JP2000151492A - 独自なスポットビ―ムアンテナを用いる改善された衛星通信システム - Google Patents

独自なスポットビ―ムアンテナを用いる改善された衛星通信システム

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JP2000151492A
JP2000151492A JP11260578A JP26057899A JP2000151492A JP 2000151492 A JP2000151492 A JP 2000151492A JP 11260578 A JP11260578 A JP 11260578A JP 26057899 A JP26057899 A JP 26057899A JP 2000151492 A JP2000151492 A JP 2000151492A
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satellites
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Eric G Butte
ジー. ビュート エリック
Randall D Tyner
ディー. タイナー ランドール
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Space Systems Loral LLC
Loral Space Systems Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/1851Systems using a satellite or space-based relay
    • H04B7/18515Transmission equipment in satellites or space-based relays

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  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数スポットビームが異なるサイズと、円形及
び楕円形等異なる形状を有する衛星通信システムを提供
する。 【解決手段】各衛星が地表上に複数のビームを提供し、
個々位置が該複数のビームのうちの1つの内に位置し、
複数の衛星の1つに向けてアップリンク信号を送信す
る。各衛星は、地上局から複数のアップリンク信号を受
信する複数の受信機と、受信アップリンク信号を1つの
送信周波数の複数のダウンリンク信号に変換する変換器
と、複数のチャネル増幅器と、対応するアップリンク信
号と同じビーム内に複数のダウンリンク信号を送信する
複数の送信器とを含む。複数のビームは、異なるサイズ
並びに円及び楕円を含む形状の少なくとも1つを有し、
地表上の少なくとも一定部分に亘って非接触である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信システム
に関し、特に、特定のビーム内に位置する幾つかの地上
局送信機からアップリンク信号を受信し、受信アップリ
ンク信号を周波数シフトし、該特定のビームと同じ内に
位置する受信機に向けて再送信する衛星通信システムに
関する。
【0002】
【発明の背景】地球上の受信機にテレビ信号を放送する
為に静止軌道の衛星を使用することは、従来技術であ
る。例えば次の2つの刊行物が参照され得る。即ち、
W.リービッシュ、他による「高電力装置及び12GH
zDBSのリピータサブシステムに関する飛行ハードウ
ェアの試験結果」 86−0646AIAA、266頁
乃至274頁、1986年、及びクリーブ、他による
「ドイツ直接送信通信衛星TV−SATの温度制御シス
テム」AIAA第8回通信衛星カンファレンス、198
0年4月20日乃至24日である。
【0003】広域の地理上エリアに亘って広がった地球
上の受信機に向けて、例えばテレビサービスを提供する
高性能の衛星通信システムの設計においては、幾つかの
問題が存在する。現状及び人口動態に従う視聴者市場に
係わる幾つかの地上局の各々はアップリンク信号を送信
する。この信号は、静止軌道衛星の如き衛星により受信
され、1つ以上のトランスポンダチャネルを介して、地
上局によりサービスされる地域内のテレビ受信機に向け
て送信される。例えば、1つの地上局はニューヨークシ
ティー地域をサービスし、他の地上局はセントルイス地
域をサービスし、一方、更なる他の地上局はソルトレー
クシティー地域をサービスする。各地上局は、1つ以上
のテレビチャネルを提供し、特定の衛星ビームの内に位
置するように考慮される。1つ以上の地上局は特定のビ
ームによりサービスされる。
【0004】かようなシステムにおいて認められるよう
に、各サービス地域の規模によりダウンリンク電力要求
は著しく異なる。即ち、地上におけるRF電力の所定量
に対する衛星の送信器電力は、狭域ビームの場合よりも
広域ビームの場合においてより要求されるということで
