JP2000150813A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法

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JP2000150813A
JP2000150813A JP11243353A JP24335399A JP2000150813A JP 2000150813 A JP2000150813 A JP 2000150813A JP 11243353 A JP11243353 A JP 11243353A JP 24335399 A JP24335399 A JP 24335399A JP 2000150813 A JP2000150813 A JP 2000150813A
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layer
insulating film
lower electrode
electrode
thin film
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JP11243353A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Geshi
辰郎 下司
Mitsuaki Harada
光昭 原田
Hiroaki Furukawa
浩章 古川
Satoru Ogasawara
悟 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極形成の際、リソグラフィ工程及びエッチ
ング工程に伴うスループット及び信頼性の低下を防止す
ること。 【解決手段】 シリコン基板1のチャネル領域6上にゲ
ート絶縁膜2及び第1の下部電極3が形成され、第1の
下部電極3及びゲート絶縁膜2を覆うようにシリコン基
板1上にBPSGからなる層間絶縁膜7が形成される。
層間絶縁膜7上にはコンタクト孔8が形成される。コン
タクト孔8内にはドープドポリシリコンからなる接続層
9が形成される。そして、層間絶縁膜7及び接続層9の
上にイリジウムからなる第2の下部電極10を堆積させ
ることにより、イリジウムはドープドポリシリコンに対
し密着性が高く、BPSGに対し密着性がきわめて低い
から、第2の下部電極10は、接続層9の上のみに選択
的に残る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体膜を有する
誘電体素子、ゲート部分に誘電体膜が用いられた誘電体
メモリなどの半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(FET)のゲー
ト部分に強誘電体薄膜からなるキャパシタが設けられた
メモリは、非破壊読み出しが可能な不揮発性メモリとし
て知られている。このような強誘電体メモリの構造とし
ては、MFS(金属・強誘電体・半導体)構造、MFI
S(金属・強誘電体・絶縁体・半導体)構造、MFMI
S(金属・強誘電体・金属・絶縁体・半導体)構造など
が提案されている。
【0003】図17は従来のMFMIS構造の強誘電体
メモリの一例を示す模式的断面図である。
【0004】図17において、p型シリコン基板21の
表面に、所定間隔を隔ててn+層からなるソース領域2
2及びn+層からなるドレイン領域23が形成されてい
る。ソース領域22とドレイン領域23との間のシリコ
ン基板21の領域がチャネル領域24となる。チャネル
領域24上には、ゲート酸化膜25、浮遊ゲート電極2
6、強誘電体薄膜27及び制御ゲート電極28が順に形
成されている。
【0005】ここで、図17の強誘電体メモリの動作原
理について説明する。制御ゲート電極28に強誘電体薄
膜27を分極反転させるために十分な正電圧を印加し、
再び制御ゲート電極28の電圧を0とする。それによ
り、強誘電体薄膜27の制御ゲート電極28との界面が
負に帯電し、浮遊ゲート電極26との界面が正に帯電す
る。
【0006】この場合、浮遊ゲート電極26の強誘電体
薄膜27との界面が負に帯電し、ゲート酸化膜25との
界面が正に帯電し、ソース領域22とドレイン領域23
との間のチャネル領域24に反転層が形成される。その
結果、制御ゲート電極28の電圧が0にもかかわらず、
FETはオン状態となる。
【0007】逆に、制御ゲート電極28に強誘電体薄膜
27を分極反転させるために十分な負電圧を印加し、再
