JP2000148191A - ディジタルオーディオ信号の符号化装置 - Google Patents

ディジタルオーディオ信号の符号化装置

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JP2000148191A
JP2000148191A JP10315215A JP31521598A JP2000148191A JP 2000148191 A JP2000148191 A JP 2000148191A JP 10315215 A JP10315215 A JP 10315215A JP 31521598 A JP31521598 A JP 31521598A JP 2000148191 A JP2000148191 A JP 2000148191A
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signal
unit
spectrum signal
quantization
spectrum
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Kiyohisa Azuma
清久 東
Koji Nakajima
康志 中嶋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ信号を所定フレーム時間単位で直
交変換によってスペクトル信号に変換し、人間の聴覚特
性に基づいて符号化を行うオーディオ装置において、再
生信号に雑音が入らないようにする。 【解決手段】 符号化時にオーディオ信号を圧縮する際
に、聴覚特性上重要なスペクトル信号を含むサイドバン
ドのスペクトル信号に最小の量子化ビット数を割り当て
て符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽信号及び音声
信号を圧縮して符号化する際のディジタルオーディオ信
号の符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスク(MD)等のオーディオ装
置では、オーディオ信号をデジタル信号に変換し、所定
の時間フレーム単位で直交交換を行って時間軸上のオー
ディオ信号を周波数軸上のスペクトル信号に変換し、符
号化を行って記録媒体に記録している。符号化ビットレ
ートが低く固定されている場合では、情報を圧縮し、な
おかつ再生音の音質を保つために効率的な符号化を行う
必要がある。この際、人間の聴覚特性を利用することに
よって効率的な符号化を実現している。
【0003】人間の聴覚はオーディオ信号の周波数によ
って知覚できるレベル値が異なっており、同じレベル値
の信号でも周波数によって知覚できるものとそうでない
ものとがある。図7はそのような聴覚特性の一つを表す
最小可聴しきい値を示す図である。この図には、横軸を
周波数、縦軸を音圧としたときの最小可聴しきい値の曲
線が示されている。この曲線より下の範囲のレベルの信
号は聞き取ることができないことが、Fletcher
らによって報告されている。このしきい値と、対応する
周波数のスペクトル信号のレベル値とを比較し、しきい
値よりも小さいスペクトル信号には量子化ビットを割り
当てない。これによって、しきい値より大きなレベル値
を持つスペクトル信号への割当ビット数を増やすことが
でき、聴覚上より重要な信号への情報を増やして、より
良好な音質の再生音を得ることができる。
【0004】また、スペクトル信号間のマスキング効果
を利用することによって、さらに有効に量子化ビットの
配分を行うことができる。マスキングとは、一つの刺激
が他の刺激によって隠蔽され、そのために知覚対象とな
った刺激(音声)の聴取能力が低下する現象をいう。図
8はマスキングしきい値を示す。すなわち、入力信号を
帯域分割した後、各スペクトル信号で、他のスペクトル
信号によって生じるマスキングしきい値を計算する。そ
して、得られたマスキングしきい値とスペクトル信号の
レベルとを比較し、最小可聴しきい値の場合と同様にマ
スキングしきい値以下のレベル値のスペクトル信号に割
り当てる量子化ビット数をゼロとすることで、しきい値
より大きなレベル値を持つスペクトル信号への割当ビッ
ト数を増やし、聴覚上より重要な信号への情報を増やし
て、良好な音質の再生音を得ることができる。
【0005】従来の符号化方法では、スペクトル信号に
上記のように人間の聴覚系の特性を用いて聴覚上重要な
信号と重要でない信号とを判別し、聴感上重要でないと
