JP2000151690A - 利用可能な帯域幅を共用する方法、そのような方法を実現するプロセッサ、ならびにスケジュ―ラ、インテリジェントバッファ、およびそのようなプロセッサを含む通信システム - Google Patents

利用可能な帯域幅を共用する方法、そのような方法を実現するプロセッサ、ならびにスケジュ―ラ、インテリジェントバッファ、およびそのようなプロセッサを含む通信システム

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JP2000151690A JP21417799A JP21417799A JP2000151690A JP 2000151690 A JP2000151690 A JP 2000151690A JP 21417799 A JP21417799 A JP 21417799A JP 21417799 A JP21417799 A JP 21417799A JP 2000151690 A JP2000151690 A JP 2000151690A
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    • H04L2012/5646Cell characteristics, e.g. loss, delay, jitter, sequence integrity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送される複数のデータフロー(C1〜C1
6)間で、共通リンク(L)上の利用可能な帯域幅を共
用する方法を提供すること。 【解決手段】 この方法は、プロセッサ(P)によって
使用され、複数のデータフロー(C1〜C16)間で利
用可能な帯域幅に含まれる予約帯域幅を共用するステッ
プと、複数のデータフロー(C1〜C16)の1つのデ
ータフロー(C2)に関連付けられたそれぞれの未予約
データパケット割当に従って、複数のデータフロー(C
1〜C16)間で未予約帯域幅を共用するステップとを
含む。未予約帯域幅を共用するステップは、1つのデー
タフロー(C2)にそれぞれの調整可能な管理ウエイト
(W2)を関連付けるステップと、それぞれの調整可能
な管理ウエイト(W2)に応じて1つのデータフロー
(C2)に関連付けられるそれぞれの未予約データパケ
ット割当を決定するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブルに記載の利用可能な帯域幅を共用する方法、請求
項19のプリアンブルに記載のそのような方法を実現す
るプロセッサ、ならびにそれぞれ請求項24、25、お
よび26のプリアンブルに記載のスケジューラ、インテ
リジェントバッファ、および通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】利用可能な帯域幅を共用するそのような
方法は、例えば1998年7月20〜22日のIFIP
ATM98 workshopで発表されたO.Bo
naventureの論文「A flexible buffer accept
ance algorithm to support aguaranteed frame rate s
ervice category in asynchronous transfer mode ATMs
witches」、71/1〜71/10頁からすでに当技術
分野で知られている。この論文には、非同期転送モード
交換機内で保証フレーム速度GFRサービスカテゴリを
サポートする柔軟なバッファ受け入れアルゴリズムが記
載されている。GFRサービスは異なる種類のネットワ
ークアプリケーション用に指定された複数のサービスカ
テゴリの1つである。サービスの種類ごとに、ネットワ
ークに提示されるトラフィックおよびネットワークに要
求されるサービス品質(QOS)を記述するために1組
のパラメータが与えられる。所望のQOS目的を満たす
ために、異なる種類のトラフィック制御機構が定義され
ている。
【0003】通信ネットワーク内の共通リンク上で、共
通リンクを介して伝送される複数のデータフローの間で
利用可能な帯域幅を共用する方法が、特に保証フレーム
速度GFRサービスについて、この論文に記載されてい
る。この論文には、保証フレーム速度GFRサービスカ
テゴリの目的がエンドシステムで使用しやすい最低保証
帯域幅をサービスに与えることであると記載されてい
る。エンドシステムが保証フレーム速度GFRサービス
カテゴリの恩恵を受けるために厳密には変更は不要であ
るが、このサービスカテゴリをサポートするために交換
機やルータなどの特定の機能ブロックを拡張する必要が
ある。
【0004】実際、上記の論文の第2節には、GFRサ
ービスカテゴリを導入する主な動機は、無指定伝送速度
サービスカテゴリUBRの簡単さを保持しながら、その
ような共通リンクを利用する(この出願ではデータフロ
ーと呼ばれる)各仮想コネクションに最低保証帯域を関
連付けることを可能にすることによってより良いサービ
スを提供することであったと記載されている。そのよう
なGFRサービスのトラフィック契約は各データフロー
の最低セル速度MCRの定義を含む。そのような最低セ
ル速度MCRは、例えばセル/秒で表される最低保証帯
域幅に対応する。最低保証帯域幅は、契約に従って確立
された各データフローごとに任意の時点で保証され、か
つデータフローの接続設定時に決定される最低帯域幅で
ある。これは、保証帯域幅が確立された各データフロー
ごとに共通リンク上で利用可能であり、この確立された
データフローについてこの保証帯域幅が使用されるかま
たは使用されないということを意味する。
【0005】したがって、共通リンク上で利用可能な帯
域幅を共用する方法は、利用可能な帯域幅に含まれる予
約帯域幅を複数のデータフロー間で共用するステップを
含む。GFRサービスについての論文に記載されている
ように、利用可能な帯域幅を共用する可能な方法はその
最低セル速度MCRの機能による。
【0006】またその論文に述べられているように、複
数のデータフロー間でそれらのMCRに比例して共用さ
れる利用可能な帯域幅は必ずしも一定の帯域幅である必
要はないことに留意する必要がある。実際、GFRサー
ビスカテゴリに加えて、例えばATM交換機が他のサー
ビスカテゴリをサポートできることもある。そのような
マルチサービス交換機では、GFRサービスのデータパ
ケットストリームが利用することができる帯域幅はもは
や一定ではなく、リアルタイムトラフィックなどのより
優先度の高いトラフィックの量によって異なる。これ
は、共通リンク上の全帯域幅が、パケットの適時送達が
重要であるリアルタイムサービスのような他の種類のサ
ービスに、より大きく分散されることがあるということ
を意味する。コネクション受付制御(CAC)アルゴリ
ズムにより、すべてのGFRデータフローの異なる最低
セル速度の合計を超えるGFRデータフローが事前定義
された平均帯域幅を常に利用することが保証されている
ということを理解する必要がある。
【0007】また、この論文には、GFRサービスによ
って、そのようなデータフローに含まれるデータパケッ
トを、そのデータフローに関連付けられた最低セル速度
MCRより高速で伝送するという利点がエンドシステム
に提供されることが記載されている。ただし、この論文
の第7.1節、すなわち、2重EPD機構に記載された
利用可能な帯域幅を共用する方法は、未予約帯域幅と呼
ばれる余剰帯域幅の割り振りが全く制御できないという
欠点を有する。他方、この論文の第7.3節はこの未予
約帯域幅を制御する次の2つのアルゴリズムについて述
べている。一方の実施態様は未予約帯域幅の公平な割り
振りを提供し、他方の実施態様はデータフローのMCR
に比例して未予約帯域幅を分配する。このようにして、
共通リンク上で利用可能な帯域幅を共用する方法は、各
データフローに関連付けられたそれぞれの未予約データ
パケット割当に応じて予約帯域幅を超えて未予約帯域幅
を共用するステップを含む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術のア
ルゴリズムの欠点は、それらのアルゴリズムが、それで
もやはり全データフローに対する公平な割当または最低
セル速度MCRに応じた割当などの特定の戦略に従って
未予約帯域幅を共用するということである。これは、未
予約データパケット割当が知られているアルゴリズムに
よって事前定義されるということを意味する。ネットワ
ーク運用業者が余剰帯域幅を共用する独自の方針を定義
できる融通性は存在しない。
【0009】本発明の一目的は、ネットワーク運用業者
に、上記の知られているタイプであるが、未予約帯域幅
を共用する独自の方針を定義する融通性を提供する利用
可能な帯域幅を共用する方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は請求項1に記載の利用可能な帯域幅を共用する方
法、請求項19に記載のその方法を実現するプロセッ
サ、ならびにそれぞれ請求項24、25、および26に
記載のスケジューラ、インテリジェントバッファ、およ
びそのようなプロセッサを含む通信システムに関する。
【0011】実際、未予約帯域幅を共用するステップ
が、データフローの1つに関連付けているそれぞれの調
整可能な管理ウエイトと、それぞれの管理ウエイトに応
じてこのデータフローのそれぞれの未予約データパケッ
ト割当を決定するステップとを含むということによっ
て、ネットワーク運用業者は、予約帯域幅を共用するこ
とに加えて、データフローごとに管理ウエイトを提供す
る能力を有する。これらの管理ウエイトは未予約帯域幅
を共用する運用業者の方針を反映している。
【0012】本発明の提案された方法の融通性によっ
て、ネットワーク運用業者は従来技術の解決策の方針を
サポートする、すなわち、公平な割り振りまたはデータ
フローの最低セル速度に従った未予約帯域幅の分配を提
供するだけでなく、独自の方針を定義でき、例えば、運
用業者はそれ自体のローカルネットワークトラフィック
を他のネットワークからの中継トラフィックに優先させ
ることができる。
【0013】未予約帯域幅割当を解釈するために異なる
種類の実施態様が可能であることを説明する必要があ
る。実際、調整可能な管理ウエイトは未予約帯域幅の
「ウエイト」、すなわち未予約帯域幅のパーセンテー
ジ、例えば30%に等しい調整可能な管理ウエイトによ
って実施できる。ただし、別の実施態様は「速度」、例
えば相互に釣り合ったデータパケット速度によって解釈
できる。これについては次のパラグラフでより明らかに
する。
【0014】
【発明の実施の形態】ネットワーク運用業者は、未予約
帯域幅の異なる一部分を異なるデータフローに与えるた
めに、調整可能な管理ウエイトを使用できる。
【0015】第1の例は、ネットワーク運用業者が、す
べてのデータフローに未予約帯域幅の同じ一部分を与え
る場合に与えられ、運用業者はすべてのデータフローに
ついて同じ管理ウエイト、例えば1を入力する。
【0016】第2の例は、ネットワーク運用業者が最低
保証帯域幅に比例して未予約帯域幅を分配する場合に与
えられ、異なるデータフローの調整可能な管理ウエイト
が、例えば最低データパケット速度に設定される必要が
ある。
【0017】第3の例は、ネットワーク運用業者が2つ
のタイプのデータフロー、例えば、ゴールドデータフロ
ーとノーマルデータフローとをサポートする場合に与え
られる。ゴールドデータフローはノーマルデータフロー
の10倍の未予約帯域幅の一部分を受け取るものとす
る。これは次の2つの異なる方法で実施できる。
【0018】ゴールドデータフローの各調整可能な管理
ウエイトはノーマルデータフローの各管理ウエイトの値
の10倍の値である。このようにして、各ゴールドデー
タフローはノーマルデータフローの未予約帯域幅割当の
10倍の未予約帯域幅割当を受け取る。この実施態様は
ゴールドクラスのデータフローに含まれるデータフロー
数に依存せず、通常クラスのデータフロー含まれるデー
タフロー数にも依存しない。また、ゴールドデータフロ
ーの未予約帯域幅の合計のグローバル割当は、ノーマル
データフローの未予約帯域幅の合計の10倍であり、そ
れによってこのグローバルゴールド割当はゴールドデー
タフローの数に均等に分割され、グローバルノーマル割
当はノーマルデータフローの数に均等に分割される。そ
れに応じて調整可能な管理ウエイトが実施される。この
実施態様はゴールドクラスデータフローに含まれるデー
タフロー数と、ノーマルクラスデータフローに含まれる
データフロー数とに依存する。
【0019】本発明の方法の利点が調整可能な管理ウエ
イトの次の可能な実施態様によって明らかになることに
留意する必要がある。実際、調整可能な管理ウエイト
が、例えば時間などの他のパラメータに依存して行われ
る時、ネットワーク運用業者は、後に運用業者の実際の
介入なしに管理ウエイトがそのようなパラメータに応じ
て変化する、すなわち適応される、独自の方針を事前に
実施する。これは次の例でより明らかになる。運用業者
が1日の最繁時にすべてのデータフローに未予約帯域幅
の同じ一部分を与え、1日の残りの時間帯に運用業者が
ゴールドデータフローとノーマルデータフローに関して
前述した2つのクラスのデータフローをサポートする場
合に、データフローは時間カウンタに応じた調整可能な
管理ウエイトを受け取る。このようにして、運用業者
は、例えば1日の事前定義された期間に、運用業者の実
際の介入なしに調整可能な管理ウエイトが適応される独
自の方針を実施し、それによって異なるデータフローの
管理ウエイトがすべて同じ値を受け取る。後に第2の事
前定義された時間に、管理ウエイトは再び適応され、そ
れによって異なるデータフローの管理ウエイトがゴール
ドデータフローに従った値を受け取るかまたはノーマル
データフローに従った値を受け取るかする。さらに、調
整可能な管理ウエイトは複数の変数に依存することもで
きる。実際、上記の例によれば、時間カウンタに加え
て、各クラスのデータフローに関して変数を、例えば、
ゴールドクラスデータフローの場合はWGを、ノーマル
クラスデータフローの場合はWNを入力でき、それによ
ってデータパケット速度の相対的な値がWGまたはWN
に与えられる。例えば、ゴールドクラスデータフローが
ノーマルクラスデータフローの3倍の帯域幅を受け取る
場合、WG変数は1に設定され、WN変数は1/3に設
定される。ただし、運用業者が各クラスのデータフロー
の帯域幅割当を変更する場合には、変数WGおよびWN
の値だけが適応される、例えば、WGを1に設定してW
Nを1/4に設定する必要がある。
【0020】利用可能な帯域幅をより有効に利用する方
法は、アクティブなデータフロー、すなわち、少なくと
も1つのデータパケットが本発明のプロセッサに結合さ
れたバッファ手段に含まれているデータフローに未予約
帯域幅を分配することである。実際、本発明の方法に従
って未予約帯域幅を共用する可能な方法は、すべての確
立されたデータフローに未予約帯域幅の一定の割当を分
配することである。ただし、伝送されているデータフロ
ー、例えばバースト伝送されていて現在バッファ内にデ
ータパケットがないデータパケット割当を、他のデータ
フローが使用することによってこの方法が改善できる。
本発明のこの特徴的な機能を請求項2および請求項20
に記載する。
【0021】本発明の方法は、最低帯域幅保証を受ける
データフローと最低帯域幅保証を受けないデータフロー
の共存を効率的にサポートし、このことが異なる種類の
