JP2000144403A - ロールフィルムへの成膜方法および成膜装置 - Google Patents

ロールフィルムへの成膜方法および成膜装置

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JP2000144403A
JP2000144403A JP10320116A JP32011698A JP2000144403A JP 2000144403 A JP2000144403 A JP 2000144403A JP 10320116 A JP10320116 A JP 10320116A JP 32011698 A JP32011698 A JP 32011698A JP 2000144403 A JP2000144403 A JP 2000144403A
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width direction
roll film
roll
gas
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Yoshihiro Oshima
宜浩 大島
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インラインにてロールフィルムの幅方向の中
心付近における反応性ガスの流量を調整し、上記幅方向
における膜厚分布形状を略平坦に調整する。 【解決手段】 反応性スパッタリングによるロールフィ
ルム50への成膜プロセスに際して用いる反応性ガス
を、ロールフィルム50の幅方向の両端部から中心付近
に向けて膜厚が厚くなる凸形状の膜厚分布が得られるよ
うに流量を調整して真空室2内の主パイプ8からロール
フィルム50の幅方向全体に亘って供給し(第1工
程)、次いで主パイプ8近傍の補助パイプ9によりロー
ルフィルム50の幅方向の中心付近のみ反応性ガスの流
量を増加して供給する(第2工程)。主パイプ8および
補助パイプ9へ導入する反応性ガスの流量調整を外部に
て行って、第1工程と第2工程とを成膜プロセスを中止
させることなく連続して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールフィルムへ
の成膜方法および成膜装置に関し、反応性スパッタリン
グによりロールフィルム上に例えば金属酸化膜や金属窒
化膜等の化合物薄膜を成膜するロールフィルムへの成膜
方法および成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幅広のロールフィルムへの成膜処
理には、例えば反応性スパッタリングによる成膜方法が
採用されている。この成膜方法は、ターゲットから成膜
材料をはじき出すプラズマを発生させるためのスパッタ
リングガスに加えて、ターゲットからはじき出された材
料と化学反応する反応性ガスを用いて、ロールフィルム
上に酸化膜や窒化膜等の化合物薄膜を成膜する方法であ
る。
【0003】上記のような反応性スパッタリングによる
成膜の実施には、スパッタロールコーターと呼ばれる成
膜装置が用いられている。この成膜装置には、反応性ス
パッタリングを行う真空室内に、成膜処理にあたってロ
ールフィルムを支持する成膜用ローラーや、成膜用ロー
ラーの周りに設けられた一対のスパッタカソード、一対
のスパッタカソード間に配置された反応性ガス吹き出し
用のガスパイプ等が設けられている。
【0004】図4は従来のガスパイプ付近を示す模式図
であり、(a)は側面図、(b)は断面図である。図4
に示すようにガスパイプ41は、一対の細長いスパッタ
カソード42、42間にて、スパッタカソード42に略
平行に配置されている。なお、スパッタカソード42
は、成膜用ローラーに支持されたロールフィルムの幅方
向全体に亘って設けられているとともに、その幅方向に
略平行に配置されたものである。よってガスパイプ41
も、ロールフィルムの幅方向全体に亘ってその幅方向に
略平行に配置されたものとなっている。
【0005】ガスパイプ41の両端側はそれぞれ、継手
43を介して真空室44に接続され、さらに外部のガス
供給系の一構成部材であるガス導入管45、46に接続
されている。また、ガスパイプ41には、長さ方向に間
隔をあけて例えば30個のガス吹き出し口41aが穿設
されている。ガス吹き出し口41aには、吹き出し孔4
7aを有するノズル47が装脱可能に取り付けられてお
