JP2000150798A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000150798A JP10326562A JP32656298A JP2000150798A JP 2000150798 A JP2000150798 A JP 2000150798A JP 10326562 A JP10326562 A JP 10326562A JP 32656298 A JP32656298 A JP 32656298A JP 2000150798 A JP2000150798 A JP 2000150798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な発振周波数の安定性が要求される携
帯電話機等の発振回路に使用した場合に、安定した発振
周波数を得ることのできる容量や抵抗の構造を有した半
導体装置を実現する。 【解決手段】 P型半導体基板56上に、エピタキシャ
ル成長させたN型半導体層54と、N型埋め込み拡散層
57と、N型半導体層54を電気的に分離するためN型
半導体層54の上下の両面から拡散されたP型拡散層か
らなる素子分離層55とを形成し、N型半導体層54及
び素子分離層55上に跨がってP型半導体層73を形成
し、P型半導体層73上に絶縁膜52,容量の下部電極
となるポリシリコン層70,容量絶縁膜76,容量の上
部電極となる金属層78を順次形成している。P型半導
体基板56を接地することによりP型拡散層からなる素
子分離層55を介してP型半導体層73が接地電位に固
定され、ポリシリコン層70に付加された寄生容量の値
が変化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリシリコン層に
より容量の下部電極や抵抗が形成された半導体装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水晶発振回路などでは半導体装置
内のポリシリコン領域により容量や抵抗が形成されてい
る。
【0003】図10は水晶発振回路の構成を示す図であ
り、30は半導体集積回路、31は水晶発振子、32は
可変容量ダイオード、34,63,64はボンディング
パッド、20,36,37,38は抵抗、22,24は
容量、21,23,25,44,46,47,48は寄
生容量、50はトランジスタである。
【0004】この水晶発振回路は、半導体集積回路30
と、水晶発振子31及び水晶発振子31に作用して発振
周波数を可変とするための可変容量ダイオード32とで
構成される。水晶発振子31と可変容量ダイオード32
の互いに接続されていない両端は、ボンディングパッド
34,64を介して半導体集積回路30に接続される。
また、分布的に寄生容量が付加されている。たとえば、
ボンディングパッド34に寄生容量44、抵抗36に寄
生容量46、抵抗37に寄生容量47、抵抗38に寄生
容量48、抵抗20に寄生容量21、容量22に寄生容
量23、容量24に寄生容量25が付加される。
【0005】図10における抵抗20,36,37,3
8や容量22,24の下部電極はポリシリコン層で形成
され、ポリシリコン層の下部の構造は同一となるため、
ポリシリコン層の下部の構造を図11に示す。また、容
量や抵抗を形成するポリシリコン層の下部に付加された
寄生容量の接続を図12に示す。
【0006】図11は容量、抵抗の共通構造でもあるポ
リシリコン領域近傍の断面構造を示す図である。図11
において、56はP型シリコンからなるP型半導体基板
である。この半導体基板56の一端は接地されている。
54はP型半導体基板56の上にエピタキシャル成長さ
せたN型半導体(シリコン)層、55はN型半導体層5
4を電気的に分離するためN型半導体層54の上下の両
面から拡散されたP型拡散層からなる素子分離層、70
はポリシリコンを主成分とし容量の下部電極あるいは抵
抗となるポリシリコン層、52はポリシリコン層70と
拡散層等が形成されたN型半導体層54とを絶縁させる
ための絶縁膜である。一例として、絶縁膜52は、15
nmの厚さのシリコン窒化膜で形成される。57はN型
半導体層54よりも高不純物濃度のN型埋め込み拡散層
である。P型半導体基板56上にN型埋め込み拡散層5
7を形成した後、N型半導体層54をエピタキシャル成
長させている。N型埋め込み拡散層57は、エピタキシ
ャル成長されたN型半導体層54の抵抗成分を低下する
