JP2000146526A - アライメント方法とその装置 - Google Patents

アライメント方法とその装置

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JP2000146526A
JP2000146526A JP10322519A JP32251998A JP2000146526A JP 2000146526 A JP2000146526 A JP 2000146526A JP 10322519 A JP10322519 A JP 10322519A JP 32251998 A JP32251998 A JP 32251998A JP 2000146526 A JP2000146526 A JP 2000146526A
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Shigeru Ogawa
茂 小川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径パイプの位置ずれ量をリアルタイムで
監視可能とすることにより、アライメント作業の簡略化
と作業時間の短縮化を図ると共に、測定時の誤操作によ
って測定系が破損するのを回避する。 【解決手段】 アライメント装置10は、位置検出機構
11、モニタ部12、移動機構13から構成される。位
置検出機構11は、大口径パイプ1端面に対して、位置
合わせ基準となる垂直と水平のライン光を照射する2台
のレーザ光源21,22と、大口径パイプ1端面の垂直
方向2箇所と水平方向2箇所の各画像を撮影する4台の
CCDカメラ31〜34から構成される。モニタ部12
は、CCDカメラ31〜34の画像を合成する垂直方向
用と水平方向用の2台の画像加算器41,42と、その
加算画像を表示する垂直方向表示用と水平方向表示用の
2台のテレビモニタ51,52から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径パイプの端
面開先加工における、加工中心へのアライメント方法と
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の機器や設備に使用される大
型金属タンク等の大口径パイプの端面開先加工におい
て、加工中心へのアライメントは、図5に示すようにし
て行われている。
【0003】この図5に示すように、アライメント装置
は、大口径パイプ1の端面に対向するようにして同軸に
配置された回転盤2と、この回転盤2に固定されたアー
ム3、およびこのアームによって支持された変位計4で
構成されている。
【0004】また、このアライメント装置を使用した大
口径パイプ1のアライメントは、次のようにして行って
いる。まず、大口径パイプ1の端部の内面に変位計4の
測定ロッドを接触させた後、回転盤2を回転駆動して大
口径パイプ1内周面の変位を測定する。そして、この測
定結果から、回転盤2の回転中心に対する垂直方向と水
平方向の大口径パイプ1の位置ずれ量を算出する。この
後、図示していない移動機構により大口径パイプ1の位
置調整を行い、さらに、大口径パイプ1の位置確認の測
定を行った後、大口径パイプ1の中心を回転盤2の回転
中心に位置決めしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のアライメント方法には、次のような問題点
がある。まず、アライメント作業手順として、大口径パ
イプ1の位置ずれ量を測定した後、位置ずれ量を算出
し、その結果に基づいてパイプの位置調整を行い、さら
にこの後、大口径パイプ1の位置確認の測定を行ってい
るため、アライメント作業が繁雑であり、要する時間も
長くなる。特に、位置ずれ量の測定作業を変位計4によ
る接触方式で行うことから、測定動作にかなりの時間を
要しており、このことがアライメント作業に要する時間
をさらに長くしている。また、このような接触方式の測
定作業においては、誤操作により変位計4を大口径パイ
プ1に衝突させ、測定系を破損する可能性もあり、この
ことも問題となっている。
【0006】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、大
口径パイプの位置ずれ量をリアルタイムで監視可能とす
ることにより、アライメント作業の簡略化と作業時間の
短縮化を図ると共に、測定時の誤操作によって測定系が
破損するのを回避可能な、能率的で信頼性の高いアライ
メント方法とその装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
従来技術の問題点を解決するために提案されたものであ
り、被対象物の中心を位置決めするアライメント方法と
その装置において、被対象物の端面に関して複数の輪郭
像を撮影してそれを加算した画像をモニタに表示し、加
