JP2000151405A - Ad変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュータ及びその故障検出方法 - Google Patents

Ad変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュータ及びその故障検出方法

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JP2000151405A
JP2000151405A JP10320466A JP32046698A JP2000151405A JP 2000151405 A JP2000151405 A JP 2000151405A JP 10320466 A JP10320466 A JP 10320466A JP 32046698 A JP32046698 A JP 32046698A JP 2000151405 A JP2000151405 A JP 2000151405A
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Japan
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analog
digital
converter
control circuit
voltage
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JP10320466A
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Inventor
Hiroyuki Matsumoto
弘之 松本
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアナログデジタル変換器の故障箇所を
特定できるAD変換器内蔵シングルチップマイクロコン
ピュータ及びその故障検出方法を得ることを目的とす
る。 【解決手段】 CPU7はAD変換器4a及びAD変換
器4bによって変換されたデジタルデータDa,Dbと
ROM8に格納されている基準値との比較を行い、これ
によって、デジタルデータDa,Dbが故障かどうかを
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のAD変換器
(アナログデジタル変換器)を有するAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータ及びその故障検出方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は従来のAD変換器内蔵シングル
チップマイクロコンピュータを示すブロック図である。
図20において、100は従来のAD変換器内蔵シング
ルチップマイクロコンピュータ、200は実装ボード上
の外部配線であってセンサー300をAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータ100に接続するた
めのものである。
【0003】AD変換器内蔵シングルチップマイクロコ
ンピュータ100は、外部端子1a,1b、AD変換器
4a,4b、データバス5及びCPU7を含む。
【0004】AD変換器4a,4bは互いに内部構成が
同じである。AD変換器4a,4bは、外部端子1a,
1b及びデータバス5に接続されている。CPU7はデ
ータバス5に接続されている。
【0005】次に動作について説明する。センサー30
0は外部端子1a,1bに同一のアナログ信号Aa,A
bを出力する。CPU7は命令S4a,S4bをデータ
バス5を介してAD変換器4a,4bに出力する。AD
変換器4a,4bは、命令S4a,S4bを受けると、
A/D変換を実行する。すなわち、AD変換器4a,4
bはセンサ300からのアナログ信号Aa,Abをデジ
タルデータDa,Dbに変換する。デジタルデータD
a,Dbはデータバス5を介してCPU7に伝搬する。
CPU7はデジタルデータDa,Dbを処理する。
【0006】AD変換器4a,4bが正常かどうかは、
従来では次のように行っていた。つまり、同一のアナロ
グ信号Aa,AbをAD変換することによって得られた
デジタルデータDa,Dbが互いにほぼ等しいかどうか
をCPU7が判断する。デジタルデータDa,Dbが互
いにほぼ等しければ、正常であり、そうでなければ、異
常があると判断する。この異常がある場合とは、AD変
換器4a,4bが故障していたり、外部配線200が断
線していたりする場合である。
【0007】なお、通常、AD変換器4a,4bには誤
差があり、デジタルデータDa,Dbは完全に等しくな
りにくいので、デジタルデータDa,Dbの差が許容範
囲(例えば、製品規格値で決められた誤差の2倍以内)
であれば、正常であると判断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュータの
構成では、正常かどうかは判断できるものの、故障箇所
については判断できないという問題点があった。AD変
換器4a,4bのどちらが故障であるかが分かないの
で、従来ではAD変換器4a,4bの両方を使用しなか
った。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、複数のAD変換器の故障箇所を特
定できるAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピ
ュータ及びその故障検出方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、外部からアナログ信号を印加するため
の複数の外部端子と、前記複数の外部端子にそれぞれ接
続され、互いに内部構成が同じであって、前記外部端子
からの前記アナログ信号をデジタルデータに変換するた
めの複数のアナログデジタル変換器と、故障があるか否
かの基準値を格納する記憶回路と、前記複数のアナログ
デジタル変換器及び前記記憶回路に接続され、前記複数
のアナログデジタル変換器から前記デジタルデータを受
け、前記記憶回路から前記基準値を受ける制御回路とを
備え、前記制御回路は前記デジタルデータと前記基準値
との比較を行い、これによって、前記複数のアナログデ
ジタル変換器に関する故障の有無を判断する。
【0011】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記複数のアナログデジタル変換器は、それぞれ
第1及び第2の内部回路を含み、前記複数のアナログデ
ジタル変換器及び前記制御回路に接続され、前記制御回
路の制御に従って、前記複数のアナログデジタル変換器
の間で、前記第1及び第2の内部回路を交換するための
交換回路をさらに備える。
【0012】本発明の請求項3に係る課題解決手段は、
前記複数の外部端子及び前記制御回路にそれぞれ接続さ
れ、前記制御回路の制御に従って、前記複数の外部端子
に内部から所定電圧を印加するための複数の電圧印加回
路をさらに備え、前記制御回路は、前記比較を行う際
に、前記所定電圧を前記外部端子に印加するように前記
複数の電圧印加回路を制御する。
【0013】本発明の請求項4に係る課題解決手段にお
