JP2000149505A - 記録情報提供装置、情報記録システム - Google Patents
記録情報提供装置、情報記録システムInfo
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- JP2000149505A JP2000149505A JP10312469A JP31246998A JP2000149505A JP 2000149505 A JP2000149505 A JP 2000149505A JP 10312469 A JP10312469 A JP 10312469A JP 31246998 A JP31246998 A JP 31246998A JP 2000149505 A JP2000149505 A JP 2000149505A
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Abstract
間なく適切な曲が選択されて追加記録されるようにす
る。 【解決手段】 ユーザーが指定した曲(指定記録情報)
の記録後の状態としての記録媒体の記録可能量(残り時
間)を判別し、判別された記録可能量に対して記録可能
な情報量(演奏時間)であり、かつ指定記録情報とされ
ていない曲を、情報ソースを検索して得、記録装置に対
して追加記録情報として送出させるようにする。
Description
スから記録装置(記録媒体)での記録のために情報を提
供する際に好適な記録情報提供装置、及び情報記録シス
テムに関するものである。
ル機器として各種のものが普及しており、音楽ソフトや
映像ソフトを個人で楽しむことが一般化している。例え
ばユーザーがCD(コンパクトディスク)、MD(ミニ
ディスク)などのディスク記録媒体を用いたオーディオ
システムなどを所有し、パッケージメディアとして販売
されている所望のCD、MD等を購入して再生させた
り、或いは記録可能なメディアであるMDを用いて自分
の好みの選曲によるオリジナルディスクを作成するなど
のことが行われている。
機器として、例えばハードディスクなどの大容量メディ
アを利用してオーディオデータファイルやビデオデータ
ファイルを蓄積する記録再生装置の開発が進められてい
る。例えばCDなどのユーザーが所有するパッケージメ
ディアに収録されている楽曲等を、その記録再生装置内
のハードディスクなどにダビング記録する。ハードディ
スクなどの大容量の記録媒体を用いることで、例えばユ
ーザーが所有する多数のCD等における全楽曲などを記
録再生システム内に格納しておくことができる。
たいときには、わざわざその楽曲が収録されたCD等を
探して記録再生装置に装填する必要はなく、楽曲を指定
してハードディスクから読み出して再生させるようにす
ればよい。従って特に大量のCD等を所有しているユー
ザーなどで非常に便利なものとなる。そしてまたCD等
の入れ換え等も不要となるため、例えばその日の気分や
状況に応じた選曲で音楽を楽しむなどといったことも手
軽に可能となる。
ィスク等から楽曲等のデータを移動又は複写できる携帯
用記録再生装置などを設ければ、多数の楽曲の中からそ
の日に聴きたい楽曲を選んで複写等を実行させて、その
携帯用記録再生装置で再生できるようにすることができ
る。特にその携帯用記録再生装置でも記録媒体としてハ
ードディスクやフラッシュメモリなどを用いるようにす
れば、楽曲データ等の移動や複写を瞬時に実行すること
ができ、例えばユーザーは毎日、出かける前に、その日
の気分や状況に応じて曲を選択して、携帯用記録再生装
置側に移動又は複写を行い、その携帯用記録再生装置で
曲の再生を楽しむことなどの利用形態も可能となる。
或る音楽データのソースから選択した音楽データを所定
の記録媒体にダビングするということは、比較的頻繁に
行われる。例えばCDに収録されている音楽をMDにダ
ビングすることもその一形態であるし、上記のようにハ
ードディスクを音楽データのソースとして備えた記録再
生装置から携帯用記録装置に音楽データをダビングする
ことも考えられる。このようにダビングを行う場合は、
通常、ユーザーが曲やアルバム単位で音楽を選択してダ
ビングを実行させるが、そのダビング先の記録媒体にお
いて、選択された全曲が録音されても、なお録音可能な
容量(録音可能時間)が残されていることが多い。例え
ば音楽データ60分を記憶可能な記録媒体に、ユーザー
が総演奏時間55分の音楽アルバムをダビングさせた場
合、あと5分の記録可能な残り時間が発生する。この場
合、ユーザーは残りの容量を有効利用するために、さら
に、適当な曲を選んでダビングさせる場合が多い。
を見つけることは、ユーザーにとっては結構面倒な作業
となる。例えば記録媒体の残り時間を確認して、演奏時
間がその時間以内となるような曲を、手持ちのCD等の
中から探していかなければならない。もちろんCDジャ
ケット等に演奏時間が記載されていなければ、そのCD
からは選択できなかったり、あるいは録音が途中で切れ
ること(容量オーバーで録音不能となること)を覚悟し
てダビングさせなければならないという事態となること
もある。また例え適切な演奏時間の曲が見つかっても、
先にダビングした曲とあまりに雰囲気やジャンルの違う
曲などは好ましくないという事情もある。
MD等にダビングを行った後に、記録可能な残り時間が
あった場合は、そのCDから適切な曲を選んでダビング
させるというものも提案されていたが、その場合は、或
る曲が重複してダビングされるものとなるため、記録媒
体側の容量の有効利用とは言い難く、またユーザーが、
その様な追加のダビングは不要と考えることも多かっ
た。
点に鑑みて、記録媒体の残り時間への記録について、そ
の残り時間(残り容量)に応じた適切なデータ量であ
り、かつ、既に記録されている情報と重複のない情報を
選択できるようにすることでユーザーの作業を簡略化さ
せることを目的とする。さらに選択される情報は、ユー
ザーにとって先に記録した情報などとの関連で好ましい
と思えるものとする。
とが各種情報の送受信可能に接続されて成る情報記録シ
ステムを考え、記録装置については、記録情報提供装置
から供給される情報を記録媒体に記録する記録手段を有
するものとする。そして記録情報提供装置は、1又は複
数の情報ソースから取り出した情報を、前記記録装置に
対して送出することができる情報送出手段と、指定され
た1又は複数の情報を情報ソースから取り出し、情報送
出手段により記録装置に対して指定記録情報として送出
させる指定記録情報送出制御手段とを設ける。さらに、
指定記録情報の記録後の状態としての、記録装置の記録
媒体の記録可能量を判別する判別手段と、判別手段で判
別された記録可能量に対して記録可能な情報量であり、
かつ指定記録情報とされていない情報を、情報ソースを
検索して得、情報送出手段により記録装置に対して追加
記録情報として送出させる追加記録情報送出制御手段と
を備えるようにする。即ち、選択された情報を記録装置
側で記録させた後に残される容量を判別して、その容量
に記録可能な情報を情報ソースから検索する。さらにこ
のときユーザーによって選択され記録対象とされている
情報(指定記録情報)については除外することで、指定
記録情報と重複しない或る情報が検索されるようにす
る。このように残り容量への追加記録に好適な情報を自
動検索し、ユーザーの手間を解消する。
ースの検索に際して、指定記録情報に応じて絞込条件を
設定して、検索を行うようにする。例えば指定記録情報
としての情報と何らかの関連性が得られるような絞込条
件を設定することで、続けて記録する情報として好適な
ものを検索する。例えば指定記録情報としての音楽と同
一アーティストであることを絞込条件として音楽情報を
検索する。
の記録再生装置、携帯用記録再生装置について説明して
いく。まずその記録再生装置を含む情報配信システム例
を述べ、その後、記録再生装置及び携帯用記録再生装置
における特徴的な動作例を説明する。なお、本例の記録
再生装置の特徴的な動作は、以下説明する情報配信シス
テムとしての動作としても実現可能であるが、記録再生
装置単体と携帯用記録再生装置のみのシステムとしても
実現可能なものである。説明は次の順序で行う。 1.情報配信システムの概要 2.記録再生装置及び携帯装置の外観例 3.記録再生装置の内部構成 4.携帯装置の内部構成 5.記録再生装置のファイル格納形態 6.ダビング時の動作例 7.変形例