サービスカテゴリをサポートするための利点であること
に留意する必要がある。最低帯域幅保証のサポートを請
求項21に記載する。同項には、本発明のプロセッサ
が、各データフローに関連付けられ且つ各データフロー
ごとに最低保証帯域幅を保証する最低データパケット速
度に応じて、それぞれの予約帯域幅を決定する第1の決
定手段をさらに含むこと、および第1の処理手段によっ
て最低保証帯域幅が守られる場合に第2の処理手段を作
動させる制御手段がさらにプロセッサ内に含まれること
が記載されている。このようにして、すべてのデータフ
ローが、または上記の実施態様によればすべてのアクテ
ィブなデータフローが、予約帯域幅を共用するステップ
で最低保証帯域幅をすでに受け取っている場合に限っ
て、未予約帯域幅が共用される。
【0022】最低帯域幅の保証をサポートする異なる種
類のサービスカテゴリが知られているが、本発明の重要
な適用例は、本発明のプロセッサが非同期転送モード通
信システム内の保証フレーム速度サービスカテゴリをサ
ポートするということである。これを請求項22に記載
する。本発明の方法が保証フレーム速度サービスカテゴ
リをサポートするために使用される場合、この方法は未
予約帯域幅の共用の処理を最低帯域幅の保証を提供する
処理から分離するということに留意する必要がある。
【0023】本発明による方法の利点は、従来技術の実
施態様に従って、最低保証帯域幅を有するデータフロー
と共にベストエフォート型データフローをサポートする
ために、最低帯域幅が一般に暗黙的に定義され、データ
フローごとに予約されるということである。ただし、こ
れは利用可能な帯域幅が本発明の方法に従って共用され
る場合には不要である。実際、ゼロに等しい事前定義さ
れた最低データパケット割当を有するデータフローは、
ゼロ以外の調整可能な管理ウエイトを有することがで
き、例えばデータフローがアクティブになった時に調整
可能な管理ウエイトに応じた未予約データパケット割当
に従って未予約帯域幅割当を獲得する。
【0024】さらに、本発明のプロセッサは上記のよう
にATMセルなどの固定長データパケットで実施できる
が、本発明に従ってインターネットパケットなどの可変
長パケットをサポートするようにプロセッサの実施態様
を拡張することも可能であるということに留意する必要
がある。これを請求項6、請求項17および請求項23
に記載する。このようにして、本発明のプロセッサは、
例えばインターネットプロトコル通信システム内の負荷
制御サービスをサポートする。
【0025】本発明による別の実施態様を請求項3の方
法に記載する。同項には、プロセッサが受信データパケ
ットを記憶するバッファ手段をさらに制御することが記
載されている。さらに、予約帯域幅を共用するステップ
は、予約帯域幅の量まで保証帯域幅を共用する第1の処
理から構成される。予約帯域幅はデータフローごとに事
前定義され、利用可能な帯域幅に含まれる。未予約帯域
幅を共用するステップは、それぞれの非保証帯域幅割当
に従って複数のデータフロー間で非保証帯域幅を共用す
る第2の処理から構成される。非保証帯域幅は未予約帯
域幅と予約帯域幅の実際には未使用の部分とを含む。未
予約帯域幅は予約帯域幅を超えて利用可能な帯域幅に含
まれる。非保証帯域幅を共用する第2の処理は、それぞ
れの調整可能な管理ウエイトをデータフローの少なくと
も1つに関連付ける処理を含む。それぞれの非保証帯域
幅割当は、これによりデータフローに関連付けられたそ
れぞれの調整可能な管理ウエイトに応じて決定される。
【0026】2つのプロセッサを有する実施態様の欠点
は、第1のプロセッサが、リアルタイムクロックに応じ
て関連するスケジューリングパラメータを更新する動作
を保存しない(non work conservin
g)原理で動作するが、第2のプロセッサは仮想タイム
クロックに応じて関連するスケジューリングパラメータ
を更新する動作を保存する(work conserv
ing)原理で動作するということである。これによ
り、それぞれのスケジューリングパラメータを扱う2つ
の別個のスケジューラ、すなわちリアルタイムクロック
に対するスケジューリングパラメータを扱う第1のスケ
ジューラと、仮想タイムクロックに対するスケジューリ
ングパラメータを扱う第2のスケジューラが必要にな
る。
【0027】上記の欠点を回避する本発明の別の実施態
様を請求項4の方法に記載する。実際、そのような方法
は、各サービス時間に、制御手段に含まれるモード決定
手段によって、複数のデータフローの少なくとも1つの
アクティブなデータフローについて、前記予約帯域幅に
対してそれぞれ利用権限の与えられた予約帯域幅割当を
決定するステップと、少なくとも1つのデータフローが
それぞれ利用権限の与えられた利用権限の与えられた予
約帯域幅割当に達しない時に、利用権限の与えられた予
約帯域幅割当に達していない複数のアクティブなデータ
フローの1つを選択し、それによってサービス時間で保
証帯域幅を認可するステップと、複数のアクティブなデ
ータフローの1つがそれぞれ利用権限の与えられた利用
権限の与えられた予約帯域幅割当に達した時に、複数の
アクティブなデータフローの1つを選択し、それによっ
てサービス時間で非保証帯域幅を認可するステップとを
実行する処理をさらに含む。
【0028】それに応じて、この実施態様は、各サービ
ス時間に、GまたはNGのどちらのモードで帯域幅をデ
ータフローに認可するか、すなわち、そのサービス時間
に、モードGで保証帯域幅を認可するか、モードNGで
非保証帯域幅を認可するかを直ちに示すことができるモ
ード決定手段を使用する。
【0029】そのような実施態様の第1の利点は、モー
ド決定手段による上記の決定によって、保証または非保
証帯域幅を認可するための後続のデータフロー選択処理
を実行するのに実際に必要なのは1つのスケジューラだ
けであるということである。実際、共通のスケジューラ
はサービス時間に、モードGまたはNGに従って、モー
ドGで、利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達して
いない複数のアクティブなデータフローの1つのデータ
フローを選択するか、モードNGで、複数のアクティブ
なデータフローに1つを選択する。
【0030】このようにして、データフローごとに、保
証帯域幅認可条件に達したことを、すなわち、それぞれ
の利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達する時を、
意味する利用権限の与えられた回数のセルサービス時間
の発生が、これまでに認可されているかどうかが決定さ
れる。これによって、スケジューラは、少なくとも1つ
のアクティブなデータフローが保証帯域幅認可条件に達
していないモードGで動作するか、すべてのデータフロ
ーが保証帯域幅認可条件に達したか、保証帯域幅認可条
件に達していないすべてのデータフローが非アクティブ
であるモードNGで動作する。
【0031】そのような実施態様の第2の利点は、モー
ドGは常にモードNGに優先して実行されるので、モー
ドGで保証帯域幅を共用する時にはスケジューラの動作
はここでは動作を保存するタイプであるということであ
る。
【0032】そのような実施態様による別の特徴的な機
能を請求項5に記載する。同項には、この方法が、複数
のデータフローの各データフローにそれぞれのサービス
認可カウンタを関連付けるステップと、事前定義された
期間が開始するたびに、事前定義された期間中の予約帯
域幅の対応する利用権限の与えられたサービス認可数に
等しい、予約帯域幅から導出されたそれぞれの事前定義
された初期クレジット値にサービス認可カウンタを初期
化するステップと、それぞれのサービス認可カウンタが
それぞれの事前定義された最終値に達するまで、サービ
ス時間に処理されるデータフローに関連付けられたそれ
ぞれのサービス認可カウンタを、サービス時間ごとに更
新するステップと、関連付けられたサービス認可カウン
タがそれぞれの事前定義された最終値に達した時にデー
タフローのそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅
割当に達したことを検出するステップとをさらに含むこ
とが記載されている。
【0033】この原理は、所定の期間にわたる各データ
フローのスケジューリング動作が、新しい期間の前記デ
ータフローの予約帯域幅の対応する利用権限の与えられ
たサービス認可数を反映するクレジット値にセッション
ごとに初期化されるデータフロー単位のサービス認可カ
ウンタによって制御される処理を含む。したがって、す
べてのデータフローのそれぞれのサービス認可カウンタ
の現在の内容をモニタすることによって、スケジューラ
はそれぞれのサービス時間にモードGまたはモードNG
で動作する。
【0034】ここで、本発明は上記の実施態様、すなわ
ち、事前定義された期間の初めに所定のクレジット量に
それぞれのサービス認可カウンタを初期化し、関連付け
られたデータフローが処理されたたびにそれぞれのサー
ビス認可カウンタを更新する実施態様に限定されないこ
とに留意する必要がある。実際、本発明の代替実施態様
はそれぞれのサービス認可カウンタがデータフローの予
約帯域幅の利用権限の与えられたサービス認可の対応す
る数に比例して連続的に提供される場合に実現される。
そのような実施態様はより良いパフォーマンスを提供
し、事前定義された期間の初めの周期的な初期化を回避
する。
【0035】別の特徴的な機能を請求項6に記載する。
同項には、可変長の完全なパケットを連続的に処理する
場合、それぞれのサービス認可カウンタを更新するステ
ップが、処理されたパケットの長さに応じてサービス認
可数をカウントすることによって実行されることが記載
されている。実際、このようにしてスケジューラは固定
長データパケットと同様に可変長データパケット、すな
わち、完全なフレームを扱うことが可能になる。
【0036】さらに、サービス認可カウンタを初期化す
るための異なる構成の手法が可能であることに留意すべ
きである。
【0037】事前定義された期間がすべてのデータフロ
ーで同じ継続期間であることを述べる第1の解決策を請
求項7に記載する。
【0038】別の解決策を請求項8に記載する。この解
決策は、同じ継続期間の事前定義された期間がすべての
データフローについて同期化されることを特徴とする。
このようにして事前定義された期間が開始するたびに各
データフローのサービス認可カウンタを初期化するステ
ップは、すべてのデータフローのすべてのサービス認可
カウンタについて同時に実行される。
【0039】別の代替解決策を請求項9に記載する。同
項には、同じ継続期間の事前定義された期間がすべての
データフローについて同期化されていないことが記載さ
れている。事前定義された期間が開始するたびにそれぞ
れのデータフローのサービス認可カウンタを初期化する
ステップは、すべてのデータフローのすべてのサービス
認可カウンタについて同時に実行されない。
【0040】事前定義された期間が、データフローごと
に異なる場合がある特定の継続期間を有する時間間隔の
別の実施態様を請求項10に示す。実際、そのような代
替解決策では、データフロースケジューリング時間間隔
はデータフローごとに異なる継続期間を有し、その時間
間隔は相互に非同期な位相となる。スケジューラの動作
は第1の解決策とは異なりすべてのデータフローについ
て全く相関性がなく、または前述の解決策と比べて相関
性が低い。
【0041】本発明を実施するための別の特徴的な機能
を請求項11に記載する。同項では、少なくともそれぞ
れのアクティブなデータフローが予約帯域幅のそれぞれ
の利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達したか否か
を決定するステップが、共通保証帯域幅割当データフロ
ーカウンタを使用するモード決定手段を含むことが記載
されている。共通保証帯域幅割当データフローカウンタ
は予約帯域幅のそれぞれの利用権限の与えられた予約帯
域幅割当にまだ達していない現在のアクティブなデータ
フローの数を記録する。
【0042】さらに、本発明を実施するために、異なる
タイプのスケジューリング構成が可能であることを述べ
る必要がある。これらのスケジューリング構成を請求項
12、請求項13、請求項14、請求項15、請求項1
6、請求項17および請求項18に記載し、以下に詳述
する。
【0043】本発明のプロセッサの3つの適用例を請求
項24、請求項25および請求項26に記載する。これ
を以下に詳述するプロセッサの出力信号、すなわち、そ
れぞれの予約データパケット割当とそれぞれの未予約デ
ータパケット割当の尺度である共用帯域幅信号がプロセ
ッサの出力に提供される。この共用帯域幅信号は異なる
方法で実施できることに留意する必要がある。
【0044】共用予約帯域幅と共用未予約帯域幅の結果
を反映する可能な方法は、後続のデータパケットを共通
リンク上で伝送できるデータフローの識別のシーケンス
を生成することである。これは、共通リンク上で複数の
データフロー間で利用可能な帯域幅を共用するために通
信ネットワーク内に含まれたスケジューラで実現でき
る。これを請求項24に記載する。スケジューラはデー
タパケットが属するデータフローに従って複数のバッフ
ァ待ち行列に入力されるデータパケットをソートするた
めにバッファ手段を含む。バッファ手段に含まれる各バ
ッファ待ち行列はデータフローに関連付けられている。
このようにして、異なるバッファ待ち行列内の複数のソ
ートされたデータパケットが提供される。スケジューラ
はまたソートされたデータパケットの1つを選択し、選
択したデータパケットを共通リンク上で伝送するために
選択手段を含む。スケジューラは選択手段に結合された
本発明によるプロセッサをさらに含む。異なる待ち行列
のソートされたデータパケットの選択を制御するため
に、プロセッサの共用帯域幅信号が選択手段に提供され
る。
【0045】バッファ手段のソート機能は異なる方法
で、すなわち物理待ち行列化または論理待ち行列化で実
施できることに留意する必要がある。実際、可能な実施
態様はデータパケット全体の内容を異なる待ち行列に入
れることであるが、別の実施態様では、データパケット
が、例えば識別番号に関連付けられ、データパケットの
内容が物理的には全くソートされずすべて1つのメモリ
に記憶される。特定の識別番号に関連付けられたデータ
パケットをバッファ手段から出力できるようになるまで
の更なる処理がその識別番号で実行される。
【0046】共用予約帯域幅と共用未予約帯域幅の結果
を反映する別の方法は、特定のデータフローの受信デー
タパケットに従って受け入れコマンドまたは拒否コマン
ドを生成することである。これは、共通リンク上で、共
通リンクを介して伝送される複数のデータフローの間で
利用可能な帯域幅を共用するために通信ネットワークに
含まれるインテリジェントバッファで実現できる。これ
を請求項25に記載する。インテリジェントバッファ
は、データフローの1つの入力データパケットを受け入
れるか廃棄するかを決定するために決定手段を含む。入
力データパケットが受け入れられると、入力データパケ
ットは、後で共通リンクで伝送されるためにファースト
イン・ファーストアウトバッファなどのバッファ手段に
記憶される。インテリジェントバッファは決定手段に結
合された本発明によるプロセッサをさらに含む。共用帯
域幅信号に従って決定を制御するために、プロセッサの
共用帯域幅信号が決定手段に提供される。