いて、前記複数の電圧印加回路はそれぞれ、前記所定電
圧を生成するためのドライバを含む。
【0014】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記複数のアナログデジタル変換器はそれぞれ、
前記アナログ信号を量子化するための複数のアナログ参
照電圧を有し、前記複数の電圧印加回路はそれぞれ前記
複数のアナログデジタル変換器から前記複数のアナログ
参照電圧のうちの前記制御回路が指示するものを前記所
定電圧として取り出す。
【0015】本発明の請求項6に係る課題解決手段は、
前記複数の外部端子及び前記制御回路に接続され、前記
制御回路の制御に従って、前記複数の外部端子を内部で
互いに電気的に接続するか否かを選択実行するための接
続回路をさらに備え、前記制御回路は、前記複数のアナ
ログデジタル変換器が故障であると判断したとき、前記
複数の外部端子を互いに電気的に接続するように前記接
続回路を制御した後、再び、前記デジタルデータと前記
基準値との比較を行い、これによって、前記複数のアナ
ログデジタル変換器が故障かどうかを判断する。
【0016】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
前記制御回路は、CPU及び比較器からなり、前記制御
回路が行う処理のうち、前記比較については前記比較器
が行う。
【0017】本発明の請求項8に係る課題解決手段は、
請求項1又は2記載のAD変換器内蔵シングルチップマ
イクロコンピュータの故障を検出する方法であって、
(a)電圧生成装置を前記複数の外部端子に接続し、前
記電圧生成装置から前記複数の外部端子に電圧を印加す
るステップと、(b)前記制御回路が前記複数のアナロ
グデジタル変換器に関する故障の有無を判断するステッ
プとを備える。
【0018】本発明の請求項9に係る課題解決手段は、
請求項3〜6のいずれかに記載のAD変換器内蔵シング
ルチップマイクロコンピュータの故障を検出する方法で
あって、(a)電圧生成装置を前記複数の外部端子に接
続し、前記電圧生成装置から前記複数の外部端子に電圧
を印加するとともに、前記電圧印加回路から前記外部端
子に前記所定電圧を印加するステップと、(b)前記制
御回路が前記複数のアナログデジタル変換器に関する故
障の有無を判断するステップとを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコ
ンピュータを示すブロック図である。図1において、1
01は実施の形態1のAD変換器内蔵シングルチップマ
イクロコンピュータ、200は実装ボード上の外部配線
であってセンサー300をAD変換器内蔵シングルチッ
プマイクロコンピュータ101に接続するためのもの、
400はAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピ
ュータ101にテスト用のアナログ信号を出力するため
のテスト信号生成装置(電圧生成装置)である。
【0020】AD変換器内蔵シングルチップマイクロコ
ンピュータ101は、外部端子1a,1b、外部端子2
a,2b、セレクト回路3a,3b、AD変換器4a,
4b、データバス5、交換回路6、CPU7(制御回
路)及びROM8(記憶回路)を含む。
【0021】セレクト回路3aはレジスタ3aa及びセ
レクタ3abを含む。セレクト回路3bはレジスタ3b
a及びセレクタ3bbを含む。レジスタ3aaの入力端
子はデータバス5に接続されている。セレクタ3ab
は、一方入力端子が外部端子1aに接続され、他方入力
端子が外部端子2aに接続され、制御端子がレジスタ3
aaの出力端子に接続されている。
【0022】セレクト回路3bはレジスタ3ba及びセ
レクタ3bbを含む。レジスタ3baの入力端子はデー
タバス5に接続されている。レジスタ3bbは、一方入
力端子が外部端子1bに接続され、他方入力端子が外部
端子2bに接続され、制御端子がレジスタ3baの出力
端子に接続されている。
【0023】AD変換器4a,4bは互いに内部構成が
同じである。AD変換器4aはアナログ部4Aa(第1
の内部回路)及びデジタル部4Da(第2の内部回路)
によりなる。AD変換器4bはアナログ部4Ab(第1
の内部回路)及びデジタル部4Db(第2の内部回路)
よりなる。アナログ部4Aa,4Abは互いに内部構成
が同じである。デジタル部4Da,4Dbは互いに内部
構成が同じである。
【0024】アナログ部4Aaの入力端子はセレクタ3
abの出力端子に接続されている。デジタル部4Daの
出力端子及び制御端子はデータバス5に接続されてい
る。
【0025】アナログ部4Abの入力端子はセレクタ3
bbの出力端子に接続されている。デジタル部4Dbの
出力端子及び制御端子はデータバス5に接続されてい
る。
【0026】交換回路6はレジスタ6a及びアナログデ
ジタル接続回路6bを含む。レジスタ6aの入力端子は
データバス5に接続されている。アナログデジタル接続
回路6bはアナログ部4Aaの端子TAa、デジタル部
4Daの端子TDa、アナログ部4Abの端子TAb、
デジタル部4Dbの端子TDbに接続されている。アナ
ログデジタル接続回路6bの制御端子はレジスタ6aの
出力端子に接続されている。
【0027】CPU7はデータバス5に接続されてい
る。ROM8はCPU7に接続されている。ROM8に
は故障があるか否かの基準値(期待値)が格納されてい
る。
【0028】外部端子1a,1bは外部配線200に共
通に接続されている。外部配線200にはセンサー30
0が接続されている。
【0029】アナログ部4Aa,4Abの内部構成の例
を図2に示す。図2において、Aはアナログ信号Aa又
はAb、APはアナログ部4Aa又は4Ab、TAは端
子TAa又はTAbである。アナログ部APはDA変換
器AP1及びコンパレータAP2を含む。DA変換器A
P1は制御信号SDを受け、アナログ参照電圧VTを出
力する。コンパレータAP2はアナログ参照電圧VTと
アナログ信号Aとを受け、1ビットデータSAを出力す
る。
【0030】デジタル部4Da,4Dbの内部構成を図
3に示す。図3において、デジタルデータDはデジタル
データDa又はDb、DPはデジタル部4Da又は4D
b、TDは端子TDa又はTDb、S4は命令S4a又
はS4bである。デジタル部DPはデータ保持回路DP
1、DA変換器制御回路DP2及びバッファDP3を含
む。データ保持回路DP1は制御信号SAを受ける。D
A変換器制御回路DP2は命令S4及びデータ保持回路
DP1の1ビットデータb1,b2を受ける。バッファ
DP3の入力端子はDA変換器制御回路DP2の出力端
子に接続され、制御信号SDを出力する。
【0031】アナログ部AP及びデジタル部DPの動作
は次の通りである。すなわち、DA変換器制御回路DP
2はCPU7からデータバス5を介して命令S4を受け
ると、まず、DA変換器AP1にアナログ参照電圧VT
2を出力させることを決める。コンパレータAP2は、
アナログ参照電圧VT(アナログ参照電圧VT2)<ア
ナログ信号Aのとき、”1”の制御信号SAを出力し、
そうでないとき、”0”の制御信号SAを出力する。つ
まり、アナログ参照電圧とは、アナログ信号Aを量子化
するための基準電圧である。データ保持回路DP1は、