の概要を示すものである。この情報配信システムは、基
本的には、一般ユーザーが家庭2などで用いる記録再生
装置10と、記録再生装置10の使用に関する情報サー
ビス組織としての情報センタ1とから構成される。情報
センタ1と記録再生装置10は、通信回線3を用いて各
種情報の通信が可能とされている。通信回線3は例えば
ISDN回線などの公衆回線網としてもよいし、当該シ
ステムのための専用回線網などを構築してもよく、その
回線の形態は特に限定されない。また通信衛星4や各家
庭2に設置したパラボラアンテナ5などを利用した衛星
通信回線を構成し、情報センタ1と記録再生装置10と
の情報通信が可能とされるようにしてもよい。
置10は、詳しくは後述するが、内部に大容量のデータ
ファイル格納部(例えば図3のハードディスクドライブ
15)を備えるとともに、CD、MDなどのパッケージ
メディアのドライブ機能や、他の機器からのデータ入力
機能、通信回線を介したデータ入力機能などを備えてお
り、CD、CD−ROM、MDなどのユーザーが購入し
たメディアから再生されるオーディオデータ、ビデオデ
ータ、その他の各種データや、他の機器や通信回線から
入力される各種データを、それぞれファイルとして格納
していくことができる。
を1曲単位で1つのファイルとして格納している)につ
いては、ユーザーが任意に再生させることなどが可能と
なる。従って、例えば多数のCDを有するユーザーが、
全CDの全楽曲をそれぞれ1つのファイルとして記録再
生装置10内に格納しておけば、わざわざCD等を選び
出して装填しなくても、所望の楽曲等の再生を実行させ
ることができる。
報センタ1は有料又は無料で各種の情報を提供すること
ができる。例えば記録再生装置10に格納されている楽
曲等のファイルに関連する情報(付加情報)として、曲
名、アーティスト名、歌詞などのテキストデータ、楽曲
イメージやアーティストの画像などの画像データ、アー
ティストのインターネットホームページのアドレス(U
RL:Uniform Resource Locator)、著作権に関する情
報、関係者名(作詞者、作曲者、制作者等)・・・・な
どの情報を提供することができる。例えば記録再生装置
10ではこれら情報センタから提供された情報を曲のフ
ァイルと対応させて格納しておき、表示出力に利用する
など各種動作を行うことができる。
ディオデータ自体、即ち楽曲等を記録再生装置10に送
信し、ファイルとして格納させることで、いわゆるパッ
ケージメディアとしてのCD等とは異なった楽曲等の販
売/提供システムを構築することも可能である。
装置として、記録再生装置10と接続可能な携帯用の記
録再生装置50(以下、携帯装置という)がある。この
携帯装置50についても詳しくは後述するが、内部にオ
ーディオデータ等のファイルを格納することができるデ
ータファイル格納部(例えば図4の固体メモリ(又はハ
ードディスクドライブ)54)を備える。そして記録再
生装置10と接続された際に、記録再生装置10内に格
納されているファイル(楽曲等)を、この携帯装置50
内のデータファイル格納部に複写又は移動させることが
できる。もちろん、逆に携帯装置50内のデータファイ
ル格納部に格納されたファイルを、記録再生装置10内
のデータファイル格納部に複写又は移動させることも可
能である。
たファイルのうち任意のファイルを携帯装置50に移動
又は複写させることで、そのファイルを携帯装置50で
利用することができる。例えば携帯装置50を使用する
際に、その日に聴きたいと思った楽曲のファイルを移動
させることで、例えば外出先でそれらの曲を聴くことな
どが可能となる。
2に示す。なお、ここで説明するのはあくまでも一例で
あり、各機器の外観やユーザーインターフェース構成
(操作や表示のための構成)、記録再生装置10と携帯
装置50の接続形態などは他にも各種の例が考えられ
る。
ばユーザーの家庭での使用に適するように、いわゆるラ
ジカセ型の機器とされている。もちろんコンポーネント
タイプでもよい。この記録再生装置10には、ユーザー
が各種操作を行うための各種の操作子Kaとして、操作
キーや操作つまみ、ジョグダイヤルと呼ばれる回動プッ
シュ式のキーなどが、機器前面パネルなどに設けられて
いる。またユーザーに対する出力部位として、再生音声
等を出力するスピーカ35や、各種情報を表示出力する
表示部24が設けられる。表示部24は例えば液晶パネ
ルなどで形成される。
スク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキストな
ど)を記録再生装置10で再生させたり、後述する内部
のハードディスクにデータダビング等を行うために、C
D方式のディスクを挿入するCD挿入部17が設けられ
る。同様に、ユーザーが所有するMD方式のディスク
(オーディオMD、MDデータなど)を記録再生装置1
0で再生/再生させたり、内部のハードディスクにデー
タダビング等を行うために、MD方式のディスクを挿入
するMD挿入部18が設けられる。
の端子taが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。
は、上記操作子Ka以外に、キーボード90やリモート
コマンダー91を用いることができる。キーボード90
は端子taとしてのキーボード用コネクタを介して接続
して用いるようにしたり、或いは赤外線送信部をキーボ
ード90に搭載した場合は、キーボード90からの操作
情報を赤外線無線方式で出力し、受光部21から記録再
生装置10に入力させることもできる。リモートコマン
ダー91は例えば赤外線方式で操作情報を出力する。そ
してその赤外線信号による操作情報は受光部21から記
録再生装置10に入力される。なお、キーボード90を
無線方式とする場合の操作情報の出力や、リモートコマ
ンダー91からの操作情報の出力は、赤外線ではなく電
波を用いるようにしてもよい。
成する入力ペン93が設けられる。即ち表示部24にい
わゆるGUIとして操作用の画像が表示されるととも
に、その表示部24上の画像に対して入力ペン93を当
てることで、タッチペン入力として、その画像に応じた
操作入力が行われるようにするものである。
ロット39が形成され、PCMCIAカードを装着して
のデータのやりとりが可能とされている。
を行うことに好適なように小型軽量の機器とされる。こ
の携帯装置50には、ユーザーが各種操作を行うための
各種の操作子Kbとして、操作キーなどが設けられてい
る。図示していないが、もちろんジョグダイヤルなどを
設けてもよい。またユーザーに対する出力部位として、
再生音声等を出力するスピーカ68や、各種情報を表示
出力する表示部57が設けられる。表示部57は例えば
液晶パネルなどで形成される。
の端子tbが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。例えばユーザーが
携帯して音楽等を聴く場合は、スピーカ68から音声を
再生させる他、ヘッドホン92を端子tbのうちのヘッ
ドホン用端子に接続することで、ヘッドホン92を用い
て音楽等を聴くことができる。
ることで、記録再生装置10と携帯装置50の間で各種
データ通信(オーディオデータ等の実ファイルデータ
や、それらの通信時の処理のための制御データなどの通
信)が可能とされる。この例では、記録再生装置10
に、コネクタ27を有する装着部MTが設けられ、この
装着部MTに携帯装置50を装填することで両機器が接
続されるものとしている。携帯装置50が装着部MTに
装填されると、携帯装置50の下部に設けられたコネク
タ60と、装着部MT内のコネクタ27が接続された状
態となり、このコネクタ60,27を介して両機器の間
のデータ通信が行われる。なお、記録再生装置10と携
帯装置50の接続は、通信ケーブルを用いたライン接続
方式としたり、もしくは赤外線等を利用した無線接続方
式としてもよい。
る。この記録再生装置10には、パネル操作部20とし
てプッシュ式や回動式の操作子が設けられている。ここ
でいう操作子とは、図2に示した各種操作子Kaに相当
する。つまり機器筐体上に形成される各種操作子であ
る。このパネル操作部20が操作されることにより、記
録再生装置10の各種動作を実行させるための操作信号
が送出され、記録再生装置10はこの操作信号に応じて
動作される。
示部24に操作キー表示に対して入力ペン93による入