【0047】本発明の第3の適用例は、本発明による少
なくとも1つのプロセッサを含む通信システムである。
これを請求項26に記載する。
【0048】本発明の上記その他の目的および特徴は、
添付の図面に関連する以下の実施形態についての説明を
読めばより明らかになり、本発明自体も最もよく理解で
きるであろう。
【0049】まず、図示する機能ブロックの機能説明を
行う。この説明に基づいて図の機能ブロックの実施態様
は当業者には明らかになろう。さらに、本発明の方法の
動作原理についても詳述する。
【0050】この特定の実施形態について、とりわけA
TM通信システム内の保証フレーム速度サービスGFR
をサポートする非同期転送モード通信マルチサービス交
換機に含まれるスケジューラについて説明することが好
ましい。
【0051】図のスケジューラは各GFRデータフロー
に最低保証帯域幅を保証するためにATM交換機に含ま
れる。GFRデータフローごとにこの最低保証帯域幅を
サポートできるように、スケジューラは、すべてのGF
Rデータフローの所定の利用可能な帯域幅をATM交換
機から受け取る。各GFRデータフローに少なくとも最
低帯域幅を提供するために使用される利用可能な帯域幅
の帯域幅部分は予約帯域幅と呼ばれる。ただし、この予
約帯域幅を超えて利用可能な帯域幅は、運用業者がその
独自の方針に従って共用できる未予約帯域幅を含む。図
を参照すると、共通リンクL上で伝送する必要がある複
数のデータフロー間で予約帯域幅および未予約帯域幅を
共用するスケジューラが示されている。図示のこの共通
リンクLはスケジューラに結合される。
【0052】この特定の実施形態では、複数のデータフ
ローが16に等しいことが好ましい。これは、16個の
GFRデータフローをサポートするためにスケジューラ
の大きさが決まっていることを意味する。
【0053】この実施形態のスケジューラはATM交換
機をサポートするので、各データフローが仮想識別子で
識別されるATM仮想コネクション/パスを表すことを
理解する必要があることにさらに留意すべきである。
【0054】図を参照すると、スケジューラは本発明に
よるバッファBUF、セレクタSEL、およびプロセッ
サPを含む。バッファBUFはセレクタSELおよびプ
ロセッサPに結合される。セレクタSELはスケジュー
ラの出力を介して共通リンクLに結合される。またプロ
セッサPはセレクタSELに結合される。
【0055】バッファBUFは1つの入力と16の出力
を備える。図を分かりにくくしないように、5つの出力
だけを示している。入力はバッファに向けられた矢印で
示され、図示の各出力はバッファBUFから外に向かう
矢印で表される。
【0056】バッファBUFはサポートするデータフロ
ーごとにバッファ待ち行列を含む。図には5つの示され
た出力に関連付けられた5つのバッファ待ち行列Q1、
Q2、Q8、Q9およびQ16だけが示されている。各
バッファ待ち行列、例えばQ2は識別番号、例えばC2
で識別される1つのデータフローに関連付けられる。バ
ッファBUFは、データパケットが属するデータフロー
の識別子に従ってバッファBUFの入力からスケジュー
ラに入力されてバッファ待ち行列に入れられる各データ
パケットをソートする。このようにして、複数のソート
されたデータパケットが提供される。
【0057】この実施形態を説明するために、5つのデ
ータフローC1、C2、C8、C9およびC16が5つ
の図示されたバッファ待ち行列Q1、Q2、Q8、Q9
およびQ16に従って確立されていると仮定する。ソー
トされたデータパケットは図中ではデータフロー識別子
に従って各待ち行列に含まれる影付きのブロックによっ
て示される。図が事前定義された時間の実際の状況を示
すことを理解する必要がある。このようにして、いくつ
かのバッファ待ち行列が実際にデータパケット、例えば
Q1、Q2およびQ16を含み、他のバッファ待ち行列
はデータパケット、例えばQ8およびQ9を含まないと
いうことが図から分かる。各影付きのブロックは関連付
けられたデータフローのいくつかのデータパケットを表
す。
【0058】定期的な時間にバッファ待ち行列の1つを
選択して、この選択されたバッファ待ち行列がその待ち
行列内の第1のデータパケットをセレクタSELを介し
て共通リンクLに送信できるようにこのバッファ待ち行
列に制御信号を提供するために、セレクタSELがスケ
ジューラ内に含まれる。セレクタSELは実際にバッフ
ァBUFの各出力へのスイッチオン/オフとしての働き
をすることに留意する必要がある。さらに、このセレク
タSELとバッファBUFの詳細な動作は当業者には知
られており、本発明の範囲外であるためここでは詳述し
ないことに留意する必要がある。
【0059】セレクタSELの選択機能を制御するため
にプロセッサPがスケジューラ内に含まれる。この動作
を実行するために、プロセッサPはセレクタSELに制
御信号、すなわち共用帯域幅信号BWを提供する。
【0060】プロセッサPは第1のプロセッサP1と、
第2のプロセッサP2と、コントローラCTRLと、第
3の決定装置DET3とメモリMEMを含む。第1のプ
ロセッサP1と、第2のプロセッサP2と、コントロー
ラCTRLはメモリMEMに結合される。第1のプロセ
ッサP1と第2のプロセッサP2もコントローラCTR
Lに結合される。
【0061】第1のプロセッサP1は、それぞれの予約
データパケット割当に従って5つの確立されたデータフ
ローの間で利用可能な帯域幅に含まれる予約帯域幅を共
用する。データフローは、必要な帯域幅が存在する場
合、すなわち、接続が確立され、データパケットを伝送
する場合に限って予約帯域幅を受け取るということを理
解する必要がある。さらに、この特定の実施形態のデー
タフローの保証最低帯域幅によれば、それぞれの予約デ
ータパケット割当は、MCRと呼ばれる最低データパケ
ット速度に応じて変化する。この最低データパケット速
度はデータフローの接続の確立時にGFRサービス契約
内で合意される。このようにして、確立された接続ごと
に次の最低データパケット速度が定義される。
【0062】 データフローC1:MCR1 データフローC2:MCR2 データフローC8:MCR8 データフローC9:MCR9 データフローC16:MCR16 データフローが確立される場合(例えばC2)、及びデ
ータパケットが一定のデータパケット速度で伝送される
場合、データフローはこの最低データパケット速度、例
えばMCR2に従って少なくとも必要な帯域幅を受け取
る。
【0063】第1のプロセッサP1は、最低データパケ
ット速度に応じてそれぞれの予約データパケット割当を
決定するために第1の決定装置DET1を含む。第1の
決定装置DET1がこの最低データパケット速度に従っ
て確立されたデータフローの間で予約帯域幅を共用する
方法については後述する。
【0064】第1のプロセッサP1は必要な計算をする
ためにさらに計算機を含み、メモリMEMおよびコント
ローラCTRLと対話するために読取り装置と書込み装
置を含むが、前述したように、これらの機能ブロックは
図示されておらず、ここでは詳述しない。
【0065】第2のプロセッサP2はそれぞれの未予約
データパケット割当に従って予約帯域幅を超えて利用可
能な帯域幅に含まれる未予約帯域幅を共用する。前述し
たように、未予約帯域幅は帯域幅の絶対的な一定の量で
はない。スケジューラはGFRサポートしているので、
未予約帯域幅は未使用の予約帯域幅も含むことは明らか
である。未予約帯域幅を共用する方法で運用業者の異な
る種類の戦略を反映するために、調整可能な管理ウエイ
トWがデータフローの接続の確立時に確立されたデータ
フローごとに定義される。このようにして、確立された
データフローごとに次の調整可能な管理ウエイトが定義
される。
【0066】データフローC1:W1 データフローC2:W2 データフローC8:W8 データフローC9:W9 データフローC16:W16 第2のプロセッサP2は、これらの調整可能な管理ウエ
イトに応じてそれぞれの未予約データパケット割当を決
定するために第2の決定装置DET2を含む。この特定
の実施形態では、未予約帯域幅がアクティブなデータフ
ロー間、すなわち、バッファBUFの関連付けられたバ
ッファ待ち行列に少なくとも1つのデータパケットを有
するデータフロー間で共用される。第2の決定装置DE
T2がアクティブなデータフロー間で未予約帯域幅を共
用する方法については後述する。
【0067】第2のプロセッサP2はまた、必要な計算
をするために計算機を含み、メモリMEMおよびコント
ローラCTRLと対話するために読取り装置と書込み装
置を含むが、前述したように、これらの機能ブロックは
図示されておらず、ここでは詳述しない。
【0068】またプロセッサPは、データフローの状
態、すなわち、アクティブなデータフローかアクティブ
でないデータフローかを決定するために、第3の決定装
置DET3を含む。この機能を実行するために、第3の
決定装置DETは、バッファBUFの各バッファ待ち行
列、例えばQ2で、データパケットの最終的な存在を制
御する。データ待ち行列内に少なくとも1つのデータパ
ケットが存在する場合、関連付けられたデータフローの
状態は「yes」であると確認される。データ待ち行列
内にデータパケットが存在しない場合、関連付けられた
データフローの状態は「no」であると確認される。各
データフローの状態は第3の決定装置DET3によって
後述するメモリMEMに提供され、状態変数ACTと呼
ばれる第3の変数によってデータフローごとにこのメモ
リMEM内に記憶される。
【0069】さらに、プロセッサはメモリMEMを含
む。このメモリMEMはデータフローごとにデータフロ
ーの接続確立時に定義された情報、すなわちデータフロ
ーの識別子Cと、それに関連付けられたバッファ待ち行
列Qと、定義された最低データパケット速度MCRと、
定義された調整可能な管理ウエイトWと、それと共に3
つの変数、すなわち、やはり各データフローに関連付け
られた第1の変数Rと第2の変数Uと、アクティブなデ
ータフローかアクティブでないデータフローかに関する
データフローの状態を反映する状態変数ACTと呼ばれ
る第3の変数とを含む。
【0070】各データフローに調整可能な管理ウエイト
を関連付けるための請求項に記載する関連付け手段は実
際にはこのメモリMEMの一部によって実現されるとい
うことに留意する必要がある。図を参照すると、前述の
定義および関連付けがこのメモリMEMを実施する可能
な方法であるテーブルによって示されている。上述の関
連付け手段はメモリテーブル内でデータフローのカラム
と調整可能な管理ウエイトのカラムの関係によって実施
される。
【0071】コントローラCTRLは第1のプロセッサ
P1と第2のプロセッサP2を制御する。第1のプロセ
ッサP1と第2のプロセッサP2からそれぞれ提供され
た結果、すなわち、それぞれの予約データパケット割当
とそれぞれの未予約データパケット割当に従って、コン
トローラCTRLは前述した共用帯域幅信号BWを生成
する。この共用帯域幅信号は共用予約帯域幅と共用未予
約帯域幅のグローバルな結果を反映する。この実施形態
では、共用帯域幅信号BWは、実際の時間にセレクタS
ELが選択する必要があるバッファ待ち行列、例えばQ
2の識別子を含む。コントローラCTRLがそのような
選択されたバッファ待ち行列の識別子(以下選択バッフ
ァ待ち行列と略す)を認識する方法が、後述するアルゴ
リズムによって実施される。
【0072】この好ましい実施形態によれば、本発明の
プロセッサPを実施するために、予約帯域幅の提供が第
1のプロセッサP1によって実行される動作を保存しな
い原理によって実行される。第1のプロセッサP1が使
用しない帯域幅は、第2のプロセッサP2によって実行
される動作を保存する原理によってアクティブなデータ
フローに分配される。これらの2つのプロセッサの動作
は結合され、第2のプロセッサP2は第1のプロセッサ
P1が空き状態の場合にだけ作動する。
【0073】動作を保存する原理は、プロセッサP2が
機能を実行できる時は必ず機能を実行する仮想タイムク
ロックで実施できることが当業者に知られていることに
留意する必要がある。動作を保存する原理の詳細な動作
は、本発明の範囲外である。本発明の目的は、第2のプ
ロセッサP2の動作原理を実施するために第2のプロセ
ッサP2がリアルタイムクロックの代わりに仮想タイム
クロックを使用することである。
【0074】各データフロー、すなわち各バッファ待ち
行列に関連付けられた前述の2つの変数をこれ以降はタ
イムスタンプUおよびタイムスタンプRと呼ぶ(メモリ
MEMのテーブルを参照)。例えば、データフローC2
についてはタイムスタンプU2およびタイムスタンプR
2が定義される。このアルゴリズムの動作中にRタイム
スタンプの実際の値とUタイムスタンプの実際の値は後
述する方法に従って増分される。さらに、Rタイムスタ
ンプの値は、リアルタイムクロックの実際の値と比較す
ると、このデータフローについて定義された最低データ
パケット速度を守るために関連付けられたデータフロー
のデータパケットを伝送する必要性の尺度を実際に表し
ている。これを理解するために、Rタイムスタンプの値
は、適宜、最低データパケット速度MCRに応じて計算
され構成されるということを説明する必要がある。実際
の時間が左から右に流れる、左から右への時間軸を想定
すると、この時間軸上にRタイムスタンプの異なる値を
印すことができる。実際の時間がすべてのRタイムスタ
ンプのうち最小の値より小さい場合、異なるデータフロ
ーの最低データパケット速度がまだ守られている。最低
データパケット速度に従って実際のデータパケット速度
を得るためにいずれかのデータフロー間で利用可能な帯
域幅を共用する必要はない。残りの利用可能な帯域幅は
運用業者の戦略に応じてデータフロー間で共用すること
ができる。ただし、実際の時間がRタイムスタンプの最
小値の位置を過ぎると、すなわち、このデータフローの
ための時間が経過すると、最低データパケット速度を再
び守るためにこのデータフローのデータパケットを伝送
する時間が起動する。
【0075】空のバッファ待ち行列内にデータパケット
が到着すると、RタイムスタンプとUタイムスタンプは
それぞれ第1のプロセッサP1と第2のプロセッサP2
によって作動する。データパケットが空の待ち行列、例
えばバッファQ2に到着する状況を仮定すると、タイム
スタンプR2の値は、このタイムスタンプの以前の値R
2_prev、関連付けられた最低データパケット速度
MCR2の逆数および実際の時間Tを反映するリアルタ
イムクロック(図示せず)に応じて計算される。
【0076】R2タイムスタンプの初期値は次の公式で
第1のプロセッサP1によって計算される。
【0077】R2=Max{(R2_prev+1/M
CR2);T} すなわち、関連付けられた最低データパケット速度MC
R2の逆数で増分されたタイムスタンプR2の以前の値
と、実際の時間のいずれか大きい値。
【0078】同じ例で、タイムスタンプU2の値は、こ
のタイムスタンプの以前の値U2_prev、関連付け
られた調整可能な管理ウエイトW2の逆数および仮想時
間T_virtを反映する仮想タイムクロック(図示せ
ず)に応じて計算される。第2のプロセッサP2の仮想
時間の値T_virtは、第2のプロセッサP2によっ
て最後に選択されたタイムスタンプの値U2_last
に等しい。
【0079】U2タイムスタンプの初期値は次の公式で
第2のプロセッサP2によって計算される。
【0080】U2=Max{(U2_prev+1/W
