JP2000141232A - 研磨具及びその製造方法 - Google Patents

研磨具及びその製造方法

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JP2000141232A
JP2000141232A JP10311871A JP31187198A JP2000141232A JP 2000141232 A JP2000141232 A JP 2000141232A JP 10311871 A JP10311871 A JP 10311871A JP 31187198 A JP31187198 A JP 31187198A JP 2000141232 A JP2000141232 A JP 2000141232A
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polishing
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Koichi Nishimura
宏一 西村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨層を透視してベース材上の印刷が見える
ような研磨具およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 任意の印刷をしたベース材1上に、透明
接着剤層2を介して透視可能に研磨粒子3aを層着した
ことを特徴とする研磨具7。透明接着剤は透明合成樹脂
接着剤としたものであり、透視可能に研磨粒子を層着す
るには、ガラス粉末、ダイヤモンド粉末、その他天然又
は人造の透明又は半透明粉末を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はベース材上に設け
た印刷を透視できるようにすることを目的とした研磨具
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来研磨紙、研磨布、その他の研磨具
(研磨紙などという)には、図4のようにその必要事項
を示す印刷8が研磨紙9などの裏面又は研磨面に施され
ていた。
【0003】また無印刷の場合には、研磨紙などの容
器、包装の類、或いは説明用紙などに別刷りする場合も
あった。
【0004】
【発明により解決しようとする課題】前記研磨紙などの
裏面の印刷は、使用時に見れないことが多く、特に支持
材に貼着して使用する研磨紙などは、一旦支持材に貼着
すると、その性能、粒度その他必要な印刷が見れなくな
る問題点があった。
【0005】また研磨面に印刷した場合には、使用前に
は良く見えたとしても、使用して表面印刷が磨損する
と、読取り不能になる問題点があった。
【0006】更に容器、包装の類に記載し、又は説明用
紙などに別刷されている場合には、使用中途において確
かめることがむつかしく、或いは紛失して正確な品質が
不明になるなどの問題点があった。
【0007】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、研磨材
のベース材上に印刷し、これを透視し得るようにしたの
で、研磨材の諸元(材質、粒度又は性能その他)を常時
確認できることになり、前記従来の問題点を解決するこ
とができたのである。
【0008】即ちこの発明は、任意の印刷をしたベース
材上に、透明接着剤層を介して透視可能に研磨粒子を層
着したことを特徴とする研磨具である。また透明接着剤
は透明合成樹脂接着剤としたものであり、透視可能に研
磨粒子を層着するには、硝子粉末、ダイヤモンド粉末、
その他天然又は人造の透明又は半透明粉末を層着し、又
は粉末を粗に層着したものである。
【0009】次に方法の発明は、ベース材上に、文字、
図形、記号などを有色印刷し、該印刷面に透明合成樹脂
よりなる接着剤層を設けた後、前記接着剤層の上部に透
光性研磨層を設けることを特徴とした研磨具の製造方法
であり、透光性研磨層を設けるには、透明又は半透明研
磨粒子を密に層着し、又は半透明不透明研磨粒子を粗に
層着するものである。
【0010】この発明における研磨具とは、研磨紙、研
磨布その他の研磨具をいう。また研磨シートの如く、研
磨器を作る為の材料も含むものである。
【0011】前記における透明合成樹脂接着剤として
は、酢酸ビニール樹脂、ポリビニールアセタール、ポリ
ウレタンゴム、スチレン樹脂、フェノール樹脂、ユリア
樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコ
ーンなどがあげられるが、従来使用されている透明接着
剤は何れも使用することができる。
【0012】前記における研磨材としては、硝子、ダイ
