JP2000140749A - 光輝性塗膜の形成方法 - Google Patents

光輝性塗膜の形成方法

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JP2000140749A
JP2000140749A JP11235121A JP23512199A JP2000140749A JP 2000140749 A JP2000140749 A JP 2000140749A JP 11235121 A JP11235121 A JP 11235121A JP 23512199 A JP23512199 A JP 23512199A JP 2000140749 A JP2000140749 A JP 2000140749A
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coating film
forming
coating
beads
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JP11235121A
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Hiroyuki Nakasuji
博行 中筋
Shigeru Ishida
茂 石田
Hajime Ishihara
肇 石原
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Nippon Paint Co Ltd
Central Motor Wheel Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
Central Motor Wheel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見る方向によって異なる色彩が発現される光
輝性塗膜を形成する。 【解決手段】 ベース塗膜層1の上に、蒸着金属膜を粉
砕して金属片とした光輝性顔料を含むメタリック塗料の
塗膜層2を形成し、さらにその上にビーズ4を含有した
塗膜層5を形成し、さらにその上にクリヤ上塗り層6を
形成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見る方向によって
異なる色彩が発現される光輝性塗膜の形成方法及び光輝
性塗膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】フリッ
プフロップ性を示すカラー塗膜としては、自動車車体等
の塗装に用いられている、アルミフレーク等を含有した
メタリック塗膜が知られている。このメタリック塗膜
は、いわゆるキラキラ感のある独特の意匠性を有するも
のである。
【0003】また、同じく自動車車体等の塗装に用いら
れている真珠光沢や干渉色を示す意匠性の塗装として、
マイカを含有したメタリック塗膜が知られている。この
ような塗装に用いるマイカとしては、ホワイトマイカ、
干渉マイカ、及び着色マイカなどが知られている。
【0004】上記のような従来のメタリック塗膜は、金
属光沢のようなキラキラ感や真珠光沢、干渉色を与える
ものであるが、いわゆる玉虫色のように、見る方向によ
って鮮やかな虹色の光彩が発現されるような塗膜ではな
かった。
【0005】本発明の目的は、見る方向によって異なる
色彩が発現される光輝性塗膜の形成方法及び光輝性塗膜
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光輝性塗膜の形
成方法は、蒸着金属膜を粉砕して金属片とした光輝性顔
料を含む塗膜の上にガラスまたは樹脂製のビーズを含有
した塗膜を形成することを特徴としている。
【0007】本発明においては、上記光輝性顔料を含む
塗膜として、好ましくは、メッキまたは金属表面のよう
な光沢を有する塗膜が形成される。本発明においては、
上記の積層塗膜構造を有することにより、該塗膜からの
反射光に干渉色を生じさせ、見る方向によって異なる色
彩を発現させることができる。
【0008】本発明の形成方法に従う好ましい実施形態
の1つにおいては、被塗物の上にベース塗膜層を形成す
る工程と、ベース塗膜層の上に、蒸着金属膜を粉砕して
金属片とした光輝性顔料を含むメタリック塗料の塗膜層
を形成する工程と、メタリック塗膜層の上に、ガラスま
たは樹脂製のビーズを含有した塗膜層を形成する工程
と、ビーズ含有塗膜層の上にクリヤ上塗り層を形成する
工程とを備えることを特徴としている。
