JP2000138561A - 表面実装用の多電極対圧電フィルタ - Google Patents
表面実装用の多電極対圧電フィルタInfo
- Publication number
- JP2000138561A JP2000138561A JP10326181A JP32618198A JP2000138561A JP 2000138561 A JP2000138561 A JP 2000138561A JP 10326181 A JP10326181 A JP 10326181A JP 32618198 A JP32618198 A JP 32618198A JP 2000138561 A JP2000138561 A JP 2000138561A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数(結合コンデンサ)を増やさず、しか
も入出力間の電気的結合の小さな面実装とした多電極つ
いの圧電フィルタを提供する。 【構成】圧電片の一主面に共通電極を有して他主面に該
共通電極と対をなす両側の入出力電極と該入出力電極間
に2以上の中間電極を有する圧電片と、前記共通電極に
接続するアース端子と前記入出力電極に接続する入出力
端子と前中間電極に接続する複数の調整端子とを有する
実装容器を具備し、前記複数の調整端子は前記入出力端
子及び前記アース端子とともに伝送特性を調整した後、
前記アース端子と電気的に接続された構成とする。
も入出力間の電気的結合の小さな面実装とした多電極つ
いの圧電フィルタを提供する。 【構成】圧電片の一主面に共通電極を有して他主面に該
共通電極と対をなす両側の入出力電極と該入出力電極間
に2以上の中間電極を有する圧電片と、前記共通電極に
接続するアース端子と前記入出力電極に接続する入出力
端子と前中間電極に接続する複数の調整端子とを有する
実装容器を具備し、前記複数の調整端子は前記入出力端
子及び前記アース端子とともに伝送特性を調整した後、
前記アース端子と電気的に接続された構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は4対以上の電極から
なる多電極対圧電フィルタを産業上の技術分野とし、特
に中間電極の調整端子を実装容器に設けた表面実装用の
多電極対水晶フィルタ(面実装多電極フィルタとする)
に関する。
なる多電極対圧電フィルタを産業上の技術分野とし、特
に中間電極の調整端子を実装容器に設けた表面実装用の
多電極対水晶フィルタ(面実装多電極フィルタとする)
に関する。
【0002】
【従来の技術】(発明の背景)面実装多電極フィルタ
は、例えば水晶片に4つの電極対を形成し、各電極対の
音響結合を利用して伝送特性を得るとともに、例えは2
電極対に比較して減衰傾度を高める。したがって、近年
の通信回線が増加する中では、混信防止等の意味合いか
ら、また、面実装した小型からその実用化が急がれてい
る。この種に類したものとして、例えば2電極対の圧電
フィルタを2個縦続した多段接続圧電フィルタがある
(参照:特開平9-46170号公報)。
は、例えば水晶片に4つの電極対を形成し、各電極対の
音響結合を利用して伝送特性を得るとともに、例えは2
電極対に比較して減衰傾度を高める。したがって、近年
の通信回線が増加する中では、混信防止等の意味合いか
ら、また、面実装した小型からその実用化が急がれてい
る。この種に類したものとして、例えば2電極対の圧電
フィルタを2個縦続した多段接続圧電フィルタがある
(参照:特開平9-46170号公報)。
【0003】(従来技術の一例)第7図は一従来例を説
明する多段接続フィルタの図である。多段接続フィルタ
は、入出力電極1、2と共通電極3を水晶片4(ab)
の両主面に有する各2電極対の2個の水晶フィルタ5
(ab)からなる。そして、一方の水晶フィルタ(前
段)5aの出力電極2と他方の水晶フィルタ5b(後
段)の入力電極1とを接続し、接続中点とアース間に結
合コンデンサ6を形成して縦続する。
明する多段接続フィルタの図である。多段接続フィルタ
は、入出力電極1、2と共通電極3を水晶片4(ab)
の両主面に有する各2電極対の2個の水晶フィルタ5
(ab)からなる。そして、一方の水晶フィルタ(前
段)5aの出力電極2と他方の水晶フィルタ5b(後
段)の入力電極1とを接続し、接続中点とアース間に結
合コンデンサ6を形成して縦続する。
【0004】これらのものでは、各水晶フィルタ5(a
b)はそれぞれ対称モードと斜対称モードによる共振特
性fs、faを有し(第8図)、フィルタとしての伝送特
性を有する(第9図曲線イ)。そして、多段接続フィル
タでは、2個の水晶フィルタ5(ab)を縦続するので
伝送特性中の減衰傾度を高めることができる(同図曲線
ロ)。
b)はそれぞれ対称モードと斜対称モードによる共振特
性fs、faを有し(第8図)、フィルタとしての伝送特
性を有する(第9図曲線イ)。そして、多段接続フィル