このときの制御信号SAを1ビットデータb1として格
納する。次に、DA変換器制御回路DP2は、1ビット
データb1が”0”のとき、アナログ参照電圧VT1を
出力させることを決め、そうでないとき、アナログ参照
電圧VT3を出力させることを決める。コンパレータA
P2は、先程と同様、アナログ参照電圧VT(アナログ
参照電圧VT3又はVT1)<アナログ信号Aのと
き、”1”の制御信号SAを出力し、そうでないと
き、”0”の制御信号SAを出力する。データ保持回路
DP1は、このときの制御信号SAを1ビットデータb
2として格納する。1ビットデータb1及び1ビットデ
ータb2はデジタルデータDとして出力される。以上の
ようにして、AD変換器4a,4bはアナログ信号A
a,AbをデジタルデータDa,Dbに変換する。な
お、デジタルデータDが2ビットの場合を用いて説明し
たが、実際はデジタルデータDは例えば10ビット程度
である。
【0032】次に動作について説明する。セレクト回路
3aにおいて、レジスタ3aaはデータバス5からの特
定の命令を保持し、これに従ってセレクタ3abを制御
する。セレクト回路3bにおいて、レジスタ3baはデ
ータバス5からの特定の命令を保持し、これに従ってセ
レクタ3bbを制御する。交換回路6において、レジス
タ6aはデータバス5からの特定の命令を保持し、これ
に従ってアナログデジタル接続回路6bを制御する。
【0033】テスト信号生成装置400は、ROM8が
格納している期待値に対応するアナログ信号を出力す
る。テスト信号生成装置400の望ましい内部構成を図
4に示す。テスト信号生成装置400は端子401、レ
ジスタ402、DA変換器403及び端子404を含
む。端子401と図1のAD変換器内蔵シングルチップ
マイクロコンピュータ101の出力端子(図示せず)と
を接続し、テスト信号生成装置400の端子404と外
部端子2a,2bとを接続する。CPU7はROM8に
格納されている期待値を読み出し、端子401へ出力す
る。レジスタ402は端子401に与えられた期待値を
格納する。DA変換器403はレジスタ402に格納さ
れた期待値をアナログ信号に変換して端子404に出力
する。以上のようにして、テスト信号生成装置400
は、ROM8が格納している期待値に対応するアナログ
信号を出力する。
【0034】セレクト回路3a,3b、AD変換器4
a,4b及び交換回路6が次のように動作するように、
CPU7はデータバス5に命令を出力する。すなわち、
セレクタ3abは外部端子2aをAD変換器4aに導通
させ、セレクタ3bbは外部端子2bをAD変換器4b
に導通させ、アナログデジタル接続回路6bはアナログ
部4Aaとデジタル部4Daとを互いに導通させ、アナ
ログ部4Abとデジタル部4Dbとを互いに導通させ
る。この状態で、A/D変換を実行する。これによっ
て、アナログ信号Aaはアナログ部4Aa及びデジタル
部4DaによってデジタルデータDaに変換され、アナ
ログ信号Abはアナログ部4Ab及びデジタル部4Db
によってデジタルデータDbに変換される。CPU7は
データバス5を介してデジタルデータDa,Dbを受
け、デジタルデータDa,Dbと期待値とを比較する。
AD変換器4a,4bには、通常、誤差があるため、デ
ジタルデータDa,Dbと期待値との比較は、デジタル
データDa,Dbが期待値を含む基準範囲(例えば、基
準値±6)内であるかどうかで行うことが望ましい。C
PU7は、デジタルデータDaが基準範囲内であれば、
アナログ部4Aa及びデジタル部4Daが両方とも正常
であり、そうでなければ、アナログ部4Aa及びデジタ
ル部4Daの少なくとも一方が異常であると判定する。
同様に、CPU7は、デジタルデータDbが基準範囲内
であれば、アナログ部4Ab及びデジタル部4Dbが両
方とも正常であり、そうでなければ、アナログ部4Ab
及びデジタル部4Dbの少なくとも一方が異常であると
判定する。
【0035】以上のように、デジタルデータDa,Db
と基準値との比較を行うことによって、AD変換器4
a,4bのどちらが故障かどうかを判断できる。
【0036】AD変換器4a,4bの両方に異常がある
と判断すれば、さらに、セレクト回路3a,3b、AD
変換器4a,4b及び交換回路6は次のように動作す
る。アナログデジタル接続回路6bはデジタル部4Da
とデジタル部4Dbとを交換する。つまり、アナログ部
4Aaとデジタル部4Dbとを互いに導通させ、アナロ
グ部4Abとデジタル部4Daとを互いに導通させる。
この状態で、AD変換を実行することによって、アナロ
グ信号Aaはアナログ部4Aa及びデジタル部4Dbに
よってデジタルデータDbに変換され、アナログ信号A
bはアナログ部4Ab及びデジタル部4Daによってデ
ジタルデータDaに変換される。CPU7はデータバス
5を介してデジタルデータDa,Dbを受け、先程と同
様に、デジタルデータDa,Dbと期待値とを比較す
る。そして、CPU7は、デジタルデータDaが基準範
囲内であれば、アナログ部4Ab及びデジタル部4Da
が両方とも正常であり、そうでなければ、アナログ部4
Ab及びデジタル部4Daの少なくとも一方が異常であ
ると判定する。同様に、CPU7は、デジタルデータD
bが基準範囲内であれば、アナログ部4Aa及びデジタ
ル部4Dbが両方とも正常であり、そうでなければ、ア
ナログ部4Aa及びデジタル部4Dbの少なくとも一方
が異常であると判定する。
【0037】AD変換器4a,4bが両方とも故障して
いるのは非常にまれであるが、例えば、交換回路6がデ
ジタル部4Daとデジタル部4Dbとを交換する前で
は、デジタルデータDa,Dbが両方とも基準範囲外で
ある場合、アナログ部4Aa及びデジタル部4Daの少
なくとも一方が異常であり、アナログ部4Ab及びデジ
タル部4Dbの少なくとも一方が異常である、というこ
とになる。次に、アナログデジタル接続回路6bがデジ
タル部4Daとデジタル部4Dbとを交換した後では、
デジタルデータDbが基準範囲内であり、デジタルデー
タDaが範囲外である場合、アナログ部4Aa及びデジ
タル部4Dbが両方とも正常であり、アナログ部4Ab
及びデジタル部4Daの少なくとも一方が異常である、
ということになる。これらの結果、アナログ部4Aa及
びデジタル部4Dbが正常であり、アナログ部4Ab及
びデジタル部4Daが異常であることを判定できる。
【0038】以上のように、たとえ、AD変換器4a,
4bが両方とも異常と判定されても、デジタル部4D
a,4Dbを交換することによって、アナログ部4A
a,デジタル部4Dbからなる正常なAD変換器を構成
できる。そして、通常の状態では、アナログ部4Aa,
デジタル部4DbからなるAD変換器を構成し、セレク
タ3abが外部端子1aをAD変換器4aに導通させ、
セレクタ3bbが外部端子1bをAD変換器4bに導通
させるように、CPU7はデータバス5に命令を出力す
る。これによって、センサー300が出力するアナログ
信号は正常なアナログ部4Aa,デジタル部4Dbから
なるAD変換器によって正確なデジタルデータDbに変
換される。CPU7はデジタルデータDbを採用してデ
ータ処理を行う。
【0039】また、例えばアナログ部4Aa,4Ab、
デジタル部4Daが正常であり、デジタル部4Dbが故
