JP2000147458A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2000147458A JP2000147458A JP32255798A JP32255798A JP2000147458A JP 2000147458 A JP2000147458 A JP 2000147458A JP 32255798 A JP32255798 A JP 32255798A JP 32255798 A JP32255798 A JP 32255798A JP 2000147458 A JP2000147458 A JP 2000147458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の液晶表示装置では、レベルシフタ回路
での消費電力が大きく、信頼性にも課題があった。 【解決手段】 映像信号を液晶パネル13表示用の信号
に変換する映像信号処理回路6と、映像信号処理回路6
からの信号に基づいて制御信号を発生するコントローラ
回路7と、その制御信号を5V以上の電圧の制御信号に
変換するレベルシフタ回路8と、液晶パネル13とを備
え、その液晶パネル13に、複数の走査線Gおよび複数
の信号線Sと、走査線Gと信号線Sとの交差部付近の複
数の液晶セル3と、レベルシフタ回路8からの制御信号
を入力し走査線Gを順次選択する走査線駆動回路4と、
映像信号処理回路6からの映像信号とレベルシフタ回路
8からの制御信号とを入力し、制御信号に基づいて、複
数の信号線S全部を走査する信号線駆動回路5とを設
け、コントローラ回路7とレベルシフタ回路8とを同一
の単結晶シリコン半導体チップを用いて形成する。
での消費電力が大きく、信頼性にも課題があった。 【解決手段】 映像信号を液晶パネル13表示用の信号
に変換する映像信号処理回路6と、映像信号処理回路6
からの信号に基づいて制御信号を発生するコントローラ
回路7と、その制御信号を5V以上の電圧の制御信号に
変換するレベルシフタ回路8と、液晶パネル13とを備
え、その液晶パネル13に、複数の走査線Gおよび複数
の信号線Sと、走査線Gと信号線Sとの交差部付近の複
数の液晶セル3と、レベルシフタ回路8からの制御信号
を入力し走査線Gを順次選択する走査線駆動回路4と、
映像信号処理回路6からの映像信号とレベルシフタ回路
8からの制御信号とを入力し、制御信号に基づいて、複
数の信号線S全部を走査する信号線駆動回路5とを設
け、コントローラ回路7とレベルシフタ回路8とを同一
の単結晶シリコン半導体チップを用いて形成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多結晶シリコンを
用いて形成した構成要素を備えた液晶表示装置に関する
ものである。
用いて形成した構成要素を備えた液晶表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は薄型、省電力とい
った点から注目され、より一層の小型化および高性能化
への要望が高まっている。
った点から注目され、より一層の小型化および高性能化
への要望が高まっている。
【0003】このような要望に対して、多結晶シリコン
を用いて同一プロセスで形成した、各画素のスイッチン
グ素子と駆動回路とを備えたアクティブマトリクス液晶
表示装置というものがある。
を用いて同一プロセスで形成した、各画素のスイッチン
グ素子と駆動回路とを備えたアクティブマトリクス液晶
表示装置というものがある。
【0004】図3に、上述したスイッチング素子と駆動
回路との形成に多結晶シリコンを用いた従来の液晶表示
装置の回路構成図を示す。同図において、1は表示画素
部であり、走査線G1、G2、G3、G4・・と、信号
線S1、S2、S3・・との交差部付近にスイッチング
素子2と液晶セル3とが配置され、各走査線は走査線駆
動回路4に接続されており、その走査線駆動回路4によ
って、1水平期間毎に、複数の走査線のなかから1つの
走査線が順次選択される。各信号線は信号線駆動回路5
に接続されており、信号線駆動回路5によって、各1水
平期間内に、走査線駆動回路4に選択された走査線上の
複数の信号線全部が走査され、映像信号処理回路6から
の映像信号10がサンプリングされて画素領域(液晶セ
ル3)に点順次で書き込まれる。スイッチング素子2、
走査線駆動回路4および信号線駆動回路5は、所定のガ
ラス基板上に多結晶シリコンで形成されており、通常は
