録する
映像データ記録方法であって、前記複数の映像データを
同一の時間長及び同一のデータサイズを有する複数のユ
ニットデータにそれぞれ分割し、再生の際の時系列に従
って前記複数の映像データについて交互に前記ユニット
データが配置されるように記録媒体に当該ユニットデー
タを記録することを特徴とする。
【0033】この発明によれば、複数の映像データは分
割されて、時間長とデータサイズが共に同一であるユニ
ットデータが得られる。そして、このユニットデータを
時系列に従った順で、複数の映像データについて交互に
配置して記録媒体に記録を行う。従って、マルチアング
ル同時再生に対応した記録媒体を容易に提供することが
できる。
【0034】請求項14に記載の映像データ記録方法
は、請求項13に記載の映像データ記録方法において、
前記記録媒体に、DVD規格に従ってデータを記録する
と共に、前記複数のユニットデータは、一又は複数のビ
デオオブジェクトユニット(VOBU)から構成される
ことを特徴とする。
【0035】この発明によれば、DVD規格に従うDV
Dディスクに上述のように複数の映像データを記録し、
DVDディスクに対するアクセスの最小単位であるVO
BUを、単体で又は複数を集合させてユニットデータを
構成するようにしたので、汎用性が高く、合理的かつ高
品位なマルチアングル同時再生に対応した記録媒体を提
供することができる。
【0036】請求項15に記載の映像データ記録方法
は、請求項14に記載の映像データ記録方法において、
前記映像データに対しMPEG方式を用いて圧縮符号化
を行って、圧縮符号化により得られた可変レートの映像
データを固定レートに変換して前記記録媒体に記録する
ことを特徴とする。
【0037】この発明によれば、複数の映像データをM
PEG方式により圧縮符号化し、更に可変レートを固定
レートに変換した上で複数の映像データを記録媒体に記
録するようにしたので、簡易な処理でレート変換が行
え、しかも画像品質の良好なマルチアングル同時再生に
対応した記録媒体を提供することができる。
【0038】請求項16に記載の映像データ記録方法
は、請求項14又は請求項15に記載の映像データ記録
方法において、前記複数の映像データに対応する少なく
とも1つの音声データを、所定の映像データのうち当該
音声データと同期して再生される前記ユニットデータに
付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とする。
【0039】この発明によれば、所定の映像データに少
なくとも1つの音声データを付随させて、同期関係を保
つよう記録媒体に記録するようにしたので、共通して用
いられる音声データを無駄なく記録でき、しかも実際の
使用形態に適合したマルチアングル同時再生に対応した
記録媒体を提供することができる。
【0040】請求項17に記載の映像データ記録方法
は、請求項14から請求項16の何れかに記載の映像デ
ータ記録方法において、前記複数の映像データのうち、
同期再生すべき1組のユニットデータに対して同期情報
を付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とす
る。
【0041】この発明によれば、複数の映像データのう
ち同期再生すべき1組のユニットデータに同期情報を付
随させて記録媒体に記録するようにしたので、この同期
情報を読み出して複数の映像データの同期関係を同期情
報に基づいて容易に判別することができ、タイミングを
制御して同期をとりやすいマルチアングル同時再生に対
応した記録媒体を提供することができる。
【0042】請求項18に記載の映像データ記録装置
は、複数の画面で同期再生すべき複数の映像をそれぞれ
圧縮符号化した複数の映像データを記録媒体に記録する
映像データ記録装置であって、前記複数の映像データを
同一の時間長及び同一のデータサイズを有する複数のユ
ニットデータにそれぞれ分割し、再生の際の時系列に従
って前記複数の映像データについて交互に前記ユニット
データが配置されるように記録媒体に当該ユニットデー
タを記録することを特徴とする。
【0043】この発明によれば、映像データ記録装置で
は、複数の映像データを分割し、時間長とデータサイズ
が共に同一であるユニットデータを生成する。そして、
このユニットデータを時系列に従った順で、複数の映像
データについて交互に配置して記録媒体に記録を行う。
従って、マルチアングル同時再生に対応した記録媒体を
容易に提供することができる。
【0044】請求項19に記載の映像データ記録装置
は、請求項18に記載の映像データ記録装置において、
前記記録媒体に、DVD規格に従ってデータを記録する
と共に、前記複数のユニットデータは、一又は複数のビ
デオオブジェクトユニット(VOBU)から構成される
ことを特徴とする。
【0045】この発明によれば、映像データ記録装置で
は、DVD規格に従うDVDディスクに上述のように複
数の映像データを記録し、DVDディスクに対するアク
セスの最小単位であるVOBUを、単体で又は複数を集
合させてユニットデータを構成するようにしたので、汎
用性が高く、合理的かつ高品位なマルチアングル同時再
生に対応した記録媒体を提供することができる。
【0046】請求項20に記載の映像データ記録装置
は、請求項19に記載の映像データ記録装置において、
前記映像データに対しMPEG方式を用いて圧縮符号化
を行って、圧縮符号化により得られた可変レートの映像
データを固定レートに変換して前記記録媒体に記録する
ことを特徴とする。
【0047】この発明によれば、映像データ記録装置で
は、複数の映像データをMPEG方式により圧縮符号化
し、更に可変レートを固定レートに変換した上で複数の
映像データを記録媒体に記録するようにしたので、簡易
な処理でレート変換が行え、しかも画像品質の良好なマ
ルチアングル同時再生に対応した記録媒体を提供するこ
とができる。
【0048】請求項21に記載の映像データ記録装置
は、請求項19又は請求項20に記載の映像データ記録
装置において、前記複数の映像データに対応する少なく
とも1つの音声データを、所定の映像データのうち当該
音声データと同期して再生される前記ユニットデータに
付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とする。
【0049】この発明によれば、映像データ記録装置で
は、所定の映像データに少なくとも1つの音声データを
付随させて、同期関係を保つよう記録媒体に記録するよ
うにしたので、共通して用いられる音声データを無駄な
く記録でき、しかも実際の使用形態に適合したマルチア
ングル同時再生に対応した記録媒体を提供することがで
きる。
【0050】請求項22に記載の映像データ記録装置
は、請求項19から請求項21の何れかに記載の映像デ
ータ記録装置において、前記複数の映像データのうち、
同期再生すべき1組のユニットデータに対して同期情報
を付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とす
る。
【0051】この発明によれば、映像データ記録装置で
は、複数の映像データのうち同期再生すべき1組のユニ
ットデータに同期情報を付随させて記録媒体に記録する
ようにしたので、この同期情報を読み出して複数の映像
データの同期関係を同期情報に基づいて容易に判別する
ことができ、タイミングを制御して同期をとりやすいマ
ルチアングル同時再生に対応した記録媒体を提供するこ
とができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形
態において、複数の映像データを同時再生する機能を
「マルチアングル」と称するが、従来のマルチアングル
とは異なる概念になっている。
【0053】最初に、本実施形態に係る記録媒体として
のDVDディスクの論理フォーマットについて、図1を
参照して説明する。図1に示すように、DVDディスク
1において、最内周部のリードイン領域10と最外周部
のリードアウト領域11に挟まれた領域がデータ記録領
域に設定されている。そして、このデータ記録領域の先
頭には、論理フォーマットを管理するための情報が記述
されたUDF(Universal Disk Format)12が記録さ
れる。続いてコンテンツを構成するための論理ユニット
として1個のビデオマネージャ(VMG)20と1個か
ら最大99個までのビデオタイトルセット(VTS)3
0が記録されている。