【0009】上記好ましい実施形態において、さらに好
ましくは、ビーズ含有層を形成する工程が、メタリック
塗膜層の上にバインダー塗料を塗布して2×104 〜3
×106 ポイズの粘度を有するバインダー層を形成する
工程と、バインダー層の上にビーズを分散しバインダー
層にビーズを付着させることによりビーズ含有塗膜層と
する工程とを備えている。
【0010】本発明の光輝性塗膜は、ベース塗膜層と、
ベース塗膜層の上に設けられ、蒸着金属膜を粉砕して金
属片とした光輝性顔料を含有したメタリック塗膜層と、
メタリック塗膜層の上に設けられ、ガラスまたは樹脂製
のビーズを含有したビーズ含有塗膜層と、ビーズ含有塗
膜層の上に設けられるクリヤ上塗り層とを備える光輝性
塗膜であることを特徴としている。
【0011】さらに好ましい実施形態では、ベース塗膜
層と、ベース塗膜層の上に設けられる、蒸着金属膜を粉
砕して金属片とした光輝性顔料を顔料重量濃度(PW
C)で15%以上含有した厚み5μm以下のメタリック
塗膜層と、メタリック塗膜層の上に設けられ、ガラスま
たは樹脂製のビーズを含有したビーズ含有塗膜層と、ビ
ーズ含有塗膜層の上に設けられるクリヤ上塗り層とを備
える光輝性塗膜であることを特徴としている。
【0012】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。 〔メタリック塗膜層〕光輝性顔料 本発明で用いられる光輝性顔料は、蒸着金属膜を粉砕し
て金属片とした光輝性顔料であれば特に限定されるもの
ではない。このような光輝性顔料は、一般に基材フィル
ム上に金属膜を蒸着させ、基材フィルムを剥離した後、
蒸着金属膜を粉砕して金属片とすることにより得られ
る。蒸着金属膜の厚み、すなわち粉砕して得られる金属
片の厚みとしては、一般には100〜1000Å程度が
好ましい。また、粉砕の程度としては、粒径が約5μm
〜約100μm程度となるように粉砕されることが好ま
しい。
【0013】蒸着金属膜の材質としては、特に限定され
るものではないが、例えば、アルミニウム、金、銀、
銅、真鍮、チタン、クロム、ニッケル、ニッケルクロ
ム、ステンレス等の金属膜が挙げられる。
【0014】本発明において用いる光輝性顔料は、蒸着
金属膜を粉砕して金属片とした光輝性顔料であるので、
非常に厚みが薄い金属片である。従って、後述するよう
に面状に配向することにより、表面がフラットなメッキ
または金属表面のような光沢を有するメタリック塗膜層
を形成することができ、反射層として用いることができ
る。従来のメタリック塗料に用いられているアルミニウ
ムフレーク等の金属フレークは、金属粉や金属箔をボー
ルミル等で粉砕して得られるものであるが、これらの金
属フレークは比較的厚みが厚く、また表面に凹凸を有し
ているので、このような金属フレークを面状に配向して
も、表面がフラットにならず、本発明のように金属面光
沢を有する反射層として用いることができない。
【0015】本発明において用いる光輝性顔料は、例え
ば、特開平2−8268号公報や国際公開WO93/2
3481号公報等に開示された製造方法により製造する
ことができる。例えば、OPP(配向ポリプロピレ
ン)、CPP(結晶性ポリプロピレン)、PET(ポリ
エチレンテレフタレート)等のプラスチックフィルムを
基材フィルムとして用い、その上に剥離剤を塗布し、剥
離剤の上に金属蒸着を行う。金属蒸着後、蒸着金属の酸
化を防止するため、例えば蒸着面の上にトップコート剤
を塗布する。剥離剤及びトップコート剤としては、例え
ば、アクリル樹脂、ビニル樹脂、ニトロセルロース、セ
ルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、E
VA樹脂、塩素化PP樹脂、塩素化EVA樹脂、石油系
樹脂等の樹脂を用いることができる。
【0016】蒸着金属膜を基材フィルムから剥離し、こ
れを粉砕することにより金属片とする。なお、金属片に
は剥離剤及びトップコート剤が付着している場合がある
が、これらは一般にメタリック塗料として使用する際の
溶剤に溶解される。
【0017】メタリック塗料 本発明のメタリック塗料は、上記のようにして得られる
光輝性顔料、溶剤、さらには必要に応じて、バインダー
となる樹脂及び添加剤を添加して調製される。本発明の
メタリック塗料においては、光輝性顔料の顔料重量濃度
(PWC)はできるだけ高いことが好ましく、好ましく
は15%以上、さらに好ましくは30%以上、さらに好
ましくは40%以上である。また、必要に応じて、メタ
リック塗料は実質的に光輝性顔料と溶剤から構成しても
