JP2000149648A - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JP2000149648A
JP2000149648A JP10314176A JP31417698A JP2000149648A JP 2000149648 A JP2000149648 A JP 2000149648A JP 10314176 A JP10314176 A JP 10314176A JP 31417698 A JP31417698 A JP 31417698A JP 2000149648 A JP2000149648 A JP 2000149648A
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reflector
socket
reflectors
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Masatoshi Takeno
正敏 竹野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に装着されるプリズムシート、拡散板等
の有無にかかわりなく、蛍光ランプを本体側面で簡単に
装着し、あるいは取り外すこと。 【解決手段】 光が透過する一面を開口させ、他の各面
をそれぞれ反射板で囲われる、ボックス状の本体1内に
蛍光ランプ2が収容される。蛍光ランプ2はソケット1
1と嵌合し、ソケット11を保持する第1のソケットホ
ルダ3および第2のソケットホルダ4により本体1内に
固定される。第1のソケットホルダ3は本体1の一方の
側面を囲う反射板と嵌合し、第2のソケットホルダ4は
反対側の側面を囲う反射板にホルダ押さえ板5によって
固定される。蛍光ランプ2を第1のソケットホルダ3に
取り付けた状態で反射板の開口17およびホルダ押さえ
板5の開口24を通して本体1内に送り込み、あるいは
本体1内から引き抜く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば熱陰極蛍
光ランプを光源として使用する、バックライト装置に係
り、特に蛍光ランプの取り付け、あるいは取り外しにあ
たり、本体側面で蛍光ランプを本体内に送り込み、ある
いは引き抜くことにより簡単に装着し、あるいは外すこ
とを可能にしたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置では蛍光ランプなどの放電
等を光源として利用する、平面発光の機能を有する直下
形バックライト装置が用いられている。この直下形バッ
クライト装置では比較的大型の液晶表示装置(たとえ
ば、40インチ超)に組み込まれ、光源には発光効率が
優れている管径6mm以上の熱陰極蛍光ランプが好んで使
用されている。熱陰極蛍光ランプは高い発光効率を得る
ことができる反面、寿命は冷陰極蛍光ランプと比べて短
く、輝度の低下がある程度進むと、交換の必要に迫られ
る。
【0003】典型的な直下形バックライト装置の構成を
図15に示している。このバックライト装置の本体51
は上面の開口を除いて他の各面を反射板52で囲い、ボ
ックス状に形成されている。このボックス状の本体51
内に蛍光ランプ53が収容されており、蛍光ランプ53
は反射板52に対峙して設けられる2個のソケットホル
ダ54に固定されている。また、ソケットホルダ54か
ら引き出されるハーネス55が反射板52を貫いて外に
延びている。本体51の上面の開口を覆って光源光を散
乱させる拡散板56および拡散シート57ならびに光の
方向を一様にそろえるプリズムシート58が装着されて
いる。
【0004】この直下型バックライト装置においては蛍
光ランプ53の交換が必要になったとき、本体51の上
面のプリズムシート58、拡散板56等を取り外し、蛍
光ランプ53を手で扱える状態にしなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように熱陰極
蛍光ランプを使用するバックライト装置においては蛍光
ランプ53の交換が必要で、交換の都度、本体51から
プリズムシート58、拡散板56等を取り外し、交換後