力が行われたことを検出するために入力検出部42が設
けられる。また入力ペン93を駆動するペンドライバ4
1が設けられる。入力ペン93による入力方式として
は、例えば静電容量検出型が考えられる。即ち入力ペン
93の先端に電極を設けてペンドライバ41により駆動
するとともに、入力検出部42として表示部24の表示
面に相当する範囲にマトリクス状に電極を配する。する
とペンドライバ41が触れた位置が、マトリクス状の電
極によって静電容量変化位置として検出できるため、そ
の位置に表示されていた操作画像としての操作入力が行
われたと判別できる。なお他の例としては、入力検出部
42として2層にマトリクス状のスイッチ電極を配し、
入力ペン93で押圧された位置でスイッチ電極の接触が
検出されるような機械的な構成も考えられる。このよう
な場合はペンドライバ41は不要であり、また入力ペン
93も専用のものである必要はない。
対応する曲名、アーティスト名等の入力を容易にするた
めに、上記したようにキーボード90やリモートコマン
ダー91を利用することができるが、USB(universal
serial bus)端子ta6にキーボード90を接続するこ
とで、キーボード90による入力が可能となる。即ちキ
ーボード90からの入力信号(操作信号)はUSB端子
ta6を介してUSBドライバに供給されることで、記
録再生装置10の内部に取り込むことができる。なお、
図3における各種の端子ta1〜ta7は、それぞれ図
2に示した端子taのうちの1つに相当する。
による操作信号(及びキーボード90が赤外線出力を行
う場合の操作信号)は、その赤外線操作信号は受光部2
1で光電変換され、赤外線インターフェースドライバ2
2に供給されることで、記録再生装置10の内部に取り
込むことができるようにされている。なお、赤外線イン
ターフェースドライバ22、或いはUSBドライバ23
を介してデータ転送出力を行うように構成してもよい。
ルコンピュータの構成であるRAM13、ROM12、
フラッシュメモリ14が設けられており、CPU11に
より記録再生装置10の全体の動作制御が行われる。ま
た各ブロック間でのファイルデータや制御データの授受
はバスB1を介して行われる。
リモートコマンダー91、キーボード90などにより入
力された操作入力信号は、CPU11に転送される。そ
してCPU11は操作に応じた所定の処理を実行するこ
とになる。このためROM12には、上記パネル操作部
20等が操作されることにより入力される入力信号に応
じて記録再生装置10の動作を制御するプログラム等が
記憶されている。またRAM13、フラッシュメモリ1
4にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タスク
領域が一時的に確保される。または、ROM12にはプ
ログラムローダーが記憶されており、そのプログラムロ
ーダーによりフラッシュメモリ14にプログラム自体が
ロードされることも可能である。
光ディスク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキ
スト等)が、上記CD挿入部17から装着されると共
に、1倍速或いはより高速、例えば16倍速、32倍速
で光学ピックアップにより光ディスクに記憶される情報
が読み出される。
ィスク又は光磁気ディスク(オーディオMD、MDデー
タ等)が上記MD挿入部18から装着されると共に、光
学ピックアップによりディスクに記憶される情報が読み
出される。もしくは装填されたディスクに対して情報の
記録を行うことができる。
7、MDドライブ18を設けた例をあげているが、この
いづれか一方のみを設けたり、もしくは情報が記憶され
ているメディアとして他のメディア(例えばMOディス
クと呼ばれる光磁気ディスクや他の方式の光ディスク、
磁気ディスク、メモリカード等)に対応するドライブが
設けられてもかまわない。
納手段としては、ハードディスクに対して情報の記録再
生を行うハードディスクドライブ(hard disk drive :
以下HDDという)15が設けられている。例えばCD
−ROMドライブ17やMDドライブ18から読み出さ
れるオーディオ情報などを、HDD15においてファイ
ル単位(例えば1曲が1ファイル)で格納できる。
C2方式(Adaptive Transform Acoustic Coding 2)の
圧縮エンコードを行うエンコーダ28、及びオーディオ
データに関してATRAC2方式の圧縮に対するデコー
ドを行うデコード29が設けられる。エンコーダ28、
デコーダ29はCPU11の制御に応じて、供給された
オーディオデータに関するエンコード、デコードを行
う。また処理対象となっているオーディオデータを一時
的に格納するためのバッファメモリ16が設けられる。
バッファメモリ16はCPU11の制御によりデータの
書込/読出が行われる。
クから読み出されたオーディオデータをHDD15に格
納する場合、HDD15にオーディオデータを記憶する
前処理として、バッファメモリ16にディスクから読み
出されたオーディオデータが一時記憶されると共に、そ
のオーディオデータがエンコーダ28に供給されてAT
RAC2方式のエンコードが行われる。さらにエンコー
ダ28でエンコードされたデータがバッファメモリ16
に再び一時記憶され、最終的にHDD15にエンコード
されたオーディオ情報が蓄積されることになる。
RAC2方式でエンコードされたオーティオデータがH
DD15に蓄積されるようにしているが、例えばCD−
ROMドライブ17から読み出されるデータがそのまま
HDD15に蓄積されるようにしてもかまわない。
ブ17に装着されるメディアから読み出されたデータが
エンコードされるだけではなく、マイクロホンが接続さ
れたマイク端子ta3からアンプ32を介して入力され
るオーディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器が
接続されたライン入力端子ta2から入力されるオーデ
ィオ信号が、A/D変換器31を介して入力されるよう
に構成されており、これらの入力されたオーディオデー
タもエンコーダ28によりエンコードすることができ
る。更に、光デジタル端子ta4に接続された外部機器
(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがIE
C958(International Electrotechnical Commission
958) エンコーダ30を介してエンコーダ28に入力さ
れるように構成され、このように光デジタル方式で入力
されたデータもエンコーダ28によりエンコードでき
る。
されたデータをエンコーダ28でエンコードした後に、
そのエンコードされたデータをHDD15にファイル単
位で格納できるようにされている。
ズムとしてはATRAC2(商標)を用いたが、情報圧
縮されるエンコードアルゴリズムであればよく、ATR
AC(商標)、MPEG(moving picture coding exper
ts group) 、PASC(precision adaptive sub-band c
oding)、TwinVQ(商標)、RealAudio
(商標)、LiquidAudio(商標)等であって
もかまわない。
して、通信端子ta5に接続される外部ネットワークで
あるインターネット、TELネットワーク、ケーブルT
V、ワイヤレスネットワーク等に接続可能なインターフ
ェースであるモデム19が備えられている。そしてモデ
ム19を介して遠隔地のサーバに何らかのサービスを求
めるリクエスト信号、或いはCD−ROMドライブ17
に装着されるメディア情報、ユーザID、ユーザ情報、
ユーザ課金情報等が送出される。
通信可能なサーバ)側ではユーザIDによる照合処理、
課金処理、ディスク情報からの音楽付加情報、例えば曲
のタイトル、アーティスト名、作曲家、作詞家、歌詞、
ジャケットイメージ等の検索が行われ、ユーザがリクエ
ストした所定の付加情報を記録再生装置10側へ返信す
るような動作が可能となる。ここで、音楽に対する付加
的な関連情報を返信する例を示したが、ユーザがリクエ
ストする曲情報が直接外部ネットワークからダウンロー
ドされるように構成してもよい。また、メディア情報に
対応して曲情報が返信されるように構成して所定のメデ
ィアのボーナストラックが配信により取得されるように
構成しても良い。