【0054】UDF12には、CD−ROMに適用され
る論理ファーマットであるISO9660及びISO1
3346のサブセットであるマイクロUDFのそれぞれ
に対応する記述子が記録されている。製作者はこのUD
F12に自由に各種データを書き込むことができる。そ
して、本実施形態では、DVDディスク1が同時再生可
能なマルチアングルに対応していることを識別可能とす
るため、所定の識別情報をUDF12に書き込むように
している。
【0055】VMG20は、DVDディスク1に記録さ
れるデータ全体を制御するためのデータが記録される。
例えば、タイトルを選択させるためのシステムメニュー
やオープニングメッセージなどが含まれる。図1に示す
ように、VMG20は、コントロールデータとしてのビ
デオマネージャ情報(VMGI)21と、続くメニュー
用ビデオオブジェクトセット(VOBS)22と、最後
のVMGI21のバックアップ23から構成されてい
る。
【0056】また、図1においては、#1から#Nまで
の計N個のVTS30が配列されている。#1から#N
の中の任意の#iに対応するVTS30は、各タイトル
に対応して再生に必要な制御情報及びビデオデータやオ
ーディオデータなどの実体部分が所定のフォーマットに
より格納されている。図1に示すように、VTS30
は、このVTS30に対するコントロールデータとして
のビデオタイトルセット情報(VTSI)31と、続く
メニュー用VOBS32及びタイトル用VOBS33
と、最後のVTSI31のバックアップ34から構成さ
れている。
【0057】次に、上述のビデオオブジェクトセットの
構造について、図2を用いて説明する。VOBS40
は、1又は複数のビデオオブジェクト(VOB)41が
集合して構成される。各VOB41には、識別番号が付
され、図2に示すように#1〜#Mの何れかのVOB4
1を特定することができる。なお、上述したVMG20
のメニュー用VOBS22、VTS30のメニュー用V
OBS32及びタイトル用VOBS33は、何れも図2
に示すデータ構造を有している。
【0058】また、VOB41は、1又は複数のセル4
2から構成される。セル42はタイトルを再生するため
の基本単位であり、セル42の再生順を指定することに
より任意のプログラムを構成することができる。各セル
42にも、識別番号が付され、図2に示すように#1〜
#Lの何れかのセル42を特定することができる。
【0059】また、セル42は、1又は複数のビデオオ
ブジェクトユニット(VOBU)43から構成される。
図2ではセル42に#1から#KまでのK個のVOBU
43を含む場合を示している。このVOBU43は、D
VDディスク1の再生時にアクセスするための最小単位
であり、通常0.4秒から1.2秒の範囲内の再生時間
長を有している。
【0060】各VOBU43は、ナビパック44を先頭
にしたパック列として定義される。ナビパック44に続
いてビデオパック45、オーディオパック46、サブピ
クチャパック47の各パックが所定の順序に従って、そ
れぞれ1又は複数記録されている。すなわち、VOBU
43は、あるナビパック44から次のナビパック44の
直前までに記録される全パックの集合である。
【0061】ナビパック44は、PCI(Presentation
Control Information)48とDSI(Data Search In
formation)49の2つのパケットからなる。PCI4
8には、映像又は音声の再生制御を行うためのナビゲー
ションデータが記述される。DSI49には、VOBU
43に対するサーチを実行するためのナビゲーションデ
ータが記述される。
【0062】ビデオパック45は、一又は複数のグルー
プオブピクチャー(GOP)を含んでいる。このGOP
はMPEG2フォーマットにより定められる単位である
が、詳しくは後述する。また、オーディオパック46に
は、ビデオ情報に付随する音声情報としてのオーディオ
データが記録される。このオーディオデータとしては、
リニアPCM、AC3、MPEGオーディオなどの方式
を用いることができる。更に、サブピクチャパック47
には、副映像として表示すべき文字や図形等のサブピク
チャデータが記録される。
【0063】次に、本実施形態に係る情報記録再生装置
のハードウェア構成について、図3を参照して説明す
る。図3の例では、通常のDVDディスクに加えて、3
つのアングルを同時再生可能なDVDディスク1の読み
出し及び書き込み行う情報記録再生装置の場合を説明す
る。ここで、本実施形態に係るマルチアングル同時再生
処理を実行するためには、通常のDVDディスクとは異
なり、部分的なマルチアングル区間を設けず、全体に亘
って3つのアングルを並列して記録した特別のものを使
用する必要がある。
【0064】図3に示す情報記録再生装置は、スピンド
ルモータ51と、ピックアップ52と、ピックアップ駆
動部53と、変復調部54と、データ処理部55と、イ
ンターフェース56と、バッファメモリ57と、第1F
IFOメモリ58と、第2FIFOメモリ59と、第3
FIFOメモリ60と、第1デコーダ部61と、第2デ
コーダ部62と、第3デコーダ部63と、システム制御
部64と、操作部65とを備えて構成され、DVDディ
スク1に対してデータの読み出し及び書き込みを行う。
【0065】図3に示す情報記録再生装置全体の動作
は、システム制御部64により総括的に制御される。シ
ステム制御部64は、図示しないメモリ手段に記憶され
る制御プログラムに従って装置全体の制御を行う。そし
て、システム制御部64は、スピンドルモータ51と、
ピックアップ駆動部53と、データ処理部55と、第1
デコーダ部61と、第2デコーダ部62と、第3デコー
ダ部63に制御信号を送出して動作制御を行うと共に、
バッファメモリ57と、第1FIFOメモリ58と、第
2FIFOメモリ59と、第3FIFOメモリ60に対
するデータ転送のタイミング制御を行う。
【0066】DVDディスク1は、システム制御部64
の制御の下、スピンドルモータ51により一定の線速度
が保たれるように回転駆動される。そして、ピックアッ
プ52は、図示しない光学系を介してDVDディスク1
上の記録トラックに対し光ビームを照射し、その反射ビ
ームを受光する。このピックアップ52は、システム制
御部64の制御に従ってピックアップ駆動部53により
駆動され、適正なレーザパワー及びトラッキングが保た
れる。
【0067】ピックアップ52から出力された検出信号
は、変復調部54に入力されて復調処理を施され、続い
て復調信号がデータ処理部55に入力されてエラー訂正
等の必要な処理を施され、上述の論理フォーマットに従
ったデータが得られる。そして、このデータは、インタ
ーフェース56を介してバッファメモリ57に蓄積され
る。
【0068】バッファメモリ57に蓄積されたデータ
は、各アングルごとに振り分けるため、システム制御部
64により所定のタイミングで後述のユニットデータ単
位に分離されて出力される。そして、第1FIFOメモ
リ58、第2FIFOメモリ59及び第3FIFOメモ
リ60に対してデータを順次出力するよう制御が行われ
る。この様子を図4を参照して説明する。
【0069】図4において、本実施形態に係るDVDデ
ィスク1には、3つのマルチアングルに対応して、VO
BU43に区切られて交互にデータが記録されているも
のとする。具体的には、図4の上段に示すように、アン
グル1に対するVOBU43aと、アングル2に対応す
るVOBU43bと、アングル3に対応するVOBU4
3cがこの順で繰り返し配列されて記録されている。こ
の再生単位としてのVOBU43a、43b、43cは
上述のユニットデータに相当する。なお、1つのVOB
U43には限られず、複数のVOBU43によりユニッ
トデータを構成してもよい。
【0070】このようなデータの配列自体は従来のマル
チアングル再生におけるインターリーブド記録の場合と
同様である。しかしながら、本実施形態のマルチアング
ルの場合は、再生方法が従来のマルチアングルの場合と
異なっている。すなわち、従来のマルチアングルでは、
3つのアングルに対しては3つの再生経路が存在し、ア
ングル1のときはVOBU43aのみを順次読み出し、
アングル2のときはVOBU43bのみを順次読み出
し、アングル3のときはVOBU43cのみを順次読み
出すことになる。そして、例えばアングル1のとき、間
に存在するVOBU43b、43cの部分は物理的にジ
ャンプして再生を行わないようにする。