5V以上の高電圧で動作する。7はコントローラ回路で
あり、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5への各制御
信号12を発生する。また、コントローラ回路7は、単
結晶シリコン半導体で形成されているため、その各制御
信号12出力は通常5V以下の振幅なので、液晶パネル
13に含まれる多結晶シリコンで形成されたレベルシフ
タ回路8により、5V以上の高電圧に変換されてから、
走査線駆動回路4および信号線駆動回路5に供給され
る。なお、レベルシフタ回路8も所定のガラス基板上に
形成されている。また、6は映像信号処理回路であり、
所定の映像信号を入力し、液晶パネル13表示用の映像
信号10に変換し、その映像信号10を信号線駆動回路
5に供給するものであって、映像信号10は液晶パネル
13で表示される。
回路との形成に多結晶シリコンを用いた従来の液晶表示
装置の回路構成図を示す。同図において、1は表示画素
部であり、走査線G1、G2、G3、G4・・と、信号
線S1、S2、S3・・との交差部付近にスイッチング
素子2と液晶セル3とが配置され、各走査線は走査線駆
動回路4に接続されており、その走査線駆動回路4によ
って、1水平期間毎に、複数の走査線のなかから1つの
走査線が順次選択される。各信号線は信号線駆動回路5
に接続されており、信号線駆動回路5によって、各1水
平期間内に、走査線駆動回路4に選択された走査線上の
複数の信号線全部が走査され、映像信号処理回路6から
の映像信号10がサンプリングされて画素領域(液晶セ
ル3)に点順次で書き込まれる。スイッチング素子2、
走査線駆動回路4および信号線駆動回路5は、所定のガ
ラス基板上に多結晶シリコンで形成されており、通常は
5V以上の高電圧で動作する。7はコントローラ回路で
あり、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5への各制御
信号12を発生する。また、コントローラ回路7は、単
結晶シリコン半導体で形成されているため、その各制御
信号12出力は通常5V以下の振幅なので、液晶パネル
13に含まれる多結晶シリコンで形成されたレベルシフ
タ回路8により、5V以上の高電圧に変換されてから、
走査線駆動回路4および信号線駆動回路5に供給され
る。なお、レベルシフタ回路8も所定のガラス基板上に
形成されている。また、6は映像信号処理回路であり、
所定の映像信号を入力し、液晶パネル13表示用の映像
信号10に変換し、その映像信号10を信号線駆動回路
5に供給するものであって、映像信号10は液晶パネル
13で表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に液晶パネル13内の各構成要素に用いられる多結晶シ
リコンの特性や信頼性は単結晶シリコンに比べると大き
く劣る。例えば多結晶シリコンは、単結晶シリコンに比
べて電気抵抗が大きいといったことや、高速スイッチ切
り替え回路に用いることができない等の点で単結晶シリ
コンに劣る。
に液晶パネル13内の各構成要素に用いられる多結晶シ
リコンの特性や信頼性は単結晶シリコンに比べると大き
く劣る。例えば多結晶シリコンは、単結晶シリコンに比
べて電気抵抗が大きいといったことや、高速スイッチ切
り替え回路に用いることができない等の点で単結晶シリ
コンに劣る。
【0006】ここで図4に、図3のレベルシフタ回路8
の内部回路構成を示す。同図において、51は5V以下
の入力電圧を5V以上の出力電圧に変換する電圧変換回
路であり、多結晶シリコンで構成されているため、走査
線駆動回路4、信号線駆動回路5を駆動するに足るだけ
の十分な電流駆動能力を持っていない。そこで、電圧変
換回路51の出力を電流バッファ回路52により電流増
幅してから、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5に供
給する必要がある。
の内部回路構成を示す。同図において、51は5V以下
の入力電圧を5V以上の出力電圧に変換する電圧変換回
路であり、多結晶シリコンで構成されているため、走査
線駆動回路4、信号線駆動回路5を駆動するに足るだけ
の十分な電流駆動能力を持っていない。そこで、電圧変
換回路51の出力を電流バッファ回路52により電流増
幅してから、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5に供
給する必要がある。
【0007】このような従来の液晶表示装置の回路構成