は、デコーダ29によりデコードされ、D/A変換器3
3、アンプ34を介してスピーカ35により再生出力す
ることができる。もしくはヘッドホン端子ta1にヘッ
ドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力させ
ることができる。ここではデコーダ29はATRAC2
方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ2
8のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアルゴ
リズムであればよい。また、エンコード及びデコードの
ためのハードウェアを持たず、CPU11によるソフト
ウェア処理であってもよい。
データ等のファイルをユーザが管理、制御するためのイ
ンターフェースとして、図2にも示したように表示部2
4が設けられているが、表示部24は表示ドライバ25
によって表示駆動される。表示部24ではCPU11の
制御に基づいて所要の文字、記号、操作用アイコン等が
表示される。また表示部24にはオーディオファイル
(なお、楽曲等のオーディオデータが記録されたファイ
ルを説明上オーディオファイルという)などに対応する
フォルダ、或いはジャケットイメージが表示され、上記
入力ペン93のようなポインティングデバイスによる操
作が可能とされる。例えば表示上でユーザーが指示した
オーディオファイルが再生されるような動作が可能とな
る。もちろん、マウスによるクリック操作や、ユーザが
指で触れる等のタッチ操作方式も考えられる。
れたオーディオファイルの消去や、外部機器(例えば携
帯装置50)への複写、移動等も制御可能である。或い
は、表示部24は、CD−ROMドライブ17に装着さ
れるメディアのTOC(table of contents) 情報を基に
インターネット上のWWW(world wide web)サイトから
検索された関連情報としてのhtml(hyper text mark
up laguage) 文書がグラフィック表示されるように構成
され、更に通常のインターネットブラウザとしても使用
可能となっている。
94インターフェース37、IEEE1394ドライバ
36を介して、端子ta7に接続された各種機器やシス
テム、例えば衛星放送用のIRD、MDプレーヤ、DV
Dプレーヤ、DVプレーヤ等からオーディオ情報が取り
込まれるように構成されている。更なる付加機能として
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interna
tional Association) スロット39がPCMCIAドラ
イバ38を介して設けられ、PCMCIAカードが装着
可能となっており、外部記憶装置、その他のメディアド
ライブ、モデム、ターミナルアダプタ、キャプチャボー
ド等様々な周辺機器の拡張が容易である。
10には携帯装置50と接続する際のコネクタ27が設
けられている。コネクタ27と、携帯装置50側のコネ
クタ60とが接続されることにより、CPU11はイン
ターフェースドライバ26を介して携帯装置50側と各
種のデータ通信が可能となる。例えばHDD15に蓄積
されているオーディオファイルを転送することができ
る。
再生装置10と携帯装置50は、コネクタ27とコネク
タ60が接続されることで、電気的に接続されることに
なるが、この状態で記録再生装置10のインターフェー
スドライバ26と、携帯装置50のインターフェースド
ライバ59が接続され、両機器の間のデータ通信が可能
とされる。
プッシュ式、回動式のキー等が設けられている。即ち図
2に示した各種の操作子Kbがパネル操作部56に相当
する。パネル操作部56としての操作子Kbが操作され
ることにより携帯装置50の動作を指示するための操作
信号が制御バスB2に送出され、携帯装置50はこの操
作信号に応じた動作を行う。
50においても通常のパーソナルコンピュータの構成で
あるRAM53、ROM52が設けられており、CPU
51により携帯装置50の全体の動作が制御される。ま
た各ブロック間のファイルデータや制御データの授受は
バスB2を介して行われる。
されることにより入力される操作信号に応じて携帯装置
50が実行すべきプログラム等が記憶されており、RA
M53にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タ
スク領域が一時的に確保される。なお記録再生装置10
と同様にフラッシュメモリが搭載されてもよく、またバ
ス構成は限定されるものではない。
は、ハードディスクに対して情報の記録再生を行う固体
メモリ54(フラッシュメモリなど)が設けられてい
る。例えば記録再生装置10から転送されてきたオーデ
ィオ情報などが、固体メモリ54においてファイル単位
(例えば1曲が1ファイル)で格納できる。なお、固体
メモリに代えてハードディスクドライブ(HDD)を格
納手段として用いてもよい。
ィオデータに関してATRAC2方式のエンコードを行
うエンコーダ61、及びオーディオデータに関してAT
RAC2方式のデコードを行うデコード62が設けられ
る。エンコーダ61、デコーダ62はCPU51の制御
に応じて、供給されたオーディオデータに関するエンコ
ード、デコードを行う。また処理対象となっているオー
ディオデータを一時的に格納するためのバッファメモリ
55が設けられる。バッファメモリ55はCPU51の
制御によりデータの書込/読出が行われる。
ていないオーディオデータがインターフェースドライバ
59を介して記録再生装置10から供給され、それを固
体メモリ54に格納する場合、固体メモリ54にオーデ
ィオデータを記憶する前処理として、バッファメモリ5
5にオーディオデータが一時記憶されると共に、そのオ
ーディオデータがエンコーダ61に供給されてATRA
C2方式のエンコードが行われる。さらにそのエンコー
ドされたデータがバッファメモリ55に再び一時記憶さ
れ、最終的に固体メモリ54にエンコードされたオーデ
ィオ情報が蓄積されることになる。
HDD15ではATRAC2方式でエンコードされたオ
ーディオファイル等が格納されているとしており、従っ
てHDD15に格納されていたオーディオファイルがイ
ンターフェースドライバ59を介して供給され、それを
固体メモリ54に格納する場合(即ち曲等のデータファ
イルの複写又は移動を行う場合)は、エンコーダ61で
の処理は必要ない。ところが、記録再生装置10のCD
−ROMドライブ17等に装着されるメディアから読み
出されるオーディオデータ(圧縮処理されていないデー
タ)が直接インターフェースドライバ59を介して入力
されるようにしてもよく、このような場合に、固体メモ
リ54にオーディオデータを記録するための処理とし
て、上記のようにエンコーダ61によるエンコードが行
われることになる。
RAC2方式でエンコードされたオーティオデータが固
体メモリ54に蓄積されるようにしているが、例えば圧
縮処理されていないデータがそのまま固体メモリ54に
蓄積されるようにしてもよい。
ィオデータを供給する部位としては、上記インターフェ
ースドライバ59以外に、マイク端子tb3、ライン入
力端子tb2、光デジタル端子tb4なども設けられて
いる。なお、図4における各種の端子tb1〜tb4
は、それぞれ図2に示した端子tbのうちの1つに相当
する。
されたマイク端子tb3からアンプ65を介して入力さ
れるオーディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器
が接続されたライン入力端子tb2から入力されるオー
ディオ信号が、A/D変換器64を介して入力されるよ
うに構成されており、これらの入力されたオーディオデ
ータもエンコーダ28によりエンコードされることがで
きる。更に、光デジタル端子tb4に接続された外部機
器(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがI
EC958エンコーダ63を介してエンコーダ61に入
力されるように構成され、このように光デジタル方式で
入力されたデータもエンコーダ61によりエンコードで
きる。
されたデータをエンコーダ61でエンコードした後に、
そのエンコードされたデータを固体メモリ54にファイ
ル単位で格納できるようにされている。
ズムとしてはATRAC2に限らず、他の情報圧縮され