【0071】これに対し、本実施形態に係るマルチアン
グルの場合は、物理的にジャンプすることなく記録され
るVOBU43a、43b、43cを連続的に読み出し
て、上述のバッファメモリ57にいったん蓄える。そし
て、各アングルへのデータの振り分けを行うべく、バッ
ファメモリ57からアングル1に対応するVOBU43
aを第1FIFOメモリ58に転送する。同様に、アン
グル2に対応するVOBU43bを第2FIFOメモリ
59に転送し、アングル3に対応するVOBU43cを
第3FIFOメモリ60に転送する。その結果、単一の
DVDディスク1を連続再生しつつ、各アングルに対応
して個別にデータを振り分けて保持することができる。
【0072】例えば、アングル1のみに着目すると、時
間的に#1、#4、#7と2つおきにVOBU43aを
第1FIFOメモリ58に転送し、順次第1デコーダ部
61にてデコード処理を行って、アングル1の映像が連
続して再生されることになる。アングル2及びアングル
3についても、それぞれ2つおきのVOBU43b、4
3cに対して順次処理を行っていく点では同様である。
このとき、各アングルにおいてユニットデータとしての
VOBU43a、43b、43cに対する再生時間がT
2であるとする。また、本実施形態では後述するように
MPEG2の固定レート化を行っているため、再生時間
T2に対応する各VOBU43a、43b、43cのデ
ータサイズは、図4の#1から#Jに至るまで、同一と
なることが保証される。
【0073】一方、図4に示すように、全てのユニット
データについて、DVDディスク1からのデータ読み出
し時間、及び、バッファメモリ57からそれぞれのFI
FOメモリ58〜60への転送時間がT1であるとす
る。このとき、T1と上記T2とは、T1×3≦T2の
関係を満たさなければ、3つのアングルに対するデータ
転送が間に合わなくなる。図3では、T1×3=T2の
場合を示しており、これよりT1が長くなると各アング
ル全てを同時にかつシームレスに再生することができな
くなる。なお、実際には、上記読み出し時間と上記転送
時間は一致しなくてもよく、転送時間をT1とすると、
読み出し時間はこれより短い時間であってもよいが、簡
単のため両方ともT1である場合を示した。
【0074】例えば、T2としては0.5秒分の再生時
間に設定する。すると、T1はだいたい0.15秒以下
にする必要がある。図4の例では3つのアングルについ
て示したが、アングル数が増加すると共に、T1を短く
しなければならなくなる。これをレートの面から考える
と、MPEG2のレートに対して、少なくともDVDデ
ィスク1の読み出しレートを3倍以上にしなければなら
ないことを意味する。MPEG2のレートは、本発明に
おいては後述するように固定レートに変換されるので、
画像品質の面からデータサイズをあまり小さくできな
い。よって、アングル数を確保するためにも、DVDデ
ィスク1の読み出しレートを例えば2倍速、3倍速と大
きくしていくことが好ましい。
【0075】なお、実際には特定のVOBU43a、4
3b、43cに対する読み出しタイミング、転送タイミ
ング、デコードタイミングはそれぞれ所要の処理時間の
遅延を伴うが、図4では簡単のため遅延を示していな
い。
【0076】再び図3に戻って、上述のように各アング
ルごとに分配されたデータはビデオ、オーディオ、サブ
ピクチャのそれぞれのデータごとにデコード処理され
る。すなわち、アングル1については、第1FIFOメ
モリ58から第1デコーダ部61にデータを出力し、上
述のビデオパック45を、MPEG2に従ってデコード
し、映像信号を再生する。また、オーディオパック46
を所定の方式に従ってデコードし、オーディオ信号を再
生する。また、サブピクチャパック47をデコードして
再生時に表示すべき副映像を生成する。そして、アング
ル2についても、第2FIFOメモリ59から第2デコ
ーダ部62にデータが出力されて同様の処理が行われ
る。また、アングル3についても、第3FIFOメモリ
60から第3デコーダ部63にデータが出力されて同様
の処理が行われる。
【0077】ここで、本実施形態では、3つのアングル
に対して各ユニットデータが同じ時間幅に設定され、更
に再生タイミングの同期をとることを保証している。こ
れにより、3つのアングルの映像を同時に再生した場合
に、違和感なく鑑賞できる。そのためには、図3におけ
るDVDディスク1に記録されるアングル1用のVOB
U43aと、アングル2用のVOB43bと、アングル
3用のVOBU43cが、上述のように同一のデータサ
イズであることが条件となる。この理由については後述
する。
【0078】ところで、上述したように、MPEG2が
可変レート圧縮を用いているので、本来なら各アングル
のユニットデータが同じ時間幅であっても、VOBU4
3a、43b、43cのデータサイズは異なるはずであ
る。よって、何らかの処理を施して、MPEG2により
異なるデータサイズとして生成された各ユニットデータ
のデータサイズを揃えることが必要となる。
【0079】ここで、図5を参照してMPEG2による
圧縮データのデータ構造について説明する。上述したよ
うにMPEG2はGOPを単位として複数分のフレーム
データを扱うが、図5に示すようにIピクチャー(Intr
a-coded Picture)70、Pピクチャー(Predictive-co
ded Picture)71、Bピクチャー(Bidirectionally P
redictive-coded Picture)72の3タイプの組み合わ
せでGOPが構成される。
【0080】MPEG2では、前の画像から次の画像の
予測を行う動き補償予測によって高い圧縮率を達成して
いるが、Iピクチャー70では動き予測は使われず、こ
れ自体で画像の再現ができる。そして、1つのGOPに
Iピクチャー70を少なくとも1つ含めるようにして、
早送りや巻き戻しなどの特殊再生に対応するデータ構造
を実現している。
【0081】一方、Pピクチャー71及びBピクチャー
72は動き予測を使うタイプであり、Pピクチャー71
が過去のデータのみから、Bピクチャー72は過去及び
未来のデータからそれぞれ動き予測を使って映像データ
を再現する。
【0082】従って、MPEG2でエンコードされた映
像データは、動き補償の効率や元画像の複雑さに依存し
て各ピクチャーに割り当てられるデータサイズが変動し
てくる。例えば、元画像の動きが少なく単純な画像であ
る場合は、小さなデータサイズとなるが、元画像が複雑
で動きも頻繁に生じる場合は、大きなデータサイズとな
る。このような事情があるのでMPEG2による映像デ
ータ作成に際しては、コンテンツ全体に対し2パスのエ
ンコード作業を行い、最初のパスで分析したデータ変動
の傾向に基づいて、2パス目で設定された平均レートに
対応したデータ量をそれぞれ割り当てる。
【0083】本実施形態に係るDVDディスク1では、
このようなMPEG2フォーマットに従った可変レート
の映像データは、固定レートの映像データに変換されて
記録されている。その一例として、個々のインタリーブ
ドユニットについて最大のデータレートを設定した上
で、これより小さなデータレートとなる場合は、ダミー
データを付加する方法がある。つまり、動きが少なく単
純な画像部分に対してエンコードを施した結果、最大の
データレートに満たない部分は、所定のダミーデータを
書き込むのである。そして、再生の際は、ダミーデータ
の部分を識別してMPEG2のデコード処理に用いない
ようにすればよい。あるいはデコード処理の際に無視さ
れるようなヌルデータとしてもよい。
【0084】なお、当初から、例えば、ピクチャーの種
類ごと、あるいはGOPごと、あるいはVOBU43ご
とに所定のビット数になるように圧縮符号化したり、所
定のビット数になるようにダミーデータ等を補完して固
定レートの映像データを得るようにしてもよい。つま
り、各アングルのユニットデータごとに一定のビット数
になるように映像データを編集しておけばよい。
【0085】なお、MPEG2によってデコードされた
画像品質を良好に保つためには、データレートをあまり
小さくできず、ある程度記録時間は制限されることにな
る。例えば、画像品質より記録時間を優先する場合は、
上記最大のデータレートを抑えることも考えられる。し
かし、本実施形態に係るマルチアングルにおける後述の
使用態様を鑑みた場合は、記録時間を長くする必要性は
大きくないので、画像品質を優先する方が好ましい。
【0086】このようにして擬似的に固定レートへの変