ヤモンド、人造コランダム、エメリー、珪石、ざくろ
石、アルミナなどがあるが、従来使用されている研磨材
又は琢磨材で、透明又は半透明のものは何れも使用する
ことができる。
【0013】前記材料中、或程度の粒度(例えば0.1
mm以上)においては不透明であっても、微粒にすれば
半透明になったり、或は粒子間隙よりの通過光によって
半透明と同様に使用できる場合もある。要はベースの印
刷が見える場合は総てこの発明に属するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は、ベース材の印刷面に
透明接着剤を介して研磨粒子を固定した研磨具に関する
もので、研磨粒子とは、研磨に使用できる硝子、ダイヤ
モンドその他の透明又は半透明の粒子、或いは半透明に
層着できる粒子をいう。
【0015】この発明は、前記研磨具の製造方法に関す
るものである。
【0016】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2に基づいて説
明する。ベース材1の表面に文字、図形等の印刷4、4
aを設け、その上に合成樹脂の接着剤層2を介してダイ
ヤモンド粉末3a(研磨粒子)よりなる研磨層3を設け
て、この発明の研磨具7としたものである。
【0017】前記実施例において、矢示5の方向から入
った光は、矢示6の方向へ屈折反射するので、印刷を透
視することができる。
【0018】前記において、ベース材1は、例えばシー
ト又は紙或いは布をいう。前記ダイヤモンド粉末に代
え、硝子粉末、エメリーその他公知の研磨粉を使用する
ことができる。また不透明粉末の場合には、粗に層着す
ることにより透光性を得る。
【0019】
【実施例2】この発明の方法の実施例を図3に基づいて
説明する。ベース材1の表面に文字、図形など必要な印
刷4を施した後、該印刷4の上へ透明合成樹脂の接着剤
層2を塗布し、該接着剤層2の上部へダイヤモンド粉末
層10を層着すれば、この発明の研磨具7が出来る。
【0020】前記におけるベース材1は、テープ又はシ
ートとして与えられ、研磨具7としてから裁断し、又は
必要な大きさ形状のシートをベース材とすれば、裁断の
必要なく、製品はそのまま重ねて包装する。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、研磨層を介して印刷
を透視することができるので、使用中に磨損して印刷が
見えなくなったり、印刷の形崩れを生じるおそれがな
い。特にカラー印刷を施せば、カラー文字、図形、記号
等として永く使用し得る効果がある。また特別の装置或
いは工程を経ることなく、多量生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を省略した平面図。
【図2】同じく断面拡大図。
【図3】同じく製造方法の実施例のブロック図。
【図4】従来の研摩紙の一部裏面図。
【符号の説明】
1 ベース材 2 接着剤層 3 研磨層 4 文字、図形等の印刷 7 研磨具 10 ダイヤモンド粉末層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の印刷をしたベース材上に、透明接
    着剤層を介して透視可能に研磨粒子を層着したことを特
    徴とする研磨具。
  2. 【請求項2】 透明接着剤は透明合成樹脂接着剤とした
    ことを特徴とする請求項1記載の研磨具。
  3. 【請求項3】 透視可能に研磨粒子を層着するには、硝
    子粉末、ダイヤモンド粉末、その他天然又は人造の透明
    又は半透明粉末を層着し、又は粉末を粗に層着したこと
    を特徴とする請求項1記載の研磨具。
  4. 【請求項4】 ベース材上に文字、図形、記号などを有
    色印刷し、該印刷面に透明合成樹脂よりなる接着剤層を
    設けた後、前記接着剤層の上部に透光性研磨層を設ける
    ことを特徴とした研磨具の製造方法。
  5. 【請求項5】 透光性研磨層を設けるには、透明又は半
    透明研磨粒子を密に層着し、又は半透明又は不透明研磨
    粒子を粗に層着することを特徴とした請求項4記載の研
    磨具の製造方法。
JP10311871A 1998-11-02 1998-11-02 研磨具及びその製造方法 Withdrawn JP2000141232A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003181768A (ja) * 2001-12-19 2003-07-02 Dainippon Printing Co Ltd 識別表示を有する研磨シート
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