ある。更に、サービスされる地上局の総数を最大化する
為に、衛星は、相当数の受信器を必要とするのみなら
ず、通常進行波管増幅器(TWTA)により実現される
ダウンリンク増幅器をやはり相当数必要とする。加え
て、送信電力を制御し得る程度の容量を確保し、通常は
降雨減衰として起こる局所的な信号障害を補償すること
が重要である。この信号障害は、他の場所で発生しなく
とも、ある場所において所与の時刻において経験され
る。
【0005】1つのダウンリンクビームに関して、トラ
ンスポンダチャネルの利得及びRF電力の制御を1つの
地上局により提供する技術は知られているが、ダウンリ
ンクビームについて異なるトランスポンダチャネルの利
得及びRF電力の制御を多重の地上局により提供する技
術は知られてはいない。従来技術に従って図1を参照す
ると、衛星通信システムは、同じ又は異なるビーム内に
位置する地上局(GS)から別々の信号を各々受信する
別個のTWTA2を使用する衛星1を有している。例え
ば、第1ビーム (beam #1) は4つの地上局(GS1
−GS4)を含み、一方、第2ビーム(beam #2) は6
つの地上局(GS1−GS6)を含んでいる。各地上局
の信号は、概ね増幅器4及びTWTA2として示される
チャネル増幅器回路を含む別々の衛星トランスポンダチ
ャネルを経由している。各チャネル増幅器4は、関係す
る地上局により、利得及び/又はRF電力が別々に制御
される。地球上の受信機へスポット即ち局所ビームでダ
ウンリンクとして送信される前に、各ビームに対応する
TWTA2の出力は出力マルチプレクサ(OMUX)3
にて合成される。
【0006】この従来のアプローチは、各トランスポン
ダチャネルが通常異なるRF電力要求条件を有すること
から、電力及びTWTAの浪費であることが理解される
はずである。もし1つのタイプ(例えば60WTWT
A)のTWTA又は2つのタイプ(例えば60W及び1
20W)のみを使用することが要求されるのならば、1
0WのRF電力しか要求しないトランスポンダチャネル
が、50WのRF電力を要求する他のトランスポンダチ
ャネルよりも低効率にて、そのTWTAを使用すること
になる。
【0007】更に従来技術に従えば、単一サイズのスポ
ットビームが米国本土(CONUS)に亘って接触する
ようにして提供される。変形例としては、H.A.ロー
ゼンに付与された「周波数再使用を行う衛星通信システ
ム」と題する米国特許第4,819,227号により例示される
ように、2ウェイ衛星通信システムが接触するゾーン様
式にてスポットビームを使用することが出来る。一般的
に、従来技術は要求性能を得る為に単一サイズのビーム
を使用し、より多くの衛星又はより大きいスポットビー
ムの間隔の何れかを、要求する。従来技術は、同様に、
CONUSエリアに亘って飛び越し走査(interlace)
されるより多くのアンテナをより大きいフィード(fee
d)間隔で使用し、従って、衛星に対してより大きい面
積をサポートすることを要求する。
【0008】トランスポンダチャネルの総数と同じ位の
多くの受信機を、即ちフィード/ビームの数と同じ位の
多くを備え、接続されたトランスポンダチャネル、即ち
フィード/ビームを適当なダウンリンクチャネル周波数
に変換する受信機を有する必要があることが、従来技術
からまた知られている。図3を参照すると、従来技術
は、1つのトランスポンダに対して単一の受信機7を、
或いは1つのフィード又はビームに対して単一の受信機
7の何れかを使用するシステムを教示している。図1の
場合と同様に、各GSの信号は、別々の地理的なエリア
(例えば、異なる都市エリアに位置する地上局)から発
生する。
【0009】図1の場合にも認められるように、従来技
術のアプローチは、衛星電力消費、重量、及び/又はペ
イロード利用に関して効率的なものではない。
【0010】
【発明の目的及び利点】本発明の第1の目的と利点は、
複数のスポットビームが異なるサイズと、円形及び楕円
形を含む異なる形状とを有する改善された衛星通信シス
テムを提供することである。本発明の他の目的と利点
は、通信衛星のペイロードが、多様なサイズのスポット
ビームを提供する複数のアンテナを含む改善された衛星
通信システムを提供することである。
【0011】本発明の更なる目的と利点は、複数の通信
衛星の各々が、複数の地球上の領域に選択的にサービス
する多様なサイズ且つ多様な形状のスポットビームを提
供する複数のリフレクタアンテナを有する通信衛星ペイ
ロードを含む改善された衛星通信システムを提供するこ
とである。
【0012】
【発明の概要】本発明の実施例に従った方法及び装置に
より、前出及び他の問題は克服され、その目的と利点が
実現される。本発明に従えば、デジタルテレビデータの
如きデジタルデータを、多重地上局から単一のビーム即
ち局所ビームにて配信する衛星通信RF電力制御システ
ムが提供される。
【0013】本発明の教示に従えば、多様なアンテナス
ポットビームのパターンを介して、スポットビーム内の
地上局から同じスポットビーム内に向けて、一方通行