り、このノズル47を交換することによって、実質的な
ガス吹き出し口41aの径を変更できるようになってい
る。
【0006】上記のようなガスパイプ41を備えた装置
による成膜では、ガス導入管45、46からガスパイプ
41に導入される反応性ガスの流量を調整することで、
ロールフィルムの幅方向全体の膜厚分布のバランスを調
整している。また、吹き出し口41aに取り付けられた
ノズル47の交換により、反応性ガスの流量分布、つま
り膜厚分布の微調整を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図4に示した成膜装置による成膜では、ガス吹き出し
口41aに取り付けられたノズル47の交換による反応
性ガスの流量の微調整を、成膜プロセス中、すなわちイ
ンラインで行うことができず、完全なオフラインでの作
業になる。このため、膜厚分布が成膜プロセス中に凸形
状や凹形状になってしまった場合には調整不可能であ
る。その実際の測定例を図5(a)、(b)、(c)に
示す。ここで、図5において横軸はロールフィルムの幅
方向における真空室のドア側の端部からの距離(mm)
であり、縦軸はユニフォミティ(%)の単位で示した膜
厚である。また実線は調整前、破線は調整後を示してい
る。
【0008】図5(a)に示すように、ロールフィルム
の幅方向における膜厚分布全体の形状が、若干右下がり
であるものの略平坦であれば、ガスパイプ41に接続さ
れたガス導入管45、46を流れる反応性ガスの流量調
整を行うことによって膜厚分布全体の傾きを補正するこ
とが可能である。
【0009】反応性スパッタリングによる成膜では、反
応性ガスの流量が多くなって分圧が高くなると、成膜速
度が遅くなり、実際に積層される膜厚が薄くなることが
知られている。しかも、従来の成膜装置ではガス導入管
45、46よりガスパイプ41の両端側から内部に反応
性ガスが導入されることから、ガスパイプ41の両端側
のガス分圧が高くなる傾向となる。このため、ガス導入
管45、46の流量調整により、図5(a)中矢印で示
すように膜厚分布の傾きを補正することができるのであ
る。
【0010】これに対して、図5(b)に示すようにロ
ールフィルムの幅方向の両端部から中心付近に向けて膜
厚が厚くなる凸形状の膜厚分布の場合や、図5(c)に
示すようにロールフィルムの幅方向の両端部から中心付
近に向けて膜厚が薄くなる凹形状の膜厚分布の場合に
は、従来の成膜装置がロールフィルムの幅方向の中心付
近におけるガス分圧をインラインにて調整できる手段を
備えていないため、成膜プロセス中にてこれ以上の調整
が不可能である。よって、成膜プロセスを中止してノズ
ル47の交換によるオフライン調整をせざるを得なくな
ってしまう。さらに、従来の装置では、何らかの理由に
より成膜プロセス中に膜厚分布が変化したような場合に
は、全くその対応が不可能になっている。
【0011】したがって、成膜プロセスを中止すること
なくインラインにてロールフィルムの幅方向の中心付近
における反応性ガスの流量を調整することができ、ロー
ルフィルムの幅方向における膜厚分布形状を略平坦に調
整できる技術の開発が切望されている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、本発明に係るロールフィルムへの成膜方法
は、反応性スパッタリングによるロールフィルムへの成
膜プロセスに際して用いる反応性ガスを、ロールフィル
ムの幅方向の両端部から中心付近に向けて膜厚が厚くな
る凸形状の膜厚分布が得られるように流量を調整してロ
ールフィルムの幅方向全体に亘って供給し(第1工
程)、次いでロールフィルムの幅方向の中心付近のみ反
応性ガスの流量を増加して供給する(第2工程)ように
なっている。このとき、第1工程と第2工程とを成膜プ
ロセスを中止させることなく連続して行う。
【0013】上記発明方法では、まず第1工程にて、ロ
ールフィルムの幅方向の両端部から中心付近に向けて膜
厚が厚くなる凸形状の膜厚分布を得た後に、第2工程に
て、ロールフィルムの幅方向の中心付近のみ反応性ガス
の流量を増加してその中心付近のガス分圧を高めること
から、第2工程にて、ロールフィルムの幅方向の両端部
に比較して中心付近の成膜速度が遅くなり、ロールフィ
ルムの幅方向の中心付近の膜厚が調整される。よってロ
ールフィルムの幅方向における膜厚分布形状が略平坦に
調整される。また第1工程と第2工程とを成膜プロセス