では、出力負荷の大きい電流バッファ回路52が液晶パ
ネル13内に含まれているため、電流バッファ回路5
2、すなわちレベルシフタ回路8の消費電流が大きくな
るという課題があった。その結果、電流バッファ回路5
2つまりレベルシフタ回路8が発熱し、その部分の信頼
性が悪化するという課題があった。つまり、コントロー
ラ回路7からの制御信号12が走査線駆動回路4および
信号線駆動回路5へ正確に伝送されなくなるということ
である。
では、出力負荷の大きい電流バッファ回路52が液晶パ
ネル13内に含まれているため、電流バッファ回路5
2、すなわちレベルシフタ回路8の消費電流が大きくな
るという課題があった。その結果、電流バッファ回路5
2つまりレベルシフタ回路8が発熱し、その部分の信頼
性が悪化するという課題があった。つまり、コントロー
ラ回路7からの制御信号12が走査線駆動回路4および
信号線駆動回路5へ正確に伝送されなくなるということ
である。
【0008】本発明は、前記の問題点を解決するために
なされたものであり、小さな消費電流で駆動するレベル
シフタ回路を備えた液晶表示装置を提供することを目的
とするものである。
なされたものであり、小さな消費電流で駆動するレベル
シフタ回路を備えた液晶表示装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の本発明(請求項1に対応)は、所定の映像信
号を入力し、液晶パネル表示用の映像信号に変換する映
像信号処理回路と、単結晶シリコン半導体が用いられて
形成され、前記映像信号処理回路からの信号に基づい
て、前記映像信号が液晶パネルに表示されるさいの制御
信号を発生するコントローラ回路と、単結晶シリコン半
導体が用いられて形成され、前記コントローラ回路から
の制御信号を所定の値以上の電圧の制御信号に変換する
レベルシフタ回路と、所定の液晶パネルとを備え、その
液晶パネルが、複数の走査線および複数の信号線と、前
記走査線と前記信号線との交差部付近に設けられ、所定
の映像信号に基づいて映像を表示する複数の画素領域
と、多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記
レベルシフタ回路からの制御信号を入力し、その制御信
号に基づいて、前記走査線を順次選択する走査線駆動回
路と、多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前
記映像信号処理回路からの映像信号を入力するととも
に、前記レベルシフタ回路からの制御信号を入力し、そ
の制御信号に基づいて、前記信号線を走査する信号線駆
動回路とを有することを特徴とする液晶表示装置であ
る。
め、第1の本発明(請求項1に対応)は、所定の映像信
号を入力し、液晶パネル表示用の映像信号に変換する映
像信号処理回路と、単結晶シリコン半導体が用いられて
形成され、前記映像信号処理回路からの信号に基づい
て、前記映像信号が液晶パネルに表示されるさいの制御
信号を発生するコントローラ回路と、単結晶シリコン半
導体が用いられて形成され、前記コントローラ回路から
の制御信号を所定の値以上の電圧の制御信号に変換する
レベルシフタ回路と、所定の液晶パネルとを備え、その
液晶パネルが、複数の走査線および複数の信号線と、前
記走査線と前記信号線との交差部付近に設けられ、所定
の映像信号に基づいて映像を表示する複数の画素領域
と、多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記
レベルシフタ回路からの制御信号を入力し、その制御信
号に基づいて、前記走査線を順次選択する走査線駆動回
路と、多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前
記映像信号処理回路からの映像信号を入力するととも
に、前記レベルシフタ回路からの制御信号を入力し、そ
の制御信号に基づいて、前記信号線を走査する信号線駆
動回路とを有することを特徴とする液晶表示装置であ
る。
【0010】以上説明したように、従来用いていた、電
流の消費が大きく信頼性の恐れのある多結晶シリコンに
よって形成されたレベルシフタ回路を、本発明では、多
結晶シリコンよりも電気抵抗が小さいという特性や、高
速スイッチ切り替えが可能であるという特性等の優れた
特性を有する単結晶シリコンを用いてレベルシフタ回路
を構成するため、そのレベルシフタ回路における消費電
力を少なくすることができ、かつ、表示映像の信頼性を