で、デジタルデータを配信する衛星通信システムを使用
する能力が提供される。該パターンは、異なるサイズの
スポットビームからなるバリエーションを用いるが、各
ビームは、非円形又は円形の何れか或いはこれら両方の
形状を組み合わせた形状を有し、地理上のサービスエリ
アを完全にカバーする。従って、このタイプのサービス
は、市場、人口動態、言語等の差異を収容し得るもので
ある。
【0014】非円形(例えば楕円形)と円形との異なる
サイズのビームによる組み合わせは、非接触のパター
ン、即ち非接触のゾーンを形成するのに用いられ、これ
により強化されたビーム間分離を提供する。本発明の利
用例では、単一又は複数の静止軌道上の2つの衛星によ
り、ニールセン社の米国本土の視聴者市場エリア(以
下、DMAと称する)の全てのエリアのカバレージを提
供する能力がある。この技術は、スポットビームの配置
に関して従来の接触アプローチに比して、アンテナ及び
衛星の最小限のセットにより所与の帯域幅の周波数再利
用を改善するものである。好ましい実施例においては、
2つの衛星が単一の静止軌道上約0.2度の経度内にあ
り、2つの衛星間の位置のスポットビームを交互に使用
して、DMAの全てのエリアをカバーするのに用いられ
る。各衛星は、単一の偏波且つ他の衛星にとって反対の
偏波にてアップリンクを行う。各衛星のダウンリンク偏
波は該アップリンクと反対の偏波である。
【0015】この2つの衛星による構成は、全て異なる
サイズの非円形スポットビーム及び全て異なるサイズの
円形スポットビーム、或いは異なるサイズの非円形及び
円形スポットビームの形状の組み合わせのうちの何れか
を使用することができ、DMAの全てのエリアをカバー
する。本発明は、静止軌道上の複数の衛星を含む衛星通
信システムであり、各衛星は、地表面上に複数のビーム
を提供し、複数の地上局が、その個々の位置が該ビーム
の1つの内にある該衛星の1つに向けてアップリンク信
号を送信する。各衛星は、地上局から複数のアップリン
ク信号を受信する複数の受信機と、受信アップリンク信
号を1つの送信周波数の複数のダウンリンク信号に変換
する変換器と、複数のチャネル増幅器と、対応するアッ
プリンク信号と同じビーム内に前記複数のダウンリンク
信号を送信する複数の送信器とを含む。本発明に従え
ば、該ビームは、異なるサイズ並びに、楕円の如き円及
び非円形を含む形状の少なくとも1つを有し、CONU
Sの如き地表上の少なくとも一定部分に亘って非接触且
つ非オーバラップの状態をなしている。各衛星は、該ビ
ームを送信及び受信する複数の異なるサイズのリフレク
タアンテナを含む。第1の衛星に向けたアップリンクビ
ームは第1偏波を、そのダウンリンクビームはこれに反
対の第2偏波を形成し、そして、第2衛星へのアップリ
ンクビームは第2の偏波を、そのダウンリンクビームは
第1偏波を形成する。
【0016】好ましい実施例において、アップリンク及
びダウンリンクは、デジタルテレビ信号の如きデジタル
データを含む。この場合、スポットビームの個々は、テ
レビ視聴者市場エリアの所定の1つをカバーする。
【0017】
【実施例の詳細な説明】本発明を実現する上で適当な静
止軌道の衛星10を示すものとして、図6及び図7を参
照し得る。以降の記述において、かような2つの衛星が
共に使用され、米国本土(図11及び図12を参照)の
みならず、ハワイ及びアラスカの局所的領域に対して直
接のデジタルテレビカバレージを提供するものとする。
しかし、本発明の教示は、デジタルテレビ信号を提供す
ることに限定されるものではなく、どのデジタルデータ
を提供する場合にも使用される得るもので、デジタル化
された音声、ファクシミリ、ポケットベル、インターネ
ットパケットを含むコンピュータデータに限定されるも
のではないことは、最初において認識されるべき点であ
る。また、本発明の教示は、2つの衛星の使用に限定さ
れるものでなく、この数以上又は以下の衛星が使用し得
るものであり、そればかりか、例えばビームの周波数及
び/又は数、以降に示されるところのサイズ及び/又は
形状に限定されるものではない。本発明の教示は、更
に、トランスポンダ又はチャネル増幅器の特定の数、或
いはアンテナ、偏波、又はTWTAの如き高電力増幅器
(HPA)等々の特定のタイプに限定されないことが意
図されている。
【0018】図6及び図7において、衛星10は、母体
12及びソーラセルアレイ14を含む。Ka帯、Ku帯
又はC帯のTWTAの如き複数の直接放射TWTA16
が、衛星母体12にマウントされている。Ka帯の場
合、1衛星当たり3つのアンテナが使用され、スポット
ビームを生成する。即ち、0.35度ビーム幅スポット
ビームを生成する3m口径のグレゴリアン形状のTX/
RCVアンテナ18と、0.5度ビーム幅スポットビー
ムを生成する2.1m口径オフセットフィードTX/R
CVアンテナ20と、0.7度ビーム幅スポットビーム
を生成する1.5m口径オフセットフィードTX/RC
Vアンテナ22とである。3m口径アンテナ18に対し
て自動追尾を提供する旋回操縦可能なサブリフレクタ1