はこれを再度取り付ける必要がある。しかし、ポリマー
樹脂フィルム材を用いて作られるこれらの部品の取り外
しは慎重な取り扱いが要求され、時間をかけて本体51
から取り外し、交換後はこれを再び取り付けるなど、本
来の交換作業以外に多大な時間を費やさねばならない。
このため、蛍光ランプ交換作業に要する時間が長引き、
バックライト装置を組み込む液晶表示装置が長時間にわ
たり休止を強いられる。
【0006】また、大型の液晶表示装置ではこうした蛍
光ランプ交換作業のために作業スペースおよび部品の保
管スペースを広く確保しなければならないが、多くの場
合、作業スペースおよび保管スペース共に十分な広さを
確保できず、円滑に作業を進めることができない。
【0007】そこで、本発明の目的は本体に装着される
プリズムシート、拡散板等の有無にかかわりなく、蛍光
ランプを本体側面で簡単に装着し、あるいは取り外すこ
とのできるバックライト装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る発明は光を透過させる開口域を除き他
の各面に配置する反射板を用いて構成される、ボックス
状の本体と、この本体の一の側面をなす反射板に着脱自
在に設けられた少なくとも1個の第1のソケットホルダ
と、この第1のソケットホルダと対峙して本体の他の側
面をなす反射板に設けられた第2のソケットホルダと、
これらの第1および第2のソケットホルダに互いに相手
と向き合って着脱可能に設けられ、一体に接続されるハ
ーネスを有する一対のソケットと、これらのソケット間
にわたして着脱自在に設けられた蛍光ランプとを備え、
第1のソケットホルダを支持する反射板が蛍光ランプを
通す本体内と通じた開口を有し、蛍光ランプの取り付け
あるいは取り外しにあたり、蛍光ランプを開口を通して
送り込み、あるいは引き抜くように構成したものであ
る。
【0009】また、請求項2に係る発明は第1のソケッ
トホルダがネック部を備えると共に、第1のソケットホ
ルダを支持する反射板が案内溝を有し、蛍光ランプの取
り付けあるいは取り外しにあたり、蛍光ランプを第1の
ソケットホルダに装着した状態でネック部を反射板の案
内溝に沿って滑らせながら、送り込み、あるいは引き抜
くようにしたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、請求項3に係る発明は第2のソケ
ットホルダが本体の反射板に第2のソケットホルダを固
定するホルダ押さえ板を備え、このホルダ押さえ板が蛍
光ランプを通すための開口を有し、蛍光ランプの取り付
けあるいは取り外しにあたり、蛍光ランプを開口を通し
て送り込み、あるいは引き抜くようにしたことを特徴と
する。
【0011】上記の各発明において反射板は光源からの
光を反射させる機能がある、どのような材料であっても
よい。ポリマー樹脂材料を使用してもよく、金属薄板を
利用してもよい。この反射板は拡散面とするために表面
に特殊インキ等で表面処理等を施したものも含む。
【0012】また、第1のソケットホルダおよび第2の
ソケットホルダは光源となる蛍光ランプの数に応じてそ
れぞれに見合う数量を使用する。双方のソケットホルダ
は外観は全く異なるが、ソケットを挿入するソケット孔
については双方共同一形状に構成しなければならない。
望ましくは、双方のソケットホルダはポリマー樹脂材料
を用いてモールド成型する。さらに、ソケットは一般に
用いられるものをすべて利用できるが、これらは互換性
を有するものでなければならない。
【0013】また、蛍光ランプは、好ましくは同一光量
で、同一形状を有する熱陰極蛍光ランプで構成する。し
かし、これ以外の光源光を照射可能なすべてのランプを
使用することが可能である。熱陰極蛍光ランプで構成す
る場合、管径6mm以上の直管形蛍光ランプによるのが望
ましい。
【0014】このような本発明によれば、蛍光ランプを
取り付けあるいは取り外すにあたり、本体の開口域に装
着されるプリズムシート、拡散板等の有無にかかわりな
く、蛍光ランプを本体側面で本体内に送り込み、あるい
は引き抜くことにより簡単に装着し、あるいは取り外す
ことができる。
