JP2000139587A - 収納ケース用骨材及び収納ケース - Google Patents

収納ケース用骨材及び収納ケース

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JP2000139587A
JP2000139587A JP10327246A JP32724698A JP2000139587A JP 2000139587 A JP2000139587 A JP 2000139587A JP 10327246 A JP10327246 A JP 10327246A JP 32724698 A JP32724698 A JP 32724698A JP 2000139587 A JP2000139587 A JP 2000139587A
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JP10327246A
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Norihiro Oshima
規弘 大島
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Meiwa Gravure Co Ltd
Original Assignee
Meiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定に設置でき、デザイン性に優れた収納ケ
ース用骨材及び収納ケース。 【解決手段】 下横パイプ11は両端側に支持脚11
0,110を設け、その先端には合成樹脂製の滑り止め
具110a,110aが取付けられて床面に当接してい
る。下横パイプ11には支柱下部12,12及び上横パ
イプ13が連結され、その途中で支持杆14,14が延
設されて壁面に当接している。このような構成の骨材1
は床面と壁面との2面で支持され、収納袋50を懸吊し
て室内に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類,小物等を収
納する収納袋を骨材に懸吊した収納ケース、及び収納袋
又はハンガー等を懸吊するための収納ケース用の骨材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の収納ケースは、ユーザがU字状及
び直線状のパイプを連結させて直方体枠状のフレームに
組立て、合成樹脂製又は布製のシートカバーをフレーム
の外側に被せ、必要に応じてフレーム内に棚板を取付け
る構成になっている。(実用新案1426285 号,実開昭57
−192234号公報,実開平3−29025 号公報,及び実開平
6−75232 号公報等)。
【0003】このような構成の収納ケースは、フレーム
構造が複雑で、フレームの部品数が多いために組立てに
手間がかかり、またカバーシートをフレームの外側に被
せるために、多大な労力を有するという問題があった。
さらに、カバーシートの張力によりフレームを固定して
いるので、カバーシートの前面を開口して衣類を出し入
れする際に、安定性に欠けるという問題があった。さら
にまた、フレーム形状が画一化されており、デザイン性
に優れないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
べく、箱型の収納袋をフレームに吊り下げた収納ケース
が市販されている。この収納ケースは、対象収納物に適
した寸法に仕切られた形状の収納袋を、ユーザがフレー
ムに吊り下げるだけで良く、組立てに手間を要しない。
また、フレーム構造が簡易であり、その組立ても容易で
ある。しかしながら、収納袋の高さが幅と比べて高く、
収納袋を高い位置から吊り下げてあるために不安定であ
り、衣装を出し入れする際にフレームがユーザ側に倒れ
る虞があるという問題があった。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、安定して設置でき、使用に際して安全性が高
く、またデザイン性に優れた収納ケース用骨材及び該骨
材に収納袋を懸吊した収納ケースを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る収納ケー