算画像中の複数の輪郭像が重なるように被対象物を移動
させることによって、被対象物のアライメントを行うも
のである。
【0008】まず、請求項1記載のアライメント方法
は、照射ステップ、撮影ステップ、加算ステップ、表示
ステップ、および移動ステップを有することを特徴とし
ている。ここで、照射ステップは、被対象物に対して、
位置合わせ基準として垂直方向および水平方向のライン
光を照射するステップであり、撮影ステップは、被対象
物の端面について複数の輪郭像とライン光を撮影するス
テップである。また、加算ステップは、撮影ステップに
おいて撮影された複数の輪郭像を加算して加算画像を得
るステップであり、表示ステップは、加算ステップにお
いて得られた加算画像をモニタに表示するステップであ
る。さらに、移動ステップは、モニタに表示された加算
画像中の複数の輪郭像が重なっていない場合に、それら
の輪郭像が重なるように被対象物を移動させるステップ
である。
【0009】また、請求項3記載のアライメント装置
は、請求項1記載の方法を実現するための装置であり、
請求項1記載の照射ステップ、撮影ステップ、加算ステ
ップ、表示ステップ、および移動ステップにそれぞれ対
応する機能を持つ光源、カメラ、画像加算手段、モニ
タ、および移動機構を有することを特徴としている。
【0010】このような請求項1、3記載の方法および
装置によれば、垂直方向および水平方向のライン光を位
置合わせ基準として、被対象物の加算画像中の複数の輪
郭像の重なり具合をモニタで観察することにより、被対
象物の位置ずれ量をリアルタイムで監視することができ
る。そして、モニタに表示されたその加算画像を観察し
ながら、必要に応じて被対象物を適宜移動させることに
より、被対象物の中心を迅速かつ正確に位置決めするこ
とができる。また、位置ずれ量の測定作業を接触方式で
はなく非接触方式で行うため、誤操作により測定系が破
損する可能性はない。
【0011】次に、請求項2記載のアライメント方法
は、請求項1記載の方法において、撮影ステップ、加算
ステップ、表示ステップ、および移動ステップの内容を
限定したことを特徴としている。すなわち、撮影ステッ
プは、被対象物の端面に関して垂直方向における複数の
輪郭像をそれぞれ撮影する垂直方向撮影ステップと、被
対象物の端面に関して水平方向における複数の輪郭像を
それぞれ撮影する水平方向撮影ステップを含む。また、
加算ステップは、垂直方向撮影ステップにおいて得られ
た垂直方向における複数の輪郭像を加算して垂直方向の
加算画像を得る垂直方向加算ステップと、水平方向撮影
ステップにおいて得られた水平方向における複数の輪郭
像を加算して水平方向の加算画像を得る水平方向加算ス
テップを含む。そして、表示ステップは、垂直方向加算
ステップにおいて得られた垂直方向の加算画像をモニタ
に表示する垂直方向表示ステップと、水平方向加算ステ
ップにおいて得られた水平方向の加算画像をモニタに表
示する水平方向表示ステップを含む。さらに、移動ステ
ップは、垂直方向の加算画像中の複数の輪郭像が重なっ
ていない場合に、それらの輪郭像が重なるように被対象
物を垂直方向に移動させる垂直移動ステップと、水平方
向の加算画像中の複数の輪郭像が重なっていない場合
に、それらの輪郭像が重なるように被対象物を水平方向
に移動させる水平移動ステップを含む。
【0012】また、請求項4記載のアライメント装置
は、請求項2記載の方法を実現するための装置であり、
請求項3記載の装置におけるカメラ、画像加算手段、モ
ニタ、および移動機構が、請求項2記載の撮影ステッ
プ、加算ステップ、表示ステップ、および移動ステップ
にそれぞれ対応する機能を持つことを特徴としている。
【0013】このような請求項2、4記載の方法および
装置によれば、被対象物の垂直方向の加算画像と水平方
向の加算画像の各々について、複数の輪郭像の重なり具
合をモニタで観察することにより、被対象物の垂直方向
の位置ずれ量と水平方向の位置ずれ量をそれぞれリアル
タイムで監視することができる。そして、モニタに表示
されたその垂直方向の加算画像と水平方向の加算画像を
観察しながら、必要に応じて被対象物を垂直方向および
水平方向に適宜移動させることにより、被対象物の中心
を迅速かつ正確に位置決めすることができる。この場
合、垂直方向の加算画像を観察しながらリアルタイムで
垂直方向の位置決めを行うことができると共に、水平方
向の加算画像を観察しながらリアルタイムで水平方向の
位置決めを行うことができるため、位置決め作業を極め
て容易に行うことができる。
【0014】続いて、請求項5記載のアライメント装置
は、請求項3または4記載の装置において、光源がレー
ザ光源であり、カメラがCCDカメラであることを特徴
としている。本発明において、光源やカメラの具体的な
構成は適宜選択可能であるが、精度や位置決め、配置
等、実用性の観点からは、一般的にはレーザ光源とCC