【0015】さらに、蛍光ランプの交換時、プリズムシ
ート、拡散板等を取り外す必要がなくなり、これらの部
品の取り外しおよび取り付けが一切不要となることで、
これらの作業に要する時間を省略することができ、蛍光
ランプ交換作業を極く短時間のうちに終了させることが
可能になる。
【0016】また、こうした交換作業でプリズムシー
ト、拡散板等を一時保管するための場所を確保する必要
がなく、狭い作業スペースでも何ら不都合を生じない
で、円滑に作業を完遂することが可能になる。
【0017】さらに、請求項4に係る発明は光を透過さ
せる開口域を除き他の各面に配置する反射板を用いて構
成される、ボックス状の本体を備えてなるバックライト
装置において、本体の反射板はそれぞれ分離している複
数枚の底面反射板、2枚の前、後面反射板および2枚の
側面反射板からなり、複数枚の底面反射板が各々同一形
状に形成され、2枚の前、後面反射板および側面反射板
が双方同一形状に形成され、これらの分離している反射
板を組み立てて単一の本体として構成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0018】また、請求項5に係る発明は底面反射板、
前後面反射板および側面反射板がそれぞれ凸起部および
凹溝を備え、組み立て時、それぞれの凸起部と凹溝とを
嵌合させて組み立てるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0019】さらに、請求項6に係る発明は分離してい
る底面反射板および前、後面反射板に代えて、双方の反
射板を一体の要素として構成したことを特徴とするもの
である。
【0020】上記の各発明において、それぞれ反射板は
ポリマー樹脂材料を用いてモールド成型する。金属薄板
を使用し、プレス成型してもよい。金属薄板による場
合、表面での反射効率を高めるために表面処理を施した
ものが望ましい。
【0021】また、同一形状とは表に現れる形態が一つ
残らず同一という意味ではなく、特にサイズとしてみた
とき同一とみることのできる形態を意味しており、たと
えば表に現れる形態では反射板同士の結合に用いられる
手段(凸起部、凹溝)が異なっていても、同一形状の範
囲に含む。
【0022】このような本発明によれば、それぞれ何種
類かの反射板を予め準備しておくことで、バックライト
装置の大きさが変わるときも、要求に合わせて反射板の
組み合わせを適宜変えて所望の大きさを有する単一の本
体として構成することが可能になる。
【0023】さらに、モールド成型で製作する本体と比
べて反射板が複数枚に分離している本発明においては金
型の大きさを格段に小さくすることができ、モールド成
型において不良品等が作られる可能性を少なくすること
が可能になる。また、金型の取り扱いをより簡単にする
ことが可能になる。
【0024】一方、分離している比較的寸法の小さい反
射板により大形の一体の反射板と比べて保管スペースを
より少なくすることができ、保管のために無駄な費用が
発生するのを防ぐことが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(a)において、バックライ
ト装置は光が透過する一面を開口させ、他の各面をそれ
ぞれ反射板で囲われている、ボックス状の本体1を備え
ており、この本体1内に2本の蛍光ランプ2(図では1
本のみを示す)を収容している。この蛍光ランプ2は後
記のソケットとそれぞれ嵌合しており、このソケットを
保持する第1のソケットホルダ3および第2のソケット
ホルダ4により本体1内に固定されている。この第1の
ソケットホルダ3は本体1の一方の側面を囲う反射板と
嵌合し、第2のソケットホルダ4は反対側の側面を囲う
反射板にホルダ押さえ板5によって固定されている。こ
れについて後に詳しく説明される。
【0026】また、本体1の上面の開口域を覆って拡散
板6、拡散シート7およびプリズムシート8が設けられ
ている。この開口は光を導くための通路であり、光源光
が拡散板6、拡散シート7およびプリズムシート8を透
過して図示しない液晶パネルに導かれる。
【0027】さらに、図1(b)に蛍光ランプ2とソケ
ット11の詳細を示している。この蛍光ランプ2はそれ