障している場合、交換回路6がアナログ部4Aaとデジ
タル部4Daとを接続し、アナログ部4Aa及びデジタ
ル部4Daによってアナログ信号Aaをデジタルデータ
Daに変換し、次に、交換回路6がアナログ部4Abと
デジタル部4Daとを接続し、アナログ部4Ab及びデ
ジタル部4Daによってアナログ信号Abをデジタルデ
ータDaに変換することもできる。
【0040】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュー
タを示すブロック図である。図5において、102は実
施の形態2のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコ
ンピュータである。
【0041】AD変換器内蔵シングルチップマイクロコ
ンピュータ102は、外部端子1a,1b、AD変換器
4a,4b、データバス5、CPU7、ROM8、電圧
印加回路9a,9bを含む。
【0042】電圧印加回路9aは、外部端子1a、AD
変換器4a及びデータバス5に接続され、CPU7から
データバス5を介して命令S9aa,S9abを受け、
命令S9aa,S9abに応じて、アナログ参照電圧V
TaをAD変換器4aから取り出して外部端子1aに出
力する。電圧印加回路9bは、外部端子1b、AD変換
器4b及びデータバス5に接続され、CPU7からデー
タバス5を介して命令S9ba,S9bbを受け、命令
S9ba,S9bbに応じて、アナログ参照電圧VTb
をAD変換器4bから取り出して外部端子1bに出力す
る。図5のその他の符号は図1に対応している。
【0043】AD変換器4a,4b及び電圧印加回路9
a,9bの内部構成を図6に示す。図6において、4は
AD変換器4a又は4b、9は電圧印加回路9a又は9
b、VTはアナログ参照電圧VTa又はVTb、S9a
は命令S9aa又はS9ba、S9bは命令S9ab又
はS9bbである。
【0044】電圧印加回路9はアナログ参照電圧出力制
御レジスタ9c、アナログ参照電圧出力制御レジスタ9
d、バッファ9e及びトランジスタ9fを含む。アナロ
グ参照電圧出力制御レジスタ9cは、入力端子がデータ
バス5に接続され、命令S9aを格納する。アナログ参
照電圧出力制御レジスタ9dは、入力端子がデータバス
5に接続され、命令S9bを格納する。バッファ9e
は、入力端子がアナログ参照電圧出力制御レジスタ9d
の出力端子に接続され、出力端子がDA変換器AP1の
制御端子に接続され、制御端子がアナログ参照電圧出力
制御レジスタ9cの出力端子に接続されている。トラン
ジスタ9fは入力端子がDA変換器AP1の出力端子に
接続され、出力端子が外部端子1a又は1bに接続さ
れ、制御端子がアナログ参照電圧出力制御レジスタ9c
の出力端子に接続されている。図6のその他の符号は図
2及び図3に対応している。
【0045】次に電圧印加回路9a,9bの動作につい
て説明する。アナログ参照電圧出力制御レジスタ9cは
データバス5からの特定の命令を保持し、これに従って
バッファDP3、バッファ9e、トランジスタ9fを制
御する。アナログ参照電圧出力制御レジスタ9dはデー
タバス5からの特定の命令を保持し、これに従ってバッ
ファ9eを制御する。アナログ参照電圧出力制御レジス
タ9dに格納される命令は、CPU7がROM8から読
み出した期待値を示す。アナログ参照電圧出力制御レジ
スタ9c及びアナログ参照電圧出力制御レジスタ9dの
制御によって、バッファDP3、バッファ9e、トラン
ジスタ9fは次のように動作する。すなわち、トランジ
スタ9fはアナログ参照電圧VTを出力するか否かを選
択実行する。トランジスタ9fがアナログ参照電圧VT
を出力する場合、バッファ9eが駆動し、バッファDP
3が駆動しないので、アナログ参照電圧VTがアナログ
参照電圧VT1〜VT3のいずれであるかはアナログ参
照電圧出力制御レジスタ9dに格納された期待値によっ
て決まる。逆に、トランジスタ9fがアナログ参照電圧
VTを出力しない場合、バッファDP3が駆動し、バッ
ファ9eが駆動しないので、アナログ参照電圧VTがア
ナログ参照電圧VT1〜VT3のいずれであるかはDA
変換器制御回路DP2によって決まる。
【0046】次に図5のAD変換器内蔵シングルチップ
マイクロコンピュータ102の動作について図7及び図
8を用いて説明する。図7の動作によれば、AD変換器
4aが正常であるかどうかを判定できる。
【0047】まず、予め、センサー300(電圧生成装
置)を外部配線200からフローティング状態にしてお
く(ステップS201a)。次に、AD変換器4a,4
b及び電圧印加回路9a,9bが次のように動作するよ
うに、CPU7はデータバス5に命令を出力する。すな
わち、命令S9bbによって、ROM8内の期待値を電
圧印加回路9b内に設定する。これによって、期待値に
対応するアナログ参照電圧VTbが決まる(ステップS
202a)。初回は、アナログ参照電圧VTbを例えば
アナログ参照電圧VT1にする。
【0048】次に、命令S9baによって、電圧印加回
路9bはアナログ参照電圧VTbを出力する(ステップ
S203a)。アナログ参照電圧VTbは、外部端子1
b、外部配線200、外部端子1aを経由してAD変換
器4aに伝搬する。
【0049】次に、命令S4aによって、AD変換器4
aはA/D変換を実行する。これによって、AD変換器
4aはアナログ信号AaをデジタルデータDaに変換す
る(ステップS204a)。
【0050】デジタルデータDaはデータバス5を介し
てCPU7に伝搬する。CPU7はデジタルデータDa
を保持する(ステップS205a)。
【0051】CPU7はデジタルデータDaと期待値と
を比較する(ステップS206a)。電圧印加回路9b
等によるアナログ参照電圧VTbの電圧降下や電圧印加
回路9aの誤差があるため、デジタルデータDaと期待
値との比較は、デジタルデータDaが期待値を含むある
基準範囲(例えば、期待値±6)内であるかどうかで行
うことが望ましい。CPU7は、デジタルデータDaが
基準範囲内であれば、AD変換器4aが正常であり、そ
うでなければ、AD変換器4aが異常であると判定す
る。
【0052】AD変換器4aが正常であると判定されれ
ば、ステップS207aに進み、AD変換器4aが異常
であると判定されれば、ステップS208aに進む。
【0053】ステップS207aでは、全ての測定ポイ
ントVT1〜VT3に対して行われたなら、終了し、そ
うでなければ、残りの測定ポイントに対して、ステップ
S202a〜S206aを行う。ステップS208aで
は、AD変換器4aに異常がある旨を出力して終了す
る。
【0054】AD変換器4aと同様に、AD変換器4b
についても正常であるかどうかを判定する。この場合の
動作を図8に示す。図8のステップS201b〜S20
8bは図7のステップS201a〜S208aに対応し
ているので説明を省略する。
【0055】以上の図7及び図8の動作によって、AD
変換器4a,4bが正常であるかどうかを判定できる。
AD変換器4a,4bが両方とも異常と判定された場合
は、外部配線200が断線している可能性のあることが
分かる。
【0056】さらに、外部配線200の断線を検出した
ければ次のように動作してもよい。すなわち、図7及び
図8と異なり、センサー300を外部配線200に接続