るエンコードアルゴリズム、例えばATRAC、MPE
G、PASC、TwinVQ、RealAudio、L
iquidAudio等であってもかまわない。
報は、デコーダ62によりデコードされ、D/A変換器
66、アンプ67を介してスピーカ68により再生出力
することができる。もしくはヘッドホン端子tb1にヘ
ッドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力さ
せることができる。ここではデコーダ62はATRAC
2方式のデコードを行うものとしているが、エンコーダ
61のエンコードアルゴリズムに対応するデコードアル
ゴリズムであればよい。また、エンコード及びデコード
処理は、ハードウェアを持たず、CPU51によるソフ
トウェア処理であってもよい。
ィオデータ等のファイルをユーザが管理、制御するため
のインターフェースとして、図2にも示したように表示
部57が設けられているが、表示部57は表示ドライバ
58によって表示駆動される。表示部57ではCPU5
1の制御に基づいて所要の文字、記号、アイコン等が表
示される。また表示部57にはオーディオファイルなど
に対応するフォルダ、或いはジャケットイメージが表示
され、マウス、ペン、ユーザの指で触れる等の、パネル
操作部20に該当することになるポインティングデバイ
スによる操作が可能とされるようにしてもよい。例えば
表示上でユーザーが指示したオーディオファイルが固体
メモリ54から読み出されてスピーカ35等から再生さ
れるような動作が可能となる。また表示部57での表示
を用いて、固体メモリ54上での選択されたオーディオ
ファイルの消去や、外部機器(例えば記録再生装置1
0)への複写、移動等も制御可能である。
は、記録再生装置10の装着部MTに装着されることに
より記録再生装置10とのデータ送受信が可能とされて
いるが、非接触型のインターフェースでもよく、例えば
IrDA等を用いても構わない。また、図示していない
が、記録再生装置10には充電電流供給部が備えられて
おり、装着される携帯装置50に対して充電電流を供給
し、携帯装置50の動作電源となる充電式バッテリーに
対して充電が行われるように構成されてもよい。
ァイルの格納形態の例を示している。例えばユーザーは
自分の所有しているCDをCD−ROMドライブ17に
装填し、収録されている各楽曲をそれぞれファイルとし
てHDD15に記録(即ち複写)させることになる。例
えばそのCDなどのメディア単位で格納が行われていく
とすると、ダビングしたCDなどのメディア単位で管理
ファイルが形成され、各楽曲等は、それぞれ1つのオー
ディオファイルとして格納される。
ングされた状態を示しており、各CDに対応して管理フ
ァイルAL(AL1〜AL(n))が形成される。そし
て各CDに収録されている楽曲は、それぞれ管理ファイ
ルALに対応された状態でオーディオファイルとして格
納される。図5では、1行分で示す各ファイルが1つの
CDからダビングされたファイルとして示しており、例
えば或るCDからのダビングデータ(各楽曲)は、管理
ファイルAL1に対応して、オーディオファイルAL1
−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・として格納
される。また、他のCDからのダビングデータ(各楽
曲)は、管理ファイルAL2に対応して、オーディオフ
ァイルAL2−M1、AL2−M2、AL2−M3・・
・として格納される。即ちこれらが実際の音楽等のデー
タである。このように、1つのCDからのダビングが行
われた際には、1つの管理ファイルとともに、ダビング
した曲数分のオーディオファイルが形成される。
ザーがデータを入力したり、或いは後述するようにデー
タベースから検索した付加情報などを得ることができる
が、それらの情報が関連情報ファイルとして格納され
る。例えば管理ファイルAL1に対応して関連情報ファ
イルAL1adが形成される。関連情報ファイルAL
(*)adとして格納されるデータとは、上述したよう
に、曲名、アーティスト名、歌詞などのテキストデー
タ、楽曲イメージやアーティストの画像などの画像デー
タ、アーティストのインターネットホームページのアド
レス(URL)、著作権に関する情報、関係者名(作詞
者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報となる。
オーディオファイルや関連情報ファイルに関する各種の
管理情報を有するものとなり、各オーディオファイルや
関連情報ファイルの再生、移動、複写、編集などの際に
用いられるものとなる。例えば管理ファイルAL1は、
或るCD等のメディアからダビング格納されたファイル
群に関して、その全体の管理情報や、各オーディオファ
イルAL1−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・
に関する管理情報、さらには関連情報ファイルAL1a
dに関する管理情報が記録される。
報のデータ例を示している。例えばCD等のメディアか
らダビング格納されたファイル群の全体の管理情報とな
るアルバム情報として、ファイル種別やファイル数、ア
ルバムタイトル、データサイズ、アルバムとしての総演
奏時間、ダビングが行われた日時情報、関係者名(アル
バム制作者や作詞作曲者、演奏者など)、著作権情報、
アルバムID、履歴情報(例えば再生回数、再生日時な
ど)、音楽ジャンル、ユーザーメモ(このアルバムに関
してユーザーが入力した情報)、その他各種の管理情報
が記録される。アルバムIDとはCDなどのメディアと
してのアルバム単位(商品タイトル単位)で固有に付さ
れている識別コードである。
ィオファイルに個別に対応する管理情報としてファイル
情報(#1)〜ファイル情報(#m)が記録され、この
ファイル情報としては、対応するファイルのファイル種
別、対応するファイルのHDD15上での記録位置を示
すアドレスポインタ、ファイルのデータサイズ、その曲
の演奏時間、タイトル(曲名)、ダビングが行われた日
時情報、関係者名(作詞作曲者、演奏者など)、著作権
情報、曲ID、履歴情報(例えば再生回数、再生日
時)、音楽ジャンル、ユーザーメモ(この曲に関してユ
ーザーが入力した情報)、その他各種の管理情報が記録
される。
報ファイルを管理する管理情報として関連ファイル情報
が記録され、この関連ファイル情報としては、対応する
関連情報ファイルのファイル種別やファイル数、対応す
る関連情報ファイルのHDD15上での記録位置を示す
アドレスポインタ、関連情報ファイルのデータサイズ、
記録が行われた日時情報、関係者名、著作権情報、関連
ファイルID、その他各種の管理情報が記録される。
報が記録されることで、記録再生装置10は特定の楽曲
の再生、移動、複写、編集等の各種処理が可能になり、
また曲の再生等の動作に合わせて、関連情報としての画
像やテキストを出力することも可能となる。
くまでも一例であり、また図5のファイル格納形態も一
例である。実際には、格納される実データとなるオーデ
ィオファイルの各種処理に好適なファイル格納形態や管
理形態がとられればよい。また、本例では実施の形態の
ファイルとして、楽曲等のオーディオファイルを例にあ
げて説明して行くが、動画データ、静止画データ、テキ
ストデータ、ゲームソフトとしてのプログラム等を実フ
ァイルとして(つまり関連情報ファイルとしてではなく
独立のファイルとして)格納することも当然考えられ
る。
0では、それぞれ格納されているファイル(楽曲等のオ
ーディオデータ)を相互に複写(コピー)又は移動(ム
ーブ)することができる。即ち、記録再生装置10のH
DD15に格納されているファイルを携帯装置50の固
体メモリ54に複写又は移動させたり、逆に携帯装置5
0の固体メモリ54に格納されているファイルを記録再
生装置10のHDD15に複写又は移動させることがで
きる。
元のHDDと複写先のHDDにおいてファイルが並存す
る状態、つまり記録再生装置10と携帯装置50の両方
で再生可能な状態とする処理をいい、一方、移動とは、
複写元のHDDからは再生が不能な状態とする処理をい
う。つまり移動の際にはオーディオファイルデータのダ
ビングに加えて、移動元でそのオーディオファイルが再
生不能な状態にする処理(例えば再生禁止フラグの設定
処理など)が行われるものとなる。
のHDD15に格納されている多数のオーディオファイ
