JP2000151407A - Da変換回路 - Google Patents

Da変換回路

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JP2000151407A
JP2000151407A JP10324287A JP32428798A JP2000151407A JP 2000151407 A JP2000151407 A JP 2000151407A JP 10324287 A JP10324287 A JP 10324287A JP 32428798 A JP32428798 A JP 32428798A JP 2000151407 A JP2000151407 A JP 2000151407A
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Osamu Takeuchi
修 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重み付けするためのバッファ回路を設ける必要
がなく、かつ、下位ビット用の抵抗列を基準電圧発生用
の抵抗と並列接続することから発生する下位ビットの出
力電圧の重み付けによるズレをなくすことにより、DA
変換精度を向上させることができるDA変換回路を提供
する。 【解決手段】本発明のDA変換回路は、m個(mは1以
上の整数)の上位入力端子1と、n個(nは1以上の整
数)の下位入力端子2と、出力端子3と、第1の出力線
4と、第2の出力線5と、上位側デコーダ6と、下位側
デコーダ7と、DA変換器8と、第1のオペアンプ9
と、第2のオペアンプ10とを有する。第1のオペアン
プ9は第1の抵抗列12を構成する単位抵抗11と同じ
抵抗の分圧を入力とし、その分圧を第2の抵抗列14に
基準電圧として印加することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
をアナログデータに変換するDA変換回路に関し、特
に、入力されたディジタルデータを上位ビット側と下位
ビット側とに2分割し、それぞれ別のDA変換器によっ
て、2つのアナログデータを得て、抵抗等を介すことに
より、上位ビット側と下位ビット側とのアナログデータ
の相対比をとった上で加算し、一つのアナログデータと
して出力するDA変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のDA変換回路としては、
例えば特開平6−209265号公報に開示されている
(以下、この技術を従来例1という)。従来例1は、m
個(mは1以上の整数)の上位入力端子と、n個(nは
2以上の整数)の下位入力端子と、出力端子と、第1、
第2の出力線と、上位側デコーダと、下位側デコーダ
と、DA変換器と、バッファ回路とを有する。
【0003】上位側デコーダは、m個の上位入力端子よ
りディジタル信号の上位側ビットを入力し、入力した上
位側ビットをデコードして2個の出力端の1つに第1
の選択信号を出力する。下位側デコーダは、n個の下位
入力端子よりディジタル信号の下位側ビットを入力し、
入力した下位側ビットをデコードして2個の出力端の
1つに第2の選択信号を出力する。
【0004】DA変換器は、2個の単位抵抗が直列に
接続された第1の抵抗列と、一端が第1の抵抗列の一端
に接続されている2個の単位抵抗が直列接続された第
2の抵抗列と、第2の抵抗列と並列に接続された1又は
数個の直列に接続された単位抵抗と、第2の抵抗列の他
端をアースに接続し第1の抵抗列の他端より電流を供給
するバイアス電源と、2個のトランジスタと、2
のトランジスタと、を有する。
【0005】2個のトランジスタは、それぞれ第1の
抵抗列の単位抵抗の各接続点及び第1、第2の抵抗列の
接続点に接続され、ゲートの第1の選択信号を入力する
と接続されている接続点の電位を第1の出力線に出力す
る。2個のトランジスタは、それぞれ第2の抵抗列の
単位抵抗の各接続点及び第2の抵抗列とアースの接続点
に接続され、ゲートの第2の選択信号を入力すると接続
されている接続点の電位を第2の出力線に出力する。
【0006】バッファ回路は、第1、第2の出力線の出
力を入力し、第2の出力線の出力のフルスケールが第1
の出力線の出力の最小ステップとなる比率で第1、第2
の出力線の出力を加算し、出力端子に出力する。
【0007】図3は、他の従来のDA変換回路を示す回
路図である(以下、この技術を従来例2という)。従来
例2のDA変換回路は、m個(mは1以上の整数)の上
位入力端子50と、n個(nは1以上の整数)の下位入
力端子51と、出力端子52と、第1の出力線53と、
第2の出力線54と、上位側デコーダ55と、下位側デ
コーダ56と、DA変換器57と、オペアンプ58とを
