JP2000137820A - 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、並びに提供媒体

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JP2000137820A
JP2000137820A JP10326036A JP32603698A JP2000137820A JP 2000137820 A JP2000137820 A JP 2000137820A JP 10326036 A JP10326036 A JP 10326036A JP 32603698 A JP32603698 A JP 32603698A JP 2000137820 A JP2000137820 A JP 2000137820A
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histogram
quantization
unit
capturing
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Junichi Ishibashi
淳一 石橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物の移動に拘わらず、認識できるように
する。 【解決手段】 撮像部2に撮像された画像は、量子化部
11−1により量子化され、その量子化結果を用いて、
クラス分類部12−1は、クラス番号を所定の方法によ
り付加し、そのクラス番号を用いて、ヒストグラム演算
部13−1は、ヒストグラムを作成する。マッチング判
定部14は、ヒストグラム演算部13−1から出力され
たヒストグラムと、ヒストグラム演算部12−2から出
力された記憶部4に記憶された画像のヒストグラムとを
用いて、マッチング度を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
方法、並びに提供媒体に関し、特に、画像をクラス分類
し、そのクラス分類の結果に応じたヒストグラムを作成
し、その作成されたヒストグラムを用いて2つの画像の
類似性を判定するようにした画像処理装置および方法、
並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像認識の一例として、テンプレ
ートマッチングがある。このテンプレートマッチングで
は、予め認識させたい画像の参照用の画像がビデオカメ
ラなどにより撮像され、保持される。そして、保持され
た参照用の画像と、認識させるために新たに撮像された
テスト画像とが、例えば、差分を取ることにより、類似
度が調べられる。このようなテンプレートマッチングで
は、保持された画像との単純な比較から類似度が判断さ
れるので、保持した画像とテスト画像との間の少しの違
いでも、その結果に大きな違いが生じることがあった。
すなわち、ロバスト性にかけていた。
【0003】しかしながら、類似度を判定したいテスト
画像は、常に画面上、同じ位置に存在するわけではな
く、回転、平行移動、ズームなどの変化を受けることが
多い。従って、保持された画像と単純に比較するだけで
は、結果に大きな違いが生じてしまうので、特定のサー
チエリアを設定し、そのエリア内全体で回転、平行移
動、ズームなどの変化をくまなく調べることにより、ロ
バスト性の低さを補うようにされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、特定のサーチエリアを設定することにより、
ロバスト性の低さを補うようにした場合、多くの条件に
ついてサーチする必要性があり、その為に、演算量が多
くなるといった課題があった。また、設定されたサーチ
エリア外の変化に対しては、対処できないといった課題
があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画像をクラス分類し、そのクラス分類の結
果に応じたヒストグラムを作成し、その作成されたヒス
トグラムを用いて2つの画像の類似性を判定するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、処理対象の対象画像を取り込む取り込み手段
と、対象画像に対応する複数の参照画像を記憶する記憶
手段と、取り込み手段により取り込まれた対象画像また
は記憶手段により記憶されている参照画像を量子化する
量子化手段と、量子化手段により量子化された画像をク
ラス分類する分類手段と、分類手段により分類された画
像を基に、ヒストグラムを作成する作成手段と、作成手
段により作成された、取り込み手段により取り込まれた
対象画像から得られたヒストグラムと、記憶手段に記憶
されている参照画像から得られたヒストグラムとを用い
て類似度を判定する判定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】請求項5に記載の画像処理方法は、処理対