び制御ゲート電極28の電圧を0にする。それにより、
強誘電体薄膜27の制御ゲート電極28との界面が正に
帯電し、浮遊ゲート電極26との界面が負に帯電する。
【0008】この場合、浮遊ゲート電極26の強誘電体
薄膜27との界面が正に帯電し、ゲート酸化膜25との
界面が負に帯電する。その結果、ソース領域22とドレ
イン領域23との間のチャネル領域24に反転層が形成
されず、FETはオフ状態となる。
【0009】このように、強誘電体薄膜27が十分に分
極反転していると、制御ゲート電極28に印加する電圧
を0にした後も、FETを選択的にオン状態またはオフ
状態にすることができる。そのため、ソース・ドレイン
間の電流を検出することにより強誘電体メモリに記憶さ
れるデータ“1”及び“0”を判別することが可能とな
る。
【0010】図17の強誘電体メモリでは、強誘電体薄
膜27がPt(白金)等の反応性の低い材料からなる浮
遊ゲート電極26上に形成され、かつゲート酸化膜25
及び浮遊ゲート電極26が拡散バリア層として働く。し
たがって、MFS構造の強誘電体メモリやMFIS構造
の強誘電体メモリに比べて、強誘電体薄膜と半導体基板
との間での構成原子の反応や相互拡散が防止される。
【0011】図18は従来のMFMIS構造の強誘電体
メモリの他の例を示す模式的断面図である。図18の強
誘電体メモリは、特開平5−327062号公報に開示
されている。
【0012】図18において、n型シリコン基板31の
表面に、所定間隔を隔ててp+層からなるソース領域3
4及びp+層からなるドレイン領域35が形成されてい
る。ソース領域34とドレイン領域35との間のシリコ
ン基板31の領域がチャネル領域36となる。チャネル
領域36上にゲート酸化膜32が形成され、ゲート酸化
膜32上に第1の下部電極33が形成されている。
【0013】シリコン基板31上及び第1の下部電極3
3上には層間絶縁膜37が形成されている。第1の下部
電極33上の層間絶縁膜37には、コンタクト孔39が
形成され、そのコンタクト孔39内に配線層40が形成
されている。
【0014】ソース領域34上及びドレイン領域35上
の層間絶縁膜37にはそれぞれコンタクト孔が設けら
れ、それらのコンタクト孔内にそれぞれ配線層45,4
6が形成されている。
【0015】さらに、第1の下部電極33に接続された
配線層40上に第2の下部電極42が形成されている。
第2の下部電極42上に強誘電体薄膜43が形成され、
強誘電体薄膜43上に上部電極44が形成されている。
また、ソース領域34及びドレイン領域35に接続され
る配線層45,46上にそれぞれオーミック電極47,
48が形成されている。
【0016】図18の強誘電体メモリにおいては、強誘
電体薄膜43がPt等の反応性の低い材料からなる第2
の下部電極42上に形成され、かつ第1の下部電極33
と第2の下部電極42との間に層間絶縁膜37が設けら
れているので、強誘電体薄膜43とシリコン基板31と
の間での構成原子の反応や相互拡散がさらに防止されて
いる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来例に示した強誘電
体メモリに限らず、半導体デバイスの製造においては、
工程の簡略化に伴うスループットや信頼性の向上が常に
求められている。
【0018】例えば、図18の強誘電体メモリの製造に
おいては、第2の下部電極42をエッチングによりパタ
ーニングする際に、エッチングされた上部電極44及び
第2の下部電極42の材料であるPt(白金)等の導電
性材料が強誘電体薄膜43の側壁に付着または堆積する
ことがある。それにより、上部電極44と第2の下部電
極42との間で電流のリークが生じ、素子の信頼性が低
下するとともに、製造歩留りが低下する。
【0019】更には、エッチングのための工程を必要と
するぶん、スループットも低下する。
【0020】本発明は、半導体装置及びその製造方法に
関し、斯かる問題点を解消することをその目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置
は、第1の層及び第2の層を備え、前記第1の層に対し
密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着性の弱い第
3の層を、前記第1の層の上にのみ形成することをその
要旨とする。
【0022】請求項2の半導体装置は、基板上に形成さ
れた第1の層と、この第1の層を覆う第2の層と、この