よい。メタリック塗料におけるPWCを高くすることに
より、光輝性顔料の面状の配向を促進することができ、
光輝性顔料のキラキラした光沢を減少させ、より良好な
金属面光沢を付与することができ易くなる。
【0018】本発明のメタリック塗料に含有させる溶剤
は、光輝性顔料製造の際に用いた剥離剤やトップコート
剤、あるいはメタリック塗料塗装の下地塗膜の種類など
を考慮して選択されるものであるが、例えば、トルエ
ン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、メタノール、エ
タノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、第2ブチルアルコール、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート及び、ソルベッソ10
0及びソルベッソ150(商品名、エッソ社製、芳香族
系炭化水素溶剤)等の炭化水素系溶剤を挙げることがで
きる。また、光輝性顔料が金属粉ペーストのような市販
品として入手される場合には、この金属粉ペースト中に
含有されている溶剤が含まれてもよい。
【0019】本発明のメタリック塗料においては、上述
のように光輝性顔料及び溶剤以外の成分はできるだけ少
量であることが好ましいが、必要に応じてバインダーと
なる樹脂や添加剤を添加することができる。バインダー
樹脂としては、一般に塗膜形成樹脂として用いられてい
る樹脂などを用いることができ、アクリル樹脂、塩ビ酢
ビ共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、メラミン樹脂などの樹脂が例示される。ま
た添加剤としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピ
レンワックスなどのワックス類や、可塑剤、分散剤、増
粘剤等が例示される。
【0020】本発明のメタリック塗料の塗布量として
は、特に限定されるものではないが、光輝性顔料の塗布
量として、0.1〜10g/m2 程度が好ましい。本発
明のメタリック塗料中の光輝性顔料の含有量は、特に限
定されるものではないが、0.1〜30重量%程度が好
ましく、さらに好ましくは0.2〜20重量%である。
光輝性顔料の含有量が多すぎると、塗装時の微粒化が低
下するた4外観が悪くなり、逆に光輝性顔料の含有量が
少なすぎると反射層としての光反射性が低下する。メタ
リック塗膜層の厚みは、5μm以下であることが好まし
く、さらに好ましくは2μm以下である。
【0021】〔ビーズ含有塗膜層〕ビーズ 本発明においてビーズ含有塗膜層に含有するビーズは、
ガラスまたは樹脂製のビーズであり、一般には透明なビ
ーズが用いられる。また、好ましくは無色透明のビーズ
が用いられるが、必要に応じて着色したビーズであって
もよい。ビーズを形成する材料は、高い屈折率を有する
ことが好ましく、好ましくは1.8以上の屈折率、さら
に好ましくは2.0以上の屈折率、特に好ましくは2.
1〜2.3の屈折率を有する材料から形成される。この
ような観点からは、樹脂製のビーズよりも、ガラス製の
ビーズが好ましく用いられる。高い屈折率のビーズを用
いることにより、光の干渉作用を高め、反射光に干渉色
を生じ易くすることができる。
【0022】本発明においては、屈折率の異なる2種以
上のビーズを混合して用いてもよい。例えば、屈折率
1.8以上2.1未満のガラスビーズと、屈折率2.1
以上2.3以下のガラスビーズとを、1/4〜4/1の
重量比で混合して用いることにより、青味を帯びた反射
干渉光を発現させることができる。
【0023】ビーズの平均粒径は、一般に、5〜100
μmの範囲内であることが好ましく、さらに好ましくは
10〜60μmの範囲内であり、さらに好ましくは30
〜50μmの範囲内である。また、反射光における干渉
作用をより良好に生じさせるためには、ビーズの粒径分
布はできるだけ均一であることが好ましく、このような
観点から粒径分布の狭いシャープなものが好ましく用い
られる。特に好ましくは、30〜60μmの粒径が80
重量%以上含まれる粒径分布のものが用いられる。
【0024】本発明においてビーズとしてガラスビーズ
を用いる場合、バインダー層のバインダー樹脂及びクリ
ヤ上塗り層の樹脂成分との親和性を高めるため、ガラス
ビーズに表面処理を施してもよい。表面処理としては、
具体的には、シランカップリング剤による表面処理が挙
げられる。シランカップリング剤としては、例えば以下