とともに、N型半導体層54とP型の半導体層(56,
55)の耐圧を上げるために形成している。
【0007】以上の構成において、容量とP型半導体基
板との間、抵抗とP型半導体基板との間で形成される各
寄生容量は、図12に示されるように、容量の下部電極
や抵抗となるポリシリコン層70からN型半導体層54
まで見た容量値をC1,N型半導体層54とP型半導体
基板56との接合での容量値C2で構成される。
【0008】以上の構造において電位を示すため、仮想
の電極Aをポリシリコン層70に接続し、仮想の電極B
をN型半導体層54に接続した。
【0009】図12は、図11の各層間に発生する寄生
容量の接続を示す等価回路図である。60は、絶縁膜5
2の両面に接したポリシリコン層70とN型半導体層5
4との間に形成される寄生容量を示し、61は、N型埋
め込み拡散層57及びN型半導体層54とP型半導体基
板56及び素子分離層55との間に形成される寄生容量
を示すものである。
【0010】ポリシリコン層70に接続した電極Aから
接地されたP型半導体基板56の間の等価回路は、図1
2に示されるように、電極Aと接地間に寄生容量60及
び61が直列に接続される。寄生容量60と寄生容量6
1の接続部に電極Bが接続される。ここで、寄生容量6
0は、絶縁膜52の誘電率及び厚さ、境界の面積によっ
て決定され固定された値を有する。一方、寄生容量61
は、拡散層が接する面の空乏層の厚さ及び面積によって
決定され、空乏層の厚さがこの空乏層の両面に印加され
る電圧の値によって変動するので寄生容量の値もその電
圧の値に応じて変動する。
【0011】図13は、横軸に図12の電極Aに電圧が
印加された時からの時間の経過をとり、縦軸に図12の
電極A、Bの電圧の変動を示したものである。波形A
は、図12の電極Aの波形を示すものであるが、図10
においてはポリシリコン層からなる抵抗37の波形を示
すものである。波形Bは、図12の電極Bの波形を示す
ものであるが、図10においては抵抗37の下部構造内
にあって電極Bに対応する層の波形を示すものである。
以下、図10の構成を基に図13の波形を説明する。
【0012】図10において、ボンディングパッド63
に電圧源からの電圧が印加されるとともに、このボンデ
ィングパッド63に連なる回路が動作し、抵抗37には
一連の回路によって決定された電圧が印加される。波形
Aは抵抗37に印加された電圧波形を示したものであ
り、この電圧は0.01秒以下の時間で定常電圧値に移
行し、同時に水晶発振子31によって発生した約13M
Hzの発振波形が持続する様子を示したものである。波
形Bは、0.01秒以下の時間で所定の電圧に到達し、
その後徐々に下がる様子を示したものである。波形Bの
電圧が下がることによって、図12で示した寄生容量6
1の値が変動する。寄生容量61の値の変動に伴って電
極Aと接地間の容量値も変動する。
【0013】波形Bの電圧変動について図12を基に以
下さらに具体的に説明する。図12の電極Aに電圧が印
加されると寄生容量60と寄生容量61に急速に電荷が
充電され、寄生容量60及び61の値に応じて電極Bに
は電極Aと接地間の電圧が分圧された電圧が出力され
る。しかし、寄生容量61の接合からは接合の濃度に応
じた微量の拡散電流が電極Bから接地に向かって流れ出
ており、この電荷の流れに伴って電極Bの電位が下が
る。電極Bの電位が接地にまで下がるには通常少なくと
も10秒以上の時間がかかる。
【0014】このように、図12において電極Bの電位
が下がると寄生容量61の容量値が変化するので、電極
Aと接地間の容量値が変動し、図10の抵抗37に寄生
的に付加した容量値も変化する。抵抗37に付加する容
量値の変動に伴い水晶発振子31の発振周波数が変化す
る。この寄生容量の値と発振周波数の変動について説明
する。
【0015】半導体集積回路の各構造の占める面積、材
料の一例から寄生容量値を計算で求めると、図12の寄
生容量60の値が1.18pFであり、寄生容量61の
値は、電源投入直後の値が4pFあるのに対し、電源投
入から10秒後の値が5pFに変動する。この場合につ
いて電極Aと接地間の容量値を求めると、電源投入直後
に0.9112pFであるものが10秒後には0.95
47pFに変化する。この容量値の変化の比率は4.6
%である。一方、図10のボンディングパッド34の発
振波形の周波数を測定すると、電源投入から10秒後に