判定された信号には量子化割当ビット数を与えないこと
によって、限定されている符号化ビットを聴感上重要な
信号に有効に割り当てることを行っている。
【0006】図9は従来のオーディオ信号の符号化・復
号化装置のブロック図である。300は符号化装置、3
01は復号化装置である。符号化装置300において、
入力デジタルオーディオ信号313は、11.6ミリ秒
毎に周波数分析装置302によって3つのサブバンド信
号314に分割される。このサブバンド信号314は、
離散コサイン変換等の直交変換を行う直交変換装置30
3によって、時間軸上の信号から512本の周波数軸上
のスペクトル信号315に変換される。スペクトル信号
315は量子化及び符号化装置304によって符号化さ
れるが、その前に割当量子化ビット数計算装置305で
割当ビット数が計算される。
【0007】割当量子化ビット数計算装置305では、
スペクトル信号315を52個のグループ(ユニットと
呼ぶ)に分割し、それぞれのユニットで最大のレベル値
を持つスペクトルを検出する。この各ユニットの最大レ
ベル値を、計算によってあらかじめ求めてあるマスキン
グしきい値とを比較し、その大小関係によって、そのユ
ニットに量子化ビットを割り当てるか、割り当てないか
を決定する。割り当てられるユニットは、その後、その
レベル値の大きさと残りビット数とに応じた量子化ビッ
ト数が割り当てられる。量子化されたスペクトル信号3
16は、復号時に必要な情報317とあわせてストリー
ム生成装置306でストリームデータ318にフォーマ
ットされ、記録及び読み出し装置307によって記録媒
体308に記録される。
【0008】復号化装置301では、記録媒体308か
ら記録及び読み出し装置307によって読み出されたス
トリームデータ319は、分析装置309によって量子
化スペクトル信号324および復号時に必要な情報32
0とされ、逆量子化及び復号化装置310でスペクトル
信号321に復号化、逆量子化される。スペクトル信号
321すなわち周波数軸上のスペクトルデータは、逆直
交変換装置311によって時間軸上のオーディオデータ
322に変換される。そして周波数合成装置312によ
って3つのサブバンド信号が合成され、デジタルオーデ
ィオデータ323が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
においては、離散コサイン変換等の直交変換を用いて直
交変換装置303により入力オーディオデータ313を
スペクトル信号315に変換することを、一定時間のフ
レーム毎に行っているため、入力データの周波数成分に
ついての情報には、該当する周波数スペクトルだけでな
く、隣接する周波数のスペクトルも含まれることにな
る。従って、再生時に逆直交変換装置311によって逆
直交変換を行う際に、該当する周波数スペクトルだけが
存在し、それに隣接する周波数のスペクトルデータがな
くなっていると、逆直交変換後のオーディオデータが正
しく再現されない。
【0010】ところが、マスキングしきい値等で量子化
ビットを割り当てないと判断されたスペクトルは、スペ
クトル信号の情報の一部を担っており、したがって聴感
上重要な上述の隣接周波数のスペクトルデータが含まれ
ることがあり、その場合には上記のようにオーディオ信
号が正しく再生されないという問題点がある。
【0011】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、オーディオ信号を所定時間フレーム単位で直交変
換した結果生じるサイドバンドの情報を的確に逆直交変
換できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、ディジタルオーディオ信号を周波数軸上のスペクト
ル信号に変換し、スペクトル信号の量子化ビット数を人
間の聴覚系の特性に基づいて減少し符号化する装置にお
いて、スペクトル信号のレベル値が最小可聴しきい値よ
り小さい場合、そのスペクトル信号に割り当てる量子化
ビット数をゼロと決定し、量子化ビット数がゼロと判定
されなかったスペクトル信号での隣接する複数のスペク
トル信号によるマスキングしきい値を計算し、最小可聴
しきい値との比較によって量子化ビット数がゼロと判定
されなかったスペクトル信号のレベル値が前記マスキン
グしきい値より小さい場合、このスペクトル信号に最小
量子化割当ビット数を割り当てるように構成したもので
ある。
【0013】これにより、最小可聴しきい値との比較に
よって量子化ビット数がゼロと判定されなかったスペク