第2の層に形成され、前記第1の層に通じるコンタクト
孔とを備え、前記第1の層に対し密着性が強く、且つ前
記第2の層に対し密着性の弱い第3の層を、前記第1の
層の上にのみ形成することをその要旨とする。
【0023】また、請求項4に記載の半導体装置は、前
記第3の層の上に形成された誘電体膜を更に備えること
をその要旨とする。
【0024】また、請求項5の半導体装置の製造方法
は、表面に第1の層が露出する第2の層を形成する工程
と、前記第1の層及び第2の層の表面に、前記第1の層
に対し密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着性の
弱い第3の層を形成する工程とを含むことをその要旨と
する。
【0025】また、請求項6の半導体装置の製造方法
は、基板上に、第1の層を形成する工程と、前記第1の
層の上に第2の層を形成する工程と、前記第2の層に前
記第1の層に通じるコンタクト孔を形成する工程と、前
記第1の層及び第2の層の表面に、前記第1の層に対し
密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着性の弱い第
3の層を形成する工程とを含むことをその要旨とする。
【0026】尚、上記の場合、前記第1の層は、不純物
がドープされたシリコン材料からなり、前記第2の層
は、シリコン酸化物材料からなり、前記第3の層はイリ
ジウムからなることが望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態におけ
る強誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【0028】図1において、p型単結晶シリコン基板1
の表面に所定間隔を隔ててn+層からなるソース領域4
及びn+層からなるドレイン領域5が形成されている。
ソース領域4及びドレイン領域5との間のシリコン基板
1の領域がチャネル領域6となる。
【0029】チャネル領域6上にSiO2からなるゲー
ト絶縁膜2が形成されている。ゲート絶縁膜2上には、
ドープドポリシリコンからなる第1の下部電極(ゲート
電極)3が形成されている。第1の下部電極3及びゲー
ト絶縁膜2を覆うように、シリコン基板1上に、NSG
(nondoped silicate glass)とその上のBPSG(bor
o-phospho silicate glass)との積層構造からなる層間
絶縁膜7が形成されている。
【0030】第1の下部電極3上の層間絶縁膜7にはコ
ンタクト孔8が形成されている。コンタクト孔8内に
は、ドープドポリシリコンからなる接続層(プラグ)9
が所定の深さまで形成されている。コンタクト孔8内の
接続層9上には、Ir(イリジウム)からなる第2の下
部電極10が形成されている。
【0031】第2の下部電極10の上面に接触するよう
に層間絶縁膜7上に、ペロブスカイト型結晶構造を有す
るSrBiTaOからなる強誘電体薄膜11が形成され
ている。強誘電体薄膜11上には、Pt等からなる上部
電極12が形成されている。強誘電体薄膜11及び上部
電極12の周囲を覆うように、層間絶縁膜7上に絶縁膜
17が形成されている。
【0032】ソース領域4、ドレイン領域5上の層間絶
縁膜7にはそれぞれコンタクト孔が形成され、それらの
コンタクト孔内にポリシリコン等の導電性材料からなる
ソース電極13及びドレイン電極14がそれぞれ形成さ
れている。ソース電極13及びドレイン電極14にはそ
れぞれ配線層15,16が形成されている。
【0033】本実施形態では、接続層9が第1の層に相
当し、層間絶縁膜7(BPSG)が第2の層に相当し、
第2の下部電極10が第3の層に相当し、強誘電体薄膜
11が誘電体膜に相当する。
【0034】次に、図1の強誘電体メモリの製造方法
を、図2〜図10に示す工程断面図に従って以下に説明
する。
【0035】工程1(図2参照):p型シリコン基板1
上に、熱酸化法により膜厚100ÅのSiO2からなる
ゲート絶縁膜2を形成し、ゲート絶縁膜2上にCVD法
(化学的気相成長法)により膜厚2000Åのポリシリ
コンからなる第1の下部電極3を形成する。
【0036】工程2(図3参照):反応性イオンエッチ
ング等のドライプロセスを用いてシリコン基板1上のゲ
ート形成領域を除く部分の第1の下部電極3及びゲート
絶縁膜2を除去し、ゲート部を形成する。そして、第1
の下部電極3をイオン注入用マスクとして用い、シリコ
ン基板1の表面にn型不純物(n型ドーパント)をイオ