8Aにより、アンテナ指向化機構24が提供される。そ
の他のアンテナとしては、高精細テレビ(HDTV)用
の2つのグレゴリアン形状アンテナ26A、26B、同
様に地上制御系への定常的アクセスを提供する1つのグ
レゴリアン形状アンテナ26Cが含まれる。アンテナ2
6A乃至26Cは、本発明にとって密接な関係がある訳
ではなく、これ以上の子細については示されない。各ア
ンテナは、好ましくは、極小の指向誤差を提供する為に
自動追尾化される。
【0019】グレゴリアンアンテナに関して説明された
が、アンテナはカセグレンアンテナによっても同様に実
現され得る。一般的にグレゴリアン又はカセグレンアン
テナの使用が好ましく、サイドローブ高分離性で以てよ
り大きい走査能力を提供する。その直径との焦点距離の
比 (F/D) は、約2から3の範囲にあるのが好まし
い。更に、円形アンテナとして示されているが、1つ以
上のアンテナ18、20又は22は楕円形の如き非円形
形状でも良く、地表上に非円形のビームを提供し得るこ
とが評価される。
【0020】0.35度ビーム幅の3m口径Ka帯アン
テナ18は衛星10の東面に配置され、主リフレクタよ
りも軽量且つ旋回操縦が容易であることから、サブリフ
レクタ18Aがこの大型アンテナの為に使用される。サ
ブリフレクタ18Aは付随的な利益を提供する。例え
ば、送信及び受信ビームは同じ照準を有しているが、単
純なオフセットリフレクタが使用された場合には小さな
オフセットを生じる。これは小さいビームにとって特に
重要である。11個のビームがLHCP衛星の3m口径
アンテナ18から発生され、一方、RHCP衛星の3m
口径アンテナは12個のビームを発生する。アンテナ1
8は、CONUSの最南端の部分に照標合わせされ、多
降雨地域における走査損失を最小化せしめる。該ビーム
の間隔の取り方としては、2λ以上のフィードの使用を
可能とする。このフィード直径は、こぼれ信号損失及び
サイドローブのレベルを低減する。
【0021】Ka帯の2.1m口径0.5度ビーム幅ア
ンテナ20及び1.5m口径0.7度ビーム幅アンテナ
22は、衛星10の西面に並置される。これらのアンテ
ナには展開を行う為に2軸ジンバル機構が使用される。
サブリフレクタ20A及び22Aが上述のように備えら
れる。示された非限定的な実施例において、LHCP衛
星は、10個の0.5度幅ビームを有し、RHCP衛星
は11個のビームを有する。1.5m口径0.7度ビー
ム幅アンテナは、LHCP衛星において9つの米国本土
ビーム及びハワイビームを生成する。RHCP衛星の
0.7度ビーム幅アンテナは、8つのCONUSビーム
を生成する。アラスカビームは、2つのフィードを使用
してこのアンテナから生成されても良い。
【0022】1つ実施例において、このシステムは、K
a帯の周波数幅700MHzを、アップリンクに29.
3−30GHz、及びダウンリンクに19.5−20.
2GHzとして使用する。周波数プランでは、26MH
zトランスポンダ46個、即ち各偏波当たり23個を提
供する。HDTVシステムは、12個のトランスポンダ
を使用し、一方SDTVシステムは34個のトランスポ
ンダを使用する。これらのスポットビームは、偏波によ
って2つの衛星に分配される。衛星1は、149個のト
ランスポンダにて31個の左旋円偏波(LHCP)ビー
ムを処理し、一方衛星2は、145個のトランスポンダ
にて32個の右旋円偏波(RHCP)ビームを処理す
る。
【0023】図9及び図10を参照すると、リピータは
単一コンバージョン構成である。30GHzのアップリ
ンク(異なるサイズの37個のビーム)が,低雑音増幅
器(LNA)30により増幅され、入力ハイブリッド3
2を通して受信機34に印加される。該アップリンクは
増幅され、9.8GHz局部発振器(LO)により20
GHz帯にダウンコンバートされる。各ビームからの信
号は、入力マルチプレクサ36において分離され、チャ
ネル増幅器38に印加され、更に出力ハイブリッド40
に印加される。各ビームのトランスポンダは、2.5d
Bから3dBの出力バックオフ(back off)にて動作す
る高電力線形化TWTA42においてグループ状で増幅
される。ビームが数個のトランスポンダしか必要とせず
低電力しか要求しない場合においては、2つのビームか
らの信号は、同じTWTAにより増幅されて、出力マル
チプレクサ46にて分離される。単一120W及びデュ
アル(並列化)120WのTWTA42及び46が備え
られる。
【0024】この構成アプローチは、ペイロード、重量
及び複雑さを最小化している。もし個々の受信機が各ビ
ームについて使用されるならば、入力マルチプレクサ
は、30個又は31個の受信機の代わりに11個の受信
機のみを使用して、アップリンクが受信されるようにし
ている。グループ単位で各ビームからの信号を処理する
ことにより、より僅かのフィルタとチャネル増幅器が要
求されるにすぎない。1つの単一サイズTWTA(例え
ば120W)の使用が大型冗長リング(ring)構成の使
用を可能とし、信頼性を改善している。TWTAは、直