の一般式で示すようなシランカップリング剤を用いるこ
とができる。
【化1】 (式中、Xは、ビニル基、エポキシ基、アミノ基、アル
キル基、あるいはポリエステル、ポリエーテル、ポリ
(メタ)アクリルなどのプレポリマーであり、Y1、Y
2及びY3は、それぞれ同一もしくは異なり、水酸基ま
たは加水分解してシラノールを生成する基を示す。)
【0025】上記一般式において、Y1、Y2及びY3
となる加水分解してシラノールを生成する基としては、
例えば、メトキシ、エトキシ、ブトキシ等のアルコキシ
基や塩素などが挙げられる。これらの基の反応メカニズ
ムに関しては、明確ではない部分も多いが、加水分解さ
れた後、シラノール基と同様に、ガラスビーズの表面と
結合するものと推測される。
【0026】上記一般式におけるXは、有機材料と反応
性あるいは相溶性のある基である。これらの基のうち、
例えばエポキシ基、アミノ基などは塗膜形成樹脂中のカ
ルボキシル基等と反応するものと考えられ、ビニル基、
アルキル基及びポリエステル、ポリエーテル、ポリ(メ
タ)アクリル等のプレポリマーは、塗膜形成樹脂と相溶
性を示すものと考えられる。
【0027】ガラスビーズ表面に対しては、シランカッ
プリング剤のY1、Y2及びY3が、シラノール基とし
て直接結合するか、あるいは加水分解して生成したシラ
ノール基が結合して、シランカップリング剤による保護
が行われ、Xは、バインダー層中の樹脂あるいはクリヤ
上塗り層中の樹脂と反応あるいは相溶性を示すものと考
えられる。
【0028】上記一般式で表されるシランカップリング
剤の中でも、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等の
エポキシ官能性シラン、γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミ
ノシランが好ましく用いられる。これらのシランカップ
リング剤は、ガラスビーズ表面の濡れ性を向上し、ガラ
スビーズを含む塗膜の凝集破壊を防止するという観点か
ら特に好ましく用いられる。シランカップリング剤によ
る処理量は特に限定されるものではないが、ガラスビー
ズ100重量部に対し、0.01〜10.0重量部程度
が好ましい。シランカップリング剤は、予めガラスビー
ズに表面処理されていてもよいし、バインダー層を形成
するバインダー塗料中に配合されていてもよい。
【0029】バインダー層 上述のように、本発明においてビーズ含有塗膜層は、好
ましくは、メタリック塗膜層の上にバインダー層を形成
した後、このバインダー層の上にビーズを分散して付着
させることにより形成する。このようにしてバインダー
層によって固定されるビーズは、単層膜であることが好
ましい。すなわち、複数個積み重ねられるのではなく、
単一の層としてバインダー層に付着されていることが好
ましい。また、できるだけ隙間のないように最密充填に
近い状態で配列して固定されることが好ましい。また、
ビーズは、メタリック塗膜層に接するような状態でバイ
ンダー層によって固定されることが好ましい。このよう
に、ビーズを単一の層で、最密充填に近い状態で配列
し、かつメタリック塗膜層の近傍に配置することによ
り、いわゆる玉虫色のような、見る方向によって異なる
色彩が発現されるフロップ性を高めることができる。
【0030】バインダー層を形成するバインダー塗料に
用いられる樹脂としては、一般に塗膜形成樹脂として用
いられている樹脂などを用いることができ、アクリル樹
脂、塩ビ酢ビ共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂などの樹脂が例示
される。硬化剤としては、アミノ樹脂及び/またはブロ
ックポリイソシアネート化合物などが例示される。ま
た、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスな
どのワックス類や、可塑剤、分散剤、増粘剤が含有され
ていてもよい。また、バインダー層は着色されていても
よい。
【0031】バインダー層の着色は、一般に着色顔料を
添加することにより行われる。このような着色顔料をバ
インダー塗料に含ませることにより、反射干渉作用に深
み感が加わり、見る角度により鮮やかな虹のような干渉
光を得ることができる。着色顔料としては、例えば有機
系のアゾキレート系顔料、不溶性アゾ系顔料、縮合アゾ
系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、ペリノ
ン系顔料、ペリレン系顔料、ジオキサン系顔料、キナク