ン注入し、熱処理を行う。
【0037】それにより、シリコン基板1上のゲート絶
縁膜2及び第1の下部電極3に対し自己整合的にn型不
純物層(n+層)からなるソース領域4及びドレイン領
域5がそれぞれ形成される。ソース領域4及びドレイン
領域5との間のシリコン基板1の領域はチャネル領域6
となる。
【0038】工程3(図4参照):第1の下部電極3及
びゲート絶縁膜2を覆うようにシリコン基板1上に、C
VD法等により、まず、NSG(nondoped silicate gl
ass)を形成し、その上に、BPSG(boro-phospho si
licate glass)を形成し、総膜厚6000Å程度の層間
絶縁膜7を形成する。
【0039】工程4(図5参照):必要に応じて、総間
絶縁膜7の表面をCMP法(化学的機械的研磨法)を用
いて研磨・平坦化する。その後、第1の下部電極3上の
層間絶縁膜7に、リソグラフィ技術及びエッチング技術
によりコンタクト孔8を設ける。
【0040】工程5(図6参照):コンタクト孔8内
に、リン(P)をドープしたドープドポリシリコンから
なる接続層9を形成する。この場合、コンタクト孔8の
上端から接続層9の上面までの距離が1000Åとなる
ように接続層9の厚みを設定する。接続層9の形成方法
としては、コンタクト孔8の内部及び層間絶縁膜7の全
面にCVD法を用いてドープドポリシリコンを形成した
後、CMP法による研磨又は全面を異方性エッチングす
ることにより層間絶縁膜7上のドープドポリシリコンを
除去する。ポリシリコン中へのリンのドープは、イオン
注入法、拡散法等を用い、ポリシリコン形成後にドープ
しても良いし、ポリシリコン形成と同時にドープしても
良い。
【0041】工程6(図7参照):層間絶縁膜7の上及
びコンタクト孔8内の接続層9の上に、マグネトロンス
パッタリング法を用いてイリジウム(Ir)からなる膜
厚1000Åの第2の下部電極10を形成する。この時
の形成条件は、基板温度:常温、スパッタ電力:100
W、スパッタ圧力:0.2Pa、Ar流量:7scc
m、成膜速度:5nm/minである。
【0042】この時、イリジウムは、ドープドポリシリ
コンに対しきわめて密着性が高く、且つBPSGに対し
きわめて密着性が低いため、接続層9にのみ強く密着
し、層間絶縁膜7に対しては簡単に剥がれる状態にあ
る。しかも、イリジウム自身も脆い材質であるため、図
8に示すように、層間絶縁膜7のイリジウムは剥がれ落
ち、接続層9上のイリジウムのみが残る。
【0043】すなわち、別途リソグラフィ工程等を必要
とせず、いわば自己整合的に接続層9上に第2の下部電
極10が形成される。
【0044】特に、本実施形態にあっては、上述した通
り、コンタクト孔8の上端から接続層9の上面までの距
離が1000Åとなるように接続層9の厚みを設定して
あるので、接続層9の上端は、層間絶縁膜7の表面に対
し凹んだ状態にあり、コンタクト孔8以外に堆積された
イリジウムがより簡単に剥がれ落ちる。
【0045】尚、この工程6の終了後、必要に応じてス
クラバ処理を行い、層間絶縁膜7上のイリジウムを除去
するようにしても良い。
【0046】工程7(図9参照):必要に応じて、表面
をCMP法等(化学的機械的研磨法)により平坦化した
後、第2の下部電極10及び層間絶縁膜7上に、ゾルゲ
ル法、スパッタ法、MOCVD法等によりSrBiTa
O等からなる膜厚2000Åの強誘電体薄膜11を形成
する。
【0047】工程8(図10参照):強誘電体薄膜11
上にスパッタ法により膜厚1500ÅのPtからなる上
部電極12を形成する。
【0048】その後、上部電極12及び強誘電体薄膜1
1を同時にエッチングによりパターニングする。尚、こ
の場合、上部電極12及び強誘電体薄膜11を別々にエ
ッチングしてもよい。強誘電体薄膜11は第2の下部電
極10の上面に接触していればよく、層間絶縁膜7上に
必ずしもまたがっていなくてもよい。
【0049】工程9(図1参照):ソース領域4及びド
レイン領域5上の層間絶縁膜7にそれぞれコンタクト孔
を設け、それらのコンタクト孔内にポリシリコン等の導
電性材料からなるソース電極13及びドレイン電極14
をそれぞれ形成する。更に、ソース電極13及びドレイ
ン電極14上にAlからなる配線層15,16を形成す
る。
【0050】最後に、強誘電体薄膜11及び上部電極1
2の周囲を覆うように、CVD法を用いてBPSGから
なる絶縁膜17を形成する。
【0051】このようにして、本実施形態の強誘電体メ
モリが作製される。