ス用骨材は、対象物を懸吊すべき懸吊部と、該懸吊部を
支持する支柱と、該支柱の基端部に設けられた脚部とを
備える収納ケース用骨材において、前記脚部に設けられ
た第1の荷重支持部と、該第1の荷重支持部の支持方向
と交わる方向に支持する第2の荷重支持部とを備え、前
記第1及び第2の荷重支持部の夫々は、法線方向が相異
なる各面に当接せしめるべくなしてあることを特徴とす
る。
【0007】第1発明にあっては、交わる2方向に荷重
支持しているので骨材を安定に設置できる。例えば、第
1の荷重支持部を床面に当接せしめ、第2の荷重支持部
を壁面に当接せしめて骨材を設置した場合、壁面に立て
掛けた梯子の如く安定に設置され、縦長で大重量の収納
袋を懸吊した場合でも転倒することがない。
【0008】第2発明に係る収納ケース用骨材は、第1
発明において、前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
記懸吊部の長さ方向の両端側に夫々設けてあることを特
徴とする。
【0009】第2発明にあっては、水平に配した懸吊部
の端部夫々に支柱を設けることによりフレーム形状が形
成されるので、水平方向の振動に対する揺れが小さい。
【0010】第3発明に係る収納ケース用骨材は、第1
発明において、前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
記懸吊部の長さ方向の略中央に設けてあることを特徴と
する。
【0011】第3発明にあっては、ハンガー又は収納袋
のような懸吊物が懸吊部の両側に支柱を挟んで吊るされ
るので、使用者が支柱に接触して怪我をするようなこと
がない。
【0012】第4発明に係る収納ケース用骨材は、第1
発明において、前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
記懸吊部の一端部に連なり、前記第2の荷重支持部は前
記懸吊部の他端部に設けてあることを特徴とする。
【0013】第4発明にあっては、第2の荷重支持部が
懸吊部の端面に設けてあるので、懸吊部が壁面に交わる
方向に配される。従って収納ケースを使用する際に、使
用者の立ち位置に支柱の脚部が延びておらず、使用者が
収納物の出し入れを行い易い。
【0014】第5発明に係る収納ケースは、第1乃至第
4発明のいずれかに記載の骨材に、収納袋を懸吊してあ
ることを特徴とする。
【0015】第5発明にあっては、骨材が交わる2方向
で荷重支持されているので、例えば縦長の収納袋を骨材
に懸吊した場合でも、安定性良く設置される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る実施の形態1の収
納ケースの構造を示す斜視図、図2は壁に向かう側から
見た収納ケースの側面図(正面図)、図3は右側面図で
ある。また、図4は図1の骨材の出荷時の各部品の分解
斜視図である。骨材1はスチール製のパイプで形成され
ており、床面と壁面との2面で支持され、収納袋50を
懸吊して室内に設置されている。
【0017】図に示すように、骨材1の脚部たる下横パ
イプ11は、両端側の所定長さ分を同方向に夫々屈曲せ
しめて支持脚(第1の荷重支持部)110,110を設
けている。支持脚110,110の先端には合成樹脂製
の滑り止め具110a,110aが取付けられてあり、
滑り止め具110a,110aの裏面を床面に当接せし
めている。下横パイプ11にはスチール製のジョイント
部材15,15が挿嵌され、屈曲部近傍にジョイント部
材15,15を介して支柱下部12,12が夫々連結さ
れている。支柱下部12,12は、図1に示すように、
鉛直方向に対して壁側に傾斜した態様で下横パイプ11
に連結されている。
【0018】支柱下部12,12の上端に上横パイプ1
3が連結されている。上横パイプ13は、両端側の所定
長さ分を同方向に屈曲せしめて支柱上部130,130
を設けており、支柱上部130,130の端部に形成さ
れた挿入雄型130b,130bを支柱下部12,12
端部の挿入雌型12b,12bに挿入して連結してい
る。図2に示すように、上横パイプ13の中央部分は略
水平に延びて懸吊部を形成し、懸吊部及び下横パイプ1
1は床面と略平行になっている。上横パイプ13の支柱