を中止させることなく連続して行うため、インラインに
て調整が行われて生産性が向上する。
【0014】また上記課題を解決するために、本発明に
係る成膜装置は、反応性スパッタリングを行う真空室
と、真空室内に設けられてロールフィルムを支持するた
めの支持部と、ロールフィルムが支持部に支持された際
にこのロールフィルムの幅方向全体に亘って配置される
ように真空室内に設けられた反応性ガス吹き出し用の主
パイプとを備えてなり、この主パイプが、その長さ方向
に間隔をあけてガス吹き出し口が穿設されかつその両端
側から内部に反応性ガスが導入されるものからなるもの
において、真空室内の主パイプの近傍には、主パイプの
長さ方向と略平行に反応性ガス吹き出し用の補助パイプ
が設けられ、補助パイプは、ロールフィルムが支持部に
支持された際のロールフィルムの幅方向の中心付近に対
応する位置に、ガス吹き出し口が補助パイプの長さ方向
に間隔をあけて穿設されたものからなる構成となってい
る。
【0015】上記発明装置では、ロールフィルムが支持
部に支持された際にロールフィルムの幅方向全体に亘っ
て配置されるように設けられた主パイプの近傍に、主パ
イプの長さ方向と略平行に反応性ガス吹き出し用の補助
パイプが設けられていることから、補助パイプもロール
フィルムの幅方向全体に亘って配置されたものとなる。
また補助パイプのロールフィルムの幅方向の中心付近に
対応する位置に、ガス吹き出し口が穿設されていること
から、補助パイプはロールフィルムの幅方向の中心付近
にのみ反応性ガスを吹き出すものとなっている。よっ
て、この装置を用いることにより、成膜プロセスを中止
することなくインラインにて、ロールフィルムの幅方向
の中心付近の膜厚を調整する上記発明方法を実施するこ
とが可能になるため、ロールフィルムの幅方向における
膜厚分布形状が略平坦となる成膜を行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロールフィル
ムへの成膜方法および成膜装置を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明に係る成膜装置の一実施形態の要部を
説明するための図であり、(a)は要部側面図、(b)
は要部断面図である。また図2は本発明に係る成膜装置
の一実施形態を示す概略構成図であり、(a)は前面
図、(b)は側面図である。
【0017】図2に示すようにこの成膜装置1は、真空
室2と、この真空室内2に設けられた巻き出しローラー
3、案内ローラー4、成膜用ローラー5、巻き取りロー
ラー6、スパッタカソード7、主パイプ8および補助パ
イプ9と、真空室2に接続されたガス供給系20および
排気系30と等を備えて構成されている。
【0018】真空室2は、所定の真空度に保たれて反応
性スパッタリングを行う処理室であり、例えば前面視し
た状態で略円形状をなしている。この真空室2の内部
は、例えば一部を除いて区画壁10により上下に区画さ
れており、上側の真空室2a内には巻き出しローラー
3、案内ローラー4および巻き取りローラー6が設けら
れ、下側の真空室2b内には成膜用ローラー5、スパッ
タカソード7、主パイプ8および補助パイプ9が設けら
れている。
【0019】巻き出しローラー3は、処理前の幅広のロ
ールフィルム50を装着するものである。また案内ロー
ラー4…は、巻き出しローラー3に装着されたロールフ
ィルム50を成膜用ローラー5に案内するとともに、成
膜ローラー5に巻かれた状態で成膜処理されたロールフ
ィルム50を巻き取りローラー6に案内するものであ
る。また成膜ローラー5は本発明における支持部となる
もので、成膜プロセス中のロールフィルム50を支持す
るためのものとなっている。さらにまた巻き取りローラ
ー6は、成膜処理されたロールフィルム50を巻き取る
ものとなっている。これらローラー3、4、5、6は互
いに、長さ方向を略平行にして設けられているが、前述
したように成膜ローラー5のみが下側の処理室2b内に
設置された状態となっている。
【0020】スパッタカソード7は、図1および図2に
示すごとく従来装置と同様に、表面にターゲットが設置
された細長い一対のものからなり、下側の真空室2b内
にて成膜用ローラー5の周りに設けられている。このと
き一対のスパッタカソード7、7は、成膜用ローラー5
に支持されたロールフィルム50の幅方向全体に亘っ