タでは、2個の水晶フィルタ5(ab)を縦続するので
伝送特性中の減衰傾度を高めることができる(同図曲線
ロ)。
【0005】多段接続フィルタを構成する2個の水晶片
4(ab)は、例えば第10図(平面図)に示したよう
に、セラミックからなる実装容器7内に同一平面上に収
容して面実装用とする。そして、通常では、実装容器7
内に水晶片4(ab)を固着して収容した後に、個々の
水晶片毎に、例えば帯域幅、中心周波数、対称及び斜対
称モードのバランス調整等を行い、規定の伝送特性を得
る。
4(ab)は、例えば第10図(平面図)に示したよう
に、セラミックからなる実装容器7内に同一平面上に収
容して面実装用とする。そして、通常では、実装容器7
内に水晶片4(ab)を固着して収容した後に、個々の
水晶片毎に、例えば帯域幅、中心周波数、対称及び斜対
称モードのバランス調整等を行い、規定の伝送特性を得
る。
【0006】そして、この場合は、各水晶片4(ab)
が個々に独立しているので、両者間の音響的な結合を防
止して、個々の調整作業を容易にする。
が個々に独立しているので、両者間の音響的な結合を防
止して、個々の調整作業を容易にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の多段接続フィルタでは、2個
の水晶フィルタ5(ab)を縦続する結合コンデンサ6
を要するので、部品点数を多くする。また、一方の水晶
フィルタ5aの出力電極端2aと他方の入力電極端1a
を接続するので、両者を接続する電極パターン8(a
b)を形成する。なお、電極パターン8(ab)は例え
ば裏面側にて共通接続される。
しかしながら、上記構成の多段接続フィルタでは、2個
の水晶フィルタ5(ab)を縦続する結合コンデンサ6
を要するので、部品点数を多くする。また、一方の水晶
フィルタ5aの出力電極端2aと他方の入力電極端1a
を接続するので、両者を接続する電極パターン8(a
b)を形成する。なお、電極パターン8(ab)は例え
ば裏面側にて共通接続される。
【0008】したがって、前段の水晶フィルタ5aの入
力電極1及び後段の水晶フィルタ5bの出力電極2と電
極パターン8との間で静電結合を生ずる。したがって、
静電結合による直接波の飛び込みにより、保証減衰量を
低下させる問題があった。
力電極1及び後段の水晶フィルタ5bの出力電極2と電
極パターン8との間で静電結合を生ずる。したがって、
静電結合による直接波の飛び込みにより、保証減衰量を
低下させる問題があった。
【0009】(発明の目的)本発明は、部品点数(結合
コンデンサ)を増やさず、しかも入出力間の電気的結合
の小さな面実装多電極フィルタを提供することを目的と
する。
コンデンサ)を増やさず、しかも入出力間の電気的結合
の小さな面実装多電極フィルタを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電片の一主
面に共通電極を有して他主面に該共通電極と対をなす両
側の入出力電極と該入出力電極間に2以上の中間電極を
有する圧電片と、前記共通電極に接続するアース端子と
前記入出力電極に接続する入出力端子と前中間電極に接
続する調整端子とを有する実装用容器とから構成したこ
とを基本的な解決手段とする。
面に共通電極を有して他主面に該共通電極と対をなす両
側の入出力電極と該入出力電極間に2以上の中間電極を
有する圧電片と、前記共通電極に接続するアース端子と
前記入出力電極に接続する入出力端子と前中間電極に接
続する調整端子とを有する実装用容器とから構成したこ
とを基本的な解決手段とする。
【0011】
【作用】本発明では、4電極対以上を水晶片に直接に形
成して音響結合を用いたフィルタを構成するので、結合
コンデンサを不要にする。また、実装用容器に中間電極
の調整端子を設けたので、伝送特性の調整を容易にす
る。以下、本発明の一実施例を説明する。
成して音響結合を用いたフィルタを構成するので、結合
コンデンサを不要にする。また、実装用容器に中間電極
の調整端子を設けたので、伝送特性の調整を容易にす
る。以下、本発明の一実施例を説明する。
【0012】第1図は本発明の一実施例を説明する面実
装多電極フィルタの図である。なお、前従来例図と同一
部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略す
る。面実装多電極フィルタは水晶片4と実装容器9(第
4図)とからなる。水晶片4は、一主面に共通電極3を
他主面に4電極10〜13を形成し、4電極対とする。
両側の電極は入出力電極10、13であり、入出力電極
間の電極は第1及び第2中間電極12、13である。
装多電極フィルタの図である。なお、前従来例図と同一
部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略す
る。面実装多電極フィルタは水晶片4と実装容器9(第