リドン系顔料、イソインドリノン系顔料、金属錯体顔料
等が挙げられ、無機系では黄鉛、黄色酸化鉄、ベンガ
ラ、カーボンブラック、二酸化チタン等が挙げられる。
【0032】バインダー塗料中の着色顔料の全顔料濃度
(PWC)としては、0.001〜5%が好ましく、さ
らに好ましくは0.005〜4%であり、さらに好まし
くは0.01〜3%である。バインダー塗料中の顔料濃
度が低くなりすぎると、顔料添加による着色の効果が不
十分となる場合があり、顔料濃度が高すぎると、積層塗
膜の下層の意匠性が低下し、立体的なきらめき感が減少
する場合がある。
【0033】バインダー層の塗装後の膜厚は、特に限定
されるものではないが、2〜30μmであることが好ま
しく、さらに好ましくは5〜20μm、さらに好ましく
は5〜10μmである。膜厚が薄すぎると、ビーズを所
望の配列状態で固定することができない場合がある。ま
た膜厚が厚すぎると、ビーズが重なり合って固定され、
単一層に配列しにくくなる場合がある。
【0034】また、バインダー層の塗装後の粘度は、2
×104 〜3×106 ポイズであることが好ましく、さ
らに好ましくは、1×105 〜2×106 ポイズであ
り、さらに好ましくは2×105 〜1×106 ポイズで
ある。バインダー層の塗装後の粘度が低すぎると、ビー
ズが重なり合って固定され、単一層に配列しにくくなる
場合がある。またバインダー層の塗装後の粘度が高すぎ
ると、塗装が困難になる場合がある。
【0035】〔ベース塗膜層〕ベース塗膜層としては、
クリヤ塗膜または着色塗膜が用いられる。ベース塗膜層
の色彩を変えることにより、本発明の光輝性塗膜の色彩
を調整することができる。例えば、ベース塗膜層とし
て、ブラックの塗膜を用いることにより、ゴールド系統
の色彩を本発明の光輝性塗膜に付与することができる。
また、ベース塗膜層として、クリヤ塗膜を用いることに
より、シルバー系統の色彩を付与することができる。
【0036】ベース塗膜層は、溶剤型塗料から形成して
もよいし、粉体塗料から形成してもよい。本発明におい
て、ベース塗膜層は、塗布後、メタリック塗料中の光輝
性顔料が該ベース塗膜層の表面に沿って配向できる程度
に硬化させておくことが好ましい。
【0037】〔クリヤ上塗り層〕本発明においてクリヤ
上塗り層は、ビーズ含有塗膜層の上に形成される。一般
に、ビーズ含有塗膜層の上面は、ビーズが露出した状態
であり、大きな凹凸を有しているので、このような凹凸
を埋め込み、塗膜の表面をこのクリヤ上塗り層の塗布に
より平滑化することが好ましい。
【0038】クリヤ上塗り層は、透明クリヤ塗料または
濁りクリヤ塗料から形成することが好ましい。透明クリ
ヤ塗料とは、一般に無色のクリヤ塗料であり、濁りクリ
ヤ塗料とは、一般に着色されたクリヤ塗料(カラークリ
ヤ塗料)である。
【0039】クリヤ上塗り層は、溶剤型塗料により形成
してもよいし、粉体塗料により形成してもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に従う光輝性塗膜
の一例を示す断面図である。図1に示すように、ベース
塗膜層1の上には、メッキまたは金属表面の光沢を示す
メタリック塗膜層2が設けられており、メタリック塗膜
層2の上にはバインダー層3が形成されている。バイン
ダー層3は、ビーズ4をメタリック塗膜層2の上に付着
させ固定する役割を果たしている。ビーズ4は、上述の
ようにメタリック塗膜層2に可能な限り近接して設けら
れることが好ましく、図1に示すように、メタリック塗
膜層2にビーズ4が接するように設けられていることが
好ましい。バインダー層3とビーズ4とから、本発明に
おけるビーズ含有塗膜層5が形成される。ビーズ4の上
には、クリヤ上塗り層6が設けられている。
【0041】ベース塗膜層1の厚みは特に限定されるも
のではないが、30〜200μm程度が好ましく、さら
に好ましくは50〜150μm程度である。メタリック
塗膜層2の厚みは、薄いことが好ましく、一般には5μ
m以下、好ましくは2μm以下の厚みで形成される。バ
インダー層3の厚みは、上述のように、2〜30μmが
好ましく、さらに好ましくは5〜20μmであり、さら
に好ましくは5〜10μmである。クリヤ上塗り層5の
膜厚は、その表面を十分に平滑化し得る膜厚であること
が好ましく、50〜200μm程度であることが好まし
く、さらに好ましくは100〜150μm程度の厚みと
なるように形成される。
【0042】ベース塗膜層1、メタリック塗膜層2、バ
インダー層3、及びクリヤ上塗り層6は、一般に、それ