て、その幅方向と略平行になるように設けられている。
図2(a)では一例として、このような一対のスパッタ
カソード7、7が成膜用ローラー5を挟んで対向して設
けられている状態を示してある。
【0021】主パイプ8は、従来のガスパイプと同様に
構成されたもので、酸素や窒素等の反応性ガス吹き出し
用であり、一対の細長いスパッタカソード7、7間に
て、スパッタカソード7に略平行に配置されている。よ
って、主パイプ8も、ロールフィルム50の幅方向全体
に亘ってその幅方向に略平行に配置されたものとなって
いる。また主パイプ8には、長さ方向に間隔をあけて例
えば30個のガス吹き出し口8aが穿設されている。
【0022】ガス吹き出し口8aには、所定の径の吹き
出し孔11aを有するノズル11が装脱可能に取り付け
られており、このノズル11を交換することによって、
実質的なガス吹き出し口8aの径を変更でき、これによ
りガス吹き出し口8aから吹き出される反応性ガスの流
量の微調整を行うことが可能となっている。ノズル11
は、例えば真鍮等からなる金属製のネジであり、種々の
吹き出し孔11aの径のノズル11が用意される。
【0023】補助パイプ9は、下側の真空室2b内の主
パイプ8の近傍に,主パイプ8の長さ方向と略平行に設
けられた反応性ガス吹き出し用のものである。この補助
パイプ9は、ロールフィルム50が成膜用ローラー5に
支持された際のロールフィルム50の幅方向の中心付近
に対応する位置に、ガス吹き出し口9aが補助パイプ9
の長さ方向に間隔をあけて穿設されたものからなる。
【0024】ここでは、例えば、主パイプ8の両端から
それぞれ3個ずつガス吹き出し口8aを省いた状態に、
例えば24個のガス吹き出し口9aが間隔をあけて穿設
されている。また、例えば補助パイプ9は、主パイプ8
の成膜用ローラー5と反対の側に、補助パイプ9のガス
吹き出し口9aから吹き出される反応性ガスの流れが、
主パイプ8によって妨げられないように主パイプ8と平
行状態を保ちつつ主パイプ8から若干ずらした状態に設
けられている。またガス吹き出し孔9aは、ロールフィ
ルム50の幅方向の略中心付近にてまんべんなく反応性
ガスが行き渡るように例えば主パイプ8のガス吹き出し
孔8aの間隔(ピッチ)を半ピッチずらした状態でガス
吹き出し孔8aと同じ間隔で形成されている。
【0025】さらに補助パイプ9も、ガス吹き出し口9
aには、所定の径の吹き出し孔11aを有するノズル1
1が装脱可能に取り付けられており、このノズル11を
交換することによって、実質的なガス吹き出し口9aの
径を変更できるようになっている。これにより、補助パ
イプ9から吹き出される反応性ガスの流量の微調整を行
うことが可能となっている。これら主パイプ8の両端側
と、補助パイプ9の一端側とはそれぞれ、継手12を介
して真空室2に接続されている。そしてさらに、それぞ
れが外部の反応性ガスのガス供給系20に接続されてい
る。
【0026】本実施形態においては、補助パイプ9は、
接続部13を介して真空室2に接続されている。この接
続部13は、補助パイプ9を、その長さ方向の軸を中心
にして回動可能にかつ着脱可能に支持している。つまり
補助パイプ9は、360°自由に回動することが可能で
あり、これによって360°ガスの吹き出し方向を変え
ることができるものとなっている。また補助パイプ9
は、接続部13から取り外したり、接続部13に再び取
り付けることができるように設けられている。
【0027】ガス供給系20は、真空室2の外部にて主
パイプ8の両端側と、補助パイプ9の一端側とのそれぞ
れに接続するガス導入管21、22、23と、例えばバ
ルブ等からなるガス流量調整治具24と、ガスボンベ2
5と、ガス流量調整治具24のバルブ開閉度を制御する
制御部(図示略)と等から構成されたものである。ガス
流量調整治具24は、主パイプ8および補助パイプ9の
それぞれに対して設けられており、ガス導入管21、2
2を介して主パイプ8の両端側から主パイプ8内に導入
される反応性ガスの流量と、ガス導入管23を介して補
助パイプ9の一端側から補助パイプ9内に導入される反
応性ガスの流量とを独立して制御可能となっている。
【0028】よって、ガスボンベ25からガス導入管2
1、22に供給される反応性ガスの流量を調整すること
によって、主パイプ8から吹き出される反応性ガスの流
量を調整でき、これにより従来のガスパイプと同様に、
ロールフィルム50の幅方向全体の膜厚のバランスを調