トル信号については、そのレベル値がマスキングしきい
値より小さい場合であっても、このスペクトル信号に最
小量子化割当ビット数を割り当てるように構成したた
め、オーディオ信号を所定時間フレーム単位で直交交換
した結果生じるサイドバンドの情報に最小量子化ビット
数を割り当てることになって、このサイドバンドの情報
を復号化の時にも残すことができ、このため再生信号の
歪みを少なくすることができて、再生音の雑音を簡便に
軽減することができる。
【0014】また本発明は、あらかじめ最小可聴しきい
値とその一部または全部を変化させた複数のしきい値と
を計算して持っておき、所定フレーム内で最大のレベル
値を持つスペクトル信号の周波数によって、これらしき
い値のいずれかを選択し、この選択されたしきい値とス
ペクトル信号のレベル値とを比較して、スペクトル信号
のレベル値が前記選択されたしきい値より小さい場合、
量子化割当ビット数をゼロと決定するように構成したも
のである。
【0015】これにより、複数の最小可聴しきい値から
選択された特定のしきい値とスペクトル信号のレベル値
とを比較して、スペクトル信号のレベル値が前記選択さ
れたしきい値より小さい場合に限って、量子化割当ビッ
ト数をゼロと決定するように構成したため、オーディオ
信号を所定時間フレーム単位で直交交換した結果生じる
サイドバンドの情報に最小量子化ビット数を割り当てる
ことになって、このサイドバンドの情報を復号化の時に
も残すことができ、このため再生信号の歪みを少なくす
ることができて、再生音の雑音を簡便に軽減することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1記載の本発明は、ディジ
タルオーディオ信号を周波数軸上のスペクトル信号に変
換し、スペクトル信号の量子化ビット数を人間の聴覚系
の特性に基づいて減少し符号化する装置において、スペ
クトル信号のレベル値が最小可聴しきい値より小さい場
合、そのスペクトル信号に割り当てる量子化ビット数を
ゼロと決定し、量子化ビット数がゼロと判定されなかっ
たスペクトル信号での隣接する複数のスペクトル信号に
よるマスキングしきい値を計算し、最小可聴しきい値と
の比較によって量子化ビット数がゼロと判定されなかっ
たスペクトル信号のレベル値が前記マスキングしきい値
より小さい場合、このスペクトル信号に最小量子化割当
ビット数を割り当てるように構成したものである。
【0017】これにより、最小可聴しきい値との比較に
よって量子化ビット数がゼロと判定されなかったスペク
トル信号については、そのレベル値がマスキングしきい
値より小さい場合であっても、このスペクトル信号に最
小量子化割当ビット数を割り当てるように構成したた
め、オーディオ信号を所定時間フレーム単位で直交交換
した結果生じるサイドバンドの情報に最小量子化ビット
数を割り当てることになって、このサイドバンドの情報
を復号化の時にも残すことができ、このため再生信号の
歪みを少なくすることができて、再生音の雑音を簡便に
軽減することができる。
【0018】請求項2記載の本発明は、時間軸上のディ
ジタルオーディオ信号を所定の時間フレーム毎に周波数
軸上のスペクトル信号に変換し、生成した前記フレーム
単位のスペクトル信号を複数のユニットに分割し、前記
各ユニット毎に前記ユニット内に含まれるスペクトル信
号の中から最大レベルのスペクトル信号を検出し、前記
最大レベルによって所定の量子化ビット数を人間の聴覚
系の特性に基づいて割り当てることにより前記各ユニッ
トに含まれるスペクトル信号を圧縮、符号化して伝送も
しくは記録媒体に記録を行う装置において、前記各ユニ
ットの最大レベルが、該当する周波数帯域の最小可聴し
きい値より小さい場合、前記ユニットに含まれるスペク
トル信号に割り当てる量子化ビット数をゼロと決定し、
量子化ビット数がゼロと判定されなかったユニットでの
隣接する複数のユニットのスペクトル信号によるマスキ
ングしきい値を計算し、前記量子化ビット数がゼロと判
定されなかったユニットの最大レベル値が前記マスキン
グしきい値より小さい場合、前記ユニットに含まれるス
ペクトル信号に最小量子化割当ビット数を割り当てるよ
うに構成したものである。
【0019】これにより、最小可聴しきい値との比較に
よって量子化ビット数がゼロと判定されなかったスペク
トル信号については、そのレベル値がマスキングしきい
値より小さい場合であっても、このスペクトル信号に最
小量子化割当ビット数を割り当てるように構成したた