象の対象画像を取り込む取り込みステップと、対象画像
の複数の参照画像を記憶する記憶ステップと、取り込み
ステップで取り込まれた対象画像または記憶ステップで
記憶されている参照画像を量子化する量子化ステップ
と、量子化ステップで量子化された画像をクラス分類す
る分類ステップと、分類ステップで分類された画像を基
に、ヒストグラムを作成する作成ステップと、作成ステ
ップで作成された、取り込みステップで取り込まれた対
象画像から得られたヒストグラムと、記憶ステップで記
憶されている参照画像から得られたヒストグラムとを用
いて類似度を判定する判定ステップとを含むことを特徴
とする。
【0008】請求項6に記載の提供媒体は、処理対象の
対象画像を取り込む取り込みステップと、対象画像の複
数の参照画像を記憶する記憶ステップと、取り込みステ
ップで取り込まれた対象画像または記憶ステップで記憶
されている参照画像を量子化する量子化ステップと、量
子化ステップで量子化された画像をクラス分類する分類
ステップと、分類ステップで分類された画像を基に、ヒ
ストグラムを作成する作成ステップと、作成ステップで
作成された、取り込みステップで取り込まれた対象画像
から得られたヒストグラムと、記憶ステップで記憶され
ている参照画像から得られたヒストグラムとを用いて類
似度を判定する判定ステップとを含む処理を画像処理装
置に実行させるコンピュータが読みとり可能なプログラ
ムを提供することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の画像処理装置、請求項5
に記載の画像処理方法、および請求項6に記載の提供媒
体においては、取り込まれた対象画像または記憶されて
いる参照画像が量子化され、量子化された画像がクラス
分類され、分類された画像を基に、ヒストグラムが作成
され、取り込まれた対処画像から得られたヒストグラム
と、記憶されている参照画像から得られたヒストグラム
とが用いられて類似度が判定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。また、従来の場合と対応す
る部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省
略する。
【0011】請求項1に記載の画像処理装置は、処理対
象の対象画像を取り込む取り込み手段(例えば、図2の
撮像部2)と、対象画像の複数の参照画像を記憶する記
憶手段(例えば、図2の記憶部4)と、取り込み手段に
より取り込まれた対象画像または記憶手段により記憶さ
れている参照画像を量子化する量子化手段(例えば、図
2の量子化部11−1)と、量子化手段により量子化さ
れた画像をクラス分類する分類手段(例えば、図2のク
ラス分類部12−1)と、分類手段により分類された画
像を基に、ヒストグラムを作成する作成手段(例えば、
図2のヒストグラム演算部12−1)と、作成手段によ
り作成された、取り込み手段により取り込まれた対象画
像から得られたヒストグラムと、記憶手段に記憶されて
いる参照画像から得られたヒストグラムとを用いて類似
度を判定する判定手段(例えば、図2のマッチング判定
部14)とを備えることを特徴とする。
【0012】図1は、本発明の画像処理装置の一実施の
形態の構成を示すブロック図である。撮像部2は、例え
ば、ビデオカメラなどで構成され、被写体の画像を撮像
する。撮像部2により撮像された画像は、演算部3に入
力される。演算部3は、撮像部2により撮像された画像
と、記憶部4に記憶されている画像、または、送受信部
5により受信された画像とを用いて、後述する演算を行
う。演算部3により演算が施された画像は、記憶部4に
記憶されるか、または、送受信部5により、ネットワー
ク(不図示)を介して他の装置に送信される。
【0013】図2は、演算部3の内部構成を示すブロッ
ク図である。撮像部2により撮像された画像のデータ
は、演算部3の量子化部11−1を介してクラス分類部
12−1に入力される。クラス分類部12−1は、後述
するクラス分類の方法に従って、入力されたデータを分
類し、ヒストグラム演算部13−1に出力する。ヒスト
グラム演算部13−1は、入力されたデータをもとに、
ヒストグラムを作成し、マッチング判定部14に出力す
る。
【0014】同様に、記憶部4に記憶されているデー
タ、または送受信部5により受信されたデータは、量子
化部11−2を介してクラス分類部12−2に入力され
る。クラス分類部12−2に入力されたデータは、クラ
ス分類され、ヒストグラム演算部13−2に出力され
る。ヒストグラム演算部13−2は、入力されたデータ
を基に、ヒストグラムを作成し、マッチング判定部14
に出力する。
【0015】マッチング判定部14は、ヒストグラム演
算部13−1から出力されたヒストグラムと、ヒストグ
ラム演算部13−2から出力されたヒストグラムとを比
較することにより、類似度(マッチング度)を判定し、