ルの中から所望のオーディオファイル(楽曲)を選択
し、携帯装置50にダビング(なお以降、移動又は複写
のことを一括してダビングという)することで、その携
帯装置50でダビングした曲を聴くことができる。そし
て、このようにダビングを行なった場合に、携帯装置5
0側、即ち固体メモリ54において残り容量が発生する
ことがある。例えば図12の「A」が固体メモリ54の
全容量とする。ここでユーザーが、HDD15から6曲
入りの音楽アルバムを指定してその全曲をダビングさせ
たとする。例えば図5のファイル構造でいえば、オーデ
ィオファイルAL(x)−M1〜AL(x)−M6をダ
ビングさせたとする。これが図12のように楽曲#1〜
#6として固体メモリ54内に記録されたときに、その
総演奏時間に相当する容量が「B」であったとすると、
A−B=Cの残り容量が発生する。本例では、このよう
な残り容量Cに対して、音楽データのソースとなるHD
D15から適切なオーディオファイルを選択し、追加ダ
ビングさせるようにするものである。
7、図8に示す。まず、ユーザーが音楽情報ソースとし
てのHDD15に格納されたオーディオファイルのうち
で、例えばアルバム単位などで1又は複数の楽曲(もち
ろんアルバム単位ではなくてもよいが)を指定して、携
帯装置50にダビングさせる操作を行ったとする。する
と、CPU11は処理をステップF101〜F102に
進め、指定されたオーディオファイルを携帯装置50に
転送し、固体メモリ54に記録させる処理を開始する。
具体的には次のようになる。なお当然ながら記録再生装
置10に携帯装置50が接続されている状態で実行でき
る処理となる。例えば表示部24に表示されるオーディ
オファイルを示すフォルダのうち、ユーザーによって所
定のポインティングデバイスにより選択されたオーディ
オファイルが、携帯装置50への移動又は複写というユ
ーザの更なる指示が行われることで、ユーザーによる曲
の指定及びダビング指示が行われたとしてCPU11は
携帯装置50へのダビング処理を開始する。そしてファ
イルの転送処理として、指定されたオーディオファイル
(曲)が順次、HDD15からインターフェースドライ
バ26、59を介して固体メモリ54に転送され、記録
されていくことになる。
ィオファイルのダビングが開始されたら、ステップF1
03で指定されたn曲のダビングの終了を待機する。な
おHDD15から固体メモリ54という、共に高速アク
セスメディア間のデータ移動であることや、ATRAC
2などのエンコード/デコード処理は不要であることな
どのため、その移動処理は瞬時に完了でき、例えば複数
の楽曲としての指定されたオーディオファイルを移動さ
せる処理なども非常に短時間で完了できる。
が完了したら、CPU11はステップF104で、携帯
装置50の固体メモリ54における残り容量(記録可能
な残り時間)Cを判別する。つまり図12で示した
「C」の量(容量値又は記録可能な時間値)を判別す
る。なお、オーディオデータの場合、エンコード方式が
変更されなければ、容量値と時間値(記録可能な演奏時
間量)は等価となるため、以下、説明上「残り時間C」
とする。
の通信によって判別するが、例えば固体メモリ54に対
してCPU11が直接アクセスできるような構成をとる
こともでき、その場合は、固体メモリ54の動作制御や
ファイル管理をCPU11側で実行可能とすることで、
CPU11側で直接固体メモリ54の空き容量の判別を
行うことなども可能となる。
ら、続いてステップF105で、残り時間Cが所定値未
満(例えば30秒未満)であるか否かを確認する。そし
て30秒未満であった場合は、残り容量はほとんどな
く、現状態で固体メモリ54が有効利用されていると判
断して(かつ30秒未満のような短時間の曲はあまりな
いことから)、一連のダビング処理を終える。つまりこ
の場合は、指定された曲のみがダビングされ、残り時間
Cとしての容量に追加ダビングはされない。
ら、残り時間部分への追加記録を実行するか否かをユー
ザーに尋ねる。例えば記録可能な残り時間C=3分35
秒であったら、図9のように表示部24にその残り時間
を提示し、さらにユーザーの指示を求める表示を行う。
これに対してユーザーは入力ペン93などで「YES」
又は「NO」の操作を行うことになるが、「NO」の操
作があった場合は、ステップF107から一連のダビン
グ処理を終了することになる。つまり追加ダビングは行
わない。
は、ステップF107からF108に進め、追加ダビン
グのための処理を進める。まずステップF108で、付
加情報から絞込条件Lを設定する。これは、先に指定さ
れてダビングされたオーディオファイルについての付加
情報を確認し、例えば音楽として連続して再生させても
違和感のないようなものを追加ダビングさせるための絞
込条件を設定する。従って、指定されてダビングされた
オーディオファイルについて、図6の管理ファイルにア
ーティストの情報が付加されていれば、同一アーティス
トを絞込条件として設定してもよい。もちろん、ジャン
ル、作詞作曲者、再生回数が何回以上であるか、記録日
時、ユーザー定義など、その他の付加情報を絞込条件と
して設定してもよいし、複数の絞込条件をアンド条件、
オア条件、ノット条件などで設定できるようにしてもよ
い。
ォルトとしての絞込条件を設定し、ステップF109で
例えば図10のように絞込条件をユーザーに表示する。
この画面に対してユーザーは各種設定入力を実行できる
ようにし、絞込条件の変更、追加、条件式の設定ができ
るようにする。ユーザーが絞込条件の変更や追加などの
入力を行った場合は、処理はステップF110からF1
11に進み、絞込条件Lを更新してステップF109に
戻る。
た)絞込条件に納得したら、図10のように画面から
「検索」操作を行う。するとCPU11の処理はステッ
プF112から図8のステップF113に進み、データ
ソース(本例の場合はHDD15)に格納されたオーデ
ィオファイルについて検索を行い、まずその演奏時間t
が、30秒≦t≦Cとなるものを抽出する。これによ
り、全オーディオファイルのうちで、残り時間Cに対し
て追加記録できるオーディオファイルが抽出される。な
お、ここでは1曲としての演奏時間tが30秒≦t≦C
となるもののみとし、複数の曲を合わせて残り時間Cに
なるようなものは含まないとする。
絞込条件Lで、オーディオファイルを絞り込む。つまり
絞込条件Lに合わないオーディオファイルを除外してい
く。例えば同一アーティストが絞込条件とされた場合
は、残り時間Cに対して追加記録できるオーディオファ
イルのうちで、ステップF101で指定してダビングし
た曲と同一アーティストの曲のみが残されることにな
る。
てダビングされた曲、つまりステップF101で指定し
てダビングした曲は、除外される。以上の処理で、残り
時間に記録可能であって、かつ既にダビングした曲とは
異なる曲であり、さらに設定された絞込条件に合致した
曲(オーディオファイル)が抽出されたことになる。
オーディオファイルを、その演奏時間順でソートし、表
示部24に一覧表示させる。例えば図11のように追加
ダビング可能な候補曲としてユーザーに提示し、選択を
求める。また必要な操作アイコンも表示する。これに対
してユーザーは曲を選択してダビング実行を指示する
か、検索結果が気に入らないため例えば絞込条件を変え
て再検索させるか、或いはよい曲がないとしてなどの理
由で追加ダビングをキャンセルするかの操作を行う。
は、ステップF119から一連のダビング処理を終え、
追加ダビングを実行しない。ユーザーが再検索を指示す
る操作を行った場合は、ステップF118から図7のス
テップF109に戻り、絞込条件の設定からやり直すこ
とができるようにする。
行の操作を行った場合は、ステップF117からF12
0に進んで、選択されたオーディオファイルのダビン
グ、つまりHDD15から読み出して携帯装置50に供
給し、固体メモリ54に記録させる処理を行う。そして
その追加ダビングが終了されたら、ステップF121か
ら一連のダビング処理を終えることになる。
ーザーが指定したオーディオファイルの記録後の状態と
しての固体メモリの記録可能量(残り時間C)を判別
し、その残り時間Cに対して記録可能であり、かつ指定
されてダビングされた曲ではないオーディオファイル
を、HDD15を検索して得、追加ダビングするように
しているため、ユーザーが残り時間に応じて追加ダビン