4図)とからなる。水晶片4は、一主面に共通電極3を
他主面に4電極10〜13を形成し、4電極対とする。
両側の電極は入出力電極10、13であり、入出力電極
間の電極は第1及び第2中間電極12、13である。
【0013】そして、共通電極3、入出力電極10、1
3及び第1、第2中間電極から11、12からはそれぞ
れ引出電極10a、11a、12a、13aが延出す
る。そして、第1及び中間電極11、12は最終的に共
通電極3に電気的に接続してアース接地となる。
3及び第1、第2中間電極から11、12からはそれぞ
れ引出電極10a、11a、12a、13aが延出す
る。そして、第1及び中間電極11、12は最終的に共
通電極3に電気的に接続してアース接地となる。
【0014】なお、このように結線された水晶片4から
なる面実装多電極フィルタでは、入力電極10と共通電
極3間に高周波信号を印加して掃引すると、出力電極1
3と共通電極間には4つの共振特性をもった周波数特性
を得る。すなわち、4電極対の音響結合によって、対称
モード、非対称モード、斜対称モードによる4つの共振
特性f1〜f4を得る(第3図)。そして、出力インピー
ダンスを整合させることにより、前述多段接続フィルタ
と同様に減衰傾度を高めた規定の伝送特性を得る(前第
9図曲線ロ)。
なる面実装多電極フィルタでは、入力電極10と共通電
極3間に高周波信号を印加して掃引すると、出力電極1
3と共通電極間には4つの共振特性をもった周波数特性
を得る。すなわち、4電極対の音響結合によって、対称
モード、非対称モード、斜対称モードによる4つの共振
特性f1〜f4を得る(第3図)。そして、出力インピー
ダンスを整合させることにより、前述多段接続フィルタ
と同様に減衰傾度を高めた規定の伝送特性を得る(前第
9図曲線ロ)。
【0015】実装容器は9は、底壁9aと枠9bの焼成
によるセラミックからなる。内底面となる底壁9bの上
面にシールド電極14を有し、対向した一組の角部に形
成されたアース端子15(ab)に接続する。また、対
向した他組の角部には入出力端子16、17を有し、各
長辺の中央には第1及び第2調整端子18、19を有す
る。
によるセラミックからなる。内底面となる底壁9bの上
面にシールド電極14を有し、対向した一組の角部に形
成されたアース端子15(ab)に接続する。また、対
向した他組の角部には入出力端子16、17を有し、各
長辺の中央には第1及び第2調整端子18、19を有す
る。
【0016】これらのアース、入出力及び第1、第2調
整端子15〜19は、それぞれ例えば電極貫通孔(所謂
スルーホール、未図示)により側面を経て底面に延出
し、アース15及び入出力端子16、17は表面実装用
端子として機能する。
整端子15〜19は、それぞれ例えば電極貫通孔(所謂
スルーホール、未図示)により側面を経て底面に延出
し、アース15及び入出力端子16、17は表面実装用
端子として機能する。
【0017】これらのものでは、第5図(平面図)に示
したように、水晶片4の他主面に形成された入出力及び
第1、第2中間電極10〜13を内底面のシールド電極
14に対向させる。そして、入出力、第1、第2中間電
極10〜13及びアース電極3の引出電極10a〜13
a及び3aを、それぞれ実装容器9の入出力端子、第
1、第2調整端子16〜19及びアース端子15に接続
する。これらは、導電性接着剤20により固着して電気
的・機械的に接続する。
したように、水晶片4の他主面に形成された入出力及び
第1、第2中間電極10〜13を内底面のシールド電極
14に対向させる。そして、入出力、第1、第2中間電
極10〜13及びアース電極3の引出電極10a〜13
a及び3aを、それぞれ実装容器9の入出力端子、第
1、第2調整端子16〜19及びアース端子15に接続
する。これらは、導電性接着剤20により固着して電気
的・機械的に接続する。
【0018】そして、入出力端子16、17、第1及び
第2調整端子18、19とアース端子15との間を図示
しない外部回路によって任意に結線し(第6図)、例え
ばそれぞれの対向する電極間の共振周波数が規定値にな
るように、金属膜等の質量を付加して調整する。そし
て、調整終了後に第1及び第2調整端子18、19を、
面実装多電極フィルタが実装される回路基板のアース電
極に接続する。あるいは、導電性接着剤20等によりア
ース端子15(ab)にそれぞれ接続して、アース端子
15に電気的に接続する(未図示)。
第2調整端子18、19とアース端子15との間を図示
しない外部回路によって任意に結線し(第6図)、例え
ばそれぞれの対向する電極間の共振周波数が規定値にな
るように、金属膜等の質量を付加して調整する。そし
て、調整終了後に第1及び第2調整端子18、19を、
面実装多電極フィルタが実装される回路基板のアース電
極に接続する。あるいは、導電性接着剤20等によりア
ース端子15(ab)にそれぞれ接続して、アース端子
15に電気的に接続する(未図示)。