したままにしておく。時間と外部端子1a,1bの電圧
との関係を図9に示す。センサー出力電圧は、電圧V3
〜V4までの範囲内で変動する。アナログ参照電圧は電
圧V1〜V6の範囲内であり、電圧V3〜V4の範囲を
含む。すなわち、センサー出力電圧は、AD変換可能な
電圧V1〜V6の中間付近で変動する。
【0057】アナログ参照電圧とセンサー出力電圧とが
ショートすると、外部端子1a,1bの電圧はアナログ
参照電圧に近づく。しかし、電圧印加回路9a,9bの
ドライブ能力が弱くなるように設計することによって、
アナログ参照電圧V6に対し、外部端子1a,1bの電
圧は電圧V4〜V6までの間の電圧V5、あるいは、ア
ナログ参照電圧V1に対し、外部端子1a,1bの電圧
は電圧V1〜V3までの間の電圧V2に設定できる。よ
って、アナログ参照電圧とセンサー出力電圧とがショー
トしていると、アナログ参照電圧がV6のときは、外部
端子1a,1bの電圧はV4〜V6の範囲内であり、逆
に、アナログ参照電圧がV1のときは、外部端子1a,
1bの電圧はV1〜V3の範囲内である。つまり、外部
端子1a,1bの電圧はアナログ参照電圧V1,V6の
値からずれる。これらのことを利用した動作を図10〜
図13に示す。
【0058】まず、センサー300を外部配線200に
接続したままで、AD変換器4a,4b及び電圧印加回
路9a,9bが次のように動作するように、CPU7は
データバス5に命令を出力する。すなわち、命令S9b
bによって、ROM8内の期待値を電圧印加回路9b内
に設定する(図10のステップS301a)。この期待
値はV6又はV1に対応する値である。これによって、
アナログ参照電圧VTbはV6又はV1になる(ステッ
プS302a)。
【0059】次に、命令S4aによって、AD変換器4
aのA/D変換を実行する。これによって、AD変換器
4aはアナログ信号AaをデジタルデータDaに変換す
る(ステップS303a)。CPU7はデジタルデータ
Daを保持する(ステップS304a)。
【0060】次に、CPU7はデジタルデータDaと期
待値とを比較する(ステップS305a)。CPU7
は、デジタルデータDaが基準範囲内(例えば、期待値
±6)であれば、正常ならば期待値からずれるはずなの
がずれていないので、どこかが異常であると判定し、ス
テップS306aを行い、そうでなければ、図11のス
テップS307aを行う。
【0061】ステップS307a及びステップS308
aは、それぞれステップS301a及びステップS30
2aと同様である。但し、ステップS307a及びステ
ップS308aは、期待値及びアナログ参照電圧がステ
ップS301a及びステップS302aと同じなら、省
略してもよい。
【0062】次に、ステップS303a及びS304a
同様、AD変換器4aはアナログ信号Aaをデジタルデ
ータDaに変換し(ステップS309a)、CPU7は
デジタルデータDaを保持する(ステップS310
a)。
【0063】次に、CPU7は、デジタルデータDaが
V3に対応する期待値〜V4に対応する期待値の範囲外
かどうかを判定する。CPU7は、デジタルデータDa
が前記範囲外であれば、ステップS312aを行い、そ
うでなければ、AD変換器4aに故障があると判定し、
AD変換器4aに故障がある旨を出力して(ステップS
313a)、ステップS301bを行う。なお、ステッ
プS313aが処理されるときは、例えばAD変換器4
a自身に故障がある場合の他に、区間Yが断線している
場合等が考えられる。区間Yが断線していると、外部端
子1aの電位が不定になり、たとえAD変換器4aが正
常であっても、デジタルデータDaが前記範囲内になる
ことがあるからである。
【0064】ステップS312aでは、ステップS30
9aをn回実行したかどうかを判定する。ステップS3
09aをn回実行してなければ、再び、ステップS30
9aを行い、そうでなければ、AD変換器4aは正常で
あると判定し、その旨を出力して(ステップS314
a)、ステップS301bを行う。
【0065】図12及び図13のステップS301b〜
S314bでは、ステップS301a〜S314aと同
様に、AD変換器4bが正常であるかどうかを判定す
る。なお、ステップS313bの考え方と同様に、ステ
ップS313bが処理されるときは、例えばAD変換器
4b自身に故障がある場合の他に、区間Zが断線してい
る場合等が考えられる。
【0066】ステップS306bが処理されると、ステ
ップS315に移る。ステップS306a及びステップ
S306bが両方行われた場合、単に外部配線200の
アナログ信号Aが断線している可能性がある。そこで、
ステップS315では、ステップS306a,S306
bの両方が行われた場合、CPU7はステップS306
a,S306bのときのデジタルデータDaとデジタル
データDbとを比較する(ステップS315)。なお、
デジタルデータDaとデジタルデータDbとの比較は、
誤差を含めて、例えばデジタルデータDa±3がデジタ
ルデータDb±3に等しいかどうかで行う。CPU7
は、誤差を含めて、デジタルデータDaがデジタルデー
タDbに等しければ、ステップS316に進む。それ以
外の場合は、処理を終了する。ステップS316では、
単に外部配線200の区間Xが断線している可能性が高
い旨を出力して終了する。
【0067】以上のように、実施の形態1同様、デジタ
ルデータDa,Dbと基準値との比較を行うことによっ
て、AD変換器4a,4bのどちらが故障かどうかを判
断できる。
【0068】さらに、電圧印加回路9a,9bはAD変
換器4a,4bのアナログ参照電圧VTを利用すること
によって、回路構成を簡単にし、アナログ参照電圧ごと
にAD変換器4a,4bが故障かどうかを判断できる。
【0069】実施の形態3.図14は本発明の実施の形
態3のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュ
ータ103を示すブロック図である。図14は図5の電
圧印加回路9a,9bを電圧印加回路10a,10bに
置き換えたものである。図5の電圧印加回路9a,9b
は、AD変換器4a,4bからアナログ参照電圧を取り
出して出力していたが、図14の電圧印加回路10a,
10bはドライバ10ab,10bbがアナログ参照電
圧を生成して出力する。
【0070】電圧印加回路10aはレジスタ10aa及
びドライバ10abを含む。電圧印加回路10bはレジ
スタ10ba及びドライバ10bbを含む。レジスタ1
0aaは、入力端子がデータバス5に接続され、命令S
10aを格納する。レジスタ10aaはデータバス5か
らの特定の命令を保持し、これに従ってドライバ10a
bを制御する。ドライバ10abはレジスタ10aaの
制御に応じて、アナログ参照電圧VTaを生成して外部
端子1aに出力するか否かを選択実行する。
【0071】電圧印加回路10bは電圧印加回路10a
と同様である。つまり、電圧印加回路10bはレジスタ
10ba及びドライバ10bbを含む。レジスタ10b
aは、入力端子がデータバス5に接続され、命令S10
bを格納する。レジスタ10baはデータバス5からの
特定の命令を保持し、これに従ってドライバ10bbを
制御する。ドライバ10bbはレジスタ10baの制御