その判定結果を、記憶部4または送受信部5に出力す
る。
【0016】画像処理装置1の動作について、図3のフ
ローチャートを参照して説明する。ここでは、記憶部4
に参照画像が既に所定枚数記憶されており、その参照画
像と、撮像部2で撮像された画像との類似度を算出する
場合を例にあげて説明する。また、撮像部2により撮像
された画像と、記憶部4に記憶されている画像は、演算
部3においては、同様の処理が施されるので、ここで
は、撮像部2により撮像された画像の処理について説明
する。
【0017】ステップS1において、量子化部11−1
は、量子化タップ(パターン)の形状を設定する。この
量子化タップの形状は、例えば、図4に示したように、
1つの画素を注目画素とし、その注目画素の上下左右方
向に位置する画素の、合計5画素からなる十字の形状で
ある。なお、注目画像の上下左右方向に位置する画素
は、注目画素に隣接する画素でも良いし、所定数の画素
を飛ばした位置に存在する画素でもよい。
【0018】量子化タップは、画像中の所定領域を走査
し、クラス分類する際に用いられるパターンである。そ
して、例えば、走査する方向が左上から右下にかけて行
われる場合、量子化タップは、初期位置として、左上に
設定される。そのため、量子化タップの水平方向の移動
量dhと垂直方向の移動量dvは、ステップS1において、
それぞれ初期値である0に設定される。
【0019】ステップS2において、量子化部11−1
は、設定した量子化タップの垂直方向の移動量dvが画像
データの垂直方向サイズV以下であるか否かを判断す
る。移動量dvが垂直方向サイズV以下であると判断され
た場合、ステップS3に進み、水平方向の移動量dhが画
像データの水平方向サイズH以下であるか否かが判断さ
れる。ステップS3において、移動量dhが水平方向サイ
ズH以下であると判断された場合、ステップS4に進
む。
【0020】ステップS4において、量子化部11−1
は、量子化処理を行う。図5は、量子化処理の詳細を説
明するフローチャートである。ステップS21におい
て、ダイナミックレンジDRが次式に従って算出され
る。 DR=MAX−MIN ・・・ (1) ここで、MAXは量子化タップ内の画素の画素値の最大
値であり、MINは量子化タップ内の画素の画素値の最
小値である。
【0021】ステップS22において、ダイナミックレ
ンジDRがしきい値Th1以下であるか否かが判断され
る。ダイナミックレンジDRがしきい値Th1以下では
ないと判断された場合、ステップS23に進む。ステッ
プS23において、しきい値Th2が、次式に従って算
出される。
【0022】ステップS24において、ステップS23
において算出されたしきい値Th2をしきい値として、
量子化タップ内の画素が量子化される。量子化が終了さ
れた場合、またはステップS22において、ダイナミッ
クレンジDRがしきい値Th1以下であると判断された
場合、図3のステップS5に進む。
【0023】ステップS5において、クラス分類部12
−1は、量子化部11−1から出力された量子化結果に
応じて、クラス番号の割り当てを行う。
【0024】図3のステップS4の量子化処理とステッ
プS5において行われるクラス番号の割り当てについ
て、図6を参照して説明する。図6(A)は、2進数で
量子化された量子化タップ内の量子化結果を示し、図6
(B)は、量子化タップ内の画素に割り当てられたクラ
スビットを示し、図6(C)は、この量子化タップに割
り当てられたクラス番号を示している。すなわち、図6
(B)に示した順に、図6(A)に示した量子化結果を
配列すると、図6(C)に示したクラス番号になる。
【0025】ステップS22において、ダイナミックレ
ンジDRがしきい値Th1以下であると判断され、ステ
ップS5の処理に来た場合、クラス番号は、00000
が割り当てられる。
【0026】このようにして、量子化され、クラス番号
が割り当てられたら、図3のステップS6に進み、水平
方向の移動量dhの値が1だけインクリメントされ、ステ
ップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0027】一方、ステップS3において、水平方向の
移動量dhが画像データの水平方向サイズH以下ではない
と判断された場合、ステップS7に進む。ステップS3
からステップS7に進む場合は、画像データの右端まで
量子化タップが移動した場合であるので、次のラインの
左端まで量子化タップを移動させるために、ステップS
7においては、垂直方向の移動量dvが1だけインクリメ
ントされ、水平方向の移動量dhは0に設定される。この
ようにして設定された(移動された)量子化タップに対
して、ステップS2以降の処理が繰り返される。
【0028】ステップS2において、量子化タップの垂
直方向の移動量dvが、画像データの垂直方向サイズV以
下ではないと判断された場合、換言すると、1画像内の
全てのデータに対してクラス分類が終了されたと判断さ