【0019】このようなものでは、実装容器9に第1及
び第2中間電極11、12の調整端子18、19を設け
た構成とする。したがって、第1及び第2中間電極1
1、12と共通電極3との間の共振周波数を、水晶片4
実装した状態で調整できる。そして、調整終了後に、第
1及び第2中間電極11、12をアース電極に接続すれ
ばよいので、面実装多電極フィルタの結線を容易になし
得る。
び第2中間電極11、12の調整端子18、19を設け
た構成とする。したがって、第1及び第2中間電極1
1、12と共通電極3との間の共振周波数を、水晶片4
実装した状態で調整できる。そして、調整終了後に、第
1及び第2中間電極11、12をアース電極に接続すれ
ばよいので、面実装多電極フィルタの結線を容易になし
得る。
【0020】そして、このような構成であれば、従来の
多段接続圧電フィルタのように実装容器9の内底回路基
板に前後段とした水晶フィルタ5(ab)の出力端と入
力端を接続する回路パターン(接続端子)8(ab)を
要することがない(前第10図参照)。したがって、本
実施例ではこれらによる静電結合を生ずることがない。
多段接続圧電フィルタのように実装容器9の内底回路基
板に前後段とした水晶フィルタ5(ab)の出力端と入
力端を接続する回路パターン(接続端子)8(ab)を
要することがない(前第10図参照)。したがって、本
実施例ではこれらによる静電結合を生ずることがない。
【0021】また、この実施例では、面実装容器9の内
底面にシールド電極14を設けて入出力電極10、13
の他方の主面を対向させたので、入出力間の静電結合を
も防止する。したがって、これらのものでは、減衰傾度
とともに保証減衰量を高めることができ、特に、水晶片
4の平面面積が小さくなるほど静電結合を生じやすく、
その効果は大きい。
底面にシールド電極14を設けて入出力電極10、13
の他方の主面を対向させたので、入出力間の静電結合を
も防止する。したがって、これらのものでは、減衰傾度
とともに保証減衰量を高めることができ、特に、水晶片
4の平面面積が小さくなるほど静電結合を生じやすく、
その効果は大きい。
【0022】また、このような多電極対として音響結合
を用いたフィルタは、2電極対の水晶フィルタを縦続す
る場合の前述した結合コンデンサを不要とするので、部
品点数を少なくでき、小型化及び経済的に有利となる。
を用いたフィルタは、2電極対の水晶フィルタを縦続す
る場合の前述した結合コンデンサを不要とするので、部
品点数を少なくでき、小型化及び経済的に有利となる。
【0023】
【他の事項】上記実施例では、4電極対とした面実装多
電極フィルタについて説明したが、5電極対であっても
よく要は4電極つい以上であればよく、又水晶片以外の
圧電片であっても同様に構成できる。
電極フィルタについて説明したが、5電極対であっても
よく要は4電極つい以上であればよく、又水晶片以外の
圧電片であっても同様に構成できる。
【0024】要するに、本発明では、2電極対の圧電フ
ィルタを縦続して減衰傾度を高めるのではなく、4電極
対以上の多電極として4つの振動モード以上を音響的に
結合させ、中間電極に接続する調整端子を実装容器に直
接設けて伝送特性を調整するようにしたことを趣旨とす
るもので、このような趣旨に基づく面実装多電極フィル
タは基本的に本発明の技術的範囲に属する。
ィルタを縦続して減衰傾度を高めるのではなく、4電極
対以上の多電極として4つの振動モード以上を音響的に
結合させ、中間電極に接続する調整端子を実装容器に直
接設けて伝送特性を調整するようにしたことを趣旨とす
るもので、このような趣旨に基づく面実装多電極フィル
タは基本的に本発明の技術的範囲に属する。
【0025】
【発明の効果】本発明は、圧電片の一主面に共通電極を
有して他主面に該共通電極と対をなす両側の入出力電極
と該入出力電極間に2以上の中間電極を有する圧電片
と、前記共通電極に接続するアース端子と前記入出力電
極に接続する入出力端子と前中間電極に接続する調整端
子とを有する実装用容器とから構成したので、部品点数
(結合コンデンサ)を増やさず入出力間の電気的結合の
小さな面実装多電極フィルタを提供できる。
有して他主面に該共通電極と対をなす両側の入出力電極
と該入出力電極間に2以上の中間電極を有する圧電片
と、前記共通電極に接続するアース端子と前記入出力電
極に接続する入出力端子と前中間電極に接続する調整端
子とを有する実装用容器とから構成したので、部品点数
(結合コンデンサ)を増やさず入出力間の電気的結合の
小さな面実装多電極フィルタを提供できる。
【図1】本発明の一実施例を説明する面実装多電極フィ
ルタの結線図である。
ルタの結線図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する水晶片の平面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の一実施例を説明する周波数特性図(リ
