JP2000146810A - 半導体解析装置及び解析方法 - Google Patents

半導体解析装置及び解析方法

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JP2000146810A
JP2000146810A JP10316156A JP31615698A JP2000146810A JP 2000146810 A JP2000146810 A JP 2000146810A JP 10316156 A JP10316156 A JP 10316156A JP 31615698 A JP31615698 A JP 31615698A JP 2000146810 A JP2000146810 A JP 2000146810A
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semiconductor
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voltage
capacitance
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Yoichi Takasaki
洋一 高崎
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被測定デバイス内部のキャリア分布
状態を実際の動作状態に近い状態で観察することを最も
主要な特徴とする。 【解決手段】被測定デバイス12の断面を露出させ、そ
の露出した断面表面における所望する箇所にバイアス電
圧を印加してデバイス12を動作状態に設定し、露出し
た断面表面に探針15を接触させて、デバイス12の断
面表面における任意の位置におけるデバイス12と探針
15との間の容量を検出し、この検出された容量に基づ
いてデバイス12の断面表面におけるキャリアの分布状
態に対応したSCM(Scanning Capacitance Microscop
e )画像信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走査型プローブ
顕微鏡を用いて半導体デバイス内部のキャリア密度分布
を測定して動作解析を行う半導体解析装置及び解析方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスは高密度化の一途
をたどっており、デバイスの特性を大きく左右するキャ
リアの情報が重要になってきている。
【0003】このような状況において、走査型プローブ
顕微鏡(Scanning Probe Microscope 、以下、SPMと
称する)は、ここ数年応用範囲が飛躍的に拡大してお
り、その一つの応用モードとしてキャリアの状態を二次
元的に観察する走査型静電容量顕微鏡(Scanning Capac
itance Microscope 、以下SCMと称する)がある。
【0004】キャリア分布の状態を調べる方法には、間
接的な手法としてSIMS(Secondary Ion Mass Spect
rometer 、二次イオン質量分析装置)による深さ方向分
析や、エッチング法によるSEM(Scanning Electron
Microscope 、走査型電子顕微鏡)による観察などがあ
るが、いずれも分析領域や定量性に問題があり、局所的
な解析は事実上困難である。
【0005】これに対して、SCMを用いた方法では、
キャリアのイメージが電気的に測定できると共に、特定
の箇所を高空間分解能にて観察できるという利点があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SCMを用い
た従来の方法では、測定されるデバイスがバイアス的に
フローティング状態なので、実際の動作状態に近い状態
で試料内部のキャリア分布状態を観察することができな
いという不都合がある。
【0007】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、半導体デバイス内部の
キャリア分布状態を実際の動作状態に近い状態で観察す
ることができる半導体解析装置及び解析方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体解析装
置は、断面が露出した半導体試料の断面表面と接触する
探針と、上記試料の断面表面における任意の位置におけ
る上記試料と上記探針との間の容量を検出する検出回路
と、上記検出回路で検出された容量に基づいて上記半導
体試料の断面表面におけるキャリアの分布状態に対応し
たSCM(Scanning Capacitance Microscope )画像信
号を得る手段と、上記試料の断面表面における所望する
