JP2000145431A - 流体加熱装置 - Google Patents
流体加熱装置Info
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- JP2000145431A JP2000145431A JP10335054A JP33505498A JP2000145431A JP 2000145431 A JP2000145431 A JP 2000145431A JP 10335054 A JP10335054 A JP 10335054A JP 33505498 A JP33505498 A JP 33505498A JP 2000145431 A JP2000145431 A JP 2000145431A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 45
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- 238000004299 exfoliation Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の流体加熱装置においては、配管の流体
流出口側にフィルターを設けていないので、発熱を休止
しているときに不純物が配管内部に入りこみ、配管の流
体流出口側付近の異常発熱や発熱線の腐食、短期断線を
してしまうという欠点があった。 【解決手段】 本発明の流体加熱装置においては、配管
の流体流出口側に不純物フィルターを設ける。
流出口側にフィルターを設けていないので、発熱を休止
しているときに不純物が配管内部に入りこみ、配管の流
体流出口側付近の異常発熱や発熱線の腐食、短期断線を
してしまうという欠点があった。 【解決手段】 本発明の流体加熱装置においては、配管
の流体流出口側に不純物フィルターを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は流体加熱装置、特
に、発熱停止時間が長い流体加熱装置に関するものであ
る。
に、発熱停止時間が長い流体加熱装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来のディーゼルエンジンの排
ガス浄化装置を示し、１は収納容器、２はこの収納容器
１内に配置した粒子除去フィルタ、３は排ガス流入口、
４は排ガス流出口、５は流体加熱装置であって、上記フ
ィルタ２を再生する場合には上記流体加熱装置５によっ
て加熱した空気等の流体を上記フィルタ２を通して流
し、フィルタ２を再生せしめている。
ガス浄化装置を示し、１は収納容器、２はこの収納容器
１内に配置した粒子除去フィルタ、３は排ガス流入口、
４は排ガス流出口、５は流体加熱装置であって、上記フ
ィルタ２を再生する場合には上記流体加熱装置５によっ
て加熱した空気等の流体を上記フィルタ２を通して流
し、フィルタ２を再生せしめている。
【０００３】なお、上記流体加熱装置５は、図２に示す
ように、ブロア６と、チューブ７と、ニップル８と、上
記収納容器１内に位置されるステンレススチールや石英
等の耐熱性を有する筒状配管９と、この筒状配管９内に
設けたニクロム線等の発熱線１０とより成る。
ように、ブロア６と、チューブ７と、ニップル８と、上
記収納容器１内に位置されるステンレススチールや石英
等の耐熱性を有する筒状配管９と、この筒状配管９内に
設けたニクロム線等の発熱線１０とより成る。
【０００４】なお、上記配管９の流体流入口９ａ側から
燃焼性を有するゴミその他の不純物が上記配管９内に流
入し、燃焼熱による異常発熱により配管９内の発熱線１
０が断線に至るのを防止するため上記配管９の流体流入
口９ａ側には不純物フィルター（図示せず）が設けられ
ている。
燃焼性を有するゴミその他の不純物が上記配管９内に流
入し、燃焼熱による異常発熱により配管９内の発熱線１
０が断線に至るのを防止するため上記配管９の流体流入
口９ａ側には不純物フィルター（図示せず）が設けられ
ている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記気体
加熱装置５は、フィルタ２の再生時以外は使用されず、
発熱線１０による発熱の休止時間が長く、この間に、上
記配管９のフィルターを有しない流体流出口９ｂ側か
ら、排ガス内に含まれる不純物、特に炭素類、油脂類が
上記配管９の内部に進入してしまい、この為に、発熱線
の通電開始後、上記不純物の燃焼熱による異常発熱や、
発熱部の耐食防止や電気絶縁の為に施している酸化膜の
還元による腐食増進や、電気絶縁破壊により発熱線が短
期に断線する事が多く、また、上記排ガスがブロワ５に
達することもあるため、これを防ぐためチューブ７にバ
ルブ１１を設ける必要があった。
加熱装置５は、フィルタ２の再生時以外は使用されず、
発熱線１０による発熱の休止時間が長く、この間に、上
記配管９のフィルターを有しない流体流出口９ｂ側か
ら、排ガス内に含まれる不純物、特に炭素類、油脂類が
上記配管９の内部に進入してしまい、この為に、発熱線
の通電開始後、上記不純物の燃焼熱による異常発熱や、
発熱部の耐食防止や電気絶縁の為に施している酸化膜の
還元による腐食増進や、電気絶縁破壊により発熱線が短
期に断線する事が多く、また、上記排ガスがブロワ５に
達することもあるため、これを防ぐためチューブ７にバ
ルブ１１を設ける必要があった。
【０００６】また、耐熱性バルブを配管の流体流出口側
に設けて流体流出口側を閉じておくことが考えられる
が、上記バルブの設置にはかなりのスペースを要し、駆
動系を必要とし、しかも昇温に伴う変形により密封性が