接放射コレクタ(DRC)構成であり、これは、半分以
上の温度散逸を衛星本体の代わりに宇宙空間放射により
行い、衛星の温度設計を大きく単純化している。
【0025】各チャネル増幅器38は定格50dBの利
得を提供するのが好ましい。出力レベルは、例えば、
0.5dB刻みで例えば6dB迄制御指示可能であっ
て、TWTA42、44への駆動を精確に設定し得るも
のである。出力リニアライザ41は、TWTA出力バッ
クオフとして約2dBから約3dBの範囲で最適化され
るのが好ましい。該TWTAは2つのTWTに対して1
つのEPCを使用する。これは、2つ以上のTWTAが
結合され(並列化)高電力モードにおいて動作している
場合に、優れた位相追従性能を与える。この点、本出願
人に共通に譲り受けられたランドール D.タイナー、
他による「温度放射パネルを電気的に接続して含む信号
変換及び増幅システム」と題する米国特許第5,64
9,310号が参照され得る。この開示は、本願に全体
として組み入れられている。
【0026】本発明の特徴に従い図2を参照すると、デ
ジタルテレビデータの如きデジタルデータを、多重地上
局から単一のスポット即ち局所ビームにて配信する衛星
通信RF電力制御システムが提供されている。スポット
即ち局所ビーム内の各地上局は、それらのトランスポン
ダチャネル、即ちチャネルに対して、別々且つ個々にR
F電力の制御機能を有する。個々の地上局の為のRF電
力制御は、スポット即ち局所ビーム内の降雨減衰に従っ
てダウンリンク電力の調整をすることを可能としてい
る。即ち、他のトランスポンダチャネルとの合成及び単
一コモンTWTA又は多重並列化TWTAによる増幅前
に、電力調整が特定のトランスポンダチャネルに対して
実行される。電力制御コマンドは、例えば図6において
示されるグレゴリアン形状アンテナ26Cに対して使用
する目的で準備された特定の制御チャネルで衛星に送ら
れ得る。
【0027】図2において、図1の例示的な従来技術の
構成が、ビーム♯1に対する利得制御チャネル増幅器回
路4と、ビーム♯2に対する利得制御チャネル増幅器回
路4とを合成するハイブリッド合成器5に組み込まれる
ように改変されている。合成された出力はバッファ処理
され、TWTA2に印加される前に、リニアライザ6に
より線形化される。各ハイブリッド5及びTWTA2に
割り当てられる地上局は、最悪ケースの最大電力が、チ
ャネル化されたビームを収容し得る電力を超えないよう
に選択される。他の一例として、ビーム♯1に対するG
S1乃至GS4の周波数を30.3、 30.2、 2
9.9 及び 29.8 GHzとし、TWTA2に印加
されるダウンコンバートされた信号の周波数を20.
3、 20.2、 19.9 及び 19.8 GHzとす
ることができる。TWTAの帯域幅は、少なくとも50
0MHzで良い。
【0028】リニアライザ6は製造上従来技術で良い
が、好ましくはTWTA電力雑音比(NPR)を最大化
するように選ばれる。NPRが増えると、TWTAの線
形性は向上し、望ましくない混変調歪が減少する。各地
上局は、生じるダウンリンクを監視することが出来て、
降雨の如き信号障害に対して補償することができる。ア
ップリンクをダウンリンクよりも高い周波数としたと
き、雨の効果は、ダウンリンクよりもアップリンクの場
合の方がシビアになる。しかし、各地上局は、合成及び
電力増幅の前に、それ自身のビームの利得調整を別々に
行うことが可能であり、これによりTWTA2により増
幅されている他のビームの電力に影響を与えることはな
い。
【0029】図1のOMUX3を取り除き、これらの通
常非効率な部品における直流電力損失を除去し得ること
が同様に留意される。本発明の特徴の利用は、従って、
割り当てられたトランスポンダチャネルを割り当てられ
た多重地上局が、近隣の地上局の信号に対して最小限の
効果の下で、割り当てられたスポット即ち局所ビームに
対するRF電力及び利得制御を行うことを可能としてい
る。本発明の衛星通信システムにおいては、地上局と衛
星との間で利得量及び電力の分配制御が行われる。所与
のスポット即ち局所ビームについて、悪化状態下でもT
WTAの能力を超えることなく、コモンTWTAを共用
し得る所定の幾つかの地上局が決定され、各地上局に対
して別々のチャネル増幅器を割り当てることによりなさ
れる。チャネル増幅器出力の和は、コモンTWTA又は
多重並列化TWTAを駆動するコモンリニアライザに印
加される。この技術は、単一タイプ及びサイズのTWT
Aが所与の衛星に使用されることを可能とし、これによ
り、コスト及び複雑性のみならず電力消費を低下せしめ
ている。
【0030】この実施例において、非線形システムにお
ける多重トランスポンダチャネルの解析は、多重地上局
の各々に対して使用し得るトランスポンダの数を決定す
る為に実行される。この場合、各地上局は、線形化TW
TA又は多重並列化TWTAを1つのビームへと駆動す
るそれら自身の為の衛星チャネル増幅器を有する。この
技術は、従って、衛星の電力及び温度効率に直接影響を