上部130,130にはジョイント部材16,16が挿
嵌され、支持杆(第2の荷重支持部)14,14が連結
されている。支持杆14,14は、図1に示すように、
床面と略平行に壁に向かって延設されており、その先端
に取付けられた合成樹脂製の滑り止め具14a,14a
の裏面が壁面に当接している。
【0019】下横パイプ11と支柱下部12とは、上述
したようにジョイント部材15を介して連結されてい
る。ジョイント部材15は平面視で倒立T字状を有する
中空材であり、強度補強のためのリブ15a,15aが
両側に設けられている。両端が開口されたパイプ部分に
下横パイプ11を挿通せしめ、ジョイント部材15に設
けられたネジ孔と下横パイプ11に開設された通し孔と
を合わせてネジ17,17を挿入し、下横パイプ11と
ジョイント部材15とをネジ止めしている。また、ジョ
イント部材15の残りの開口に支柱下部12を挿入し、
ジョイント部材15に設けられたネジ孔と支柱下部12
に開設された通し孔とを合わせてネジ17,17を挿入
し、支柱下部12とジョイント部材15とをネジ止めし
ている。
【0020】また、上横パイプ13の支柱上部130と
支持杆14との固定は、上述したジョイント部材15と
類似の形状のジョイント部材16を用いて同様に行なっ
ている。ジョイント部材16に支柱上部130及び支持
杆14を挿入し、支柱上部130と支持杆14とをジョ
イント部材16にネジ止めしている。
【0021】以上の如き構成の骨材1の上横パイプ13
に、収納袋50が懸吊されている。収納袋50は例えば
塩化ビニル製であり、図1に示すように、縦長の直方体
殻状を有している。収納袋50,50…は、対象収納物
に応じて、天板にハンガー掛け棒51が設けてあった
り、また、収納物に合った寸法に棚仕切りされたりして
いる。収納袋50の棚は、ベニヤ板又は集積材等の表面
を例えば塩化ビニルで覆ったものを、収納袋50に縫い
付けて形成してある。図1には3種類の異なる収納袋5
0を懸吊した場合を示している。
【0022】図5は収納袋の吊り下げ状態を説明する斜
視図であり、骨材1の上横パイプ13と収納袋50の天
板部分のみを示している。収納袋50の天板52は、例
えばベニヤ板,スチール板のような板材を取り付けるこ
とにより強度を補強している。図5に示すように、天板
52上面の略中央に、塩化ビニル製又は綿製の略矩形状
の吊り帯53がボルト55及びナット56で取付けられ
ている。吊り帯53の長さ方向両端部には面ファスナー
57,57が貼着されている。図5に示すように、吊り
帯53の両端部を上横パイプ13に掛けて面ファスナー
57,57同士を接着させることにより、収納袋50が
骨材1に着脱可能に懸吊される。また、収納袋50内に
は天板52にハンガー掛け棒51が取り付けられてい
る。なお、収納袋50の前面にはファスナーが設けられ
ており、収納物を出し入れする際に前面を開口するよう
になっている。
【0023】また、骨材1及び収納袋50は、図2及び
図3に示す如き寸法を有している。これはハンガーに掛
けた衣服を吊るすのに十分な寸法であるが、図に示した
寸法に限るものではなく、収納対象物が収納可能な寸法
であれば良い。
【0024】このような収納ケースは、上述したよう
に、収納袋50の重量を支持脚110と支持杆14とが
支持している。支持脚110は床面に荷重し、支持杆1
4は壁面に荷重する、即ち、支持脚110と支持杆14
とは互いに交わる方向で支持しているので、荷重が分散
されて設置安定性が高くなる。従って、収納袋50を安
定に懸吊することができ、収納物を出し入れしても骨材
1が倒れることがない。また、支持脚110及び支持杆
14に滑り止め具110a,14aをとりつけてあるの
で、床面及び壁面との摩擦係数が高くなり、さらに安定
に支持できる。
【0025】さらに、骨材1の構成がシンプルであるの
で部品数が少なく、組立てが簡単である。さらにまた、
骨材1はフレーム形状を有しているので、設置した際の
水平,鉛直方向の振動に強い。さらにまた、収納袋50
は掛け棒に吊るすだけで良く、組立てに余計な手間がか
からない。また、収納袋50は面ファスナーで固定する
ので何度でも吊り直しができる。
【0026】なお、上述した実施の形態1では、骨材1
はスチール製の場合を説明しているが、これに限るもの