2);T_virt} すなわち、関連付けられた調整可能な管理ウエイトW2
の逆数で増分されたタイムスタンプU2の以前の値と、 仮想時間T_virt のいずれか大きい値。
【0081】以降、プロセッサPに含まれる異なる機能
ブロック間での異なる制御信号の使用について説明する
が、図を見やすくするために図示はしていない。
【0082】選択バッファ待ち行列を決定するために、
コントローラCTRLは共通リンクL上の伝送速度に従
って事前定義された定期的な時間に、第1のプロセッサ
P1に対し制御信号を提供する。第1の決定装置DET
1はメモリMEM内のアクティブなデータフローに対応
するRタイムスタンプの実際の値のうち最小値の検索を
開始する。最小値を有するRタイムスタンプは最小Rタ
イムスタンプと呼ばれる。最小Rタイムスタンプの値は
リアルタイムクロックの値と比較される。
【0083】リアルタイムクロックの値が最小Rタイム
スタンプの値より大きい時、このデータフローの最低デ
ータパケット速度MCRを守るために、この最小Rタイ
ムスタンプに関連付けられたデータフローのデータパケ
ットを伝送する時間が起動する。第1のプロセッサP1
は、この最小Rタイムスタンプに関連付けられたバッフ
ァ待ち行列の識別子、すなわち選択バッファ待ち行列を
コントローラCTRLに提供する。選択バッファ待ち行
列は、セレクタSELが、適合するバッファ待ち行列を
選択し、この選択バッファ待ち行列の第1のデータパケ
ットを共通リンクL上で伝送することを可能にする帯域
幅信号BW内に、コントローラCTRLによって入れら
れる。また第1のプロセッサP1はそれに関連付けられ
たデータフローの最低データパケット速度に応じて最小
Rタイムスタンプの値を更新する。例えば、最小Rタイ
ムスタンプがデータフローC2のタイムスタンプR2で
あると仮定する。R2タイムスタンプの新しい値は次の
公式で計算される。
【0084】 R2=R2_previous+1/MCR2 この値はメモリMEM内で第1のプロセッサP1によっ
て更新される。
【0085】リアルタイムクロックの値が最小Rタイム
スタンプの値より小さい時、必ずしもこの最小Rタイム
スタンプに関連付けられていない別のデータフローのデ
ータパケットを伝送する時間がまだ残されている、すな
わち、アクティブなデータフロー間で共用するために利
用可能な未予約帯域幅が残されている。第1のプロセッ
サP1は未予約制御信号と呼ばれるこの事実を含む制御
信号をコントローラCTRLに提供する。コントローラ
CTRLは第1のプロセッサP1のそのような未予約制
御信号を受信すると、今度は、第2のプロセッサP2を
作動させるために開始制御信号を第2のプロセッサP2
に提供する。第2のプロセッサP2の第2の決定装置D
ET2はメモリMEM内のアクティブなデータフローに
対応するUタイムスタンプの実際の値の最小値の検索を
開始する。最小値を有するUタイムスタンプは最小Uタ
イムスタンプと呼ばれる。第2のプロセッサP2は、こ
の最小Uタイムスタンプに関連付けられたバッファ待ち
行列の識別子、すなわち選択バッファ待ち行列をコント
ローラCTRLに提供する。選択バッファ待ち行列は、
セレクタSELが、適合するバッファ待ち行列を選択
し、この選択バッファ待ち行列の第1のデータパケット
を共通リンクL上で伝送することを可能にする帯域幅信
号BW内に、コントローラCTRLによって入れられ
る。また第2のプロセッサP2はそれに関連付けられた
データフローの調整可能な管理ウエイトに応じて最小U
タイムスタンプの値を更新する。例えば、最小Uタイム
スタンプがデータフローC2のタイムスタンプU2であ
ると仮定する。U2タイムスタンプの新しい値は次の公
式で計算される。
【0086】 U2=U2_previous+1/W2 この値はメモリMEM内で第2のプロセッサP2によっ
て更新される。
【0087】このアルゴリズムが最終処理変数と呼ばれ
るもう1つの変数を扱う場合に、本発明のより正確な実
施態様が提供されるということに留意する必要がある。
この変数の値は、共用帯域幅信号BWに最後に含まれて
いた選択バッファ待ち行列の識別子を提供したプロセッ
サである、第1のプロセッサP1の名前または第2のプ
ロセッサP2の名前である。そのような特別変数の使用
は、バッファ待ち行列識別子、例えばQ16が、例えば
P2のプロセッサの結果によって帯域幅信号BWに含ま
れ、それによって、実施されたアルゴリズムに従って、
関連付けられたタイムスタンプU16の値が増分される
場合、この関連付けられたタイムスタンプU16の値は
このバッファ待ち行列Q16が空の場合に最初のデータ
パケットがバッファ待ち行列Q16に到着する時に再度
計算されないという制御を行う。予約帯域幅のより効率
的な使用法を確立するためのそのような最終処理変数を
組み込むように上記の実施形態を構成するために、当業
者には明らかな多少の変更を上記の実施形態に加えるこ
とができる。
【0088】本発明の方法の動作原理について、アルゴ
リズムの実際の動作中の事前定義された期間を説明する
例によって説明する。以下の状況とメモリMEMの実際
の値を仮定する。次のテーブルに5つの確立されたデー
タフローC1、C2、C8、C9、C16とそれに関連
付けられたバッファ待ち行列と、その最低データパケッ
ト速度と、それに関連付けられたRタイムスタンプの実
際の値と、その調整可能な管理ウエイトと、それに関連
付けられたUタイムスタンプの実際の値とを示す。
【0089】
【表1】 ただし、データフローC8とデータフローC9のバッフ
ァ待ち行列は空であると仮定する。このようにして、こ
れらの2つのデータフローに実際の利用可能な帯域幅を
提供する必要はなくなる。
【0090】アルゴリズムの動作中、コントローラCT
RLは第1のプロセッサP1に次の開始信号を提供する
と仮定する。第1のプロセッサP1の第1の決定装置D
ET1はメモリMEM内のアクティブなデータフローに
対応するRタイムスタンプの実際の値のうち最小値の検
索を開始する。最小値を有するRタイムスタンプはR1
6=10である。R16の値はリアルタイムクロックの
値と比較される。このリアルタイムクロックはT=12
に等しく、すなわち、リアルタイムクロックの値はR1
6タイムスタンプの値より大きいと仮定する。このデー
タフローC16の最低データパケット速度MCR16=
1/10を守るためにこのデータフロー、すなわちこの
最小RタイムスタンプR16に関連付けられたC16の
データパケットを伝送する時間が起動する。第1のプロ
セッサP1は、この最小RタイムスタンプR16に関連
付けられたバッファ待ち行列Q16の識別子、すなわち
選択バッファ待ち行列をコントローラCTRLに提供す
る。選択バッファ待ち行列Q16は、セレクタSEL
が、選択バッファ待ち行列Q16を選択し、この選択バ
ッファ待ち行列Q16の第1のデータパケットを共通リ
ンクL上で伝送することを可能にする帯域幅信号BW内
に、コントローラCTRLによって入れられる。また第
1のプロセッサP1はそれに関連付けられたデータフロ
ーC16の最低データパケット速度MCR16=1/1
0に応じて最小RタイムスタンプR16の値を更新す
る。R16タイムスタンプの新しい値は次の公式で計算
される。
【0091】 R16=R16_previous+1/MCR16=
10+10=20 この値はメモリMEM内で第1のプロセッサP1によっ
て更新される。
【0092】
【表2】 アルゴリズムは続行し、それによって実際のタイムカウ
ンタも適応されてT=13まで増分される。
【0093】コントローラCTRLは第1のプロセッサ
P1に次の開始信号を提供する。第1のプロセッサP1
はメモリMEM内のRタイムスタンプの実際の値のうち
最小値の検索を開始する。最小値を有するRタイムスタ
ンプはR2=18である。最小タイムスタンプ値R2=
18はリアルタイムクロックの値T=13と比較され
る。リアルタイムクロックの値は最小Rタイムスタンプ
R2の値より大きくなく、必ずしもこの最小Rタイムス
タンプR2に関連付けられていない別のデータフローの
データパケットを伝送する時間がまだ残されている、す
なわち、アクティブなデータフロー間で共用するために
利用可能な未予約帯域幅が残されている。
【0094】第1のプロセッサP1は未予約制御信号を
コントローラCTRLに提供する。コントローラCTR
Lは、第1のプロセッサP1のこの未予約制御信号を受
信すると、今度は、第2のプロセッサP2を作動させる
ために開始制御信号を第2のプロセッサP2に提供す
る。第2のプロセッサP2の第2の決定装置DET2は
メモリMEM内のアクティブなデータフローに対応する
Uタイムスタンプの実際の値の最小値の検索を開始す
る。最小値を有するUタイムスタンプは最小Uタイムス
タンプU2=2である。第2のプロセッサP2は、この
最小UタイムスタンプU2=2に関連付けられたバッフ
ァ待ち行列Q2の識別子、すなわち選択バッファ待ち行
列Q2をコントローラCTRLに提供する。選択バッフ
ァ待ち行列Q2は、セレクタSELが、適合するバッフ
ァ待ち行列Q2を選択し、この選択バッファ待ち行列の
第1のデータパケットを共通リンクL上で伝送すること
を可能にする帯域幅信号BW内に、コントローラCTR
Lによって入れられる。また第2のプロセッサP2はそ
れに関連付けられたデータフローC2の調整可能な管理
ウエイトに応じて最小UタイムスタンプU2の値を更新
する。U2タイムスタンプの新しい値は次の公式で計算
される。
【0095】 U2=U2_previous+1/W2=2+1=3 第2のプロセッサP2はテーブル内で更新するためにこ
の値をメモリMEM内に提供する。
【0096】
【表3】 このようにして、利用可能な帯域幅を共用する方法はネ
ットワーク運用業者に未予約帯域幅を共用する独自の方
針を定義する融通性を提供する。実際、運用業者は調整
可能な管理ウエイトに別の値を提供して、それによって
アルゴリズムに別の戦略に従って未予約帯域幅を共用さ
せることができる。
【0097】スケジューラに含まれるプロセッサの上記
の実施形態は、とりわけ保証フレーム速度サービスGF
RカテゴリをサポートするATM交換機内で説明されて
いるが、本発明の適用はそのような交換機に限定される
ものではない。実際、運用業者の戦略に従って予約帯域
幅を超えて利用可能な帯域幅に含まれる未予約帯域幅を
複数のデータフロー間で共用する必要がある他の種類の
通信システム、例えば、インターネットプロトコルルー
タなどの可変長パケット通信システムで使用するように
上記の実施形態を適応するために、当業者には明らかな
多少の変更を上記の実施形態に加えることができる。
【0098】第2の実施形態では、さらにスケジューラ
を使用して、データフローあたり2つのスケジューリン
グパラメータ、すなわち、保証帯域幅の場合は予約帯域
幅スケジューリングパラメータ、非保証帯域幅の場合は
管理ウエイトスケジューリングパラメータに基づいて、
保証帯域幅と非保証帯域幅の両方を共用できる。
【0099】この第2の実施形態の説明ではいくつかの
態様に関して本発明の図を参照することを述べる必要が
ある。さらに、この第2の実施形態を説明する以下の各
パラグラフでは、理解を容易にするためにいくつかの略
語を使用する。ただし、これらの略語は本発明の図で使
用する参照符号を指すものではない。
【0100】スケジューラは図示したものとほぼ同じで
あるが、プロセッサPは2つの個別の処理手段P1およ
びP2を含まない。実際、予約帯域幅を共用するステッ
プと非保証帯域幅を共用するステップの2つのステップ
は複数の(アクティブな)データフロー間の専ら2つの
共用処理で構成される。その処理とは、保証帯域幅を共
用する(予約帯域幅の量まで)第1の処理と、非保証帯
域幅を共用する第2の処理である。
【0101】非保証帯域幅は未予約帯域幅と予約帯域幅
の実際には未使用の部分とを含む。未予約帯域幅は予約
帯域幅を超えて利用可能な帯域幅に含まれる。
【0102】それに応じて、前述の実施形態と比較した
原理の違いについてだけ説明する。
【0103】第2の実施形態では、各サービス時間に、
予約帯域幅の動作を保存しないタイプのスケジューリン
グを実行する処理手段P1の動作の結果として保証帯域
幅と非保証帯域幅のどちらの割当を認可するかを決定す
る代わりに、コントローラCTRL内でモード決定手段
(図示せず)が使用される。モード決定手段は、各サー
ビス時間に、GまたはNGのどちらのモードで帯域幅を
データフローに認可するかを直ちに示すことができる。
これは、モード決定手段が、そのサービス時間に、保証
帯域幅を優先的に認可するか(モードGで)、そうでな
ければ非保証帯域幅を認可するか(モードNGで)示す
ということを意味する。さらに、直ちに決定されるモー
ドに従って、保証または非保証帯域幅をデータフローに
認可する後続のデータフロー選択処理がスケジューラに
よって実行される。
【0104】以下に説明するように、2重モードスケジ
ューラのそのような実施態様の利点は次の2つの局面か
らなる。
【0105】モード決定手段による上記の決定により、
各サービス時間で、保証または非保証帯域幅を認可する
後続のデータフロー選択処理を実行するためには1つの
2重モードスケジューラだけが必要である。
【0106】モードGは常にモードNGに優先して実行
されるので、モードGで保証帯域幅を共用する時にはス
ケジューラの動作はここでは動作を保存するタイプであ
る。
【0107】モード決定手段を実施する好ましい解決策
は、各データフロー(C1、C2、...、C16)に
関連付けられたサービス認可カウンタ(CT1、CT
2、...CT16)と、共通保証帯域幅割当データフ
ローカウンタ(GBSDFC)とを含む。
【0108】データフローC2に関連付けられたサービ
ス認可カウンタCT2は、保証帯域幅に対するサービス
認可の現在のクレジット量を含む。このカウンタは、当
該データフローの予約帯域幅MCR2に比例する速度で
適格の特別サービス認可を常に供給される。
【0109】保証帯域幅割当がデータフローC2に供給
されるたびに、そのカウンタCT2は減分される。この
動作はそのサービス認可量がなくなるまで可能である。
データフローC2は、そのカウンタCT2に、バッファ
BUF内のそれに関連付けられた待ち行列で待ち状態に
ある次のデータパケットについて保証帯域幅を認可する
ための十分なクレジットが残っている限り、その予約帯
域幅割当に達していない、すなわち、適格のサービス認
可クレジットを使い果たしていない。
【0110】共通保証帯域幅割当データフローGBSD
FCカウンタは、全予約帯域幅のそれぞれの利用権限の
与えられた予約帯域幅割当にまだ達していない現在のア
クティブなデータフローの数を記録するために使用され
る。それに応じて、GBSDFCカウンタは、その内容
が正の値の場合の保証帯域幅割当(モードG)またはゼ
ロの場合の非保証帯域幅割当(モードNG)割当割当ど
ちらを実行するかを示す。
【0111】以下、サービス認可カウンタCTについて
説明する。
【0112】サービス用に選択されたデータフローCの
カウンタCTの更新に関して、システムがスケジューリ
ングするデータパケットのタイプによって2つの異なる
状況が可能である。
【0113】スケジューラが「セルモード」で動作する
と定義される固定長データパケット、すなわちセルのス
ケジューリング、またはスケジューラが「フレームモー
ド」で動作すると定義される可変長データパケット、す
なわちフレームのスケジューリング。
【0114】「セルモード」で動作しているスケジュー
