JP2000146316A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2000146316A
JP2000146316A JP10321034A JP32103498A JP2000146316A JP 2000146316 A JP2000146316 A JP 2000146316A JP 10321034 A JP10321034 A JP 10321034A JP 32103498 A JP32103498 A JP 32103498A JP 2000146316 A JP2000146316 A JP 2000146316A
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JP
Japan
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condenser
liquid
receiver
liquid receiver
compressor
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Withdrawn
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JP10321034A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakurai
隆 櫻井
Kenichiro Katogi
健一郎 加藤木
Tomio Tsuchiya
富雄 土屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受液器内の液冷媒の再過熱を防止するとともに
過冷却度を大きくして、冷凍能力を拡大するとともに圧
縮機の信頼性を向上させ、装置としての性能を向上させ
た冷凍装置を提供する。 【解決手段】HFC系冷媒が封入され、少なくとも、凝
縮器2、受液器3および過冷却器4を空冷式の凝縮ユニ
ットAとして室外に配置するようにした空冷セパレート
式の冷凍装置において、HFC系冷媒が凝縮器2、受液
器3および過冷却器4の順に通過するように凝縮器2、
受液器3および過冷却器4を接続し、かつ、前記受液器
3を、凝縮器2および過冷却器4を通過した冷却風の通
路から隔離するように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空冷セパレート式
の冷凍装置にかかり、特に、HFC系冷媒の適用に好適
な冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空冷セパレート式の冷凍装置として、た
とえば、特開平8−159568号公報に開示された冷
凍装置が提案されている。この冷凍装置は、受液器を熱
交換器と送風機を有する空冷凝縮器ユニットを屋外に配
置し、圧縮機を有する圧縮機ユニットを屋内に配置する
構成になっている。
【0003】そして、前記圧縮機ユニットに、キャピラ
リチューブを介して圧縮機内に冷媒液を噴射させ、圧縮
機から吐出されるガス冷媒の温度を低下させる液インジ
ェクション機構を設けることにより、アキュムレータを
廃止し、圧縮機ユニットの小型化、サービススペースの
確保などを図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】R404A、R507
Aなどの冷凍装置用のHFC系の冷媒は、R22などの
HCFC系の冷媒に比べ、凝縮液冷媒が過冷却されにく
く、たとえば、R404AではR22と同等の過冷却度
を得るために必要な熱交換量が約2倍になる。一方、R
404Aは、R22と比べて蒸発器側の潜熱が約7割と
小さいため、冷凍能力を拡大するには過冷却度を大きく
することが必要になる。
【0005】また、凝縮液冷媒で圧縮機の吐出ガス冷媒
の冷却を行う液インジェクション方式において、その信
頼性を向上させるためには、安定した過冷却液冷媒を圧
縮機の中間圧部分に供給することが必要になる。
【0006】しかし、前記の冷凍装置においては、熱交
換器と受液器の配置によっては、受液器が熱交換器を通
過して過熱された空気にさらされ、受液器内の液冷媒が
再過熱される恐れがある。
【0007】前記の事情に鑑み、本発明の目的は、受液
器内の液冷媒の再過熱を防止するとともに過冷却度を大
きくして、冷凍能力を拡大するとともに圧縮機の信頼性
を向上させ、装置としての性能を向上させた冷凍装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明は、HFC系冷媒が
封入され、少なくとも、凝縮器、受液器および過冷却器
を空冷式の凝縮ユニットとして室外に配置するようにし
た空冷セパレート式の冷凍装置において、HFC系冷媒
が、凝縮器、受液器および過冷却器の順に通過するよう
に凝縮器、受液器および過冷却器を接続し、かつ、前記
受液器を、凝縮器および過冷却器を通過した冷却風の通
路から隔離するように配置した。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記受液器を、少なくとも凝縮
器の吸い込み側に配置した。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、前記受液器を、凝縮器および
過冷却器と仕切板により隔離した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2は本発明の第1の
実施の形態を示すもので、図1は、空冷セパレート式の
冷凍装置の構成図、図2は、図1における凝縮器ユニッ
トの構造図である。
【0012】同図において、1は圧縮機。2は凝縮器
で、圧縮機1の吐出口に接続されている。3は受液器
で、凝縮器2の出口に接続されている。4は過冷却器
で、受液器3の出口に接続されている。5はドライヤ
で、過冷却器4の出口に接続されている。6はサイトグ
ラスで、ドライヤ5の出口に接続されている。
【0013】7は電磁弁で、サイトグラス6の出口に接
続されている。8は膨張弁で、電磁弁7の出口に接続さ
れている。9は蒸発器で、膨張弁8の出口に接続されて
いる。10はアキュムレータで、蒸発器9の出口に接続
され、アキュムレータ10の出口は圧縮機1の吸い込み
口に接続されている。
【0014】11は液インジェクション配管で、ドライ
ヤ5とサイトグラス6の間から分岐され、その一端が圧
縮機1に接続されている。12は電磁弁で、液インジェ
クション配管11の途中に設けられている。13は電子
膨張弁で、液インジェクション配管11の電磁弁12と