グすべき曲を選ぶといった面倒な作業を不要としたうえ
で容量に応じた適切な曲を追加ダビングできる。もちろ
ん最初に指定されてダビングされた曲は除外されるた
め、同じ曲が追加ダビングれることもない。つまりユー
ザーにとって操作の手間がなく、かつ好ましい状態で、
固体メモリ54の容量を有効利用できることになる。
の付加情報に応じて絞込条件を設定している。これによ
り、既に記録された曲と同一のジャンルや同一のアーテ
ィストなどに限定した状態で、追加ダビングする曲を検
索させることができる。これは再生時に、追加ダビング
の楽曲だけ他の曲とは雰囲気が異なってしまうといった
ようなことを避けることができる。もちろんあえてその
様な追加ダビングを行ないたいのであれば、同一ジャン
ルや同一アーティストを避けるような絞込条件を設定す
ればよい。
報のうちで、選択された1つの情報のみを、追加記録情
報として送出させることで検索処理、記録処理を簡略化
できる。つまりステップF113の検索では、1曲の演
奏時間tとして検索を行うものとし、例えば2曲あわせ
たら30秒≦t≦Cに該当するような場合を含まないも
のとすることで、検索処理は簡単かつ迅速に可能なもの
とできる。また検索された情報をユーザーに一覧提示し
たときに、ユーザーはステップF117での選択操作と
して単純に1つ選べばよく、操作も簡単なものとなる。
なお、記録可能な残り時間Cがかなり長い場合には、複
数曲を追加ダビングした方がよい場合も考えられる。そ
こで、残り時間Cが所定時間以上の場合には、組み合わ
せでの演奏時間を考慮した検索を行うようにしてもよ
い。
間が30秒未満など、追加記録があまり意味のないよう
な状況においては処理を終了させているため、無理に検
索や追加録音を行なうことが避けられる。つまり状況に
応じた適切な処理が実現される。例えば特に必要ない場
合に検索や追加記録処理を行ったり、これによって処理
完了が遅れるということを防止できる。なお、上記例で
は30秒未満としたが、もちろんこの時間設定は各種考
えられる。例えば1分未満としてもよい。
本発明としての変形例は各種多様に考えられる。まず、
上記図7、図8の処理に関して変形例を述べていく。
た曲のダビングが終了してから、ステップF104以降
の追加ダビングに関する処理が開始されるようにしてい
るが、必ずしも指定曲のダビング終了を待つ必要はな
い。即ちステップF103の待機処理をなくして、ステ
ップF102での指定曲のダビングが開始されたら、す
ぐにステップF104以降に進んでもよい。これは、ユ
ーザーによってダビングする曲が指定された時点で、C
PU11はその総演奏時間を判別でき、従って指定曲の
ダビング前の時点で固体メモリ54の容量を検出すれ
ば、指定曲のダビング後の残り時間Cも算出できるため
である。従って、指定曲のダビング中に、絞込条件の設
定や追加ダビング曲の検索、ユーザーの選択等を行うこ
とができ、指定曲のダビング完了後に、すぐに追加ダビ
ングを実行できる。このようにすれば、時間を効率利用
できるとともに、ユーザーに操作を求めるのは最初の曲
指定及びダビング指示と連続させることができ、例えば
ユーザーは指定曲のダビング指示、絞込条件の設定や検
索により抽出された追加ダビング曲の選択などを一度に
行ってしまったら、その場を離れてもよいことになる。
上記例ではHDD15から固体メモリ54という、非常
に高速にダビングを実行できる装置間での動作例である
ため、上記のように指定曲のダビング完了後に追加ダビ
ングのための操作を求めるようにしても、ユーザーはさ
ほど面倒は感じないものとなるが、例えば音楽ソース側
をCD、ダビング先をMDというように、曲のダビング
にかなり時間がかかるメディア間の場合は、追加ダビン
グ曲に関する操作を、ダビング開始直後からできるよう
にすることが好ましいものとなる。
により、残り時間Cが30秒未満など、所定値未満の場
合は追加ダビングが行われないことになるが、もちろん
このようなステップF105の処理を設けなくてもよ
い。つまり、少しでも残りがあれば、一応追加ダビング
のための処理に進むようにしてもよい。また、30秒の
ような所定値ではなく、例えばHDD15内での最小の
情報(最も演奏時間の短いオーディオファイル)の演奏
時間より残り時間Cが小さい場合は、追加記録情報の送
出処理を実行しないようにしてもよい。つまりステップ
F105において残り時間Cと比較する基準値を、HD
D15内でのオーディオファイルの最小演奏時間値とす
る。つまり追加記録として適切なオーディオファイルが
抽出できない場合には、その追加記録処理自体を行わな
いことで、無駄な動作を防止できるものとなる。
ビングの実行に関して、ユーザーの意志を確認するよう
にしているが、このような意思確認は行わず、残り時間
Cがある場合(もしくは残り時間Cが所定値/最小値よ
り大きい場合)は、自動的に追加ダビング処理に進むよ
うにしてもよい。
件の設定を行っているが、よりユーザー操作を簡易にす
ることを目的とするなら、絞込条件は設定できないもの
としてもよい。もちろん絞込設定方式を単純に選択肢な
どで用意し、条件式などは設定できないものとしてもよ
い。
データソースとして、残り時間Cに適合する演奏時間の
オーディオファイルを検索するものとしているが、まず
データソースとしてはHDD15に限られるものではな
い。即ち図1のようなシステム構成を考えた場合、情報
センタ1にオーディオファイルとしてのライブラリが用
意されていれば、そこからオーディオファイルを検索し
抽出することも考えられる。もちろんCD−ROMドラ
イブ17やMDドライブ18に装填されているCD、M
Dなどもデータソースとして使用できる。
を下限として検索を行っているが、この下限の設定の有
無又は下限値は各種考えられる。ただし下限の設定を行
うことで、或る程度候補数、つまり抽出されるオーディ
オファイル数を制限することができるため、特にデータ
ソースの規模が大きい場合は、適切な下限設定が有用と
なる。このため下限値は、上限値である残り時間Cから
一定範囲を指定する値としてもよい。例えば下限値=
(C−30秒)とすれば、残り時間が3分10秒の時
は、演奏時間が2分40秒〜3分10秒の範囲に該当す
るオーディオファイルが抽出され、つまり固体メモリ5
4の残り時間Cに対して時間的に最も好適なオーディオ
ファイルが検索されることになる。
ィオファイルを演奏時間順でソートしてユーザーに提示
するようにしたが、アーティスト別、ジャンル別など他
の条件でソートして提示してもよい。また記録日時(H
DD15への格納日時)として最新のものから順に並べ
ることや、再生回数の多い順(つまりそのユーザーが気
に入っている曲の順)に並べるということも考えられ
る。いずれにしても、ユーザーが選択しやすい状態で抽
出されたオーディオファイルがソートされ、一覧表示が
行われるようにすればよい。
もちろんこれ以外にも処理の変形例は考えられるもので
ある。また実施の形態として記録再生装置と携帯装置を
挙げたが、例えばCDチェンジャー装置とMDレコーダ
が一体化もしくは接続された場合などにも本発明は適用
できる。即ち転送可能な音楽ソースとしての部位と記録
可能なレコーダとしての部位があれば本発明を適用でき
るものとなる。また、音楽データのダビングを例にあげ
て説明したが、もちろんビデオデータのダビングや、テ
キストデータの複写などについても本発明は適用でき
る。また記録動作ではないが、例えば再生時間を決め
て、それに応じた曲を自動検索して再生させるというよ
うな応用動作も可能となる。これにより、ユーザーに対
してある時間の経過を知らせるタイマーとしての機能も
得られる。
は、記録情報提供装置が、ユーザーが指定した情報(指
定記録情報)の記録後の状態としての記録装置の記録媒
体の記録可能量を判別し、判別された記録可能量に対し
て記録可能な情報量であり、かつ指定記録情報とされて
いない情報を、情報ソースを検索して得、記録装置に対
して追加記録情報として送出させるようにしている。従
って、記録装置側の記録媒体に残り時間が発生する際
に、自動的に適切なデータ量の情報(適切な演奏時間の
曲など)が選択されて、追加記録に供されるため、記録
媒体の有効利用がはかれるとともに、そのためにユーザ
ーが容量に応じて記録すべき情報を選ぶといった面倒な
作業を不要としたうえで容量に応じた適切な情報を追加
記録されるようにすることができる。その上、指定記録