ラの場合、サービス認可カウンタCTは、例えば次のよ
うに簡単に扱うことができる。CTカウンタにロードさ
れた初期クレジット値は、例えば、1つの期間Tのそれ
ぞれの利用権限の与えられた量のクレジットを付与され
たセルとして表現されることが好都合である。この利用
権限の与えられた量のクレジットを付与されたセルの値
は、新しい期間Tの初めにCTカウンタが初期化された
時点でCTカウンタ内にロードされる。それに関連付け
られたCTカウンタの内容がゼロに達していない限り、
保証帯域幅割当に対してアクティブなデータフローが選
択される。これは、その現在のクレジットを付与された
セルの量が正の値であることを示し、これによって、デ
ータフローがその利用権限の与えられた予約帯域幅割当
に達していないことを示す。保証帯域幅割当に対してデ
ータフローが供給されるたびに、それに関連付けられた
CTカウンタは現在の内容を1つだけ減分することによ
って更新される。
【0115】他方、「フレームモード」で動作するスケ
ジューラの場合、従来の方法は、可変長の各フレームを
いくつかの連続する固定長のセグメントに分割すること
からなる。可変長フレームは事前定義された数であるS
個の固定長セグメントを含み、同じS個の連続するサー
ビス時間を有するスケジューラによって処理される。そ
れに応じて、各サービス時間に、「フレームモード」で
動作するスケジューラは、「セルモード」で動作するス
ケジューラが1つの固定長セルを処理するのと全く同様
に、サービス時間あたり1つの固定長セグメントを処理
するが、それらの基本的な相違点はスケジューリングの
決定にある。実際、スケジューラが「フレームモード」
でサービスに可変長フレームを選択する時、スケジュー
ラはフレームのS個の連続する固定長セグメント、すな
わち、現在のサービス時間から始めてS個の連続するサ
ービス時間相当の帯域幅割当を認可することを決定す
る。これとは逆に、スケジューラが「セルモード」でサ
ービスに固定長セルを選択する時、スケジューラは当該
の固定長セル、すなわち、現在のサービス時間相当だけ
の帯域幅割当を認可することを決定する。このようにし
て、「フレームモード」で動作するスケジューラの場
合、CTカウンタは、例えば次のように扱われる。CT
カウンタにロードされた初期クレジット値は、1つの期
間のそれぞれの利用権限の与えられた量のクレジットを
付与されたセグメントとして表現されることが好都合で
ある。このそれぞれの利用権限の与えられた量のクレジ
ットを付与されたセルの値は、新しい期間の初めにCT
カウンタが初期化された時点でCTカウンタ内にロード
される。それに関連付けられたCTカウンタの内容がゼ
ロでないだけでなく、そのデータフローに供給される次
のフレームのセグメント数Sに等しい限り、保証帯域幅
割当に対してアクティブなデータフローが選択される。
これは、その現在のクレジットを付与されたセグメント
の量がなお正の値であることを示し、したがって、デー
タフローがその利用権限の与えられた予約帯域幅割当に
達していないことを示す。さらに、保証帯域幅がデータ
フローに供給されるたびに、それに関連付けられたカウ
ンタは現在の内容をSだけ、すなわち、次のフレームの
固定長セグメントの数だけ減分することによって更新さ
れる。「セルモード」の場合のセルごとに1を減分する
処理とは対照的に、各CTカウンタは各フレームの可変
長に対応する可変セグメント数Sで減分されるので、そ
の内容値は正の値にならない時でも必ずしも正確にゼロ
にはならない。実際、この値はデータフローに供給され
る連続するフレームの長さによって変わる。したがっ
て、各データフローごとに、有用なパラメータは、現在
のクレジットの内容とそのデータフローに供給される次
のフレームのセグメント数Sの差として定義されるCT
カウンタのクレジット収支である。クレジット収支は正
またはゼロの場合に、すなわち、現在のクレジットを付
与されたセグメントの量がSより大きいかそれと同じ時
に、正のクレジット収支を示し、負の場合に、すなわ
ち、現在のクレジットを付与されたセグメントの量がS
より小さい時に、正のクレジット収支を示す。それに応
じて、正のクレジット収支は、スケジューラによるサー
ビスについて次のフレームを適格にするために十分なク
レジットが利用できるということを示す。
【0116】各CTカウンタへの利用権限の与えられた
サービス認可の提供に関して、導入部で説明した第1の
解決策は、事前定義された期間Tの初めに、データフロ
ーCに関連付けられた各CTカウンタに所与の量の利用
権限の与えられた保証サービス認可EGSGを提供する
ことからなる。このクレジット量EGSGは予約帯域幅
MCRに比例し、それによってEGSG=MCR/Tに
なる。
【0117】CTカウンタをそれぞれのEGSGクレジ
ット量で定期的に初期化するための異なる手法が考えら
れる。異なる解決策は、事前定義された期間がすべての
データフローについて同じであるか否か、また同じであ
る場合には、そのCTカウンタがすべて同時に初期化さ
れるか否かによって異なる。
【0118】第1の手法では、すべてのデータフロース
ケジューリング時間間隔は同じ継続期間を有し、それに
関連付けられたCTカウンタの初期化はグローバルサイ
クルTで同期化されている。その場合、すべてのデータ
フローのサービス認可カウンタはそれぞれの初期クレジ
ット値EGSGによって同時に初期化される。そのよう
な解決策では、スケジューラは通常次のシナリオを実行
する。サイクルの初めは、いくつかのデータフローのサ
ービス認可カウンタはゼロではない、したがって、それ
ぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達してお
らず、スケジューラは連続する各時間にモードGを実行
する。ある時点では、いくつかのデータフローはまだ同
じ状態であるが、それらはいずれも処理待ち状態のセル
やセグメントを有していない。すなわちそれらのデータ
フローはすべて非アクティブである。次いでスケジュー
ラはモードNGの実行を開始する。その後、それぞれの
利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していないこ
れらのデータフローの1つまたはいくつかが、少なくと
も1つの待ち状態のセルまたは1つの待ち状態のセグメ
ントを有する可能性がある。こうして、それらのデータ
フローはアクティブになりつつある。次いで、スケジュ
ーラはモードGを再開する。この状況は、すべてのデー
タフローが最終的にそれぞれの利用権限の与えられた予
約帯域幅割当に達するまで継続する。この場合、スケジ
ューラは、すべてのサービス認可カウンタCTが再び初
期化されるサイクルTの終わりまで、各連続サービス時
間にモードNGを実行する。
【0119】第2の手法では、すべてのデータフロース
ケジューリング時間間隔は同じ継続時間を有するが、そ
れに関連付けられたCTカウンタの初期化はすべてのデ
ータフローについて同期化されていない。このようにし
て、すべてのデータフロースケジューリング時間間隔は
同じ継続期間Tを有しているが、それぞれの期間Tの配
置は同じグローバルサイクルで同期化されておらず、多
少時間的に分散している。スケジューラの動作は第1の
解決策とは異なりもはやすべてのデータフローについて
相関性がなく、または少なくともはるかに相関性が低
い。そのような解決策では、さまざまなデータフローに
関連付けられたサービス認可カウンタの初期化は異なる
時間位相となる。そのようなデータフロースケジューリ
ング期間の代替の分散構造は、本発明の原理のスケジュ
ーラ動作に完全に従うことが確認できる。実際、スケジ
ューラは、各種CTカウンタの状態にかかわらず、また
以前のサービス時間に決定されたモードGまたはNGと
は無関係に、各サービス時間にモードGとモードNGの
どちらで動作するかを決定するので、各種CTカウンタ
がいつ相互に初期化されたか、すなわち、同時に初期化
されたかどうかは問題でない。データフロースケジュー
リング時間間隔を分散する主要な効果は、時間の経過と
共に保証および非保証帯域幅の完全に混合したサービス
タイプを生成することである。実際の適用では、すべて
のデータフローは、例えば、TのK分の1に等しい継続
期間によって分離された連続する時間で初期化できる事
前定義された数のデータフローサブセットKに分割でき
る。
【0120】第3の手法では、事前定義された期間Tは
各種データフローについて異なる場合がある特定の継続
期間を有する。次いでその時間間隔は相互に非同期な位
相となる。スケジューラの動作は第1の解決策とは異な
りすべてのデータフローについて全く相関性がなく、ま
たは前述の解決策と比べて相関性が低い。この場合、各
種データフローに関連付けられたサービス認可カウンタ
CTのそれぞれのクレジット値EGSGによる初期化は
全く異なる時間の位相となる。
【0121】前述の代替解決策と同様、そのような第3
の代替解決策では、データフロースケジューリング時間
間隔の非同期構成が本発明の原理の2重スケジューラ動
作にも完全に従うことが確認できる。データフロースケ
ジューリング時間間隔をもはや相関させないことの主要
な効果は、時間の経過と共に保証および非保証帯域幅の
完全に混合したサービスタイプを生成することである。
そのような第3の代替解決策を実現するために、各サー
ビス認可カウンタの初期化のための異なるオプションが
考えられる。これらの異なるオプションは、各データフ
ローC2について、すべてのデータフローに同じクレジ
ット値を使用し、異なる時間間隔値を使用する可能性を
含む、それぞれの時間間隔値T2およびそれぞれのクレ
ジット値EGSG2の融通性がある選択を提供する。
【0122】各CTカウンタへの利用権限の与えられた
サービス認可の提供に関して、本発明は前述の実施態
様、すなわち、事前定義された期間の初めに所定のクレ
ジット量でそれぞれのサービス認可カウンタCTを初期
化する実施態様に限定されないことに留意する必要があ
る。実際、本発明の代替実施態様は、セルまたはセグメ
ントの1サービス時間にそれぞれ対応するサービス認可
クレジット単位を、各データフローの予約帯域幅に比例
して連続的にそれぞれのサービス認可カウンタに提供す
ることによって実現できる。そのような代替実施態様で
は、Bビットのサイズのセルまたはセグメントの場合、
予約帯域幅MCRを有するデータフローのCTカウンタ
はRc=MCR/Bであるクレジット率Rcで1サービ
ス認可クレジット単位だけ連続的に増分される。そのよ
うな実施態様はより良いパフォーマンスを提供し、事前
定義された期間の初めの周期的な初期化を回避する。
【0123】共通保証帯域幅割当データフローカウンタ
GBSDFCについて以下に説明する。
【0124】これまで予約帯域幅の合計の利用権限の与
えられた予約帯域幅割当に達していないアクティブなデ
ータフローの現在の数を正確に追跡するために、アクテ
ィブなデータフローがそれぞれの利用権限の与えられた
予約帯域幅割当に達するたびに、またはそれぞれの利用
権限の与えられた予約帯域幅割当に達していなくてもア
クティブなデータフローが非アクティブになるたびに、
共通GBSDFCカウンタは減分される。
【0125】さらに、データフローが以前アクティブで
あってまだそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅
割当に達していない間にアクティブになるたびに、また
はデータフローが以前それぞれの利用権限の与えられた
予約帯域幅割当に達したと考えられていたがまだそれぞ
れの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していな
いことが新たに検出されるたびに、共通GBSDFCカ
ウンタは増分される。それによって、各サービス時間
に、共通GBSDFCカウンタが空でない時に利用権限
の与えられた予約帯域幅割当に達していないアクティブ
なデータフローに保証帯域幅を認可するか、または共通
GBSDFCカウンタが空の時に非保証帯域幅をアクテ
ィブなデータフローに認可するかが示される。
【0126】本発明の方法によれば、そのような共通保
証帯域幅割当データフローカウンタを各フローに関連付
けられたサービス認可カウンタと組み合わせて使用する
ことによって、各サービス時間毎に、2重モードスケジ
ューラによって保証帯域幅と非保証帯域幅のどちらを認
可するかを弁別するモード決定手段を実施する効率的な
解決策が可能であることが明らかになる。
【0127】各サービス時間毎に、モードGまたはNG
で、最初に処理する1つの特定のデータフローを選択で
きるスケジューリング動作自体に関して、異なるタイプ
のスケジューリング構成が可能であることを説明する必
要がある。
【0128】各サービス時間毎に、スケジューラは、モ
ードGで保証帯域幅を認可する時は予約帯域幅スケジュ
ーリングパラメータに基づいて、または、モードNGで
非保証帯域幅を認可する時は管理ウエイトスケジューリ
ングパラメータに基づいて、専らスケジューリングを実
行する。これはすべてのアクティブなデータフローのサ
ービス認可カウンタの全体の状態をモニタするモード決
定手段の結果としてプロセッサが実行するGまたはNG
によって変わる。モードGは常にモードNGに優先して
実行されるので、モードGで保証帯域幅を共用する時に
はスケジューラの動作はここでは動作を保存するタイプ
である。
【0129】一般的に言えば、各モードGまたはNG
で、例えば、最小タイムスタンプのソータに基づいて、
またはラウンドロビンスケジューリング技法と呼ばれる
巡回リストに基づいて、異なるタイプの従来のスケジュ
ーリング技法を使用できる。組み合わせによって、次に
示すように、通常、スケジューリング構成の4つの例が
考えられる。
【0130】モードGとモードNGの両方で最小タイム
スタンプのソータを使用する解決策1、モードGで最小
タイムスタンプのソータを使用し、モードNGで巡回リ
ストを使用する解決策2、モードGとモードNGの両方
で巡回リストを使用する解決策3、モードGで巡回リス
トを使用し、モードGで最小タイムスタンプのソータを
使用する解決策4。
【0131】これらの異なるタイプのスケジューラ技法
についてモードGとモードNG別に説明する。
【0132】A)モードGでのスケジューリング モード決定手段によってモードGが選択された場合、ス
ケジューラはそのサービス認可カウンタに十分なクレジ
ットが残っている現在アクティブなデータフロー、すな
わち、それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当
に達していないデータフロー間で保証帯域幅の重み付け
公平割当分配を実行する。したがって、いずれにせよ、
この動作は非アクティブでかつ/または利用権限の与え
られた予約帯域幅割当に達したデータフローを除外する
必要性を意味する。
【0133】モードGでの最小タイムスタンプのソータ
に基づくスケジューリング技法について以下に説明す
る。保証帯域幅の重み付け公平割当分配はメモリ内のデ
ータフローごとの予約帯域幅スケジューリングパラメー
タに基づく従来の仮想スペーシングスケジューリングに
よって達成される。モードGの各サービス時間毎におい
て、選択されたデータフローは、それぞれの利用権限の
与えられた予約帯域幅割当に達していないすべてのアク
ティブなデータフローの予約帯域幅スケジューリングパ
ラメータのうち最小のタイムスタンプを有するデータフ