与え得る出力マルチプレクサの損失を更に除くものであ
る。
【0031】本発明の例は、デジタルテレビデータの如
きデジタルデータを異なる形状及びサイズの多重ビーム
を使用し配信する方法であり、静止軌道上の多重衛星を
使用して、視聴者市場エリア(DMA)を完全にカバー
且つサービスする方法である。各スポットビームは、多
重の地上局を含むことが出来る。各地上局は、多重のト
ランスポンダチャネルが割り当てられ得て、トランスポ
ンダチャネルの電力又は利得を調整する能力がある。各
地上局にチャネル増幅器を割り当てることにより、多重
の地上局は、TWTA又は多重並列化TWTAを共用す
ることが出来る。
【0032】更なる特徴として、本発明は、ペイロード
システムの受信機の数及び直流電力消費を低減する衛星
通信ペイロード構成を教示している。この構成は、多重
スポット即ち局所ビームから到来する信号を合算する入
力マルチプレクサを使用し、一方、この合算行程におい
て、同じ入力マルチプレクサに同じトランスポンダチャ
ネルの使用を避けるように選択することによりなされ
る。この合算された出力は単一の受信機に取り入られ
る。
【0033】図4を参照すると、図10の実施例は、最
初にアップリンク信号を合成するのに用いられる入力マ
ルチプレクサ(IMUX)8を、多重アップリンクをサ
ービスする単一の受信機7に備えるように改変され得
る。図5は、図4のIMUX8をより詳細に示してい
る。各IMUX8は、出力点がn:1ハイブリッド合成
器に接続される4つの帯域通過フィルタ8A乃至8Dと
して示される複数の共振フィルタからなることが分か
る。その効果は、n個の狭帯域幅を合算し、異なる周波
数フィードを1つのより広い帯域幅の出力信号と成すこ
とである。帯域通過フィルタ8A乃至8Dの特性は、近
接するチャネル帯域を遮断するように選択され、ハイブ
リッド8Eは、入力フィードの帯域幅を収容し得る十分
な帯域幅を有するように選択される。
【0034】他の一例として、Ka帯の場合、500M
Hzの全スペクトルは、27MHzのチャネルに分割さ
れる。IMUX8の帯域通過フィルタの各々は、27M
Hzのチャネルの1つについて最適動作するようにさ
れ、受信機/ダウンコンバータ7は500MHzの帯域
幅を有する。本発明のこの特徴は、従って、図3の個々
の受信機よりかなり小型且つ廉価な入力マルチプレクサ
8の使用を可能としている。入力マルチプレクサ8の単
一の1つは多重ビーム及び/又はフィードを、単一の受
信機7に合算入力する。従って、所与のペイロードの機
構に要求される受信機の数を著しく低減する。単一の受
信機7は、好ましくは線形領域にて動作するように構成
され、チャネル間干渉、及び3次混変調歪みを最小化せ
しめている。単一の受信機7は本発明の目的に資するも
のであり、発生された局部発振器信号により動作するダ
ウンコンバージョンミキサ回路に給電する低雑音増幅器
(LNA)を含む。更に、受信機7は多重に合成された
入力の帯域幅要求条件を収容し得るに十分な帯域幅を有
する。
【0035】本発明の使用例は、異なる形状及びサイズ
の多重スポットビームを使用してデジタルデータを配布
する独自の方法であり、静止軌道上の多重の衛星を使用
して、ニールセン社の合衆国の視聴者市場エリア(DM
A)を完全にカバーし且つサービスするものである。各
スポットビームは、割り当てられたトランスポンダのセ
ットを有し、1つ以上のスポットビームに割り付けられ
たトランスポンダは、多重化され同じ単一の受信機に合
算入力される。この通信ペイロードのシステム構成は、
従来技術に従って設計されたペイロードのシステムに比
較して、要求される受信機7の数を著しく低減する。
【0036】ここで、図11及び図12を参照すると、
本発明の更なる特徴は、多様なアンテナスポットビーム
パターンを介して、スポットビーム内の地上局からデジ
タルデータを、ワンウェイにて同じスポットビーム内へ
と配信する衛星通信システムを使用する能力である。該
パターンは、多様な異なるサイズのスポットビームであ
り、各々は、楕円形の如き非円形、又は円形状、又は両
形状の組み合わせの何れかを使用し、サービス対象の全
地理的エリアをカバーする。このタイプのサービスは、
従って、市場、人口動態、言語、等々の差異を収容し得
るものである。
【0037】異なるサイズの非円形及び円形スポットビ
ームの組み合わせは、本発明の実施例において使用さ
れ、非接触ゾーンからなる非接触パターンを形成するの
に用いられ、これにより、増強されたビーム間分離を提
供している。本発明の利用の例は、図8に示されるよう
に、単一又は多重の静止軌道上の2つの衛星により、米
国本土のニールセン社の視聴者市場エリアのカバレージ
を提供する能力を示している。この技術は、スポットビ
ーム配置に対する従来の接触アプローチに比して、所与
の帯域幅の周波数再利用を最小のアンテナ及び衛星のセ
ットにより改善するものである。
【0038】図8の好ましい非限定的な実施例におい
て、単一の静止軌道上に、例えは約0.2度経度内に2