の両端に口金9および口金ピン10を備えている。一
方、ソケット11にはソケット口12が形成されてい
る。これによりソケット口12に蛍光ランプ2の口金9
を挿入することにより蛍光ランプ2とソケット11とを
電気的接続を保って連結することができる。このソケッ
ト11はハーネス13と一体に接続されている。
【0028】一方、図2に本体1の詳細を示している。
この本体1は底面の反射板14a、前面および後面の反
射板14b、14cならびに左側面および右側面の反射
板14d、14eから構成されている。反射板14b、
14cにはホルダ押さえ板5が嵌合する溝15が形成さ
れている。反射板14dには後に説明される第1のソケ
ットホルダ3のネック部が嵌合する案内溝16が刻まれ
ている。また、本体1内に蛍光ランプ2を取り付け、あ
るいは本体1内から蛍光ランプ2を取り外すとき、蛍光
ランプ2がそこを通り抜けるためのランプ交換用開口1
7が形成されている。さらに、反射板14eには第2の
ソケットホルダ4の位置を定め、ソケット11と結ばれ
たハーネス13を引き出すための角孔18が穿たれてい
る。
【0029】また、第1のソケットホルダ3および第2
のソケットホルダ4の詳細を図3および図4に示してい
る。第1のソケットホルダ3は図3に示すように、ソケ
ット11が装着されるソケット孔19を有する。ソケッ
ト孔19は他端にハーネス13を外に引き出すための貫
通孔(図示せず)を備えている。また、第1のソケット
ホルダ3は上部にネック部20を形成しており、このネ
ック部20の上にヘッド部21を設けている。
【0030】さらに、第2のソケットホルダ4は図4に
示すように、手前の面に本体1の角孔18と嵌合してソ
ケットホルダ4自身の位置を定める突出部22を備えて
いる。突出部22の中心にはハーネス13を外に引き出
すための貫通孔23が穿たれている。また、第2のソケ
ットホルダ4は突出部22と反対側の面にソケット11
が装着される、ソケット孔(図示せず)を有する。
【0031】次に、上記構成からなるバックライト装置
の組み立て手順を説明する。初めに、蛍光ランプ2の口
金9にハーネス13を一体に結んだソケット12のソケ
ット口12を嵌合し、図5に示すような蛍光ランプ2の
中間組み立て体を得る。
【0032】次に、第1のソケットホルダ3のソケット
孔19にハーネス13を貫通孔を通して外に引き出しな
がら、ソケット12を取り付ける(図6参照)。また、
第2のソケットホルダ4のソケット孔にハーネス13を
貫通孔23を通して外に引き出しながら、ソケット12
を取り付ける(図7参照)。次に、ハーネス13を本体
1の角孔18を通して外に引き出しながら(図1参
照)、第2のソケットホルダ4の突出部22を角孔18
に挿入し、その位置を固定する。
【0033】第2のソケットホルダ4の位置が決まった
ならば、本体1の上面の溝15に合わせてホルダ押さえ
板5を取り付け、本体1に第2のソケットホルダ4を固
定する。このとき、ホルダ押さえ板5に形成されている
ランプ交換用開口24(図1参照)を下に向けて取り付
ける。
【0034】続けて、本体1の開口に合わせて拡散板
6、拡散シート7およびプリズムシート8を順次装着す
る。このようにして図8に示すようなバックライト装置
の中間組み立て体を得る。次に、第1のソケットホルダ
3のネック部20を本体1の案内溝16に沿って滑らせ
ながら、蛍光ランプ2を本体1のランプ交換用開口17
およびホルダ押さえ板5のランプ交換用開口24をそれ
ぞれ通して本体1内に送り込む。
【0035】続けて、本体1内にあるソケット11のソ
ケット口12に蛍光ランプ2の口金9を合わせて挿入
し、蛍光ランプ2を固定し、同時に第1のソケットホル
ダ3を本体1に固定する。このようにして図9に示すよ
うなバックライト装置を得ることができる。
【0036】一方、蛍光ランプ2の交換時には本体1の
開口域を覆っているプリズムシート8、拡散板6等を取
り外すことなく、蛍光ランプ2をランプ交換用開口2
4、17を通して引き抜く。引き抜きにあたっては第1
のソケットホルダ3のヘッド部21を持ち、案内溝16
に沿ってネック部20を滑らせながら、真っ直ぐに引き