ローである。予約帯域幅スケジューリングパラメータタ
イムスタンプの初期化および計算は第1の実施態様のそ
れらと類似していることに留意する必要がある。これ
は、スケジューリングパラメータタイムスタンプがそれ
に関連付けられた最低セル速度に応じて計算されること
を意味する。ただし、ここではスケジューラは、動作を
保存する方法でそれぞれの予約帯域幅スケジューリング
パラメータタイムスタンプパラメータに基づいてデータ
フローを扱うことに留意されたい。データフローのスケ
ジューリングパラメータは次のいずれかの場合にメモリ
から削除される。
【0134】それぞれの利用権限の与えられた予約帯域
幅割当に達していない以前アクティブであったデータフ
ローが非アクティブになる場合。
【0135】以前それぞれの利用権限の与えられた予約
帯域幅割当に達していなかったアクティブなデータフロ
ーが処理され、サービス認可カウンタ内のクレジットを
使い果たす場合。
【0136】新しいデータフローの予約帯域幅スケジュ
ーリングパラメータは次のいずれかの場合にメモリに導
入される。
【0137】それぞれの利用権限の与えられた予約帯域
幅割当に達していない以前非アクティブであったデータ
フローがアクティブになる場合。
【0138】以前それぞれの利用権限の与えられた予約
帯域幅割当に達したアクティブなデータフローがサービ
ス認可カウンタ内に供給された新しいサービス認可クレ
ジットを受け取る場合。
【0139】モードGでの巡回リストに基づくスケジュ
ーリング技法について説明する。保証帯域幅の重み付け
公平割当分配は、利用権限の与えられたクレジット内容
が各データフローのそれぞれの予約帯域幅に比例するそ
れぞれのサービス認可クレジットカウンタに関連付けら
れたアクティブな/クレジットを付与されたデータフロ
ーの、一般にラウンドロビンスケジューリング技法と呼
ばれる1つの簡単な巡回リストによって代替方法として
実行できる。アクティブな/クレジットを付与されたデ
ータフローの巡回リストは、それぞれの利用権限の与え
られた予約帯域幅割当に達していないすべてのアクティ
ブなデータフローを識別する。
【0140】モードGの各サービス時間毎において、選
択されたデータフローは巡回リストの先頭のデータフロ
ーで、その識別は巡回リストの末尾に移動していく。デ
ータフローの除外とは対応するエントリをアクティブな
/クレジットを付与された巡回リストから削除すること
を意味する。この処理は、それぞれの利用権限の与えら
れた予約帯域幅割当に達していない以前アクティブであ
ったデータフローがアクティブになるか、以前それぞれ
の利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していなか
ったアクティブなデータフローが処理され、サービス認
可カウンタ内のクレジットを使い果たす場合に実行され
る。新しいデータフローエントリの導入とは、そのデー
タフローエントリをアクティブな/クレジットを付与さ
れた巡回リストに追加することを意味する。この処理
は、それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に
達していない以前非アクティブであったデータフローが
アクティブになるか、以前それぞれの利用権限の与えら
れた予約帯域幅割当に達したアクティブなデータフロー
がサービス認可カウンタ内に供給された新しいサービス
認可クレジットを受け取る場合に実行される。それに応
じて、少なくとも1つのデータフローエントリがこのア
クティブな/クレジットを付与された巡回リスト内に存
在する限り、モードGが実行される。
【0141】B)モードNGでのスケジューリング モード決定手段によってモードNGが選択された場合、
スケジューラは現在アクティブなすべてのデータフロー
間で非保証帯域幅の重み付け公平割当分配を実行する。
モードNGが実行される場合、すべてのアクティブなデ
ータフローは常にそれぞれのクレジットを使い果たして
いる、すなわち、それぞれの利用権限の与えられた予約
帯域幅割当に達していることに留意する必要がある。こ
れはもしそうでなければモードGが優先的に実行される
からである。いずれにせよ、この動作は非アクティブな
データフローを除外する必要性を意味する。
【0142】モードNGでの最小タイムスタンプのソー
タに基づくスケジューリング技法について以下に説明す
る。非保証帯域幅の重み付け公平割当分配はメモリ内の
データフローごとの管理ウエイトスケジューリングパラ
メータに基づく従来の仮想スペーシングスケジューリン
グによって達成される。モードNGの各サービス時間毎
において、選択されたデータフローは、すべてのアクテ
ィブなデータフローのうち最小の管理ウエイトスケジュ
ーリングパラメータタイムスタンプを有するデータフロ
ーである。
【0143】管理ウエイトスケジューリングパラメータ
タイムスタンプの初期化および計算は第1の実施態様の
それらと類似していることに留意する必要がある。これ
は、管理ウエイトスケジューリングパラメータタイムス
タンプがそれに関連付けられた管理ウエイトに応じて計
算されることを意味する。データフローの管理ウエイト
スケジューリングパラメータは、以前アクティブであっ
たデータフローが非アクティブになるか、以前それぞれ
の利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達したアクテ
ィブなデータフローがそのサービス認可カウンタの初期
化によって新しいクレジットを受け取る場合にメモリか
ら削除される。新しいデータフローの管理ウエイトスケ
ジューリングパラメータは、以前非アクティブであった
データフローがアクティブになる場合にメモリに導入さ
れる。上記のデータフローの少なくとも1つのエントリ
がメモリ内に存在する限り、またはモードGが再開され
るまで、モードNGが実行される。
【0144】モードNGでの巡回リストに基づくスケジ
ューリング技法について説明する。非保証帯域幅のウエ
イト付け公平割当分配は、サービス認可カウンタCTに
酷似しているがその内容がデータフローのそれぞれの管
理ウエイトスケジューリングパラメータに比例するそれ
ぞれの特別サービス認可カウンタECTの第2の組に関
連付けられたアクティブな/クレジットを付与されたデ
ータフローの、1つの簡単な巡回リストによって代替方
法として実行できる。ただし、それぞれのサービス認可
カウンタCTはそれぞれの利用権限の与えられた予約帯
域幅割当に達していないデータフローにだけ使用される
が、それぞれの特別サービス認可カウンタECTは利用
権限の与えられた予約帯域幅割当に達したデータフロー
にだけ使用されることが分かる。したがって、アクティ
ブなデータフローが保証帯域幅分配のクレジットを使い
果たすたびに、同じ関連付けられたカウンタ手段を基本
的なクレジットアカウンティングと同様の方法で今度は
非保証帯域幅認可クレジットアカウンティングに使用す
ることが考えられる。そうすることによって、データフ
ローがそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当
にまだ達していない場合はサービス認可カウンタCTと
しての働きをし、データフローがそれぞれの利用権限の
与えられた予約帯域幅割当に達した場合は特別サービス
認可カウンタECTとしての働きをする、各データフロ
ーに関連付けられた1つのカウンタ手段を有利に使用す
ることができる。
【0145】モードNGでのスケジューリングに特別サ
ービス認可カウンタを使用するために、管理ウエイトス
ケジューリングパラメータを、それぞれの事前定義され
た特別サービス認可クレジットNGSC初期値の提供に
関して、適した方法でサービス認可カウンタ内に収容す
る必要がある。これは、各データフローに保証帯域幅割
当の新しいサービス認可が再び与えられるまで、非保証
帯域幅の関連する分配をデータフローごとに継続して維
持する必要があるためである。
【0146】それに応じて、モードNGでのすべてのア
クティブなデータフローへの非保証帯域幅のそのような
継続的な重み付け公平割当分配を維持するために、それ
ぞれ関連付けられた管理ウエイトスケジューリングパラ
メータに基づいて、上記カウンタにそれぞれの初期の特
別なサービス認可クレジットを再ロードすることによっ
て同時に、また、これらのすべてのアクティブなデータ
フローがそれぞれの初期の特別サービス認可クレジット
NGSCを使い果たした場合にのみ、すべてのアクティ
ブなデータフローの特別サービス認可カウンタECTを
再初期化する必要がある。
【0147】実際、そうでなければ、非保証帯域幅の分
配はそれぞれの管理ウエイトに比例して実行されないで
あろう。
【0148】実際の適用の一例では、すべてのアクティ
ブなデータフローの初期特別サービス認可クレジットN
GSCのそのような再初期化は、遅延することがあるサ
ービス認可カウンタの内容を実際に同時に再ロードする
ことなしに、機能的には必要に応じて同時に達成でき
る。
【0149】ECTカウンタ内の特別サービス認可クレ
ジットのそのような遅延再ロードの要求を満たすため
に、それぞれの事前定義された初期特別サービス認可ク
レジット値を使い果たし、新しいクレジット値を受け取
っていないアクティブなデータフローの追加の予備巡回
リストが使用される。次いで、特別認可クレジットを同
時に再初期化する必要がある場合、この追加予備リスト
への切り替えが、空であることが分かった以前使用して
いたアクティブな/クレジットを付与された巡回リスト
を交換することによって実行される。予備巡回リストに
切り替える場合、再初期化された特別サービス認可カウ
ンタは実際にはそれぞれの非保証帯域幅認可クレジット
をまだ再ロードされていない。ただし、新しいアクティ
ブな/クレジットを付与されたこの追加巡回リストの中
に前記カウンタがあるので、モードNGの実行時にスケ
ジューラは少なくともそれを選択できる。それに応じ
て、特別サービス認可クレジットの最初期化の後で初め
てデータフローが選択される場合、特別サービス認可カ
ウンタがまだ再ロードされていない間にデータフローが
選択されたということが検出される。実際、これは暗黙
的な規則によって、特別サービス認可カウンタの再ロー
ドが実際は保留状態であり、したがって、その時点で新
しい特別サービス認可クレジットNGSCを再ロードす
る必要がある。
【0150】データフローエントリは、次の場合に前記
エントリをアクティブな/クレジットを付与された巡回
リストから削除することによって除外される。
【0151】アクティブなデータフローが特別サービス
認可クレジットを使い果たした際、データフローが非ア
クティブになる場合、または以前それぞれの利用権限の
与えられた予約帯域幅割当に達したアクティブなデータ
フローがサービス認可カウンタ内に供給される新しいそ
れぞれのサービス認可クレジット値を受け取った場合で
ある。さらに、この削除されたエントリは上記の追加の
予備巡回リストに入れられるが、これはデータフローが
まだアクティブで、特別サービス認可クレジットもそれ
ぞれのサービスクレジット値も残っていない場合に限
る。
【0152】さらに、新しいデータフローエントリがア
クティブになり、まだ特別サービス認可クレジットが残
っている場合には、新しいデータフローエントリはアク
ティブな/クレジットを付与された巡回リストに導入さ
れる。少なくとも1つのデータフローエントリがアクテ
ィブな/クレジットを付与された巡回リストにある限
り、すなわち、1つのデータフローがアクティブでモー
ドGが再開されない限り、モードNGが実行される。
【0153】上記の第1の解決策、すなわち、タイムス
タンプの1つのソータがモードGとモードNGの両方に
使用され、データフローごとに、任意のサービス時間
に、1つのスケジューリングパラメータ、すなわち、予
約帯域幅スケジューリングパラメータまたは管理ウエイ
トスケジューリングパラメータだけがメモリ内で専ら使
用される解決策について説明する。そのような実施態様
では、1組のタイムスタンプパラメータにはフィルタリ
ング方法で十分である。実際、モードGでは、フィルタ
リングによって使用可能にされるのは保証帯域幅スケジ
ューリングパラメータを適当に有するデータフロー、す
なわち、利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達して
いないデータフローだけである。さらに、モードNGで
は、すべてのアクティブなデータフローが利用権限の与
えられた予約帯域幅割当に達しており、したがって、非
保証帯域幅スケジューリングパラメータを適当に有して
いるので、原則的にフィルタリングは不要である。これ
は、そのような実施態様では、2重モードスケジューラ
が、保証帯域幅割当を認可されるデータフローの場合の
予約帯域幅スケジューリングタイムスタンプパラメータ
と、非保証帯域幅割当を認可されるデータフローの場合
の管理ウエイトスケジューリングタイムスタンプパラメ
ータをメモリ内で専ら混合して扱う。
【0154】以上、本発明の原理を特定の装置に関連し
て説明してきたが、この説明は例にすぎず、首記の請求
の範囲に記載の本発明の範囲を限定するものでないこと
は明らかに理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロセッサを含むスケジューラを
示す図である。
【符号の説明】
Q1、Q2、Q8、Q9、Q16 バッファ待ち行列 BUF バッファ SEL セレクタ L 共通リンク P プロセッサ BW 共用帯域幅信号 CTRL コントローラ DET1 第1の決定装置 DET2 第2の決定装置 DET3 第3の決定装置 MEM メモリ P1 プロセッサ1 P2 プロセッサ2 C1、C2、C16 データフロー Q1、Q2、Q16 バッファ待ち行列 MCR1、MCR2、MCR16 予約帯域幅 R1、R2、R14 Rタイムスタンプ W1、W2、W16 調整可能な管理ウエイト U1、U2、U16 タイムスタンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・イルマ・アウフスト・バツリ ベルギー国、ベー−2820・ボンヘイデン、 ランヘ・フエルドストラート・5 (72)発明者 エマニユエル・デスメ ベルギー国、ベー−8400・オーステンデ、 トルホウトステーンベーク・196 (72)発明者 ヨハン・ハブリエル・アウフスト・フエル キンデレン ベルギー国、ベー−9000・ヘント、アンノ ンシアデンストラート・23

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通リンク(L)を介して伝送される複
    数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で、通信ネットワーク内の前記
    共通リンク(L)上の利用可能な帯域幅を共用する方法
    であって、前記方法が、プロセッサ(P)によって使用
    され、前記複数のデータフロー(C1、C2、...、
    C8、C9、...、C16)間で前記利用可能な帯域
    幅に含まれる予約帯域幅を共用するステップと、前記複
    数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)の各データフローに関連付けられ
    るそれぞれの未予約データパケット割当に従って前記複
    数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で、前記予約帯域幅を超えて前