箇所にバイアス電圧を印加して上記半導体試料を動作状
態に設定するバイアス回路とを具備している。
【0009】この発明の半導体解析方法は、半導体試料
の断面を露出させ、上記試料の露出した断面表面におけ
る所望する箇所にバイアス電圧を印加して上記試料を動
作状態に設定し、上記試料の露出した断面表面に探針を
接触させて、試料の断面表面における任意の位置におけ
る試料と探針との間の容量を検出し、上記検出された容
量に基づいて上記半導体試料の断面表面におけるキャリ
アの分布状態に対応したSCM(Scanning Capacitance
Microscope )画像信号を得るようにしたことを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、始めにこの発明の半導体解
析装置及び解析方法の原理について説明する。
【0011】半導体デバイスの特性を高空間分解能で測
定する有力な手段であるSPMにおいて、導電性の探針
と試料との間の局所的な静電容量を計測するSCMは、
半導体デバイスの特性計測の有効な方法の一つとして注
目されている。
【0012】SCMでは、半導体デバイス表面の絶縁膜
の特性や半導体中のキャリア濃度を高空間分解能で計測
することができ、ゲート電極を含むデバイス断面におけ
る注入不純物の二次元分布観察が可能である。
【0013】例えば、図1(a)の断面図に示されるよ
うに、表面に酸化膜1を有するシリコン基板2が被測定
デバイス3として用意され、酸化膜1表面上に導電性の
探針(チップ)4が接触する。導電性の探針4は、被測
定デバイス表面の酸化膜1とシリコン基板2と共にMO
S(metal-oxide-silicon )構造を構成している。
【0014】ここで、例えば、シリコン基板2がN型シ
リコンの場合、探針4に対してシリコン基板2に正の電
圧Vを印加すると、探針下のシリコン基板表面に空乏層
5が生じ、探針4とシリコン基板2との間の静電容量
が、電圧を印加する前と比べて減少する。
【0015】他方、シリコン基板2がP型シリコンの場
合には、探針4に対してシリコン基板2に負の電圧Vを
印加すると、シリコン基板表面に空乏層が生じる。
【0016】図1(b)は、上記シリコン基板2として
N型及びP型シリコンをそれぞれ使用した場合に、シリ
コン基板2の印加電圧Vを変化させた時の探針4とシリ
コン基板2との間に生ずる静電容量Cの変化状態を示し
ている。
【0017】図1(b)に示すように、シリコン基板2
への印加電圧Vの値に応じて探針4とシリコン基板2と
の間の静電容量が変化する。このように印加電圧Vの値
によって静電容量の値が変化するが、シリコン基板2の
キャリア濃度が大きくなるに従って、生成される空乏層
の厚みが薄くなり、静電容量が変化する割合が小さくな
る。
【0018】図1(c)は図1(b)の特性を電圧Vで
微分したものであり、SCMではこのdC/dVの値が
測定される。
【0019】次にこの発明の実施の形態について説明す
る。
【0020】図2はこの発明に係る半導体解析装置の全
体の構成を示すブロック図である。
【0021】この装置は、市販のSPMにキャパシタン
スセンサ等の電気制御系を付加したものである。
【0022】すなわち、ピエゾ素子を有するピエゾスキ
ャナ11上に載置され、このスキャナ11によって移動
可能にされた被測定デバイス12に対して、上方からレ
ーザ・ビーム13が照射される。被測定デバイス12の
表面には、カンチレバー14の先端に取り付けられた探
針(チップ)15が接触するように設けられており、こ
の探針15で反射されたレーザ・ビームはビーム検出器
16によって検出される。このビーム検出器16によっ
て検出された反射ビーム強度はAFM(AtomicForce Mi
croscope )処理部17に供給され、ここで被測定デバ
イス表面の凹凸状態に対応したAFM画像信号が生成さ
れる。
【0023】上記キャパシタンスセンサ18は米国の
「RCA」で考案されたものであり、このキャパシタン
スセンサ18には、発振回路19で発生される約1GH
zの高周波信号が、可変直流電圧源20の直流バイアス
電圧に重畳して供給される。
【0024】キャパシタンスセンサ18は、図1で説明
したように被測定デバイス12と探針15とから構成さ
れるMOS構造における静電容量の変化によって共振周
波数がシフトするように構成されている。そして、キャ
パシタンスセンサ18における共振周波数のシフト状態
は、検波回路によって高周波信号の振幅の変化として捕
らえられ、容量変化が検出される。ここで、浮遊容量の
影響を除去するために、上記検波回路として、交流電圧
に対する容量変化を検出するロックインアンプ21が使
用される。このロックインアンプ21によって検出され