め、オーディオ信号を所定時間フレーム単位で直交交換
した結果生じるサイドバンドの情報に最小量子化ビット
数を割り当てることになって、このサイドバンドの情報
を復号化の時にも残すことができ、このため再生信号の
歪みを少なくすることができて、再生音の雑音を簡便に
軽減することができる。
【0020】請求項3記載の本発明は、ディジタルオー
ディオ信号を周波数軸上のスペクトル信号に変換し、ス
ペクトル信号の量子化ビット数を人間の聴覚系の特性に
基づいて減少し符号化する装置において、あらかじめ最
小可聴しきい値とその一部または全部を変化させた複数
のしきい値とを計算して持っておき、所定フレーム内で
最大のレベル値を持つスペクトル信号の周波数にもとづ
いて、これらしきい値のいずれかを選択し、この選択さ
れたしきい値とスペクトル信号のレベル値とを比較し
て、スペクトル信号のレベル値が選択されたしきい値よ
り小さい場合、量子化割当ビット数をゼロと決定するよ
うに構成したものである。
【0021】これにより、複数の最小可聴しきい値から
選択された特定のしきい値とスペクトル信号のレベル値
とを比較して、スペクトル信号のレベル値が前記選択さ
れたしきい値より小さい場合に限って、量子化割当ビッ
ト数をゼロと決定するように構成したため、オーディオ
信号を所定時間フレーム単位で直交交換した結果生じる
サイドバンドの情報に最小量子化ビット数を割り当てる
ことになって、このサイドバンドの情報を復号化の時に
も残すことができ、このため再生信号の歪みを少なくす
ることができて、再生音の雑音を簡便に軽減することが
できる。
【0022】請求項4記載の本発明は、時間軸上のディ
ジタルオーディオ信号を所定の時間フレーム毎に周波数
軸上のスペクトル信号に変換し、生成した前記フレーム
単位のスペクトル信号を複数のユニットに分割し、前記
各ユニット毎に前記ユニット内に含まれるスペクトル信
号の中から最大レベルのスペクトル信号を検出し、前記
最大レベルによって所定の量子化ビット数を人間の聴覚
系の特性に基づいて割り当てることにより前記各ユニッ
トに含まれるスペクトル信号を圧縮、符号化して伝送も
しくは記録媒体に記録を行う装置において、最小可聴し
きい値と、この最小可聴しきい値の一部もしくは全部を
変化させた複数のしきい値とを計算し、前記各ユニット
の最大レベル値の中で、全ユニット中最大のレベル値を
持つユニットを探し、前記最大レベル値を持つユニット
が存在する周波数帯域に応じて、前記複数のしきい値の
中から一つのしきい値を選択し、この選択されたしきい
値と前記各ユニットの最大レベル値との比較を行い、前
記選択されたしきい値よりも前記ユニットの最大レベル
値が小さい場合、前記ユニットに含まれるスペクトル信
号に割り当てる量子化ビット数をゼロとするように構成
したものである。
【0023】これにより、複数の最小可聴しきい値から
選択された特定のしきい値とスペクトル信号のレベル値
とを比較して、スペクトル信号のレベル値が前記選択さ
れたしきい値より小さい場合に限って、量子化割当ビッ
ト数をゼロと決定するように構成したため、オーディオ
信号を所定時間フレーム単位で直交交換した結果生じる
サイドバンドの情報に最小量子化ビット数を割り当てる
ことになって、このサイドバンドの情報を復号化の時に
も残すことができ、このため再生信号の歪みを少なくす
ることができて、再生音の雑音を簡便に軽減することが
できる。 (第1の実施の形態)図1は、本発明にもとづくディジ
タルオーディオ信号の符号化装置の構成を示したもので
ある。
【0024】この図1において、400は符号化装置、
401は復号化装置である。符号化装置400におい
て、402は周波数分析装置で、入力ディジタルオーデ
ィオ信号413を3つのサブバンド信号414に分割す
る。403は直交変換装置で、サブバンド信号414を
周波数軸上のスペクトル信号415に変換する。405
は割当量子化ビット数計算装置で、スペクトル信号41
5を分析して、各スペクトル信号に割り当てる量子化ビ
ット数を計算する。404は量子化及び符号化装置で、
割当量子化ビット数計算装置405による計算結果に基
づいてスペクトル信号415についての量子化、符号化
を行う。406はストリーム生成装置で、符号化スペク
トル信号416と割当量子化ビット数計算装置405の
計算結果417から所定のビットストリームデータ41
8を生成する。407は記録及び読み出し装置で、生成
されたビットストリームデータ418を記録媒体408
に記録、または記録媒体408から読み出す。