整できるようになっている。またガスボンベ25からガ
ス導入管23に供給される反応性ガスの流量を調整する
ことによって、補助パイプ9から吹き出される反応性ガ
スの流量を調整でき、これによりロールフィルム50の
幅方向の中心付近における膜厚分布を調整できるように
なっている。
【0029】ガス供給系20における制御部は、例えば
真空室2内に設けられてロールフィルム50上に成膜さ
れつつある膜のロールフィルム50の幅方向の膜厚を測
定する膜厚計の測定結果(膜厚分布)に基づき、主パイ
プ8用、補助パイプ9用のそれぞれのガス流量調整治具
24におけるバルブ開閉度を制御するものである。ある
いは、予め調べられた成膜時間とロールフィルム50の
幅方向の膜厚分布との関係に基づいて主パイプ8用、補
助パイプ9用のそれぞれのガス流量調整治具24におけ
るバルブ開閉度を制御するものとなっている。
【0030】排気系30は、真空室2内を所定の真空度
にするためのものからなり、例えば油回転ポンプ、油拡
散ポンプ等の負圧源から構成されている。なお、図示し
ないが真空装置1には、スパッタリングガスを真空室2
内に供給する系が設けられている。
【0031】上記のように構成された成膜装置1では、
巻き出しローラー3に装着されたロールフィルム50
が、案内ローラー4を介して成膜用ローラー5に送られ
る。そして、スパッタリングガスのプラズマの衝突によ
りスパッタカソード7からはじき出された成膜材料がロ
ールフィルム50上に堆積して膜が形成されるととも
に、主パイプ8、補助パイプ9から供給された反応性ガ
スとロールフィルム50上の膜とが反応する反応性スパ
ッタリングにより連続的に成膜処理されて巻き取りロー
ラー6に巻き取られ、製品になる。これら一連の成膜プ
ロセスは、真空室2内にて行われる。
【0032】次に、成膜装置1を用いてロールフィルム
50上に成膜する方法に基づき、本発明に係るロールフ
ィルムへの成膜方法の一実施形態を説明する。
【0033】ロールフィルム50への成膜にあたって
は、まず、成膜に際して用いる反応性ガスを、ロールフ
ィルム50の幅方向の両端部から中心付近に向けて膜厚
が厚くなる凸形状の膜厚分布が得られるように流量を調
整してロールフィルム50の幅方向全体に亘って供給す
る(第1工程)。すなわち、成膜装置1の補助パイプ9
から真空室2内に反応性ガスを全く供給しない状態で、
主パイプ8からのみ反応性ガスを供給する。その際に、
ロールフィルム50の幅方向において凸形状の膜厚分布
が得られるように主パイプ8からの反応性ガスの流量を
調整する。
【0034】次いで、膜厚分布が凸形状の状態から、補
助パイプ9によりロールフィルム50の幅方向の中心付
近のみ反応性ガスの流量を増加して供給する(第2工
程)。第2工程の際には、ロールフィルム50の幅方向
全体に供給される反応性ガスの流量合計を一定として行
う。例えば、反応性ガスの合計の流量を100sccm
〔sccmは標準状態における体積流量(cm3
分)〕程度とした場合、主パイプ8からの流量を80s
ccm程度、補助パイプ9からの流量を20sccm程
度とする。また、補助パイプ9からの反応性ガスの流量
を徐々に増加させていく。なお、第1工程および第2工
程は、成膜プロセスを中止することなく連続して行う。
【0035】このような成膜方法では、成膜プロセス中
にて、ロールフィルム50の幅方向の膜厚分布を凸形状
とした後、ロールフィルム50の幅方向の中心付近のみ
反応性ガスの流量を増加し、ロールフィルム50の幅方
向の中心付近におけるガス分圧を高めるため、ロールフ
ィルム50の幅方向の両端部に比較して中心付近の成膜
速度を遅くすることができる。よって、ロールフィルム
50の幅方向の中心付近の膜厚を調整できることとな
り、その幅方向における膜厚分布形状を略平坦に調整で
きる。
【0036】また補助パイプ9によりロールフィルム5
0の幅方向の中心付近のみ反応性ガスの流量を増加する
際には、ロールフィルム50の幅方向全体に供給される
反応性ガスの流量合計を一定とするため、ロールフィル
ム50の幅方向全体に所定の厚みの膜を形成できる。
【0037】また、上記した反応性ガスの流量制御を成
膜プロセスを中止することなく連続して行うことから、
インラインにてロールフィルム50の幅方向の中心付近
における膜厚分布の調整を行うことができる。よって、
生産性の向上を図ることができる。
【0038】また成膜装置1では、ロールフィルム50