ぞれ塗装後に焼き付けられる。ただし、バインダー層3
は、バインダー層3を塗布した後、ビーズ4をその上に
分散してバインダー層3に付着させた後焼き付けられ
る。また、上述のように、ベース塗膜層1は、その上に
塗布されるメタリック塗料中の光輝性顔料がベース塗膜
層1の表面に沿って配向できる程度に硬化させておくこ
とが好ましい。
【0043】本発明の光輝性塗膜の被塗物となる基材と
しては、特に限定されるものではなく、金属基材、プラ
スチック基材、無機材料基材等が挙げられる。金属基材
としては、アルミ板、鉄板、亜鉛メッキ鋼板、アルミ亜
鉛メッキ鋼板、ステンレス板、ブリキ板等が挙げられ
る。プラスチック基材としては、アクリル、塩ビ、ポリ
カーボネート、ABS、ポリエチレンテレフタレート、
ポリオレフィン等の基材が挙げられる。無機材料基材と
しては、窯業系基材やガラス基材などが挙げられる。鋼
板等の金属板の上に形成する場合には、下塗り層や中塗
り層を形成した後に、本発明の光輝性塗膜を形成しても
よい。例えば、金属板の上に電着塗装を施した後、中塗
り塗装を施し、この中塗り塗膜の上に本発明の光輝性塗
膜を形成してもよい。アルミ合金等の鋳造物の上に本発
明の光輝性塗膜を形成する場合には、鋳造物に表面処理
を施した後光輝性塗膜を形成してもよい。
【0044】本発明の光輝性塗膜は、上記のような積層
塗膜構造を有することにより、塗膜からの反射光に干渉
色を生じさせることができる。例えば、いわゆる立体感
のある玉虫色や、真珠の表面のように、見る方向によっ
て虹色のような様々な色彩を呈する3次元的な奥行き感
や立体感を有する意匠性を付与することができる。特に
曲面部などにおいて、虹色の鮮やかな色彩が発現され、
従来にはない高度な意匠性が発現される。
【0045】本発明の光輝性塗膜は、上述のように種々
の基材に適用することができるものであり、例えば、ホ
イールなどの自動車部品や自動車車体、あるいは電化製
品やその他の物品に適用することができ、従来にはない
優れた意匠性を付与することができる。
【0046】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳細
に説明するが、本発明は以下の実施例により限定される
ものではない。
【0047】アルミニウム塗料の調製 メタリック塗料として、アルミニウム蒸着膜を粉砕して
得られるアルミニウム粉を含有したアルミニウム塗料を
調製した。蒸着金属膜を粉砕して得られるアルミニウム
粉としては、以下の市販のアルミニウム粉のペーストを
用いた。
【0048】・商品名「DECOMET1001/1
0」…CARL SCHLENK AG社製、アルミニ
ウム粉含有量10重量% ・商品名「METALURE55350」…ECKAR
T−WERKE社製、アルミニウム粉含有量10重量% 比較として、アルミニウム粉末やアルミニウム箔をボー
ルミル等で粉砕して得られる、一般のメタリック塗料に
用いられるアルミニウムフレークを含有した以下のアル
ミニウムペーストを用いた。 ・商品名「アルペースト7160」…東洋アルミニウム
社製、アルミニウムフレーク含有量64重量%
【0049】上記のアルミニウムペーストを用い、表1
に示す配合割合でアルミニウム塗料を調製した。なお、
熱硬化性アクリル樹脂としては、固形分50重量%、数
平均分子量21000、水酸基価45、酸価15の熱硬
化性アクリル樹脂を用いた。また、メラミン樹脂として
は、商品名「ユーバン20N−60」(三井東圧社製)
を用いた。
【0050】
【表1】
【0051】光輝性塗膜の形成 リン酸亜鉛処理した厚み0.8mm、10cm×30c
mのダル鋼板に、カチオン電着塗料(商品名「パワート
ップU−50」、日本ペイント社製カチオン型電着塗
料)を、乾燥膜厚が20μmとなるように電着塗装した
後、160℃で30分間焼き付けた。次に、得られた電
着塗膜の上に、グレーの中塗り塗料(商品名「オルガP
−2グレー」、日本ペイント社製ポリエステル・メラミ
ン系塗料)を、乾燥膜厚が30μmとなるようにスプレ
ー塗装した後、140℃で20分間焼き付けて中塗り塗
膜を形成した。
【0052】次に、表3に示す組み合わせとなるよう
に、第一層(ベース塗膜層)、第二層(メタリック塗膜
層)、第三層及び第四層(ビーズ含有塗膜層)、並びに
第五層(クリヤ上塗り層)を形成した。第一層は乾燥膜
厚が100μmとなるように静電塗装またはスプレー塗
装し、第二層は乾燥膜厚が2μmとなるようにスプレー
塗装し、第三層は表3に示すような塗装後の膜厚となる
ようにスプレー塗装し、第四層のガラスビーズは、第三