ではなく、アルミニウム製又は木製であっても良い。ま
た、収納袋50は、塩化ビニル製の場合を説明している
が、これに限るものではなく、斜文織綿布(デニム)
製、綿製又は合成樹脂フィルムと布若しくは不織布とを
貼り合わせた合成皮革であっても良い。
【0027】さらに、滑り止め具14a,110aは合
成樹脂製である場合を説明しているが、これに限るもの
ではなく、床面及び壁面と支持杆14,支持脚110と
の摩擦係数が大きいものであれば良い。また、滑り止め
具14a,110aは取り付けてなくても、安定に設置
できる。
【0028】実施の形態2.図6は、本発明に係る実施
の形態2の収納ケースの構造を示す斜視図である。骨材
2はスチール製のパイプで形成されており、床面と壁面
との2面で支持され、収納袋50,50を懸吊して室内
に設置されている。図に示すように、骨材2の脚部たる
下横パイプ21は、両端側の所定長さ分を同方向に夫々
屈曲せしめて支持脚(第1の荷重支持部)210,21
0を設け、支持脚210の先端に取付けられた滑り止め
具110aの裏面を床面に当接している。下横パイプ2
1の略中央には、ジョイント部材15を介して支柱下部
22aが連結されている。支柱下部22aの上端には支
柱上部22bが雄雌型の挿嵌により連結されている。支
柱下部22a及び支柱下部22bは、図6に示すよう
に、鉛直方向に対して壁側に傾斜した態様で下横パイプ
21に連結されている。
【0029】支柱上部22bの上端に上横パイプ23が
連結されている。上横パイプ23は、両端側の所定長さ
分を同方向に屈曲せしめて支持部(第2の荷重支持部)
230,230を設けている。支持部230,230は
床面と略平行であり、その先端に取付けられた滑り止め
具14a,14aの裏面を壁面に当接させてある。上横
パイプ23の中央は略水平に延びて懸吊部を形成し、ジ
ョイント部材15が挿嵌されて支柱上部22bが連結さ
れている。懸吊部及び下横パイプ21は床面と略平行に
なっている。骨材2のその他の構成、及びジョイント部
材15を用いての連結構造は実施の形態1と同様であ
り、対応する部分に対応する符号を付して説明を省略す
る。
【0030】以上の如き構成の骨材2の上横パイプ23
には、支柱下部22a及び支柱上部22bを挟んで両側
に収納袋50,50が懸吊されている。収納袋50は例
えばデニム製であり、図6に示すように、縦長の直方体
殻状を有している。図6には、天板にハンガー掛け棒5
1が設けてある収納袋と、収納物に合った寸法に棚仕切
りされ、前面が開放された収納袋を示している。収納袋
50の構造は、吊り帯53に換えて金属製又は合成樹脂
製の鉤型フック58,58が取り付けられている以外は
実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
【0031】以上の如き構成の収納ケースは、収納袋5
0の重量を支持脚210と支持部230とが支持してい
る。支持脚210は床面に荷重し、支持部230は壁面
に荷重する、即ち支持脚210と支持部230とは互い
に交わる方向で支持しているので荷重が分散されて設置
安定性が高くなり、実施の形態1と同様の効果を得る。
さらに、骨材2は2つの収納袋50,50の間に支柱を
立てた構造であるので、収納ケースの左右の両外側にパ
イプがなく、使用者がパイプに当たる危険性がない。
【0032】なお、上述した実施の形態1にあっても、
上横パイプの懸吊部の両端に壁面に向かって水平に延び
る支持部を設けた場合は、さらに高い位置で壁面に荷重
支持されるので、安定性がさらに増す。
【0033】実施の形態3.図7は、本発明に係る実施
の形態3の収納ケースの構造を示す斜視図である。骨材
3はスチール製のパイプで形成されており、床面と壁面
との2面で支持され、収納袋50を懸吊して室内に設置
されている。図に示すように、下横パイプ31は、両端
側の所定長さ分を同方向に夫々屈曲せしめて支持脚(第
1の荷重支持部)310,310を設け、支持脚の先端
に取付けられた滑り止め具110aの裏面を床面に当接
している。下横パイプ31の略中央には、ジョイント部
材15を介して支柱下部32が連結されている。支柱下
部32の上端には、略L字状に湾曲した上横パイプ33
の一端が雌雄挿入により連結されている。上横パイプ3