つの衛星があって、2つの衛星間でスポットビームを交
互に配置することにより、DMAの全てをカバーする。
各衛星は、他の衛星とは反対の単一の偏波にてアップリ
ンクする。より特徴的には、衛星♯1は、RHCP又は
LHCPの何れかでアップリンクし、衛星♯2は、LH
CP又はRHCPの何れかでアップリンクする(反対偏
波にて)、即ち、衛星♯1は垂直線形偏波にてアップリ
ンクし,衛星♯2が水平線形偏波にてアップリンクする
か、或いは各々逆にて行う。
【0039】各衛星におけるダウンリンクはそのアップ
リンクの偏波とは反対の偏波であり、例えば、衛星♯1
はRHCPにてアップリンクし、LHCPにてダウンリ
ンクする。一方,衛星♯2はLHCPにてアップリンク
し、RHCPにてダウンリンクする。或いは、衛星♯1
は垂直線形偏波にてアップリンクし、水平線形偏波にて
ダウンリンクする。一方、衛星♯2は水平線形偏波にて
アップリンクし、垂直線形偏波にてダウンリンクする。
【0040】2つの衛星システム構成は、全ての異なる
サイズの非円形スポットビーム、又は全ての異なるサイ
ズの円形スポットビーム、又は異なるサイズの非円形及
び円形スポットビームの組み合わせの何れかを使用し、
全てのDMAをカバーすることができる。上述のタイプ
のリフレクタアンテナにより異なるサイズのスポットビ
ームを形成する技術は、円形又は非円形のスポットビー
ムを形成する技術同様、当業者により知り得るものであ
るが、本開示のような多様な地球上の領域をカバーし、
改善された周波数再利用、及びビーム間干渉の低減を可
能とする技術は知り得るものではない。
【0041】他の一例として、円形ビームに反して楕円
ビームを形成する為に、3m口径円形アンテナ18の代
わりに3.2m×2.5m口径の大きさを有する楕円ア
ンテナを使用することもできる。本発明の教示は、異な
る偏波を有する2つの衛星の動作に限定されるものでは
ないことは認識されるべきである。例えば、3つ以上の
衛星が、二重の偏波により各々動作する場合があり得
る。
【0042】以上、本発明が、好ましい実施例に関して
特に示されたが、本発明の範囲と精神から離れることな
く形状と詳細について改変が当業者によりなし得ること
は理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の衛星の通信ペイロードの一部分、特
に個々のトランスポンダチャネルに対して個別のTWT
Aの使用を示す簡易ブロック図である。
【図2】本発明の特徴に従った衛星の通信ペイロードの
一部分を示す簡易ブロック図であり、複数のトランスポ
ンダチャネルが結合され、単一のTWTAに供給されて
いる。
【図3】従来の衛星の通信ペイロードの他の一部分、特
に個々のトランスポンダチャネルに対する個別の受信機
の使用を示す簡易ブロック図である。
【図4】本発明の更なる特徴に従った衛星の通信ペイロ
ードの一部分を示す簡易ブロック図であり、複数のトラ
ンスポンダチャネルが、代わりに入力マルチプレクサ
(IMUX)にて合成され、単一の受信機に供給されて
いる。
【図5】図4のIMUXを、例示として4対1構成の場
合についてより詳細に示した図である。
【図6】本発明を実施するに適当な通信衛星の立面図で
ある。
【図7】図6の衛星の部分を示す図であり、異なるサイ
ズのスポットビームを発生する3つのアンテナリフレク
タをより詳細に示すものである。
【図8】本発明の特徴に従った衛星通信システムを示す
図である。
【図9】例示としての37のビームアップリンク及びダ
ウンリンクの場合の一般化された衛星ペイロードを示す
線図である。
【図10】図9における例示としての37のビームアッ
プリンク及びダウンリンクの場合の衛星ペイロードの回
路ブロック図である。
【図11】第1通信衛星についての多様な例としてスポ
ットビームのサイズ及び形状を示す図である。
【図12】第2通信衛星が、図8に示すように協働し
て、米国本土に直接的な衛星カバレージを提供する様子
を示している図である。
【簡単な符号の説明】
SAT 衛星 GS 地上局 TWTA 進行波管増幅器 OMUX 出力マルチプレクサ IMUX 入力マルチプレクサ DAT テレビ視聴者市場エリア LNA 低雑音増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドール ディー. タイナー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94040 マウンテンビュー ブルックナー サークル 1180

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信システムであって、 協働し地表上に複数のビームを各々提供する静止軌道上
    の複数の衛星と、 前記複数の衛星の1つに向けてアップリンク信号を送信
    する為、個々の位置が前記複数のビームの1つの内にあ
    る複数の地上局と、を含み、 前記複数の衛星の各々が、 地上局から複数のアップリンク信号を受信する複数の受