周波数値が0.3ppm変動した。これは、例えば携帯
電話機において基準となる信号を出力する発振器におい
て許容される周波数の変動範囲はプラスマイナス0.3
ppmであり、規格境界の値である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来、携帯電話機にお
いて、図10のようにして半導体集積回路30、水晶発
振子31及び可変容量ダイオード32によって発振回路
が構成されている。半導体集積回路30と水晶発振子3
1等を接続するためには半導体集積回路30内のボンデ
ィングパッドを介して接続する必要があるが、図12で
示すように各容量、抵抗には寄生容量が付加されてお
り、しかも、電荷の放電とともに寄生容量の値が変動し
ていた。このような寄生容量値の変動は、電源の投入か
ら10秒以上の時間をかけて変動しており、この間この
寄生容量値の変動に従って発振周波数が徐々に変化して
いた。この変化の割合は0.1Hz〜10Hzであった
が、電源投入から10秒後に携帯電話機に要求される周
波数変動の許容値である0.3ppmに、これらの数値
が及ぶことがあった。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、高精度な発振周波数の安定性が要求される携帯電
話機等の発振回路に使用した場合に、安定した発振周波
数を得ることのできる容量や抵抗の構造を有した半導体
装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、第1導電型の第1の半導体層と、第1の半導体層
上に形成した第1導電型とは異なる第2導電型の第2の
半導体層と、第1の半導体層上でかつ第2の半導体層の
周囲に形成され第2の半導体層を電気的に隔離する第1
導電型の半導体領域からなる素子分離層と、第2の半導
体層上に形成され素子分離層と接した第1導電型の第3
の半導体層と、第3の半導体層上に形成した第1の絶縁
膜と、第1の絶縁膜上に形成され容量の下部電極となる
ポリシリコン層と、ポリシリコン層上に形成した容量絶
縁膜と、容量絶縁膜上に形成され容量の上部電極となる
金属層とを備えている。
【0019】請求項2記載の半導体装置は、第1導電型
の第1の半導体層と、第1の半導体層上に形成した第1
導電型とは異なる第2導電型の第2の半導体層と、第1
の半導体層上でかつ第2の半導体層の周囲に形成され第
2の半導体層を電気的に隔離する素子分離層と、第2の
半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上
に形成され容量の下部電極となるポリシリコン層と、ポ
リシリコン層上に形成した容量絶縁膜と、容量絶縁膜上
に形成され容量の上部電極となる金属層とを備え、第2
の半導体層に所定の電位を供給可能にしたものである。
【0020】請求項3記載の半導体装置は、請求項1ま
たは2記載の半導体装置において、第1の絶縁膜とポリ
シリコン層との間に、ポリシリコン層を包含する領域に
形成された第2の絶縁膜を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項4記載の半導体装置は、第1導電型
の第1の半導体層と、第1の半導体層上に形成した第1
導電型とは異なる第2導電型の第2の半導体層と、第1
の半導体層上でかつ第2の半導体層の周囲に形成され第
2の半導体層を電気的に隔離する第1導電型の半導体領
域からなる素子分離層と、第2の半導体層上に形成され
素子分離層と接した第1導電型の第3の半導体層と、第
3の半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、第1の絶縁
膜上に形成され抵抗となるポリシリコン層とを備えてい
る。
【0022】請求項5記載の半導体装置は、第1導電型
の第1の半導体層と、第1の半導体層上に形成した第1
導電型とは異なる第2導電型の第2の半導体層と、第1
の半導体層上でかつ第2の半導体層の周囲に形成され第
2の半導体層を電気的に隔離する素子分離層と、第2の
半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上
に形成され抵抗となるポリシリコン層とを備え、第2の
半導体層に所定の電位を供給可能にしたものである。
【0023】請求項6記載の半導体装置は、請求項4ま
たは5記載の半導体装置において、第1の絶縁膜とポリ