    記利用可能な帯域幅に含まれる未予約帯域幅を共用する
    ステップとを含み、前記未予約帯域幅を共用する前記ス
    テップが、前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)の少なくと
    も1つのデータフロー(C2)にそれぞれの調整可能な
    管理ウエイトを関連付けるステップと、前記それぞれの
    調整可能な管理ウエイトに応じて前記少なくとも1つの
    データフロー(C2)に関連付けられる前記それぞれの
    未予約データパケット割当を決定するステップとを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサ(P)に結合されたバッ
    ファ手段(BUF)内に少なくとも1つのデータパケッ
    トを有する、前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)のアクティ
    ブなデータフロー(C2)として前記少なくとも1つの
    データフロー(C2)を決定するステップを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の利用可能な帯域幅を共用す
    る方法。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサ(P)が、受信したデー
    タパケットを記憶するバッファ手段(BUF)を制御
    し、予約帯域幅を共用する前記ステップが、各データフ
    ロー(C1、C2、...、C8、C9、...、)ご
    とに事前定義されかつ前記利用可能な帯域幅に含まれる
    予約帯域幅の量(MCR1、MCR2、...、MCR
    8、MCR9、...、MCR16)まで、保証帯域幅
    を共用する第1の処理から構成され、未予約帯域幅を共
    用する前記ステップが、それぞれの非保証帯域幅割当に
    従って、前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)間で非保証
    帯域幅を共用する第2の処理から構成され、前記非保証
    帯域幅が、前記予約帯域幅を超えて前記利用可能な帯域
    幅に含まれる未予約帯域幅と前記予約帯域幅の実際には
    未使用の部分とを含み、前記非保証帯域幅を共用する前
    記第2の処理が、前記それぞれの調整可能な管理ウエイ
    トを前記複数のデータフロー(C1、C2、...、C
    8、C9、...、C16)の少なくとも1つのデータ
    フロー(C2)に関連付ける処理を含み、前記それぞれ
    の非保証帯域幅割当が、前記少なくとも1つのデータフ
    ロー(C2)に関連付けられた前記それぞれの調整可能
    な管理ウエイトに応じて決定されることを特徴とする請
    求項1に記載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  4. 【請求項4】 各サービス時間で、前記複数のデータフ
    ロー(C1、C2、...、C8、C9、...、C1
    6)の少なくとも1つのアクティブなデータフローが、
    前記予約帯域幅のそれぞれの利用権限の与えられた予約
    帯域幅割当に達したか否かを決定するステップと、少な
    くとも1つのアクティブなデータフロー(C2)がそれ
    ぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達しない
    時に、利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達しない
    前記複数のアクティブなデータフローの1つ(C2)を
    選択し、それによって前記サービス時間で保証帯域幅を
    認可するステップと、前記複数のアクティブなデータフ
    ローの各データフローがそれぞれの利用権限の与えられ
    た予約帯域幅割当に達した時に、複数のアクティブなデ
    ータフローの1つ(C1)を選択し、それによって前記
    サービス時間で非保証帯域幅を認可するステップとをさ
    らに含むことを特徴とする請求項3に記載の利用可能な
    帯域幅を共用する方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)の各データ
    フローにそれぞれのサービス認可カウンタ(CT1、C
    T2、...、CT8、CT9、...、CT16)を
    関連付けるステップと、 事前定義された期間が開始するたびに、前記事前定義さ
    れた期間の予約帯域幅の対応する利用権限の与えられた
    サービス認可数に等しい、前記予約帯域幅(MCR2)
    から導出されたそれぞれの事前定義された初期クレジッ
    ト値(EGSG2)に前記サービス認可カウンタ(CT
    2)を初期化するステップと、 前記それぞれのサービス認可カウンタ(CT2)がそれ
    ぞれの事前定義された最終値に達するまで、前記サービ
    ス時間に処理されるデータフロー(C2)に関連付けら
    れているそれぞれのサービス認可カウンタ(CT2)
    を、各サービス時間毎に更新するステップと、 前記関連付けられたサービス認可カウンタが前記それぞ
    れの事前定義された最終値に達した時に、データフロー
    がそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達
    したことを検出するステップとをさらに含むことを特徴
    とする請求項3に記載の利用可能な帯域幅を共用する方
    法。
  6. 【請求項6】 可変長の完全なパケットを連続的に処理
    する場合、前記それぞれのサービス認可カウンタ(CT
    2)を更新する前記ステップが、処理されたパケットの
    長さに比例したサービス認可数をカウントすることによ
    って実行されることを特徴とする請求項5に記載の利用
    可能な帯域幅を共用する方法。
  7. 【請求項7】 前記事前定義された期間が、すべてのデ
    ータフローについて同じ継続期間を有することを特徴と
    する請求項5に記載の利用可能な帯域幅を共用する方
    法。
  8. 【請求項8】 前記同じ継続期間の事前定義された期間
    が、すべてのデータフローについて同期化され、その結
    果、事前定義された期間が開始するたびに、各データフ
    ロー(C2)の前記サービス認可カウンタ(CT2)を
    初期化するステップが、すべてのデータフロー(C1、
    C2、...、C8、C9、...、C16)のすべて
    のサービス認可カウンタ(CT1、CT2、...、C
    T8、CT9、...、CT16)について同時に実行
    されることを特徴とする請求項7に記載の利用可能な帯
    域幅を共用する方法。
  9. 【請求項9】 前記同じ継続期間の事前定義された期間
    が、すべてのデータフローについて同期化されず、その
    結果、事前定義された期間が開始するたびに、各データ
    フロー(C2)の前記サービス認可カウンタ(CT2)
    を初期化するステップが、すべてのデータフロー(C
    1、C2、...、C8、C9、...、C16)のす
    べてのサービス認可カウンタ(CT1、CT
    2、...、CT8、CT9、...、CT16)につ
    いて同時に実行されないことを特徴とする請求項7に記
    載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  10. 【請求項10】 前記事前定義された期間が、データフ
    ローごとに異なる場合がある特定の継続期間を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の利用可能な帯域幅を共
    用する方法。
  11. 【請求項11】 少なくともそれぞれのアクティブなデ
    ータフローが前記予約帯域幅のそれぞれの利用権限の与
    えられた予約帯域幅割当に達したか否かを決定する前記
    ステップが、共通保証帯域幅割当データフローカウンタ
    (GBSDFC)を含み、前記共通保証帯域幅割当デー
    タフローカウンタが、 事前定義された期間中に前記予約帯域幅の前記それぞれ
    の利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していない
    現在のアクティブなデータフローの数を記録するために
    使用され、 アクティブなデータフローが前記それぞれの利用権限の
    与えられた予約帯域幅割当に達するたびに、または前記
    それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていなくてもアクティブなデータフローが非アクティブ
    になるたびに、減分され、 データフローが以前アクティブでなくまだそれぞれの利
    用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していない間に
    アクティブになるたびに、またはアクティブなデータフ
    ローが以前それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅
    割当に達したと考えられていたがまだ前記それぞれの利
    用権限の与えられた予約帯域幅割当に達していないこと
    が新たに検出されるたびに、増分され、 それによって、前記各サービス時間で、前記共通カウン
    タが空でない時に利用権限の与えられた予約帯域幅割当
    に達していないアクティブなデータフローに保証帯域幅
    を認可するか、または前記共通カウンタが空の時にアク
    ティブなデータフローに非保証帯域幅を認可するかを示
    すことを特徴とする請求項4または5に記載の利用可能
    な帯域幅を共用する方法。
  12. 【請求項12】 各サービス時間で、処理すべき1つの
    データフローを適切に選択するために、前記選択ステッ
    プが、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていない少なくとも1つのアクティブなデータフローに
    ついて保証帯域幅スケジュールパラメータ(R)を決定
    し、それによって各データフローに前記各保証帯域幅ス
    ケジュールパラメータを提供し、各保証帯域幅スケジュ
    ールパラメータ(R)が前記予約帯域幅(MCR)に応
    じて決定されるステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    た少なくとも1つのアクティブなデータフローについて
    非保証スケジュールパラメータ(U)を決定し、それに
    よって各データフローに前記各非保証スケジューパラメ
    ータを提供し、各非保証スケジュールパラメータ(U)
    が前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)に応じ
    て決定されるステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローに保証帯域幅を認可
    する時に前記保証帯域幅スケジュールパラメータ(R)
    に基づいてスケジューリングを実行するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローに非保証帯域幅を認可する
    時に前記非保証スケジュールパラメータ(U)に基づい
    てスケジューリングを実行するステップと、 前記プロセッサ(P)が保証帯域幅認可信号または非保
    証帯域幅認可信号を受信すると、事前定義された規則と
    条件に従って、それぞれ、前記保証帯域幅スケジュール
    パラメータ(R2)の最小値を有するデータフローであ
    ることまたは非保証スケジュールパラメータ(U2)の
    最小値を有するデータフローであることが検出されたデ
    ータフロー(C2)を選択するステップをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載の利用可能な帯域幅を共
    用する方法。
  13. 【請求項13】 前記保証帯域幅スケジュールパラメー
    タ(R)がそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅
    割当に達していないデータフローにだけ使用され、前記
    非保証スケジュールパラメータ(U)がそれぞれの利用
    権限の与えられた予約帯域幅割当に達したデータフロー
    にだけ使用され、各データフローが任意の時点で前記保
    証帯域幅スケジュールパラメータ(R)または非保証ス
    ケジュールパラメータ(U)のいずれかであるただ1つ
    のスケジュールパラメータを専ら使用することによって
    スケジューリングされることを特徴とする請求項12に
    記載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  14. 【請求項14】 各サービス時間で、処理すべき1つの
    データフローを適切に選択するために、前記選択ステッ
    プが、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローの保証帯域幅データ
    フロー巡回リストを維持するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    た少なくとも1つのアクティブなデータフローについて
    非保証スケジュールパラメータ(U)を決定し、それに
    よって各データフローに前記各非保証スケジュールパラ
    メータを提供し、各非保証スケジュールパラメータ
    (U)が前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)
    に応じて決定されるステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローに保証帯域幅を認可
    する時に前記保証帯域幅データフロー巡回リストに基づ
    いてスケジューリングを実行するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローに非保証帯域幅を認可する
    時に前記非保証スケジュールパラメータ(U)に基づい
    てスケジューリングを実行するステップと、 前記プロセッサ(P)が保証帯域幅認可信号または非保
    証帯域幅認可信号を受信すると、事前定義された規則と
    条件に従って、それぞれ、前記保証帯域幅データフロー
    巡回リストの先頭のデータフローであることまたは前記
    非保証スケジュールパラメータ(U2)の最小値を有す
    るデータフローであることが検出されたデータフロー
    (C2)を選択するステップをさらに含むことを特徴と
    する請求項4に記載の利用可能な帯域幅を共用する方
    法。
  15. 【請求項15】 各サービス時間で、処理すべき1つの