    信機と、 該受信アップリンク信号を1つの送信周波数の複数のダ
    ウンリンク信号に変換する周波数変換器と、 複数のチャネル増幅器と、 対応するアップリンク信号と同じビーム内に前記複数の
    ダウンリンク信号を送信する複数の送信機と、を含み、 前記複数のビームが異なるサイズと形状のうち少なくと
    も1つを有し、前記複数のビームの少なくとも幾つかが
    地表上の一部分に亘って互いに非接触であることを特徴
    とする通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシステムであって、前記
    複数のチャネル増幅器の各々が前記複数の地上局のうち
    の対応局により利得制御されることを特徴とする通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のシステムであって、前記
    地表上の一部分が米国本土であることを特徴とする通信
    システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のシステムであって、前記複
    数の衛星のうちの第1衛星におけるアップリンクビーム
    が第1偏波を、ダウンリンクビームが第2偏波、即ち反
    対偏波を成し、前記複数の衛星のうちの第2衛星におけ
    るアップリンクビームが前記第2偏波を、ダウンリンク
    ビームが前記第1偏波を成すことを特徴とする通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のシステムであって、前記
    アップリンク及びダウンリンク信号がデジタルデータ信
    号を含むことを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のシステムであって、前記
    アップリンク及びダウンリンク信号がデジタルテレビ信
    号を含むことを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のシステムであって、前記
    スポットビームの個々が指定されるテレビ視聴者市場エ
    リアの所定の1つのエリアに重ね合わされることを特徴
    とする通信システム。
  8. 【請求項8】請求項1に記載のシステムであって、各衛
    星が前記ビームの送信及び受信の両方を行う異なるサイ
    ズのリフレクタアンテナを含むことを特徴とする通信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】請求項1に記載のシステムであって、各衛
    星が前記ビームの送信及び受信の両方を行う複数のリフ
    レクタアンテナを含み、前記複数のリフレクタアンテナ
    のうちの少なくとも2つが異なる形状を有することを特
    徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】請求項1に記載のシステムであって、各
    衛星が前記ビームの送信及び受信の両方を行う複数のリ
    フレクタアンテナを含み、前記リフレクタアンテナの各
    々がグレゴリアンアンテナを含むことを特徴とする通信
    システム。
  11. 【請求項11】請求項1に記載のシステムであって、各
    衛星が前記ビームの送信及び受信の両方を行う複数のリ
    フレクタアンテナを含み、前記リフレクタアンテナの各
    々がカセグレンアンテナを含むことを特徴とする通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】請求項1に記載のシステムあって、前記
    複数の衛星のうちの第1衛星おけるアップリンクビーム
    が右旋円偏波(RHCP)を、ダウンリンクビームが左
    円偏波(LHCP)を成し、前記複数の衛星のうちの第
    2衛星におけるアップリンクビームがLHCPを、ダウ
    ンリンクビームがRHCPを成すことを特徴とする通信
    システム。
  13. 【請求項13】地表上に複数のビームを提供し、且つ、
    前記複数のビームのうちの1つの内に位置する複数の地
    上局からアップリンク信号を受信する通信衛星であっ
    て、 地上局からの該複数のアップリンク信号を受信する受信
    機と、 該複数の受信アップリンク信号を1つの送信周波数の複
    数のダウンリンク信号に変換する周波数変換器と、 対応するアップリンク信号と同じビーム内に前記複数の
    ダウンリンク信号を送信する複数の線形化TWTAと、
    を含み、 前記複数のビームが、 異なるサイズと、 円形状又は非円形状のうちの1つ或いは両方と、を有
    し、 前記複数のビームのうちの少なくとも幾つかが、地表上
    の一部分に亘って互いに非接触且つオーバラップしてい
    ないことを特徴とする通信衛星。
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