シリコン層との間に、ポリシリコン層を包含する領域に
形成された第2の絶縁膜を設けたことを特徴とする。
【0024】請求項1〜3記載の半導体装置は、ポリシ
リコン層を容量の下部電極として用いる構成であり、請
求項4〜6記載の半導体装置は、ポリシリコン層を抵抗
として用いる構成である。
【0025】請求項1,請求項4の構成によれば、第1
の半導体層と素子分離層と第3の半導体層とが同じ第1
の導電型の領域からなるため、第1の半導体層を接地電
位とすることで、第1の半導体層から素子分離層を通し
て第3の半導体層が接地電位となり、第3の半導体層と
接する第1の絶縁膜の下面の電位を接地電位とすること
ができ、ポリシリコン層に電圧が印加されても第2導電
型の第2の半導体層に前記電圧による電荷が誘起されな
いので、ポリシリコン層に付加される寄生容量の時間変
化を抑えることができる。とくに、携帯電話機器等の発
振回路を構成する容量,抵抗に、請求項1,請求項4の
構成を適用した場合に、発振周波数の変動を抑え、例え
ば0.3ppmの許容誤差を満たす発振回路を実現する
ことができる。
【0026】請求項2,請求項5の構成によれば、第2
導電型の第2の半導体層に所定の電位を供給可能にした
ことにより、第2の半導体層と接する第1の絶縁膜の下
面の電位を固定電位とすることができ、ポリシリコン層
に電圧が印加されても第2の半導体層に前記電圧による
電荷が誘起されないので、ポリシリコン層に付加される
寄生容量の時間変化を抑えることができる。とくに、携
帯電話機器等の発振回路を構成する容量,抵抗に、請求
項2,請求項5の構成を適用した場合に、発振周波数の
変動を抑え、例えば0.3ppmの許容誤差を満たす発
振回路を実現することができる。
【0027】さらに、請求項3,請求項6の構成によれ
ば、第1の絶縁膜とポリシリコン層との間に、ポリシリ
コン層を包含する領域に形成された第2の絶縁膜を設け
たことにより、ポリシリコン層直下の絶縁膜(第1及び
第2の絶縁膜)の厚さを350nm程度の厚さに増やす
ことができ、ポリシリコン層直下にある第2の半導体層
に発生する電荷量をさらに滅少させることができる。こ
の電荷量を減少させることによってポリシリコン層に付
加される寄生容量の時間経過による変化をより抑え、発
振回路に適用した場合に発振周波数の変動する量をより
減少させることができる。なお、第2の絶縁膜は、シリ
コン酸化膜、シリコン窒化膜若しくは樹脂によって形成
する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0029】〔第1の実施の形態;請求項1に対応〕図
1は、本発明の第1の実施の形態の半導体装置における
ポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図である。
図1において、56はP型半導体基板(第1の半導体
層)、57はN型埋め込み拡散層、54はP型半導体基
板56の上にエピタキシャル成長させたN型半導体層
(第2の半導体層)、55はN型半導体層54を電気的
に分離するためN型半導体層54の上下の両面から拡散
されたP型拡散層からなる素子分離層、73はP型半導
体層(第3の半導体層)、52は絶縁膜(第1の絶縁
膜)、70は絶縁膜52の上部にあって容量の下部電極
を構成するために設けられたポリシリコン層、76はポ
リシリコン層70上に形成された容量絶縁膜、77はポ
リシリコン層70とスルーホールを介して接続された金
属層からなる配線、78は容量絶縁膜76上に形成され
た容量の上部電極となる金属層、79は層間絶縁膜であ
る。絶縁膜52は、例えばここでは誘電率が3.9で厚
さが約15nmのシリコン窒化膜で形成しているが、シ
リコン酸化膜で形成してもよい。
【0030】本実施の形態の半導体装置では、ポリシリ
コン層70は、容量の下部電極として形成されており、
容量絶縁膜76及び層間絶縁膜79を開口して設けたス
ルーホールを介して配線77に接続されている。ポリシ
リコン層70の下部には、絶縁膜52、P型半導体層7
3、エピタキシャル成長されたN型半導体層54、N型
埋め込み拡散層57及びP型半導体基板56が存在す
る。従来例の図11との主な相違はP型半導体層73が
設けられていることである。N型半導体層54は素子分
離層55によって他のN型半導体層と電気的に分離され
る。絶縁膜52の下面に接し、N型半導体層54上及び
素子分離層55上に跨がるP型半導体層73が拡散によ