【0052】本実施形態にあっては、上述した以外に、
以下の通りの作用・効果を奏する。
【0053】(a)例えば、第2の下部電極10をリソ
グラフィ技術及びエッチング技術を用いて加工した場
合、エッチング残さが、加工後の電極の側壁からレジス
トマスクの側壁にかけて付着することがあり、その場
合、第2の下部電極10とその後に形成される上部電極
12との間で電流のリークが生じ、素子の信頼性が低下
すると共に、製造歩留まりが低下するが、本実施形態に
あっては、第2の下部電極10をリソグラフィ技術及び
エッチング技術を用いずに加工することができるので、
このような問題は生じない。
【0054】(b)第2の下部電極10をリソグラフィ
技術及びエッチング技術を用いずに加工することができ
るので、工程数の削減を実現することができ、スループ
ットが向上する。
【0055】(c)第2の下部電極10をリソグラフィ
技術及びエッチング技術を用いずに加工することができ
るので、コンタクト孔8以外に堆積された後、剥がれ落
ちたイリジウムを回収し、再利用することができ、製造
コストを大幅に低減することができる。特に、現在のと
ころイリジウムは高価な金属であるため、再利用による
コストダウンの効果は顕著である。
【0056】(d)第2の下部電極10が層間絶縁膜7
のコンタクト孔8内に設けられるので、上部電極12及
び強誘電体薄膜11をエッチングによりパターニングす
る際に、第2の下部電極10の導電性材料が強誘電体薄
膜11の側壁に付着または堆積しない。また、たとえ上
部電極12の導電性材料が強誘電体薄膜11の側壁に付
着または堆積しても、第2の下部電極10が層間絶縁膜
7のコンタクト孔8内に設けられているので、上部電極
12と第2の下部電極10との間に電流のリークが発生
しない。その結果、強誘電体メモリの信頼性及び歩留り
が向上する。
【0057】(e)強誘電体薄膜11が反応性の低いイ
リジウム材料からなる第2の下部電極10上に形成さ
れ、かつ強誘電体薄膜11とシリコン基板1との間に層
間絶縁膜7が設けられているので、強誘電体薄膜11と
シリコン基板1との間での構成元素の反応や相互拡散が
十分に防止される。
【0058】ここで、図1の強誘電体メモリの動作を説
明する。上部電極12に強誘電体薄膜11を分極反転さ
せるために十分な正電圧を印加し、再び上部電極12の
電圧を0とする。それにより、強誘電体薄膜11の上部
電極12との界面が負に帯電し、第2の下部電極10と
の界面が正に帯電する。
【0059】この場合、第2の下部電極10の強誘電体
薄膜11との界面が負に帯電し、第1の下部電極3のゲ
ート絶縁膜2との界面が正に帯電する。その結果、ソー
ス領域4とドレイン領域5との間のチャネル領域6に反
転層が形成され、上部電極12の電圧が0にもかかわら
ず、FETはオン状態となる。
【0060】逆に、上部電極12に強誘電体薄膜11を
分極反転させるために十分な負電圧を印加し、再び上部
電極12の電圧を0にする。それにより、強誘電体薄膜
11の上部電極12との界面が正に帯電し、第2の下部
電極10との界面が負に帯電する。
【0061】この場合、第2の下部電極10の強誘電体
薄膜11との界面が正に帯電し、第1の下部電極3のゲ
ート絶縁膜2との界面が負に帯電する。その結果、ソー
ス領域4とドレイン領域5との間のチャネル領域6に反
転層が形成されず、FETはオフ状態となる。
【0062】このように、強誘電体薄膜11が十分に分
極反転していると、上部電極12に印加する電圧を0に
した後も、FETを選択的にオン状態またはオフ状態に
することができる。そのため、ソース・ドレイン間の電
流を検出することにより強誘電体メモリに記憶されるデ
ータ”1”及び”0”を判別することが可能となる。
【0063】以上の実施形態にあっては、以下の通り変
更しても良く、その場合であっても同等の作用・効果を
得ることができる。
【0064】(1)DRAMの容量電極形成に適用する
等、強誘電体メモリの製造以外のあらゆる導電層、絶縁
層の形成に適用する。
【0065】(2)第2実施形態として、図11のよう
に、接続層9を断面T字形状とし、層間絶縁膜7の上に
も位置させる。
【0066】(3)第3実施形態として、図12のよう
に、接続層9と第2下部電極10との間にTi、Ti
N、TaN、TaSiN膜又はこれらの積層膜からなる
バリヤ層20(例えば、TiN/Tiの積層膜)を介在
させる。これらの材料も、イリジウムに対し十分に密着