抜く。このとき、蛍光ランプ2は図6に示す状態で取り
出すことができる。第1のソケットホルダ3のソケット
11から使い古した蛍光ランプ2を取り外し、新しい蛍
光ランプ2をソケット11に取り付け、再び蛍光ランプ
2を本体1のランプ交換用開口17およびホルダ押さえ
板5のランプ交換用開口24をそれぞれ通して本体1内
に送り込み、ソケット11のソケット口12に蛍光ラン
プ2の口金9を挿入し、蛍光ランプ2を固定して交換を
終了する。
【0037】このように本実施の形態においては蛍光ラ
ンプ2を新しいものと交換するにあたり、本体1の開口
域を覆うプリズムシート8、拡散板6等を取り外すこと
なく、古い蛍光ランプ2を本体側面で引き抜くことによ
り簡単に新しい蛍光ランプ2と取り替えることができ
る。
【0038】さらに、プリズムシート8、拡散板6等を
取り外す必要がなくなり、これらの部品の取り外しおよ
び取り付けが一切不要となることで、これらの作業に要
する時間を省略することができ、蛍光ランプ交換作業を
極く短時間のうちに終了させることが可能になる。
【0039】また、この交換作業で取り外したプリズム
シート8、拡散板6等を一時保管するための場所を確保
する必要がなく、狭い作業スペースでも何ら不都合を生
じないで、円滑に作業を完遂することが可能になる。
【0040】さらに、本発明の異なる実施の形態を説明
する。図10において、バックライト装置は反射板を用
いて構成される本体31を有する。本体31は4枚の底
面反射板32a、2枚の前、後面反射板32bおよび2
枚の左、右側面反射板32cから構成されている。各反
射板32a、32b、32cは耐熱性に優れたポリマー
樹脂、たとえばポリカーボネートで作られている。4枚
の底面反射板32aは4枚が同一形状であり、2枚の
前、後面反射板32bは双方同一形状であり、2枚の側
面反射板32cは双方同一形状である。
【0041】前、後面反射板32bは長辺が側面反射板
32cと比べて長く、一方、短辺は両者ほぼ同一であ
る。前、後面反射板32bの底辺近くに後に説明される
底面反射板32aの凸起部と嵌合する凹溝33を一定の
ピッチで刻設している。また、前、後面反射板32bの
短辺に後記の側面反射板32cの凹溝と嵌合する凸起部
34を形成している。
【0042】さらに、側面反射板32cの底辺近くに後
に説明される底面反射板32aの凸起部と嵌合する凹溝
35を刻設している。また、側面反射板32cの短辺に
凸起部34と嵌合する凹溝36を刻設している。
【0043】一方、底面反射板32aの詳細を図11に
示している。底面反射板32aの各々短辺には前、後面
反射板32bの凹溝33と嵌合する凸起部37を形成し
ている。また、長辺には一方に側面反射板32cの凹溝
35と嵌合する凸起部38を形成し、他方に凸起部38
と嵌合する凹溝39を刻設している。4枚の底面反射板
32aのうち、1枚の底面反射板32a(図10の右側
に示される)についてはそれの長辺にそれぞれ凸起部3
8を形成している。
【0044】次に、本体31の組み立て手順を説明す
る。初めに、底面反射板32aの凸起部38を凹溝39
と嵌合し、4枚一続きの底面をなす反射板として組み立
てる。次に、一続きの底面反射板32aの各凸起部37
を前、後部面反射板32bの各凹溝33と嵌合して反射
板同士を一体とする。これに続けて、底面反射板32の
各凸起部38を側面反射板32cの各凹溝35と嵌合
し、前、後面反射板32bの各凸起部34を側面反射板
32cの各凹溝36と嵌合して反射板同士を一体とす
る。
【0045】最後に、前、後面反射番32bの各凸起部
34の先端部を図12に示すように側面反射板32c側
に折り曲げる。各接合部には高分子化合物からなる接着
剤を用いて反射板同士の結合を強固にする。このように
して上面に開口を有する反射板からなる本体1として完
成させることができる。
【0046】かくして、本発明の形態においては本体1
を同一形状からなる複数枚の反射板を用いて構成するの
で、それぞれ何種類かの反射板を予め準備しておくこと
で、バックライト装置の大きさが変わるときも、要求に
合わせて反射板の組み合わせを変えて所望の大きさを有
する単一の本体1として構成することができる。