って形成されている。ここで接地されたP型半導体基板
56と接した素子分離層55がP型拡散層で形成されて
いるので、P型半導体層73も接地電位となる。したが
って、N型半導体層54及びN型埋め込み拡散層57
は、その周囲が接地されたP型の半導体層(56,5
5,73)によって覆われる。
【0031】図2は、図1のポリシリコン層70に付加
された寄生容量の接続を示した等価回路図である。尚、
従来例同様に説明上、ポリシリコン層70に電極A、素
子分離層55によって分離されポリシリコン層70の下
にあるN型半導体層54に電極Bを付加した。
【0032】図1の構成により、P型半導体層73と電
極Aとの間には、絶縁膜52による寄生容量80が付加
され、電極Aと接地間に、絶縁膜52による寄生容量8
0と寄生容量61が直列に付加される。寄生容量61は
図12で示された従来の寄生容量61と同様である。P
型半導体層73が接地されているため、電極A(ポリシ
リコン層70)に電圧が印加されてもその電圧によりN
型半導体層54に電荷が誘起されることがなく、電極A
に付加された寄生容量(すなわちポリシリコン層70に
付加された寄生容量)の値が変化しない。図10の水晶
発振回路の容量22,24に図1の構成を用いた場合、
ポリシリコン層70に電源電圧が印加され容量22,2
4に発振波形が現れた後も容量22,24の寄生容量が
安定し、この発振波形の周波数の変動を抑えることがで
き、具体的には、ポリシリコン層70に電源電圧が印加
されてポリシリコン層70に発振波形が出現してから1
1秒後の周波数の変動を0.1ppm以下に抑制するこ
とができる。
【0033】〔第2の実施の形態;請求項3に対応〕図
3は、本発明の第2の実施の形態の半導体装置における
ポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図である。
図3において、71は絶縁膜(第2の絶縁膜)であり、
この絶縁膜71はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜若し
くはシリコンと温度膨張係数値がほぼ等しい樹脂で形成
される。その他、図1と同一部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0034】この第2の実施の形態では、ポリシリコン
層70と絶縁膜52との間に絶縁膜71が形成されてお
り、その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
絶縁膜71は、その主面をN型半導体層54に投影した
面が、ポリシリコン層70をN型半導体層54に投影し
た面を包含しており、さらに絶縁膜71の投影面は素子
分離層55によってN型半導体層54を分離した領域の
中に存在する。すなわち、絶縁膜71は、素子分離層5
5によって囲まれたN型半導体層54の上部領域内で、
ポリシリコン層70の形成領域を包含する領域に形成さ
れる。この構成を有することで、ポリシリコン層70の
直下には絶縁膜52及び絶縁膜71が存在し、このため
ポリシリコン層70とP型半導体層73との間にはこれ
らの絶縁膜52,71によってできる寄生容量が直列に
接続される。
【0035】図4は図3のポリシリコン層70に付加さ
れた寄生容量の接続を示した等価回路図である。尚、第
1の実施の形態同様に説明上、電極Aと電極Bを付加し
た。また、図4において、81は絶縁膜71による寄生
容量であり、その他の図2と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0036】図3の構成によれば、図1の構成に絶縁膜
71が付加されているため、図4では、図2に対し、絶
縁膜52による寄生容量80に、絶縁膜71による寄生
容量81が直列に付加されている。このように電極Aと
電極Bとの間には寄生容量80,81が直列に付加され
るので、図2の寄生容量80のみの場合に比べて電極A
とBとの間に付加される容量値をさらに小さい値とする
ことができる。電極AとBの間の寄生容量値を下げるこ
とで、電極Aに電圧が印加されたときに電極Bに生起さ
れる電荷量を相対的に下げることができ、その電荷の放
電による電極Aに付加される寄生容量値の変動を抑える
ことができる。言い換えれば、図1の構成に絶縁膜71
を付加したことにより、ポリシリコン層70直下の絶縁
膜(52,71)の厚さを350nm程度の厚さに増や