性が高い。尚、この場合は、バリヤ層20が第1の層に
相当する。
【0067】(4)第4実施形態として、図13のよう
に、第3実施形態におけるバリヤ層20を、層間絶縁膜
7の上に位置させる。尚、この場合は、バリヤ層20が
第1の層に相当する。
【0068】(5)第5実施形態として、図14のよう
に、第1の下部電極3と接続層9とをドープドポリシリ
コンにより一体的に形成する。また、層間絶縁膜7を構
成するNSG膜7aをコンタクト孔8の周囲にも露出さ
せる。そして、ドープドポリシリコン及びNSGからな
るグループとBPSGとのイリジウムに対する密着性の
違いを利用し、第2の下部電極10としてのイリジウム
を、接続層9及びNSG膜7a上に選択的に形成する。
【0069】(6)第6実施形態として、図15のよう
に、接続層9としてタングステン(W)を用いる。この
タングステンも、イリジウムに対し十分に密着性が高
い。更に、接続層9と第1下部電極3との間にTi、T
iN、TaN、TaSiN膜又はこれらの積層膜からな
るバリヤ層21(例えば、TiN/Tiの積層膜)を介
在させる。バリヤ層21はスパッタ法又はCVD法を用
いて形成する。タングステンは、CVD法を用いて形成
した後、所定の膜厚となるようエッチバック又は研磨す
る。
【0070】(7)第7実施形態として、図16のよう
に、接続層9と第2下部電極10との間にチタンシリサ
イド層22を介在させる。このチタンシリサイド層22
も、イリジウムに対し十分に密着性が高い。チタンシリ
サイド層22は、ドープドポリシリコンからなる接続層
9の上にスパッタ法を用いてチタン(Ti)膜を形成
し、RTA法を用いた熱処理を行って、チタンとシリコ
ンとを反応させることにより形成する。尚、未反応のチ
タン膜はウェットエッチングにより除去する。尚、この
場合は、チタンシリサイド層22が第1の層に相当す
る。
【0071】(8)第2の下部電極10、強誘電体薄膜
11及び上部電極12からなるキャパシタ部をソース領
域4又はドレイン領域5に接続した、いわゆる1トラン
ジスタ1キャパシタ型のメモリに適用する。
【0072】(9)上部電極12を以下の材料から構成
する。
【0073】貴金属(Au、Ag、Ru、Rh、Pb、
Os等)、高融点金属(Co、W、Ti等)、高融点金
属化合物(TiN、TaN、TaSiN膜等)、導電性
酸化物(RuO2、RhO2、OsO2、IrO2、ReO
2、ReO3、MoO2、WO2、SrRuO3、Pb2Ru
23-X、Bi2Ru27-X等)、あるいはこれらの各材
料の合金又は各材料の多層構造。
【0074】(10)上部電極12として、強誘電体薄
膜11に対して密着性が高く、絶縁膜17に対して密着
性の低い材料を用いることにより、上部電極12を第2
の下部電極10と同様の手法で形成する。これにより、
上部電極12を第2の下部電極と同様にリソグラフィ工
程を必要とすることなく整合的に形成することができ
る。
【0075】(11)接続層9、第2の下部電極10及
び層間絶縁膜7(BPSG)の各材質は、上記実施形態
に限定するものではなく、要は、第2の下部電極10
が、接続層9に対し密着性が高く、層間絶縁膜7の表面
に対し密着性が低い関係にあればよい。以下にそれぞれ
の材料の変形例を示す。
【0076】(第2の下部電極)貴金属(Au、Ag、
Pt、Ru、Rh、Pb、Os等)、高融点金属(C
o、W、Ti等)、高融点金属化合物(TiN、Ta
N、TaSiN等)、導電性酸化物(RuO2、Rh
2、OsO2、IrO2、ReO2、ReO3、MoO2
WO2、SrRuO3、Pb2Ru23-X、Bi2Ru2
7-X等)、あるいはこれらの各材料の合金又は各材料の
多層構造。
【0077】(接続層)高融点金属(Co、W、Ti
等)、高融点金属化合物(TiN、TaN、TaSiN
膜)又はこれらの積層膜。更には、高融点金属やNi,
Pt等のシリサイド膜。
【0078】(層間絶縁膜)BSG(boro-silicate gl
ass)膜、PSG(phospho-silicate glass)膜。
【0079】(10)強誘電体薄膜11として、以下の
各材料からなる強誘電体を用いる。
【0080】(10−1)下記の一般式で示されるビス
マス系層状強誘電体を用いる。
【0081】(Bi222+(An-1n3n+12- なお、AはSr、CaまたはBaであり、BはTi、T
a、Nb、WまたはVである。