Dカメラを使用することが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下には、本発明による代表的な
実施の形態として、アライメント装置とそれを使用した
アライメント作業手順について、図1〜図4を参照して
具体的に説明する。
【0016】[1.アライメント装置の構成]図1は、
アライメント装置の構成を示すブロック図である。この
図1に示すように、アライメント装置10は、位置検出
機構11、モニタ部12、および移動機構13から構成
されている。
【0017】このうち、位置検出機構11は、大口径パ
イプ1端面に対して、位置合わせ基準として垂直方向お
よび水平方向のライン光を照射するための2台のレーザ
光源21,22と、大口径パイプ1の端面に関してその
垂直方向における上下2箇所と水平方向における左右2
箇所のそれぞれの画像を撮影するための4台のCCDカ
メラ31〜34から構成されている。そして、これらの
レーザ光源21,22およびCCDカメラ33〜34
は、支持体11aによって支持される。図2は、このよ
うな位置検出機構11を大口径パイプ1端面に対してセ
ットした状態を示す説明図である。
【0018】また、モニタ部12は、上下2台のCCD
カメラ31,33の画像を合成するための垂直方向用の
画像加算器41と左右2台のCCDカメラ32,34の
画像を合成するための水平方向用の画像加算器42、お
よびこれらの画像加算器41,42による加算画像をそ
れぞれ表示する垂直方向表示用と水平方向表示用の2台
のテレビモニタ51,52から構成されている。
【0019】なお、移動機構13は、大口径パイプ1を
垂直方向および水平方向に機械的に微動させるための機
構である。この移動機構13としては、大口径パイプ1
を微動させるために従来から使用されている周知の各種
の移動機構を適宜使用可能である。
【0020】[2.アライメント作業手順]アライメン
ト作業に当たっては、まず、図2に示すように、対象と
なる大口径パイプ11端面に対向するように位置検出機
構11を配置し、レーザ光源21,22により、大口径
パイプ1端面の位置合わせ基準として、垂直方向ライン
光101および水平方向ライン光102を照射してお
く。次に、これらのライン光101,102の交差点を
合わせ中心110として、4台のCCDカメラ31〜3
4がこの合わせ中心110と等距離となるように垂直方
向および水平方向に等配置する。そして、これらの4台
のCCDカメラ31〜34により、大口径パイプ1端面
の輪郭と、この端面に照射されるライン光101,10
2を観察する。
【0021】この時、CCDカメラ31〜34は具体的
には次のような向きで配置されている。すなわち、垂直
方向上部のCCDカメラ31に対し、下部のCCDカメ
ラ33はその向きを180°回転した状態でセットされ
ており、また、水平方向において大口径パイプ1に向か
って右のCCDカメラ32に対し、左のCCDカメラ3
4はその向きを180°回転した状態でセットされてい
る。
【0022】図3は、4台のCCDカメラ31〜34に
よる大口径パイプ1の観察エリア111〜114をそれ
ぞれ示す説明図である。また、図4は、4台のCCDカ
メラ31〜34による観察エリア111〜114の観察
画像121〜124の画像処理手順を説明する説明図で
ある。すなわち、図2に示す垂直方向上部のCCDカメ
ラ31は、図3に示すような大口径パイプ1の垂直方向
上部の輪郭部分を観察エリア111として、図4に示す
ような観察画像121を撮影するようになっている。そ
して、水平方向右側のCCDカメラ32は、観察エリア
112の観察画像122を撮影する。同様に、垂直方向
下部のCCDカメラ33は、観察エリア113の観察画
像123を撮影し、水平方向左側のCCDカメラ34
は、観察エリア114の観察画像124を撮影する。
【0023】そして、このように、各CCDカメラ31
〜34で撮影された観察画像121〜124を、図4に
示すようにして順次処理する。まず、垂直方向2台のC
CDカメラ31,33の観察画像121,123を垂直
方向用の画像加算器41で加算し、その加算画像131
を垂直方向表示用のテレビモニタ51に表示すると共
に、水平方向2台のCCDカメラ32,34の観察画像
122,124を水平方向用の画像加算器42で加算
し、その加算画像132をテレビモニタ52に表示す
る。
【0024】この後、垂直方向表示用のテレビモニタ5
1を観察しながら移動機構13を操作することにより、
図4中に加算画像141として示すように画面内の輪郭
像が重なるように大口径パイプ1を上下動作させる。そ
れと共に、水平方向表示用のテレビモニタ52を観察し
ながら移動機構13を操作することにより、図4中に加
算画像142と示すように画面内の輪郭像が重なるよう
に大口径パイプ1を左右動作させる。そして、両方のテ