高くすることが可能となる。
流の消費が大きく信頼性の恐れのある多結晶シリコンに
よって形成されたレベルシフタ回路を、本発明では、多
結晶シリコンよりも電気抵抗が小さいという特性や、高
速スイッチ切り替えが可能であるという特性等の優れた
特性を有する単結晶シリコンを用いてレベルシフタ回路
を構成するため、そのレベルシフタ回路における消費電
力を少なくすることができ、かつ、表示映像の信頼性を
高くすることが可能となる。
【0011】第2の本発明(請求項2に対応)は、第1
の本発明の液晶表示装置において、前記コントローラ回
路と前記レベルシフタ回路が、同一の単結晶シリコン半
導体チップが用いられて形成されたものであって、前記
走査線駆動回路と前記信号線駆動回路が、所定のガラス
基板上に形成されたものであることを特徴とする液晶表
示装置である。
の本発明の液晶表示装置において、前記コントローラ回
路と前記レベルシフタ回路が、同一の単結晶シリコン半
導体チップが用いられて形成されたものであって、前記
走査線駆動回路と前記信号線駆動回路が、所定のガラス
基板上に形成されたものであることを特徴とする液晶表
示装置である。
【0012】このように、コントローラ回路とレベルシ
フタ回路とを、同一の単結晶シリコン半導体チップを用
いて形成するので、部品点数の増加を生じさせない。
フタ回路とを、同一の単結晶シリコン半導体チップを用
いて形成するので、部品点数の増加を生じさせない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0014】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1の液晶表示装置を図1を用いて説明する。
態1の液晶表示装置を図1を用いて説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態1における液
晶表示装置の回路構成図である。同図において、図4の
従来例と回路構成上、重なるところは同じ番号を記して
ある。1は表示画素部であり、走査線G1、G2、G
3、G4・・と、信号線S1、S2、S3・・との交差
部付近にスイッチング素子2と液晶セル3とが配置さ
れ、各走査線は走査線駆動回路4に接続されており、そ
の走査線駆動回路4によって、1水平期間毎に、複数の
走査線のなかから1つの走査線が順次選択される。他
方、各信号線は信号線駆動回路5に接続されており、そ
の信号線駆動回路5によって、各1水平期間内に、走査
線駆動回路4に選択された走査線上の複数の信号線全部
が走査される。そして、映像信号処理回路6からの映像
信号10がサンプリングされて画素領域(液晶セル3)
に点順次で書き込まれ、各液晶セル3はその映像信号1
0に基づいて映像を表示する。なお、スイッチング素子
2、走査線駆動回路4および信号線駆動回路5は、多結
晶シリコンが用いられて、所定のガラス基板上に同一プ
ロセスで形成されており、通常は5V以上の高電圧で動
作する。7はコントローラ回路、8はレベルシフタ回路
であり以上2種類の回路部は、1チップの単結晶シリコ
ン半導体9で形成される。さて、コントローラ回路7
は、映像信号処理回路6からの信号に基づいて、映像信
号10が液晶パネル13に表示されるさいの制御信号1
2を発生し、上述したように単結晶シリコン半導体9で
形成されているため、その制御信号12出力は通常5V
以下の振幅なので、レベルシフタ回路8により5V以上
の高電圧に変換されてから、液晶パネル13内の走査線
駆動回路4および信号線駆動回路5に供給される。ま
た、6は映像信号処理回路であり、アナログの映像信号
を入力し、液晶パネル13表示用の映像信号10に変換
し、その映像信号10を信号線駆動回路5に供給するも
のであって、映像信号10は液晶パネル13で表示され
る。
晶表示装置の回路構成図である。同図において、図4の
従来例と回路構成上、重なるところは同じ番号を記して
ある。1は表示画素部であり、走査線G1、G2、G
3、G4・・と、信号線S1、S2、S3・・との交差
部付近にスイッチング素子2と液晶セル3とが配置さ
れ、各走査線は走査線駆動回路4に接続されており、そ
の走査線駆動回路4によって、1水平期間毎に、複数の
走査線のなかから1つの走査線が順次選択される。他
方、各信号線は信号線駆動回路5に接続されており、そ
の信号線駆動回路5によって、各1水平期間内に、走査
線駆動回路4に選択された走査線上の複数の信号線全部
が走査される。そして、映像信号処理回路6からの映像