換を行う結果、アングル1に対するVOBU43aと、
アングル2に対するVOBU43bと、アングル3に対
するVOBU43cとを一律なデータサイズに揃えるこ
とができる。これにより、各アングルの再生タイミング
の同期が維持されることになる。これを、図6及び図7
を参照して説明する。
【0087】図6は、各FIFOメモリ58〜60に対
する書き込みタイミングと読み出しタイミングの関係を
説明する図である。図6において、各FIFOメモリ5
8〜60の最大容量はXmであり、この範囲内で実際に
記憶されるデータ量がシステム制御部64により常時監
視されている。そして、このデータ量に基づいて、DV
Dディスク1からの読み出しないし、バッファメモリ5
7を介した転送の停止又は要求のタイミングと、各デコ
ーダ部61〜63へのデコード処理を開始するタイミン
グがそれぞれ制御される。このうち、図6ではデコード
処理を開始する設定データ量X1を示している。
【0088】このように各FIFOメモリ58〜60の
データ量を監視して上述の制御を行うのは、DVDディ
スク1の読み出しレートと各デコーダ部61〜63のデ
コードレートが異なるので、リアルタイム処理を行うべ
くレート変換を行う必要があるためである。すなわち、
各FIFOメモリ58〜60への読み出しデータ量や書
き込みデータ量が異なる結果、オーバーフロー又はアン
ダーフローなどデータの過不足が生じるのを防止するた
め、データ量に応じて上述の制御を行うものである。
【0089】具体的には、DVDディスク1の読み出し
動作は、データ量に応じてオン、オフを切り換えて制御
すればよく、バッファメモリ57への書き込みタイミン
グ、又は各FIFOメモリ58〜60への転送タイミン
グを制御すればよい。一方、デコード処理はリアルタイ
ム処理の必要から常に継続して行う必要があるが、デコ
ード開始時の各FIFOメモリ58からの読み出しタイ
ミングのみ、上記X1に基づいて制御される。このよう
に、データ量がX1に達するまでデコード処理の開始を
待つようにしているのは、DVDディスク1の動作不具
合時や特殊再生を行う際などに、一時的にデータの転送
が中断される場合でも、一定時間分の再生に用いるデー
タをある程度確保しておく必要があるためである。
【0090】図6では、簡単のため2つのアングルに対
して再生処理を行う場合の各FIFOメモリ58、59
のデータ量の時間的変動を示す。アングルAについて
は、第1FIFOメモリ58と第1デコーダ部61によ
りデコード処理が行われ(図6上段)、アングルBにつ
いては、第2FIFOメモリ59と第2デコーダ部62
によりデコード処理が行われるものとする(図6下
段)。図6の再生処理では、アングルAとアングルBと
を同期させて処理が行われるが、バッファメモリ57か
ら各FIFOメモリ58、59へのデータ転送は、双方
に対し同時に行うことができないので、図中斜線で示す
ように、アングルAとアングルBでは交互に各FIFO
メモリ58、59にデータが入力される。
【0091】図6上段に示すように、アングルA側の第
1FIFOメモリ58に対するバッファメモリ57から
の転送レートを点線71で、第1FIFOメモリ58か
ら第1デコーダ部61にデータ出力する際のデコードレ
ートを点線72でそれぞれ示し、両者を合わせた第1F
IFOメモリ58のデータ量の推移を実線70で示す。
同様に、アングルB側の第2FIFOメモリ59に対す
るバッファメモリ57からの転送レートを点線74で、
第2FIFOメモリ59からの第2デコーダ部62にデ
ータ出力する際のデコードレートを点線75でそれぞれ
示し、両者を合わせた第2FIFOメモリ59のデータ
量の推移を実線73で示す。
【0092】図6において、最初は各FIFOメモリ5
8、59ともデータ量ゼロの状態であり、アングルA側
のユニットデータA1の転送が開始されると、転送レー
トに連動して第1FIFOメモリ58のデータ量が増加
する。一方、このときの第2FIFOメモリ59への転
送は行われないので、第2FIFOメモリ59のデータ
量はゼロのままである。
【0093】そして、タイミングTaでFIFOメモリ
58のデータ量がX1に達し、第1デコーダ部61に対
しデータが出力され始め、デコード処理が開始される。
これ以降ユニットデータA1の読み出しを終えるまで、
第1FIFOメモリ58のデータ量は転送レートとデコ
ードレートの差に従って変動する。図6に示すように、
転送レート、すなわちDVDディスク1の読み出しレー
トはデコードレートよりも大きくなっているので、第1
FIFOメモリ58は一定レートで増加することにな
る。
【0094】なお、本実施形態では、ユニットデータA
1のデータサイズが固定であり、転送レートと設定値X
1も予め設定可能なので、タイミングTaは予め一定値
として把握することができる。
【0095】続いてアングルB側のユニットデータB1
の転送が行われ、転送レートに連動して第2FIFOメ
モリ59のデータ量が増加する。一方、このときの第1
FIFOメモリ58への転送は行われず、しかも第1デ
コーダ部61でのデコード処理は継続するので、第1F
IFOメモリ58はデコードレートに連動してデータ量
が減少していく。
【0096】そして、タイミングTbで第2FIFOメ
モリ59のデータ量がX1に達し、第2デコーダ部62
に対しデータが出力され始め、デコード処理が開始され
る。これ以降ユニットデータB1の読み出しを終えるま
で、第2FIFOメモリ59のデータ量は、第1FIF
Oメモリ58と同様に転送レートとデコードレートの差
に相当する一定レートで増加していく。これ以降は、ア
ングルA、Bで共にデコード処理を持続しながら、上述
のように各FIFOメモリ58、59のデータ量が増減
変動しながら、同様の処理が繰り返される。
【0097】このときのタイミングTbは、上述のタイ
ミングTaに各ユニットデータのデータサイズに対応す
る時間幅を加えて算出できる。つまり、上述したように
各ユニットデータの転送周期T1に対し、Tb=Ta+
T1という関係が成り立つ。そのためには、各FIFO
メモリ58、59に対する設定値X1を同様にし、しか
も双方への転送レートを一定に保つことが条件となる。
従って、アングルAとアングルBについて全区間で、こ
のような条件が満たされれば、常に上記関係式を満たし
て上述のデコード処理を行うことができ、同期再生を行
う際のタイミング補償を容易に行うことができる。この
ようなタイミング補償としては、例えば、アングルAに
対して上述の転送周期T1分だけ遅延させて処理を行う
か、あるいは映像データ作成時に予め転送周期T1相当
の遅延を考慮しておくようにすればよい。
【0098】次に、図7は、本実施形態において各ユニ
ットデータのデータサイズを同一としていない場合に生
じる不具合を説明する図である。図7では、その一例と
して、図6下段の状況の下、アングルBについてのユニ
ットデータのデータサイズが小さくなっている場合のア
ングルB側の動作を示している。なお、転送レート、デ
コードレート、第2FIFOメモリ59の最大容量Xm
及び設定値X1などは図6の場合と同様とする。また、
図7中、第2FIFOメモリ59に対するバッファメモ
リ57からの転送レートを点線77で、第2FIFOメ
モリ59から第2デコーダ部62にデータ出力する際の
デコードレートを点線78でそれぞれ示し、両者を合わ
せた第2FIFOメモリ59のデータ量の推移を実線7
6で示す、図7では図示を省略するが、アングルA側の
ユニットデータA1の転送に関しては、図6の場合と同
様に行われる。すなわち、図6のタイミングTaは、図
7の場合も同様となる。一方、アングルB側のユニット
データB1の転送に移ると、しばらくは図6下段と同様
に第2FIFOメモリ59のデータ量が増加するが、こ
のデータ量がX1に達する前にユニットデータB1の転
送が終了してしまう。従って、この段階ではアングルB
側ではデコード処理が開始することなく、次のユニット
データA2の第1FIFOメモリ58に対する転送に移
ってしまうことになる。
【0099】そして、ユニットデータA2の転送中は、
第2FIFOメモリ59への転送は行われないので、デ
ータ量がそのまま保持され、続くユニットデータB2の
転送に移ってから、再び第2FIFOメモリ59のデー
タ量が増加し始める。その後、タイミングTcで第2F
IFOメモリ59のデータ量がX1に達し、第2デコー
ダ部62に対しデータが出力され始め、デコード処理が
開始される。