れた場合、ステップS8に進む。ステップS8におい
て、ヒストグラム演算部13−1は、クラス分類部12
−1から出力されたクラス番号のデータに従って、ヒス
トグラムを作成する。作成されたヒストグラムは、マッ
チング判定部14に出力される。
【0029】記憶部4に記憶されている画像も、量子化
部11−2、クラス分類部12−2、およびヒストグラ
ム演算部13−2により、ステップS1乃至S8の処理
が施され、その画像のヒストグラムが、マッチング判定
部14に出力される(予め生成されたヒストグラムを記
憶部4に記憶させておき、それをマッチング判定部14
に供給するようにしてもよい)。
【0030】ステップS9において、マッチング判定部
14は、撮像部3により撮像された画像と、記憶部4に
記憶されている画像との類似度を算出する。類似度の算
出は、得られたヒストグラムの正規化相関を調べること
により行われる。正規化相関式の一例を以下に示す。
【数1】 この式(3)において、Rはリファレンスの画像(記憶
部4に記憶されている画像)を示し、Tはテスト画像
(撮像部2により撮像された画像)を示す。また、各ア
ルファベットの添え字は、画像内の画素の位置を示し、
上部の横線は、平均を表す。
【0031】式(3)により、類似度を算出する場合、
その値が1に近いほど、類似していることを示してい
る。ここでは、式(3)を用いて類似度を算出する。
【0032】ステップS10において、撮像部2により
撮像された1画像に対し、記憶部4に記憶されている全
ての画像との類似度が判定されたか否かが判断される。
ステップS10において、まだ類似度が判定されていな
い画像があると判断された場合、ステップS9に戻り、
その類似度が判定されていない画像との類似度が判定さ
れる。一方、ステップS10において、撮像部2により
撮像された1画像に対し、記憶部4に記憶されている全
ての画像との類似度が判定されたと判断された場合、ス
テップS11に進む。
【0033】ステップS11において、最大類似度がし
きい値Th3以下であるか否かが判断される。最大類似
度は、ステップS9において判定(算出)された値の中
で、最も1に近い値である。また、しきい値Th3は、
類似度の値がその値以下である場合は、類似していると
は判断しない値として設定されている。
【0034】ステップS11において、最大類似度がし
きい値Th3以下ではないと判断された場合、ステップ
S12に進み、その最大類似度であるとされた、記憶部
4に記憶されている画像が、撮像部2で撮像された画像
とマッチした画像として、判定される。一方、ステップ
S11において、最大類似度がしきい値Th3以下であ
ると判断された場合、ステップS13に進み、記憶部4
には、撮像部5により撮像された画像とマッチする画像
は記憶されていないと判定される。
【0035】このようにして、記憶部4に記憶されてい
る画像と撮像部2により撮像された画像との類似度を判
定するような画像処理装置1は、例えば、テレビ会議シ
ステムにおいて、参加者の顔の向きを測定する場合など
に用いられる。すなわち、記憶部4に、予め参加者のさ
まざまな角度から撮像された画像を、その画像が撮像さ
れたときの基準点からの角度と関連づけて記憶させてお
く。そして、撮像部2により撮像された参加者の画像
と、最も類似度が高い画像を、記憶部4に記憶されてい
る画像から、上述したような処理により、探し出すこと
により、参加者の向いている向きを判定することが可能
となる。参加者の向いている向きを判定することによ
り、例えば、その参加者が向いている方に位置するスピ
ーカからの発言の音量レベルを、他のスピーカからの発
言よりも高くするなどの処理を行うことができるように
なる。
【0036】ここで、上述した画像処理装置1の動作に
ついて、具体的な画像の例を挙げて説明する。まず、記
憶部4には、図7乃至図9の画像が記憶される。図7に
示した画像では、被写体は、撮像部2に向かって右側に
向いており、図8に示した画像では、被写体は、撮像部
2に向かって正面を向いており、図9に示した画像で
は、被写体は、撮像部2に向かって左側に向いている。
このような画像を、量子化部11−2は、図10(A)
に示したような量子化タップを用いて量子化し、クラス
分類部12−2は、図10(B)に示したように設定さ
れたクラスビットの割り当て規則を用いて、図10
(C)に示したように、量子化されたデータをクラスビ
ットの配置に従って配置することにより、クラス番号を
割り当てる。
【0037】なお、図10(A)に示した量子化タップ
では、注目画素の左右、それぞれ6画素離れた画素と、
さらにその画素から2画素離れた画素が用いられ、注目
画素の上下、それぞれ2画素離れた画素と、さらにその
画素から2画素離れた画素が用いられる。このような量
子化タップを用い、図10(B)に示したようにクラス
ビットを割り当て、その割り当てられた順(図10
(C)に示した順)に量子化タップ内の各画素の量子化