に応じて、アナログ参照電圧VTbを生成して外部端子
1bに出力するか否かを選択実行する。
【0072】ドライバ10ab,10bbが出力するア
ナログ参照電圧VTa,VTbは電圧V6に対応する電
源レベルVccあるいは電圧V1に対応する接地レベル
Vssのどちらか一方である。
【0073】以上のように、図14の電圧印加回路10
a,10bは図5の電圧印加回路9a,9bと等価な働
きをするので、図14のAD変換器内蔵シングルチップ
マイクロコンピュータ103は図10〜図13と同様の
動作をすることができる。
【0074】また、アナログ参照電圧VTaを外部端子
1aに出力してAD変換器4a,4bにA/D変換を一
斉に実行させたり、アナログ参照電圧VTbを外部端子
1bに出力してAD変換器4a,4bにA/D変換を一
斉に実行させたりできる。よって、センサー300を外
部配線200に接続したままで、CPU7はAD変換器
4a,4bに一斉にA/D変換を実行させることによっ
て、外部配線200のうち、区間X,Y,Zが断線して
いる可能性が非常に高いと判定することができる。例え
ば、CPU7はアナログ参照電圧VTaを出力させ、デ
ジタルデータDaがアナログ参照電圧VTaに対応して
いれば、センサー300のアナログ信号と無関係を意味
するので、区間Yが断線していると判定できる。同様
に、アナログ参照電圧VTbを出力させ、デジタルデー
タDbがアナログ参照電圧VTbに対応していれば、区
間Zが断線していると判定できる。さらに、CPU7は
例えばアナログ参照電圧VTaを出力させ、デジタルデ
ータDa,Dbが両方ともアナログ参照電圧VTaに対
応していれば、区間Xが断線していると判定できる。
【0075】実施の形態4.図15は本発明の実施の形
態4のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュ
ータ104を示すブロック図である。図15は図5に接
続回路11を加えたものである。
【0076】接続回路11はレジスタ11a及びトラン
ジスタ11bを含む。レジスタ11aは、入力端子がデ
ータバス5に接続され、命令S11を格納する。レジス
タ11aはデータバス5からの特定の命令を保持し、こ
れに従ってトランジスタ11bを制御する。トランジス
タ11bはレジスタ11aの制御に応じて、外部端子1
aと外部端子1bとを電気的に接続するか否かを選択実
行する。
【0077】次に動作について説明する。AD変換器4
a,4b、電圧印加回路9a,9b、接続回路11が次
のように動作するように、CPU7はデータバス5に命
令を出力する。すなわち、まず、外部端子1a,1bを
トランジスタ11bを介して電気的に接続していない状
態で、図7、図8あるいは図10〜図13の動作を行
う。ここで、故障があると判断されて終了したとき、ト
ランジスタ11bは外部端子1aと外部端子1bとを電
気的に接続する。その後、再び、図7,図8あるいは図
10〜図13の動作を最初からやり直す。これによっ
て、外部配線200とは無関係に、AD変換器4a,4
bが故障かどうかを判断できる。この結果、AD変換器
4a,4bが故障でないと判断されれば、外部配線20
0が断線している。この場合、外部配線200に代えて
接続回路11によって外部端子1a,1bを電気的に接
続しておくことができる。
【0078】実施の形態5.図16は本発明の実施の形
態5のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュ
ータ105を示すブロック図である。図16は図5に非
一致検出器12(比較器)を加えたものである。
【0079】非一致検出器12は、第1入力端子がAD
変換器4aの出力端子に接続され、第2入力端子AD変
換器4bの出力端子に接続され、第3入力端子が命令S
9abを受け、第4入力端子が命令S9bbを受け、出
力端子がCPU7に接続されている。
【0080】実施の形態5では、CPU7及び非一致検
出器12が制御回路を構成する。
【0081】次に動作について説明する。非一致検出器
12は、CPU7の動作と独立して動き、命令S9a
b,S9bbを受けて、これらを保持する。命令S9a
b,S9bbは先に述べたとおり、期待値を示す。非一
致検出器12は、デジタルデータDaと命令S9abの
期待値とを比較する。電圧印加回路9b等によるアナロ
グ参照電圧VTbの電圧降下や電圧印加回路9aの誤差
があるため、デジタルデータDaと期待値との比較は、
デジタルデータDaが期待値を含むある基準範囲(例え
ば、期待値±6)内であるかどうかで行うことが望まし
い。非一致検出器12は、デジタルデータDaが基準範
囲内であれば、AD変換器4aが正常であると判定し、
そうでなければ、AD変換器4bが異常であると判定
し、割り込み信号をCPU7に出力する。
【0082】あるいは、非一致検出器12は、デジタル
データDbと命令S9bbの期待値とを比較する。デジ
タルデータDbと期待値との比較は、デジタルデータD
bが期待値を含むある基準範囲内であるかどうかで行う
ことが望ましい。非一致検出器12は、デジタルデータ
Dbが基準範囲内であれば、AD変換器4bが正常であ
ると判定し、そうでなければ、AD変換器4aが異常で
あると判定し、割り込み信号をCPU7に出力する。
【0083】次に動作について、まず、図17を用いて
説明する。図17は図7のステップS206aをステッ
プS209aに置き換え、ステップS210aを加えた
ものである。ステップS205aは、CPU7がデジタ
ルデータDaを保持する必要がなければ、省略してもよ
い。ステップS209aでは、非一致検出器12は上述
のようにしてAD変換器4aが異常であると判定すれ
ば、割り込み信号をCPU7に出力する(ステップS2
10a)。CPU7は、非一致検出器12がステップS
209aの処理を終了するころにステップS207aを
処理するが、もし、非一致検出器12から割り込みを受
けると、AD変換器4aに異常がある旨を出力して終了
する(ステップS208a)。このように、CPU7に
代わって、非一致検出器12がデジタルデータと期待値
との比較を行う。
【0084】図18についても同様である。つまり、図
18は図8のステップS206bをステップS209b
に置き換え、ステップS210bを加えたものである。
ステップS209bでは、非一致検出器12は上述のよ
うに、デジタルデータDbが基準範囲内であれば、AD
変換器4bが正常であると判定して、ステップS207
bに移る。そうでなければ、非一致検出器12は、AD
変換器4bが異常であると判定し、割り込み信号をCP
U7に出力する(ステップS210b)。CPU7はこ
の割り込みを受けると、AD変換器4bに異常がある旨
を出力して終了する(ステップS208b)。
【0085】または、図10〜図13の動作を行っても
よい。但し、ステップS305a,S305bはCPU
7に代わって、非一致検出器12がデジタルデータと期
待値との比較を行う。
【0086】以上のように、デジタルデータDa,Db
と期待値との比較については非一致検出器12が行うの
で、CPU7の負荷が軽減する。
【0087】実施の形態6.図19は本発明の実施の形
態6のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュ
ータ106を示すブロック図である。図19は図14に
非一致検出器13(比較器)を加えたものである。
【0088】非一致検出器13は、第1入力端子がAD
変換器4aの出力端子に接続され、第2入力端子がAD
変換器4bの出力端子に接続され、出力端子がCPU7
に接続されている。非一致検出器13には予め期待値が
設定されている。
【0089】実施の形態6では、CPU7及び非一致検
出器13が制御回路を構成する。
【0090】次に動作については、実施の形態3と同様
である。但し、非一致検出器13は、CPU7の動作と
独立して動き、デジタルデータDaと期待値とを比較す
る。電圧印加回路9b等によるアナログ参照電圧VTb
の電圧降下や電圧印加回路9aの誤差があるため、デジ
タルデータDaと期待値との比較は、デジタルデータD
aが期待値を含むある基準範囲(例えば、期待値±6)
内であるかどうかで行うことが望ましい。非一致検出器
13は、デジタルデータDaが基準範囲内であれば、A
D変換器4aが正常であると判定し、そうでなければ、
AD変換器4aが異常であると判定し、割り込み信号を
CPU7に出力する。
【0091】あるいは、非一致検出器13は、デジタル
データDbと期待値とを比較する。電圧印加回路9b等
によるアナログ参照電圧VTbの電圧降下や電圧印加回
路9bの誤差があるため、デジタルデータDbと期待値
との比較は、デジタルデータDbが期待値を含むある基
準範囲(例えば、期待値±6)内であるかどうかで行う
ことが望ましい。非一致検出器13は、デジタルデータ
Dbが基準範囲内であれば、AD変換器4bが正常であ
ると判定し、そうでなければ、AD変換器4bが異常で
あると判定し、割り込み信号をCPU7に出力する。C
PU7はこの割り込み信号を受けると、AD変換器4b
に異常がある旨を出力する。
【0092】または、図10〜図13の動作を行っても
よい。但し、ステップS305a,S305bはCPU
7に代わって、非一致検出器13がデジタルデータと期
待値との比較を行う。
【0093】以上のように、デジタルデータDa,Db
と期待値との比較については非一致検出器13が行うの
で、CPU7の負荷が軽減する。
【0094】変形例.なお、実施の形態1〜6は互いに
組み合わせてもよい。つまり、図1の交換回路6、図5
の電圧印加回路9a,9b、図14の電圧印加回路10
a,10b、図15の接続回路11、図16の非一致検
出器12、図19の非一致検出器13は任意に選択して
組み合わせてもよい。
【0095】また、記憶回路はROM8以外でもよい。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、デジタル
データと基準値との比較を行うことによって、複数のア
ナログデジタル変換器のどちらが故障かどうかを判断す
ることができる。これによって、正常なアナログデジタ
ル変換器を用い、故障のアナログデジタル変換器を用い
ずに、アナログ信号をデジタルデータに変換できる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、例えば、制
御回路は、複数のアナログデジタル変換器のいくつかを
故障と判断したとき、故障と判断されたいくつかのアナ
ログデジタル変換器の間で、内部回路を交換するように
交換回路を制御するようにすれば、たとえ、複数のアナ
ログデジタル変換回路の全てが故障と判断されても、内
部回路を交換することによって、正常なアナログデジタ
ル変換器を構成できる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、AD変換器
内蔵シングルチップマイクロコンピュータは自身で外部
端子に所定電圧を印加するので、たとえ、外部から外部
端子にアナログ信号が入力されていなくても、複数のア
ナログデジタル変換器が故障かどうかを判断できる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、複数のアナ
ログデジタル変換器と無関係に、外部端子に所定電圧を
印加できる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、アナログデ
ジタル変換器のアナログ参照電圧を利用することによっ
て、回路構成を簡単にし、アナログ参照電圧ごとにアナ
ログデジタル変換器が故障かどうかを判断できる。
【0101】請求項6記載の発明によれば、複数の外部
端子を外部配線で共通に電気的に接続した状態で、アナ
ログデジタル変換器が故障かどうかを判断するとき、単
に外部配線が断線していることによって、アナログデジ
タル変換器が故障と判断されることがある。そこで、制
御回路は、複数のアナログデジタル変換器が故障である
と判断したとき、複数の外部端子を互いに電気的に接続
するように接続回路を制御した後、再び、デジタルデー
タと基準値との比較を行うようにすれば、外部配線とは
無関係に、アナログデジタル変換器が故障かどうかを判
断できる。この結果、アナログデジタル変換器が故障で
ないと判断されれば、外部配線が断線していると判断で
きる。さらに、外部配線が断線していると判断された場
合、外部配線に代わって接続回路が複数の外部端子を電
気的に接続しておくことができる。
【0102】請求項7記載の発明によれば、CPUの負
荷が軽減する。
【0103】請求項8記載の発明によれば、電圧生成装
置を用いて、複数のアナログデジタル変換器に関する故
障の有無を判断できる。
【0104】請求項9記載の発明によれば、電圧生成装
置及び電圧印加回路を用いて、複数のアナログデジタル
変換器に関する故障の有無を判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のAD変換器内蔵シン
グルチップマイクロコンピュータを示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1のアナログデジタル変
換器のアナログ部を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のアナログデジタル変
換器のデジタル部を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態1のテスト信号生成装置
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シン
グルチップマイクロコンピュータを示すブロック図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態2の電圧印加回路とアナ
ログデジタル変換器を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シン
グルチップマイクロコンピュータの動作を説明するため
のフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シン
グルチップマイクロコンピュータの動作を説明するため
のフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態2の時間と外部端子の電
圧との関係を示すグラフである。