【0100】このように、図7におけるタイミングTc
は、アングルB側の2番目のユニットデータB2転送時
となり、しかもタイミングTaとタイミングTcの関係
は、各ユニットデータのデータサイズに応じて変動する
ことになる。例えば、上記MPEG2を固定レート化せ
ずに用い、可変レートのままユニットデータに分割する
と、画像の性質によりユニットデータのデータサイズは
変動することになり、図7に示すような事態を招くこと
になる。従って、本実施形態に係るDVDディスク1に
は、MPEG2により得られたデータを固定レートに変
換して記録し、再生タイミングの一律化を図ったのであ
る。
【0101】再び図3に戻って、本実施形態に係る情報
記録再生装置においては、DVDディスク1として、本
発明に係るマルチアングル同時再生処理に対応したもの
だけではなく、通常のDVDディスクを再生することも
できる。この場合には、3つの各FIFOメモリ58〜
60及び各デコーダ61〜63のうち一系統のみを動作
させればよい。例えば、第1FIFOメモリ58及び第
1デコーダ部61のみ動作させて、バッファメモリ57
から第1FIFOメモリ58に対してだけデータの転送
を行うように制御すればよい。
【0102】なお、上述の実施形態では、アングル数が
3つの場合について説明したが、これに限られずにアン
グル数を自由に設定できる。上述のように、このアング
ル数はDVDディスク1の読み出しレートとデコード処
理の際のデコードレートとの兼ね合いで定まる。例え
ば、DVDディスク1は標準の最大読み出しレートが1
0.08Mbpsなので、標準速度で用いるときは、各
アングルのデコードレートの合計をこれより小さくする
必要があり、例えばデコードレート5Mbpsで固定の
場合、アングル数が2程度しかとれない。一方、DVD
ディスク1を2倍速、3倍速などと読み出しレートを上
げることにより、デコードレート又はアングル数を大き
くとることができる。
【0103】例えば、DVDディスク1を2倍速で読み
出す場合、デコードレート10Mbpsでアングル数が
2、あるいはデコードレート6Mbpsでアングル数が
3のようにとることができる。また、DVDディスク1
を3倍速で読み出す場合、デコードレート10Mbps
でアングル数が3、あるいはデコードレート6Mbps
でアングル数が5のようにとることができる。通常は、
画質を優先するときはデコードレートを大きくとり、画
質が要求されないときはアングル数を大きくとればよ
い。このようなDVDディスク1に対する読み出しレー
トは今後の向上が見込まれており、読み出しレートの向
上と共にデコードレートとアングル数の双方を大きくと
ることも可能である。
【0104】次に、本実施形態に係る情報記録再生装置
は、DVDディスク1に対して映像データを記録するこ
とも可能である。この場合は、図3のハードウェア構成
を用いて、主にデータの流れを逆にして考えればよい。
ここでは、本発明のマルチアングル同時再生に対応した
DVDディスク1に対する記録動作を行う場合につい説
明する。
【0105】すなわち、図3において、第1デコーダ部
61、第2デコーダ部62、第3デコーダ部63は、そ
れぞれエンコーダとして機能するものとし、図示しない
映像ソースから映像データがそれぞれ入力される。3つ
のアングルに対応した各映像データがMPEG2方式に
従って圧縮符号化されて生成された後、固定レートに変
換される。システム制御部64の制御の下、これらの映
像データは各FIFOメモリ58〜60にいったん蓄積
された後、例えばVOBU43ごとにバッファメモリ5
7に転送されて、図4で説明した本発明のデータ構造が
形成される。そして、3つのアングルが一体となった映
像データは、インターフェース56を介してデータ処理
部55に入力され、エラー訂正コードを付加されるなど
必要な処理を施された後、変復調部54に入力されて変
調処理を施される。この変調信号に応じてピックアップ
52の記録パワーを変化させて、対象となるDVDディ
スク1上の記録トラックに光ビームが照射され、最終的
に映像データが記録されることになる。
【0106】なお、このように本発明のマルチアングル
同時再生に対応する複数の映像データを記録したDVD
ディスク1は、DVD―ROMとして作成される。すな
わち、上述のように、基本的な仕様ではDVDビデオフ
ォーマットに従っているが、本発明のマルチアングル同
時再生に対応する部分は異なった仕様になっているた
め、通常のDVDビデオフォーマット対応の再生装置で
は再生することができない。よって、記録データのフォ
ーマットの自由度が大きいDVD−ROMとして作成
し、本実施形態と同様の構成を有する情報再生装置を用
いて、マルチアングル同時再生を行うことができる。
【0107】次に、本実施形態に係る情報記録再生装置
により行われる処理を図8のフローチャートを参照して
説明する。図8のフローチャートでは、DVDディスク
1の挿入からマルチアングルの再生に至るまでの処理を
示している。
【0108】図8において、DVDディスク1が情報記
録再生装置に挿入されると(ステップS1)、DVDデ
ィスク1に対する読み出し動作が開始され、上述のUD
F12に記録されている識別情報を読み出す(ステップ
S2)。本実施形態に係るマルチアングル同時再生に対
応したDVDディスク1は、記録の際に識別情報として
所定のコードパターンが書き込まれるので、このコード
パターンの検出の有無によりDVDディスク1の種別の
判定が可能となる。
【0109】そして、ステップS1で挿入されたDVD
ディスク1が通常のディスクであるか、又は本発明のマ
ルチアングル同時再生に対応したディスクであるかを識
別情報に基づいて判定する(ステップS3)。ステップ
S3の判定の結果、DVDディスク1が本発明のマルチ
アングル同時再生に対応したディスクであると判定され
ると(ステップS3;YES)、ステップS4に移り、
DVDディスク1が通常のディスクであると判定される
と(ステップS3;NO)、ステップS6に移る。
【0110】本発明のマルチアングル同時再生に対応し
たディスクに対しては、上述したようにバッファメモリ
57、第1FIFOメモリ58、第2FIFOメモリ5
9、及び第3FIFOメモリ60、第1デコーダ部6
1、第2デコーダ部62、第3デコーダ部63をそれぞ
れセットアップする(ステップS4)。そして、システ
ム制御部64が再生動作を開始するに際し、図示しない
ROMに格納されているマルチアングル動作プログラム
を起動する(ステップS5)。
【0111】一方、通常のディスクに対しては、バッフ
ァメモリ57及び第1FIFOメモリ58及び第1デコ
ーダ部61のみをセットアップする(ステップS6)。
そして、システム制御部64が再生動作を開始するに際
し、図示しないROMに格納されている通常動作プログ
ラムを起動する(ステップS7)ステップS5又はステ
ップS7に続いて、プログラム選択メニュー画面が表示
される(ステップS8)。すなわち、上述のVMG20
のメニュー用VOBS22に示される内容に従って、選
択可能な複数のタイトルに対応するプログラムの一覧が
画面上に表示される。そして、ユーザは例えば操作部6
5を操作して、一覧の中から任意のプログラムを選択す
ることができる。その後、選択されたプログラムに対応
して実際の再生動作が開始される(ステップS9)。こ
のとき、通常動作のときは1画面分、マルチアングル動
作のときは、例えば3画面分が再生されることになる。
【0112】次に、本実施形態に係るマルチアングル同
時再生処理の変形例について図9を参照して説明する。
図9に示す変形例では、DVDディスク1に3つのマル
チアングルに対応するユニットデータとして、VOBU
43a、43b、43cに区切られて交互にデータが記
録されている点に関しては図4の場合と同様である。図
9では、これに加えて1組のユニットデータの先頭部に
ユニットヘッダ80が設けられると共に、アングル3の
VOBU43cに付随してオーディオパケット81が設
けられるデータ構造を有する点が異なる。
【0113】ユニットヘッダ80には、3つのVOBU
43a、43b、43cから構成される各ユニットデー
タが同期再生されるべき1組であることを示す同期情報
に対応するコードパターンが記述されている。従って、
マルチアングル再生に際しては、まずユニットヘッダ8
0を読み込んで、同期再生すべき1組のユニットデータ
を判別してから、上述のメモリ転送処理とデコード処理