た容量変化はSCM処理部22に供給され、ここで被測
定デバイス内部のキャリア濃度に対応したSCM画像信
号が生成される。
【0025】また、上記被測定デバイス12にはバイア
ス回路23が接続されている。このバイアス回路23
は、被測定デバイス12の所望する箇所にバイアス電圧
を印加して、被測定デバイス12を動作状態に設定す
る。
【0026】そして、上記AFM画像信号及びSCM画
像信号はそれぞれ単独もしくは合成された状態で図示し
ない画像表示装置に供給され、画像表示が行われる。
【0027】図3は、上記被測定デバイス12が例えば
PチャネルのMOSトランジスタである場合に、その詳
細な断面構造をバイアス回路23と共に示している。P
チャネルのMOSトランジスタ30は、N型の半導体領
域31と、この半導体領域31上に所定の間隔を隔てて
形成されたP型のソース拡散領域(S)32及びドレイ
ン拡散領域(D)33と、ゲート電極(G)34とを有
している。
【0028】このMOSトランジスタ30の各領域に探
針15を接触させて実際に測定する際には、断面を研磨
して露出させる必要がある。また、SCMではシリコン
表面に絶縁膜が形成されている必要があるが、断面を露
出させる際の研磨工程の最中に、表面には界面活性剤の
膜が付着し、測定時にこれが絶縁膜として作用すること
になる。
【0029】バイアス回路23は、ソース拡散領域32
及び半導体領域31に対して所定の交流電圧を印加する
交流電圧源35と、ドレイン拡散領域33に対して所定
の直流電圧を印加する直流電圧源36と、ゲート電極3
4に対して所定の直流電圧を印加する可変直流電圧源3
7とを有して構成されている。
【0030】すなわち、バイアス回路23によって、被
測定デバイスであるMOSトランジスタ30の半導体領
域31、ソース拡散領域32、ドレイン拡散領域33及
びゲート電極34に対してそれぞれ所定のバイアス電圧
を印加することにより、SCMによる測定時にMOSト
ランジスタを動作状態に設定することができる。そし
て、動作状態に設定された被測定デバイスであるMOS
トランジスタ30の露出している断面表面上に探針15
を接触するように設け、この探針15を断面表面上で走
査することによって、MOSトランジスタ30表面の凹
凸に対応したAFM画像信号がAFM処理部17で生成
されると共にMOSトランジスタ30内部のキャリア濃
度に対応したSCM画像信号がSCM処理部22で生成
される。
【0031】ここで、被測定デバイスであるMOSトラ
ンジスタ30は実際に動作状態に設定されているので、
MOSトランジスタ30のゲート電極下のチャネル領域
における空乏層を実際の動作状態に近い状態で観察する
ことができる。
【0032】次に上記装置を用いて16MDRAMを測
定した場合を以下に説明する。
【0033】図4はトレンチ型16MDRAMセルの試
料の斜視断面図である。図中、41はPウエル領域、4
2はトレンチ、43はトランスファゲートのソース及び
トレンチキャパシタのストレージノードを兼ねたN
の拡散領域、44はトランスファゲートのドレインとな
るN型の拡散領域、45はトランスファゲートのゲー
ト電極を兼ねたワード線、46はビット線である。
【0034】測定のためにはこのような試料を用意する
必要があり、そのために市販の研磨装置が使用される。
試料表面はアルカリ性の研磨剤であるコロイダルシリカ
溶液による仕上げ研磨を行い、中性洗剤ならびに純水に
より洗浄したものを測定した。コロイダルシリカ溶液に
よる研磨では、研磨と同時にアルカリによるエッチング
作用のために、削りかすの付着していない清浄な面が得
られる。
【0035】また、先にも述べたように、SCMではシ
リコン表面に絶縁膜が形成されていることが必要である
が、中性洗剤による洗浄のためにシリコン表面には界面
活性剤の膜が付着し、これが測定時に絶縁膜として働
き、断面解析を可能にしていると考えられる。
【0036】図5は、上記のようにして用意された試料
のチャネル部分(拡散領域43と44との間の表面領
域)に値が異なる種々の直流バイアス電圧を印加し、測
定した一連のSCM画像並びにAFM画像である。
【0037】SCM画像においては、シリコン中への不
純物打ち込みの様子が明確に観察されているが、得られ
たイメージは探針と試料間に印加した直流バイアスによ
り変化している。これは、SCMがシリコン中の不純物
元素濃度ではなくキャリア密度を測定しているためであ
る。
【0038】SCM画像測定時には探針15をグランド
電位に設定し、被測定デバイスには発振回路19から交
流電圧(102KHz,1.5Vp-p )を印加する共に
可変直流電圧源20の直流電圧の値を種々に変化させ
た。図5(a)〜(d)は直流電圧の値がそれぞれ+
0.093V、−0.169V、−0.25V、−0.