信号10がサンプリングされて画素領域(液晶セル3)
に点順次で書き込まれ、各液晶セル3はその映像信号1
0に基づいて映像を表示する。なお、スイッチング素子
2、走査線駆動回路4および信号線駆動回路5は、多結
晶シリコンが用いられて、所定のガラス基板上に同一プ
ロセスで形成されており、通常は5V以上の高電圧で動
作する。7はコントローラ回路、8はレベルシフタ回路
であり以上2種類の回路部は、1チップの単結晶シリコ
ン半導体9で形成される。さて、コントローラ回路7
は、映像信号処理回路6からの信号に基づいて、映像信
号10が液晶パネル13に表示されるさいの制御信号1
2を発生し、上述したように単結晶シリコン半導体9で
形成されているため、その制御信号12出力は通常5V
以下の振幅なので、レベルシフタ回路8により5V以上
の高電圧に変換されてから、液晶パネル13内の走査線
駆動回路4および信号線駆動回路5に供給される。ま
た、6は映像信号処理回路であり、アナログの映像信号
を入力し、液晶パネル13表示用の映像信号10に変換
し、その映像信号10を信号線駆動回路5に供給するも
のであって、映像信号10は液晶パネル13で表示され
る。
【0016】以上のように構成された液晶表示装置にお
いては、レベルシフタ回路8を、出力負荷が大きく電流
を消費する多結晶シリコンでは形成せず、多結晶シリコ
ンよりも特性、信頼性ともに優れた単結晶シリコンで形
成するため、消費電力が少なくなり、発熱を抑えること
ができる。その結果として、レベルシフタ回路8の信頼
性を向上させることが可能となる。さらに、本実施の形
態ではコントローラ回路7とレベルシフタ回路8とを1
チップの単結晶シリコン半導体9で形成しているため、
部品点数も従来例と変わらない数にすることが可能とな
る。
いては、レベルシフタ回路8を、出力負荷が大きく電流
を消費する多結晶シリコンでは形成せず、多結晶シリコ
ンよりも特性、信頼性ともに優れた単結晶シリコンで形
成するため、消費電力が少なくなり、発熱を抑えること
ができる。その結果として、レベルシフタ回路8の信頼
性を向上させることが可能となる。さらに、本実施の形
態ではコントローラ回路7とレベルシフタ回路8とを1
チップの単結晶シリコン半導体9で形成しているため、
部品点数も従来例と変わらない数にすることが可能とな
る。
【0017】なお、上述した実施の形態1では、コント
ローラ回路7とレベルシフタ回路8とを1チップの単結
晶シリコン半導体9で構成するとしたが、それらコント
ローラ回路7およびレベルシフタ回路8とともに、映像
信号処理回路6も1チップの単結晶シリコン半導体で形
成するとしてもよい。その場合、消費電力の低減、高信
頼性のほかに部品点数を削減することも可能となる。
ローラ回路7とレベルシフタ回路8とを1チップの単結
晶シリコン半導体9で構成するとしたが、それらコント
ローラ回路7およびレベルシフタ回路8とともに、映像
信号処理回路6も1チップの単結晶シリコン半導体で形
成するとしてもよい。その場合、消費電力の低減、高信
頼性のほかに部品点数を削減することも可能となる。
【0018】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の液晶表示装置を図2を用いて説明する。
態2の液晶表示装置を図2を用いて説明する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態2における液
晶表示装置の回路構成図である。同図において、1は表
示画素部であり、走査線G1、G2、G3、G4・・
と、信号線S1、S2、S3・・との交差部付近にスイ
ッチング素子2と液晶セル3とが配置され、各走査線は
走査線駆動回路34に接続され、その走査線駆動回路3
4によって1水平期間毎に、複数の走査線のなかから1
つの走査線が順次選択される。他方、各信号線は信号線
駆動回路35に接続されており、その信号線駆動回路3
5によって、各1水平期間内に、走査線駆動回路34に
選択された走査線上の複数の信号線全部が走査される。
そして、データ処理回路36からの映像信号がサンプリ
ングされて画素領域(液晶セル3)に点順次で書き込ま
れる。なお、スイッチング素子2、走査線駆動回路34
および信号線駆動回路35は、所定のガラス基板上に多
結晶シリコンで形成されており、通常は5V以上の高電
圧で動作する。36はデータ処理回路であり、デジタル
の映像信号を入力し、液晶パネル13に表示するデータ
を発生するものであって、実施の形態1の映像信号処理