された結果を配列することにより、クラス番号が得られ
る。
【0038】このようにして得られた8ビットのクラス
番号を輝度情報に変換して得られた画像を、図11乃至
図13に示す。図11は、図7に示した画像に対応し、
図12は、図8に示した画像に対応し、図13は、図9
に示した画像に対応している。
【0039】図14は、横軸にクラス番号、縦軸にその
クラス番号の度数を示したクラスヒストグラムであり、
図7の右向きの画像に対応する。同様に、図15は、図
8に示した正面の画像に対応するヒストグラムであり、
図16は、図9に示した左向きの画像に対応するヒスト
グラムである。
【0040】図7乃至図9に示した画像が、記憶部4に
記憶されており、それぞれの画像は、量子化部11−
2、クラス分類部12−2、およびヒストグラム演算部
12−2の、各部により処理が施されることにより、そ
れぞれ、図14乃至図16に示したヒストグラムが得ら
れる。このようなヒストグラムが得られた状態で、図1
7に示した被写体の画像が、撮像部2により撮像され、
この画像と類似度が高い画像を、記憶部4に記憶されて
いる画像から探索する場合を考える。
【0041】図17に示した画像は、量子化部11−1
とクラス分類部12−1により、クラス番号が付けら
れ、そのクラス番号を輝度情報に変換して表すと、図1
8に示したような画像が得られる。そして、さらに図1
7に示した画像からヒストグラム演算部12−1により
得られるヒストグラムは、図19に示したようになる。
マッチング判定部14は、図19に示したヒストグラム
と、図14乃至図16に示したヒストグラムとを、順次
用いることにより、類似度を算出する。
【0042】例えば、式(3)を用いて、類似度を算出
した場合、図19に示したヒストグラムと図14に示し
たヒストグラムとの類似度は、0.951と算出され
る。同様に、図19に示したヒストグラムと図15に示
したヒストグラムとの類似度は、0.996と算出さ
れ、図19に示したヒストグラムと図16に示したヒス
トグラムとの類似度は、0.969と算出される。この
結果から、図17に示した画像(図19のヒストグラム
が得られた画像)は、図8に示した画像(図15に示し
たヒストグラムが得られた画像)と類似していると判定
される。
【0043】上述した実施の形態においては、量子化タ
ップを用いて、画像全体を走査したが、走査する画像を
所定のブロック(矩形状のタップ(パターン))に分割
し、その分割されたブロック毎に、クラス番号を付ける
ようにしてもよい。そのような場合の画像処理装置1の
動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。
【0044】まず前提として、処理する画像は、図21
に示したように、四角形(立方体)が画面中央よりやや
上部に存在する画像とし、この画像は、撮像部2で撮像
された画像とする。また、記憶部4には、この画像の被
写体(立方体)が別の角度から撮像された複数の画像が
記憶されているものとする。
【0045】ステップS31において、量子化部11−
1は、撮像部2から入力された画像をN×Mのブロック
に分割する。図22は、図21に示した画像を、4×5
(N=4,M=5)に分割した例を示している。ステッ
プS32において、処理対象のブロックがN=1,M=
1のブロック、すなわち、左上に位置するブロック11
に設定される。
【0046】ステップS32において設定されたブロッ
ク11に対し、ステップS33において、量子化処理が
行われる。このステップS33の量子化処理は、図3の
ステップS4の量子化処理(図5のフローチャートの処
理)と同様の処理であるので、その説明は省略する。た
だし、ステップS33で行われる量子化処理では、量子
化タップは用いられず、ブロック内の全画素が処理対象
となる。従って、図5のステップS21で行われるダイ
ナミックレンジDRの算出に用いられるMAXは、処理
対象とされているブロック内の画素の画素値の最大値で
あり、MINは処理対象とされているブロック内の画素
の画素値の最小値である。
【0047】ステップS34において、量子化処理され
たブロックに対し、クラス番号が割り当てられる。この
クラス番号の割り当ては、処理対象とされているブロッ
クの画像の性質に応じて1対1に決定されるクラス番号
が割り当てられる。例えば、画像の性質としては、ブロ
ック内に角が存在する角クラス、ブロック内に辺が存在
する辺クラスなどがある。
【0048】図22に示した画像例では、ブロック1
2,14,32,34の4つのブロックが角クラスに分
類され、ブロック13,22,24,33の4つのブロ
ックが辺クラスに分類される。処理対象のブロックが角
クラス、辺クラス、またはその他のクラスの、いずれの
クラスに分類されるのかを、クラス分類部12−1は、
量子化されたデータから判定し、その判定に応じたクラ
ス番号を、そのブロックに付ける。
【0049】ステップS35において、クラス番号が付