乏しくなる。
に設けて流体流出口側を閉じておくことが考えられる
が、上記バルブの設置にはかなりのスペースを要し、駆
動系を必要とし、しかも昇温に伴う変形により密封性が
乏しくなる。
【０００７】本発明はこのような欠点を除くようにした
ものである。
ものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の流体加熱装置
は、流体加熱用配管と、この配管に形成した流体流入口
及び流出口と、上記配管内に配置される発熱体と、上記
配管の流体流出口側に設けた不純物フィルターとよりな
ることを特徴とする。
は、流体加熱用配管と、この配管に形成した流体流入口
及び流出口と、上記配管内に配置される発熱体と、上記
配管の流体流出口側に設けた不純物フィルターとよりな
ることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【００１０】本発明においては、図１及び図２に示すよ
うに内部にニクロム線等の発熱線１を配置したステンレ
ススチールや石英ガラス等耐熱性を有する筒状配管９の
流体流出口９ｂ側に拡大筒状部１２を形成し、この拡大
筒状部１２内に従来既知の例えばセラミック製のハニカ
ム構造フィルター等の不純物フィルター１３を挿入せし
める。
うに内部にニクロム線等の発熱線１を配置したステンレ
ススチールや石英ガラス等耐熱性を有する筒状配管９の
流体流出口９ｂ側に拡大筒状部１２を形成し、この拡大
筒状部１２内に従来既知の例えばセラミック製のハニカ
ム構造フィルター等の不純物フィルター１３を挿入せし
める。
【００１１】本発明の流体加熱装置は、上記のような構
成であるから、ブロア６によって送り出された空気は筒
状配管９内で発熱線１０からの熱によって加熱され、更
に発熱線１や加熱された空気からの熱で昇温しているフ
ィルター１３によっても加熱される。また、フィルター
１３を通る際に空気の流れは安定し、断面方向の温度む
らが減少する。
成であるから、ブロア６によって送り出された空気は筒
状配管９内で発熱線１０からの熱によって加熱され、更
に発熱線１や加熱された空気からの熱で昇温しているフ
ィルター１３によっても加熱される。また、フィルター
１３を通る際に空気の流れは安定し、断面方向の温度む
らが減少する。
【００１２】即ち、配管９内の空気の流れは、一般に乱
流であるが、フィルター１３を通過する際の圧力損失に
よって加速が減少し、規則正しい流れとなる。
流であるが、フィルター１３を通過する際の圧力損失に
よって加速が減少し、規則正しい流れとなる。
【００１３】また、発熱線１０による発熱を休止してい
る時に配管９の流体流出口９ｂ側から不純物１４を含む
排ガスが配管９内に流入することがないので、配管９の
流体流出口９ｂ側付近の異常発熱や発熱線１０の腐食、
短期断線等を押さえることができる。
る時に配管９の流体流出口９ｂ側から不純物１４を含む
排ガスが配管９内に流入することがないので、配管９の
流体流出口９ｂ側付近の異常発熱や発熱線１０の腐食、
短期断線等を押さえることができる。
【００１４】また、上記実施例においては、排ガスがブ
ロワ６に達することがないので従来必要とされたバルブ
１１を不要ならしめることができる。
ロワ６に達することがないので従来必要とされたバルブ
１１を不要ならしめることができる。
【００１５】本発明の流体加熱装置は、上記の構成であ
るから流体流出口側からの不純物の進入を防止出来る
為、異常燃焼に伴う断線や、保護酸化膜の還元による脱
落を防止出来、又、フィルター自身が発熱線により加熱
された流体からの熱伝達の他、発熱線からの輻射熱を受
けて昇温し、熱効率が上昇する他、整流の役割も果たす
ので、発熱線のうち、高温側となる流出口付近の流体の
流れが安定し、断面方向の温度ムラが減少する為、この
事も延命に寄与させる事が出来る。
るから流体流出口側からの不純物の進入を防止出来る
為、異常燃焼に伴う断線や、保護酸化膜の還元による脱
落を防止出来、又、フィルター自身が発熱線により加熱
された流体からの熱伝達の他、発熱線からの輻射熱を受
けて昇温し、熱効率が上昇する他、整流の役割も果たす
ので、発熱線のうち、高温側となる流出口付近の流体の
流れが安定し、断面方向の温度ムラが減少する為、この
事も延命に寄与させる事が出来る。
【００１６】
【発明の効果】上記のように本発明の流体加熱装置によ
れば、その寿命を大きく延ばすことができる大きな利益
がある。
れば、その寿命を大きく延ばすことができる大きな利益
がある。
【図１】本発明の流体加熱装置を用いた排ガス浄化装置
の縦断側面図である。
の縦断側面図である。
【図２】本発明の流体加熱装置の縦断側面図である。
【図３】従来の流体加熱装置を用いた排ガス浄化装置の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図４】従来の流体加熱装置の縦断側面図である。
１ 収納容器 ２ 粒子除去フィルタ ３ 排ガス流入口 ４ 排ガス流出口 ５ 気体加熱装置 ６ ブロア ７ チューブ ８ ニップル ９ 配管 ９ａ 流体流入口 ９ｂ 流体流出口 １０ 発熱線 １１ バルブ １２ 拡大筒状部 １３ フィルター
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１１月３０日（１９９９．１１．
３０）
３０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】なお、上記流体加熱装置５は、図４に示す
ように、ブロア６と、チューブ７と、ニップル８と、上
記収納容器１内に位置されるステンレススチールや石英