有する。
【0008】上位側デコーダ55は、m個の上位入力端
子50からディジタル信号の上位側ビットを入力し、入
力した上位側ビットをデコードして2個の出力端の1
つに第1の選択信号を出力する。下位側デコーダ56
は、n個の下位入力端子よりディジタル信号の下位側ビ
ットを入力し、入力した下位側ビットをデコードして2
個の出力端の1つに第2の選択信号を出力する。
【0009】DA変換器57は、図3の1点鎖線で囲ま
れた部分であり、2個の単位抵抗59が直列に接続さ
れた第1の抵抗列60と、2個の単位抵抗61が直列
接続された第2の抵抗列62と、第1の抵抗列60の一
端より電流を供給するバイアス電源70と、2個のス
イッチング素子63で構成される第1のスイッチング素
子列64と、2個のスイッチング素子65で構成され
る第2のスイッチング素子列66と、を有する。各スイ
ッチング素子63、65は、例えばMOSトランジスタ
により構成される。
【0010】第1の抵抗列60の中の1つの単位抵抗5
9の一端は第2の抵抗列62の一端に接続され、その他
端は第2の抵抗列62の他端に接続され、かつ接地され
ている。
【0011】第1のスイッチング素子列64の各スイッ
チング素子63は、第1の抵抗列60の単位抵抗59の
各接続点と第1の出力線53との間に接続され、各スイ
ッチング素子63(MOSトランジスタ)のゲートに第
1の選択信号が入力されると、接続点と第1の出力線5
3との間が導通し、前記接続点の電圧(電位)を第1の
出力線53に出力する。
【0012】第2のスイッチング素子列66の各スイッ
チング素子65は、第2の抵抗列62の単位抵抗61の
各接続点と第2の出力線54との間に接続され、各スイ
ッチング素子65(MOSトランジスタ)のゲートに第
2の選択信号が入力されると、接続点と第2の出力線5
4との間が導通し、前記接続点の電圧(電位)を第2の
出力線54に出力する。
【0013】オペアンプ58は、第1の出力線53の出
力電圧と第2の出力線54の出力電圧を加算してアナロ
グデータを出力する。オペアンプ58は、第1の出力線
53に接続される非反転入力端子と、第2の出力線54
に接続される反転入力端子とを有し、第1の出力線53
の出力電圧と第2の出力線54の出力電圧との差をアナ
ログデータとして出力端子52に出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のDA変換回
路では、下位側デコーダの出力分圧を重み付けするため
にバッファ回路を設けなければならないので、その分、
構成が複雑になる。
【0015】従来例2のDA変換回路では、下位側デコ
ーダの出力振幅について、下位ビット用抵抗列と、上位
ビット用抵抗列中の1個の抵抗とを並列接続することに
より重み付けを行っているため、従来例1の回路と異な
り、重み付けするためのバッファ回路を設ける必要はな
い。
【0016】しかし、実際には上記の並列接続の構成の
ために、重み付けによるズレが生ずる。すなわち、下位
ビット用抵抗列がn個の抵抗からなり、これが上位ビッ
ト用抵抗Rと並列接続されていた場合、並列合成抵抗値
は 合成抵抗値=(R*nR)/(R+nR) = nR /(1+n)R = n/(1+n)R となり、100/(1+n)%のずれが発生する。この
ずれをレイアウト上の抵抗サイズで調節することは実際
には不可能であるので、DA変換精度を向上させること
は困難である。
【0017】本発明の目的は、重み付けするためのバッ
ファ回路を設ける必要がなく、かつ、下位ビット用の抵
抗列を基準電圧発生用の抵抗と並列接続することから発
生する下位ビットの出力電圧の重み付けによるズレをな
くすことにより、DA変換精度を向上させることができ
るDA変換回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のDA変換回路
は、m個(mは1以上の整数)の上位入力端子と、n個
(nは1以上の整数)の下位入力端子と、出力端子と、
第1の出力線と、第2の出力線と、上位側デコーダと、
下位側デコーダと、DA変換器と、第1のオペアンプ
と、第2のオペアンプとを有し、前記上位側デコーダ
は、m個の上位入力端子からディジタル信号の上位側ビ
ットを入力し、入力した上位側ビットをデコードして2
個の出力端の1つに第1の選択信号を出力し、前記下
位側デコーダは、n個の下位入力端子からディジタル信
号の下位側ビットを入力し、入力した下位側ビットをデ
コードして2個の出力端の1つに第2の選択信号を出
力し、前記DA変換器は、2個の単位抵抗が直列に接
続された第1の抵抗列と、2 個の単位抵抗が直列接続
された第2の抵抗列と、第1の抵抗列の一端より電流を
供給するバイアス電源と、2個のスイッチング素子で