【0082】n=1の場合: Bi2WO6 Bi2VO5.5 n=2の場合: Bi23/SrTa26 (SrBi2Ta29):SBT Bi23/SrNb26 (SrBi2Nb29) n=3の場合: Bi23/SrTa26/BaTiO3 Bi23/SrTaO6/SrTiO3 Bi23/Bi2Ti39 (Bi4Ti312):BIT n=4の場合: Bi23/Sr3Ti412 (Sr3Bi2Ti415) Bi23/Bi2Ti39/SrTiO3 (SrBi4Ti415) (10−2)下記の一般式で示される強誘電体(等方的
材料系)を用いる。
【0083】Pb(ZrXTi1-X)O3:PZT(Pb
Zr0.5Ti0.5)O3 (Pb1-YLaY)(ZrXTi1-X)O3:PLZT (Sr1-XCaX)TiO3 (Sr1-XBaX)TiO3:(Sr0.4Ba0.6)TiO3 (Sr1-X-YBaXY)Ti1-ZZ3 なお、MはLa、BiまたはSbであり、NはNb、
V、Ta、MoまたはWである。
【0084】(11)強誘電体薄膜11をその材料に応
じて以下の方法で形成する。
【0085】分子線エピタキシー法、レーザアブレーシ
ョン法、レーザ分子線エピタキシー法、スパッタリング
法(RF型、DC型またはイオンビーム型)、反応性蒸
着法、MOCVD法(有機金属化学的気相成長法)、ミ
スト堆積法、ゾルゲル法。
【0086】(12)FETを他の半導体基板又は半導
体層に形成する。
【0087】(13)各層の導電型を逆にすることによ
りp型チャネルを有する強誘電体メモリを実現させる。
【0088】(14)コンタクト孔8を複数にする。
【0089】尚、以上の実施形態にあっては、単結晶シ
リコン基板上に形成した強誘電体メモリに適用した例を
示しているが、例えばLCDのように絶縁性基板の上に
導電膜や絶縁膜を形成するデバイスに対しても十分に適
用が可能であり、このような絶縁性基板上に導電膜や絶
縁膜を形成したものであっても本発明における「半導体
装置」の概念に属するものとする。
【0090】
【発明の効果】本発明にあっては、膜を所定の形状に加
工する際、リソグラフィ工程やエッチング工程を省略す
ることができるので、スループットを向上させることが
できる上に、これらの工程に伴う種々の悪影響を防止
し、半導体装置としての信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態における強誘
電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図2】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図3】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図4】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図5】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図6】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図7】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図8】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図9】本第1実施形態における強誘電体メモリの製造
方法を示す工程断面図である。
【図10】本第1実施形態における強誘電体メモリの製
造方法を示す工程断面図である。
【図11】本発明を具体化した第2実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図12】本発明を具体化した第3実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図13】本発明を具体化した第4実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図14】本発明を具体化した第5実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図15】本発明を具体化した第6実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図16】本発明を具体化した第7実施形態における強
誘電体メモリの構造を示す模式的断面図である。
【図17】従来の強誘電体メモリの一例を示す模式的断
面図である。