が成膜用ローラー5に支持された際にロールフィルム5
0の幅方向全体に亘って配置されるように設けられた主
パイプ8の近傍に、ロールフィルム50の幅方向の中心
付近にのみ反応性ガスを吹き出す補助パイプ9が設けら
れていることから、前述の成膜方法を確実に実施するこ
とができる。よって、ロールフィルム50の幅方向にお
ける膜厚分布形状が略平坦となる成膜を行うことができ
る。また、従来のガスパイプと同様の主パイプ8を備え
ていることにより、当然のことながら、ロールフィルム
50の幅方向における膜厚分布の傾きを補正することも
できる。
【0039】図3(a)〜(c)は実施形態の成膜装置
1を用いて、実際に反応性ガスの流量を調整しつつ成膜
を行ったときの膜厚分布を示す図であり、横軸はロール
フィルム50の幅方向における真空室のドア側の端部か
らの距離(mm)であり、縦軸はユニフォミティ(%)
の単位で示した膜厚である。ここで、ユニフォミティと
は、ロールフィルム50上に反射防止膜を成膜し、これ
をカラー陰極線管のパネル表面に貼着した場合のカラー
陰極線管の画面の明るさまたは画面の反射色の均一性の
ことである。つまり、反射防止膜の膜厚が変化すると光
の透過率が変化し、カラー陰極線管の画面の明るさまた
は画面の反射色の均一性(ユニフォミティ)が変わるた
め、ユニフォミティ(%)で膜厚を示しているのであ
る。
【0040】図3(a)は、補助パネル9から真空室2
内に反応性ガスを供給しない場合、すなわち、主パイプ
8からのみ反応性ガスを供給した状態の膜厚分布を示し
ている。この状態から補助パイプ9より反応性ガスを徐
々に増加して供給していった結果が図3(b)および
(c)である。図3(b)では、ロールフィルム50の
幅方向の膜厚分布形状が略平坦に調整されており、図3
(c)ではもともとロールフィルム50の幅方向の中心
付近が厚くなっていた膜厚分布を完全に逆転することに
成功している。
【0041】この結果からも明らかなように、成膜装置
1を用い、補助パイプ9から反応性ガスを供給しない状
態で図3(a)に示すようにロールフィルム50の幅方
向の膜厚分布が凸形状となるように主パイプ8からの反
応性ガスの流量を調整した後、補助パイプ9から反応性
ガスを供給してロールフィルム50の幅方向の中心付近
のみ反応性ガスの流量を増加させる上記の成膜方法を行
うことにより、図3(b)に示すように、ロールフィル
ム50の幅方向の膜厚分布形状が略平坦となる成膜を行
えることが確認される。
【0042】また本実施形態の成膜装置1では、真空室
2内に設けられた補助パイプ9から吹き出される反応性
ガスの流量調整を、真空室2の外部に設置されたガス流
量調整治具24にて行えるので、従来不可能であった、
ロールフィルム50の幅方向の中心付近の膜厚分布調整
を成膜プロセスを中止することなく完全なインランにて
行うことができる。よって、何らかの理由により成膜プ
ロセス中に膜厚分布が変化したような場合にも、即座に
対応することができる。しかも、成膜装置1では、主パ
イプ8および補助パイプ9から吹き出される反応性ガス
の流量の制御を行う制御部によって、膜厚分布の調整を
自動的に行うことができる。
【0043】さらに成膜装置1では、補助パイプ9が接
続部13に回動可能に支持されて360°ガスの吹き出
し方向を変えることができるものとなっている。一方、
ロールフィルム50の幅方向に略平行に一対のスパッタ
カソード7、7が配置されることから、一対のスパッタ
カソード7、7のそれぞれがロールフィルム50の進行
方向の上流側と下流側とに配置されることになる。
【0044】よって、このような一対のスパッタカソー
ド7、7間に補助パイプ9が設けられた成膜装置1にお
いては、補助パイプ9からのガスの吹き出し方向を変え
る構成とすることにより、上流側のスパッタカソード7
からの成膜材料、下流側のスパッタカソード7からの成
膜材料のそれぞれと、補助パイプ9からの反応性ガスと
の反応性を変えることができる。結果として、一対のス
パッタカソード7、7でロールフィルム50上に、成分
割合等の異なる膜を積層状態に成膜することができる。
【0045】また補助パイプ9は、接続部13から取り
外したり、接続部13に再び取り付けることができるよ
うに着脱可能に接続部13に支持されているため、補助
パイプ9のメンテナンスを容易に行うことができる。ま
た補助パイプ9のガス吹き出し口9aの実質的な径を変