けられていないブロックが存在するか否かが判断され
る。例えば、処理対象のブロックが、左上から右下にか
けて移動される場合、ステップS35における処理は、
処理対象のブロックがブロック45であったか否かを判
断する処理であり、その判断結果が、ブロック45では
ないという判断だった場合、ステップS36に進む。ス
テップS36において、いま処理したブロックの次のブ
ロックが、処理対象のブロックに設定され、ステップS
33以下の処理が繰り返される。
【0050】一方、ステップS35において、クラス番
号が付けられていないブロックは存在しないと判断され
た場合、ステップS37に進む。ステップS37以降の
処理は、図3のステップS8以降の処理と同様の処理な
ので、その説明は省略する。
【0051】このように、複数のブロックに分割し、そ
れぞれのブロック対して、クラス番号を付けるようにす
ると、そのブロックの境界線の設定により、同一の画像
に対して得られるヒストグラムが異なるといったことが
考えられる。すなわち、図23に示したように、被写体
である四角形の辺が、ちょうどブロックの境界線と重な
ってしまった場合、ブロック33の1つのブロックだけ
が角クラスに分類され、ブロック23,32の2つのブ
ロックが辺クラスに分類されることになる。このように
分類されると、得られるヒストグラムは異なるので、た
とえ、図21に示した四角形と図23に示した四角形と
が、同一方向を向いていたとしても、類似性がないと判
断され、その結果、同一方向を向いているとは判断され
ないことになる。
【0052】換言すると、上述した実施の形態では、被
写体の移動の情報を取得することはできるが、被写体の
向いている方向を検出する、または同一の被写体である
か否かを判断するといった点から考えると、上述したよ
うな理由から好ましくない。このような不都合を解消す
るために、ブロックの境界線を変え、その都度得られる
ヒストグラムを足し込むようにする。そのような処理を
行う画像処理装置1の動作について、図24のフローチ
ャートを参照して説明する。前提として、図23に示し
たような位置に被写体が位置する画像が撮像された場合
を例に挙げて説明する。
【0053】ステップS51において、例えば、図23
に示したように、1つの画像が4×5の合計25個のブ
ロックに分割される。ステップS52において、処理対
象のブロックが左上に位置するブロック11に設定され
る。そして、このように分割された画像に対し、ステッ
プS53以降の処理が行われるわけだが、ステップS5
3乃至S56の処理は、図20のステップS33乃至S
36の処理と同様の処理なので、その説明は省略する。
【0054】ステップS55において、クラス番号が付
けられていないブロックが、画像内には存在しない判断
された場合、ステップS57に進む。ステップS57に
おいて、所定回数、ブロックの境界線が移動されたか否
かが判断される。所定回数、ブロックの境界線が移動さ
れていないと判断された場合、ステップS58に進む。
【0055】ステップS58において、ブロックの境界
線を所定量だけ移動し、新たに分割しなおされる。例え
ば、所定量として、1ブロックの半分の量が設定されて
いた場合、図25に示すように、水平方向と垂直方向の
ブロックの境界線が移動されて分割しなおされる。その
結果、1つの画像が5×6の合計30個のブロックに分
割される。このように分割されると、図25に示したよ
うに、異なる大きさのブロックに分割されることもある
が、ブロック毎に処理し、クラス番号を付けるので、ヒ
ストグラムを作成する上では、問題がない。換言すれ
ば、ブロックの分割の仕方はどのような大きさ、形でも
良い。
【0056】ステップS58において、画像が新たなブ
ロックに分割されたら、ステップS52に進み、それ以
降の処理が繰り返される。図25に示したように分割さ
れた場合、クラス分類は、ブロック22’,24’,4
2’,44’は角クラスに分類され、ブロック23’,
32’,34’,43’は辺クラスに分類される。この
ように、新たにブロックを切り直すことにより、図23
に示したような場合には検出されなかった角クラスや辺
クラスを検出することができる。
【0057】このように所定回数、ブロックの境界線を
移動させ、新たに分割することにより、得られたクラス
番号の結果は、ステップS59において、ヒストグラム
を作成するときに用いられる。このステップS59以下
の処理は、図3のステップS8以降の処理と同様の処理
なので、その説明は省略する。
【0058】上述した実施の形態における量子化処理に
おいて、しきい値Th1は予め設定された値とされ、し
きい値Th2は量子化タップ内またはブロック内の最小
値MINが用いられて算出されるようにした。しかしな
がら、しきい値Th1としきい値Th2の両方とも予め
設定された値としてもよい。また、上述した実施の形態
においては、ダイナミックレンジDRを量子化タップ内
またはブロック内の最大値MAXから最小値MINを減