構成される第1のスイッチング素子列と、2個のスイ
ッチング素子で構成される第2のスイッチング素子列
と、を有し、前記第1のスイッチング素子列の各スイッ
チング素子は、前記第1の抵抗列の単位抵抗の各接続点
と第1の出力線との間に接続され、第1の選択信号が入
力されることによりスイッチング素子がON状態とな
り、前記接続点と第1の出力線との間が導通し、前記接
続点の電圧を第1の出力線に出力し、前記第2のスイッ
チング素子列の各スイッチング素子は、前記第2の抵抗
列の単位抵抗の各接続点と第2の出力線との間に接続さ
れ、第2の選択信号が入力されることによりスイッチン
グ素子がON状態になり、前記接続点と第2の出力線と
の間が導通し、前記接続点の電圧を第2の出力線に出力
し、前記第1のオペアンプは、前記第1の抵抗列の中の
1つの単位抵抗にかかる分圧を入力し、前記第2の抵抗
列の一端に出力し、前記第2のオペアンプは、前記第1
の出力線の出力電圧と第2の出力線の出力電圧を加算し
てアナログデータとし前記出力端子に出力する、ことを
特徴とするものである。
【0019】前記第1のオペアンプは、前記第1の抵抗
列の中の1つの単位抵抗の一端側の接続点に接続された
非反転入力端子と、他端側の接続点に接続された反転入
力端子とを有する。
【0020】前記第2のオペアンプは、第1の出力線に
接続される非反転入力端子と、第2の出力線に接続され
る反転入力端子とを有し、第1の出力線の出力電圧と第
2の出力線の出力電圧との差をアナログデータとして前
記出力端子に出力する。
【0021】前記第1のスイッチング素子列のスイッチ
ング素子は、MOSトランジスタであり、そのゲートに
第1の選択信号が入力されると、単位抵抗間の接続点と
第1の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を第1
の出力線に出力する。
【0022】前記第2のスイッチング素子列のスイッチ
ング素子は、MOSトランジスタであり、そのゲートに
第2の選択信号が入力されると、単位抵抗間の接続点と
第2の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を第2
の出力線に出力する。
【0023】前記mとnは等しくてもよく、等しくなく
てもよい。
【0024】本発明のDA変換回路によれば、上位ビッ
ト用の第1の抵抗列の1個の単位抵抗の分圧を第1のオ
ペアンプを通して出力し、下位ビット用の第2の抵抗列
に基準電圧として印加する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のD
A変換回路を示す回路図である。
【0026】図1に示すように、本発明のDA変換回路
は、m個(mは1以上の整数)の上位入力端子1と、n
個(nは1以上の整数)の下位入力端子2と、出力端子
3と、第1の出力線4と、第2の出力線5と、上位側デ
コーダ6と、下位側デコーダ7と、DA変換器8と、第
1のオペアンプ9と、第2のオペアンプ10とを有す
る。なお、mとnは等しくてもよく、等しくなくてもよ
く、どのような比率になってもよい。
【0027】上位側デコーダ6は、m個の上位入力端子
1からディジタル信号の上位側ビットを入力し、入力し
た上位側ビットをデコードして2個の出力端の1つに
第1の選択信号を出力する。
【0028】下位側デコーダ7は、n個の下位入力端子
2からディジタル信号の下位側ビットを入力し、入力し
た下位側ビットをデコードして2個の出力端の1つに
第2の選択信号を出力する。
【0029】DA変換器8は、図1の1点鎖線で囲まれ
た部分であり、2個の単位抵抗11が直列に接続され
た第1の抵抗列12と、2個の単位抵抗13が直列接
続された第2の抵抗列14と、第1の抵抗列12の一端
より電流を供給するバイアス電源15と、2個のスイ
ッチング素子16で構成される第1のスイッチング素子
列17と、2個のスイッチング素子18で構成される
第2のスイッチング素子列19と、を有する。
【0030】第1のスイッチング素子列17のスイッチ
ング素子16は、MOSトランジスタであり、そのゲー
トに第1の選択信号が入力されると、単位抵抗11間の
接続点と第1の出力線4との間が導通し、接続点の電圧
(電位)を第1の出力線4に出力する。
【0031】第2のスイッチング素子列19のスイッチ
ング素子18は、MOSトランジスタであり、そのゲー
トに第2の選択信号が入力されると、単位抵抗13間の
接続点と第2の出力線5との間が導通し、接続点の電圧
(電位)を第2の出力線5に出力する。
【0032】第1のオペアンプ9は、第1の抵抗列12
の中の1つの単位抵抗11にかかる分圧を入力し、第2
の抵抗列14の一端に出力する。第1のオペアンプ9
は、第1の抵抗列12の中の1つの単位抵抗11の一端