が行われる。図4の例では、予め定められた順序に従い
ユニットデータが記録されているので、ユニットヘッダ
80を設けなくても同期再生可能であるが、より汎用性
を高めるには、ユニットヘッダ80を設ける意味があ
る。また、DVDディスク1を先頭からではなく途中か
ら再生する場合に、ユニットヘッダ80を識別すること
により直ちに同期再生すべき1組のユニットデータを判
断できる点で有用である。なお、ユニットヘッダ80に
各種アドレス情報や時間情報を併せて記述することも可
能である。
【0114】オーディオパケット81には、3つのVO
BU43a、43b、43cに共通するオーディオデー
タが含まれている。すなわち、マルチアングル再生の使
用形態を考えると、複数の画面に対して共通の音声を対
応させることが一般的であるため、複数のアングルに対
し1つのオーディオデータを対応させる方が無駄を少な
くでき、データ量の節約も可能である。そのため、図9
に示すように、オーディオパケット81を同期して再生
されるべきVOBU43cに付随させて設け、例えばア
ングル3についてのデコード処理の際に、共にオーディ
オデータをデコードして、実際の再生の際は各アングル
に共通の音声としてスピーカから出力することで、効率
的な処理が可能となる。なお、このオーディオパケット
81はアングル3に限らず、それ以外のアングルのユニ
ットデータに付随させることも可能である。
【0115】次に、本実施形態に係る情報記録再生装置
により再生されたマルチアングル映像の例について図1
0を参照して説明する。図10の例では、情報記録再生
装置に、本発明のマルチアングル同時再生対応のDVD
ディスク1をセットして再生を開始すると、第1のアン
グルが画面90に、第2のアングルが画面91に、第3
のアングルが画面92に、それぞれ映像の同期再生がさ
れる。これら3つの映像は、図10のように特定の撮影
対象を複数の異なるアングルで同時に撮影した複数の映
像であってもよいが、異なる撮影対象を同時に又は別々
に撮影した複数の映像であってもよい。また、複数の再
生される映像を表示する画面配置は自由に置くことがで
きる。
【0116】図10において、各アングルに対応する音
声を出力する場合は、スピーカを接続して設置する必要
がある。このとき、上述したよう全てのアングルに対し
音声系を統一して一系統のみ設けてもよいが、各アング
ルごとに別個の音声系をそれぞれ設けてもよい。また、
マルチアングルをインテリアとして利用する場合など
は、スピーカから音声出力を行わなくてもよい。
【0117】図11は、本実施形態に係る情報記録再生
装置により再生されるマルチアングルが表示される画面
の種々の配置例を示す図である。例えば、図11(a)
のように、3つの画面を横に並べて、横方向に広がった
映像を同時再生してもよい。また、図11(b)のよう
に、横と縦がそれぞれ2列づつで併せて4つの画面を並
べ、擬似的に大きな画面として映像を同時再生してもよ
い。また、図11(c)のように、室内の各壁面に画面
を配置して、インテリアとしての効果を高める映像を同
時再生したり、多数の画面を客席をとり囲むように配置
してパノラマ映像を同時再生してもよい。また、図11
(d)のように、柱の各側面に3〜4つの画面を配置し
て、例えば疑似水槽など、1つの被写体を複数の方向か
ら見たように表示することにより立体的に鑑賞可能な映
像を同時再生してもよい。更に、これ以外にも、商品展
示等を目的に各画面をコーナーごとに離して配置し、そ
れぞれ映像を同時再生してもよい。
【0118】以上説明したように、本実施形態に係る情
報記録再生装置によれば、複数の映像に対応した複数の
映像データを、例えばVOBU43などのユニットデー
タに分割して交互にDVDディスク1に記録し、これを
各映像データごとに同期をとって再生処理を行うように
した。よって、従来のマルチアングルでは、選択的に1
つのアングルを再生できるのみであったのに対し、本発
明のマルチアングルでは、全てのアングルを同時に再生
することができ、DVDディスク1を多様な用途に応用
することが可能となる。また、上述のようなデータ構造
及びメモリ制御を採用したので、各アングルごとの再生
時には容易に同期をとることができる。
【0119】なお、上述の実施形態では、本発明をDV
Dに対し適用した場合を説明したが、これ以外の光ディ
スクシステムに対しても同様に適用することができる。
また、上述の実施形態では、映像データの圧縮符号化方
式としてMPEG方式を用いる場合を説明したが、これ
以外の圧縮符号方式に用いる場合であっても、本発明の
適用が可能である。
【0120】また、本発明の記録媒体としては、光ディ
スクに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テ
ープなどでもよい。
【0121】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複数の
映像データを同一の時間長とデータサイズを有するユニ
ットデータに分割して交互に記録し、複数の映像データ
を同期再生するようにしたので、マルチアングルの同時
再生を簡易な処理を用いて実現することができ、多様な
用途に応用可能性を広げることができる。
【0122】請求項2に記載の発明によれば、DVD規
格に従った記録媒体を用い、一又は複数のVOBUによ
りユニットデータを構成したので、通常のDVDと処理
を共通化して、シームレス再生を補償し、合理的で高品
位なマルチアングル同時再生を実現することができる。
【0123】請求項3に記載の発明によれば、MPEG
方式を用いて映像データの圧縮符号化を施し、固定レー
トへのレート変換を行うようにしたので、簡易な処理で
レート変換を行い、良好な画質でマルチアングル同時再
生を実現することができる。
【0124】請求項4に記載の発明によれば、少なくと
も1つの音声データを映像データに付随させて記録する
ようにしたので、音声データを複数の映像データについ
て共通化し、無駄なく実際の使用形態に適合したマルチ
アングル同時再生を実現することができる。
【0125】請求項5に記載の発明によれば、同期再生
すべき1組にユニットデータに同期情報を付随させ、こ
れを元にメモリ手段のタイミング制御を行うようにした
ので、同期情報を容易に取得できるため汎用性が高く、
かつ簡易なマルチアングル同時再生を実現することがで
きる。
【0126】請求項6に記載の発明によれば、メモリ手
段への書き込みと読み出しタイミングを、その記憶容量
に応じて制御するようにしたので、オーバーフローやア
ンダーフローを防止しつつ、復号処理を一定タイミング
で制御して、容易に複数の映像データの同期がとれるマ
ルチアングル再生を実現することができる。
【0127】請求項7に記載の発明によれば、複数の映
像データを同一の時間長とデータサイズを有するユニッ
トデータに分割して交互に記録し、複数の映像データを
同期再生するようにしたので、マルチアングルの同時再
生を簡易な処理を用いて実現することができ、多様な用
途に応用可能な映像データ再生装置を実現することがで
きる。
【0128】請求項8に記載の発明によれば、DVD規
格に従った記録媒体を用い、一又は複数のVOBUによ
りユニットデータを構成したので、通常のDVDと処理
を共通化して、シームレス再生を補償し、合理的で高品
位なマルチアングル同時再生機能を有する映像データ再
生装置を実現することができる。
【0129】請求項9に記載の発明によれば、MPEG
方式を用いて映像データの圧縮符号化を施し、固定レー
トへのレート変換を行うようにしたので、簡易な処理で
レート変換を行い、良好な画質でマルチアングル同時再
生機能を有する映像データ再生装置を実現することがで
きる。
【0130】請求項10に記載の発明によれば、少なく
とも1つの音声データを映像データに付随させて記録す
るようにしたので、音声データを複数の映像データにつ
いて共通化し、無駄なく実際の使用形態に適合したマル
チアングル同時再生機能を有する映像データ再生装置を
実現することができる。
【0131】請求項11に記載の発明によれば、同期再
生すべき1組にユニットデータに同期情報を付随させ、
これを元にメモリ手段のタイミング制御を行うようにし
たので、同期情報を容易に取得できるため汎用性が高
く、かつ簡易なマルチアングル同時再生機能を有する映
像データ再生装置を実現することができる。
【0132】請求項12に記載の発明によれば、メモリ
手段への書き込みと読み出しタイミングを、その記憶容