【0025】復号化装置401において、409は分析
装置で、記録及び読み出し装置407によって記録媒体
408から読み出されたビットストリームデータ419
から、量子化スペクトルデータ424及び復号化に必要
なデータ420を読み出す。410は逆量子化及び復号
化装置で、復号化に必要なデータ420を基に量子化ス
ペクトルデータ424を復号化し、逆量子化する。41
1は逆直交変換装置で、逆量子化された周波数軸上のス
ペクトルデータ421を時間軸上のサブバンドオーディ
オデータ422に変換する。412は周波数合成装置
で、サブバンドオーディオデータ422を合成してオー
ディオデータ423を出力する。
【0026】次に、以上のように構成された装置につい
て、その動作を説明する。図1の符号化装置400にお
いて、入力デジタルオーディオ信号413は11.6ミ
リ秒毎に周波数分析装置402によって3つのサブバン
ド信号414に分割される。サブバンド信号414は直
交変換装置403によって離散コサイン変換を施され、
時間軸上の信号から512本の周波数軸上のスペクトル
信号415に変換される。スペクトル信号415は量子
化及び符号化装置404によって符号化されるが、その
前に割当量子化ビット数計算装置405によって割当ビ
ット数が計算される。
【0027】図2は、割当量子化ビット数計算装置40
5の構成の詳細を示すものである。次に、この図2を用
いて、割当量子化ビット数計算装置405での動作の詳
細を説明する。まず、圧縮後のデータストリームから決
められる割当可能なビット数511を、総割当可能ビッ
ト数計算装置500であらかじめ計算しておく。512
個のスペクトル信号510は、ユニット分割装置501
によって52個のユニットに分割され、ユニット帯域信
号513となる。
【0028】次に、最大レベル値検出装置502で、そ
れぞれのユニットでの最大のレベル値514を検出す
る。最小可聴レベル値比較装置503では、この各ユニ
ットでの最大レベル値514と最小可聴しきい値とを比
較し、最大レベル値が最小可聴しきい値よりも小さいユ
ニットについては、量子化ビット数をゼロにする。その
結果519は割当ビット数記憶装置509に記憶され
る。また、最大レベル値データ514の中で、最小可聴
レベル値比較装置503で量子化ビット数がゼロと判定
されたユニットのデータは、ゼロとされる。
【0029】次に、最小可聴レベル値比較装置503に
おいて量子化ビット数をゼロとされなかったユニットに
ついて、マスキングしきい値計算及び比較装置504に
てマスキングしきい値が計算され、順次各ユニットの最
大レベル値データ515と比較される。ここで最大レベ
ル値データ515がマスキングしきい値より小さい場合
は、量子化割当ビット数が2であると決定される。その
結果520は割当ビット数記憶装置509に記憶され、
量子化ビットが割り当てられたユニットの最大レベル値
データをゼロとする。
【0030】次の割当ビット数決定装置506では、最
大レベル値データ516のうち、ゼロでないユニットに
ついて、最大レベル値と、対応する周波数帯域の最小可
聴レベル値との差のレベル値に応じた量子化ビット数を
計算して決定する。その結果521は、割当ビット数記
憶装置509に記憶される。この割当ビット数決定装置
506での量子化ビット割当処理が終了したのち、この
割当ビット数決定装置506からHレベルの信号517
が送信される。Hレベルの信号517を受信した残りビ
ット数算出装置507は、割当ビット数記憶装置509
に記憶されている割当結果から現在使用されるている量
子化ビット数を計算し、総割当可能ビット数計算装置5
00で求めた総割当ビット数511との差を取る。
【0031】このとき、使用した量子化ビット数が全割
当可能ビット数よりも多い場合は、残りビット数算出装
置507から論理値Lの信号518が出力される。この
信号518を受信した割当ビット数調整装置508は、
全ユニットのうちこの時点で3ビット以上割り当てられ
ているユニットのスペクトル信号から1ビットずつ引き
戻し、割当ビット数が1ビット減ったユニット番号52
3によって、割当ビット数記憶装置509を更新する。
【0032】この結果から、この時点で使用している量
子化ビット数を再び残りビット算出装置507で算出
し、使用量子化ビット数が総割当可能ビット数以下にな
るまでこれを繰り返す。これで割り当てが確定し、残り
ビット算出装置507から割当ビット記憶装置509へ
論理値Hの信号522を送出する。論理値Hの信号52