算することにより算出していたが、量子化タップ内また
はブロック内の平均値から最小値を減算することにより
算出しても良い。
【0059】さらに、上述した実施の形態においては、
注目しているブロック内のみの最大値と最小値を用いて
ダイナミックレンジDRを算出するようにしたが、図2
6に示すように、注目ブロックの周辺のブロックも参照
し、その参照したブロックも含めたなかから画素の最大
値MAXと最小値MINを算出して、ダイナミックレン
ジDRを算出するようにしても良い。このようにダイナ
ミックレンジDRを算出するようにすると、より良好な
クラス分類を行うことが可能となる。
【0060】このように本発明においては、量子化タッ
プを用いて量子化、またはブロック毎に量子化すること
により、画像に適応した量子化を行い、その結果得られ
た特徴量をヒストグラムにしている。このため、対象物
(被写体)が画面内で移動した場合においても、同一対
象物で同一方向を向いている場合、同一のヒストグラム
が得られるため、対象物の移動に対するロバスト性が向
上する。
【0061】さらに、ヒストグラムを用いてマッチング
度を判定するとき、正規化相関式を用いているため、対
象物がズームしたり(カメラに対して前後に移動した
り)、得られる画像の解像度が変化した場合などにおい
ても、得られるヒストグラムでは、全クラス番号の度数
は全クラス同じ割合で変動し、形自体(度数のピークと
なる山や谷)は変化しない。従って、正規化後の相関値
で比較すると、ズームや解像度の変化を受けづらいとい
う特徴があり、さらに、テンプレートマッチングなどの
ように、対象物のズームなどに対応して、テンプレート
を縮小や拡大してマッチングする必要がないため、演算
量が少なくなるという特徴もある。
【0062】本明細書中において、上記処理を実行する
コンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒体に
は、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の他、イ
ンターネット、デジタル衛星などのネットワークによる
伝送媒体も含まれる。
【0063】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像処理
装置、請求項5に記載の画像処理方法、および請求項6
に記載の提供媒体によれば、クラス分類された画像を基
に、ヒストグラムを作成し、対処画像のヒストグラム
と、参照画像のヒストグラムとを用いて類似度を判定す
るようにしたので、被写体の画像内の位置が変化したり
解像度が変化したりした場合においても、画像認識する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】演算部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】画像処理装置の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】量子化タップを説明する図である。
【図5】量子化処理の詳細を説明するフローチャートで
ある。
【図6】クラス番号の割り当てについて説明する図であ
る。
【図7】参照用画像として記憶部に記憶されている画像
をディスプレイ上に表示させた場合の表示例を示す中間
調画像の写真である。
【図8】参照用画像として記憶部に記憶されている他の
画像をディスプレイ上に表示させた場合の表示例を示す
中間調画像の写真である。
【図9】参照用画像として記憶部に記憶されているさら
に他の画像をディスプレイ上に表示させた場合の表示例
を示す中間調画像の写真である。
【図10】クラス番号の割り当てを説明する図である。
【図11】図7で示した画像に対して割り当てられたク
ラス番号を輝度で表した場合の画像をディスプレイ上に
表示させた場合の表示例を示す中間調画像の写真であ
る。
【図12】図8で示した画像に対して割り当てられたク
ラス番号を輝度で表した場合の画像をディスプレイ上に
表示させた場合の表示例を示す中間調画像の写真であ
る。
【図13】図9で示した画像に対して割り当てられたク
ラス番号を輝度で表した場合の画像をディスプレイ上に
表示させた場合の表示例を示す中間調画像の写真であ
る。
【図14】図7の画像に対応するヒストグラムである。
【図15】図8の画像に対応するヒストグラムである。
【図16】図9の画像に対応するヒストグラムである。
【図17】撮像部で撮像された画像をディスプレイ上に
表示させた場合の表示例を示す中間調画像の写真であ
る。
【図18】図17で示した画像に対して割り当てられた
クラス番号を輝度で表した場合の画像をディスプレイ上
に表示させた場合の表示例を示す中間調画像の写真であ
る。
【図19】図17の画像に対応するヒストグラムであ
る。
【図20】画像処理装置の他の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図21】撮像部に撮像される画像を示す図である。