レビモニタ51,52の画面中の輪郭像がそれぞれ重な
った時点で大口径パイプ1の片端のアライメントが終了
する。さらに、大口径パイプ1のもう一端についても、
上記と同様のアライメント作業を行うことにより、大口
径パイプ1全体のアライメントを完了することができ
る。
【0025】[3.作用および効果]以上のように、本
実施の形態によれば、大口径パイプ1の垂直方向と水平
方向の加算画像を垂直方向表示用と水平方向表示用のテ
レビモニタ51,52でそれぞれ表示し、複数の輪郭像
の重なり具合をそれぞれ観察することにより、大口径パ
イプ1の垂直方向と水平方向の位置ずれ量をそれぞれリ
アルタイムで監視することができる。そして、垂直方向
の加算画像を観察しながらリアルタイムで垂直方向の位
置決めを行うことができると共に、水平方向の加算画像
を観察しながらリアルタイムで水平方向の位置決めを行
うことができるため、アライメント作業を極めて容易
に、能率的に実現できる。しかも、位置ずれ量の測定作
業を、従来のような変位計4を用いた接触方式ではな
く、CCDカメラ31〜34を用いた非接触方式で行う
ため、誤操作によりCCDカメラ等の測定系が破損する
可能性もなく、信頼性が高い。
【0026】[4.他の実施の形態]なお、本発明は、
前記実施の形態に限定されるものではなく、光源やカメ
ラ、画像加算手段、モニタ、および移動機構等の具体的
な構成は自由に選択可能である。例えば、前記実施の形
態においては、垂直方向観察用と水平方向観察用として
2台のテレビモニタ51,52を使用しているが、垂直
方向と水平方向の計4画像を全て加算して1台のテレビ
モニタに表示してもよい。
【0027】さらに、前記の説明においては、テレビモ
ニタの画面を見ながら移動機構を手動で操作する場合に
ついて説明したが、加算画像の輪郭像が重なるように移
動機構を自動制御する構成も可能である。この場合に
は、アライメント作業者は、テレビモニタ上で被対象物
の位置調整の経緯を確認するだけでよいため、アライメ
ント作業が極めて容易になる。
【0028】また、光源としては、各種の光源を使用可
能であるが、レーザ光源は、明瞭なライン光を高い精度
で照射できる上、位置決めや配置も容易である等、実用
性が高いことから、前記実施の形態のように、一般的に
はレーザ光源を使用することが望ましい。そしてまた、
カメラについても、各種のカメラを使用可能であるが、
CCDカメラは、被対象物を高い精度で撮影できる上、
位置決めや配置も容易であり、コスト面でも有利である
等、実用性が高いことから、前記実施の形態のように、
一般的にはCCDカメラを使用することが望ましい。
【0029】一方、前記の説明においては、大口径パイ
プを被対象物として説明したが、本発明によるアライメ
ント方法と装置は、大口径パイプ以外の各種の被対象物
に対して同様に適用可能である。例えば、被対象物は、
パイプ形状に限定されるものではなく、円柱などの円筒
形状を成すものであればよい。すなわち、本発明のアラ
イメント方法と装置は、上下が対称でかつ左右が対称の
形状を持つ各種の被対象物に対して同様に適用可能であ
り、同様に優れた効果が得られるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大口径パイプの位置ずれ量をリアルタイムで監視できる
ため、アライメント作業の簡略化と作業時間の短縮化を
実現すると共に、測定時の誤操作によって測定系が破損
するのを回避可能な、能率的で信頼性の高いアライメン
ト方法とその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による代表的な実施の形態に係るアライ
メント装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の位置検出機構を大口径パイプ端面に対し
てセットした状態を示す説明図である。
【図3】図1のCCDカメラによる大口径パイプの観察
エリアを示す正面図である。
【図4】図1のCCDカメラによる観察エリアの観察画
像の画像処理手順を説明する説明図である。
【図5】従来のアライメント方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1…大口径パイプ 2…回転盤 3…アーム 4…変位計 10…アライメント装置 11…位置検出機構 11a…支持体 12…モニタ部 13…移動機構 21,22…レーザ光源 31〜34…CCDカメラ 41,42…画像加算器 51,52…テレビモニタ 101,102…ライン光 110…合わせ中心 111〜114…観察エリア 121〜124…観察画像 131,132,141,142…加算画像

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被対象物の中心を位置決めするアライメ