2を受信した割当ビット数記憶装置509は、各ユニッ
トへの量子化ビット数割当結果524、すなわち図1に
おける計算結果417を量子化及び符号化装置404、
またはストリーム生成装置406へと転送する。
【0033】図1において、量子化及び符号化装置40
4は、割り当て結果417を用いて、各ユニットのスペ
クトル信号415を量子化、符号化する。量子化された
スペクトル信号416は、復号時に必要な情報417と
あわせてストリーム生成装置406でストリームデータ
418にフォーマットされ、記録及び読み出し装置40
7によって記録媒体408に記録される。
【0034】復号化装置401において、記録媒体40
8から記録及び読み出し装置407によって読み出され
たストリームデータ419は、分析装置409によって
量子化スペクトル信号と復号時に必要な情報420とに
されたうえで、逆量子化及び復号化装置410によって
スペクトル信号421に復号化、逆量子化される。周波
数軸上のスペクトル信号421は、逆直交変換装置41
1によって時間軸上のオーディオデータ422に変換さ
れる。周波数合成装置412によって3つのサブバンド
信号が合成され、デジタルオーディオデータ423が出
力される。
【0035】次に、このような装置に図3(a)のよう
な正弦波信号が入力された場合を説明する。直交変換後
のスペクトル信号415には、前述しかつ図3(b)に
示すように、入力正弦波の周波数に対応するスペクトル
信号604だけでなく、サイドバンド信号605、60
6が現れる。それぞれ最小可聴しきい値602よりも大
きなレベル値ではあるが、対応スペクトル信号604に
よるマスキングしきい値603と比較すると、605、
606とも小さくなっている。
【0036】このため、上述の従来例では、スペクトル
信号605、606は量子化ビット数がゼロとなるた
め、復号化の時には対応スペクトル信号604しか残ら
ない。したがって再生信号は図4(b)に示すように歪
んだものとなってしまう。しかし、本実施の形態の場合
では、スペクトル信号605、606にも量子化ビット
が割り当てられるので、これらの信号605、606が
復号化の時にも残っている。このため、再生信号は図4
(a)に示すように歪みが少なくなる。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
について説明する。この第2の実施の形態は、第1の実
施の形態の割当量子化ビット数計算装置405に代え
て、別の動作を行う割り当て量子化ビット数計算装置を
備える。ここで全体の動作は第1の実施の形態と全く同
様であるため、この第2の実施の形態の要旨である割当
量子化ビット数計算装置のみについて説明する。
【0037】図5は、この第2の実施の形態にもとづく
割当量子化ビット数計算装置の構成を示したものであ
る。総割当可能ビット数計算装置700では、スペクト
ル信号全体に割当可能な全量子化ビット数727を算出
する。512本のスペクトル信号709は、ユニット分
割装置701によって52個のユニットの帯域信号71
0に分割される。次に最大レベル値検出装置702で各
ユニットでのスペクトル信号の最大レベル値データ71
1を検出する。次に最大レベル値ユニット検出装置70
3で最大レベル値データ52個の中で一番大きなレベル
値を探し、それがどのユニットかを検出しその番号72
0を転送する。
【0038】使用しきい値決定装置704は、その最大
スペクトルレベル値を持つユニットの番号720に基づ
き、複数ある最小可聴しきい値計算方法から一つの方法
を選択し、その番号721を転送する。
【0039】最小可聴しきい値計算及び比較装置705
は、使用するしきい値番号721からしきい値を算出
し、さらに各ユニットの最大レベル値711とその周波
数帯域に対応したしきい値とを比較する。そして、しき
い値よりも小さな最大レベルをもったユニットに対し
て、量子化ビット数をゼロと決定し、その結果716を
割当ビット数記憶装置708に記憶させておく。また、
そのユニットの最大レベルデータもゼロとし、レベルデ
ータ714を送出する。
【0040】割当ビット数決定装置722は、最大レベ
ルデータとそのユニットの帯域周波数での最小可聴しき
い値との差のレベルに応じた量子化ビット数を計算し割
り当てる。割当結果724は割当ビット数記憶装置70
8に転送される。量子化ビット割当処理が終わったと
き、割当ビット数決定装置722から論理値Hレベルの
信号723が残りビット数算出装置706に転送され