更すべく行うノズル11の交換を容易に行うことができ
る。
【0046】なお、補助パイプ9に設けられたガス吹き
出し口9aは、膜厚分布の調整に基づき、必要な箇所の
ものを選択して用いることができる。
【0047】また本実施形態では、ガス供給系20がガ
ス流量を制御する制御部を備えている例を述べたが、こ
れに限定されるものでなく、手動で例えばガス流量調整
治具を操作することにより、ガス流量を調整する構成と
してもよいのはもちろんである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るロール
フィルムへの成膜方法によれば、ロールフィルムの幅方
向の両端部から中心付近に向けて膜厚が厚くなる凸形状
の膜厚分布を得た後に、ロールフィルムの幅方向の中心
付近のみ反応性ガスの流量を増加してその中心付近のガ
ス分圧を高め、ロールフィルムの幅方向の中心付近の膜
厚を調整するので、ロールフィルムの幅方向における膜
厚分布形状が略平坦となる成膜を行うことができる。こ
れらの反応性ガスの流量制御を成膜プロセスを中止させ
ることなくインラインにて調整を行えるので生産性の向
上を図ることができる。
【0049】また本発明に係る成膜装置では、主パイプ
の近傍に、主パイプの長さ方向と略平行にロールフィル
ムの幅方向の中心付近にのみ反応性ガスを吹き出す補助
パイプが設けられているので、この装置を用いることに
より、成膜プロセスを中止することなくインラインに
て、ロールフィルムの幅方向の中心付近の膜厚を調整す
る上記発明方法を実施することができる。したがって、
ロールフィルムの幅方向における膜厚分布形状が略平坦
となる成膜を確実に実現できるとともに、生産性を向上
できる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成膜装置の一実施形態の要部を説
明するための図であり、(a)は要部側面図、(b)は
要部断面図である。
【図2】本発明に係る成膜装置の一実施形態を示す概略
構成図であり、(a)は前面図、(b)は側面図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は実施形態の成膜装置を用いて
反応性ガスの流量を調整しつつ成膜を行ったときの膜厚
分布を示す図である。
【図4】従来の成膜装置の一実施形態の要部を説明する
ための図であり、(a)は要部正面図、(b)は要部断
面図である。
【図5】(a)〜(c)は従来の成膜装置にて反応性ガ
スの流量調整前と流量調整後とにおける膜厚分布を示す
図である。
【符号の説明】
1…成膜装置、2…真空室、5…成膜用ローラー、7…
スパッタカソード、8…主パイプ、8a,9a…ガス吹
き出し口、9…補助パイプ、11…ノズル、11a…吹
き出し孔、13…接続部、50…ロールフィルム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月19日(1999.2.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図4に示した成膜装置による成膜では、ガス吹き出し
口41aに取り付けられたノズル47の交換による反応
性ガスの流量の微調整を、成膜プロセス中、すなわちイ
ンラインで行うことができず、完全なオフラインでの作
業になる。このため、膜厚分布が成膜プロセス中に凸形
状や凹形状になってしまった場合には調整不可能であ
る。その実際の測定例を図5(a)、(b)、(c)に
示す。ここで、図5において横軸はロールフィルムの幅
方向における真空室のドア側の端部からの距離(mm)
であり、縦軸はユニフォミティ(%)の単位で示した膜
厚である。また実線は実測値、破線はガス導入管45、
46を流れる反応性ガスの流量を調整して全体の傾きを
調整した結果を示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】(a)〜(c)は従来の成膜装置における膜厚
分布の実測値と反応性ガスの流量調整後における膜厚分
布とを示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA01 AB01 BB10 BB11 BC01 4F100 AA01B AA12 AA17 AK01A BA02 EH662 EJ582 EJ592 EJ932 EJ94 EK01 JK15 JL02 4K029 BA43 BA58 CA06 DA01 DA02 DA05 DA06 DC00 EA04 JA10 KA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応性スパッタリングによるロールフィ