圧縮機1の間に設けられている。
【0015】Aは凝縮器ユニットで、凝縮器2、受液器
3、過冷却器4および冷却ファン14を備え、受液器3
が凝縮器2および過冷却器4の風上に位置するように配
置されている。
【0016】Bは圧縮機ユニットで、圧縮機1、ドライ
ヤ5、サイトグラス6、アキュムレータ10、液インジ
ェクション配管11、電磁弁12および電子膨張弁13
を備えている。
【0017】Cは低圧側機器ユニットで、電磁弁7、膨
張弁8、蒸発器9を備えている。そして、前記凝縮器ユ
ニットA、圧縮機ユニットBおよび低圧側機器ユニット
Cは、それぞれ配管接続部15、16、17、18で接
続されている。
【0018】このような構成で、圧縮機1から吐出され
たガス冷媒は、凝縮器2に流入して冷却ファン14から
吹き出される冷却風により冷却されて液冷媒となり、受
液器3に流入する。受液器3から流出した液冷媒は、過
冷却器4を通り過冷却された後、ドライヤ5、サイトグ
ラス6、電磁弁7および膨張弁8を通り蒸発器9に流入
して蒸発して、蒸発器9の設置された空間を冷却する。
【0019】蒸発器9から流出したガス冷媒もしくは気
液2相の冷媒は、アキュムレータ10に流入した後、ガ
ス冷媒が圧縮機1に吸引され、圧縮される。この時、蒸
発器9に向かう液冷媒の一部が、ドライヤ5とサイトグ
ラス6の間から分岐された液インジェクション配管11
を通り、圧縮機1に噴出してガス冷媒の温度を下げるこ
とにより、圧縮機1から吐出されるガス冷媒の温度を低
下させている。
【0020】そして、凝縮器ユニットAでは、冷却ファ
ン14から吹き出された冷却風が、まず、受液器3に当
り受液器3を冷却した後、凝縮器2および過冷却器4に
当ってそれぞれを冷却する。したがって、凝縮器2を通
り温度上昇した冷却風が受液器3に当り受液器3を再過
熱することがないので、液冷媒の過冷却させることがで
きる。
【0021】したがって、受液器3内の液冷媒の再過熱
を防止するとともに過冷却度を大きくして、冷凍能力を
拡大するとともに圧縮機の信頼性を向上させ、冷凍装置
としての性能を向上させることができる。
【0022】図3および図4は本発明の第2の実施の形
態を示すもので、図3は、空冷セパレート式の冷凍装置
における凝縮器ユニットの構成図、図4は、図3におけ
る凝縮器ユニットを実機に適用した場合の構造図であ
る。
【0023】同図において、図1および図2と同じもの
は同じ符号を付けて示してある。19は仕切板で、凝縮
器ユニットA内に配置され、凝縮器2、過冷却機4およ
び冷却ファン14の設置領域と受液器3の設置領域を区
分している。
【0024】このような構成とすることにより、凝縮器
2を通過して加熱された冷却風が受液器3に当ることが
ないので、受液器3内の液冷媒が凝縮器2で加熱された
冷却風により再加熱されることがない。
【0025】したがって、前記実施の形態と同様に、受
液器3内の液冷媒の再過熱を防止するとともに過冷却度
を大きくして、冷凍能力を拡大するとともに圧縮機の信
頼性を向上させ、冷凍装置としての性能を向上させるこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、H
FC系冷媒が封入され、少なくとも、凝縮器、受液器お
よび過冷却器を空冷式凝縮ユニットとして室外に配置す
るようにした空冷セパレート式の冷凍装置において、H
FC系冷媒が凝縮器、受液器および過冷却器の順に通過
するように凝縮器、受液器および過冷却器を接続し、か
つ、前記受液器を、凝縮器に流れる冷却風の風上に配置
し、もしくは仕切板により冷却風の通路から隔離するよ
うに配置したので、十分に凝縮した乾き度0の液冷媒を
過冷却器に導き、過冷却器における伝熱効率を向上さ
せ、過冷却度を大きくして、冷凍能力を拡大するととも
に圧縮機の信頼性を向上させ、冷凍装置としての性能を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空冷セパレート式の冷凍装置の構成図。
【図2】図1における凝縮器ユニットを実機に適用した
場合の構造図で、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図3】空冷セパレート式の冷凍装置における凝縮器ユ
ニットの構成図。
【図4】図3における凝縮器ユニットを実機に適用した
場合の構造図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
【符号の説明】
A…凝縮ユニット、2…凝縮器、3…受液器、4…過冷
却器、19…仕切板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】HFC系冷媒が封入され、少なくとも、凝
    縮器、受液器および過冷却器を空冷式の凝縮ユニットと
    して室外に配置するようにした空冷セパレート式の冷凍
    装置において、HFC系冷媒が凝縮器、受液器および過
    冷却器の順に通過するように凝縮器、受液器および過冷
    却器を接続し、かつ、前記受液器を、凝縮器および過冷
    却器を通過した冷却風の通路から隔離するように配置し
    たことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】前記受液器が、少なくとも凝縮器の吸い込
    み側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の冷凍装置。
  3. 【請求項3】前記受液器が、凝縮器および過冷却器と仕
    切板により隔離されていることを特徴とする請求項1に
    記載の冷凍装置。
JP10321034A 1998-11-11 1998-11-11 冷凍装置 Withdrawn JP2000146316A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180429A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
US7690211B2 (en) 2005-11-15 2010-04-06 Hitachi Appliances, Inc. Refrigerating apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7690211B2 (en) 2005-11-15 2010-04-06 Hitachi Appliances, Inc. Refrigerating apparatus
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