側の接続点に接続された非反転入力端子と、他端側の接
続点に接続された反転入力端子とを有する。
【0033】第2のオペアンプ10は、第1の出力線4
の出力電圧と第2の出力線5の出力電圧を加算してアナ
ログデータとし出力端子3に出力する。第2のオペアン
プ10は、第1の出力線4に接続される非反転入力端子
と、第2の出力線5に接続される反転入力端子とを有
し、第1の出力線4の出力電圧と第2の出力線5の出力
電圧との差をアナログデータとして出力端子3に出力す
る。
【0034】第1の抵抗列12及び第2の抵抗列14の
他端はそれぞれ接地されている。
【0035】本発明の第1のオペアンプ9は第1の抵抗
列12を構成する単位抵抗11と同じ抵抗の分圧を入力
し、その分圧を第2の抵抗列14に基準電圧として印加
する。この時、第1のオペアンプ9の入力インピーダン
スが高いので、第1の抵抗列12の一つの単位抵抗11
の分圧は変化しない。なお、第1のオペアンプ9に入力
される分圧に係る単位抵抗11は、第1の抵抗列12の
抵抗であれば、どの箇所の抵抗でもよい。
【0036】次に、本発明のDA変換回路の動作を具体
的に説明する。図2は、本発明のDA変換回路の動作を
説明するための回路図であり、(A)は第1の抵抗列1
2を示し、(B)は第2の抵抗列14を示す。ここで
は、簡単化のために、m=n=2の4ビットのディジタ
ルデータをアナログデータに変換する場合について説明
する。
【0037】図2(A)に示すように、第1の抵抗列1
2には、R1〜R4の4つの単位抵抗11が設けられ、
図2(B)に示すように、第2の抵抗列14には、r1
〜r4の4つの単位抵抗13が設けられている。上位側
デコーダ6の入力データが00、01、10、11の場
合における第1の出力線4の出力電圧は、それぞれ1
V、2V、3V、4Vである。下位側デコーダ7の入力
データが00、01、10、11の場合における第2の
出力線5の出力電圧は、それぞれ1V、0.75V、
0.5V、0.25Vである。
【0038】従って、第2のオペアンプ10の出力は、
表1に示すようになる。
【0039】
【表1】 本発明のDA変換回路によれば、上位ビット用抵抗列で
ある第1の抵抗列12の1個の単位抵抗の分圧を第1の
オペアンプ9を通して出力し、下位ビット用抵抗列であ
る第2の抵抗列14に基準電圧として印加する。従っ
て、本発明のDA変換回路は、重み付けするためのバッ
ファ回路を設ける必要がなく、かつ、下位ビット用の第
2の抵抗列14を基準電圧発生用の抵抗と並列接続する
ことから発生する下位ビットの出力電圧の重み付けによ
るズレをなくすことができる。その結果、DA変換精度
を向上させることができる。
【0040】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事
項の範囲内において、種々の変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明のDA変換回路によれば、上位ビ
ット用の第1の抵抗列の1個の単位抵抗の分圧を第1の
オペアンプを通して出力し、下位ビット用の第2の抵抗
列に基準電圧として印加する。従って、本発明のDA変
換回路は、重み付けするためのバッファ回路を設ける必
要がなく、かつ、下位ビット用の第2の抵抗列を基準電
圧発生用の抵抗と並列接続することから発生する下位ビ
ットの出力電圧の重み付けによるズレをなくすことがで
きる。その結果、DA変換精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDA変換回路を示す回路図である。
【図2】本発明のDA変換回路の動作を説明するための
回路図であり、(A)は第1の抵抗列を示し、(B)は
第2の抵抗列を示す。
【図3】他の従来のDA変換回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1:上位入力端子 2:下位入力端子 3:出力端子 4:第1の出力線 5:第2の出力線 6:上位側デコーダ 7:下位側デコーダ 8:DA変換器 9:第1のオペアンプ 10:第2のオペアンプ 11:単位抵抗 12:第1の抵抗列 13:単位抵抗 14:第2の抵抗列 15:バイアス電源 16:スイッチング素子(MOSトランジスタ) 17:第1のスイッチング素子列 18:スイッチング素子(MOSトランジスタ) 19:第2のスイッチング素子列

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m個(mは1以上の整数)の上位入力端子
    と、n個(nは1以上の整数)の下位入力端子と、出力
    端子と、第1の出力線と、第2の出力線と、上位側デコ
    ーダと、下位側デコーダと、DA変換器と、第1のオペ