    ルムへの成膜プロセスに際して用いる反応性ガスを、ロ
    ールフィルムの幅方向の両端部から中心付近に向けて膜
    厚が厚くなる凸形状の膜厚分布が得られるように流量を
    調整してロールフィルムの幅方向全体に亘って供給する
    第1工程と、 ロールフィルムの幅方向の中心付近のみ前記反応性ガス
    の流量を増加して供給する第2工程と、を有するととも
    に、 前記第1工程と前記第2工程とを成膜プロセスを中止す
    ることなく連続して行うことを特徴とするロールフィル
    ムへの成膜方法。
  2. 【請求項2】 前記第2工程の際には、ロールフィルム
    の幅方向全体に供給される反応性ガスの流量合計を一定
    として行うことを特徴とする請求項1記載のロールフィ
    ルムへの成膜方法。
  3. 【請求項3】 反応性スパッタリングを行う真空室と、
    前記真空室内に設けられてロールフィルムを支持するた
    めの支持部と、前記ロールフィルムが前記支持部に支持
    された際に該ロールフィルムの幅方向全体に亘って配置
    されるように前記真空室内に設けられた反応性ガス吹き
    出し用の主パイプとを備えてなり、該主パイプが、その
    長さ方向に間隔をあけてガス吹き出し口が穿設されかつ
    その両端側から内部に反応性ガスが導入されるものから
    なる成膜装置において、 前記真空室内の前記主パイプの近傍には、該主パイプの
    長さ方向と略平行に反応性ガス吹き出し用の補助パイプ
    が設けられ、 前記補助パイプは、ロールフィルムが前記支持部に支持
    された際の該ロールフィルムの幅方向の中心付近に対応
    する位置に、ガス吹き出し口が補助パイプの長さ方向に
    間隔をあけて穿設されたものからなることを特徴とする
    成膜装置。
  4. 【請求項4】 前記真空室内には、前記ロールフィルム
    が前記支持部に支持された際に該ロールフィルムの幅方
    向全体に亘って一対のスパッタカソードが設置され、 前記一対のスパッタカソード間には、前記主パイプおよ
    び前記補助パイプが配置され、 前記補助パイプは、その一端側が接続部を介して真空室
    に接続され、 前記接続部は、前記補助パイプを、その長さ方向の軸を
    中心にして回動可能にかつ着脱可能に支持していること
    を特徴とする請求項3記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】 前記補助パイプのガス吹き出し口には、
    所定の径の吹き出し孔を有する吹き出し量調整用のノズ
    ルが装脱可能に取り付けられていることを特徴とする請
    求項3記載の成膜装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010090458A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Agc Techno Glass Co Ltd スパッタリング装置
JP2016069687A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社Screenホールディングス プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

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JP2010090458A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Agc Techno Glass Co Ltd スパッタリング装置
JP2016069687A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社Screenホールディングス プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

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