すことができ、ポリシリコン層70直下にあるN型半導
体層54に発生する電荷量をさらに滅少させることがで
きる。この電荷量を減少させることによってポリシリコ
ン層70に付加される寄生容量の時間経過による変化を
より抑え、発振回路に適用した場合に発振周波数の変動
する量をより減少させることができる。
【0037】なお、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜で
形成される絶縁膜52は、図示しないコンタクト部分の
段差を小さくするために、第1の実施の形態でも述べた
ように膜厚を例えば約15nmと薄くしてあり、絶縁膜
52の膜厚を厚くすると、図示しないコンタクト部分の
段差が大きくなり、その断差によるコンタクト部分の配
線の切断等が問題となる。
【0038】〔第3の実施の形態;請求項2に対応〕図
5は、本発明の第3の実施の形態の半導体装置における
ポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図である。
図5において、75はN型半導体層54の一部表面に形
成した高不純物濃度のN型半導体層、83はN型半導体
層75に接続された配線であり、その他、図1と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0039】この第3の実施の形態では、第1の実施の
形態におけるP型半導体層73を設けずに、N型半導体
層54の表面の一部にN型半導体層75を形成し、この
N型半導体層75に配線83を接続してN型半導体層5
4を所定の電位に固定できるように構成している。な
お、P型半導体層73(図1)を設けていないため、絶
縁膜52の下面に接しているのは、図11の従来例同
様、N型半導体層54である。
【0040】図6は、図5のポリシリコン層70に付加
された寄生容量の接続を等価的に示した回路図である。
尚、第1の実施の形態同様に説明上、電極Aと電極Bを
付加した。また、図6において、82は配線83を介し
てN型半導体層75及びN型半導体層54に一定の電位
を与えることを示す電源であり、その他の図2と同一部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0041】図5の構成により、N型半導体層54と電
極Aとの間には、絶縁膜52による寄生容量80が付加
されている。N型半導体層54の電位を固定しているた
め電極Aの電位が変動した際にも電極Bに影響を与えな
いので、電極Aに付加された寄生容量(すなわちポリシ
リコン層70に付加された寄生容量)の値が変化しな
い。図10の水晶発振回路の容量22,24に図5の構
成を用いた場合、ポリシリコン層70に電源電圧が印加
され容量22,24に発振波形が現れた後も容量22,
24の寄生容量が安定し、この発振波形の周波数の変動
を抑えることができ、例えば0.3ppmの許容誤差を
満たす発振回路を実現することができる。
【0042】また、図1の構成に絶縁膜71が付加され
て図3の構成(第2の実施の形態)としているのと同様
に、図5の構成に同様の絶縁膜71を付加してポリシリ
コン層70直下の絶縁膜の厚さを厚くすることにより、
第2の実施の形態と同様の効果が得られる(請求項3に
対応)。
【0043】なお、P型半導体層73を設けた第1及び
第2の実施の形態では、素子分離層55を、半導体基板
56と同じ導電型のP型拡散層で形成する必要がある
が、第3の実施の形態では、素子分離層55を、P型拡
散層で形成してもよいし、N型半導体層54を電気的に
分離可能な酸化膜などの絶縁膜で形成してもよい。
【0044】〔第4,第5,第6の実施の形態;請求項
4〜6に対応〕図7,図8,図9は、それぞれ本発明の
第4,第5,第6の実施の形態の半導体装置におけるポ
リシリコン層とその近傍の断面構造を示す図である。図
7,図8,図9において、85,86はポリシリコン層
70の両端に接続された配線であり、その他、図1,図
3,図5と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0045】第1,第2,第3の実施の形態では、ポリ
シリコン層70を容量の下部電極として用いる構成につ
いて説明したが、第4,第5,第6の実施の形態では、
ポリシリコン層70を抵抗として用いる構成を示したも
のである。図7,図8,図9に示すように、ポリシリコ
ン層70の両端に、層間絶縁膜79のスルーホールを介