565Vのときである。
【0039】図5(a)に比べ、図5(d)ではN型不
純物のドープ領域(図中の符号50で示している)が広
がったように観察されている。これは、被測定デバイス
に対して正極性の電位を有する探針に電子が引っ張られ
たことによることが原因と考えられる。
【0040】一方、図5(e)は、図5(a)のSCM
画像と同じ条件のとき生成されたAFM画像を示してい
る。試料研磨時の研磨速度の違いにより、図示のよう
に、トレンチ構造やシリコン上の配線等が確認されてい
る。
【0041】図6は、図5に示された一連のSCM画像
において、PN接合部の信号変化を曲線で示したもので
ある。+0.093Vの直流バイアス印加時のPN接合
部では特に複雑な信号変化を呈しているが、これは研磨
面と水平な方向におけるキャリア移動が影響しているも
のと推測される。
【0042】ところで、SCM画像にはシリコン中のキ
ャリア分布が、AFM画像にはシリコン上の構造がそれ
ぞれ示されている。従って、両画像を合成することによ
り、例えばゲート位置に対する不純物の分布状態等の有
益な情報を得ることができる。
【0043】ただし、そのままの状態で合成したのでは
分かりにくい画像となるため、それぞれを適宜画像処理
した後、合成した。
【0044】図7(a)は、図5(a)に示したSCM
画像においてキャパシタンス変化信号を絶対値表示した
ものであり、PN接合部における境界線が明確に示され
ている。また、図7(b)は、SCM画像と同時に生成
されたAFM画像に一種の微分フィルタをかけて画像処
理したものであり、ゲートやコンタクト等の構造が強調
されている。図7(c)は、図7(a)のSCM画像と
図7(b)のAFM画像を合成して得られる画像であ
り、キャリアの分布情報と構造の情報を一度に見ること
ができる。
【0045】SCMはシリコンの電気的特性すなわちキ
ャリア濃度を測定するため、不純物分布の決定には直流
電圧依存性を考慮する必要がある。
【0046】一方、このことはSCMにより、Nまたは
PチャネルのMOSトランジスタにおけるキャリア濃度
のゲート電圧依存性、すなわち実デバイスのダイナミッ
ク動作を観察できることを示している。
【0047】次に、CMOSデバイス中のPチャネルM
OSトランジスタにおけるキャリア密度のゲート電圧依
存特性を測定した結果について説明する。
【0048】図8は、図3中のMOSトランジスタ30
のソース拡散領域32及び半導体領域31に対して10
0KHz、3Vp-p の交流電圧を印加し、ドレイン領域
33に対して−2.5Vの直流電圧を印加した上で、ゲ
ート電極34に印加する電圧を0Vから−5Vまで変化
させたときに得られる一連のSCM画像を示している。
【0049】図8(a)〜(f)はそれぞれゲート電圧
が0V、−1V、−2V、−3V、−4V、−5Vの場
合である。
【0050】ゲート電圧が0Vの場合、ソース、ドレイ
ン領域間のチャネルは開いている。ゲート電圧が−4V
及び−5Vのバイアス状態のとき、チャネルは閉じてい
ることが分かる。
【0051】二次元のキャリア密度を高空間分解能で測
定することができるSCMでは、このようなチャネル領
域におけるキャリア密度のゲート電圧依存性を容易に測
定することができる。
【0052】実用上では、不純物ドープ状態とMOSト
ランジスタの動作特性との関連を調べることにより、不
純物ドープの最適化を図ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれ
ば、半導体デバイス内部のキャリア分布状態を実際の動
作状態に近い状態で観察することができる半導体解析装
置及び解析方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を説明するために使用する断面
図及び特性図。
【図2】この発明に係る半導体解析装置の全体の構成を
示すブロック図。
【図3】図2中の被測定デバイスがPチャネルのMOS
トランジスタである場合にその詳細な断面構造をバイア
ス回路と共に示す図。
【図4】図2中の被測定デバイスがトレンチ型16MD
RAMセルの場合の斜視断面図。
【図5】図4の試料を用いて測定を行った際に得られる
一連のSCM画像並びにAFM画像を示す図。