    データフローを適切に選択するために、前記選択ステッ
    プが、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていない少なくとも1つのアクティブなデータフローに
    ついて保証帯域幅スケジュールパラメータ(R)を決定
    し、それによって各データフローに前記各保証帯域幅ス
    ケジュールパラメータを提供し、各保証帯域幅スケジュ
    ールパラメータ(R)が前記予約帯域幅(MCR)に応
    じて決定されるステップと、 前記複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、
    C9、...、C16)の各データフローにそれぞれの
    特別サービス認可カウンタ(ECT1、ECT
    2、...、ECT8、ECT9、...、ECT1
    6)を関連付けるステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    た各データフローの前記特別サービス認可カウンタを、
    前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)に比例す
    るそれぞれの事前定義された初期特別サービス認可クレ
    ジット値(NGSG)に初期化し、この初期化動作が、
    すべての前記特別サービス認可カウンタがそれぞれの事
    前定義された最終値に達するたびに実行されるステップ
    と、 各サービス時間で、前記サービス時間で処理されるデー
    タフロー(C2)に関連付けられているそれぞれの特別
    サービス認可カウンタ(ECT2)を、前記特別サービ
    ス認可カウンタ(ECT2)がそれぞれの事前定義され
    た最終値に達するまで更新し、特別サービス認可カウン
    タの可能な更新数の合計が前記関連付けられたデータフ
    ローの前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)に
    比例するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローの非保証帯域幅データフロ
    ー巡回リストを維持するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローに保証帯域幅を認可
    する時に前記保証帯域幅スケジュールパラメータ(R)
    に基づいてスケジューリングを実行するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローに非保証帯域幅を認可する
    時に前記非保証帯域幅データフロー巡回リストに基づい
    てスケジューリングを実行するステップと、 前記プロセッサ(P)が保証帯域幅認可信号または非保
    証帯域幅認可信号を受信すると、事前定義された規則と
    条件に従って、それぞれ、前記保証帯域幅スケジュール
    パラメータ(R2)の最小値を有するデータフローであ
    ることまたは前記非保証帯域幅データフロー巡回リスト
    の先頭のデータフローであることが検出されたデータフ
    ロー(C2)を選択するステップをさらに含むことを特
    徴とする請求項4に記載の利用可能な帯域幅を共用する
    方法。
  16. 【請求項16】 各サービス時間で、処理すべき1つの
    データフローを適切に選択するために、前記選択ステッ
    プが、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローの保証帯域幅データ
    フロー巡回リストを維持するステップと、前記複数のデ
    ータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)の各データフローにそれぞれの特
    別サービス認可カウンタ(ECT1、ECT
    2、...、ECT8、ECT9、...、ECT1
    6)を関連付けるステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    た各データフローの前記特別サービス認可カウンタを、
    前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)に比例す
    るそれぞれの事前定義された初期特別サービス認可クレ
    ジット値(NGSG)に初期化し、この初期化動作が、
    すべての前記特別サービス認可カウンタがそれぞれの事
    前定義された最終値に達するたびに実行されるステップ
    と、 各サービス時間で、前記サービス時間で処理されるデー
    タフロー(C2)に関連付けられたそれぞれの特別サー
    ビス認可カウンタ(ECT2)を、前記特別サービス認
    可カウンタ(ECT2)がそれぞれの事前定義された最
    終値に達するまで更新し、特別サービス認可カウンタの
    可能な更新数の合計が前記関連付けられたデータフロー
    の前記それぞれの調整可能な管理ウエイト(W)に比例
    するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローの非保証帯域幅データフロ
    ー巡回リストを維持するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    ていないアクティブなデータフローに保証帯域幅を認可
    する時に前記保証帯域幅データフロー巡回リストに基づ
    いてスケジューリングを実行するステップと、 それぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達し
    たアクティブなデータフローに非保証帯域幅を認可する
    時に前記非保証帯域幅データフロー巡回リストに基づい
    てスケジューリングを実行するステップと、 前記プロセッサ(P)が保証帯域幅認可信号または非保
    証帯域幅認可信号を受信すると、事前定義された規則と
    条件に従って、それぞれ、前記保証帯域幅データフロー
    巡回リストの先頭のデータフローであることまたは前記
    非保証帯域幅データフロー巡回リストの先頭のデータフ
    ローであることが検出されたデータフロー(C2)を選
    択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4
    に記載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  17. 【請求項17】 可変長の完全なパケットを連続的に処
    理する場合、前記それぞれの特別サービス認可カウンタ
    (ECT2)を更新する前記ステップが、処理されたパ
    ケットの長さに応じてサービス認可数をカウントするこ
    とによって実行されることを特徴とする請求項15また
    は16に記載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  18. 【請求項18】 前記それぞれのサービス認可カウンタ
    (CT)がそれぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅
    割当に達していないデータフローにだけ使用され、前記
    それぞれの特別サービス認可カウンタ(ECT)がそれ
    ぞれの利用権限の与えられた予約帯域幅割当に達したデ
    ータフローにだけ使用され、それぞれの利用権限の与え
    られた予約帯域幅割当に達していないデータフローのた
    めの前記それぞれのサービス認可カウンタ(CT)の働
    きをするか、またはそれぞれの利用権限の与えられた予
    約帯域幅割当に達したデータフローのための前記それぞ
    れの特別サービス認可カウンタ(ECT)の働きをする
    各データフロー(C)に関連付けられたただ1つのカウ
    ンタ手段が使用されることを特徴とする請求項15また
    は16に記載の利用可能な帯域幅を共用する方法。
  19. 【請求項19】 共通リンク(L)を介して伝送される
    複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で、通信ネットワーク内の前記
    共通リンク(L)上の利用可能な帯域幅を共用するプロ
    セッサ(P)であって、前記プロセッサ(P)が、前記
    複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)の各データフローに関連付けられ
    ているそれぞれの予約データパケット割当に従って、前
    記複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で前記利用可能な帯域幅に含ま
    れる予約帯域幅を共用する第1の処理手段(P1)と、
    前記複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、
    C9、...、C16)の各データフローに関連付けら
    れているそれぞれの未予約データパケット割当に従っ
    て、前記複数のデータフロー(C1、C2、...、C
    8、C9、...、C16)間で、前記予約帯域幅を超
    えて前記利用可能な帯域幅に含まれる未予約帯域幅を共
    用する第2の処理手段(P2)とを含み、前記プロセッ
    サ(P)が、前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)の少なくと
    も1つのデータフロー(C2)に調整可能な管理ウエイ
    トを関連付ける関連付け手段(MEM)を含み、前記第
    2の処理手順(P2)が、前記それぞれの調整可能な管
    理ウエイトに応じて前記少なくとも1つのデータフロー
    (C2)に関連付けられた前記それぞれの未予約データ
    パケット割当を決定する第2の決定手段(DET2)を
    含み、前記プロセッサ(P)が、前記第1の処理手段
    (P1)と前記第2の処理手段(P2)とを制御し、前
    記それぞれの予約データパケット割当と前記それぞれの
    未予約データパケット割当の尺度である共用帯域幅信号
    を提供する制御手段(CTRL)をさらに含むことを特
    徴とするプロセッサ(P)。
  20. 【請求項20】 前記プロセッサ(P)に結合されたバ
    ッファ手段(BUF)内に少なくとも1つのデータパケ
    ットを有する、前記複数のデータフロー(C1、C
    2、...、C8、C9、...、C16)のアクティ
    ブなデータフロー(C2)として前記少なくとも1つの
    データフロー(C2)を決定する第3の決定手段(DE
    T3)をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載
    の利用可能な帯域幅を共用するプロセッサ(P)。
  21. 【請求項21】 前記第1の処理手段(P1)が、前記
    各データフローに関連付けられている最低データパケッ
    ト速度に応じて前記それぞれの予約データパケット割当
    を決定し、前記各データフローごとに最低保証帯域幅を
    保証する第1の決定手段(DET1)を含み、前記最低
    保証帯域幅が前記第1の処理手段(P1)によって守ら
    れる場合に前記第2の処理手段(P2)を作動させるた
    めに前記制御手段(CTRL)がさらに含まれることを
    特徴とする請求項19に記載の利用可能な帯域幅を共用
    するプロセッサ(P)。
  22. 【請求項22】 前記プロセッサ(P)が非同期転送モ
    ード通信システムで保証フレーム速度サービスをサポー
    トすることを特徴とする請求項19に記載の利用可能な
    帯域幅を共用するプロセッサ(P)。
  23. 【請求項23】 可変長パケット通信システムをサポー
    トすることを特徴とする請求項19に記載の利用可能な
    帯域幅を共用するプロセッサ(P)。
  24. 【請求項24】 共通リンク(L)を介して伝送される
    複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で、通信ネットワーク内の前記
    共通リンク(L)上の利用可能な帯域幅を共用するスケ
    ジューラであって、前記スケジューラが、関連付けられ
    たデータフローに従って前記スケジューラの少なくとも
    1つの入力に供給される前記複数のデータフロー(C
    1、C2、...、C8、C9、...、C16)の着
    信データパケットを、バッファ手段(BUF)に含まれ
    前記複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、
    C9、...、C16)の1つのデータフローにそれぞ
    れ関連付けられた複数のバッファ待ち行列(Q1、Q
    2、...、Q8、Q9、...、Q16)にソート
    し、それによって複数のソートされたデータパケットを
    提供するためのバッファ手段(BUF)と、1つのソー
    トされたデータパケットを前記共通リンク(L)上で伝
    送するために前記複数のソートされたデータパケットの
    1つを選択するための選択手段(SEL)を含み、前記
    スケジューラが請求項19、20、21のいずれか一項
    に記載のプロセッサ(P)をさらに含み、前記共用帯域
    幅信号に従って前記選択を制御するために前記プロセッ
    サ(P)が前記選択手段(SEL)に結合されることを
    特徴とするスケジューラ。
  25. 【請求項25】 共通リンク(L)を介して伝送される
    複数のデータフロー(C1、C2、...、C8、C
    9、...、C16)間で、通信ネットワーク内の前記
    共通リンク(L)上の利用可能な帯域幅を共用するイン
    テリジェントバッファであって、前記インテリジェント
    バッファが、前記インテリジェントバッファの少なくと
    も1つの入力に供給される前記複数のデータフロー(C
    1、C2、...、C8、C9、...、C16)の1
    つのデータフローの着信データパケットを受け入れるか
    廃棄するかを決定し、それによって前記着信データパケ
    ットが受け入れられた場合に受け入れられたデータパケ
    ットを提供するための決定手段を含み、前記受け入れら
    れたデータパケットを記憶し、前記受け入れられたデー
    タパケットを前記共通リンク(L)上で伝送するために
    バッファ手段が前記決定手段に結合され、前記インテリ
    ジェントバッファが請求項19、20、21のいずれか
    一項に記載のプロセッサ(P)をさらに含み、前記共用
    帯域幅信号に従って前記決定を制御するために前記プロ
    セッサ(P)が前記決定手段に結合されることを特徴と
    するインテリジェントバッファ。
  26. 【請求項26】 請求項19に記載の少なくとも1つの
    プロセッサ(P)を含むことを特徴とする通信システ
    ム。
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