【0047】また、モールド成形で一体の反射板を製作
するとき、モールド成型用金型が大きくなり、これに伴
い取り扱いが不便になり、モールド成型自体も難しくな
るが、反射板がそれぞれ複数枚に分離している本実施の
形態においては金型の大きさを格段に小さくすることが
でき、モールド成形で不良品等が作られる可能性を少な
くすることが可能になる。また、金型の取り扱いをより
簡単にすることが可能になる。さらに、金型が小形にな
ることで、金型製作におけるリードタイムを短縮するこ
とができる。
【0048】一方、分離している比較的寸法の小さい反
射板により大形の一体の反射板と比べて保管スペースを
より少なくすることができ、保管のために無駄な費用が
発生するのを防ぐことが可能になる。また、輸送におい
ても小さい反射板により輸送コストを引き下げることが
できる。
【0049】さらに、本発明の異なる実施の形態を説明
する。図13において、本体41は4枚の底面反射板4
2aおよび2枚の左、右側反射板42bから構成されて
いる。4枚の底面反射板42aは4枚が同一形状であ
り、2枚の側面反射板42bは双方同一形状である。上
記実施の形態の前、後面反射板を含まないのは底面反射
板42aの一部として一体に形成されるためである。
【0050】図14に底面反射板42aの詳細を示して
いる。この底面反射板42aの長辺には一方に2個の凸
起部43を形成し、他方に2個の凹溝44を刻設してい
る。また、底部から立ち上げた反射板凸起部43および
凹溝44を形成している。これらの凸起部43と凹溝4
4とは一続きの底面反射板とするとき、凸起部43を凹
溝44と嵌合させて一体に組み立てることができる。底
面反射板42aのうち、1枚の底面反射板42a(図1
3の右側に示される)についてはそれの端部にそれぞれ
凹溝44を形成している。この凹溝44は側面反射板4
2bに形成される凸起部45と嵌合する。
【0051】上記構成からなる本実施の形態の本体41
の組み立ては前、後面反射板と一体の底面反射板42a
により上述した実施の形態の底面反射板と前、後面反射
板との組み立てを経る必要がない点を除き、上記実施の
形態のものと同様な手順を経て組み立てる。
【0052】本実施の形態においても、上記実施の形態
と同様な効果を得ることが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光ランプを取り付け
あるいは取り外すにあたり、本体の開口域に装着される
プリズムシート、拡散板等の有無にかかわりなく、蛍光
ランプを本体側面で本体内に送り込み、あるいは引き抜
くことにより簡単に装着し、あるいは取り外すことがで
きる。さらに、蛍光ランプの交換時、プリズムシート、
拡散シート等を取り外す必要がなくなり、これらの部品
の取り外しおよび取り付けが一切不要となることで、こ
れらの作業に要する時間を省略することができ、蛍光ラ
ンプ交換作業を極く短時間のうちに終了させることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明によるバックライト装置の実施
の形態を示す分解斜視図。(b)は(a)に示される蛍
光管、ソケットおよびハーネスを示す分解斜視図。
【図2】図1に示される本体の斜視図。
【図3】図1に示される第1のソケットホルダの斜視
図。
【図4】図1に示される第2のソケットホルダの斜視
図。
【図5】ソケットと組み合わされた蛍光ランプを示す組
み立て工程図。
【図6】第1のソケットと組み合わされた蛍光ランプを
示す組み立て工程図。
【図7】ソケットと組み合わされた第1のソケットホル
ダを示す組み立て工程図。
【図8】プリズムシート、拡散板の装着を経たバックラ
イト装置を示す組み立て工程図。
【図9】第1のソケットホルダの装着を経て完成したバ
ックライト装置を示す組み立て工程図。
【図10】本発明の他の実施の形態に係るバックライト
装置の本体を示す分解斜視図。
【図11】図10に示される底面反射板を示す斜視図。
【図12】前、後面反射板と側面反射板との連結方法を
示す組み立て工程図。
【図13】本発明の他の実施の形態に係るバックライト
装置の本体を示す分解斜視図。