情報は検索から除外されることで、同じ情報(同じ曲)
が追加記録されることもなく、ユーザーにとって好まし
いものとなる。
得られた情報のうちで、選択された1つの情報のみを、
追加記録情報として送出させることで検索処理、記録処
理を簡略化できる。つまり、情報ソースの検索対象は、
1単位の情報として、残り容量に適切なものを選べばよ
いことで、複数の情報を組み合わせたときに適切な容量
となる場合など、複雑な場合を考慮しなくてよく、検索
処理の簡略化及びそれによる迅速化を図ることができ
る。もちろん検索された情報をユーザーに一覧提示した
ときに、ユーザーに1つの情報のみの選択を求めること
で、ユーザーは単純に1つ選べばよく、操作も簡単なも
のとなる。
て、指定記録情報に応じて絞込条件を設定して、検索を
行うものとしている。これにより、指定記録情報と関連
性のある情報を追加記録できるようにできる。例えばク
ラシック音楽がユーザーの指定によりダビングされた際
に、クラシックとしての音楽ジャンルで絞り込むこと
で、残りの部分にヘビィメタル音楽が追加録音され、再
生時にユーザーの気分や雰囲気を著しく損ねてしまうよ
うなことも避けられる。また、指定記録情報としての音
楽と同一のアーティストの音楽などの絞込条件を設定す
ることも好適である。もちろん絞込条件の設定により、
ユーザーの希望に応じた追加記録情報の検索も可能とな
る。
手段は、判別手段で判別された記録可能量が所定値未満
の場合は、追加記録情報の送出処理を実行しないように
することで、例えば残り時間30秒未満など、追加記録
があまり意味のないような状況において、無理に検索や
追加録音を行なうこと避けることができ、つまり状況に
応じた適切な処理が実現される。例えば特に必要ない場
合に検索や追加記録処理を行ったり、これによって処理
完了が遅れるということを防止できる。
段は、判別手段で判別された記録可能量が、情報ソース
内での最小の情報の情報量より小さい場合は、追加記録
情報の送出処理を実行しないようにしている。つまり追
加記録として適切な情報が抽出できない場合には、その
追加記録処理自体を行わないことで、無駄な動作を防止
できる。
配信システムの説明図である。
図である。
る。
置のブロック図である。
のファイル格納形態の説明図である。
の管理ファイルの内容の説明図である。
ある。
ある。
明図である。
11 CPU、12ROM、13 RAM、14 フラ
ッシュメモリ、15 HDD、16 バッファメモリ、
17 CD−ROMドライブ、18 MDドライブ、1
9 モデム、20 パネル操作部、22 赤外線インタ
ーフェースドライバ、23 USBドライバ、24 表
示部、25 表示ドライバ、26 インターフェースド
ライバ、27 コネクタ、28 エンコーダ、29 デ
コーダ、30 IEC958エンコーダ、31 A/D
変換器、32 マイクアンプ、33 D/A変換器、3
4 アンプ、35 スピーカ、36 IEEE1394
ドライバ、37 IEEE1394インターフェース、
38 PCMCIAドライバ、39 PCMCIAスロ
ット、41 ペンドライバ、42 入力検出部、51
CPU、52 ROM、53 RAM、54 HDD、
55 バッファメモリ、56 パネル操作部、57 表
示部、58 表示ドライバ、59 インターフェースド
ライバ、60 コネクタ、61 エンコーダ、62 デ
コーダ、63 IEC958エンコーダ、64 A/D
変換器、65 マイクアンプ、66 D/A変換器、6
7アンプ、68 スピーカ、90 キーボード、91
リモートコマンダー、93入力ペン
Claims (10)
- 【請求項1】 1又は複数の情報ソースから取り出した
情報を、接続された記録装置に対して送出することがで
きる情報送出手段と指定された1又は複数の情報を前記
情報ソースから取り出し、前記情報送出手段により前記
記録装置に対して指定記録情報として送出させる指定記
録情報送出制御手段と、 前記指定記録情報の記録後の状態における前記記録装置
の記録可能量を判別する判別手段と、 前記判別手段で判別された記録可能量に対して記録可能
な情報量であり、かつ前記指定記録情報とされていない
情報を、前記情報ソースを検索して得、前記情報送出手
段により前記記録装置に対して追加記録情報として送出
させる追加記録情報送出制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録情報提供装置。 - 【請求項2】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
情報ソースの検索により得られた情報のうちで、選択さ
れた1つの情報のみを、前記追加記録情報として送出さ
せることを特徴とする請求項1に記載の記録情報提供装
置。 - 【請求項3】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
情報ソースの検索に際して、前記指定記録情報に応じて
絞込条件を設定して、検索を行うことを特徴とする請求
項1に記載の記録情報提供装置。 - 【請求項4】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
判別手段で判別された記録可能量が、所定値未満の場合
は、前記追加記録情報の送出処理を実行しないことを特
徴とする請求項1に記載の記録情報提供装置。 - 【請求項5】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
判別手段で判別された記録可能量が、前記情報ソース内
での最小の情報の情報量より小さい場合は、前記追加記
録情報の送出処理を実行しないことを特徴とする請求項
1に記載の記録情報提供装置。 - 【請求項6】 記録情報提供装置と記録装置とが各種情
報の送受信可能に接続されて成り、 前記記録装置は、 前記記録情報提供装置から供給される情報を記録媒体に
記録する記録手段を有し、 前記記録情報提供装置は、 1又は複数の情報ソースから取り出した情報を、前記記
録装置に対して送出することができる情報送出手段と指
定された1又は複数の情報を前記情報ソースから取り出
し、前記情報送出手段により前記記録装置に対して指定
記録情報として送出させる指定記録情報送出制御手段
と、 前記指定記録情報の記録後の状態としての、前記記録装
置の記録媒体の記録可能量を判別する判別手段と、 前記判別手段で判別された記録可能量に対して記録可能
な情報量であり、かつ前記指定記録情報とされていない
情報を、前記情報ソースを検索して得、前記情報送出手
段により前記記録装置に対して追加記録情報として送出
させる追加記録情報送出制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録システム。 - 【請求項7】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
情報ソースの検索により得られた情報のうちで、選択さ
れた1つの情報のみを、前記追加記録情報として送出さ
せることを特徴とする請求項6に記載の情報記録システ
ム。 - 【請求項8】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
情報ソースの検索に際して、前記指定記録情報に応じて
絞込条件を設定して、検索を行うことを特徴とする請求
項6に記載の情報記録システム。 - 【請求項9】 前記追加記録情報送出制御手段は、前記
判別手段で判別された記録可能量が、所定値未満の場合
は、前記追加記録情報の送出処理を実行しないことを特
徴とする請求項6に記載の情報記録システム。 - 【請求項10】 前記追加記録情報送出制御手段は、前
記判別手段で判別された記録可能量が、前記情報ソース
内での最小の情報の情報量より小さい場合は、前記追加
記録情報の送出処理を実行しないことを特徴とする請求
項6に記載の情報記録システム。
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- 1998-11-02 JP JP31246998A patent/JP4055270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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