【図22】撮像された画像をブロックに分割した例を示
す図である。
【図23】ブロックの境界線と被写体の辺とが重なった
場合を示す図である。
【図24】画像処理装置のさらに他の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図25】図23に示した画像を再分割した場合の画像
を示す図である。
【図26】ダイナミックレンジの算出の仕方を説明する
図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置, 2 撮像部, 3 演算部, 4
記憶部, 5 送受信部, 11 量子化部, 12
クラス分類部, 13 ヒストグラム演算部, 14
マッチング判定部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA30 DB03 DB06 5L096 AA06 BA20 CA02 FA35 JA03 JA11 9A001 BB03 EE05 HH15 HH21 HH24 JJ23 KK42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理の対象画像を取り込む取り込み手段
    と、 前記対象画像に対応する複数の参照画像を記憶する記憶
    手段と、 前記取り込み手段により取り込まれた対象画像または前
    記記憶手段により記憶されている参照画像を量子化する
    量子化手段と、 前記量子化手段により量子化された画像をクラス分類す
    る分類手段と、 前記分類手段により分類された画像を基に、ヒストグラ
    ムを作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された、前記取り込み手段によ
    り取り込まれた対象画像から得られたヒストグラムと、
    前記記憶手段に記憶されている参照画像から得られたヒ
    ストグラムとを用いて類似度を判定する判定手段とを備
    えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記量子化手段は、所定のパターンを設
    定し、前記パターン内に存在する画素値の最大値と最小
    値との値から算出したしきい値を用いて量子化処理を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、正規化相関式を用い
    て、類似度を判定することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記パターンは、ブロックであり、前記
    ブロックの境界線は移動されることを特徴とする請求項
    2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 処理対象の対象画像を取り込む取り込み
    ステップと、 前記対象画像の複数の参照画像を記憶する記憶ステップ
    と、 前記取り込みステップで取り込まれた対象画像または前
    記記憶ステップで記憶されている参照画像を量子化する
    量子化ステップと、 前記量子化ステップで量子化された画像をクラス分類す
    る分類ステップと、 前記分類ステップで分類された画像を基に、ヒストグラ
    ムを作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成された、前記取り込みステップ
    で取り込まれた対象画像から得られたヒストグラムと、
    前記記憶ステップで記憶されている参照画像から得られ
    たヒストグラムとを用いて類似度を判定する判定ステッ
    プとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 処理対象の対象画像を取り込む取り込み
    ステップと、 前記対象画像の複数の参照画像を記憶する記憶ステップ
    と、 前記取り込みステップで取り込まれた対象画像または前
    記記憶ステップで記憶されている参照画像を量子化する
    量子化ステップと、 前記量子化ステップで量子化された画像をクラス分類す
    る分類ステップと、 前記分類ステップで分類された画像を基に、ヒストグラ
    ムを作成する作成ステップと、 前記作成ステップで作成された、前記取り込みステップ
    で取り込まれた対象画像から得られたヒストグラムと、
    前記記憶ステップで記憶されている参照画像から得られ
    たヒストグラムとを用いて類似度を判定する判定ステッ
    プとを含む処理を画像処理装置に実行させるコンピュー
    タが読みとり可能なプログラムを提供することを特徴と
    する提供媒体。
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