    ント方法において、 前記被対象物に対して、位置合わせ基準として垂直方向
    および水平方向のライン光を照射する照射ステップと、 前記被対象物の端面に関して複数の輪郭像と前記ライン
    光を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップにおいて撮影された複数の輪郭像を加
    算して加算画像を得る加算ステップと、 前記加算ステップにおいて得られた加算画像をモニタに
    表示する表示ステップと、 前記モニタに表示された加算画像中の複数の輪郭像が重
    なっていない場合に、それらの輪郭像が重なるように前
    記被対象物を移動させる移動ステップを有することを特
    徴とするアライメント方法。
  2. 【請求項2】 前記撮影ステップは、前記被対象物の端
    面に関して垂直方向における複数の輪郭像をそれぞれ撮
    影する垂直方向撮影ステップと、前記被対象物の端面に
    関して水平方向における複数の輪郭像をそれぞれ撮影す
    る水平方向撮影ステップを含み、 前記加算ステップは、前記垂直方向撮影ステップにおい
    て得られた垂直方向における複数の輪郭像を加算して垂
    直方向の加算画像を得る垂直方向加算ステップと、前記
    水平方向撮影ステップにおいて得られた水平方向におけ
    る複数の輪郭像を加算して水平方向の加算画像を得る水
    平方向加算ステップを含み、 前記表示ステップは、前記垂直方向加算ステップにおい
    て得られた垂直方向の加算画像をモニタに表示する垂直
    方向表示ステップと、前記水平方向加算ステップにおい
    て得られた水平方向の加算画像をモニタに表示する水平
    方向表示ステップを含み、 前記移動ステップは、前記垂直方向の加算画像中の複数
    の輪郭像が重なっていない場合に、それらの輪郭像が重
    なるように前記被対象物を垂直方向に移動させる垂直移
    動ステップと、前記水平方向の加算画像中の複数の輪郭
    像が重なっていない場合に、それらの輪郭像が重なるよ
    うに前記被対象物を水平方向に移動させる水平移動ステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1記載のアライメン
    ト方法。
  3. 【請求項3】 被対象物の中心を位置決めするアライメ
    ント装置において、 前記被対象物に対して、位置合わせ基準として垂直方向
    および水平方向のライン光を照射する光源と、 前記被対象物の端面に関して複数の輪郭部分と前記ライ
    ン光を撮影するカメラと、 前記カメラによって撮影された複数の輪郭像を加算して
    加算画像を得る画像加算手段と、 前記画像加算手段によって得られた加算画像を表示する
    モニタと、 前記モニタに表示された加算画像中の複数の輪郭像が重
    なるように前記被対象物を垂直方向および水平方向に機
    械的に移動可能な移動機構を有することを特徴とするア
    ライメント装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラは、前記被対象物の端面に関
    して垂直方向における複数の輪郭像をそれぞれ撮影する
    垂直方向用の複数のカメラと、前記被対象物の端面に関
    して水平方向における複数の輪郭像をそれぞれ撮影する
    水平方向用の複数のカメラを含み、 前記画像加算手段は、前記垂直方向用の複数のカメラに
    よって得られた垂直方向における複数の輪郭像を加算し
    て垂直方向の加算画像を得る垂直方向用の画像加算器
    と、前記水平方向用の複数のカメラによって得られた水
    平方向における複数の輪郭像を加算して水平方向の加算
    画像を得る水平方向用の画像加算器を含み、 前記モニタは、前記垂直方向用の画像加算器によって得
    られた垂直方向の加算画像を表示する垂直方向用のモニ
    タと、前記水平方向用の画像加算器によって得られた水
    平方向の加算画像を表示する水平方向用のモニタを含
    み、 前記移動機構は、前記垂直方向の加算画像中の複数の輪
    郭像が重なっていない場合に、それらの輪郭像が重なる
    ように前記被対象物を垂直方向に移動させる機能と、前
    記水平方向の加算画像中の複数の輪郭像が重なっていな
    い場合に、それらの輪郭像が重なるように前記被対象物
    を水平方向に移動させる機能を有することを特徴とする
    請求項3記載のアライメント装置。
  5. 【請求項5】 前記光源はレーザ光源であり、前記カメ
    ラはCCDカメラであることを特徴とする請求項3また
    は4記載のアライメント装置。
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