回路6がアナログの映像信号を入力するのに対し、デジ
タルの映像信号を入力するという点が実施の形態1の映
像信号処理回路6と異なる。37はコントローラ回路、
38はレベルシフタ回路でありその2種類の回路部は、
1チップの単結晶シリコン半導体39で形成される。さ
て、コントローラ回路37は、データ処理回路36から
の映像信号に基づいて、映像信号が液晶パネル13に表
示されるさいの制御信号32を発生し、上述したように
単結晶シリコン半導体39で形成されているため、その
制御信号32出力は通常5V以下の振幅なので、レベル
シフタ回路38により5V以上の高電圧に変換されてか
ら、液晶パネル13内の走査線駆動回路34および信号
線駆動回路35に供給される。また、コントローラ回路
37は、データ処理回路36からのデジタルの映像信号
を入力し、それをアナログ信号に変換して、レベルシフ
タ回路38を介して信号線駆動回路35に出力する。
晶表示装置の回路構成図である。同図において、1は表
示画素部であり、走査線G1、G2、G3、G4・・
と、信号線S1、S2、S3・・との交差部付近にスイ
ッチング素子2と液晶セル3とが配置され、各走査線は
走査線駆動回路34に接続され、その走査線駆動回路3
4によって1水平期間毎に、複数の走査線のなかから1
つの走査線が順次選択される。他方、各信号線は信号線
駆動回路35に接続されており、その信号線駆動回路3
5によって、各1水平期間内に、走査線駆動回路34に
選択された走査線上の複数の信号線全部が走査される。
そして、データ処理回路36からの映像信号がサンプリ
ングされて画素領域(液晶セル3)に点順次で書き込ま
れる。なお、スイッチング素子2、走査線駆動回路34
および信号線駆動回路35は、所定のガラス基板上に多
結晶シリコンで形成されており、通常は5V以上の高電
圧で動作する。36はデータ処理回路であり、デジタル
の映像信号を入力し、液晶パネル13に表示するデータ
を発生するものであって、実施の形態1の映像信号処理
回路6がアナログの映像信号を入力するのに対し、デジ
タルの映像信号を入力するという点が実施の形態1の映
像信号処理回路6と異なる。37はコントローラ回路、
38はレベルシフタ回路でありその2種類の回路部は、
1チップの単結晶シリコン半導体39で形成される。さ
て、コントローラ回路37は、データ処理回路36から
の映像信号に基づいて、映像信号が液晶パネル13に表
示されるさいの制御信号32を発生し、上述したように
単結晶シリコン半導体39で形成されているため、その
制御信号32出力は通常5V以下の振幅なので、レベル
シフタ回路38により5V以上の高電圧に変換されてか
ら、液晶パネル13内の走査線駆動回路34および信号
線駆動回路35に供給される。また、コントローラ回路
37は、データ処理回路36からのデジタルの映像信号
を入力し、それをアナログ信号に変換して、レベルシフ
タ回路38を介して信号線駆動回路35に出力する。
【0020】以上のように構成された液晶表示装置にお
いては、レベルシフタ回路38を、出力負荷が大きく電
流を消費する多結晶シリコンでは形成せず、多結晶シリ
コンよりも特性、信頼性ともに優れた単結晶シリコンで
形成するため、消費電力が少なくなり、発熱を抑えるこ
とができる。その結果として、レベルシフタ回路38の
信頼性を向上させることが可能となる。さらに、本実施
の形態ではコントローラ回路37とレベルシフタ回路3
8とを1チップの単結晶シリコン半導体39で形成して
いるため、部品点数も増加することがない。
いては、レベルシフタ回路38を、出力負荷が大きく電
流を消費する多結晶シリコンでは形成せず、多結晶シリ
コンよりも特性、信頼性ともに優れた単結晶シリコンで
形成するため、消費電力が少なくなり、発熱を抑えるこ
とができる。その結果として、レベルシフタ回路38の
信頼性を向上させることが可能となる。さらに、本実施
の形態ではコントローラ回路37とレベルシフタ回路3
8とを1チップの単結晶シリコン半導体39で形成して
いるため、部品点数も増加することがない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、小さな消費電流で駆動するレベルシフタ
回路を備えた液晶表示装置を提供することができる。
に、本発明は、小さな消費電流で駆動するレベルシフタ
回路を備えた液晶表示装置を提供することができる。
【0022】つまり、点順次で映像信号を表示する液晶
表示装置において、その内部のレベルシフタ回路は、走