【図18】従来の強誘電体メモリの他の例を示す模式的
断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 ゲート絶縁膜 3 第1の下部電極 4 ソース領域 5 ドレイン領域 6 チャネル領域 7 層間絶縁膜 8 コンタクト孔 9 接続層 10 第2の下部電極 11 強誘電体薄膜 12 上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 (72)発明者 古川 浩章 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小笠原 悟 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の層及び第2の層を備え、前記第1
    の層に対し密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着
    性の弱い第3の層を、前記第1の層の上にのみ形成する
    ことを特徴とした半導体装置。
  2. 【請求項2】 基板上に形成された第1の層と、この第
    1の層を覆う第2の層と、この第2の層に形成され、前
    記第1の層に通じるコンタクト孔とを備え、 前記第1の層に対し密着性が強く、且つ前記第2の層に
    対し密着性の弱い第3の層を、前記第1の層の上にのみ
    形成することを特徴とした半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の層は、不純物がドープされた
    シリコン材料からなり、前記第2の層は、シリコン酸化
    物材料からなり、前記第3の層はイリジウムからなるこ
    とを特徴とした請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の層の上に形成された誘電体膜
    を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 表面に第1の層が露出する第2の層を形
    成する工程と、 前記第1の層及び第2の層の表面に、前記第1の層に対
    し密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着性の弱い
    第3の層を形成する工程と、を含むことを特徴とした半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 基板上に、第1の層を形成する工程と、 前記第1の層の上に第2の層を形成する工程と、 前記第2の層に前記第1の層に通じるコンタクト孔を形
    成する工程と、 前記第1の層及び第2の層の表面に、前記第1の層に対
    し密着性が強く、且つ前記第2の層に対し密着性の弱い
    第3の層を形成する工程と、を含むことを特徴とした半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の層は、不純物がドープされた
    シリコン材料からなり、前記第2の層は、リン又はボロ
    ンの少なくとも一方を含むシリコン酸化物材料からな
    り、前記第3の層はイリジウムからなることを特徴とし
    た請求項5又は6に記載の半導体装置の形成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289806A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 半導体不揮発性記憶素子及びその製造方法
JP2002313966A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Yasuo Tarui トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子とその製造方法
JP2002329843A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Canon Inc 強誘電体トランジスタ型不揮発性記憶素子とその製造方法
JP2014075613A (ja) * 2009-08-06 2014-04-24 Qualcomm Inc 高い絶縁破壊電圧の埋め込まれたmimキャパシタ構造体

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