アクタンス特性)である。
アクタンス特性)である。
【図4】本発明の一実施例を説明する実装容器の分解図
である。
である。
【図5】本発明の一実施例を説明する面実装多電極フィ
ルタの平面図である。
ルタの平面図である。
【図6】本発明の一実施例を説明する結線図である。
【図7】従来例を説明する多段接続フィルタの結線図で
ある。
ある。
【図8】従来例を説明する水晶フィルタの共振特性図
(リアクタンス特性)である。
(リアクタンス特性)である。
【図9】従来例を説明する伝送特性(帯域特性)であ
る。
る。
【図10】従来例を説明する面実装とした多段接続フィ
ルタの平面図である。
ルタの平面図である。
1、10 入力電極、2、13 出力電極、3 共通電
極、4 水晶片、5水晶フィルタ、6 結合コンデン
サ、7、9 実装容器、8 回路パターン(接続端
子)、11、12 中間電極、14 シールド電極、1
5、16、17 実装端子、18、19 調整端子、2
0 導電性接着剤.
極、4 水晶片、5水晶フィルタ、6 結合コンデン
サ、7、9 実装容器、8 回路パターン(接続端
子)、11、12 中間電極、14 シールド電極、1
5、16、17 実装端子、18、19 調整端子、2
0 導電性接着剤.
Claims (2)
- 【請求項1】圧電片の一主面に共通電極を有して他主面
に該共通電極と対をなす両側の入出力電極と該入出力電
極間に2以上の中間電極を有する圧電片と、前記共通電
極に接続するアース端子と前記入出力電極に接続する入
出力端子と前中間電極に接続する複数の調整端子とを有
する実装容器を具備し、前記複数の調整端子は前記入出
力端子及び前記アース端子とともに伝送特性を調整した
後、前記アース端子と電気的に接続されることを特徴と
する表面実装用の多電極対圧電フィルタ。 - 【請求項2】前記実装容器の内底面には、前記入出力電
極の形成された他主面と対向したシールド電極を有する
請求項1の面実装用の多電極対圧電フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10326181A JP2000138561A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 表面実装用の多電極対圧電フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10326181A JP2000138561A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 表面実装用の多電極対圧電フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000138561A true JP2000138561A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18184951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10326181A Pending JP2000138561A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 表面実装用の多電極対圧電フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000138561A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014086983A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Daishinku Corp | 圧電フィルタ |
CN111557076A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-08-18 | 株式会社大真空 | 压电滤波器 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10326181A patent/JP2000138561A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014086983A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Daishinku Corp | 圧電フィルタ |
CN111557076A (zh) * | 2018-02-02 | 2020-08-18 | 株式会社大真空 | 压电滤波器 |
CN111557076B (zh) * | 2018-02-02 | 2024-04-16 | 株式会社大真空 | 压电滤波器 |
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