る。
【0041】論理値Hレベル信号723を受けた残りビ
ット数算出装置706は、割当ビット数記憶装置708
から割当結果717を読み出し、これを基に現在使用し
ている全割当ビット数を計算し、割当可能な総割当ビッ
ト数727と比較する。現在使用している全割当ビット
数が多いとき、残りビット数算出装置706から論理値
Lの信号715が出力される。それを受信した割当ビッ
ト数調整装置707は、割当ビット数記憶装置708を
参照し、現時点で割当ビット数が3以上のユニットから
1ビットずつ取り戻していく。割当ビットが1ビット減
ったユニット番号718によって、割当ビット数記憶装
置708が更新される。
【0042】その後、残りビット数算出装置706が、
更新された割当ビット数記憶装置708を参照して、現
在使用している全割当ビット数を計算し、割当可能な総
割当ビット数727とさらに比較する。この動作を、使
用前ビット数が割当可能総割当ビット数727より小さ
くなるまで行い、その条件が満たされれば残りビット数
算出装置706から論理値Hの信号725が出力され
る。その信号を受信した割当ビット数記憶装置708
は、各ユニットに割り当てた量子化ビット数データ71
9を量子化および符号化装置やストリーム生成装置へ転
送する。
【0043】図6のように、正弦波入力信号を直交変換
した後のスペクトル信号801とそのサイドバンド信号
802、803とが配置されている場合、従来の最小可
聴しきい値804でスペクトル信号のレベル値との比較
を行うと、サイドバンド信号802、803は最小可聴
しきい値よりも小さいため量子化ビットが割り当てられ
ない。しかし、しきい値を805のしきい値にすると、
スペクトル信号802、803共にしきい値を超えるの
で、量子化ビットが割り当てられ、実施の形態1の場合
と同様にサイドバンド信号の欠落による再生音の雑音を
抑えることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、オーデ
ィオ信号を所定時間フレーム単位で直交交換した結果生
じるサイドバンドの情報に最小量子化ビット数を割り当
てることによって、このサイドバンドの情報を復号化の
時にも残すことができ、このため再生信号の歪みを少な
くすることができて、再生音の雑音を簡便に軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のディジタルオーデ
ィオ信号の符号化装置を備えたオーディオ信号記録及び
再生装置のブロック図である。
【図2】図1における割当量子化ビット数計算装置のブ
ロック図である。
【図3】図1の装置への入力オーディオ信号および同信
号の直交変換後のスペクトル信号の例を示す図である。
【図4】図3のスペクトル信号を本発明にもとづく装置
と従来の装置とで再生した際のオーディオ信号の波形の
例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のディジタルオーデ
ィオ信号の符号化装置における割当量子化ビット数計算
装置のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のディジタルオーデ
ィオ信号の符号化装置におけるマスキングしきい値と従
来の装置におけるマスキングしきい値との違いを示す図
である。
【図7】一般的な最小可聴しきい値を示す図である。
【図8】一般的なマスキングしきい値を示す図である。
【図9】従来のオーディオ信号記録及び再生装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
405 割当量子化ビット数計算装置 502 最大レベル値検出装置 503 最小可聴レベル値比較装置 504 マスキングしきい値計算及び比較装置 506 割当ビット数決定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D045 DA08 5J064 AA01 BA13 BA16 BB07 BB14 BC01 BC14 BC16 BC22 BC25 BD02 BD03 9A001 EE04 KK31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルオーディオ信号を周波数軸上
    のスペクトル信号に変換し、スペクトル信号の量子化ビ
    ット数を人間の聴覚系の特性に基づいて減少し符号化す
    る装置であって、スペクトル信号のレベル値が最小可聴