層のバインダー層の上に均一にかつ最密充填となるよう
に上方から落下させて付着させ、第五層は、乾燥膜厚が
100μm程度となるように静電塗装またはスプレー塗
装した。なお、第一層目、第三層目、及び第五層目の塗
料としては、以下のものを用いた。
【0053】・第一層目用塗料 粉体クリヤ塗料…商品名「パウダックスA50クリ
ヤ」、日本ペイント社製アクリル系エポキシ塗料 粉体ブラック塗料…商品名「パウダックスA30ブラッ
ク」、日本ペイント社製アクリル系エポキシ塗料 溶剤型クリヤ塗料…商品名「スーパーラックM−90ク
リヤ」、日本ペイント社製アクリル・メラミン系塗料 ・第三層目用塗料 バインダー樹脂として、以下の表2に示すアクリル樹脂
A及びBを用い、これにメラミン樹脂(MF)(商品名
「ユーバン20N−60」、三井東圧社製)を表3に示
す割合で配合して用いた。また、イソシアネート硬化型
二液塗料として、「NAXスペリオクリヤ」(商品名、
日本ペイント社製)を用いた。
【0054】
【表2】
【0055】また、塗装後の塗膜の粘度は、Rheos
ol−G3000レオメーター(ユービーエム社製)を
用いて測定した。測定条件は、測定法:定常流、トル
ク:2kg、回転数:0.1rpm、コーン角:1.9
19(deg)、コーン径:1.733(cm)、測定
温度:30℃(室温)とした。
【0056】・第五層目用塗料 粉体クリヤ…商品名「パウダックスA50クリヤ」、日
本ペイント社製アクリル系エポキシ塗料 溶剤型クリヤ…商品名「スーパーラックO−150クリ
ヤ」、日本ペイント社製アクリル・メラミン系塗料 NAXスペリオクリヤ…商品名「NAXスペリオクリ
ヤ」、日本ペイント社製イソシアネート硬化型二液塗料 溶剤型カラークリヤ…商品名「スーパーラックO−15
0クリヤ」(日本ペイント社製アクリル・メラミン系塗
料)にイルガジンレッドDPP−BO(赤系透明顔料、
チバガイギー社製)を1.0重量%添加し、5μm以下
まで分散し、塗料化した赤系濁りクリヤ塗料(隠蔽膜厚
300μm以上)
【0057】第四層目に用いるビーズとしては、以下の
ものを用いた。 ガラスビーズA…組成:BaO−ZnO−TiO2 系ガ
ラス、屈折率:2.2、平均粒径:約40μm、粒径分
布:53μm以上4重量%;53〜38μm82重量
%;38μm以下14重量% ガラスビーズB…組成:BaO−TiO2 −SiO2
ガラス、屈折率:1.8、平均粒径:約40μm、粒径
分布:53μm以上4重量%;53〜38μm82重量
%、38μm以下14重量% 得られた実施例1〜7及び比較例1〜2の塗膜につい
て、外観(光輝性)及び密着性を以下のようにして評価
した。
【0058】外観(光輝性) 塗膜外観を、以下の基準で肉眼により評価した。 5:かなり3次元的な奥行き感や立体感があり、虹色の
ような色彩がある。 4:3次元的な奥行き感や立体感があり、虹色のような
色彩がある。 3:虹色の色彩が若干認められる。 2:虹色の色彩がほとんど認められない。 1:虹色の色彩が全く認められない。
【0059】密着性 カッター(NTカッターS型、A型または相当品)の切
り刃を塗膜に対し約30度に保持して、素地に達するよ
う2mmの間隔の平行線を11本引き、さらにそれらの
平行線に垂直に交わる2mm間隔の平行線を11本引い
て、塗膜に100個の碁盤目を形成した。この碁盤目の
上に接着テープ(ニチバン社製の工業用セロハンテー
プ)を気泡が残らないように指先で均一に圧着させた
後、直ちに接着テープの一端を持ち、塗面に対して約4
5度の角度で急激に引っ張って、塗膜からテープを剥が
し、100個の碁盤目中の塗膜が剥がれた碁盤目の数を
測定した。
【0060】以上の評価結果を表3に示す。
【0061】
【表3】
【0062】表3の結果から明らかなように、本発明に
従う実施例1〜7の塗膜は、従来にない優れた意匠性を
示し、かつ良好な密着性を示す塗膜である。特に実施例
6の塗膜においては青味を帯びた反射干渉光が認められ
た。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、見る方向によって異な
る色彩が発現される、従来にない独特の意匠性を示す光
輝性塗膜を形成することができる。
【0064】また、本発明の光輝性塗膜は、全ての工程
を塗装によって行うことができるので、大きな面積を有
する基材に対しても適用することができる。また、簡易
な製造設備で形成することができるので、経済的にかつ