して配線85,86を接続しており、配線85,86間
のポリシリコン層70が抵抗として作用する。なお、ポ
リシリコン層70の上部以外の構成については、図7は
図1と同様であり、図8は図3と同様であり、図9は図
5と同様であり、それぞれ同様の効果が得られ、詳しい
説明は省略する。
【0046】なお、上記の第1〜第6の実施の形態にお
いて、全ての導電型(P型,N型)を逆に構成してもよ
い。また、第1〜第6の実施の形態におけるポリシリコ
ン層70については、特に導電型を限定するものではな
くP型,N型のいずれでもよいが、現行では、精度の管
理のし易さ(PCMにて管理)及び作り易さの面から、
第1〜第3の実施の形態のように容量の下部電極として
用いる場合はN型とし、第4〜第6の実施の形態のよう
に抵抗として用いる場合はP型としている。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1,請求項
4の構成によれば、第1の半導体層と素子分離層と第3
の半導体層とが同じ第1の導電型の領域からなるため、
第1の半導体層を接地電位とすることで、第1の半導体
層から素子分離層を通して第3の半導体層が接地電位と
なり、第3の半導体層と接する第1の絶縁膜の下面の電
位を接地電位とすることができ、ポリシリコン層に電圧
が印加されても第2導電型の第2の半導体層に前記電圧
による電荷が誘起されないので、ポリシリコン層に付加
される寄生容量の時間変化を抑えることができる。とく
に、高精度な発振周波数の安定性が要求される携帯電話
機器等の発振回路の容量,抵抗の構成に適用した場合
に、高い周波数安定度を有する発振波形を得ることがで
きる。
【0048】また、本発明の請求項2,請求項5の構成
によれば、第2導電型の第2の半導体層に所定の電位を
供給可能にしたことにより、第2の半導体層と接する第
1の絶縁膜の下面の電位を固定電位とすることができ、
ポリシリコン層に電圧が印加されても第2の半導体層に
前記電圧による電荷が誘起されないので、ポリシリコン
層に付加される寄生容量の時間変化を抑えることができ
る。とくに、高精度な発振周波数の安定性が要求される
携帯電話機器等の発振回路の容量,抵抗の構成に適用し
た場合に、高い周波数安定度を有する発振波形を得るこ
とができる。
【0049】さらに、本発明の請求項3,請求項6の構
成によれば、第2の絶縁膜を設けてポリシリコン層直下
の絶縁膜(第1及び第2の絶縁膜)の厚さを増やすこと
ができ、ポリシリコン層直下にある第2の半導体層に発
生する電荷量をさらに滅少させることができ、時間の経
過とともにポリシリコン層に付加される寄生容量値が変
化することをより抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図2】図1のポリシリコン層70に付加された寄生容
量の接続を示した等価回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図4】図3のポリシリコン層70に付加された寄生容
量の接続を示した等価回路図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図6】図5のポリシリコン層70に付加された寄生容
量の接続を示した等価回路図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図8】本発明の第5の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図9】本発明の第6の実施の形態の半導体装置におけ
るポリシリコン層とその近傍の断面構造を示す図であ
る。
【図10】水晶発振回路の構成を示す図である。
【図11】従来の半導体装置におけるポリシリコン層と
その近傍の断面構造を示す図である。
【図12】図11のポリシリコン層70に付加された寄
生容量の接続を示した等価回路図である。
【図13】図12の電極A,Bの電圧の変動を示した図
である。
【符号の説明】
52 絶縁膜(第1の絶縁膜) 54 N型半導体層(第2の半導体層) 55 素子分離層 56 P型半導体基板(第1の半導体層) 57 N型埋め込み拡散層 70 ポリシリコン層 71 絶縁膜(第2の絶縁膜) 73 P型半導体層(第3の半導体層) 75 N型半導体層 76 容量絶縁膜 77,83,85,86 配線 78 金属層 79 層間絶縁膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成した第1導電型とは異なる