等の耐熱性を有する筒状配管９と、この筒状配管９内に
設けたニクロム線等の発熱線１０とより成る。
ように、ブロア６と、チューブ７と、ニップル８と、上
記収納容器１内に位置されるステンレススチールや石英
等の耐熱性を有する筒状配管９と、この筒状配管９内に
設けたニクロム線等の発熱線１０とより成る。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の流体加熱装置
は、排ガス浄化装置内のフィルターを再生するための流
体加熱装置であって、上記排ガス浄化装置の収納容器内
に配置した流体加熱用配管と、この配管に形成した加熱
流体流入口及び流出口と、上記配管内に配置される発熱
体と、上記配管の加熱流体流出口側に設けた不純物フィ
ルターとよりなることを特徴とする。
は、排ガス浄化装置内のフィルターを再生するための流
体加熱装置であって、上記排ガス浄化装置の収納容器内
に配置した流体加熱用配管と、この配管に形成した加熱
流体流入口及び流出口と、上記配管内に配置される発熱
体と、上記配管の加熱流体流出口側に設けた不純物フィ
ルターとよりなることを特徴とする。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】本発明においては、図１及び図２に示すよ
うに内部にニクロム線等の発熱線１０を配置したステン
レススチールや石英ガラス等耐熱性を有する筒状配管９
の加熱流体流出口９ｂ側に拡大筒状部１２を形成し、こ
の拡大筒状部１２内に従来既知の例えばセラミック製の
ハニカム構造フィルター等の不純物フィルター１３を挿
入せしめる。
うに内部にニクロム線等の発熱線１０を配置したステン
レススチールや石英ガラス等耐熱性を有する筒状配管９
の加熱流体流出口９ｂ側に拡大筒状部１２を形成し、こ
の拡大筒状部１２内に従来既知の例えばセラミック製の
ハニカム構造フィルター等の不純物フィルター１３を挿
入せしめる。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】本発明の流体加熱装置は、上記のような構
成であるから、ブロア６によって送り出された空気は筒
状配管９内で発熱線１０からの熱によって加熱され、更
に発熱線１０や加熱された空気からの熱で昇温している
フィルター１３によっても加熱される。また、フィルタ
ー１３を通る際に空気の流れは安定し、断面方向の温度
むらが減少する。
成であるから、ブロア６によって送り出された空気は筒
状配管９内で発熱線１０からの熱によって加熱され、更
に発熱線１０や加熱された空気からの熱で昇温している
フィルター１３によっても加熱される。また、フィルタ
ー１３を通る際に空気の流れは安定し、断面方向の温度
むらが減少する。
Claims (1)
- 【請求項１】 流体加熱用配管と、この配管に形成した
流体流入口及び流出口と、上記配管内に配置される発熱
体と、上記配管の流体流出口側に設けた不純物フィルタ
ーとよりなることを特徴とする流体加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335054A JP3035847B1 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 流体加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335054A JP3035847B1 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 流体加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3035847B1 JP3035847B1 (ja) | 2000-04-24 |
| JP2000145431A true JP2000145431A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18284240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10335054A Expired - Fee Related JP3035847B1 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 流体加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035847B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011185528A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Matsui Mfg Co | 粉粒体材料の乾燥装置 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10335054A patent/JP3035847B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011185528A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Matsui Mfg Co | 粉粒体材料の乾燥装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3035847B1 (ja) | 2000-04-24 |
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