【図6】図5に示された一連のSCM画像におけるPN
接合部の信号変化を示す曲線図。
【図7】図4の試料を用いて測定を行った際に得られる
画像を示し、図7(a)はキャパシタンス変化信号を絶
対値表示したSCM画像を示す図、図7(b)は微分フ
ィルタをかけて画像処理したAFM画像を示す図、図7
(c)は図7(a)のSCM画像と図7(b)のAFM
画像を合成して得られる画像を示す図。
【図8】図3中のMOSトランジスタのゲート電極に印
加する電圧を変化させたときに得られる一連のSCM画
像を示す図。
【符号の説明】
11…ピエゾスキャナ、 12…被測定デバイス、 13…レーザ・ビーム、 14…カンチレバー、 15…探針(チップ)、 16…ビーム検出器、 17…AFM処理部、 18…キャパシタンスセンサ、 19…発振回路、 20…可変直流電圧源、 21…ロックインアンプ、 22…SCM処理部、 23…バイアス回路、 30…PチャネルのMOSトランジスタ、 31…N型の半導体領域、 32…ソース拡散領域(S)、 33…ドレイン拡散領域(D)、 34…ゲート電極(G)、 35…交流電圧源、 36…直流電圧源、 37…可変直流電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G060 AA08 AD01 AE28 AF10 EA02 EB08 HE01 HE03 HE05 KA16 4M106 AA02 AA07 AB01 AB02 AB03 BA11 BA14 CB02 DH08 DH11 DH16 DH57 DJ03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が露出した半導体試料の断面表面と
    接触する探針と、 上記試料の断面表面における任意の位置における上記試
    料と上記探針との間の容量を検出する検出回路と、 上記検出回路で検出された容量に基づいて上記半導体試
    料の断面表面におけるキャリアの分布状態に対応したS
    CM(Scanning Capacitance Microscope )画像信号を
    得る手段と、 上記試料の断面表面における所望する箇所にバイアス電
    圧を印加して上記半導体試料を動作状態に設定するバイ
    アス回路とを具備したことを特徴とする半導体解析装
    置。
  2. 【請求項2】 前記試料の断面表面におけるAFM(At
    omic Force Microscope )画像信号を得る手段をさらに
    具備したことを特徴とする請求項1に記載の半導体解析
    装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体試料が、第1導電型の第1半
    導体領域と、この第1半導体領域上に所定の間隔を隔て
    て形成され、上記第1導電型とは反対導電型の第2導電
    型のソース拡散領域及びドレイン拡散領域と、ゲート電
    極とを有するMOSトランジスタであり、 前記バイアス回路は、上記ソース拡散領域及び第1半導
    体領域に対して所定の交流電圧を印加する交流電圧源
    と、 上記ドレイン拡散領域に対して所定の直流電圧を印加す
    る直流電圧源と、 上記ゲート電極に対して所定の直流電圧を印加する可変
    直流電圧源とを有して構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体解析装置。
  4. 【請求項4】 半導体試料の断面を露出させ、 上記試料の露出した断面表面における所望する箇所にバ
    イアス電圧を印加して上記試料を動作状態に設定し、 上記試料の露出した断面表面に探針を接触させて、試料
    の断面表面における任意の位置における試料と探針との
    間の容量を検出し、 上記検出された容量に基づいて上記半導体試料の断面表
    面におけるキャリアの分布状態に対応したSCM(Scan
    ning Capacitance Microscope )画像信号を得るように
    したことを特徴とする半導体解析方法。
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