査線駆動回路および信号線駆動回路が負荷となり、大き
な出力電流が必要なことから、消費電力が大きくなる
が、実施の形態1に示すように、レベルシフタ回路を多
結晶シリコンよりも特性が優れた単結晶シリコンで形成
するため、相対的に消費電力を少なくすることができ
る。また消費電力の大きな多結晶シリコン回路は信頼性
の課題もあるが、レベルシフタ回路を単結晶シリコン回
路で形成することにより、レベルシフタ回路の信頼性を
向上させることが可能となり、さらに、コントローラ回
路とレベルシフタ回路とを1チップの半導体で形成する
ことにより、部品点数も従来例と変わらない数にするこ
とが可能となる。
表示装置において、その内部のレベルシフタ回路は、走
査線駆動回路および信号線駆動回路が負荷となり、大き
な出力電流が必要なことから、消費電力が大きくなる
が、実施の形態1に示すように、レベルシフタ回路を多
結晶シリコンよりも特性が優れた単結晶シリコンで形成
するため、相対的に消費電力を少なくすることができ
る。また消費電力の大きな多結晶シリコン回路は信頼性
の課題もあるが、レベルシフタ回路を単結晶シリコン回
路で形成することにより、レベルシフタ回路の信頼性を
向上させることが可能となり、さらに、コントローラ回
路とレベルシフタ回路とを1チップの半導体で形成する
ことにより、部品点数も従来例と変わらない数にするこ
とが可能となる。
【0023】また同様に、線順次でデータ信号を表示す
る液晶表示装置においても、実施の形態2に示すよう
に、レベルシフタ回路を単結晶シリコン回路で形成する
ことにより、消費電力、信頼性ともに優れた回路を供給
することが可能となり、ひいては液晶表示装置の低消費
電力、信頼性向上が可能となる。
る液晶表示装置においても、実施の形態2に示すよう
に、レベルシフタ回路を単結晶シリコン回路で形成する
ことにより、消費電力、信頼性ともに優れた回路を供給
することが可能となり、ひいては液晶表示装置の低消費
電力、信頼性向上が可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1における液晶表示装置の
回路構成図
回路構成図
【図2】本発明の実施の形態2における液晶表示装置の
回路構成図
回路構成図
【図3】従来の液晶表示装置の回路構成図
【図4】レベルシフタ回路の内部回路構成図
1 表示画素部 2 スイッチング素子 3 液晶セル 4、34 走査線駆動回路 5、35 信号線駆動回路 6 映像信号処理回路 7、37 コントローラ回路 8、38 レベルシフタ回路 9、39 単結晶シリコン半導体 13 液晶パネル 36 データ処理回路 51 電圧変換回路 52 電流バッファ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NC02 NC09 NC11 NC13 NC21 NC24 NC31 NC33 ND39 5C006 AA01 AC04 AC09 AF84 BB16 BC03 BC12 BC13 BC20 BF46 EB05 FA41 FA47 FA51 5C080 AA10 BB05 DD25 DD26 DD27 FF11 JJ02
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の映像信号を入力し、液晶パネル表
示用の映像信号に変換する映像信号処理回路と、 単結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記映像
信号処理回路からの信号に基づいて、前記映像信号が液
晶パネルに表示されるさいの制御信号を発生するコント
ローラ回路と、 単結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記コン
トローラ回路からの制御信号を所定の値以上の電圧の制
御信号に変換するレベルシフタ回路と、 所定の液晶パネルとを備え、 その液晶パネルは、複数の走査線および複数の信号線
と、 前記走査線と前記信号線との交差部付近に設けられ、所
定の映像信号に基づいて映像を表示する複数の画素領域
と、 多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記レベ
ルシフタ回路からの制御信号を入力し、その制御信号に
基づいて、前記走査線を順次選択する走査線駆動回路
と、 多結晶シリコン半導体が用いられて形成され、前記映像
信号処理回路からの映像信号を入力するとともに、前記