【図10】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態2のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態3のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータを示すブロック図で
ある。
【図15】 本発明の実施の形態4のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータを示すブロック図で
ある。
【図16】 本発明の実施の形態5のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータを示すブロック図で
ある。
【図17】 本発明の実施の形態5のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図18】 本発明の実施の形態5のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図19】 本発明の実施の形態6のAD変換器内蔵シ
ングルチップマイクロコンピュータを示すブロック図で
ある。
【図20】 従来のAD変換器内蔵シングルチップマイ
クロコンピュータを示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b 外部端子、4a,4b アナログデジタル
変換器、5 データバス、6 交換回路、9a,9b,
10a,10b 電圧印加回路、11 接続回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B048 AA12 CC01 CC02 DD10 EE01 5B062 CC01 DD07 DD10 JJ07 5J022 AA01 AA02 AB01 AC04 BA00 CB02 CE08 CF01 CG01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からアナログ信号を印加するための
    複数の外部端子と、 前記複数の外部端子にそれぞれ接続され、互いに内部構
    成が同じであって、前記外部端子からの前記アナログ信
    号をデジタルデータに変換するための複数のアナログデ
    ジタル変換器と、 故障があるか否かの基準値を格納する記憶回路と、 前記複数のアナログデジタル変換器及び前記記憶回路に
    接続され、前記複数のアナログデジタル変換器から前記
    デジタルデータを受け、前記記憶回路から前記基準値を
    受ける制御回路と、を備え、 前記制御回路は前記デジタルデータと前記基準値との比
    較を行い、これによって、前記複数のアナログデジタル
    変換器に関する故障の有無を判断するAD変換器内蔵シ
    ングルチップマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記複数のアナログデジタル変換器は、
    それぞれ第1及び第2の内部回路を含み、 前記複数のアナログデジタル変換器及び前記制御回路に
    接続され、前記制御回路の制御に従って、前記複数のア
    ナログデジタル変換器の間で、前記第1及び第2の内部
    回路を交換するための交換回路をさらに備えた請求項1
    記載のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記複数の外部端子及び前記制御回路に
    それぞれ接続され、前記制御回路の制御に従って、前記
    複数の外部端子に内部から所定電圧を印加するための複
    数の電圧印加回路をさらに備え、 前記制御回路は、前記比較を行う際に、前記所定電圧を
    前記外部端子に印加するように前記複数の電圧印加回路
    を制御する請求項1又は2記載のAD変換器内蔵シング
    ルチップマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記複数の電圧印加回路はそれぞれ、前
    記所定電圧を生成するためのドライバを含む請求項3記
    載のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記複数のアナログデジタル変換器はそ
    れぞれ、前記アナログ信号を量子化するための複数のア
    ナログ参照電圧を有し、 前記複数の電圧印加回路はそれぞれ前記複数のアナログ
    デジタル変換器から前記複数のアナログ参照電圧のうち
    の前記制御回路が指示するものを前記所定電圧として取
    り出す請求項3記載のAD変換器内蔵シングルチップマ
    イクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記複数の外部端子及び前記制御回路に
    接続され、前記制御回路の制御に従って、前記複数の外
    部端子を内部で互いに電気的に接続するか否かを選択実
    行するための接続回路をさらに備え、 前記制御回路は、前記複数のアナログデジタル変換器が
    故障であると判断したとき、前記複数の外部端子を互い
    に電気的に接続するように前記接続回路を制御した後、
    再び、前記デジタルデータと前記基準値との比較を行
    い、これによって、前記複数のアナログデジタル変換器
    が故障かどうかを判断する請求項1〜5のいずれかに記
    載のAD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、CPU及び比較器から
    なり、前記制御回路が行う処理のうち、前記比較につい
    ては前記比較器が行う請求項1〜6のいずれかに記載の
    AD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピュータ。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2記載のAD変換器内蔵シ
    ングルチップマイクロコンピュータの故障を検出する方
    法であって、 (a) 電圧生成装置を前記複数の外部端子に接続し、
    前記電圧生成装置から前記複数の外部端子に電圧を印加
    するステップと、 (b) 前記制御回路が前記複数のアナログデジタル変
    換器に関する故障の有無を判断するステップと、 を備えた、AD変換器内蔵シングルチップマイクロコン
    ピュータの故障検出方法。
  9. 【請求項9】 請求項3〜6のいずれかに記載のAD変
    換器内蔵シングルチップマイクロコンピュータの故障を
    検出する方法であって、(a) 電圧生成装置を前記複
    数の外部端子に接続し、前記電圧生成装置から前記複数
    の外部端子に電圧を印加するとともに、前記電圧印加回
    路から前記外部端子に前記所定電圧を印加するステップ
    と、(b) 前記制御回路が前記複数のアナログデジタ
    ル変換器に関する故障の有無を判断するステップと、を
    備えた、AD変換器内蔵シングルチップマイクロコンピ
    ュータの故障検出方法。
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