効率的に塗膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う光輝性塗膜の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1…ベース塗膜層 2…メタリック塗膜層 3…バインダー層 4…ビーズ 5…ビーズ含有塗膜層 6…クリヤ上塗り層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 茂 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 (72)発明者 石原 肇 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸着金属膜を粉砕して金属片とした光輝
    性顔料を含む塗膜上に、ガラスまたは樹脂製のビーズを
    含有した塗膜を形成することを特徴とする光輝性塗膜の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 被塗物の上にベース塗膜層を形成する工
    程と、 前記ベース塗膜層の上に、蒸着金属膜を粉砕して金属片
    とした光輝性顔料を含むメタリック塗料の塗膜層を形成
    する工程と、 前記メタリック塗膜層の上に、ガラスまたは樹脂製のビ
    ーズを含有した塗膜層を形成する工程と、 前記ビーズ含有塗膜層の上にクリヤ上塗り層を形成する
    工程とを備える光輝性塗膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記ビーズ含有塗膜層が、単一層をなす
    ようにビーズを含有する塗膜層である請求項2に記載の
    光輝性塗膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記ビーズ含有層を形成する工程が、 前記メタリック塗料の上にバインダー塗料を塗布して2
    ×104 〜3×106ポイズの粘度を有するバインダー
    層を形成する工程と、 前記バインダー層の上に前記ビーズを分散しバインダー
    層に付着させることによりビーズ含有塗膜層とする工程
    とを備える請求項2または3に記載の光輝性塗膜の形成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記ベース塗膜層が、着色塗料または透
    明クリヤ塗料から形成される請求項2〜4のいずれか1
    項に記載の光輝性塗膜の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記クリヤ上塗り層が、透明クリヤ塗料
    または濁りクリヤ塗料から形成される請求項2〜5のい
    ずれか1項に記載の光輝性塗膜の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記メタリック塗料中の光輝性顔料の顔
    料重量濃度(PWC)が15%以上である請求項2〜6
    のいずれか1項に記載の光輝性塗膜の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記ビーズとして、屈折率の異なる2種
    以上のビーズを混合して用いる請求項1〜7のいずれか
    1項に記載の光輝性塗膜の形成方法。
  9. 【請求項9】 屈折率1.8以上2.1未満のガラスビ
    ーズと、屈折率2.1以上2.3以下のガラスビーズと
    を、1/4〜4/1の重量比で混合して用いる請求項8
    に記載の光輝性塗膜の形成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011025207A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Pentel Corp 再帰性反射塗装物
JP2014180599A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Kansai Paint Co Ltd 塗膜形成方法
JP2018103082A (ja) * 2016-12-23 2018-07-05 関西ペイント株式会社 複層塗膜形成方法
JP2021013898A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 関西ペイント株式会社 再帰反射性を有する複層塗膜の形成方法

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