【図14】図13に示される底面反射板を示す斜視図。
【図15】従来のバックライト装置の一例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1、31、41 本体 2 蛍光ランプ 3 第1のソケットホルダ 4 第2のソケットホルダ 11 ソケット 14a、14b、14c、14d、14e 反射板 16 案内溝 17、24 開口 32a、42a 底面反射板 32b 前、後面反射板 32c、42b 側面反射板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を透過させる開口域を除き他の各面に
    配置する反射板を用いて構成される、ボックス状の本体
    と、この本体の一の側面をなす該反射板に着脱自在に設
    けられた少なくとも1個の第1のソケットホルダと、こ
    の第1のソケットホルダと対峙して前記本体の他の側面
    をなす該反射板に設けられた第2のソケットホルダと、
    これらの第1および第2のソケットホルダに互いに相手
    と向き合って着脱可能に設けられ、一体に接続されるハ
    ーネスを有する一対のソケットと、これらのソケット間
    にわたして着脱自在に設けられた蛍光ランプとを備え、
    前記第1のソケットホルダを支持する該反射板が前記蛍
    光ランプを通す該本体内に通じた開口を有し、該蛍光ラ
    ンプの取り付けあるいは取り外しにあたり、前記蛍光ラ
    ンプを前記開口を通して送り込み、あるいは引き抜くよ
    うに構成してなるバックライト装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のソケットホルダがネック部を
    備えると共に、該第1のソケットホルダを支持する前記
    反射板が案内溝を有し、前記蛍光ランプの取り付けある
    いは取り外しにあたり、前記蛍光ランプを前記第1のソ
    ケットホルダに装着した状態で前記ネック部を前記反射
    板の該案内溝に沿って滑らせながら、送り込み、あるい
    は引き抜くようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    バックライト装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のソケットホルダが前記本体の
    該反射板に該第2のソケットホルダを固定するホルダ押
    さえ板を備え、前記押さえ板が該蛍光ランプを通す開口
    を有し、前記蛍光ランプの取り付けあるいは取り外しに
    あたり、該蛍光ランプを前記開口を通して送り込み、あ
    るいは引き抜くようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のバックライト装置。
  4. 【請求項4】 光を透過させる開口域を除き他の各面に
    配置する反射板を用いて構成される、ボックス状の本体
    を備えてなるバックライト装置において、前記本体の該
    反射板はそれぞれ分離している複数枚の底面反射板、2
    枚の前、後面反射板および2枚の側面反射板からなり、
    複数枚の該底面反射板が同一形状に形成され、2枚の該
    前、後面反射板および側面反射板が双方同一形状に形成
    され、これらの分離している該反射板を組み立てて単一
    の該本体として構成するようにしたことを特徴とするバ
    ックライト装置。
  5. 【請求項5】 前記底面反射板、前、後面反射板および
    側面反射板がそれぞれ凸起部および凹溝を備え、組み立
    て時、それぞれの前記凸起部と前記凹溝とを嵌合させて
    組み立てるようにしたことを特徴とする請求項4記載の
    バックライト装置。
  6. 【請求項6】 分離している前記底面反射板および前、
    後面反射板に代えて、双方の該反射板を一体の要素とし
    て構成したことを特徴とする請求項4記載のバックライ
    ト装置。
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