量に応じて制御するようにしたので、オーバーフローや
アンダーフローを防止しつつ、復号処理を一定タイミン
グで制御して、容易に複数の映像データの同期がとれる
マルチアングル再生機能を有する映像データ再生装置を
実現することができる。
【0133】請求項13に記載の発明によれば、複数の
映像データを同一の時間長とデータサイズを有するユニ
ットデータに分割して、交互に時系列に従って記録する
ようにしたので、複数の映像データを同期再生させてマ
ルチアングルに対応した記録媒体を提供でき、多様な用
途に記録媒体の応用可能性を広げることができる。
【0134】請求項14に記載の発明によれば、DVD
規格に従って記録媒体に記録を行い、一又は複数のVO
BUによりユニットデータを構成したので、通常のDV
Dと処理を共通化可能で汎用性が高く、合理的かつ高品
位なマルチアングル同時再生可能な記録媒体を提供する
ことができる。
【0135】請求項15に記載の発明によれば、MPE
G方式を用いて映像データの圧縮符号化を施し、固定レ
ートへのレート変換を行った上で記録媒体に記録するよ
うにしたので、簡易な処理を用いて良好な画質でマルチ
アングル同時再生可能な記録媒体を提供することができ
る。
【0136】請求項16に記載の発明によれば、少なく
とも1つの音声データを映像データに付随させて記録す
るようにしたので、複数の映像データに対し音声データ
が対応し、無駄なく実際の使用形態に適合したマルチア
ングル同時再生可能な記録媒体を提供することができ
る。
【0137】請求項17に記載の発明によれば、同期再
生すべき1組にユニットデータに同期情報を付随させ記
録媒体に記録するようにしたので、同期情報を容易に取
得できるため汎用性が高く、かつ簡易なマルチアングル
同時再生可能な記録媒体を提供することができる。
【0138】請求項18に記載の発明によれば、複数の
映像データを同一の時間長とデータサイズを有するユニ
ットデータに分割して、交互に時系列に従って記録する
ようにしたので、複数の映像データを同期再生させてマ
ルチアングルに対応し、多様な用途に応用可能な記録媒
体を提供することができる。
【0139】請求項19に記載の発明によれば、DVD
規格に従って記録媒体に記録を行い、一又は複数のVO
BUによりユニットデータを構成したので、通常のDV
Dと処理を共通化可能で汎用性が高く、合理的かつ高品
位なマルチアングル同時再生可能な記録媒体を提供する
ことができる。
【0140】請求項20に記載の発明によれば、MPE
G方式を用いて映像データの圧縮符号化を施し、固定レ
ートへのレート変換を行った上で記録媒体に記録するよ
うにしたので、簡易な処理を用いて良好な画質でマルチ
アングル同時再生可能な記録媒体を提供することができ
る。
【0141】請求項21に記載の発明によれば、少なく
とも1つの音声データを映像データに付随させて記録す
るようにしたので、複数の映像データに対し音声データ
が対応し、無駄なく実際の使用形態に適合したマルチア
ングル同時再生可能な記録媒体を提供することができ
る。
【0142】請求項22に記載の発明によれば、同期再
生すべき1組にユニットデータに同期情報を付随させ記
録媒体に記録するようにしたので、同期情報を容易に取
得できるため汎用性が高く、かつ簡易なマルチアングル
同時再生可能な記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDの論理フォーマットを示す図である。
【図2】DVDの論理フォーマットにおけるビデオオブ
ジェクトセットの構造を示す図である。
【図3】本実施形態に係る情報記録再生装置のハードウ
ェア構成図である。
【図4】本実施形態に係るマルチアングル処理の動作を
示す図である。
【図5】MPEG2の圧縮データのデータ構造を示す図
である。
【図6】本実施形態に係る情報記録再生装置のFIFO
メモリに対する書き込み及び読み込みを示す図である。
【図7】本実施形態に係る情報記録再生装置において、
ユニットデータのデータサイズが同一ではない場合のF
IFOメモリに対する書き込み及び読み込みを示す図で
ある。
【図8】本実施形態に係る情報記録再生装置により行わ
れる処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態に係るマルチアングル処理のデータ
構造の変形例を示す図である。
【図10】本実施形態に係るマルチアングル映像の例を
示す図である。
【図11】本実施形態に係るマルチアングル映像が表示
される画面の配置例を示す図である。
【符号の説明】
1…DVDディスク 10…リードイン領域 11…リードアウト領域 12…UDF 20…VMG 21…VMGI 22…メニュー用VOBS 23…VMGIのバックアップ 30…VTS 31…VTSI 32…メニュー用VOBS 33…タイトル用VOBS 34…VTSIのバックアップ 40…VOBS 41…VOB 42…セル 43…VOBU 44…ナビパック 45…ビデオパック 46…オーディオパック 47…サブピクチャパック 48…PCI 49…DSI 51…スピンドルモータ 52…ピックアップ 53…ピックアップ駆動部 54…変復調部 55…データ処理部 56…インターフェース 57…バッファメモリ 58…第1FIFOメモリ 59…第2FIFOメモリ 60…第3FIFOメモリ 61…第1デコーダ部 62…第2デコーダ部 63…第3デコーダ部 64…システム制御部 65…操作部 70…Iピクチャー 71…Pピクチャー 72…Bピクチャー 80…ユニットヘッダ 81…オーディオパケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟本 京太 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5C053 FA24 GA11 GB01 GB02 GB06 GB08 GB11 GB12 GB15 GB21 GB37 GB38 HA33 HA40 JA21 JA30 KA01 KA24 LA06 5D044 AB05 AB07 BC04 CC04 DE14 DE33 DE83 EF03 FG10 FG21 GK10

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画面で同期再生すべき複数の映像
    をそれぞれ圧縮符号化した複数の映像データが記録され
    る記録媒体から、当該複数の映像データを読み出して再
    生する映像データ再生方法であって、 前記複数の映像データを同一の時間長及び同一のデータ
    サイズを有する複数のユニットデータにそれぞれ分割
    し、前記複数の映像データについて所定の順序で交互に
    前記ユニットデータを配置記録した記録媒体から前記ユ
    ニットデータを順次読み出す読み出し工程と、 前記読み出し工程にて読み出した前記ユニットデータを
    前記複数の映像データごとに分離して、それぞれメモリ
    手段に一時的に記憶させる記憶制御工程と、 前記複数の映像データごとに前記メモリ手段から所定の
    タイミングで前記ユニットデータを読み出して、それぞ
    れ復号処理を行って前記複数の映像を同期して再生する
    ための表示信号を出力する映像データ処理工程と、 を備えることを特徴とする映像データ再生方法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体には、DVD規格に従って
    データが記録されると共に、前記複数のユニットデータ
    は、一又は複数のビデオオブジェクトユニット(VOB
    U)から構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    映像データ再生方法。
  3. 【請求項3】 前記映像データは、MPEG方式を用い
    て圧縮符号化が行われ、圧縮符号化により得られた可変
    レートの映像データが固定レートに変換されて前記記録
    媒体に記録されていることを特徴とする請求項2に記載
    の映像データ再生方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の映像データに対応する少なく
    とも1つの音声データが、所定の映像データに対する前
    記ユニットデータに付随して前記記録媒体に記録される
    と共に、前記映像データ処理工程にて当該音声データが