    しきい値より小さい場合、そのスペクトル信号に割り当
    てる量子化ビット数をゼロと決定し、量子化ビット数が
    ゼロと判定されなかったスペクトル信号での隣接する複
    数のスペクトル信号によるマスキングしきい値を計算
    し、最小可聴しきい値との比較によって量子化ビット数
    がゼロと判定されなかったスペクトル信号のレベル値が
    前記マスキングしきい値より小さい場合、このスペクト
    ル信号に最小量子化割当ビット数を割り当てるように構
    成されていることを特徴とするディジタルオーディオ信
    号の符号化装置。
  2. 【請求項2】 時間軸上のディジタルオーディオ信号を
    所定の時間フレーム毎に周波数軸上のスペクトル信号に
    変換し、生成した前記フレーム単位のスペクトル信号を
    複数のユニットに分割し、前記各ユニット毎に前記ユニ
    ット内に含まれるスペクトル信号の中から最大レベルの
    スペクトル信号を検出し、前記最大レベルによって所定
    の量子化ビット数を人間の聴覚系の特性に基づいて割り
    当てることにより前記各ユニットに含まれるスペクトル
    信号を圧縮、符号化して伝送もしくは記録媒体に記録を
    行う装置において、 前記各ユニットの最大レベルが、該当する周波数帯域の
    最小可聴しきい値より小さい場合、前記ユニットに含ま
    れるスペクトル信号に割り当てる量子化ビット数をゼロ
    と決定し、量子化ビット数がゼロと判定されなかったユ
    ニットでの隣接する複数のユニットのスペクトル信号に
    よるマスキングしきい値を計算し、前記量子化ビット数
    がゼロと判定されなかったユニットの最大レベル値が前
    記マスキングしきい値より小さい場合、前記ユニットに
    含まれるスペクトル信号に最小量子化割当ビット数を割
    り当てるように構成されていることを特徴とするディジ
    タルオーディオ信号の符号化装置。
  3. 【請求項3】 ディジタルオーディオ信号を周波数軸上
    のスペクトル信号に変換し、スペクトル信号の量子化ビ
    ット数を人間の聴覚系の特性に基づいて減少し符号化す
    る装置であって、あらかじめ最小可聴しきい値とその一
    部または全部を変化させた複数のしきい値とを計算して
    持っておき、所定フレーム内で最大のレベル値を持つス
    ペクトル信号の周波数にもとづいて、これらしきい値の
    いずれかを選択し、この選択されたしきい値とスペクト
    ル信号のレベル値とを比較して、スペクトル信号のレベ
    ル値が選択されたしきい値より小さい場合、量子化割当
    ビット数をゼロと決定するように構成されていることを
    特徴とするディジタルオーディオ信号の符号化装置。
  4. 【請求項4】 時間軸上のディジタルオーディオ信号を
    所定の時間フレーム毎に周波数軸上のスペクトル信号に
    変換し、生成した前記フレーム単位のスペクトル信号を
    複数のユニットに分割し、前記各ユニット毎に前記ユニ
    ット内に含まれるスペクトル信号の中から最大レベルの
    スペクトル信号を検出し、前記最大レベルによって所定
    の量子化ビット数を人間の聴覚系の特性に基づいて割り
    当てることにより前記各ユニットに含まれるスペクトル
    信号を圧縮、符号化して伝送もしくは記録媒体に記録を
    行う装置において、最小可聴しきい値と、この最小可聴
    しきい値の一部もしくは全部を変化させた複数のしきい
    値とを計算し、前記各ユニットの最大レベル値の中で、
    全ユニット中最大のレベル値を持つユニットを探し、前
    記最大レベル値を持つユニットが存在する周波数帯域に
    応じて、前記複数のしきい値の中から一つのしきい値を
    選択し、この選択されたしきい値と前記各ユニットの最
    大レベル値との比較を行い、前記選択されたしきい値よ
    りも前記ユニットの最大レベル値が小さい場合、前記ユ
    ニットに含まれるスペクトル信号に割り当てる量子化ビ
    ット数をゼロとするように構成されていることを特徴と
    するディジタルオーディオ信号の符号化装置。
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Cited By (3)

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