3の他端側は水平に延設されて懸吊部を形成しており、
先端(第2の荷重支持部)に取付けられた滑り止め具1
4aの裏面を壁面に当接させている。図7に示すよう
に、上横パイプ33の懸吊部は、下横パイプ31と捩じ
れの位置関係にあり、床面に略平行になっている。
【0034】骨材3のその他の構成、及びジョイント部
材15を用いての連結構造は実施の形態1と同様であ
り、対応する部分に対応する符号を付して説明を省略す
る。
【0035】以上の如き構成の骨材3の上横パイプ33
には、収納袋50が懸吊されている。収納袋50は例え
ば綿製であり、図6に示すように、縦長の直方体殻状を
有している。収納袋50の天板には、実施の形態1と同
様に吊り帯53が設けられており、吊り帯53を上横パ
イプ33に掛けて固定する。収納袋50の構造は、実施
の形態1と同様であり、説明を省略する。
【0036】以上の如き構成の収納ケースは、収納袋5
0の重量を支持脚310は床面で、上横パイプ33は壁
面で支持している。支持脚310と上横パイプ33とは
互いに交わる方向で支持しているので荷重が分散されて
設置安定性が高くなり、実施の形態1と同様の効果を得
る。さらに、上横パイプ33は下横パイプ31と捩じれ
の位置関係にあり、収納袋50の前面が下横パイプ31
と重ならないので、収納物を出し入れする際に下横パイ
プ31が邪魔になることがない。
【0037】実施の形態4.図8は、本発明に係る実施
の形態4の収納ケースの構造を示す斜視図である。骨材
4は上述した実施の形態1と同タイプであり、木製の板
材及びスチール製パイプで形成されており、床面と壁面
との2面で支持され、収納袋50を懸吊して室内に設置
されている。
【0038】図に示すように、骨材4の脚部たる下横板
41は平板状を有し、底面の全領域を床面に当接させて
いる。下横板41(第1の荷重支持部)の両端部から上
方に延設された側板は樹木を模っており、夫々、支柱下
板42を幹に見立て、支柱上板420と支持板44(第
2の荷重支持部)とを枝に見立ててある。支持板44
は、支柱下板42及び支柱上板420の境界部分から壁
に向かって延設され、その先端面を壁面に当接させてい
る。支柱上板420,420の上部には連結孔が開設さ
れ、上横パイプ43が略水平に架設されて両端が嵌め止
めされている。
【0039】以上の如き構成の骨材4の上横パイプ43
には、収納袋50,50が懸吊されている。収納袋50
は例えば綿製であり、図8に示すように、縦長の直方体
殻状を有している。収納袋50の天板には、実施の形態
1と同様に吊り帯53が設けられており、吊り帯53を
上横パイプ43に掛けて固定する。図では、2つの吊り
帯53,53で係止された横広タイプの収納袋50と、
棚が設けられ、前面が開放されたタイプの収納袋50と
を懸吊した場合を示している。収納袋50のその他の構
造は、実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
【0040】以上の如き構成の収納ケースは、収納袋5
0の重量を下横板41と支持板44とで支持している。
下横板41は床面に荷重し、支持板44は壁面に荷重し
て、互いに交わる方向に支持しているので、収納袋50
を安定に懸吊することができ、実施の形態1と同様の効
果を得ることができる。また、下横板41は底面の全領
域で床面と接しているので、安定性がさらに優れてい
る。さらに、骨材4の下横板41,支柱上板420,支
柱下板42及び支持板44を木材で形成し、樹木の幹を
模った形状に成型してあるので、高いデザイン性を有し
ている。
【0041】なお、上述した実施の形態1〜4の収納ケ
ースは、収納袋50を骨材の懸吊部に吊るした場合を説
明しているが、これに限るものではなく、骨材のいずれ
の部分に係止しても、骨材が転倒することなく安全に使
用できる。また、上述した実施の形態1〜4では、収納
袋50を懸吊した場合を説明しているが、これに限るも
のではなく、衣類,タオル又はハンガー等を直接、骨材
に懸吊しても同様の効果を得ることができる。
【0042】また、上述した実施の形態1〜3の骨材
は、着脱可能な組立て構造を有する場合を説明している
が、これに限るものではなく、一体成型してあっても良