    前記複数の映像データに同期して再生されることを特徴
    とする請求項2又は請求項3に記載の映像データ再生方
    法。
  5. 【請求項5】 前記複数の映像データには、同期再生す
    べき1組のユニットデータに対して同期情報が付随し、
    前記映像データ処理工程において、この同期情報を判別
    して、判別結果に従って前記ユニットデータを前記メモ
    リ手段から読み出すことを特徴とする請求項2から請求
    項4の何れかに記載の映像データ再生方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶制御工程では、予め設定される
    前記メモリ手段の記憶容量に応じて、前記ユニットデー
    タのメモリ手段に対する書き込み及び読み出しのタイミ
    ングを制御することを特徴とする請求項2から請求項5
    の何れかに記載の映像データ再生方法。
  7. 【請求項7】 複数の画面で同期再生すべき複数の映像
    をそれぞれ圧縮符号化した複数の映像データが記録され
    る記録媒体から、当該複数の映像データを読み出して再
    生する映像データ再生装置であって、 前記複数の映像データを同一の時間長及び同一のデータ
    サイズを有する複数のユニットデータにそれぞれ分割
    し、前記複数の映像データについて所定の順序で交互に
    前記ユニットデータを配置記録した記録媒体から前記ユ
    ニットデータを順次読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出した前記ユニットデータ
    を前記複数の映像データごとに分離して一時的に記憶す
    るメモリ手段と、 前記メモリ手段に対する前記ユニットデータの書き込み
    及び読み出しを制御する記憶制御手段と、 前記複数の映像データごとに前記メモリ手段から所定の
    タイミングで前記ユニットデータを読み出して、それぞ
    れ復号処理を行って前記複数の映像を同期して再生する
    ための表示信号を出力する映像データ処理手段と、 を備えることを特徴とする映像データ再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体には、DVD規格に従って
    データが記録されると共に、前記複数のユニットデータ
    は、一又は複数のビデオオブジェクトユニット(VOB
    U)から構成されることを特徴とする請求項7に記載の
    映像データ再生装置。
  9. 【請求項9】 前記映像データは、MPEG方式を用い
    て圧縮符号化が行われ、圧縮符号化により得られた可変
    レートの映像データが固定レートに変換されて前記記録
    媒体に記録されていることを特徴とする請求項8に記載
    の映像データ再生装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の映像データに対応する少な
    くとも1つの音声データが、所定の映像データに対する
    前記ユニットデータに付随して前記記録媒体に記録され
    ると共に、前記映像データ処理手段により当該音声デー
    タが前記複数の映像データに同期して再生されることを
    特徴とする請求項8又は請求項9に記載の映像データ再
    生装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の映像データには、同期再生
    すべき1組のユニットデータに対して同期情報が付随
    し、前記映像データ処理処理手段は、当該同期情報を判
    別する判別手段を備え、判別結果に従って前記ユニット
    データを前記メモリ手段から読み出すことを特徴とする
    請求項8から請求項10の何れかに記載の映像データ再
    生装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶制御手段は、予め設定される
    前記メモリ手段の記憶容量に応じて、前記ユニットデー
    タのメモリ手段に対する書き込み及び読み出しのタイミ
    ングを制御することを特徴とする請求項8から請求項1
    1の何れかに記載の映像データ再生装置。
  13. 【請求項13】 複数の画面で同期再生すべき複数の映
    像をそれぞれ圧縮符号化した複数の映像データを記録媒
    体に記録する映像データ記録方法であって、 前記複数の映像データを同一の時間長及び同一のデータ
    サイズを有する複数のユニットデータにそれぞれ分割
    し、再生の際の時系列に従って前記複数の映像データに
    ついて交互に前記ユニットデータが配置されるように記
    録媒体に当該ユニットデータを記録することを特徴とす
    る映像データ記録方法。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体に、DVD規格に従って
    データを記録すると共に、前記複数のユニットデータ
    は、一又は複数のビデオオブジェクトユニット(VOB
    U)から構成されることを特徴とする請求項13に記載
    の映像データ記録方法。
  15. 【請求項15】 前記映像データに対しMPEG方式を
    用いて圧縮符号化を行って、圧縮符号化により得られた
    可変レートの映像データを固定レートに変換して前記記
    録媒体に記録することを特徴とする請求項14に記載の
    映像データ記録方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の映像データに対応する少な
    くとも1つの音声データを、所定の映像データのうち当
    該音声データと同期して再生される前記ユニットデータ
    に付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とする
    請求項14又は請求項15に記載の映像データ記録方
    法。
  17. 【請求項17】 前記複数の映像データのうち、同期再
    生すべき1組のユニットデータに対して同期情報を付随
    させて前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項
    14から請求項16の何れかに記載の映像データ記録方
    法。
  18. 【請求項18】 複数の画面で同期再生すべき複数の映
    像をそれぞれ圧縮符号化した複数の映像データを記録媒
    体に記録する映像データ記録装置であって、 前記複数の映像データを同一の時間長及び同一のデータ
    サイズを有する複数のユニットデータにそれぞれ分割
    し、再生の際の時系列に従って前記複数の映像データに
    ついて交互に前記ユニットデータが配置されるように記
    録媒体に当該ユニットデータを記録することを特徴とす
    る映像データ記録装置。
  19. 【請求項19】 前記記録媒体に、DVD規格に従って
    データを記録すると共に、前記複数のユニットデータ
    は、一又は複数のビデオオブジェクトユニット(VOB
    U)から構成されることを特徴とする請求項18に記載
    の映像データ記録装置。
  20. 【請求項20】 前記映像データに対しMPEG方式を
    用いて圧縮符号化を行って、圧縮符号化により得られた
    可変レートの映像データを固定レートに変換して前記記
    録媒体に記録することを特徴とする請求項19に記載の
    映像データ記録装置。
  21. 【請求項21】 前記複数の映像データに対応する少な
    くとも1つの音声データを、所定の映像データのうち当
    該音声データと同期して再生される前記ユニットデータ
    に付随させて前記記録媒体に記録することを特徴とする
    請求項19又は請求項20に記載の映像データ記録装
    置。
  22. 【請求項22】 前記複数の映像データのうち、同期再
    生すべき1組のユニットデータに対して同期情報を付随
    させて前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項
    19から請求項21の何れかに記載の映像データ記録装
    置。
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