レベルシフタ回路からの制御信号を入力し、その制御信
号に基づいて、前記信号線を走査する信号線駆動回路と
を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記コントローラ回路と前記レベルシフ
タ回路は、同一の単結晶シリコン半導体チップが用いら
れて形成されたものであって、 前記走査線駆動回路と前記信号線駆動回路は、所定のガ
ラス基板上に形成されたものであることを特徴とする請
求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 映像信号処理回路は、前記コントローラ
回路と前記レベルシフタ回路とを形成するために用いら
れた単結晶シリコン半導体チップと同一の単結晶シリコ
ン半導体チップが用いられて形成されたものであること
を特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記映像信号処理回路が入力する映像信
号がアナログ信号である場合、前記信号線駆動回路は、
前記映像信号処理回路から直接映像信号を入力すること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液晶表
示装置。 - 【請求項5】 前記映像信号処理回路が入力する映像信
号がデジタル信号である場合、 前記コントローラ回路は、前記映像信号処理回路からの
映像信号をアナログ信号に変換し、 前記信号線駆動回路は、前記コントローラ回路によって
アナログ信号に変換された映像信号を入力することを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液晶表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32255798A JP2000147458A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32255798A JP2000147458A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000147458A true JP2000147458A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18145016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32255798A Pending JP2000147458A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000147458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002072963A (ja) * | 2000-06-12 | 2002-03-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光モジュールおよびその駆動方法並びに光センサ |
JP2005300625A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Sony Corp | 表示装置および表示装置の駆動方法 |
JP2010191449A (ja) * | 2010-03-26 | 2010-09-02 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP32255798A patent/JP2000147458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002072963A (ja) * | 2000-06-12 | 2002-03-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 発光モジュールおよびその駆動方法並びに光センサ |
JP2005300625A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Sony Corp | 表示装置および表示装置の駆動方法 |
JP2010191449A (ja) * | 2010-03-26 | 2010-09-02 | Sharp Corp | 液晶表示装置 |
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