    第2導電型の第2の半導体層と、 前記第1の半導体層上でかつ前記第2の半導体層の周囲
    に形成され前記第2の半導体層を電気的に隔離する第1
    導電型の半導体領域からなる素子分離層と、 前記第2の半導体層上に形成され前記素子分離層と接し
    た第1導電型の第3の半導体層と、 前記第3の半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され容量の下部電極となるポ
    リシリコン層と、 前記ポリシリコン層上に形成した容量絶縁膜と、 前記容量絶縁膜上に形成され容量の上部電極となる金属
    層とを備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成した第1導電型とは異なる
    第2導電型の第2の半導体層と、 前記第1の半導体層上でかつ前記第2の半導体層の周囲
    に形成され前記第2の半導体層を電気的に隔離する素子
    分離層と、 前記第2の半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され容量の下部電極となるポ
    リシリコン層と、 前記ポリシリコン層上に形成した容量絶縁膜と、 前記容量絶縁膜上に形成され容量の上部電極となる金属
    層とを備え、 前記第2の半導体層に所定の電位を供給可能にした半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 第1の絶縁膜とポリシリコン層との間
    に、前記ポリシリコン層を包含する領域に形成された第
    2の絶縁膜を設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成した第1導電型とは異なる
    第2導電型の第2の半導体層と、 前記第1の半導体層上でかつ前記第2の半導体層の周囲
    に形成され前記第2の半導体層を電気的に隔離する第1
    導電型の半導体領域からなる素子分離層と、 前記第2の半導体層上に形成され前記素子分離層と接し
    た第1導電型の第3の半導体層と、 前記第3の半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され抵抗となるポリシリコン
    層とを備えた半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の第1の半導体層と、 前記第1の半導体層上に形成した第1導電型とは異なる
    第2導電型の第2の半導体層と、 前記第1の半導体層上でかつ前記第2の半導体層の周囲
    に形成され前記第2の半導体層を電気的に隔離する素子
    分離層と、 前記第2の半導体層上に形成した第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され抵抗となるポリシリコン
    層とを備え、 前記第2の半導体層に所定の電位を供給可能にした半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 第1の絶縁膜とポリシリコン層との間
    に、前記ポリシリコン層を包含する領域に形成された第
    2の絶縁膜を設けたことを特徴とする請求項4または5
    記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7173316B2 (en) 2003-12-08 2007-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device
JP2012009481A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Renesas Electronics Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2015133527A (ja) * 2015-04-27 2015-07-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及び半導体装置の製造方法

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