い。さらに、連結部分は上述した箇所には限らない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、収納
ケースの骨材が交わる2方向、具体的には床面と壁面と
で支持しているので、収納袋を安定して懸吊でき、使用
に際して安全性が高い。また、収納袋を懸吊する骨材の
構造がシンプルであるので部品数が少なく、組立てが簡
単である等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1の収納ケースの構造
を示す斜視図である。
【図2】図1の収納ケースを壁に向かう側から見た側面
図である。
【図3】図1の収納ケースの右側面図である。
【図4】図1の骨材の出荷時の各部品の分解斜視図であ
る。
【図5】実施の形態1の収納ケースの収納袋の吊り下げ
状態を説明する斜視図である。
【図6】実施の形態2の収納ケースの構造を示す斜視図
である。
【図7】実施の形態3の収納ケースの構造を示す斜視図
である。
【図8】本発明に係る実施の形態4の収納ケースの構造
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 骨材 11,21,31 下横パイプ 12,22a,32,42 支柱下部 13,23,43 上横パイプ 14,24 支持杆(第2の荷重支持部) 14a,110a 滑り止め具 33 上横パイプ(第2の荷重支持部) 41 下横板(第1の荷重支持部) 44 支持板(第2の荷重支持部) 50 収納袋 53 吊り帯 58 フック 110,210,310 支持脚(第1の荷重支持部) 130,22b,33a,420 支柱上部 230 支持部(第2の荷重支持部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を懸吊すべき懸吊部と、該懸吊部
    を支持する支柱と、該支柱の基端部に設けられた脚部と
    を備える収納ケース用骨材において、 前記脚部に設けられた第1の荷重支持部と、該第1の荷
    重支持部の支持方向と交わる方向に支持する第2の荷重
    支持部とを備え、前記第1及び第2の荷重支持部の夫々
    は、法線方向が相異なる各面に当接せしめるべくなして
    あることを特徴とする収納ケース用骨材。
  2. 【請求項2】 前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
    記懸吊部の長さ方向の両端側に夫々設けてある請求項1
    記載の収納ケース用骨材。
  3. 【請求項3】 前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
    記懸吊部の長さ方向の略中央に設けてある請求項1記載
    の収納ケース用骨材。
  4. 【請求項4】 前記懸吊部は棒状を有し、前記支柱は前
    記懸吊部の一端部に連なり、前記第2の荷重支持部は前
    記懸吊部の他端部に設けてある請求項1記載の収納ケー
    ス用骨材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の収納
    ケース用骨材に、収納袋を懸吊してあることを特徴とす
    る収納ケース。
JP10327246A 1998-11-17 1998-11-17 収納ケース用骨材及び収納ケース Pending JP2000139587A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104000395A (zh) * 2014-04-18 2014-08-27 成都市温江区金玉专利研究所 便携的简易衣柜
KR102000417B1 (ko) * 2019-01-03 2019-07-15 채세은 원터치 슬라이드 탈착이 가능한 수납장 이동형 테이블
KR102021080B1 (ko) * 2019-01-07 2019-11-04 ㈜ 프렌시스 수납장 이동형 멀티 테이블
CN111998588A (zh) * 2019-05-27 2020-11-27 合肥华凌股份有限公司 箱体组件及制冷设备

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