    アンプと、第2のオペアンプとを有し、 前記上位側デコーダは、m個の上位入力端子からディジ
    タル信号の上位側ビットを入力し、入力した上位側ビッ
    トをデコードして2個の出力端の1つに第1の選択信
    号を出力し、 前記下位側デコーダは、n個の下位入力端子からディジ
    タル信号の下位側ビットを入力し、入力した下位側ビッ
    トをデコードして2個の出力端の1つに第2の選択信
    号を出力し、 前記DA変換器は、2個の単位抵抗が直列に接続され
    た第1の抵抗列と、2 個の単位抵抗が直列接続された
    第2の抵抗列と、第1の抵抗列の一端より電流を供給す
    るバイアス電源と、2個のスイッチング素子で構成さ
    れる第1のスイッチング素子列と、2個のスイッチン
    グ素子で構成される第2のスイッチング素子列と、を有
    し、 前記第1のスイッチング素子列の各スイッチング素子
    は、前記第1の抵抗列の単位抵抗の各接続点と第1の出
    力線との間に接続され、第1の選択信号が入力されるこ
    とによりスイッチング素子がON状態となり、前記接続
    点と第1の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を
    第1の出力線に出力し、 前記第2のスイッチング素子列の各スイッチング素子
    は、前記第2の抵抗列の単位抵抗の各接続点と第2の出
    力線との間に接続され、第2の選択信号が入力されるこ
    とによりスイッチング素子がON状態になり、前記接続
    点と第2の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を
    第2の出力線に出力し、 前記第1のオペアンプは、前記第1の抵抗列の中の1つ
    の単位抵抗にかかる分圧を入力し、前記第2の抵抗列の
    一端に出力し、 前記第2のオペアンプは、前記第1の出力線の出力電圧
    と第2の出力線の出力電圧を加算してアナログデータと
    し前記出力端子に出力する、 ことを特徴とするDA変換回路。
  2. 【請求項2】前記第1のオペアンプは、前記第1の抵抗
    列の中の1つの単位抵抗の一端側の接続点に接続された
    非反転入力端子と、他端側の接続点に接続された反転入
    力端子とを有することを特徴とする請求項1に記載のD
    A変換回路。
  3. 【請求項3】前記第2のオペアンプは、第1の出力線に
    接続される非反転入力端子と、第2の出力線に接続され
    る反転入力端子とを有し、第1の出力線の出力電圧と第
    2の出力線の出力電圧との差をアナログデータとして前
    記出力端子に出力する、ことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のDA変換回路。
  4. 【請求項4】前記第1のスイッチング素子列のスイッチ
    ング素子は、MOSトランジスタであり、そのゲートに
    第1の選択信号が入力されると、単位抵抗間の接続点と
    第1の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を第1
    の出力線に出力する、ことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1つの項に記載のDA変換回路。
  5. 【請求項5】前記第2のスイッチング素子列のスイッチ
    ング素子は、MOSトランジスタであり、そのゲートに
    第2の選択信号が入力されると、単位抵抗間の接続点と
    第2の出力線との間が導通し、前記接続点の電圧を第2
    の出力線に出力する、ことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか1つの項に記載のDA変換回路。
  6. 【請求項6】前記mとnは等しいことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1つの項に記載のDA変換回路。
  7. 【請求項7】前記mとnは等しくないことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載のDA変換回
    路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN115149917A (zh) * 2022-09-01 2022-10-04 南京沁恒微电子股份有限公司 Mcu及其中的差分运放电路、差分运放方法及系统

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